JP3929804B2 - 希望曲に関連したメッセージをカラオケホスト装置から取り寄せて演奏時に出力するカラオケ演奏端末 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は通信カラオケシステムに関し、より具体的には映像や音声を含むAVメッセージデータを送受信するための通信カラオケシステムとカラオケホスト装置およびカラオケ演奏端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
多数のカラオケ演奏端末とカラオケ事業者が運営するカラオケホスト装置とが通信回線で接続された通信カラオケシステムは、ホスト装置に蓄積されたカラオケデータを各カラオケ演奏端末に配信し、各カラオケ演奏端末がこのカラオケデータを処理してカラオケ楽曲の伴奏音楽と歌詞画像をスピーカとディスプレイに出力する。さらに、各端末にて生成記録している演奏楽曲の利用状況などの稼働ログをホスト装置が集信して処理することで、人気カラオケ楽曲のランキング発表など各種データサービスを行うことができる。
【0003】
ここで、カラオケホスト装置をメールサーバ機能を有するホストコンピュータに、カラオケ演奏端末を電子メールを送受するためのパーソナルコンピュータに置き換えたとき、その利用形態をのぞけばほぼ同じ構成を採用していることがわかる。そのため、通信カラオケシステムを利用してカラオケ演奏端末間で電子メールをやりとりすることが考えられる。
【0004】
しかし、通信カラオケシステムの各構成要素はテキスト主体の一般的な電子メールを作成して送受信するための機能を十分に備えているとは言えず、通信カラオケシステムをそのまま電子メールシステムに転用するのは困難であった。そこで本出願人は、電子メールとして符号化した映像や音声を含むメッセージを送受信する通信カラオケシステム、カラオケホスト装置およびカラオケ演奏端末を先に発明した(特願平9−308504)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した先の発明も含め、通常、電子メールはある差出人が特定の受取人に宛てて送信されている。このような電子メールの利用形態は、知らせたい情報を知らせたい人に確実に届けるためには有効である。
【0006】
一方、思わぬ出会いを期待して受取人不定の電子メールも考えられる。しかし、この場合はそのメールを受け取った人が差出人と共通の話題を持っているという可能性は薄い。むしろ、受け取った人にとっては「迷惑なメール」となりかねない。
【0007】
ここで、先の発明を振り返ると、その利用形態という点では受取人を特定した通常の電子メールシステムと一致するが、カラオケという限られた条件の下で電子メールがやりとりされるということも着目に値する。これは、多種多様な一般の電子メールユーザよりもはるかに似通った嗜好を持った人たちの間で電子メールがやりとりされていることを意味する。しかも、同じ元歌歌手のカラオケ楽曲さらには同じカラオケ楽曲を歌う人同士であれば、共通する話題は多いはずである。したがって、このような人同士で電子メールをやりとりする機会を提供することができれば、思わぬ出会いや差出人と受取人の交友関係を結んでより大きな「友達の輪」を広げることが期待できる。
【0008】
そこで本発明は、通信カラオケシステムを電子メールシステムに転用したとき、不特定の受取人に宛てた電子メールがその差出人と共通する話題を持っている人に確実に配達されるようにするための通信カラオケシステムとその構成機器を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るカラオケ演奏端末は、つぎの事項(1)〜(9)により特定され、希望曲に関連したメッセージをカラオケホスト装置から取り寄せて演奏時に出力するものである。
(1)通信手段と、カラオケデータベースと、演奏手段と、操作入力手段と、制御手段と、記憶手段と、出力手段を備えたカラオケ演奏端末であること
(2)通信手段は、複数のメッセージデータを楽曲IDに関連付けして管理するカラオケホスト装置と通信可能とすること
(3)カラオケデータベースは、楽曲IDに対応付けたカラオケデータを格納すること
(4)演奏手段は、制御手段による演奏順番管理に従ってカラオケデータを演奏すること
