JP2002304181A - 通信カラオケシステム、カラオケホスト装置、およびカラオケ演奏端末 - Google Patents

通信カラオケシステム、カラオケホスト装置、およびカラオケ演奏端末

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JP2002304181A
JP2002304181A JP2002092974A JP2002092974A JP2002304181A JP 2002304181 A JP2002304181 A JP 2002304181A JP 2002092974 A JP2002092974 A JP 2002092974A JP 2002092974 A JP2002092974 A JP 2002092974A JP 2002304181 A JP2002304181 A JP 2002304181A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メール機能を備えた通信カラオケシステ
ムにおいて、受取人不定の電子メールがその差出人と共
通する話題を持っている人に配達される。 【解決手段】 カラオケホスト装置と多数のカラオケ演
奏端末とを含む通信カラオケシステムにおいて、カラオ
ケ演奏端末は、適宜な形式のAVメッセージデータを含
むメッセージを作成してカラオケホスト装置にアップロ
ードし、カラオケホスト装置は、このメッセージを付帯
したインデックスデータに基づいて該当するメッセージ
管理庫に格納するとともに、あるカラオケ演奏端末から
メッセージ配達要求を受け取ると、この要求に付加され
たインデックスデータに基づいて該当するメッセージ管
理庫から適宜なメッセージを取り出してこのカラオケ演
奏端末にダウンロードすることで、このカラオケ演奏端
末が前記AVメッセージデータを復号処理して音声や映
像をスピーカやディスプレイに出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信カラオケシステ
ムに関し、より具体的には映像や音声を含むAVメッセ
ージデータを送受信するための通信カラオケシステムと
カラオケホスト装置およびカラオケ演奏端末に関する。
【0002】
【従来の技術】多数のカラオケ演奏端末とカラオケ事業
者が運営するカラオケホスト装置とが通信回線で接続さ
れた通信カラオケシステムは、ホスト装置に蓄積された
カラオケデータを各カラオケ演奏端末に配信し、各カラ
オケ演奏端末がこのカラオケデータを処理してカラオケ
楽曲の伴奏音楽と歌詞画像をスピーカとディスプレイに
出力する。さらに、各端末にて生成記録している演奏楽
曲の利用状況などの稼働ログをホスト装置が集信して処
理することで、人気カラオケ楽曲のランキング発表など
各種データサービスを行うことができる。
【0003】ここで、カラオケホスト装置をメールサー
バ機能を有するホストコンピュータに、カラオケ演奏端
末を電子メールを送受するためのパーソナルコンピュー
タに置き換えたとき、その利用形態をのぞけばほぼ同じ
構成を採用していることがわかる。そのため、通信カラ
オケシステムを利用してカラオケ演奏端末間で電子メー
ルをやりとりすることが考えられる。
【0004】しかし、通信カラオケシステムの各構成要
素はテキスト主体の一般的な電子メールを作成して送受
信するための機能を十分に備えているとは言えず、通信
カラオケシステムをそのまま電子メールシステムに転用
するのは困難であった。そこで本出願人は、電子メール
として符号化した映像や音声を含むメッセージを送受信
する通信カラオケシステム、カラオケホスト装置および
カラオケ演奏端末を先に発明した(特願平9−3085
04)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した先の発明も含
め、通常、電子メールはある差出人が特定の受取人に宛
てて送信されている。このような電子メールの利用形態
は、知らせたい情報を知らせたい人に確実に届けるため
には有効である。
【0006】一方、思わぬ出会いを期待して受取人不定
の電子メールも考えられる。しかし、この場合はそのメ
ールを受け取った人が差出人と共通の話題を持っている
という可能性は薄い。むしろ、受け取った人にとっては
「迷惑なメール」となりかねない。
【0007】ここで、先の発明を振り返ると、その利用
形態という点では受取人を特定した通常の電子メールシ
ステムと一致するが、カラオケという限られた条件の下
で電子メールがやりとりされるということも着目に値す
る。これは、多種多様な一般の電子メールユーザよりも
