JP3929380B2 - 作業機の位置エネルギ回収・再生装置 - Google Patents

作業機の位置エネルギ回収・再生装置 Download PDF

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    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2217Hydraulic or pneumatic drives with energy recovery arrangements, e.g. using accumulators, flywheels

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば昇降、荷役、掘削機械等において上下方向に駆動される作業機の位置エネルギを回収するとともに、この回収した位置エネルギを再生する作業機の位置エネルギ回収・再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、起伏可能に設けられる作業機の伏臥操作時にその作業機が持つ位置エネルギを回収するとともに、この回収した位置エネルギを再生する作業機の位置エネルギ回収・再生装置(以下、「従来装置」という。)を備える油圧式掘削機が例えば本出願人の先願に係る特許文献1にて開示されている。この油圧式掘削機は、図7に示されるように、上部旋回体のレボフレーム101に対して、ブーム102、アーム103、バケット104が順に回動可能に連結されてなる作業機105を有し、この作業機105は、ブーム102を上下方向に回動駆動する2本のブームシリンダ106と、このブームシリンダ106に隣接して並設され、ブーム102の上げ動作を補助するアシストシリンダ107を備えている。
【0003】
【特許文献1】
特許第2582310号公報
【0004】
前記従来装置に係る作動回路110は、図示省略される作業機操作レバーに付設されてその作業機操作レバーの傾動変位に比例したパイロット圧油を出力する減圧弁111(以下、「PPC弁111」という。)と、前記ブームシリンダ106の伸縮動作を切り換えるブーム用切換弁112を有している。そして、ブーム102上げ動作に対応する作業機操作レバーの傾動操作にてPPC弁111から出力されるパイロット圧油がブーム用切換弁112の一方の操作部112aに入力されてブーム用切換弁112が図においてa位置に切り換えられると、油圧ポンプ113からの圧油がそのブーム用切換弁112を介してブームシリンダ106のボトム側油室に供給されてブームシリンダ106が伸長するようにされている。また、ブーム102下げ動作に対応する作業機操作レバーの傾動操作にてPPC弁111から出力されるパイロット圧油がブーム用切換弁112の他方の操作部112bに入力されてブーム用切換弁112が図においてb位置に切り換えられると、油圧ポンプ113からの圧油がそのブーム用切換弁112を介してブームシリンダ106のヘッド側油室に供給されてブームシリンダ106が収縮するようにされている。こうして、ブーム用切換弁112の切換操作により、ブームシリンダ106が伸縮作動され、これによりブーム102(作業機105)の起伏動作が行われるようになっている。なお、図中符号115,116で示されるのは、吸込み機能付き安全弁である。
【0005】
この作動回路110においては、蓄圧手段としてのアキュムレータ118が設けられ、このアキュムレータ118とアシストシリンダ107のボトム側油室とが、パイロット式チェック弁129が介挿されてなる管路120で接続されている。こうして、ブーム102の伏臥動作に伴なうアシストシリンダ107の収縮によりそのアシストシリンダ107のボトム側油室から送出される圧油がパイロット式チェック弁129を経てアキュムレータ118に蓄えられるようにされ、作業機105が持つ位置エネルギを油圧エネルギに変換して回収するようにされている。また、ブーム102上げ動作に対応する作業機操作レバーの傾動操作にてPPC弁111から出力されるパイロット圧油がパイロット式チェック弁129に入力されてそのパイロット式チェック弁129が開くようにされている。こうして、ブーム102の起立動作時にアキュムレータ118に蓄えられた圧油をパイロット式チェック弁129を経てアシストシリンダ107のボトム側油室に供給し、アシストシリンダ107を伸長させてブーム102(作業機105)の起立動作を補助するようにされている。
【0006】
