JP3927793B2 - ウォームおよびウォームシャフト - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウォームホイールと噛合して食違う2軸間で動力を伝達すべく機能するウォームおよびウォームシャフトに関する。
【0002】
【従来の技術】
ウォームおよびウォームシャフトは、ウォームホイールと噛合して食違う2軸間で動力を伝達すべく機能するもので、ウォームを構成するねじ部、および、ウォームシャフトのウォーム部を構成するねじ部は、主として切削加工にて成形され、切削加工された部位には研削加工や転造仕上げ加工等の仕上げ加工が施される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように、ウォームおよびウォームシャフトのウォーム部の成形は切削加工を主体とすることから、ウォームを構成するねじ部、およびウォームシャフトのウォーム部を構成するねじ部における歯底部の断面形状は、底面が平面の台形状を呈していて、隣り合う歯部間では、鍛錬されている形成母材の繊維組織が切断された状態にある。このため、従来のウォームおよびウォームシャフトのウォーム部は、鍛錬されている形成母材の繊維組織が隣り合う歯部間で切断されている分だけ、静的にも動的にも強度低下をきたしていることになる。また、従来の成形方法では、切削加工と仕上げ加工(研削、転造等)とが必須不可欠であることから、長時間を要するとともに、設備費が高額になるという問題がある。
【0004】
従って、本発明の目的は、ウォームのねじ部、および、ウォームシャフトのウォーム部のねじ部における歯底部の断面形状を転造加工が可能な形状に設定することにより、ねじ部を、切削加工を要することなく転造加工のみにて成形し得るようにして、切削加工による従来の各問題を解消することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ウォームホイールと噛合して食違う2軸間で動力を伝達すべく機能するウォームおよびウォームシャフトに関するものである。
【0006】
しかして、本発明に係るウォームは転造加工のみにて成形されているもので、ねじ部の歯底部が、当該ウォームの歯元点から同ウォームと前記ウォームホイールとが噛合った状態での同ウォームホイールの歯先角点をウォーム歯先方向へ越える位置までの範囲にわたって、互いに半径を異にする2種類の円弧により形成される断面円弧状に設定されていることを特徴とするものである。また、本発明に係るウォームシャフトは、シャフトの外周の所定の部位に有するウォーム部転造加工のみにて成形されているもので、前記ウォーム部のねじ部の歯底部が、同ウォーム部の歯元点から同ウォーム部と前記ウォームホイールとが噛合った状態での同ウォームホイールの歯先角点をウォーム歯先方向へ越える位置までの範囲にわたって、互いに半径を異にする2種類の円弧により形成される断面円弧状に設定されていることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の作用・効果】
本発明に係るウォームおよびウォームシャフトにおいては、ウォームのねじ部における歯底部、および、ウォーム部のねじ部における歯底部が断面円弧状に設定されている。ねじ部の歯底部が断面円弧状に設定されている場合には、ねじ部の転造加工が可能になり、かつ、転造加工時、成形母材のダイスによる塑性変形の際の母材の変形流れが円滑になされ、成形母材の繊維組織が隣り合う歯部間で切断されることがない。換言すれば、ねじ部の歯底部を断面円弧状に設定することにより、ねじ部を転造加工のみにて良好に成形することができる。この場合、歯底部の断面形状は、ウォームまたはウォーム部の歯元点からウォームまたはウォーム部と前記ウォームホイールとが噛合った状態での同ウォームホイールの歯先角点をウォーム歯先方向へ越える位置までの範囲にわたって、互いに半径を異にする2種類の円弧により形成される断面円弧状に設定されている。かかる設定により、ねじ部の捻り強度が十分に確保でき、かつ、ウォームホイールとの噛合時における歯部の互いの干渉を回避する歯形形状とすることができる。
【0008】
従って、ウォームのねじ部、および、ウォーム部のねじ部の成形に転造加工のみを採用することにより、隣り合う歯部間での形成母材の繊維組織が切断されていないねじ部を形成することができ、従来のねじ部に比較して静的にも動的にも強度が高いウォームおよびウォームシャフトを構成することができる。
【0009】
