JP7086401B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

この発明は、遊技演出部を備えた基体の前側に開閉可能な前面部材を備えた遊技機に関するものである。
従来より、所定の遊技媒体を用いて遊技を行うパチンコ機やパチスロ機といった遊技機が広く知られている。このような遊技機は、遊技店の設置枠台に固定される固定枠に対して図柄変動等の各種演出を行う演出装置(遊技演出部)が配設されると共に、該固定枠に対して開閉可能に支持されて遊技機前面を装飾する前面部材とを備えており、固定枠に対して前面部材を閉じた状態で、当該前面部材に設けたガラス等を介して演出装置を視認可能に構成されている。例えばパチンコ機は、前後に開口する矩形枠状に形成されて遊技店の設置枠台に固定される固定枠としての外枠に、パチンコ球が流下可能な遊技領域が画成された遊技盤を備えた本体枠としての中枠が支持されると共に、当該遊技盤を前側から視認可能に保護するガラス板を備えた前面部材がこの中枠の前側に開閉可能に支持されて、遊技領域に打ち出されたパチンコ球が遊技領域内に植設された遊技釘等との接触により跳ね返りながら次第に自重により流下し、該遊技領域を流下する過程で各種の入賞部に入賞する様子をパチンコ機の前側から目視しながら遊技を行い得るよう構成されている。そして、この前面部材の前面に位置するように立体的な大型の装飾部材を設けて、その装飾性を高めることにより訴求力を向上させるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012-105878号公報
ところで、遊技機は、複数台の遊技機が隣接して設置されることが多く、また球詰まり等のトラブルや部品の交換、釘調整などに対処するために前面部材を開放する機会がある。しかしながら、前面部材の前面に立体的な大型の装飾部材を設けると、前面部材を開放した際に装飾部材の嵩高さにより隣接する遊技機に干渉するため、前面部材の開放角度が制限され、前面部材を開放して行う作業の作業性が低下する問題が生ずる。このため、前面部材の前面側に位置する装飾部材の大きさや設置位置が制約される難点がある。
そこで本発明は、従来の技術に内在する前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、前面部材の前面側に配置する装飾部材の自由度を高め得る遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため、本発明の請求項1に係る発明は、
遊技演出を行う遊技演出部を備えた基体と、前記基体の前側に位置すると共に当該基体の一側部に設けたヒンジ部により開閉可能に支持され、前記遊技演出部を前側から透視可能に覆う透視保護部を有する前面部材とを備えた遊技機において、
第1位置および第2位置に移動可能な装飾部材と、
前記装飾部材を第1位置で保持する保持部材と、
前記保持部材による前記装飾部材の保持を解除操作に伴って解除し、当該装飾部材の第2位置への移動を許容する操作部とを備え、
前記装飾部材は、当該装飾部材の両端部のうち前記ヒンジ部から離れた位置にある端部側に偏った位置で回動可能に支持されると共に、前記第1位置において当該回動支持位置よりも前記ヒンジ部側に位置するよう第1の係止部を備え、
前記装飾部材の第1の係止部と係合可能な第2の係止部を有する前記保持部材を、第1の係止部に第2の係止部が係合可能な係合位置と、第1の係止部および第2の係止部の係合が解除される解除位置に移動可能に備え、
前記第1位置において、重心が前記回動支持位置よりも前記ヒンジ部側に偏った姿勢で前記装飾部材が前記第1の係止部と第2の係止部との係合により保持され、前記操作部の解除操作に伴って前記保持部材を解除位置に移動することで、前記回動支持位置を中心として前記装飾部材が自重で回動して第2位置に移動するよう構成され、
前記第1位置において前記装飾部材が前記前面部材の前面側に位置すると共に、前記第2位置への移動に伴って第1位置にある場合よりも前記前面部材のヒンジ部側の前面に空間が空くようにしたことを要旨とする。
このように、第1位置において前面部材の前面側に位置する装飾部材を第2位置へ移動させた際に、第1位置にある場合よりも前面部材のヒンジ部側の前面に空間が空くようにすることで、前面部材を開放した際に他の構成部材に干渉し難くして前面部材の開放可能角度を拡大する。このように、前面部材の前面側で装飾部材を第1位置および第2位置に移動可能にすることで前面部材の開放可能角度を拡大することができるから、前面部材の前面側に配置する装飾部材の形態や大きさ、デザインなどの自由度を高めることができ、所望の装飾効果を実現することが可能になる。