さらに、前記アキュムレータ118は、ブームシリンダ106のボトム側油室とブーム用切換弁112とを繋ぐブームシリンダボトム側管路121に対して、組立時や整備時における作動油充填(エア抜き)に供するストップ弁122が介挿されてなる管路123で接続されている。また、この管路123には、チェック弁124が介挿されてなるバイパス管路125がそのストップ弁122を迂回するように接続されている。こうして、ブーム102の起立動作途中でアシストシリンダ107によるアシスト力が低下した場合、すなわちアキュムレータ118の作動圧がブームシリンダ106のボトム側油室にかかる作動圧より低くなった場合に、ブームシリンダボトム側管路121を流通する圧油の一部がバイパス管路125に設けられたチェック弁124を押し開いてアキュムレータ118およびアシストシリンダ107のボトム側油室に供給されるようにされ、作業機105に対する持上げ力を増大させるようにされている。なお、アキュムレータ118の作動圧がブームシリンダ106のボトム側油室にかかる作動圧より高いときには、そのボトム側油室にかかる作動圧によってはチェック弁124を押し開くことができないので、油圧ポンプ113からの圧油はブームシリンダボトム側管路121を介してブームシリンダ106のボトム側油室のみに流入する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記作動回路110では、作業機105に対する持上げ力を増大させる際に、ブームシリンダボトム側管路121に流れる圧油の一部を、アシストシリンダ107のボトム側油室とアキュムレータ118とに分配供給する構成となっているために、アシストシリンダ107の推力増大に必要な作動圧や流量の立ち上がりにタイムラグが生じ、迅速に持上げ力を増大させることができないという問題点がある。また、チェック弁124の圧油供給側を基準にイン側とアウト側の圧力の急激な変化により、チェック弁124がチャタリングを起こす恐れがあり、持上げ力を安定に増大させることができない場合があるという問題点もある。
【0008】
本発明は、このような問題点を解消するためになされたもので、作業機が持つ位置エネルギを回収・再生することができるとともに、迅速かつ安定に持上げ力を増大させることができる、作業機の位置エネルギ回収・再生装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用・効果】
前記目的を達成するために、本発明による作業機の位置エネルギ回収・再生装置は、
油圧発生源からの圧油にて作動される昇降油圧シリンダにより上下方向に駆動される作業機と、この作業機の下方動作により一側の油室から圧油が送出されるように設けられる補助油圧シリンダと、前記一側の油室から送出される圧油をエネルギ回収機器に導くエネルギ回収油路を備える作業機の位置エネルギ回収・再生装置において、
油圧発生源からの圧油を前記補助油圧シリンダの一側の油室に導く補助油圧シリンダ作動油路と、前記油圧発生源からの圧油を前記補助油圧シリンダの一側の油室および前記エネルギ回収機器にそれぞれ導く整備用油路とを設けるとともに、前記補助油圧シリンダ作動油路と前記エネルギ回収油路と前記整備用油路とを選択的に切り換える切換手段を設けることを特徴とするものである
【0010】
本発明においては、切換手段の操作によりエネルギ回収油路または補助油圧シリンダ作動油路または整備用油路のいずれかの油路が選択される。エネルギ回収油路が選択された場合には、作業機の下方動作時に補助油圧シリンダの一側の油室から送出される圧油がエネルギ回収油路を介してエネルギ回収機器に導かれ、これにより作業機が持つ位置エネルギが回収される。一方、補助油圧シリンダ作動油路が選択された場合には、油圧発生源からの圧油が補助油圧シリンダの一側の油室に供給され、これにより補助油圧シリンダが作業機を上方駆動するように作動される。また、整備用油路が選択された場合には、油圧発生源からの圧油の一部が補助油圧シリンダの一側の油室に供給されるとともに、同圧油の一部がエネルギ回収機器に供給される。なお、前記エネルギ回収機器としては、例えば蓄圧手段としてのアキュムレータや、蓄電手段と電気的に接続される発電機の駆動入力部に連結される油圧モータなどが挙げられ、作業機が持つ位置エネルギは、油圧エネルギまたは電気エネルギとして再生される。
【0011】
