JP3928369B2 - リニアテーブル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車体組立工程においてワークを位置決め支持する治具に使用されるリニアテーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば車体組立工程においてワークを位置決め支持する治具には、図5に示すように、ワークを支持するロケータをスライド自在に支持するリニアテーブル101が使用されている。
【0003】
このリニアテーブル101は、ベースに延設され上方に開口したガイドレール102と、ガイドレール102の開口部102cの上方を覆うように取付部材121を介してガイドレール102に沿って延設された上部カバー104と、ガイドレール102内に挿入されてスライド自在に支持され、上面111に上部カバー104を挿通する凹部112が形成されたスライドテーブル103と、スライドテーブル103に形成された挿通穴103aに挿通されたボールねじ130とを備えている。
【0004】
ボールねじ130は、スライドテーブル103の挿通穴103aに挿通されたねじ軸131と、スライドテーブル103の挿通穴103aに挿入されてフランジ134がスライドテーブル103にボルト135止めされ、ねじ軸131に軸方向に移動可能に螺合されたナット133とを備えており、ねじ軸131がモータに接続されている。
【0005】
また、ガイドレール102の内底部102aには、前記ベースにボルト止めされる取付穴102b、102bが設けられている。
【0006】
さらに、スライドテーブル103には、凹部112の左右側部113、113の上面111に、スペーサ105がねじ止めし左右側部113、113間へ渡って架設されており、このスペーサ105には前記ロケータが設けられたポスト106がねじ止めして載設されている。
【0007】
また、リニアテーブル101には、図外の制御装置から前記ロケータに制御信号を送るために、前記制御装置からポスト106にケーブル107が配索されており、ガイドレール102の側面114には、ガイドレール102の開口部102cの左右側方を覆うサイドカバー108、109がねじ止めして取り付けられており、右側のサイドカバー108をL字型に形成してケーブル107が支持されている。
【0008】
これにより、リニアテーブル101は、サイドカバー108でケーブル107を支持しながらスライドテーブル103がガイドレール102に沿ってスライドする一方、上部カバー104によってガイドレール102の開口部102cから内部にゴミ等が入るのを防止し、またポスト106に過度の負荷がかかった場合にはスペーサ105のねじが破損することによってポスト106を保護している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなリニアテーブルにおいては、ガイドレール102の開口部102cの上方を覆う上部カバー104が設けられており、この上部カバー104を挿通するために凹部112がスライドテーブル103に形成されている。凹部112の高さは、上部カバー104の厚みと上下に設けたクリアランスとで設定されている。さらに、凹部112の上方には、スペーサ105が左右側部113、113の上面111に架設されており、上部カバー104とスペーサ105の下面との隙間は上方のクリアランス分しかないため、ケーブル107を上部カバー104上に配索することができなかった。このため、ガイドレール102の側面114に取り付けたL字型のサイドカバー108でケーブル107を支持させていたため、リニアテーブル101の幅寸法101Wが、元の幅寸法110Wからサイドカバー108を取り付けた分大きくなってリニアテーブル101全体が大型化してしまい、複数のリニアテーブル101を隣接して配置する際にはレイアウトの自由度が小さくなっていた。
【0010】
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、ケーブルを配索しても大型になるのを抑えることができるリニアテーブルを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明の請求項1記載のリニアテーブルでは、上方に開口した断面コ字状のガイドレールと、このガイドレールに設けられ、ガイドレールの開口部の上方を覆う上部カバーと、前記ガイドレール内に挿入されてスライド自在に支持され、上面に前記上部カバーを挿通する凹部が形成されたスライドテーブルとを備え、前記スライドテーブルの前記上面に形成した前記凹部の右側部および左側部の上面と前記凹部に挿通した前記上部カバーの上面との間にクリアランスが設けられたリニアテーブルにおいて、前記スライドテーブルの前記右側部の前記上面と前記左側部の前記上面とにそれぞれスペーサが設けられ、両スペーサの上面に、ポストが前記両スペーサ間に渡って設けられ、前記両スペーサ間と前記ポストとから前記両スペーサの厚みによる高さ寸法の空間が形成され、この空間と前記クリアランスとから成る貫通部が形成され、前記上部カバー上に配索されるケーブルが前記貫通部に貫通させて前記ポストに接続されたものとしている。
