JP3927098B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シリンダー錠を備えた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、遊技機としてのパチンコ遊技機は、機枠の前面に内枠体が開閉自在に配設される。そして、この内枠体の後面に遊技盤が装着され、その前面には遊技盤の前面を覆う透明板保持枠が開閉自在に配設されている。更に、前記内枠体の開放側の前面には内枠体及び透明板保持枠を施錠するためのシリンダー錠が設けられている。
【0003】
前記シリンダー錠は、近年、店単位で統一の鍵が使用でき、錠本体を交換することなくそのまま使用し、不正防止のために定期的に鍵を替えることができるといった効果を奏することから、鍵のコードを変更するリセット摘みの操作により鍵のコードを変更できる可変式のシリンダー錠が多くなっている。
【0004】
また、デザイン的な効果から内枠体の前面側に前記シリンダー錠の鍵挿通口を開設した飾り部材を設けている。
【0005】
前記飾り部材は、前記透明板保持枠が内枠体の横幅とほぼ同じであって、内枠体の上部前面の全体を覆うようにして兼用することもあるが、該透明板保持枠にシリンダー錠の鍵挿通口を開設する場合は、この鍵挿通口が透明板保持枠の開放側に位置し、しかも透明板保持枠が一側を中心とし回動することから、シリンダー錠が支えて回動し得ないことがないようにシリンダー錠の外径より大きく成形されている。
【0006】
また、最近のパチンコ遊技機は、デザイン的にも優れたものが多く、内枠体の前面に設けられる透明板保持枠を立体的に形成して、遊技者の視覚に訴えるようにしたものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の新鍵コード設定作業は、鍵のコードを変更するリセット摘みがシリンダー錠の後面側に突出して設けられていることから、いちいち内枠体を開放して、内枠体の後面に位置するリセット摘みを探して操作しなければならず、新台入替程度の台数であればまだしも、ホール全体の鍵を新鍵コードに変更するとなると、その作業は極めて大変なものとなっていた。
【0008】
また、開閉自在に設けた透明板保持枠に形成した鍵挿通口の大きさをシリンダー錠の外径よりもあまり大きくすると、その隙間から細い針金を差し込み、施錠装置を解錠して、本来シリンダー錠を作動させて開放する内枠体または透明板保持枠を開けて不正をされる危険性がある。
【0009】
更に、デザイン変更により前記透明板保持枠等の飾り部材の立体形状が変化して、鍵挿通口の前面側への突出高さが変化すると、それに対応してシリンダー錠の鍵穴位置も変化するため、シリンダー錠を取着する内枠体自体も形状変更しなければならずコスト高となっていた。
【0010】
本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、新鍵のコード設定作業を内枠体を開放することなく内枠体の前面側から操作できる遊技機を提供することにある。また、鍵穴が臨む鍵挿通口からの不正行為を防止できるようにした遊技機を提供する。更に、他の目的として内枠体の前面に設けられる透明板保持枠のデザイン変更により鍵挿通口の突出高さが変化しても、シリンダー錠の鍵穴を変化した鍵挿通口に簡単に対応させることができる遊技機を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、請求項1記載の発明は、外枠の前面に内枠体が開閉自在に装着され、前記内枠体の一側にシリンダー錠が設けられ、前記内枠体の前面に前記シリンダー錠の鍵挿通口が開設された飾り部材が設けられた遊技機であって、前記シリンダー錠は後面に突出する鍵リセット摘みを操作することにより複数種類の鍵コードに設定可能な可変式錠であり、前記鍵リセット摘みと連係するリセットレバーをシリンダー錠の前面側に臨ましめ、前記飾り部材を内枠体から離間させた状態で前記リセットレバーを操作することにより、前記シリンダー錠の鍵コード設定操作を内枠体の前面側から行い得るようにしたことを特徴とする。ここでいう「飾り部材」とはシリンダー錠部分のみを覆うレンズ部材であっても、内枠体のほぼ横幅前面を覆うように設けられる透明板保持枠であってもよく、大きさは限定されるものではない。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明であって、前記シリンダー錠と前記リセットレバーとをそれぞれ取付部材に組付けてなる鍵コード設定機構を前記内枠体に装着したことを特徴とする。このように前記シリンダー錠と前記リセットレバーとをそれぞれ取付部材に一体に組付けて鍵コード設定機構をユニット化することで、組付け作業が楽になる。
【0013】