本発明によれば、エネルギ回収油路と補助油圧シリンダ作動油路と整備用油路とが切換手段よって切り換えられるようにされているので、補助油圧シリンダ作動油路を選択したときには油圧発生源からの圧油をエネルギ回収機器に流通させることなく補助油圧シリンダの推力発生源として直接的に作用させることができ、作業機に対する持上げ力を迅速に増大させることができる。また、従来のものでは、チェック弁74の圧油供給側を基準にイン側とアウト側の圧力差がイン側圧力>アウト側圧力のときにそのチェック弁124を開放し、アシストシリンダ107(補助油圧シリンダに相当)に油圧発生源からの圧油を供給する構成とされているために、圧力の急激な変化によりチェック弁124がチャタリングを起こす恐れがあったが、本発明では、切換手段にてエネルギ回収油路から補助油圧シリンダ作動油路へと流路を切り換えることにより、油圧発生源からの圧油を補助油圧シリンダに供給する構成とされるので、チャタリングが発生するといった不具合を未然に防ぐことができ、持上げ力を安定に増大させることができる。
【0012】
また、本発明においては、整備用油路が付加されているので、例えばエネルギ回収機器がアキュムレータである場合に、アキュムレータおよび補助油圧シリンダに対する作動油充填作業(エア抜き作業)を容易に行なうことができるとともに、従来設けられていたストップ弁が不要となり回路構成の簡素化を図ることができる。
【0013】
発明において、前記切換手段は当該切換手段の切換動作を制御するコントローラを有し、このコントローラは、前記昇降油圧シリンダの作動圧が所定の閾値より大きくて、かつ前記補助油圧シリンダの作動圧が前記昇降油圧シリンダの作動圧より小さいときに、前記補助油圧シリンダ作動油路に切り換えるように制御するのが好ましいこうすれば、省エネ運転と力優先作業とを任意の設定により自動的に切り換えることができるので、作業効率を向上させることができるという効果を奏する。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明による作業機の位置エネルギ回収・再生装置の具体的な実施の形態につき、図面を参照しつつ説明する。
【0015】
図1には、本発明の各実施形態に係る作業機械の作業状態を表す側面図が示されている。
【0016】
(第1の実施形態)
本実施形態に係る作業機械1は、例えば港湾荷役作業等に使用されるそれ自体自走により移動可能なものであり、装軌式の下部走行体2と、この下部走行体2における車体2aのフレーム上面中央部に立設される所要高さのコラム3と、このコラム3の上部に設けられる旋回装置4を介して取着される上部旋回体5を備えて構成されている。
【0017】
前記上部旋回体5には、その前部に長尺の作業機6や移動式のキャブ7等が設けられ、その後部に駆動用のエンジンや、油圧ユニット、カウンタウエイト、その他の機器等が配設されている。なお、図1において、符号8,10,12は踊り場を、8a,12aは手摺を、9,9'はタラップをそれぞれ表わしている。
【0018】
前記作業機6は、上部旋回体5上に固設された作業機支持フレーム(図示省略)に基端を枢着されるブーム13と、このブーム13の先端に基端部を枢着されるアーム14と、このアーム14の先端にて吊下げられる油圧操作式のクラムシェルバケット15を有し、ブーム13およびアーム14がそれぞれ2本のブームシリンダ(昇降油圧シリンダ)16,16およびアームシリンダ17の作動により回動操作され、この回動操作による当該作業機6の屈曲起伏動作にてクラムシェルバケット15を広範囲に移動させて荷役作業を行うことができるように構成されている。
【0019】
前記2本のブームシリンダ16,16の正面より見てその中間位置には、ブーム上げ動作を補助するアシストシリンダ(補助油圧シリンダ)18が配設されている。このアシストシリンダ18は、その基部および先端部がそれぞれ作業機支持フレームおよびブーム13に枢着され、ブーム13の起伏動作に伴ない伸縮されるようになっている。このアシストシリンダ18には、蓄圧手段としてのアキュムレータ45(エネルギ回収機器)が付設されており(図2〜図5参照)、ブーム13の伏臥動作時には、アシストシリンダ18のボトム側油室から送出される圧油をアキュムレータ45に蓄えるようにされるとともに、ブーム13の起立動作時には、アキュムレータ45に蓄えられた圧油をアシストシリンダ18のボトム側油室に供給するようにされている。こうして、作業機6が持つ位置エネルギを油圧エネルギに変換して回収するとともに、この回収したエネルギを利用してブーム13の起立動作を補助するようにされている。
【0020】