また、ウォームのねじ部、および、ウォーム部のねじ部の成形では、従来の成形では必須不可欠である切削加工と仕上げ加工を廃止して転造加工のみを採用することから、成形加工の時間を著しく短縮して生産効率を高めることができるとともに、成形加工の設備費を大幅に低減することができる。このため、ウォームおよびウォームシャフトを廉価に提供することができる利点がある。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明は、ウォームおよびウォームシャフトに関するものであり、図1には、本発明に係るウォームシャフトの一実施形態を示している。当該ウォームシャフトAは自動車用の電動式パワーステアリングを構成する一構成部材であるウォームシャフトであって、ウォームシャフトAのシャフト本体A1の中間部の外周にウォーム部A2を備えている。当該ウォームシャフトAは、電動モータBの出力軸B1に連結していて、減速機Cを構成するウォームホイールC1に噛合している。これにより、当該ウォームシャフトAは、電動モータBの動力を、減速機Cの出力軸に減速した状態で伝達する。
【0011】
当該ウォームシャフトAのウォーム部A2は、本発明の主要部を構成するもので、図2(a)には、ウォーム部A2を構成しているねじ部10Aの断面形状を示している。なお、図2(b)には、従来のウォームシャフトのウォーム部を構成するねじ部10Bの断面形状を示している。
【0012】
本発明に係るウォームシャフトAにおいては、ウォーム部A2は転造加工のみにて成形されていて、ねじ部10Aの隣り合う歯部11a,12aが形成する歯底部13aが断面円弧状に設定されている。歯底部13aが断面円弧状に設定されているウォーム部A2は従来にない特異の形状であり、従来のウォーム部のねじ部10Bにおける隣り合う歯部11b,12bが形成する歯底部13bの断面形状とは明かに相違している。当該ねじ部10Bの歯底部13bの断面形状は、底面が平面の台形状を呈している。
【0013】
本発明に係るウォームシャフトAのウォーム部A2におけるねじ部10Aの断面形状、特に、歯底部13aの断面円弧状の形状は、ウォーム部A2を成形する際の転造性を考慮して設定されているものであり、ウォーム部A2は転造加工のみにて成形されている。ウォーム部A2の転造加工では、例えば丸形ダイスが使用されるが、成形母材がダイスによって塑性変形される際の、成形母材の断面円弧状の歯底部13aに沿った方向への塑性流れが円滑であって、良好な塑性変形が可能である。
【0014】
従って、ウォーム部A2においては、隣り合う歯部11a,12a間での形成母材の繊維組織が切断されていないねじ部10Aを成形することができる。換言すれば、当該ウォーム部A2のねじ部10Aは、従来のウォーム部のねじ部10Bに比較して静的にも動的にも強度が高くなり、ウォームシャフトAは強度が高いものとなる。
【0015】
これに対して、従来のウォームシャフトのウォーム部においては、ねじ部10Bの両歯部11b,12bが形成する歯底部13bは、底面が平面の台形状を呈しているもので、当該ねじ部10Bの歯底部13bの形状の設定では、転造性を考慮すれば、当該ねじ部10Bの成形加工には転造加工を採用することはできず、切削加工が不可欠となり、これに併せて、切削加工された部位を研磨加工、転造仕上げ等の仕上げ加工を要することになる。
【0016】
当該ウォーム部におけるねじ部10Bのかかる構造および成形加工方法では、隣り合う歯部11b,12b間では形成母材の繊維組織が切削加工にて切断されていて、繊維組織が切断されている分だけ、静的にも動的にも強度低下をきたしている。また、当該成形加工方法では、切削加工と仕上げ加工とが必須不可欠であることから、成形加工に長時間を要するとともに、成形加工の設備費が高額になるという問題がある。
【0017】
これに対して、本発明に係るウォームシャフトAのウォーム部A2の成形方法では転造加工のみを採用していて、従来のウォームシャフトのウォーム部の成形では必須不可欠である切削加工と仕上げ加工を廃止していることから、成形加工の時間を著しく短縮して生産効率を高めることができるとともに、成形加工の設備費を大幅に低減することができる。このため、ウォームシャフトAにおけるウォーム部A2の成形費用を低減することができて、ウォームシャフトAを廉価に提供することができる利点がある。
【0018】
【実施例】
本実施例では、炭素鋼を成形母材として、モジュール、ピッチ、ピッチ円直径圧力角、歯末たけ、歯元たけ、リード、進み角、中心距離、歯先円直径等の特性がほぼ同一で、歯底部に形状のみが図2(a)に示す態様のウォーム20A(実施例)と、図2(b)に示す態様の従来のウォーム20B(比較例)の2種類を成形した。
