JP3932043B2 - Ip通信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、IP(インターネットプロトコル)網をデータの伝送路として用い、音声データ、画像データ、テキストデータなど各種通信データの伝送を行う、IP通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の通話用電話機を有するG3ファクシミリ装置では、手動でファクシミリ送信を行う場合、最初に電話をかけて相手と通話をし、その後にスタートキーを押下して、ファクシミリ送信に切り替える動作をしていた。しかし、通話中にファクシミリ送信したり、ファクシミリ送信中に通話することができなかった。
【0003】
このような問題を解消するための通信装置として、特許文献1に開示されているような通信装置がある。この通信装置は、IP(インターネットプロトコル)による通信(以下「IP通信」という。)を利用して複数の通信コネクション、具体的にはIP電話通信とITU−T勧告T.38に準拠したIPファクシミリ通信、を同時に確立することにより、IPファクシミリの送受信をしながら通話をしたり、通話をしながらIPファクシミリの送受信を行うことを可能としたものである。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−101256号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、複数の通信相手先同士を接続させて、自装置を含めた3者以上の間で同時にIP通信を行うことができるIP通信装置は、未だ市場に提供されていない。
【0006】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、複数の通信相手先同士を接続させて、自装置を含めた3者以上の間で同時にIP通信を行うことができるIP通信装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の通信端末装置は、IP網を通じて同時に複数の相手先とパケット通信を行うIP通信装置であって、受信パケットに含まれる特定情報に基づいて、入力されたデータが音声通信に係るデータであるかデータ通信に係るデータであるかを判断し、音声通信に係るデータをIP電話通信部に出力し、データ通信に係るデータをIPファクシミリ通信部へ出力する受信データ分別部を備え、前記IP電話通信部は、前記受信データ分別部から入力された音声通信に係るデータの解析及び復号処理を行って、ハンドセットのスピーカにアナログ音声データとして出力する受信音声データ処理部と、ハンドセットから入力されるアナログ音声データを符号化、パケット化、前記特定情報の付加を行ってIP網インターフェース部に出力する送信音声データ生成部を備え、前記IPファクシミリ通信部は、前記受信データ分別部から入力されたデータ通信に係るデータの解析及び復号処理を行って、画データを記録紙上に記録する記録部に出力する受信データ処理部と、原稿の読取部で読み取ったデータ又はクライアントPCから入力されたデータを符号化、パケット化、前記特定情報の付加を行ってIP網インターフェース部に出力する送信データ生成部を備え、音声通信による同時通話を行っている複数の相手先から選択した相手先と、前記複数の相手先との同時通話の音声通信を行いつつ、同時に、データ通信を行うことが可能であるとともに、第1のIP通信接続を確立して複数の相手先と音声通信による同時通話及び/又はデータ通信による同報送信を行いつつ、同時に、前記第1のIP通信接続と独立した第2のIP通信接続を確立して、音声通信による同時通話及び/又はデータ通信による同報送信を行っている前記複数の相手先以外の相手先と音声通信及び/又はデータ通信を行うことが可能であることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態に係るIP通信装置として、IP通信機能、G3ファクシミリ通信機能等を備えた複合機型のIP通信装置を例に挙げて図面に基づき説明する。図1にIP通信装置1の構成例を示す。すなわち、IP通信装置1は、CPU(中央処理装置)2、RAM(ランダムアクセスメモリー)3、ROM(リードオンリーメモリー)4、コーデック5、モデム6、NCU(ネットワークコントロールユニット)7、読取部8、記録部9、表示部10、操作部11、LANインターフェース12及びハンドセット13を備えたものであって、各部2乃至13は通信可能にバス14によって接続されている。
【0011】