(5)操作入力手段は、楽曲IDの特定に加えてメッセージ配達要求を付帯させた予約指示の入力が可能であること
(6)制御手段は、予約指示入力中の楽曲IDを待ち行列に登録して演奏順番を管理するとともに、予約指示入力中の楽曲IDにメッセージ配達要求が付帯している場合、第1〜第3処理を行うこと
(7)第1処理は、当該楽曲IDを含み、当該楽曲IDに関連付けされたメッセージデータを要求するメッセージ配達要求通知を作成してカラオケホスト装置に送信すること
(8)第2処理は、第1処理のメッセージ配達要求通知に応答してカラオケホスト装置からメッセージデータが送信されてきた際、当該メッセージデータを待ち行列における当該楽曲IDに対応付けて記憶手段に格納すること
(9)第3処理は、待ち行列における当該楽曲IDに演奏順番が回ってきた際、記憶手段から当該メッセージデータを読み出して出力手段により出力させること
【0012】
【発明の実施の形態】
===通信カラオケシステムの基本的な構成と動作===
<通信カラオケシステムの構成>
図1は、本発明の実施例における通信カラオケシステムの概略を示している。通信カラオケシステム1は従来と同様にカラオケホスト装置10と多数のカラオケ演奏端末100とが、電話回線50を介して接続されている。
【0013】
<カラオケホスト装置>
図2は、本実施例におけるカラオケホスト装置10とカラオケ演奏端末100の構成図を示している。カラオケホスト装置10は、カラオケ楽曲の伴奏音楽と歌詞画像を含むカラオケデータを多数蓄積したカラオケデータベース12を備え、内部にCPU、RAM、ROMを含むコンピュータ本体であるホスト制御部11が適宜なカラオケデータをこのカラオケデータベース12より取り出してモデム13を介して電話回線50に送出する。このようにして、各カラオケ演奏端末100にカラオケデータを配信する。
また、ホスト制御部11は各カラオケ演奏端末100からアップロードされた稼働ログなどの各種情報の処理も行う。その処理結果は情報サービスとして各カラオケ演奏端末100にダウンロードされる。
【0014】
<カラオケ演奏端末>
一方、カラオケ演奏端末100は、内部にCPU、RAM、ROMを備えた中央制御部101が周辺各構成部に対しデータバス170や制御バス180を介してデータ転送や制御信号の送出を行っている。中央制御部101は配信されたカラオケデータをモデム103を介して受け取ってハードディスク装置102に格納する。
【0015】
中央制御部101は、リモコン送信器112や操作パネル111などのユーザインタフェースから選曲情報が入力されると、適宜なカラオケデータをハードディスク装置102より取り出す。MIDIデータなどの伴奏音楽生成データはシンセサイザ120に順次転送され伴奏音楽が生成される。この伴奏音楽はミキシングアンプ121でマイクロホン123より入力された歌唱音声と混合されてスピーカ122に出力される。
【0016】
一方、カラオケデータ中の歌詞描出データはビデオRAM130に転送され、歌詞画像がビットマップ展開される。また、ビデオCDチェンジャ132からのMPEG1映像データがMPEGデコーダ140によってムード映像として復号/出力される。表示制御部131はこのムード映像に歌詞画像をスーパーインポーズしてディスプレイ133に出力する。
なお、上述した通信カラオケシステムはカラオケ演奏端末を使用して利用者が作成したメッセージをカラオケホスト装置を仲介として送受信できるメッセージ機能を備えている。次に、本実施例におけるメッセージ機能について説明する。
【0017】
===カラオケホスト装置におけるメッセージ仲介動作===
<メッセージ機能の概略>
本実施例において、通信カラオケシステムのネットワーク内を流通するメッセージは一般の電子メールのようなテキストを主体としたものではなく、音声情報や画像情報に楽曲IDを付帯させたAVメッセージデータ(以下、メッセージ)である。また、このメッセージは受取人を指定して差し出されるものではなく、差出人が指定したテーマ楽曲に基づいて所定の条件を満たした不特定の人が受け取れるようになっている。
【0018】
<楽曲プロパティとメッセージ管理庫>