【0019】
実施例に係るウォーム20Aの成形には転造加工法を採用し、比較例に係るウォーム20Bの成形には切削加工と転造仕上げを併用した加工法を採用している。また、ウォーム20Aにおけるねじ部の歯底部は、図2(a)に示すように、断面円弧状である特異な断面形状に設定し、かつ、第2ウォーム20Bにおけるねじ部の歯底部は、図2(b)に示すように、底面が平面の断面台形状である周知の断面形に設定している。
【0020】
ウォーム20Aのねじ部における歯底部の断面形状の設定は、ねじ部の捻り強度が十分に確保でき、かつ、ウォームホイールとの噛合時における歯部の互いの干渉を回避する歯形形状とする旨の設計思想に基づくものであり、歯底部の断面形状は互いに半径を異にする2種類の円弧により形成されている。図3には、実施例に係るウォーム20Aのねじ部における歯底部の断面形状の設定方法の概略を示している。図3においては、横軸(x軸)はウォームの歯溝幅中心からの距離で、縦軸(y軸)はウォームの半径である。つまり、図3はウォームの歯溝対称の半分を示している。
【0021】
ウォーム20Aのねじ部における歯底部の断面の形状線21(図3の図示実線)は、1点鎖線で示す第1円弧線21aと第2円弧線21bを合成して選定されている。第1円弧線21aは、ウォーム20Aのウォーム軸線(x軸)に対するウォーム半径方法(y軸)の距離が(x軸座標0mm,y軸座標7.4mm)にある点O1を中心とする半径2.65mmの円弧線であり、また、第2円弧線21bは、ウォーム軸線(x軸)に対するウォーム半径方法(y軸)の距離が(x軸座標0.598mm,y軸座標5.72mm)にある点O2を中心とする半径0.916mmの円弧線である。なお、図3中の2点鎖線22は、ウォームホイールのねじ部の歯形形状を示す。
【0022】
歯底部の形状線21上の各点にあっては、点D1は、ウォーム20Aの歯元点(x軸座標0mm,y軸座標4.75mm)であって、ウォームの歯底円半径を示す。点D2は、第1円弧線21aと第2円弧線21bの接点(x軸座標0.914mm,y軸座標4.913mm)であり、点D3は、ウォーム20AとウォームホイールC 1 とが噛合った状態でのウォームホイールの歯先角点(x軸座標1.318mm,y軸座標5.455mm)であり、点D4は、第2円弧線21bとウォーム20Aの歯面の接点(x軸座標1.514mm,y軸座標5.772mm)である。
【0023】
歯底部の形状線21において、点D1と点D4間を単一の円弧で形成する場合には、滑らかな歯底形状を得るためには、円弧は点D4でウォーム歯面に、点D1で歯底円柱に接しなければならない。これを満足するためには、ウォームの歯底径をもっと小さくすること、または、ウォーム歯面上の点D4を歯先方向へ上げることが必要である。しかしながら、小さい歯底円はウォーム強度を悪化すること、点D4をウォーム歯先方向に上げることはウォームホィールと正確に噛合う点がなくなるか、円弧がウォームの歯先に干渉すること等になる。特に、ウォームホイールは合成樹脂からなる成形加工品であって、点D3がばらつきやすいことから、この点での干渉を防止するためにも2円弧から構成することが重要である。なお、点D1はねじ部の捻り強度からその寸法が設定され、また、点D4は歯形形状からその寸法が設定されている。
【0024】
図4(a)は、ウォーム20A(実施例)の断面の写真を拡大して複写したものであって、ウォーム20Aのねじ部における歯底部の断面形状は、その形状線21にて決定されている円弧状を呈している。図4(b)は、ウォーム20B(比較例)の断面の写真を拡大して複写したものであって、ウォーム20Bのねじ部における歯底部の断面形状は、底面が平面である台形状を呈している。また、図5(a)は、ウォーム20Aの歯部の断面の写真を拡大して複写したものであり、同図(b)は同図(a)のb部の断面を200倍に拡大した顕微鏡写真を複写したもの、同図(c)は同図(a)のc部の断面を200倍に拡大した顕微鏡写真を複写したもの、同図(d)は同図(a)のd部の断面を200倍に拡大した顕微鏡写真を複写したものである。
【0025】
また、図6(a)は、ウォーム20B(比較例)の断面の写真を拡大して複写したものであり、同図(b)は同図(a)のb部の断面を200倍に拡大した顕微鏡写真を複写したもの、同図(c)は同図(a)のc部の断面を200倍に拡大した顕微鏡写真を複写したもの、同図(d)は同図(a)のd部の断面を200倍に拡大した顕微鏡写真を複写したものである。
【0026】