CPU2は、ROM4に格納されたプログラムに従って、このIP通信装置1を構成する各部を制御する。RAM3は、画データ、各種設定情報、プログラムの実行に際して発生する諸情報等を記憶する記憶部として機能する。ROM4は、CPU2によりこのIP通信装置1の各部の動作が制御されるための各種プログラムを記憶している。
【0012】
コーデック5は、画データを送信のためにMH、MR、MMR方式等により符号化し、受信した画データを復号する。また、電子メール添付ファイル形式として一般的に利用されている画像フォーマットであるTIFF(Tagged Image File Format)形式にも対応して符号化、復号する。
【0013】
モデム6は、例えばITU−T(国際電気通信連合)の勧告V.34規格又はこれと同様のものに従った送受信データの変調及び復調を行う。NCU7は、電話回線を制御して電話をかけたり切ったりする回線網制御装置でありPSTN(公衆交換電話網)に接続されている。
【0014】
読取部8は、原稿の画データを読み取って、白黒2値化した画データを出力する。記録部9は、例えば電子写真方式のものからなり、受け取った画データ等を記録紙上に記録する。
【0015】
表示部10は、例えば操作部11に並設されたLCD(Liquid Crystal Display)からなり、各種の画面情報を表示する。操作部11は、電話番号、メールアドレス等の各種情報を入力する入力キー、送信開始指示を行うためのスタートキー11aなどを具備する。オペレータによる各種操作はこの操作部11から行われる。
【0016】
LANインターフェース12は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)15とIP通信装置1と通信可能に接続するインターフェースである。LAN15には、クライアントPC16が設置されており、クライアントPC16からIP通信装置1が有する各種機能を利用することができる。また、LAN15には、ルータ18が設置されており、IP通信装置1は、ルータ18、インターネット等を通じて他のIP通信装置(不図示)と後述する各種のIP通信を行うことができる。
【0017】
ハンドセット13は、IP電話又は公衆網用電話によりオペレータが通話するための受話器等によって構成されている。
【0018】
上記構成を備えるIP通信装置1は、IP電話による音声通信機能とIPファクシミリ通信によるデータ通信機能の2つのIP通信機能を有する。そして、これらIP通信機能により、同時に複数の相手先と通信を行い、なお且つ、各相手先毎に1以上のIP通信を確立することができるようになっている。なお、本明細書においては、音声通信を除くデータの通信のことをデータ通信というものとする。
【0019】
このように同時に複数の相手先と各々1以上のIP通信を行うためにIP通信装置1が上記したようなハードウエア構成上で形成する機能ブロックを図2に示す。すなわち、IP通信装置1は、IP網インターフェース部21、受信データ分別部22、IP電話通信部23、IPファクシミリ通信部24を形成し、これらによって、IP網を通じて複数の相手先と各々1以上の音声通信及びデータ通信を同時に行うことができる。
【0020】
IP網インターフェース部21は、IP網、すなわち、インターネット又はイントラネットとのインターフェースであり、LANインタフェース12等によって形成される。このIP網インターフェース部21は、通信コネクションを通じてIP網から供給されるTCP/IPパケットを受信データ分別部22に出力する。
【0021】
受信データ分別部22は、入力されたデータを解析して音声通信に係るデータ(以下「音声データ」ともいう。)をIP電話通信部23へ、データ通信に係るデータをIPファクシミリ通信部24へ分別出力する。音声通信に係るデータかデータ通信に係るデータかの判断は、受信パケットに含まれる音声通信に係るものであるか、データ通信に係るものであるかを示す特定情報に基づき判断される。かかる特定情報は、IP通信装置1がIP送信する際にアプリケーションによって各パケットに付加するものである。したがって、かかる特定情報を付加することができるIP通信装置同士で通信を行う場合にかかる分別出力が可能となる。
【0022】
IP電話通信部23は、受信データ分別部22から入力された音声データの解析及び復号処理等を行って、ハンドセット13のスピーカにアナログ音声データを出力する受信音声データ処理部25と、ハンドセット13から入力されるオペレータの話し声のアナログデータを符号化、パケット化処理、前記特定情報の付加等を行って、IP網インターフェース部21に出力する送信音声データ生成部26とからなる。なお、送信音声データ生成部26からのデータの出力は、音声データの送出遅延防止をデータの欠落より優先して行う。