カラオケホスト装置10はカラオケ演奏端末100からアップロードされたメッセージを格納するためのメッセージ管理庫14を備えている。このメッセージ管理庫14は、各カラオケ楽曲の楽曲IDをキーとして対応付けられている楽曲プロパティ毎に設定されている。楽曲プロパティとしては曲目の他に元歌歌手、作曲者や作詞者などがある。そして、この楽曲プロパティを各カラオケ楽曲に対応付けて管理するためにプロパティデータベース15が用意されている。なお、本実施例では元歌歌手と作曲者に該当するメッセージ管理庫14が設定されている。もちろんこれに限るものでもなく、例えば楽曲IDに対して元歌歌手だけなど一つの楽曲プロパティに該当するメッセージ管理庫を設定してもよいし、楽曲IDそのものを楽曲プロパティの一つとして扱ってもよい。
【0019】
<メッセージの格納>
ある差出人があるカラオケ楽曲をテーマ楽曲に指定して作成したメッセージをアップロードすると、ホスト制御部11はプロパティデータベース15を参照し、メッセージに付帯したテーマ楽曲のIDをキーとして楽曲のプロパティを検索する。そして、この楽曲プロパティに該当する全てのメッセージ管理庫14にメッセージを格納する。すなわち、メッセージを複製してテーマ楽曲の元歌歌手および作曲者に該当するメッセージ管理庫14に格納する。このとき、異なるメッセージ管理庫14内にある同じメッセージが識別できるように適宜な符号を付加しておく。なお、テーマ楽曲に対応づけられた複数の楽曲プロパティから1つのプロパティをランダムに選択するなどして該当するメッセージ管理庫に格納してもよい。
【0020】
<メッセージの配達>
メッセージ管理庫14内のメッセージはある条件を満たした人が受け取れることは上述した。以下、受取人の条件とその人へのメッセージの配達動作について説明する。
あるカラオケ演奏端末100を現に利用している人があるカラオケ楽曲をテーマ楽曲に指定してメッセージの受け取り要求を出すと、このテーマ楽曲のIDが付加されたメッセージ配達要求がカラオケホスト装置10に届く。ホスト制御部11はこの要求が指定するテーマ楽曲のプロパティ(元歌歌手、作曲者)を特定する。そして、特定した元歌歌手、作曲者の順で該当するメッセージ管理庫14をアクセスする。指定されたテーマ楽曲の元歌歌手に該当するメッセージ管理庫14内にメッセージがあれば、もっとも古い(先にアップロードされた)メッセージを取り出して配達要求を出したカラオケ演奏端末100へダウンロードする。この管理庫14内にメッセージがなければ、作曲者に該当するメッセージ管理庫14から最先のメッセージを取り出してダウンロードする。該当するどのメッセージ管理庫14にもメッセージがないときはその旨を通知する。なお、ダウンロードしたメッセージは他のメッセージ管理庫14内のものも含めて全て削除されるようにしている。このようにして、受取人を不特定にしても差出人と同じ話題を共有できる人にメッセージが配達されるのである。
【0021】
図3にアップロードされたメッセージとダウンロードされるメッセージの対応の一例を示した。(A)はメッセージのアップロード順(メッセージNo.)に指定されたテーマ楽曲とそれに対応する楽曲プロパティ(歌手、作曲者)を示している。これらのメッセージは(B)に示すように該当する各メッセージ管理庫に格納される。ここで(C)に示した順番でメッセージ配達要求(要求No.)がカラオケホスト装置に届くと、その要求が指定するテーマ楽曲に従って該当するメッセージ管理庫からメッセージ(メッセージNo.)がダウンロードされる。
【0022】
例えば、要求No.1はC曲を指定しているのでまずその歌手aに該当するメッセージ管理庫内の最先のメッセージ1が取り出される。また、要求No.10ではA曲を指定しているが、歌手aに該当する管理庫内のメッセージはそれまでの要求で全てダウンロードされているため管理庫内のメッセージは全て削除されている。そこで、次の楽曲プロパティである作曲者アに該当するメッセージ管理庫に残っている最先のメッセージNo.7が取り出される。
【0023】
なお、メッセージ管理庫やプロパティデータベースあるいはカラオケデータベースは異なる記憶装置や1つの記憶装置における異なる記憶領域によって区別してもよいし、識別符号やファイル属性などによって区別してもよい。楽曲IDをキーとしてメッセージや楽曲プロパティが管理されていればよい。
【0024】
===カラオケ演奏端末におけるメッセージの作成と送受信動作===