また、請求項3記載の発明は、外枠の前面に内枠体が開閉自在に装着され、前記内枠体の一側にシリンダー錠が設けられ、前記内枠体の前面に前記シリンダー錠の鍵挿通口が開設された飾り部材が設けられた遊技機であって、前記シリンダー錠を前記内枠体の前面に所定厚さの取付部材を介して取着することにより該シリンダー錠の鍵穴を前記鍵挿通口の開口部付近に位置させたことを特徴とする。このようにすることによって、デザイン変更により飾り部材の鍵挿通口の突出高さが変更しても、シリンダー錠の鍵穴を前記鍵挿通口に臨む高さに設定する取付部材を介して設けることで対応することができ、内枠体の形状を変更することなくコストの低減を図ることができる。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載の発明であって、前記取付部材の前面側周縁に異物の侵入を防ぐリブ壁を立設したことを特徴とする。このようにすることによって、前記鍵挿通口からの不正を確実に防止するようにした。
【0015】
また、請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の発明であって、前記飾り部材が透明板保持枠であることを特徴とする。透明板保持枠の「透明板」とは、ガラス板であっても合成樹脂製の透明板であってもよい。
【0016】
なお、本願発明の遊技機は、パチンコ球を遊技媒体として遊技するパチンコ遊技機であっても、コイン(メダル)を遊技媒体として遊技するスロット遊技機であってもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して本発明の一実施の形態を説明する。図1は本発明が適用されるパチンコ遊技機の正面図、図2は透明板保持枠を開いた状態のパチンコ遊技機の斜視図、図3は内枠体を開放した状態の裏面斜視図、図4は内枠体と透明板保持枠と前面板及び前面下部板を取り外した状態の斜視図である。遊技機としてのパチンコ遊技機1は、縦長方形状に枠組みして成形される外枠2と、該外枠2の一側に上下ヒンジ機構3a,3bによって開閉自在に軸支される内枠体4とを備えている。前記内枠体4の前面一側に多軸蝶番5により透明板保持枠6が開閉自在に軸支され、その下方に打球供給皿7を有する前面板8及び余剰球受皿9を有する前面下部板10とが開閉自在に軸支されており、透明板保持枠6,打球供給皿7,余剰球受皿9は、全体が統一されたデザインで構成されている。また、前記余剰球受皿9の側方に位置して打球発射用の操作ハンドル11が設けられている。
【0018】
前記外枠2は、図3に示すように上下枠板12,13と左右枠板14,15とにより矩形に枠組され、その下部前面に補強用の腰板16が横設されており、内枠体4を閉じた状態で該腰板16の上端面と内枠体4の下端面とが重合するように構成されている。そして、腰板16の上面にすべり金具18を設けて、内枠体4の開閉時の摩擦抵抗を減少させると共に、内枠体4及び腰板16の破損を防止するようにしている。前記腰板16の前面には合成樹脂により形成された装飾板17を取付けて、前記透明板保持枠6,打球供給皿7,余剰球受皿9のデザインと統一させて、パチンコ遊技機1全体を1つの統一したデザインとしている。また、外枠2の右枠板15内側面の上下位置には内枠体4を係止する係止金具19a,19bが取付けられている。
【0019】
前記内枠体4は、鉄板等の金属板によって成形されており、図3及び図4に示すように上部に遊技盤23が臨む開口窓20が開設され、該開口窓20の上方及び下方を板状部21a,21bとして額縁状に形成された主枠部21と、該主枠部21の裏面側にカシメ着され遊技盤23が着脱可能に設けられる遊技盤取付枠22とで構成されている。前記遊技盤取付枠22は、左右縦枠22a,22b及び下部枠22cにより上面開放したコ字形としている。前記板状部21bには、前記操作ハンドル11の操作によりパチンコ球を遊技盤23面へ打込む打球発射機構24、遊技中大当り状態になった時などに後記する中・高音スピーカ55と共に低音を発生させる低音スピーカ26及び打球供給皿7から球抜きしたパチンコ球またはファール球等を余剰球受皿9に誘導する通路構成体27等の遊技構成部品が集約して設けられる。更に、前記開口窓20の上方の板状部21aには、横長に成形された状態表示基板28が取り付けられている。この状態表示基板28の前面には、透明板保持枠6が開放したことをホールコンピュータ(図示せず)へ電気的に出力する扉開放スイッチ29、及びエラー状態が生じたことをホールの係員に知らせる状態表示ランプ30が設けられている。
【0020】