【0023】
IPファクシミリ通信部24は、受信データ分別部22から入力された受信データの解析及び復号処理等を行って、記録部9(配信する場合には配信先であるクライアントPC16等)に出力する受信データ処理部27と、読取部8で読み取ったデータやクライアントPC16から入力されたデータを符号化、パケット化、前記特定情報の付加等を行って、IP網インターフェース部21に出力する送信データ生成部28とからなる。なお、送信データ生成部28からのデータの出力は、送信音声データ生成部26と異なり、データの品質を送出遅延防止より優先して行う。
【0024】
このようなIP通信装置1によれば、同時に複数の相手先とIP通信を確立することができ、なお且つ、各相手先毎に1又は複数のIP通信を確立することができる。したがって、1の相手先とIP電話により音声通信を行いながら、同相手先にIPファクシミリにより原稿を送信したり、同時に複数の相手先とIP電話による通話や同時にIPファクシミリによる原稿の同報送信を行うことができる。
【0025】
次に、IP通信装置1同士の間で行われる通信手順について、図3乃至図8に基づいて説明する。なお、後に詳述する通信手順において実行される各IP通信装置1の処理動作は、各IP通信装置1のROM4に格納された制御プログラムに基づいてCPU2が発行する命令に従って行われる。また、説明の便宜上、以下においては、最初にデータ通信の発信側若しくは音声通信の発呼側となるIP通信装置1をIP通信装置1Aといい、相手先となるIP通信装置1を第1の相手先IP通信通信装置1B、第2の相手先IP通信装置1C、第3の相手先IP通信装置1Dなどという。また、以下に説明する音声通信又はデータ通信はIPによる音声通信又はデータ通信のことを指す。
【0026】
図3に示すように、IP通信装置1Aが第1の相手先IP通信装置1Bと音声通信又はデータ通信を行っている(S1)。このとき、IP通信装置1Aにおいて、オペレータにより第2のIP通信装置1Cの宛先情報(IP電話番号、メールアドレス、IPアドレス等)を指定した通信開始操作がなされると、IP通信装置1Aは第2の相手先IP通信装置1Cと音声通信又はデータ通信を確立する(S2)。
【0027】
さらに、IP通信装置1Aにおいて、オペレータの所定操作により、通信中の第1及び第2のIP通信装置1B、1Cのうちの一方に対し、他方のIP通信装置1B又は1Cとの通信開始の指示として、接続を促す情報及び当該他方のIP通信装置1B又は1Cの宛先情報(メールアドレス、IP電話番号、IPアドレス等)が送信される(S3)。なお、図3は、通信開始の指示が第2の相手先IP通信装置1Cに対してなされた場合を例示している。
【0028】
通信開始の指示を受けた前記一方のIP通信装置1B又は1Cは、前記他方のIP通信装置1C又は1Bと音声通信又はデータ通信を確立する(S4)。この結果、3つのIP通信装置1A乃至1Cは、3者間で音声通信又はデータ通信を行うことができる。
【0029】
ここで、前記S3及びS4におけるIP通信装置1Aと前記一方の相手先IP通信装置1B又は1Cとの間で行われる処理動作を図4に示すフローチャートに基づいて説明する。前記S2の状態において、IP通信装置1Aで、オペレータにより通信中の一方の相手先IP通信装置1B又は1Cと他方のIP通信装置1C又は1Bを接続させるための所定操作がなされると(S101)、IP通信装置1Aは、図5に示すような画面情報Mを表示部10に表示する(S102)。この画面情報Mは、図示するように、操作説明文M1、選択欄M2乃至M4からなる。選択欄M2及びM3には、現在IP通信中の全ての相手先IP通信装置1B、1Cの宛先情報がそれぞれ表示され、カーソルC1、C2の配置操作によって通信開始指示を与える相手先とその接続先をそれぞれ選択指定することができるようになっている。また、選択欄M4には、2種類の通信種別(音声通信とデータ通信)が表示され、通信開始を指示する相手先IP通信装置とその接続先との間で行わせる通信種別をカーソルC3の配置操作によって選択指定することができるようになっている。なお、IP通信装置1は、IP通信中の全ての相手先の宛先情報をRAM3に記憶しており、その宛先情報が読み出されて上記した相手先IP通信装置の相手先情報として前記画面情報Mに表示されるようになっている。
【0030】