前記キャブ7は、運転室を構成するものであり、ダブル平行リンク機構20を介して上部旋回体5に取り付けられている。ここで、ダブル平行リンク機構20は、詳細図示による説明は省略するが、第1平行リンクと第2平行リンクとが中継ブラケットによってシリーズに連結されてなるものである。そして、各平行リンクを回動操作することにより、キャブ7を広い範囲で上下・前後とその複合で移動させることができるようにされている。なお、キャブ7は、従来周知の構造のものが用いられ、キャブ支持フレームの上面に、従来の作業機械におけるキャブと同様の緩衝機構(例えば、ゴムマウント、ビスカスマウント等:図示省略)を介して定着されている。
【0021】
このように構成される作業機械1において、オペレータは、キャブ7内の作業機操作レバー(図示せず)を操作することにより、図1に示されるようにブーム13およびアーム14を作動させて作業機6の屈曲起伏動作を行い、またクラムシェルバケット15を作動させて貨物船Sにおける船倉S'内の積荷を掴み上げ、また上部旋回体5による旋回運動にて当該作業機械1の側方位置にある図示されないホッパまで積荷を搬出して投入するといった陸揚作業を実施する。また、オペレータは、船倉S'内部を見渡すために、キャブ7を適宜移動させる。
【0022】
以上に述べた作業機械1は、作業機6の伏臥操作時にその作業機6が持つ位置エネルギを回収するとともに、この回収した位置エネルギを再生する装置を備えている。この位置エネルギ回収・再生装置について、図2の作動回路図を用いて以下に詳述する。
【0023】
本実施形態における作業機の位置エネルギ回収・再生装置に係る作動回路25(以下、「装置作動回路25」という。)は、ブームシリンダ16,16を伸縮作動させるブームシリンダ作動回路31と、アシストシリンダ18のボトム側油室から送出される圧油をアキュムレータ45に導くエネルギ回収油路32と、アシストシリンダ18のボトム側油室に圧油を供給しアシストシリンダ18を伸長作動させるアシストシリンダ作動油路33と、アシストシリンダ18のボトム側油室およびアキュムレータ45に圧油を供給し両機器内に作動油を充填する整備用油路34と、前記エネルギ回収油路32、アシストシリンダ作動油路33および整備用油路34の三油路を切り換える切換手段35を備えて構成されている。
【0024】
前記ブームシリンダ作動回路31は、エンジン41により駆動される可変容量型の油圧ポンプ(油圧発生源)42と、ブームシリンダ16,16の伸縮動作を切り換えるブーム用切換弁43と、図示省略される作業機操作レバーに付設されてその作業機操作レバーの傾動変位に比例したパイロット圧油を出力する減圧弁(図示省略:以下、「PPC弁」という。)を備えている。
【0025】
前記PPC弁における所定のパイロット圧油出力ポートと前記ブーム用切換弁43における各操作部43a,43bとはパイロット圧管路で接続されており、ブーム13上げ動作に対応する作業機操作レバーの傾動操作にてPPC弁から出力されるパイロット圧油が一方の操作部43aに入力されたときには、ブーム用切換弁43が図においてa位置に切り換えられるようにされるとともに、同パイロット圧油が他方の操作部43bに入力されたときには、ブーム用切換弁43が図においてb位置に切り換えられるようにされている。
【0026】
また、前記ブーム用切換弁43は、管路51,51a,51bを介してブームシリンダ16,16のボトム側油室に接続されるとともに、管路52,52a,52bを介してブームシリンダ16,16のヘッド側油室に接続されている。そして、ブーム用切換弁43がa位置に切り換えられたときに、油圧ポンプ42からの圧油がブーム用切換弁43および管路51,51a,51bを介してブームシリンダ16,16のボトム側油室に供給されるとともに、ブームシリンダ16,16のヘッド側油室からの戻り油が管路52a,52b,52およびブーム用切換弁43を介してタンク44に還流され、これによりブームシリンダ16,16が伸長するようにされている。また、ブーム用切換弁43がb位置に切り換えられたときに、油圧ポンプ42からの圧油がブーム用切換弁43および管路52,52a,52bを介してブームシリンダ16,16のヘッド側油室に供給されるとともに、ブームシリンダ16,16のボトム側油室からの戻り油が管路51a,51b,51およびブーム用切換弁43を介してタンク44に還流され、これによりブームシリンダ16,16が収縮するようにされている。こうして、ブーム用切換弁43の切換操作により、ブームシリンダ16,16が伸縮作動され、これによりブーム13(作業機6)の起伏動作が行われるようになっている。