前記内枠体4の軸支側前面には、図2及び図4に示すように透明板保持枠6を連結するための多軸蝶番5が設けられる。この多軸蝶番5は、二枚のリンク板を備えた二連二軸蝶番であって、図13に示すように内枠体4側に取付けられる支持部材32aと透明板保持枠6側に位置する支持部材32bと、両支持部材32a,32bを連結する二枚のリンク板33a,33bとからなり、それぞれ上下一対配設される。そして、前記上下リンク板33a,33aを金属製の連結部材34で連結すると共に、透明板保持枠6側の上下支持部材32b,32bを断面コ字形の取付板35で連結して多軸蝶番5をユニット化しており、多軸蝶番5のみの交換を可能としている。前記取付板35には、透明板保持枠6の装着部材61と連係する係止杆36が横架されている。
【0021】
また、内枠体4の開放側に位置する縦枠22aに、内枠体4の施錠機構37が組付けられている。更に、内枠体4の前面側であり、その開放側に位置する側縁部分には、固定プレート38を介して透明板保持枠6の施錠機構39が組み付けられている。前記固定プレート38には図10に示すようにシリンダー錠40が取付部材41を介して固着されている。
【0022】
前記内枠体4の施錠機構37は、図16に示すように縦枠22aの側壁内面に沿って上下方向へ摺動自在に設けられる施錠杆95を備えている。この施錠杆95は、外枠2の上部の係止金具19aに下方から係脱する上フック部96が設けられた上施錠片97と、外枠2の下部の係止金具19bに下方から係脱する下フック部98が設けられた下施錠片99と、両施錠片97,99を解錠方向へ摺動させる中間連係片100との三部材で構成されている。そして、上施錠片97に設けられた突起片101を、中間連係片100の上部側に形成されたコ字状の切欠部102に臨ませると共に、中間連係片100の下端と下施錠片99の上端とを突き合わせ状にして連動可能に構成されている。また、上施錠片97及び下施錠片99は、それぞれスプリング103によって上方向に付勢されており、これによって上施錠片97の上フック部96が外枠2の上部の係止金具19aに下方から係合し、下施錠片99の下フック部98が外枠2の下部の係止金具19bに下方から係合して内枠体4を施錠するようになっている。なお、前記中間連係片100の切欠部102は、上施錠片97の突起片101がフリーで下方へ移動可能な遊びが設けられている。
【0023】
また、前記中間連係片100には、その上下位置に連動部材105と解錠操作部材106とが回動可能に軸着されている。連動部材105は、折曲により一方の端部に係合部107が形成されている。また、解錠操作部材106は、一端に摘み部108を有し他端に切替弁109を有しており、前記摘み部108が内枠体4の主枠部21に開設された開口部110から前面側に突出する位置と後退する位置とに回動可能に軸支されている。そして、切替弁109を操作して摘み部108を開口部110から前面側に突出させた状態のとき、その摘み部108を指で押し下げることにより、前記中間連係片100を下方へ移動させることができ、それに伴い両施錠片97,99を下動させるようになっている。
【0024】
前記透明板保持枠6の施錠機構39は、図14及び図17に示すように固定プレート38の垂直壁38aであり、その前側縁の上下位置に形成された係合切欠き部111,111と、該垂直壁38aの内側面に沿って上下動可能に装着された縦長な係止板112とから構成されている。この係止板112の前側縁であり、固定プレート38の係合切欠き部111,111に対応する位置に、係止部113,113が形成されており、後側縁のほぼ上下中間位置には係合受部114が形成されている。また係止板112は、スプリング115により常に上方に付勢されている。なお、係止板112の後側縁部には、内枠体4から後方へ突出する開放レバー116が固着されている。
【0025】
前記シリンダー錠40は、任意に新鍵のコードに設定変更することができる可変式錠である。前記シリンダー錠40は、図11に示すように取付片部70により固定状態に取付けられる外周シリンダー71と、錠軸72を有し前記外周シリンダー71の内周面に回転可能に設けられ、回転動作により施錠と解錠動作を行う中間シリンダー73と、前記中間シリンダー73の内周面に設けられ前記鍵穴51を有する内周シリンダー74とで構成される。そして、前記外周シリンダー71及び中間シリンダー73,内周シリンダー74に連通して複数の収納部75及び副収納部76が形成され、前記複数の収納部75にそれぞれスプリング77,突出ピン78,設定用スペーサ79,ブロック80等が収納される。そして、鍵Kの凹凸により内周シリンダー74の収納部75に収まる設定用スペーサ79の数が決まることで鍵コードが設定され、内周シリンダー74及び中間シリンダー73を一緒に回動させることができる。また、前記副収納部76には、鍵のコードを変更するリセット機構としてスプリング77,操作ピン81,ブロック80が収納される。前記リセット機構の操作ピン81は、屈曲して鍵リセット摘み81aとして錠軸72のある後面側に突出しており、該鍵リセット摘み81aを押圧操作することで内周シリンダー74のみが回動し得る状態となり、設定用スペーサ79を設定変更することにより、鍵のコードをセットすることができる。前記シリンダー錠40の錠軸72には、円筒状のスペーサ82を介して前記連動部材105係合部107に係合する第1カム片91及び前記係合受部114に係合する第2カム片92を有するカム板83がビス着84される。