これらの図面には、成形母材の鍛錬されて形成されている繊維組織が明確に示されている。ウォーム20Aにおいては、ねじ部を構成している成形母材の繊維組織は、塑性変形に起因して平行に配列した状態で屈曲して連続していることが確認される。これに対して、ウォーム20Bにおいては、ねじ部を構成している成形母材の繊維組織は、非成形部位を構成する母材の繊維組織と平行した状態にあって、隣り合う歯部間では切削加工に起因して切断されていることが確認される。また、ウォーム20Aおよびウォーム20Bにおけるねじ部を構成する歯部の各部位における硬度を測定した結果を、表1および表2に示すとともに、図7および図8にグラフとして示している。
【0027】
表1および図7に示す測定硬度は、同図に示す歯部における点aから点bまでの間を横方向に0.1mmの等間隔にした9箇所の部位での測定値である。但し、点aは、歯面の最表面から0.4mmに位置する部位である。また、表2および図8に示す測定硬度は、同図に示す歯部の縦方向の1〜8の部位の8箇所の部位での測定値である。但し、1〜7の各部位は歯面の最表面から0.4mmに位置する部位であり、8の部位は1と7の部位の中間の部位である。
【0028】
【表1】
Figure 0003927793
【0029】
【表2】
Figure 0003927793

【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例に係るウォームシャフトを電動モータと減速機間に配置した状態を示す一部縦断側面図である。
【図2】同ウォームシャフトのウォーム部におけるねじ部の形状を示す部分断面図(a)、および、従来のウォームシャフトのウォーム部におけるねじ部の形状を示す部分断面図(b)である。
【図3】本発明の一例に係るウォームの歯底部の形状を設定する設計方法を示す説明図である。
【図4】本発明の実施例に係るウォームの断面の顕微鏡写真を複写した図(a)、および、従来例(比較例)に係るウォームの断面の顕微鏡写真を複写した図(b)である。
【図5】本発明の実施例に係るウォームの歯部の断面の顕微鏡写真を複写した図(a)、同図(a)のb部の断面を200倍に拡大した顕微鏡写真を複写した図(b)、同図(a)のc部の断面を200倍に拡大した顕微鏡写真を複写した図(c)、同図(a)のd部の断面を200倍に拡大した顕微鏡写真を複写した図(d)である。
【図6】比較例に係るウォームの歯部の断面の顕微鏡写真を複写した図(a)、同図(a)のb部の断面を200倍に拡大した顕微鏡写真を複写した図(b)、同図(a)のc部の断面を200倍に拡大した顕微鏡写真を複写した図(c)、同図(a)のd部の断面を200倍に拡大した顕微鏡写真を複写した図(d)である。
【図7】本発明の実施例に係るウォームおよび比較例に係るウォームの歯部における横方向の各部位の硬度を示すグラフである。
【図8】本発明の実施例に係るウォームおよび比較例に係るウォームの歯部における縦方向の各部位の硬度を示すグラフである。
【符号の説明】
A…ウォームシャフト、A1…シャフト本体、A2…ウォーム部、B…電動モータ、B1…出力軸、C…減速機、C1…ウォームホイール、10A,10B…ねじ部、11a,12a…歯部、13a…歯底部、11b,12b…歯部、13b…歯底部、20A,20B…ウォーム、21…形状線、21a…第1円弧線、21b…第2円弧線、22…ウォームホイールの歯形形状。

Claims (2)

  1. ウォームホイールと噛合して食違う2軸間で動力を伝達すべく機能するウォームであり、当該ウォームは転造加工のみにて成形されているもので、ねじ部の歯底部が、当該ウォームの歯元点から同ウォームと前記ウォームホイールとが噛合った状態での同ウォームホイールの歯先角点をウォーム歯先方向へ越える位置までの範囲にわたって、互いに半径を異にする2種類の円弧により形成される断面円弧状に設定されていることを特徴とするウォーム。
  2. シャフトの外周の所定の部位に有するウォーム部をウォームホイールに噛合して食違う2軸間で動力を伝達すべく機能するウォームシャフトであり、前記ウォーム部は転造加工のみにて成形されているもので、前記ウォーム部のねじ部の歯底部が、同ウォーム部の歯元点から同ウォーム部と前記ウォームホイールとが噛合った状態での同ウォームホイールの歯先角点をウォーム歯先方向へ越える位置までの範囲にわたって、互いに半径を異にする2種類の円弧により形成される断面円弧状に設定されていることを特徴とするウォームシャフト。
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