【0027】
前記切換手段35は、手動式のロータリ弁50を有してなり、このロータリ弁50は、アシストシリンダ18のボトム側油室、管路51およびアキュムレータ45に対して、それぞれ管路53、管路54および管路55を介して接続されている。本実施形態においては、このロータリ弁50が管路53と管路55とを接続する状態位置(図においてA−C−D点接続位置)とされたときに、アシストシリンダ18のボトム側油室から送出される圧油を管路53、当該ロータリ弁50および管路55を介してアキュムレータ45に導くエネルギ回収油路32が形成されるようになっている。また、ロータリ弁50が管路53と管路54とを接続する状態位置(図においてA−B−C点接続位置)とされたときに、管路51を流通する油圧ポンプ42からの圧油の一部を、管路54、当該ロータリ弁50および管路53を介してアシストシリンダ18のボトム側油室に導くアシストシリンダ作動油路33が形成されるようになっている。また、ロータリ弁50が管路53と管路54と管路55とを接続する状態位置(図においてB−C−D点接続位置)とされたときに、管路51を流通する油圧ポンプ42からの圧油の一部を管路54、当該ロータリ弁50および管路53介してアシストシリンダ18のボトム側油室に導くとともに、同圧油の一部を管路54、当該ロータリ弁50および管路55を介してアキュムレータ45に導く整備用油路34が形成されるようになっている。なお、図中符号46で示されるのは、アシストシリンダ18およびアキュムレータ45の作動圧(保持圧)の最高値を規定し、かつアシストシリンダ18のボトム側油室内が負圧にならないようにするための吸い込み機能付き安全弁である。
【0028】
このように構成される装置作動回路25において、通常時には切換手段35(ロータリ弁50)の操作にてエネルギ回収油路32を選択し、装置作動回路25の回路形式をエネルギ回収モードとする。このエネルギ回収モードのときには、ブーム13の下方動作時にアシストシリンダ18のボトム側油室から送出される圧油が管路53、ロータリ弁50および管路55を通じてアキュムレータ45に蓄えられるとともに、ブーム13の起立動作時にそのアキュムレータ45に蓄えられた圧油によってアシストシリンダ18が伸長作動されてブーム13の上げ動作がそのアシストシリンダ18により助勢されるので、消費されるエネルギの節約を図ることができる。
【0029】
また、エネルギの節約よりも力優先の作業を行ないたい場合には、切換手段35(ロータリ弁50)の操作にてアシストシリンダ作動油路33を選択し、装置作動回路25の回路形式をパワーアップモードとする。このパワーアップモードのときには、ブーム13の上げ動作時に管路51に流通される油圧ポンプ42からの圧油の一部が管路54、ロータリ弁50および管路53を通じてアシストシリンダ18のボトム側油室に供給されてアシストシリンダ18が伸長作動される。したがって、ブーム13の上方駆動が、2本のブームシリンダ16にアシストシリンダ18を加えた計3本の油圧シリンダにより行なわれるので、高負荷作業に対応させることができる。しかも、管路51に流通される油圧ポンプ42からの圧油の一部を、油路切換にて管路54、ロータリ弁50および管路53を介してアシストシリンダ18にのみ直接的に作用させるようにされているため、推力上昇にタイムラグが生じたり、チャタリングが発生したりするといった不具合を未然に防ぐことができ、迅速かつ安定に持上げ力を増大させることができる。
【0030】
また、組立・整備作業時には、切換手段35(ロータリ弁50)の操作にて整備用油路34を選択し、装置作動回路25の回路形式を整備モードとする。そして、ブームシリンダ16を伸長させるようにブームシリンダ作動回路31を作動させると、管路51に流通される油圧ポンプ42からの圧油の一部が管路54、ロータリ弁50および管路53を通じてアシストシリンダ18のボトム側油室に供給されるとともに、同圧油の一部が管路54、ロータリ弁50および管路55通じてアキュムレータ45に供給されるので、組立・整備作業に伴なう作動油充填作業(エア抜き作業)を容易に行なうことができる。
【0031】
続いて、本発明のその他実施形態として第2,第3,第4の実施形態を順次説明する。第2〜第4の各実施形態は、第1の実施形態における切換手段35の構成が異なる以外は、その基本構成は第1の実施形態と同様である。したがって、以下、各実施形態に特有の部分のみについて説明することとし、第1の実施形態と共通する部分、並びに第2〜第4の各実施形態においても先のものと共通する部分については図に同一符号を付してその詳細な説明を省略することとする。