【0026】
前記取付部材41は、図10に示すように合成樹脂により所定厚さを有する箱状に形成され、前記固定プレート38の垂直壁38aと内枠体4の外側壁との間にちょうど嵌り込む横幅を有する。そして、取付部材41の前面周縁にリブ壁85を立設し、その内側には前記シリンダー錠40の取付片部70が嵌る取付凹部86が形成され、その取付凹部86の一部に臨んでリセットレバー87の摺動溝88が形成されている。前記リセットレバー87は、一端に前記リセット機構の鍵リセット摘み81aに係合する係合部としての係合孔89が形成され、他端に取付部材41の前面側へ突出する操作部90が形成されている。
【0027】
前記シリンダー錠40を前記取付部材41に取付けるには、前記摺動溝88に前記リセットレバー87を摺動自在に嵌めて、該リセットレバー87の係合孔89に前記リセット機構の鍵リセット摘み81aが係合するようにシリンダー錠40を取付凹部86にセットする。そして、取付部材41の後面側から円筒状のスペーサ82を介して錠軸72にカム板83をビス着84することで、シリンダー錠40が取付部材41に固着され、シリンダー錠40及びリセットレバー87の鍵コード設定機構が取付部材41にユニット化されることになる。このとき、前記リセットレバー87の操作部90は、鍵穴51側に突出して操作可能な状態にある。このように、鍵コード設定機構がユニット化されることにより、リセットレバー87等の組付け作業が容易になると共に鍵コード設定の操作性が向上する。なお、鍵コード設定機構をユニット化するに際し、取付部材41の形状に囚われることなく板状であってもよい。
【0028】
そして、前記鍵コード設定機構がユニット化された取付部材41を、内枠体4に取着するには、図4及び図9に示すように前記固定プレート38の垂直壁38aと内枠体4の外側壁との間に嵌め込み、前記固定プレート38の取付台部38bにビス着94することで取着される。このとき、取付部材41の内枠体4からの突出量によりシリンダー錠40の前面側への突出量が決められる。
【0029】
上記構成の内枠体4を外枠2に軸支する前記上ヒンジ機構3aは、図5に示すように外枠2の外側の上部隅部に取り付けられる上部固定金具42と、内枠体4の一側上部にビス着される上部可動金具43とからなる。上部固定金具42には、外枠2の上面端部から前方へ水平に突出する突出片42aが設けられ、この突出片42aの先端部に外側へ向かって開口する切欠き溝44aと連通する軸受孔44が貫設されている。また、上部可動金具43には、先端下面に前記軸受孔44に嵌合する上ヒンジ軸45が下向きに突設されている。前記上ヒンジ軸45は、上部固定金具42の軸受孔44に嵌合する円形軸部45aと内枠体4をほぼ直角状に開放した状態で、前記切欠き溝44aに挿入できる幅に形成した扁平軸部45bを有し、その円形軸部45aと扁平軸部45bとの境界面が後方上から手前下へ向かう下向き傾斜面45cとして形成されている。
【0030】
一方、下ヒンジ機構3bは、図6に示すように外枠2内側の下部隅部に取り付けられる下部固定金具46と内枠体4の一側下部にビス着される下部可動金具47とからなる。下部固定金具46には、先端上面に下ヒンジ軸48が上向きに突設され、下部可動金具47には、前記下ヒンジ軸48に嵌合する軸孔49が貫設されている。
【0031】
そして、前記内枠体4を外枠2に軸支するには、先ず下部可動金具47の軸孔49を下部固定金具46の下ヒンジ軸48に上方から嵌合させて連結し、次に、図7に示すように内枠体4を外枠2に対しほぼ直角状に開放した状態に位置させて、該内枠体4の上部可動金具43を外枠2の上部固定金具42に接近させ、上部可動金具43の上ヒンジ軸45の扁平軸部45bを上部固定金具42の突出片42aの切欠き溝44aに臨ませて内枠体4を外枠2に押し付ける。すると、図7鎖線に示すように上ヒンジ軸45の傾斜面45cが突出片42aと接触することによって一端透明板保持枠6が持ち上げられ、さらに内枠体4を押し込むことにより扁平軸部45bが切欠き溝44aを通過して、図7実線に示すように円形軸部45aが上部固定金具42の軸受孔44に嵌合する。このように、重量感のある内枠体4を手で持ち上げることなく、上下ヒンジ機構3a,3bを支点にして外枠2にワンタッチで開閉自在に装着することができる。
【0032】