【0012】
かかる構成においては、ポストと上部カバー間に形成された貫通部の高さ寸法をスペーサの厚み分大きくできるので、上部カバー上にケーブルを配索することができる。従って、ケーブルをリニアテーブル内で支持することができ、ガイドレールの側方にケーブルを支持する支持部材を取り付ける必要がなくなり、リニアテーブル全体の幅寸法が大きくなるのを抑えることができる。
【0013】
また、請求項2記載のリニアテーブルにおいては、前記ケーブルは一端が前記上部カバーの一端部側止め具で固定され、他端が前記上部カバーの他端部に向かって前記貫通部を貫通し前記上部カバーの前記一端部側にUターン配索されて前記ポストに他端部側止め具で固定されるとともに、その長さを、前記ガイドレールに沿って移動する前記スライドテーブルのストローク分の長さと、前記一端部側止め具から前記一端部側のストローク端までの長さと、前記上部カバーの前記他端部側から前記一端部側に向かってUターンするR止まりの円弧の長さと、前記スライドテーブルが前記他端部へフルストロークした状態で前記他端部側止め具から前記ポスト側の前記R止まりまでの長さとから構成したものとしている。
【0014】
かかる構成においては、スライドテーブルがガイドレールに沿って移動してもケーブルはUターン配索が維持された状態のままで長さが常に一定に保たれるため、スライドテーブルの移動でケーブルが引きずられるのを防ぐことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって説明する。
【0016】
図1は本発明の一実施の形態を示すリニアテーブル1の側面図であり、図2は図1のX−X線に沿う断面図である。このリニアテーブル1は、ベースに延設されて上方に開口した断面コ字状のガイドレール2と、ガイドレール2に挿入されてスライド自在に支持されたスライドテーブル3と、スライドテーブル3と直列してガイドレール2に載設された軸受ブラケット4と、スライドテーブル3と軸受ブラケット4とに挿通されるボールねじ5とを中心にして構成されている。
【0017】
ボールねじ5は、スライドテーブル3と軸受ブラケット4とに挿通されるねじ軸51と、ねじ軸51の軸方向に沿って移動可能に螺合されるナット52とから構成されており、ナット52がスライドテーブル3に固定されている。また、ねじ軸51は、その一端部が軸受ブラケット4にクロスローラベアリングを介して軸受けされ、ボールねじ駆動装置6を介してモータ7に接続されている。
【0018】
これにより、リニアテーブル1は、ボールねじ5のねじ軸51が、軸受ブラケット4で軸受けされた状態で、モータ7駆動によりボールねじ駆動装置6が作動してねじ軸51が回転することによりその回転運動がナット52に伝えられ、ナット52がねじ軸51に沿って前後方向に移動するのに伴い、スライドテーブル3がガイドレール2に沿ってスライドするように構成されている。
【0019】
また、スライドテーブル3は、図2に示すように、ガイドレール2内に挿入されてリニアガイド38の数珠状に連続された複数のボールを支持するガイドレール2のガイド溝39を介しガイドレール2にスライド自在に支持されるスライダー31と、スライダー31にボルト止めして載設された載設部32と、載設部32の上側に一体形成された支持部33とから構成されている。
【0020】
載設部32は断面四角形状であって、ボールねじ5のねじ軸51が挿通されており、左右側にはガイドレール2の開口部20を左右側からカバーするサイドカバー8、8がガイドレール2にそれぞれボルト9、9止めされている。そして、ガイドレール2の左右側部が、このボルト9で前記ベースに固定されている。
【0021】
また、載設部32には、ボールねじ5を挿通させる挿通穴32aが形成されている。この挿通穴32aにはねじ軸51が挿通されているとともに、ねじ軸51に螺合したナット52が挿入されてそのフランジ52aが複数のボルト52bで載設部32と支持部33とに固定されている。
【0022】
一方、支持部33は、載設部32より幅広であって、上面33aの中央部にガイドレール2の内底部21と対向して凹部34が形成された断面コ字状となっている。凹部34内には上部カバー10が挿通されており、この上部カバー10は、図1に示すようにガイドレール2の開口部20の上方を覆うようにガイドレール2に延設されている。
【0023】
また、上部カバー10の前端部10aがガイドレール2に載設されたブラケット41にビス止めされ、後端部10bが軸受ブラケット4にビス止めされ取り付けられている。この上部カバー10とサイドカバー8、8とにより、溶接スパッタ等がガイドレール2の開口部20から内部に落下することを防止している。
【0024】