【0032】
(第2の実施形態:図3参照)
本実施形態における切換手段36は、前記ロータリ弁50に代えて設けられる電磁式切換弁66と、この電磁式切換弁66を操作する操作スイッチ47を備え、操作スイッチ47がOFFのときには電磁式切換弁66は中立に保たれ、操作スイッチ47が図においてa側にONされたときには電磁式切換弁66の一方の操作部66aに電気信号が入力されて電磁式切換弁66が図においてa位置に切り換えられ、操作スイッチ47が図においてb側にONされたときには電磁式切換弁66の他方の操作部66bに電気信号が入力されて電磁操作弁66が図においてb位置に切り換えられるように構成されている。本実施形態においては、電磁式切換弁66が中立のときにエネルギ回収油路32Aが選択されてエネルギ回収モードとなるように、また電磁式切換弁66がa位置のときにアシストシリンダ作動油路33Aが選択されてパワーアップモードとなるように、また電磁式切換弁66がb位置のときに整備用油路34Aが選択されて整備モードとなるようにされている。また、前記操作スイッチ47は、運転室内に配されてオペレータにより操作可能に設置されている。
【0033】
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の作用効果を奏するのは勿論のこと、運転室にて各モードの切り換えを行なうことができるので、例えば、エネルギ回収モードにて荷役作業を行なっているときにアシストシリンダの助勢力だけでは不足する場合(アキュムレータの容量にもよるが、一般にシリンダ伸びエンド付近では作動圧がかなり低下する)に、パワーアップモードに切り換えてここ一番持上げ力を増大させるなど、作業負荷に応じたモード切り換えを容易かつ迅速に行なうことができる。
【0034】
(第3の実施形態:図4参照)
本実施形態は、大流量の回路に適用して好適な切換手段37を採用した例であり、基本的には第2の実施形態と同様の作用効果を奏するものである。すなわち、本実施形態の切換手段37は、前記ロータリ弁50に代えて設けられるパイロット式切換弁48と、このパイロット式切換弁48の各操作部48a,48bに入力されるパイロット圧油の流路を切り換える電磁操作弁49と、この電磁操作弁49を操作する操作スイッチ47を備え、操作スイッチ47がOFFのときには電磁操作弁49が中立に保たれて電磁操作弁49からパイロット式切換弁48のいずれの操作部にもパイロット圧油が入力されずにパイロット式切換弁48も中立に保たれ、操作スイッチ47が図においてa側にONされたときには電磁操作弁49の一方の操作部49aに電気信号が入力されて電磁操作弁49が図においてa位置に切り換えられ、これによりパイロット式切換弁48の一方の操作部48aにパイロット圧油が入力されてパイロット式切換弁48が図においてa位置に切換えられ、操作スイッチ47が図においてb側にONされたときには電磁操作弁49の他方の操作部49bに電気信号が入力されて電磁操作弁49が図においてb位置に切り換えられ、これによりパイロット式切換弁48の他方の操作部48bにパイロット圧油が入力されてパイロット式切換弁48が図においてb位置に切換えられるように構成されている。そして、パイロット式切換弁48が中立のときにエネルギ回収油路32Bが選択されてエネルギ回収モードとなるように、またパイロット式切換弁48がa位置のときにアシストシリンダ作動油路33Bが選択されてパワーアップモードとなるように、またパイロット式切換弁48がb位置のときに整備用油路34Bが選択されて整備モードとなるようにされている。このように、パイロット式切換弁48と電磁操作弁49とが組み合わされて当該切換手段37が構成されるので、大流量回路でも安定かつ確実に各モード切り換えを行なうことができるとともに、電磁操作弁49のソレノイド容量は小さくてすむため、経済的であるという利点がある。
【0035】
(第4の実施形態:図5参照)
本実施形態は、第3の実施形態における、管路51aにブームシリンダ16の伸長時の作動圧Pを検出するための圧力センサ61を、管路53Bにアシストシリンダ18の伸長時の作動圧Pを検出するための圧力センサ62をそれぞれ付加するとともに、操作スイッチ47に代えて整備モード選択スイッチ64を備えるコントローラ63とした例である。本実施形態においては、各圧力センサ61,62からの圧力検出信号および整備モード選択スイッチ64からのON信号がそれぞれコントローラ63に入力されるとともに、コントローラ63から電磁操作弁49の各操作部49a,49bに対して所定の操作信号が送信されるようになっている。