はるかに似通った嗜好を持った人たちの間で電子メール
がやりとりされていることを意味する。しかも、同じ元
歌歌手のカラオケ楽曲さらには同じカラオケ楽曲を歌う
人同士であれば、共通する話題は多いはずである。した
がって、このような人同士で電子メールをやりとりする
機会を提供することができれば、思わぬ出会いや差出人
と受取人の交友関係を結んでより大きな「友達の輪」を
広げることが期待できる。
【0008】そこで本発明は、通信カラオケシステムを
電子メールシステムに転用したとき、不特定の受取人に
宛てた電子メールがその差出人と共通する話題を持って
いる人に確実に配達されるようにするための通信カラオ
ケシステムとその構成機器を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の通信カラオケシ
ステムは、次の要件(1)〜(7)を備えている。 (1)カラオケホスト装置と多数のカラオケ演奏端末と
が通信回線を介して適時にデータ通信を行う。 (2)各カラオケ楽曲は曲名、歌手名などの楽曲プロパ
ティが対応付けられている。 (3)カラオケ演奏端末は、あるカラオケ楽曲をテーマ
楽曲に指定してメッセージを作成する旨のユーザ入力を
受け付けて、マイクロホンからの入力音声やビデオカメ
ラによる撮影映像を符号化した適宜な形式のAVメッセ
ージデータを生成し、前記テーマ楽曲の前記楽曲プロパ
ティを特定するためのインデックスデータを付加してカ
ラオケホスト装置に適時にアップロードする。 (4)カラオケホスト装置は、アップロードされた前記
AVメッセージデータを前記インデックスデータに基づ
いて該当するメッセージ管理庫に格納する。 (5)カラオケ演奏端末は、あるカラオケ楽曲をテーマ
楽曲に指定するとともにメッセージを受け取りたい旨の
ユーザ入力を受け付けて、メッセージ配達要求をカラオ
ケホスト装置に送信する。このとき、当該テーマ楽曲の
前記楽曲プロパティを特定するためのプロパティ特定デ
ータを付加する。 (6)カラオケホスト装置は、あるカラオケ演奏端末か
ら送付された前記メッセージ配達要求を受け取ると、こ
の要求に付加された前記インデックスデータに基づいて
該当するメッセージ管理庫から適宜なAVメッセージデ
ータを取り出してこのカラオケ演奏端末にダウンロード
する。 (7)カラオケ演奏端末は、ダウンロードした前記AV
メッセージデータを復号処理して前記音声や前記映像を
スピーカやディスプレイに出力する。
【0010】上述した通信カラオケシステムを構成する
前記カラオケホスト装置は、アップロードされた前記A
Vメッセージデータの前記楽曲プロパティを特定する手
段と、このAVメッセージデータを該当する前記メッセ
ージ管理庫に格納するための手段と、前記メッセージ配
達要求を受け取ってこの要求における前記楽曲プロパテ
ィを特定する手段と、この楽曲プロパティに該当する前
記メッセージ管理庫から適宜な前記AVメッセージデー
タを取り出して該当のカラオケ演奏端末にダウンロード
するための手段とを備えている。
【0011】また、上述の通信カラオケシステムを構成
する前記カラオケ演奏端末では、あるカラオケ楽曲をテ
ーマ楽曲として指定するとともにメッセージを作成する
旨のユーザ入力を受け付けるための手段と、あるカラオ
ケ楽曲をテーマ楽曲として指定するとともに前記AVメ
ッセージデータを受け取る旨のユーザ入力を受け付ける
ための手段と、前記AVメッセージデータを生成する手
段と、このAVメッセージデータに前記インデックスデ
ータを付加してアップロードする手段と、前記メッセー
ジ配達要求を送出するための手段と、前記AVメッセー
ジデータを復号処理するための手段とを備えることとし
た。
【0012】
【発明の実施の形態】===通信カラオケシステムの基
本的な構成と動作=== <通信カラオケシステムの構成>図1は、本発明の実施
例における通信カラオケシステムの概略を示している。
通信カラオケシステム1は従来と同様にカラオケホスト
装置10と多数のカラオケ演奏端末100とが、電話回
線50を介して接続されている。
【0013】<カラオケホスト装置>図2は、本実施例
におけるカラオケホスト装置10とカラオケ演奏端末1
00の構成図を示している。カラオケホスト装置10
は、カラオケ楽曲の伴奏音楽と歌詞画像を含むカラオケ
データを多数蓄積したカラオケデータベース12を備
え、内部にCPU、RAM、ROMを含むコンピュータ
本体であるホスト制御部11が適宜なカラオケデータを
このカラオケデータベース12より取り出してモデム1
3を介して電話回線50に送出する。このようにして、