そして、内枠体4が開放された状態において、内枠体4を外枠2に押し付けると、施錠機構37の上施錠片97の上フック部96及び下施錠片99の下フック部98が、外枠2の上下係止金具19a,19bの下縁にそれぞれ当接する。更に、内枠体4を外枠2に押し付けることで、上施錠片97と下施錠片99とが中間連係片100に関係なくスプリング103,103の付勢に抗して下方へ移動することになる。そして、内枠体4が閉じられると、上フック部96と下フック部98のそれぞれ上縁が外枠2の上下係止金具19a,19bを通過し、同時にスプリング103,103の付勢によって上施錠片97と下施錠片99がそれぞれ上方に移動して、外枠2の上下係止金具19a,19bに係合されるもので、これによって内枠体4が外枠2に閉鎖した状態で施錠されることになる。
【0033】
上記のように装着された内枠体4を開放するには、図17に示すようにシリンダー錠40の鍵穴51に鍵Kを差し込んで、錠軸72を図18に示す矢印A方向ヘ回動すると、カム板83の第1カム片91が連動部材105の係合部107に上方から係合し、図19及び図20鎖線に示すように中間連係片100が下方へ押し下げられる。これによって、上施錠片97と下施錠片99とが中間連係片100に連動してスプリング103の付勢に抗して下方へ移動し、図19に示すように上施錠片97の上フック部96と外枠2の上部の係止金具19aとの係合及び図20に示すように下施錠片99の下フック部98と外枠2の下部の係止金具19bとの係合が解かれることになり、内枠体4が外枠2から開放可能な状態となる。
【0034】
前記施錠杆95を上施錠片97と下施錠片99及び中間連係片100の三部材でそれぞれ分離した構成とすることにより、例えば鍵Kの回動操作によらないで上施錠片97又は下施錠片99を下方へ移動させて外枠2の係止金具19a,19bとの係合を解除し、内枠体4を開放するような不正行為が行われても、上施錠片97と下施錠片99とが連動することなくいずれか一方が係合状態を維持し続けることができるので、不正防止に役立つという利点がある。
【0035】
また、前記中間連係片100とシリンダー錠40の第1カム片91とを、中間連係片100に回動可能に軸着した連動部材105を介して連動するようにしたので、例えば図9鎖線で示すように、連動部材105を第1カム片91と係合不能な位置に回動させて置くことにより鍵Kの回動による内枠体4の開放ができなくなるため、ソレノイド等の電気的駆動源により解錠可能な施錠装置に容易に変更することができる。更に連動部材105を第1カム片91と係合不能な位置に回動させて置き、図21鎖線で示すように解錠操作部材106をその摘み部108が開口部110から前面側に突出する位置に回動させて置くようにすれば、鍵Kを使用して内枠体4を開放することができない。このため、内枠体4を開放するには先ず透明板保持枠6を開き、次に解錠操作部材106の摘み部108を押し下げ操作するというように2段階の手順を踏む必要があって、内枠体4の不正開放防止に役立つという利点がある。また、解錠操作部材106の切替弁109を図21実線で示すように下方向に押し下げると、内枠体4の前面側から解錠操作部材106の摘み部108が操作できなくなり、内枠体4を開放することができなくなる。
【0036】
前記透明板保持枠6は、図1に示すように内枠体4の上半部分を全幅にわたって覆う大きさに形成され、その中央部に遊技盤23前面の遊技部が視認可能な円形状の開口50が形成される合成樹脂製の本体枠6aと、該本体枠6aの裏面側に装着される補強金属板6bとから構成され、ビスにより組み付けられている。前記本体枠6aは、飾り部材として前記シリンダー錠40周辺部と対向し、鍵穴51が臨む鍵挿通孔52も含め一体に成形している。また、本体枠6aは、透光性樹脂6a1と非透光性樹脂6a2を互いに重合して、図9に示すように係止爪53及びビス着により一体化して組付けられている。そして、前記開口50の外周縁部を前側へ最も張り出させて、透光性樹脂6a1の部分と非透光性樹脂6a2の部分とを複雑に入り込ませてその外観が火山のようにデザイン化している。
【0037】
また、前記本体枠6aの後面であって前記鍵挿通孔52部位に、透明板保持枠6を閉めるとき、シリンダー錠40との接触により前記鍵挿通孔52を鍵穴51の正位置にガイドすると共に前記鍵挿通孔52からの不正具の侵入を防止する金属製の枠体67が設けられている。この枠体67は、図8及び図9に示すように、前側壁67cに前記鍵挿通孔52と連通する通孔67dが開設され、後面が開放して後方へ向かって漸次広がるように傾斜し、前記シリンダー錠40の高さ寸法より若干幅広く設定された箱枠状に成形されると共に、後端外周縁には湾曲部を介して外方へ伸びるフランジ部67aが周設されている。そして、フランジ部67aに設けられるビス挿通孔67bを介して本体枠6aの後面に設けられたボス68に、ビス69を螺締することにより取付けられる。
【0038】