そして、凹部34の右側部35と左側部36との上面33aにはそれぞれアルミ製のスペーサ11a、11bが設けられており、両スペーサ11aおよび11bの左右方向の幅寸法t1が、右側部35および左側部36の幅寸法t2と同じにされている。両スペーサ11a、11bの上面11eには前記ロケータが設けられたポスト12が両スペーサ11a、11b間に渡って載設されている。これにより、スライドテーブル3は、両スペーサ11a、11bを介して支持部33の左右側部35、36でポスト12を支持している。
【0025】
また、両スペーサ11a、11bは、図3(右側のスペーサ11aを図示)に示すようにポスト12から両スペーサ11a、11bの上部に複数のボルト穴60が形成されている。各ボルト穴60は、ポスト12の上部に形成された座ぐり61と、座ぐり61に連続してポスト12を貫通したボルト挿通穴63と、両スペーサ11a、11bの上部に形成された螺合部62とから構成されており、ボルト12cの頭部12dが座ぐり61内の底面に載って螺合部62で螺合されている。
【0026】
また、両スペーサ11a、11bの下部から支持部33の両側部35、36の上部にかけて複数のボルト穴70が形成されている。各ボルト穴70は、スペーサ11a、11bの上部に形成された座ぐり71と、座ぐり71に連続してスペーサ11a、11bを貫通したボルト挿通穴73と、両側部35、36の上部に形成され、前記螺合部62より深さが浅い螺合部72とから構成されており、前記ボルト12cより小径のボルト11cの頭部11dが座ぐり71内の底面に載って螺合部72で螺合されている。
【0027】
これにより、両スペーサ11a、11bは、これら複数のボルト11c、12cでポスト12と支持部33の両側部35、36とに組み付けられているとともに、ポスト12に過度の荷重がかかった場合にはスペーサ11a、11bのボルト穴70内でボルト11cが破損することにより、ポスト12にかかる荷重を抑えてポスト12を保護している。
【0028】
また、図2に示すようにポスト12と両スペーサ11a、11bとの間には、両スペーサ11a、11bの厚み13、13で形成された空間Sと凹部34内に挿通された上部カバー10の上面10cから右側部35、左側部36の上面33aまでのクリアランスn1とから成る高さ寸法Hを有する貫通部14が形成されている。この貫通部14には、図外の制御装置から図1にも示すように上部カバー10の前端部(一端部)10aに、前端部(一端部)10a側止め具15aで一端が固定され上部カバー10の上面10c上に配索されたフラットケーブル15の他端が、上部カバー10の後端部(他端部)10bに向かって貫通されている。
【0029】
さらに、フラットケーブル15の他端は貫通部14を貫通した後、上部カバー10の前端部10a側にUターン配索されてポスト12にブラケット12bを介して後端部10b(他端部)側止め具12aで固定されて接続され、前記制御装置からの制御信号を前記ロケータに伝えている。
【0030】
また、上部カバー10上に配索されるフラットケーブル15の長さは、図4に示すようにガイドレール2に沿って移動するスライドテーブル3のストローク分の長さLbと、前端部10a側止め具15aから前端部10a側のストロークLb端までの長さLaと、上部カバー10の後端部10b側から前端部10a側にUターンするR止まりの円弧の長さLc(一点鎖線で図示)と、スライドテーブル3が後端部10bへフルストローク移動した状態で後端部10b側止め具12aからポスト12側のR止まりまでの長さLd(一点鎖線で図示)とから構成されている。
【0031】
かかる構成においては、貫通部14の高さ寸法Hを両スペーサ11a、11bの厚み13分大きくできるので、フラットケーブル15を上部カバー10上に配索することができ、上部カバー10上に配索されるフラットケーブル15を貫通部14に貫通させてポスト12に接続したことから、リニアテーブル1内でケーブル15が支持されている。
【0032】
このため、ガイドレール2の側方にケーブル15を支持する支持部材を取り付ける必要がなくなり、リニアテーブル1全体の幅寸法1Wを元の寸法のまま維持して大きくなるのを抑えることができる。よって、本実施の形態におけるリニアテーブル1はケーブルを配索しても大型になるのを抑えることができる。また、この結果、複数のリニアテーブル1を隣接して配置する際のレイアウトの自由度を大きくすることができる。
【0033】
また、上部カバー10とポスト12との間には分割したスペーサ11a、11bを介在させたことから、上部カバー10とポスト12との間に一枚でスペーサを介在させた場合に比べてスペーサを小型にすることができ、コストを低減することができる。
【0034】
また、ガイドレール2の左右側部ボルト9、9により前記ベースに固定したことから、ガイドレール2の内底部21に設けた取付穴でボルト止めさせた場合に比べて、左右のボルト9、9間のスパンTを大きくすることができるので、前記ベースに対するガイドレール2の支持剛性を向上させることができる。