各カラオケ演奏端末100にカラオケデータを配信す
る。また、ホスト制御部11は各カラオケ演奏端末10
0からアップロードされた稼働ログなどの各種情報の処
理も行う。その処理結果は情報サービスとして各カラオ
ケ演奏端末100にダウンロードされる。
【0014】<カラオケ演奏端末>一方、カラオケ演奏
端末100は、内部にCPU、RAM、ROMを備えた
中央制御部101が周辺各構成部に対しデータバス17
0や制御バス180を介してデータ転送や制御信号の送
出を行っている。中央制御部101は配信されたカラオ
ケデータをモデム103を介して受け取ってハードディ
スク装置102に格納する。
【0015】中央制御部101は、リモコン送信器11
2や操作パネル111などのユーザインタフェースから
選曲情報が入力されると、適宜なカラオケデータをハー
ドディスク装置102より取り出す。MIDIデータな
どの伴奏音楽生成データはシンセサイザ120に順次転
送され伴奏音楽が生成される。この伴奏音楽はミキシン
グアンプ121でマイクロホン123より入力された歌
唱音声と混合されてスピーカ122に出力される。
【0016】一方、カラオケデータ中の歌詞描出データ
はビデオRAM130に転送され、歌詞画像がビットマ
ップ展開される。また、ビデオCDチェンジャ132か
らのMPEG1映像データがMPEGデコーダ140に
よってムード映像として復号/出力される。表示制御部
131はこのムード映像に歌詞画像をスーパーインポー
ズしてディスプレイ133に出力する。なお、上述した
通信カラオケシステムはカラオケ演奏端末を使用して利
用者が作成したメッセージをカラオケホスト装置を仲介
として送受信できるメッセージ機能を備えている。次
に、本実施例におけるメッセージ機能について説明す
る。
【0017】===カラオケホスト装置におけるメッセ
ージ仲介動作=== <メッセージ機能の概略>本実施例において、通信カラ
オケシステムのネットワーク内を流通するメッセージは
一般の電子メールのようなテキストを主体としたもので
はなく、音声情報や画像情報に楽曲IDを付帯させたA
Vメッセージデータ(以下、メッセージ)である。ま
た、このメッセージは受取人を指定して差し出されるも
のではなく、差出人が指定したテーマ楽曲に基づいて所
定の条件を満たした不特定の人が受け取れるようになっ
ている。
【0018】<楽曲プロパティとメッセージ管理庫>カ
ラオケホスト装置10はカラオケ演奏端末100からア
ップロードされたメッセージを格納するためのメッセー
ジ管理庫14を備えている。このメッセージ管理庫14
は、各カラオケ楽曲の楽曲IDをキーとして対応付けら
れている楽曲プロパティ毎に設定されている。楽曲プロ
パティとしては曲目の他に元歌歌手、作曲者や作詞者な
どがある。そして、この楽曲プロパティを各カラオケ楽
曲に対応付けて管理するためにプロパティデータベース
15が用意されている。なお、本実施例では元歌歌手と
作曲者に該当するメッセージ管理庫14が設定されてい
る。もちろんこれに限るものでもなく、例えば楽曲ID
に対して元歌歌手だけなど一つの楽曲プロパティに該当
するメッセージ管理庫を設定してもよいし、楽曲IDそ
のものを楽曲プロパティの一つとして扱ってもよい。
【0019】<メッセージの格納>ある差出人があるカ
ラオケ楽曲をテーマ楽曲に指定して作成したメッセージ
をアップロードすると、ホスト制御部11はプロパティ
データベース15を参照し、メッセージに付帯したテー
マ楽曲のIDをキーとして楽曲のプロパティを検索す
る。そして、この楽曲プロパティに該当する全てのメッ
セージ管理庫14にメッセージを格納する。すなわち、
メッセージを複製してテーマ楽曲の元歌歌手および作曲
者に該当するメッセージ管理庫14に格納する。このと
き、異なるメッセージ管理庫14内にある同じメッセー
ジが識別できるように適宜な符号を付加しておく。な
お、テーマ楽曲に対応づけられた複数の楽曲プロパティ
から1つのプロパティをランダムに選択するなどして該
当するメッセージ管理庫に格納してもよい。
【0020】<メッセージの配達>メッセージ管理庫1
4内のメッセージはある条件を満たした人が受け取れる
ことは上述した。以下、受取人の条件とその人へのメッ
セージの配達動作について説明する。あるカラオケ演奏
端末100を現に利用している人があるカラオケ楽曲を
テーマ楽曲に指定してメッセージの受け取り要求を出す
と、このテーマ楽曲のIDが付加されたメッセージ配達
要求がカラオケホスト装置10に届く。ホスト制御部1
1はこの要求が指定するテーマ楽曲のプロパティ(元歌
歌手、作曲者)を特定する。そして、特定した元歌歌