画面情報M上から通信開始指示を与える相手先、その接続先及び通信種別がカーソルC1乃至C3により選択されると、IP通信装置1Aはこれらを受付けて(S103)、選択された通信開始指示を与える相手先1B又は1Cに対して、選択された接続先1C又は1Bとの接続を促すための情報及びその接続先の宛先情報を送信する(S104)。ここで、接続を促すための情報としては、それを受信した相手先IP通信装置が当該情報を他の情報と識別できるもの、例えば特定のコマンドなどであればよい。また、接続を促すための情報と接続先の宛先情報と一体的な情報であってもよい。例えば、通信種別として音声通信が選択された場合は、音声通信による接続を促すための情報を「Telconnection:」とし、これと接続先の宛先情報「0500001234」等を組み合わせたものをデータ通信により送信する。また、通信種別としてデータ通信が選択された場合は、データ通信による接続を促すための情報を「Faxconnection:」とし同じくこれと接続先の宛先情報「0500001234」等を組み合わせたものをデータ通信により送信する。そして、相手先IP通信装置が受信データから「Telconnection:」又は「Faxconnection:」を検出した場合に、それを音声通信又はデータ通信による接続を促すための情報であると判断し、その後続く情報を接続すべき相手先の宛先情報であるとみなす処理をする。なお、通信装置1Aが前記通信開始指示を行う際に、通信中である相手先IP通信装置1B又は1Cとの通信種別を判断し、それが音声通信であると判断した場合には、前記通信開始指示として、常にデータ通信による接続を促すための情報を送信するようにしてもよい。そうすることにより、例えば上記した画面情報Mでの通信種別の選択操作を省くことが可能となり、操作の容易化が図られる。
【0031】
前記S104の送信が行われ、相手先IP通信装置1B又は1Cが接続を促すための情報及び接続先の宛先情報を受信すると(S105)、受信した宛先情報の相手先IP通信装置1C又は1Bに対してIP通信の接続を要求し(S106)、IP通信の接続を確立する(S107)。
【0032】
以上の説明では、3つのIP通信装置1が相互にIP通信を確立し、3者間で音声通信又はデータ通信を行うための手順を説明したが、IP通信装置1Aがさらに他のIP通信装置1とIP通信の接続を確立して上記した通信開始指示を与えれば4者以上の間でIP通信をすることができる。
【0033】
例えば、図6に示すように、前記S4の状態から、IP通信装置1Aのオペレータにより第1及び第2の相手先IP通信装置1B、1C以外のIP通信装置1である第3のIP通信装置1Dの宛先情報を指定した通信開始操作がなされると、IP通信装置1Aは第3の相手先IP通信装置1Dと音声又はデータ通信による接続を確立する(S5)。
【0034】
そして更に、IP通信装置1Aにおいて、オペレータの所定操作により、第3のIP通信装置1Dに対し、第1及び第2のIP通信装置との通信開始指示として、接続を促す情報並びに第1及び第2のIP通信装置1B、1Cの宛先情報が送信される(S6)。そして、通信開始指示及び第1及び第2のIP通信装置1B、1Cの宛先情報を受信した第3のIP通信装置1Dは、第1及び第2のIP通信装置1B、1Cと音声通信又はデータ通信を確立する(S7)。この結果、4つのIP通信装置1A乃至1Dは、4者間で音声通信又はデータ通信を行うことが可能となる。
【0035】
なお、上記実施の形態では、IP通信装置1同士は各相手先と各々1つのIP通信接続を確立しているが、IP通信装置1によれば、同じ相手先のIP通信装置1と複数のIP通信を確立することも可能であることから、例えば図7に示すように、IP通信装置1A、第1の相手先IP通信装置1B及び第2の相手先IP通信装置1Cの3者間で音声通信をしているときに(S51)、IP通信装置1Aと第2の相手先IP通信装置1Cとの間でIPファクシミリによる原稿データの送信(データ通信)を行うことができる(S52)。つまり、3者間でのコミュニケーションを続けながら必要に応じて原稿等データ送信を何れかの相手先に対して行うことができる。
【0036】
上記実施の形態では、各IP通信装置1が他のIP通信装置の全てと漏れなくIP通信の接続を確立した場合について説明した。しかし、接続させる相手先IP通信装置同士は、IP通信装置1Aから任意に選択することができるので、例えば図8に示すように、3機(4機以上でもよい)のIP通信装置1A乃至1Cにおいて、前記S1乃至S4の手順を実行して3者間(4者間以上でもよい)のIP通信接続Xを確立し(S61)、IP通信装置1Aとさらに同じIP通信接続Xを確立した他のIP通信接続XのIP通信装置1Eとを接続して複数の独立した3者間(4者間以上でもよい)のIP通信接続を確立することができる(S62)。かかるIP通信の接続状態においては、一方のIP通信装置1A、第1の相手先IP通信装置1B及び第2の相手先IP通信装置1Cと他方のIP通信装置1E、第1の相手先IP通信装置1F及び第2の相手先IP通信装置1Gとの間で通信が確立されていないので、一方の3者間でのIP通信の内容は他方の3者のユーザに知られることがない。したがって、例えば2つの会社でIP電話による会議、打合せ等をする場合にIP通信接続Xを双方の会社に確立すれば、一方の会社内でした会話が相手の会社に聞かれることがないのでそのような場合にメリットがある。