また、操作部の解除操作により回動支持位置を中心として装飾部材を自重で回動させて第2位置に移動することができる。このため前面部材を開放するに際して、装飾部材を簡単に第2位置に移動させることができるから、前面部材の開放作業性を損なうことなく、装飾部材の形態や大きさ、デザインなどの自由度を高めることが可能になる。
本願には、次の様な技術的思想が含まれている。
前記基体に対して前記前面部材を開放することで前記操作部を操作可能になるよう構成したことを要旨とする。
このように、装飾部材の第2位置への移動を許容する操作部の操作を、前面部材を開放した場合に可能にすることで、遊技中などに不用意に装飾部材が第2位置に移動するのを防止できる。
本発明に係る遊技機によれば、前面部材の前面側に配置する装飾部材の自由度を高めることができる。
本発明の好適な実施例に係るパチンコ機を示す正面図である。 実施例に係るパチンコ機を前側から見た概略斜視図である。 実施例に係るパチンコ機を、中枠に対して前枠を操作許容角度で開放している状態を後側から見た概略斜視図である。なお、前枠の上面を形成する部材の図示を省略している。 実施例に係るパチンコ機の前枠の上部を、可動装飾部材を取り外した状態で示す正面図である。 可動装飾部材を第1位置に保持した状態で、保持部材および移動制限手段の関係を示す背面図である。 遊技店において実施例に係るパチンコ機が並べて配置されている状態を示す正面図であって、中枠に対して前枠を操作許容角度で開放すると共に第2装飾部材を退避位置に移動した状態を示している。 図6の状態の平面図である。 図7の状態から前枠を更に開放した状態を示す平面図である。
次に、本発明に係る遊技機につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお、実施例では、遊技球としてパチンコ球を用いて遊技を行うパチンコ機を例に挙げて説明する。また、以下の説明では、「前」、「後」、「左」、「右」とは、特に断りのない限り、図1に示すように、外枠11、中枠12および前枠13を相互に閉成した状態でパチンコ機10を正面側(遊技者側)から見た状態で指称するものとする。
(パチンコ機10について)
図1~図3に示す如く、実施例に係るパチンコ機10は、固定枠としての外枠11の開口前面側に、遊技盤14を着脱可能に保持する本体枠としての中枠(基体)12が開閉および着脱可能に組み付けられて、該遊技盤14の裏側に、所定条件の成立(後述する始動入賞口へのパチンコ球の入賞等)を契機として演出用の演出図柄を変動表示させて図柄組合せ演出を表示する演出実行手段としての表示装置15が着脱可能に配設されている。また、前記中枠12の前面側には、前記遊技盤14を透視保護するガラス板や透明な合成樹脂材により形成された透視保護部13aで前後に開口する窓部13bを覆うよう構成された装飾枠としての前枠(前面部材)13が開閉可能に組み付けられる。前枠13の下部位置には、パチンコ球を貯留する上球受け皿16および下球受け皿17が上下に離間して前枠13と一体的に開閉可能に設けられている。また前枠13には、下球受け皿17の側方に、前記中枠12に配設された図示しない打球発射装置を作動する操作ハンドル18が設けられる。この操作ハンドル18は、左回転方向に付勢された操作レバー18aを備え、該操作レバー18aを右回転するよう遊技者が回動操作することで打球発射装置(図示せず)が作動され、前記上球受け皿16に貯留されたパチンコ球が前記遊技盤14に向けて発射される。前記表示装置15は、表示により遊技演出を行う遊技演出部として機能しており、該表示装置15としては、各種図柄を表示可能な液晶パネルを収容ケースに収容した液晶表示装置や、ドラム式の図柄表示装置やドットマトリックス式の図柄表示装置等の各種図柄を停止および変動表示可能な従来公知の各種の表示装置を採用し得る。
このパチンコ機10は、図6~図8に示すように、遊技店に設けられた設置枠台Mに縦置き姿勢で複数台並べるようにして設置される。この設置枠台Mには、パチンコ球の貸し出しを行う球貸し装置等の附帯装置が各パチンコ機10の一側方(図1ではパチンコ機10の左側方)に隣接して設けられている。
(外枠11について)