手、作曲者の順で該当するメッセージ管理庫14をアク
セスする。指定されたテーマ楽曲の元歌歌手に該当する
メッセージ管理庫14内にメッセージがあれば、もっと
も古い(先にアップロードされた)メッセージを取り出
して配達要求を出したカラオケ演奏端末100へダウン
ロードする。この管理庫14内にメッセージがなけれ
ば、作曲者に該当するメッセージ管理庫14から最先の
メッセージを取り出してダウンロードする。該当するど
のメッセージ管理庫14にもメッセージがないときはそ
の旨を通知する。なお、ダウンロードしたメッセージは
他のメッセージ管理庫14内のものも含めて全て削除さ
れるようにしている。このようにして、受取人を不特定
にしても差出人と同じ話題を共有できる人にメッセージ
が配達されるのである。
【0021】図3にアップロードされたメッセージとダ
ウンロードされるメッセージの対応の一例を示した。
(A)はメッセージのアップロード順(メッセージN
o.)に指定されたテーマ楽曲とそれに対応する楽曲プ
ロパティ(歌手、作曲者)を示している。これらのメッ
セージは(B)に示すように該当する各メッセージ管理
庫に格納される。ここで(C)に示した順番でメッセー
ジ配達要求(要求No.)がカラオケホスト装置に届く
と、その要求が指定するテーマ楽曲に従って該当するメ
ッセージ管理庫からメッセージ(メッセージNo.)が
ダウンロードされる。
【0022】例えば、要求No.1はC曲を指定してい
るのでまずその歌手aに該当するメッセージ管理庫内の
最先のメッセージ1が取り出される。また、要求No.
10ではA曲を指定しているが、歌手aに該当する管理
庫内のメッセージはそれまでの要求で全てダウンロード
されているため管理庫内のメッセージは全て削除されて
いる。そこで、次の楽曲プロパティである作曲者アに該
当するメッセージ管理庫に残っている最先のメッセージ
No.7が取り出される。
【0023】なお、メッセージ管理庫やプロパティデー
タベースあるいはカラオケデータベースは異なる記憶装
置や1つの記憶装置における異なる記憶領域によって区
別してもよいし、識別符号やファイル属性などによって
区別してもよい。楽曲IDをキーとしてメッセージや楽
曲プロパティが管理されていればよい。
【0024】===カラオケ演奏端末におけるメッセー
ジの作成と送受信動作=== 図2に従って、カラオケ演奏端末におけるメッセージ機
能の動作について説明する。カラオケ演奏端末100
は、通常の基本構成の他にCCDカメラ160とMPE
Gエンコーダ150を備えている。また、リモコン送信
器112や操作パネル111にはメッセージの作成およ
び配達を指示するための専用のメッセージ作成キーおよ
びメッセージ配達キーが設けられている。なお、専用キ
ーをリモコン送信器112などに配設せずに所定のキー
の組み合わせや、所定の数字などを対応付けることで同
じ入力情報が送出されるようにしてもよい。
【0025】<メッセージの作成>本実施例において、
メッセージを作成するためにはテーマ楽曲を指定してそ
の楽曲を演奏予約をする。具体的にはリモコン送信器1
12などによってあるカラオケ楽曲の演奏予約用の楽曲
番号を入力した後メッセージ作成キーを入力する。中央
制御部101はこの入力情報を受け取ると、選曲指定さ
れたカラオケ楽曲をテーマ楽曲として演奏予約する。ま
た、メッセージの作成タイミングは、テーマ楽曲が演奏
される直前とし、メッセージの収録時間は一定としてい
る。もちろん、利用者がメッセージの作成タイミングや
収録時間を所定時間内で自由に指定したり、テーマ楽曲
を演奏させずにメッセージだけを作成することも可能で
ある。重要な点は、メッセージにテーマとなる楽曲が対
応づけらていることである。
【0026】中央制御部101は予約順に従ってあるカ
ラオケ楽曲を演奏処理するとき、その楽曲がテーマ楽曲
であることを認知すると、ビデオRAM130を介して
メッセージを作成する旨をディスプレイ133に表示さ
せる。そして、メッセージの収録開始の合図を表示させ
るとともに、CCDカメラ160からの映像とマイクロ
ホンからの音声をMPEGエンコーダ150に入力させ
る。そして、収録終了時点までの残り時間を計測すると
ともにディスプレイ133にカウントダウン表示をさせ
る。
【0027】MPEGエンコーダ150は入力した映像
と音声をリアルタイムでMPEG1形式のAVデータに
圧縮符号化してデータバス170に送出する。中央制御
部101はこのAVデータを内部RAMあるいはハード
ディスク装置102に格納していく。収録時間の終了を
認知すると、蓄積したAVデータにテーマ楽曲のIDを