前記補強金属板6bには、図8に示すようにその開放側側辺に前記鍵挿通孔52と対応して、前記シリンダー錠40が貫通する貫通孔54が開設されている。また、前記本体枠6aとの間に位置して、遊技者にとって音響効果のある適宜位置に中・高音スピーカ55を配設している。更には、図9に示すように、前記透光性樹脂6a1の後面位置に照明具としてLED56を配設して、該LED56の点灯により、透明板保持枠6全体が恰も火山が噴火し溶岩が流動するイメージとした電飾効果を発揮するようにしている。また、補強金属板6bの後面には、透明板として2枚のガラス板57,57を重合したガラス枠体58が装填される保持溝枠59が一体に設けられており、該保持溝枠59は本体枠6aの開口50の上辺部を除く左右側辺部及び下側辺部を囲うようにしてコ字形に形成されている。そして、この保持溝枠59の外側面上下に、前記施錠機構39と係合するL型係止金具60が設けられている。なお、透明板をガラス板57としたが、合成樹脂製の透明板としてもよい。
【0039】
また、補強金属板6bの軸支側上下部には、図4に示すように前記多軸蝶番5と連係する装着部材61がビス着されている。各装着部材61は、図13に示すように補強金属板6bにビス止めされる支持部63と、該支持部63に上下方向へスライド自在に装着され、その上端に傾斜面64aが設けられた滑動子64と、該滑動子64を常に上方へ付勢するばね65とからなり、前記支持部63に前記係止杆36が保持されるU字形溝66が設けられている。そして、滑動子64に前記係止杆36を押し付けることで、前記傾斜面64aにより一旦滑動子64がばね65の付勢に抗して下動して前記各係止杆36がU字形溝66に嵌合する。このようにして、透明板保持枠6が多軸蝶番5を介して内枠体4に簡単に取付けられる。
【0040】
上記のように構成された透明板保持枠6は、該透明板保持枠6が閉じられている状態のとき、施錠機構39のスプリング115により上動位置に付勢されている係止板112の係止部113,113と透明板保持枠6のL形係止金具60,60とが係合して該透明板保持枠6が施錠されている。そして、透明板保持枠6を開放するには、鍵挿通口52からシリンダー錠40の鍵穴51に鍵Kを差し込んで、錠軸72を図18に示す矢印B方向ヘ回動することにより、カム板83の第2カム片92が係止板112の係合受部114に上方から係合して、該係止板112をスプリング115の付勢に抗して下動し、該係止板112の係止部113,113と透明板保持枠6のL形係止金具60,60との係合を解除するもので、これにより透明板保持枠6の施錠が解錠されて開放可能な状態となる。なお、内枠体4を開放してその裏面側から開放レバー116を押し下げ操作することにより、係止板112が同じように下動して透明板保持枠6を開くことができるようになっている。
【0041】
また、透明板保持枠6が閉じられている状態のとき、前記シリンダー錠40が貫通孔54を貫通して、鍵穴51が鍵挿通孔52の開口部付近に位置して略同一面となり、図9に示すように前記リブ壁85が補強金属板6bの裏面にほぼ当接した状態となっている。
【0042】
このように、透明板保持枠6の閉鎖状態において、前記取付部材41のリブ壁85が補強金属板6bの裏面にほぼ当接した状態にあることから、例えば透明板保持枠6の開閉をスムーズにするために、鍵挿通口52がシリンダー錠40の径より大きく形成された場合、該鍵挿通口52から針金等の不正具を挿入して、貫通孔54を介して内枠体4及び透明板保持枠6の施錠機構37,39を操作して解錠しようとしても、前記針金の先端は枠状に立設したリブ壁85に突き当たり、それ以上進むことが出来なくなるので、内枠体4及び透明板保持枠6を開いて行う不正を確実に防止することができる。
【0043】
次に、シリンダー錠40の旧鍵から新鍵へのコード設定操作について図11及び図12を参考に説明する。先ず、図11に示すように突出ピン78が鍵穴51内に突出した状態で旧鍵K1を図12(a)に示すように鍵穴51に挿通すると、旧鍵K1の凹凸に沿って突出ピン78が収納部75に進退し、内周シリンダー74及び中間シリンダー73が共に回転可能となり、解錠操作によって飾り部材としての透明板保持枠6を開放して、図2に示すように前記リセットレバー87の操作部90を露呈させる。そして、図12(a)に示す旧鍵K1を軸穴51に挿入した状態で操作部90を押圧操作すると、その押圧操作に伴い係合孔89に係合したリセット機構の鍵リセット摘み81aが押圧操作され、操作ピン81が中間シリンダー73の副収納部76に入り込むことで、中間シリンダー73の回動が阻止されて内周シリンダー74のみが回転可能となる。次に、図12(b)に示すように、旧鍵K1の回動により内周シリンダー74を180度回転させた状態で旧鍵K1を抜取ると、同図鎖線に示すようにスプリング77の付勢により、収納部75に突出ピン78及び設定用スペーサ79,ブロック80が均一に並ぶリセット状態となる。