前記外枠11は、図1~図3に示す如く、上縁を構成する外上枠部19aと、下縁を構成する外下枠部19bと、左縁を構成する外第1側枠部19cと、右縁を構成する外第2側枠部19dとから基本的に構成され、これら上下左右の枠部19a,19b,19c,19dを組み付けることで前後に開口する縦長の矩形枠体として構成される。そして、外枠11に対して中枠12は、後述する中第1側枠部21c側(一方の側部)が、ヒンジ機構25を介して開閉および着脱自在に支持(ヒンジ接続)され、外枠11に対して中枠12を閉鎖することで、該外枠11の内側に中枠12が収容されるよう構成される。また、外枠11に対して中枠12は、ヒンジ機構25による枢支側とは反対の側縁側(他方の側部)が、中枠12の後述する中第2側枠部21dおよび前枠13に設けた施錠装置28によって、該中枠12は外枠11に対して閉鎖状態に保持されるようになっている。
(中枠12について)
前記中枠12は、図2に示す如く、上縁をなす中上枠部21aと、下縁をなし、打球発射装置や各種制御装置等を設置する設置部として機能する中下枠部(図示せず)と、左縁(一方の側縁)をなす中第1側枠部21bと、右縁(他方の側縁)をなす中第2側枠部21cとから構成されて、これら上下左右の枠部21a,21b,21cを組み付けた際に、全体が外枠11の開口領域に整合する大きさに形成される。そして、前述したように外枠11に対して中枠12の中第1側枠部21c側が、ヒンジ機構25を介して回動自在に支持されて、中第2側枠部21c側が施錠装置28により施錠される。また、中枠12には、上下左右の枠部21a,21b,21cを組み付けることで前後に開口する遊技盤保持部22が画成され、該遊技盤保持部22に遊技盤14が着脱自在に配置されている。
(遊技盤14について)
前記遊技盤14は、合板等の木製板部材の表面にセル板を配設したもの、あるいはアクリル板等の透明な合成樹脂材等からなる平板状の板部材で構成される。遊技盤14の前面には、案内レール23によって遊技領域14aが画成され(図1参照)、前記中枠12に配設された打球発射装置から発射されたパチンコ球が遊技領域14a内に打ち出され、該遊技領域14a内をパチンコ球が流下して遊技が行われる。また遊技盤14の前面には、図示しないが、遊技領域14a内に枠状装飾部材、パチンコ球が入賞可能な始動入賞装置、特別入賞装置、普通入賞装置等の各種入賞装置および多数本の遊技釘や風車等の各種遊技部品が配設されている。遊技盤14の裏側には、表示装置15、可動演出装置および発光装置等の各種の遊技部品が配設される合成樹脂材で形成された図示しない設置部材が配設される。そして、設置部材に形成された前後に開口する開口部および枠状装飾部材に形成した窓口を介して表示装置15の表示部を前面側から視認し得るよう構成される。
前記始動入賞装置には、遊技領域14aを流下するパチンコ球が入賞可能な始動入賞口が設けられると共に、該始動入賞口へ入賞したパチンコ球を検出する始動入賞センサが設けられる。そして、始動入賞検出センサによるパチンコ球の検出を契機として図示しない制御基板の制御下に前記表示装置15の表示部で図柄変動が開始されるようになっている。また、前記特別入賞装置には、遊技領域14aを流下するパチンコ球が入賞可能な特別入賞口、該特別入賞口を常には閉鎖する開閉可能な開閉扉および特別入賞口へ入賞したパチンコ球を検出する特別入賞センサが設けられる。特別入賞装置は、前記表示装置15での図柄変動の結果、表示装置15に所定の図柄組み合わせ(例えば同一図柄の三つ揃い等)で図柄が停止表示されることで所謂「大当り」が発生し、これにより開閉扉が開放するよう作動制御されて、遊技者が賞球を獲得し得る機会が与えられるよう構成されている。なお、始動入賞センサや特別入賞センサがパチンコ球を検出すると、検出したセンサ(入賞口)毎に予め設定された数の賞球を払い出すようになっている。
(前枠13について)