付加してメッセージとする。このメッセージはモデム1
03を介してカラオケホスト装置10に向けてアップロ
ードされる。
【0028】<メッセージの受け取り要求と閲覧>次
に、利用者がメッセージを受け取ってそれを閲覧する場
合について説明する。メッセージの受け取りも作成と同
様にしてテーマ楽曲を指定してその楽曲を演奏予約す
る。すなわち、テーマ楽曲の楽曲番号入力に引き続きメ
ッセージ配達キーを押せばよい。中央制御部101は、
このメッセージの配達を要求するユーザ入力を受け取る
と、テーマ楽曲のIDを付加したメッセージ配達要求通
知を作成してカラオケホスト装置10に向けて送出す
る。
【0029】そして、この要求に従ってカラオケホスト
装置10から配達されたメッセージをハードディスク装
置102に格納する。テーマ楽曲の演奏順が回ってくる
とその演奏処理を開始する前にメッセージをハードディ
スク装置102から取り出して、MPEGデコーダ14
0に転送する。MPEGデコーダ140で復号されたメ
ッセージの音声と映像はそれぞれミキシングアンプ12
1および表示制御部131に入力されてスピーカ122
とディスプレイ133に出力される。
【0030】===その他=== 上記実施例において、プロパティデータベースはカラオ
ケホスト装置にあって、テーマ楽曲における楽曲プロパ
ティはここで特定されているが、カラオケ演奏端末側に
プロパティデータベースを備えさせ、楽曲プロパティを
特定してからメッセージをアップロードしてもよい。ま
た、受け取り要求もプロパティで指定してもよい。ある
いは、各カラオケデータにプロパティを付帯させておい
てもよい。もちろん、メッセージと受け取り要求に付帯
する楽曲プロパティが異っていることも考えられる。重
要な点は、カラオケホスト装置においてメッセージの格
納先や取り出し先を特定するための索引(インデック
ス)データがメッセージや受け取り要求に付帯されてい
るということである。
【0031】ダウンロードしたメッセージは削除される
が、所定期間保管しておいてもよい。そして、同じ条件
を満たした異なるメッセージ配達要求に対して所定期間
はそのメッセージを複数の受取人に配達するなど適宜に
メッセージの管理方法を設定変更することができる。
【0032】また、ダウンロードしたメッセージに返信
メッセージを送れるようにすることも可能である。例え
ば、あるメッセージのアップロードとこのメッセージの
ダウンロードに対する返信メッセージのアップロードと
が設定された短い時間内に行われた場合、この返信メッ
セージを直ちに差出人のカラオケ演奏端末へダウンロー
ドすることでメッセージの差出人が同じカラオケ演奏端
末を使用している間に返信が受け取れるようにすること
ができる。
【0033】さらに、差出人を識別するIDとして、す
でに市販されている個人所有のパーソナルリモコンのI
Dを利用すれば、このリモコンのIDを取得してメッセ
ージに付帯させることができる。したがって、返信メッ
セージをこのID宛てにすることで通常の電子メールと
同様に差出人が都合のよいときに自由にこの返信メッセ
ージを受け取ることができる。もちろん、返信メッセー
ジに受取人のIDも付加すれば、お互いに継続してメッ
セージをやりとりすることができる。
【0034】なお、上記実施例ではAVメッセージデー
タをMPEG1形式の映像/音声データとしているが、
MPEG2形式など他の形式の映像/音声データとして
もよい。また、映像データは動画に限らず静止画として
もよい。この場合、JPEGなどの他の静止画データ形
式とすることもできる。そして、送受信するデータ形式
に応じて適宜な符号/復号化手段を備えればよい。もち
ろん、映像や音声データの処理はカラオケ演奏端末に専
用のハードウエアを備えさせることで処理してもよい
し、ソフトウエアによって中央制御部が処理してもよ
い。
【0035】
【発明の効果】本発明は、通信カラオケシステムを電子
メールシステムに転用したとき、差出人が指定したテー
マ楽曲のプロパティと同じプロパティを持つ楽曲を歌っ
た人を受取人としてメッセージが配達される。したがっ
て、宛先不定のメッセージであっても共通の話題を持っ
ている人同士で電子メールをやりとりする機会を提供す
ることができる。そのため、思わぬ出会いや差出人と受
取人の交友関係を結んでより大きな「友達の輪」を広げ
ることが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における通信カラオケシステム
の概略図である。
【図2】上記実施例におけるカラオケホスト装置とカラ
オケ演奏端末の構成図である。