【0035】
また、図4で示したように、フラットケーブル15が上部カバー10上でUターン配索されてスライドテーブル2のストローク分の長さLbとR止まりの円弧の長さLcとを有して両端が上部カバー10とポスト12とに固定されている。
【0036】
したがって、スライドテーブル3がガイドレール2に沿って移動しても、フラットケーブル15はR止まりが維持された状態でその両端側の長さが変化するだけであるため(図4の実線と一点鎖線とで図示)、Uターン配索が維持された状態のままで長さが常に一定に保たれる。
【0037】
このため、スライドテーブル2の移動に伴ってフラットケーブル15が引きずられてしまうのを防止することができる。よって、狭いスペースにケーブル15を配索してもケーブル15を傷めてしまうおそれがなく、リニアテーブル1の使い勝手を良くすることができる。
【0038】
なお、本実施の形態では、図2で示したように平たいフラットケーブル15を使用したが、ケーブルの形状は特に限定されることはなく、例えば丸形のケーブルを使用しても良い。またケーブルを複数束ねた状態で配索した場合であっても本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1記載のリニアテーブルにおいては、ポストと上部カバー間に形成された貫通部の高さ寸法をスペーサの厚み分大きくできるので、上部カバー上にケーブルを配索することができる。従って、ケーブルをリニアテーブル内で支持することができ、ガイドレールの側方にケーブルを支持する支持部材を取り付ける必要がなくなり、リニアテーブル全体の幅寸法が大きくなるのを抑えることができる。よって、ケーブルを配索しても大型になるのを抑えることができる。
【0040】
また、請求項2記載のリニアテーブルにおいては、スライドテーブルがガイドレールに沿って移動してもケーブルはUターン配索が維持された状態のままで長さが常に一定に保たれるため、スライドテーブルの移動でケーブルが引きずられるのを防ぐことができる。よって、リニアテーブルの使い勝手を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すリニアテーブルの側面図である。
【図2】図1のX−X線に沿う断面図である。
【図3】図2のスペーサを中心とした右側面図である。
【図4】図1の要部拡大図である。
【図5】従来のリニアテーブルの要部断面図である。
【符号の説明】
1 リニアテーブル
2 ガイドレール
3 スライドテーブル
10 上部カバー
10a 前端部
10b 後端部
10c 上面
11a スペーサ
11b スペーサ
11c ボルト
11d 頭部
12 ポスト
12a 後端部側止め具
12b ブラケット
12c ボルト
12d 頭部
14 貫通部
15 フラットケーブル
15a 前端部側止め具
20 開口部
21 内底部
33a 上面
34 凹部
35 右側部
36 左側部
38 リニアガイド
39 ガイド溝
S 空間
t1 スペーサの幅寸法
t2 左右側部の幅寸法
n1 クリアランス
H 貫通部の高さ寸法

Claims (2)

  1. 上方に開口した断面コ字状のガイドレールと、
    このガイドレールに設けられ、ガイドレールの開口部の上方を覆う上部カバーと、
    前記ガイドレール内に挿入されてスライド自在に支持され、上面に前記上部カバーを挿通する凹部が形成されたスライドテーブルとを備え、
    前記スライドテーブルの前記上面に形成した前記凹部の右側部および左側部の上面と前記凹部に挿通した前記上部カバーの上面との間にクリアランスが設けられたリニアテーブルにおいて、
    前記スライドテーブルの前記右側部の前記上面と前記左側部の前記上面とにそれぞれスペーサが設けられ、両スペーサの上面に、ポストが前記両スペーサ間に渡って設けられ、前記両スペーサ間と前記ポストとから前記両スペーサの厚みによる高さ寸法の空間が形成され、この空間と前記クリアランスとから成る貫通部が形成され、前記上部カバー上に配索されるケーブルが前記貫通部に貫通させて前記ポストに接続されたことを特徴とするリニアテーブル。
  2. 前記ケーブルは一端が前記上部カバーの一端部側止め具で固定され、他端が前記上部カバーの他端部に向かって前記貫通部を貫通し前記上部カバーの前記一端部側にUターン配索されて前記ポストに他端部側止め具で固定されるとともに、その長さを、前記ガイドレールに沿って移動する前記スライドテーブルのストローク分の長さと、前記一端部側止め具から前記一端部側のストローク端までの長さと、前記上部カバーの前記他端部側から前記一端部側に向かってUターンするR止まりの円弧の長さと、前記スライドテーブルが前記他端部へフルストロークした状態で前記他端部側止め具から前記ポスト側の前記R止まりまでの長さとから構成したことを特徴とする請求項1記載のリニアテーブル。
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