【0036】
そして、コントローラ63による制御プロセスのスタートにて、図6のフローチャートに示されるように、まず整備モード選択スイッチ64からのON信号の入力の有無が判断される(S1)。ステップS1にて整備モード選択スイッチ64からのON信号の入力が無いと判断された場合には、ブームシリンダ16,16の作動圧Pと予めコントローラ64に入力されている閾値とアシストシリンダ18の作動圧Pとを比較する(S2)。ここで、前記閾値は、ブームシリンダ16,16のリリーフ圧PRBと所定の係数C(例えばC=0.8)との積PRB×Cで定められている。そして、P>PRB×Cで、かつP<Pである場合には、コントローラ64から電磁操作弁49の一方の操作部49aに対して所定の操作信号が出力される(S3)。その結果、電磁操作弁49がa位置とされ、これに伴ないパイロット式切換弁48がa位置とされてパワーアップモードとされる。
【0037】
一方、ステップS1にて整備モード選択スイッチ64のON信号の入力が有りと判断された場合には、コントローラ63から電磁操作弁49の他方の操作部49bに対して所定の操作信号が出力される(S4)。その結果、電磁操作弁49がb位置とされ、これに伴ないパイロット式切換弁48がb位置とされて整備モードとされる。また、ステップS2において、P>PRB×Cで、かつP<Pでない場合には、当該制御プロセスは終了する。
【0038】
本実施形態によれば、エネルギ回収モードによる省エネ運転と、パワーアップモードによる力優先作業とを任意の設定により自動的に切り換えることができるので、より作業効率を向上させることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の各実施形態に係る作業機械の作業状態を表わす側面図である。
【図2】図2は、第1の実施形態に係る作業機の位置エネルギ回収・再生装置の作動回路図である。
【図3】図3は、第2の実施形態に係る作業機の位置エネルギ回収・再生装置の作動回路図である。
【図4】図4は、第3の実施形態に係る作業機の位置エネルギ回収・再生装置の作動回路図である。
【図5】図5は、第4の実施形態に係る作業機の位置エネルギ回収・再生装置の作動回路図である。
【図6】図6は、第4の実施形態に係る切換手段の作動を説明するフローチャートである。
【図7】図7は、従来技術に係る作業機の位置エネルギ回収・再生装置の作動回路図である。
【符号の説明】
1 作業機械
6 作業機
16 ブームシリンダ
18 アシストシリンダ
25,26,27,28 装置作動回路
31 ブームシリンダ作動回路
32,32A,32B エネルギ回収油路
33,33A,33B アシストシリンダ作動油路
34,34A,34B 整備用油路
35,36,37,38 切換手段
42 油圧ポンプ
43 ブーム用切換弁
45 アキュムレータ
47 操作スイッチ
48 パイロット式切換弁
49 電磁操作弁
50 ロータリ弁
61,62 圧力センサ
63 コントローラ
64 整備モード選択スイッチ
66 電磁式切換弁

Claims (2)

  1. 油圧発生源からの圧油にて作動される昇降油圧シリンダにより上下方向に駆動される作業機と、この作業機の下方動作により一側の油室から圧油が送出されるように設けられる補助油圧シリンダと、前記一側の油室から送出される圧油をエネルギ回収機器に導くエネルギ回収油路を備える作業機の位置エネルギ回収・再生装置において、
    油圧発生源からの圧油を前記補助油圧シリンダの一側の油室に導く補助油圧シリンダ作動油路と、前記油圧発生源からの圧油を前記補助油圧シリンダの一側の油室および前記エネルギ回収機器にそれぞれ導く整備用油路とを設けるとともに、前記補助油圧シリンダ作動油路と前記エネルギ回収油路と前記整備用油路とを選択的に切り換える切換手段を設けることを特徴とする作業機の位置エネルギ回収・再生装置。
  2. 前記切換手段は当該切換手段の切換動作を制御するコントローラを有し、このコントローラは、前記昇降油圧シリンダの作動圧が所定の閾値より大きくて、かつ前記補助油圧シリンダの作動圧が前記昇降油圧シリンダの作動圧より小さいときに、前記補助油圧シリンダ作動油路に切り換えるように制御する請求項に記載の作業機の位置エネルギ回収・再生装置。
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