【図3】上記実施例において、メッセージの差出人と受
取人の対応を示すための概略図である。
【符号の説明】
1 通信カラオケシステム 10 カラオケホスト装置 11 ホスト制御部 14 メッセージ管理庫 50 電話回線 100 カラオケ演奏端末 101 中央制御部 102 ハードディスク装置 140 MPEGデコーダ 150 MPEGエンコーダ 160 CCDカメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D108 BG08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信カラオケシステムであって次の要件
    (1)〜(7)を備える。 (1)カラオケホスト装置と多数のカラオケ演奏端末と
    が通信回線を介して適時にデータ通信を行う。 (2)各カラオケ楽曲は曲名、歌手名などの楽曲プロパ
    ティが対応付けられている。 (3)カラオケ演奏端末は、あるカラオケ楽曲をテーマ
    楽曲に指定してメッセージを作成する旨のユーザ入力を
    受け付けて、マイクロホンからの入力音声やビデオカメ
    ラによる撮影映像を符号化した適宜な形式のAVメッセ
    ージデータを生成し、前記テーマ楽曲の前記楽曲プロパ
    ティを特定するためのインデックスデータを付加してカ
    ラオケホスト装置に適時にアップロードする。 (4)カラオケホスト装置は、アップロードされた前記
    AVメッセージデータを前記インデックスデータに基づ
    いて該当するメッセージ管理庫に格納する。 (5)カラオケ演奏端末は、あるカラオケ楽曲をテーマ
    楽曲に指定するとともにメッセージを受け取りたい旨の
    ユーザ入力を受け付けて、メッセージ配達要求をカラオ
    ケホスト装置に送信する。このとき、当該テーマ楽曲の
    前記楽曲プロパティを特定するためのインデックスデー
    タを付加する。 (6)カラオケホスト装置は、あるカラオケ演奏端末か
    ら送付された前記メッセージ配達要求を受け取ると、こ
    の要求に付加された前記インデックスデータに基づいて
    該当するメッセージ管理庫から適宜なAVメッセージデ
    ータを取り出してこのカラオケ演奏端末にダウンロード
    する。 (7)カラオケ演奏端末は、ダウンロードした前記AV
    メッセージデータを復号処理して前記音声や前記映像を
    スピーカやディスプレイに出力する。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の通信カラオケシステム
    を構成する前記カラオケホスト装置であって、アップロ
    ードされた前記AVメッセージデータのテーマ楽曲の前
    記楽曲プロパティを特定する手段と、前記AVメッセー
    ジデータを該当する前記メッセージ管理庫に格納するた
    めの手段と、前記メッセージ配達要求を受け取ってこの
    要求における前記楽曲プロパティを特定する手段と、こ
    の楽曲プロパティに該当する前記メッセージ管理庫から
    適宜な前記AVメッセージを取り出して該当のカラオケ
    演奏端末にダウンロードするための手段とを備えること
    を特徴とするカラオケホスト装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の通信カラオケシステム
    を構成する前記カラオケ演奏端末であって、あるカラオ
    ケ楽曲をテーマ楽曲として指定するとともにメッセージ
    を作成する旨のユーザ入力を受け付けるための手段と、
    あるカラオケ楽曲をテーマ楽曲として指定するとともに
    前記AVメッセージデータを受け取る旨のユーザ入力を
    受け付けるための手段と、前記AVメッセージデータを
    生成する手段と、このAVメッセージデータに前記イン
    デックスデータを付加してアップロードするための手段
    と、前記メッセージ配達要求を送出するための手段と、
    前記AVメッセージデータを復号処理するための手段と
    を備えることを特徴とするカラオケ演奏端末。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009205113A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Brother Ind Ltd カラオケ装置

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