この状態で、図12(c)に示すように新鍵K2を軸穴51に差込むと、新鍵K2の凹凸に沿って突出ピン78が押圧され、内周シリンダー74に設定用スペーサ79が供給されて新鍵のコードに設定される。そして、図12(d)に示すように新鍵K2を180度回転させて内周シリンダー74を初期位置に戻すことで、操作ピン81がスプリング77の付勢により復帰して、中間シリンダー73が内周シリンダー74と共に回動可能となり、新鍵K2のみによって内周シリンダー74及び中間シリンダー73を共に回動させることができる。当然のことながら、図12(a)及び(d)に示すように内周シリンダー74の収納部75に収納された設定用スペーサ79の数が異なることから、図12(d)の状態で旧鍵K1を差し込んでも中間シリンダー73の回動面にブロック80が位置することになり、旧鍵K1によっては内周シリンダー74及び中間シリンダー73を回動させることはできない。このことから、錠軸72を回動させることができないため、同じシリンダー錠40であっても新鍵K2以外で透明板保持枠6及び内枠体4を開放することはできない。
【0044】
このように、シリンダー錠40の鍵のコードをリセットするのに、鍵挿通口52が開設された飾り部材(本実施の形態において透明板保持枠6)を内枠体4から開放して離間させるだけでリセットレバー87を視認操作でき、従来のように重量のある内枠体4を開放し、一方の手で内枠体4の後面に位置するリセット機構の鍵リセット摘み81aを探すこともなく、簡単に新鍵のコードにリセットができるため、特にホール全体のパチンコ遊技機1の鍵を新鍵のコードに設定する際には極めて効率的に作業することができる。特に、飾り部材を透明板保持枠6とした場合には、ホール閉店後の掃除の際に透明板保持枠6を必ず開放するため、新鍵のコード設定のためにわざわざ透明板保持枠6を開放させることもないため、より効率的に新鍵の設定作業をすることができる。
【0045】
また、本願発明において、シリンダー錠40を所定厚さを有する取付部材41を介して内枠体4に取着することにより、シリンダー錠40を透明板保持枠6側に突出させることができ、実施の形態に示したように合成樹脂製の本体枠6aを膨出して立体感のある透明板保持枠6としても、鍵穴51を鍵挿通口52に臨ませる所定高さに設定することができる。このため、透明板保持枠6のデザイン変更により鍵穴51の臨む鍵挿通口52の突出高さが変化しても、取付部材41をその鍵挿通口42の突出量に合致するものに交換するだけで、シリンダー錠40の鍵穴51を前記鍵挿通口52の開口部付近に簡単に位置させ対応することができ、透明板保持枠6のデザイン変更の度に内枠体4の型を変更することがないためコストの低減を図ることができる。このとき、取付部材41の形状は限定されるものではない。
【0046】
なお、シリンダー錠40は、上記構造に限定されるものではなく、任意に新鍵のコードに設定変更することができる可変式錠であればよい。また、シリンダー錠40は取付部材41を介すことなく、固定プレート38の取付台部38bに直接取付けるようにしてもよく、このときリセットレバー87がシリンダー錠40の鍵リセット摘み81aに係合して摺動し得るガイドを設けるのが好ましい。
【0047】
実施の形態において、飾り部材を透明板保持枠6として説明したが、図22(a)に示すように鍵穴51周辺を透明板保持枠6と別途形成した飾り部材120としてもよく、この別途形成した飾り部材120を例えば内部にランプ等の照射手段を備えたレンズ部材としてもよい。但し、該飾り部材120を着脱または開放自在に設けて該飾り部材を内枠体4から離間することによりリセットレバー87を視認可能として、鍵のコードリセット操作が行えるようにすればよい。また、図22(b)に示すように前記飾り部材120の部分を切り欠くようにして透明板保持枠6を設けるようにしてもよい。更に、シリンダー錠40の設置位置は限定されるものではなく、例えばパチンコ遊技機1の右上位置であっても打球供給皿7の右方であってもよい。
【0048】
なお、本願発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨内において変更可能である。例えば、実施の形態において透明板保持枠6と打球供給皿7とが個々に開放するようにしたが、透明板保持枠6と打球供給皿7とが一体的に開放するパチンコ遊技機1であってもよく、さらに内枠体4及び透明板保持枠6の軸支構造3a,3b,5及び施錠機構37,39等その形態は限定されるものではない。
【0049】