図2に従って、カラオケ演奏端末におけるメッセージ機能の動作について説明する。カラオケ演奏端末100は、通常の基本構成の他にCCDカメラ160とMPEGエンコーダ150を備えている。また、リモコン送信器112や操作パネル111にはメッセージの作成および配達を指示するための専用のメッセージ作成キーおよびメッセージ配達キーが設けられている。なお、専用キーをリモコン送信器112などに配設せずに所定のキーの組み合わせや、所定の数字などを対応付けることで同じ入力情報が送出されるようにしてもよい。
【0025】
<メッセージの作成>
本実施例において、メッセージを作成するためにはテーマ楽曲を指定してその楽曲を演奏予約をする。具体的にはリモコン送信器112などによってあるカラオケ楽曲の演奏予約用の楽曲番号を入力した後メッセージ作成キーを入力する。中央制御部101はこの入力情報を受け取ると、選曲指定されたカラオケ楽曲をテーマ楽曲として演奏予約する。また、メッセージの作成タイミングは、テーマ楽曲が演奏される直前とし、メッセージの収録時間は一定としている。もちろん、利用者がメッセージの作成タイミングや収録時間を所定時間内で自由に指定したり、テーマ楽曲を演奏させずにメッセージだけを作成することも可能である。重要な点は、メッセージにテーマとなる楽曲が対応づけらていることである。
【0026】
中央制御部101は予約順に従ってあるカラオケ楽曲を演奏処理するとき、その楽曲がテーマ楽曲であることを認知すると、ビデオRAM130を介してメッセージを作成する旨をディスプレイ133に表示させる。そして、メッセージの収録開始の合図を表示させるとともに、CCDカメラ160からの映像とマイクロホンからの音声をMPEGエンコーダ150に入力させる。そして、収録終了時点までの残り時間を計測するとともにディスプレイ133にカウントダウン表示をさせる。
【0027】
MPEGエンコーダ150は入力した映像と音声をリアルタイムでMPEG1形式のAVデータに圧縮符号化してデータバス170に送出する。中央制御部101はこのAVデータを内部RAMあるいはハードディスク装置102に格納していく。収録時間の終了を認知すると、蓄積したAVデータにテーマ楽曲のIDを付加してメッセージとする。このメッセージはモデム103を介してカラオケホスト装置10に向けてアップロードされる。
【0028】
<メッセージの受け取り要求と閲覧>
次に、利用者がメッセージを受け取ってそれを閲覧する場合について説明する。メッセージの受け取りも作成と同様にしてテーマ楽曲を指定してその楽曲を演奏予約する。すなわち、テーマ楽曲の楽曲番号入力に引き続きメッセージ配達キーを押せばよい。中央制御部101は、このメッセージの配達を要求するユーザ入力を受け取ると、テーマ楽曲のIDを付加したメッセージ配達要求通知を作成してカラオケホスト装置10に向けて送出する。
【0029】
そして、この要求に従ってカラオケホスト装置10から配達されたメッセージをハードディスク装置102に格納する。テーマ楽曲の演奏順が回ってくるとその演奏処理を開始する前にメッセージをハードディスク装置102から取り出して、MPEGデコーダ140に転送する。MPEGデコーダ140で復号されたメッセージの音声と映像はそれぞれミキシングアンプ121および表示制御部131に入力されてスピーカ122とディスプレイ133に出力される。
【0030】
===その他===
上記実施例において、プロパティデータベースはカラオケホスト装置にあって、テーマ楽曲における楽曲プロパティはここで特定されているが、カラオケ演奏端末側にプロパティデータベースを備えさせ、楽曲プロパティを特定してからメッセージをアップロードしてもよい。また、受け取り要求もプロパティで指定してもよい。あるいは、各カラオケデータにプロパティを付帯させておいてもよい。もちろん、メッセージと受け取り要求に付帯する楽曲プロパティが異っていることも考えられる。
重要な点は、カラオケホスト装置においてメッセージの格納先や取り出し先を特定するための索引(インデックス)データがメッセージや受け取り要求に付帯されているということである。
【0031】
ダウンロードしたメッセージは削除されるが、所定期間保管しておいてもよい。そして、同じ条件を満たした異なるメッセージ配達要求に対して所定期間はそのメッセージを複数の受取人に配達するなど適宜にメッセージの管理方法を設定変更することができる。