【0037】
以上の説明から明らかなように、本実施の形態に係るIP通信装置1によれば、複数の通信相手先IP通信装置同士をIP通信により接続させて、自装置1を含めた3者以上の間で同時にIP通信を行うことができる。
【0038】
【発明の効果】
請求項1記載のIP通信装置によれば、複数の相手先をIP通信により接続させて、自装置を含めた3者の間で同時にIP通信を行うことができる。
【0039】
請求項2記載のIP通信装置によれば、複数の相手先をIP通信により接続させて、自装置を含めた3者以上の間で同時にIP通信を行うことができる。
【0040】
請求項3記載のIP通信装置によれば、通信種別の選択操作を省くことが可能となり、オペレータが行う操作の容易化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るIP通信装置の構成例及び該IP通信装置が設置されるネットワークの構成例を示した図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るIP通信装置が形成する機能ブロックを示した図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る3つのIP通信装置が3者間でIP通信を確立するために実行する通信の手順を示した図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るIP通信装置が通信開始を指示する際の処理動作を示したフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態に係るIP通信装置が通信開始を指示する際に表示部に表示する画面情報の一例を示した図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る4つのIP通信装置が4者間でIP通信を確立するために実行する通信の手順を示した図である。
【図7】3者間で音声通信中の3つのIP通信装置のうち、1のIP通信装置から他の1のIP通信装置にデータ送信がされる場合を示した図である。
【図8】3者間のIP通信接続を複数形成した場合を示した図である。
【符号の説明】
M 画面情報
1、1A乃至1G IP通信装置
2 CPU
3 RAM
4 ROM
21 IP電話通信部
24 IPファクシミリ通信部

Claims (1)

  1. IP網を通じて同時に複数の相手先とパケット通信を行うIP通信装置であって、
    受信パケットに含まれる特定情報に基づいて、入力されたデータが音声通信に係るデータであるかデータ通信に係るデータであるかを判断し、音声通信に係るデータをIP電話通信部に出力し、データ通信に係るデータをIPファクシミリ通信部へ出力する受信データ分別部を備え、
    前記IP電話通信部は、前記受信データ分別部から入力された音声通信に係るデータの解析及び復号処理を行って、ハンドセットのスピーカにアナログ音声データとして出力する受信音声データ処理部と、ハンドセットから入力されるアナログ音声データを符号化、パケット化、前記特定情報の付加を行ってIP網インターフェース部に出力する送信音声データ生成部を備え、
    前記IPファクシミリ通信部は、前記受信データ分別部から入力されたデータ通信に係るデータの解析及び復号処理を行って、画データを記録紙上に記録する記録部に出力する受信データ処理部と、原稿の読取部で読み取ったデータ又はクライアントPCから入力されたデータを符号化、パケット化、前記特定情報の付加を行ってIP網インターフェース部に出力する送信データ生成部を備え、
    音声通信による同時通話を行っている複数の相手先から選択した相手先と、前記複数の相手先との同時通話の音声通信を行いつつ、同時に、データ通信を行うことが可能であるとともに、第1のIP通信接続を確立して複数の相手先と音声通信による同時通話及び/又はデータ通信による同報送信を行いつつ、同時に、前記第1のIP通信接続と独立した第2のIP通信接続を確立して、音声通信による同時通話及び/又はデータ通信による同報送信を行っている前記複数の相手先以外の相手先と音声通信及び/又はデータ通信を行うことが可能であることを特徴とするIP通信装置。
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