また、実施の形態において遊技機を、パチンコ球を遊技媒体として遊技するパチンコ遊技機として説明したが、コイン(メダル)を遊技媒体として遊技するスロット遊技機にも適用できる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、外枠の前面に内枠体が開閉自在に装着され、後面に突出する鍵リセット摘みを操作することにより複数種類の鍵コードに設定可能な可変式のシリンダー錠の鍵挿通口が開設された飾り部材が前記内枠体の前面に設けられた遊技機であって、前記鍵リセット摘みと連係するリセットレバーをシリンダー錠の前面側に臨ましめ、前記飾り部材を内枠体から離間させた状態で、前記リセットレバーを操作することにより、前記シリンダー錠の鍵コード設定操作を内枠体の前面側から行い得るようにしたから、新鍵コード設定作業をいちいち内枠体を開放して該内枠体の裏面側行うことがなく、新鍵コード設定作業の作業性をよくすることができる。
【0051】
また、内枠体の一側に設けられるシリンダー錠を、前記内枠体の前面に所定厚さの取付部材を介して取着することにより、該シリンダー錠の鍵穴を前記鍵挿通口の開口部付近に位置させるようにしたから、デザイン変更により鍵挿通口の突出高さが変更しても、取付部材を交換するだけで簡単に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の正面図である。
【図2】透明板保持枠を開いた状態のパチンコ遊技機の斜視図である。
【図3】内枠体を開放した状態の裏面斜視図である。
【図4】内枠体と透明板保持枠と前面板及び前面下部板を取り外した状態の斜視図である。
【図5】外枠と内枠体の上部ヒンジ機構部分の分解斜視図である。
【図6】外枠と内枠体の下部ヒンジ機構部分の分解斜視図である。
【図7】外枠と内枠体の上部ヒンジ機構部分の側面断面図である。
【図8】ガイド枠を分解して示すガラス板保持枠の一部裏面斜視図である。
【図9】ガラス板保持枠を閉めた状態を示すシリンダー錠部分の側面断面図である。
【図10】シリンダー錠部分の分解斜視図である。
【図11】シリンダー錠の縦断面図である。
【図12】(a)〜(d)はシリンダー錠の鍵コード設定の説明図である。
【図13】多軸蝶番の斜視図である。
【図14】外枠と透明板保持枠の施錠機構部分の斜視図である。
【図15】施錠機構を遊技盤取付枠の縦枠から取り外した状態の斜視図である。
【図16】内枠体の施錠機構の分解斜視図である。
【図17】施錠機構の取り付け状態を一部断面にして示す側面図である。
【図18】施錠機構のカム板部分の正面図である。
【図19】施錠機構の上施錠片の作用を説明する側面図である。
【図20】施錠機構の下施錠片の作用を説明する側面図である。
【図21】施錠機構の解錠操作部材の作用を説明する側面図である。
【図22】(a),(b)は他の実施の形態のパチンコ遊技機の正面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機(遊技機)
2 外枠
4 内枠体
6 透明板保持枠(飾り部材)
40 シリンダー錠
41 取付部材
51 鍵穴
52 鍵挿通口
81a 鍵リセット摘み
85 リブ壁
87 リセットレバー
120 飾り部材
K,K1,K2 鍵
Claims (5)
- 外枠の前面に内枠体が開閉自在に装着され、前記内枠体の一側にシリンダー錠が設けられ、前記内枠体の前面に前記シリンダー錠の鍵挿通口が開設された飾り部材が設けられた遊技機であって、
前記シリンダー錠は後面に突出する鍵リセット摘みを操作することにより複数種類の鍵コードに設定可能な可変式錠であり、前記鍵リセット摘みと連係するリセットレバーをシリンダー錠の前面側に臨ましめ、前記飾り部材を内枠体から離間させた状態で前記リセットレバーを操作することにより、前記シリンダー錠の鍵コード設定操作を内枠体の前面側から行い得るようにしたことを特徴とする遊技機。 - 前記シリンダー錠と前記リセットレバーとをそれぞれ取付部材に組付けてなる鍵コード設定機構を前記内枠体に装着したことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
- 外枠の前面に内枠体が開閉自在に装着され、前記内枠体の一側にシリンダー錠が設けられ、前記内枠体の前面に前記シリンダー錠の鍵挿通口が開設された飾り部材が設けられた遊技機であって、
前記シリンダー錠を前記内枠体の前面に所定厚さの取付部材を介して取着することにより該シリンダー錠の鍵穴を前記鍵挿通口の開口部付近に位置させたことを特徴とする遊技機。 - 前記取付部材の前面側周縁に異物の侵入を防ぐリブ壁を立設したことを特徴とする請求項2又は3記載の遊技機。
- 前記飾り部材が透明板保持枠であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の遊技機。
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