【0032】
また、ダウンロードしたメッセージに返信メッセージを送れるようにすることも可能である。
例えば、あるメッセージのアップロードとこのメッセージのダウンロードに対する返信メッセージのアップロードとが設定された短い時間内に行われた場合、この返信メッセージを直ちに差出人のカラオケ演奏端末へダウンロードすることでメッセージの差出人が同じカラオケ演奏端末を使用している間に返信が受け取れるようにすることができる。
【0033】
さらに、差出人を識別するIDとして、すでに市販されている個人所有のパーソナルリモコンのIDを利用すれば、このリモコンのIDを取得してメッセージに付帯させることができる。したがって、返信メッセージをこのID宛てにすることで通常の電子メールと同様に差出人が都合のよいときに自由にこの返信メッセージを受け取ることができる。もちろん、返信メッセージに受取人のIDも付加すれば、お互いに継続してメッセージをやりとりすることができる。
【0034】
なお、上記実施例ではAVメッセージデータをMPEG1形式の映像/音声データとしているが、MPEG2形式など他の形式の映像/音声データとしてもよい。また、映像データは動画に限らず静止画としてもよい。この場合、JPEGなどの他の静止画データ形式とすることもできる。そして、送受信するデータ形式に応じて適宜な符号/復号化手段を備えればよい。もちろん、映像や音声データの処理はカラオケ演奏端末に専用のハードウエアを備えさせることで処理してもよいし、ソフトウエアによって中央制御部が処理してもよい。
【0035】
【発明の効果】
本発明は、通信カラオケシステムを電子メールシステムに転用したとき、差出人が指定したテーマ楽曲のプロパティと同じプロパティを持つ楽曲を歌った人を受取人としてメッセージが配達される。したがって、宛先不定のメッセージであっても共通の話題を持っている人同士で電子メールをやりとりする機会を提供することができる。そのため、思わぬ出会いや差出人と受取人の交友関係を結んでより大きな「友達の輪」を広げることが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における通信カラオケシステムの概略図である。
【図2】上記実施例におけるカラオケホスト装置とカラオケ演奏端末の構成図である。
【図3】上記実施例において、メッセージの差出人と受取人の対応を示すための概略図である。
【符号の説明】
1 通信カラオケシステム
10 カラオケホスト装置
11 ホスト制御部
14 メッセージ管理庫
50 電話回線
100 カラオケ演奏端末
101 中央制御部
102 ハードディスク装置
140 MPEGデコーダ
150 MPEGエンコーダ
160 CCDカメラ
Claims (2)
- 通信手段と、カラオケデータベースと、演奏手段と、操作入力手段と、制御手段と、記憶手段と、出力手段を備えたカラオケ演奏端末であって、
通信手段は、複数のメッセージデータを楽曲IDに関連付けして管理するカラオケホスト装置と通信可能とし、
カラオケデータベースは、楽曲IDに対応付けたカラオケデータを格納し、
演奏手段は、制御手段による演奏順番管理に従ってカラオケデータを演奏し、
操作入力手段は、楽曲IDの特定に加えてメッセージ配達要求を付帯させた予約指示の入力が可能であり、
制御手段は、予約指示入力中の楽曲IDを待ち行列に登録して演奏順番を管理するとともに、予約指示入力中の楽曲IDにメッセージ配達要求が付帯している場合、第1〜第3処理を行い、
第1処理は、当該楽曲IDを含み、当該楽曲IDに関連付けされたメッセージデータを要求するメッセージ配達要求通知を作成してカラオケホスト装置に送信し、
第2処理は、第1処理のメッセージ配達要求通知に応答してカラオケホスト装置からメッセージデータが送信されてきた際、当該メッセージデータを待ち行列における当該楽曲IDに対応付けて記憶手段に格納し、
第3処理は、待ち行列における当該楽曲IDに演奏順番が回ってきた際、記憶手段から当該メッセージデータを読み出して出力手段により出力させる
カラオケ演奏端末。 - メッセージデータは、音響情報と、映像情報を含む
請求項1に記載のカラオケ演奏端末。
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