図1~図3に示す如く、前記前枠13は、前記中枠12の前側を覆う外形サイズに形成され、前記遊技盤14の遊技領域14aの前側位置において前記窓部(可視部)13bが前後に開口するよう形成されている。そして、この前枠13の裏側に窓部13bを塞ぐように透視保護部13aが着脱可能に配設されて、当該透視保護部13aによって遊技盤14の遊技領域14aや前記表示装置15の表示部を透視可能に保護するよう構成されると共に、当該前枠13における前記窓部13bの下部前面に、前記上下の球受け皿16,17が設けられている。この前枠13は、一方の側部(左側部)がヒンジ機構(ヒンジ部)25を介して中枠12に対して回動自在に支持(ヒンジ接続)され、前枠13をヒンジ機構25を中心として回動することで中枠12に対して開閉される。中枠12に対して前枠13を閉鎖することで、中枠12の前側が前枠13で覆われ、中枠12に対して前枠13を開放することで中枠12の前面側が開放する(図3参照)。また、中枠12に対して前枠13を閉鎖した閉鎖状態で、前記施錠装置28を利用して中枠12に対して施錠される。なお、実施例では前枠13に上下の球受け皿16,17を一体的に設けるようにしたが、下球受け皿17を中枠12に対して開閉自在に配設する構成を採用し得る。なお、実施例のヒンジ機構25は、外枠11と中枠12および中枠12と前枠13の夫々を回動可能に支持するヒンジ軸およびヒンジ孔(何れも図示せず)を備えるよう構成してあるが、これらを個別に構成するようにしてもよい。
前記前枠13には、窓口13aを囲繞するようランプ装置としての枠ランプ(発光手段)26が配設されると共に、当該窓口13aの上部位置や下部位置に、音声や効果音を出力可能なスピーカ(音出力手段)27が配設されている。すなわち、前記枠ランプ26に設けられたLED等の発光体(図示せず)を点灯・点滅したり、前記スピーカ27から適宜の音声を出力することで、前記表示装置15で行われる各種の表示演出(図柄組合せ演出)に合わせて光による演出や音による演出を行い得るよう構成されている。すなわち、前記枠ランプ26や前記スピーカ27も演出実行手段として機能する。
(施錠装置28について)
前記外枠11に対して中枠12を開錠可能に施錠すると共に、中枠12に対して前枠13を開錠可能に施錠する施錠装置28として、実施例では「ダブル錠型式」と呼ばれる型式の施錠装置が用いられている。この施錠装置28は、図1に示す如く、前枠13の右側部の前面に鍵穴を露出させた錠操作部28aと、鍵穴から差し込んだ鍵の回動操作によって作動する作動機構28bとを備える。作動機構28bは、外枠11に設けた外枠被係合部に係脱する外枠係合部(何れも図示せず)および中枠12に設けた中枠係合部に係脱する中枠係合部(何れも図示せず)を備える。そして、錠操作部28aの鍵穴から差し込んだ鍵を一方へ回転させる操作に基づき、作動機構28bが作動して外枠被係合部に対する外枠係合部の係合が解除されることで、中枠12と外枠11とが開錠され、中枠12に対して前枠13を閉じた状態のまま、外枠11に対して中枠12を開放し得るようになっている。また、錠操作部28aの鍵穴に差し込んだ鍵を他方へ回転させる操作に基づき、作動機構28bが作動して中枠被係合部に対する中枠係合部の係合が解除され、外枠11に対して中枠12を閉じた状態のまま、中枠12に対して前枠13を開放し得るようになっている。
前記中枠12には、前枠13が閉鎖状態から変化して開放されたことを検出する扉開放検出スイッチ(開放検出手段)29が設けられ、該扉開放検出スイッチ29は前記制御基板に電気的に接続される。扉開放検出スイッチ29は、中枠12の中上枠部21aに設けられ、該扉開放検出スイッチ29は、中枠12に対する前枠13の閉鎖状態において該前枠13が接触してON状態となることで、前枠13の閉鎖状態を検出可能に構成される。また、中枠12に対して前枠13が開放されると、扉開放検出スイッチ29から前枠13が離間してOFF状態となることで、該扉開放検出スイッチ29は前枠13が閉鎖状態から変化(開放)したことを検出可能に構成される。
また、図1、図2に示す如く、前記前枠13には、その前面に複数の装飾体30,31が配設されて、パチンコ機10の前面を装飾するようになっている。実施例では、前記前枠13における前記窓部13bの右側部に、前側へ突出すると共に上下方向に延在する前枠装飾体30が設けられている。この前枠装飾体30は、前端が前記球受け皿16,17よりも前側に位置すると共に、上端が外枠11の上面よりも上方に突出した嵩高い部材であって、パチンコ機10の前面を立体的に装飾している。この前枠装飾体30の内部には、LED等のランプ装置(図示せず)が配設されており、前記表示装置15の表示演出に合わせて光による演出を行い得るよう構成される。
また、前枠13の前面には、当該前枠13に対して第1位置および第2位置の間を移動可能な可動装飾部材31が前記窓部13bの上部に位置するよう設けられている。具体的に、この可動装飾部材31は、前枠13の前面に重なる第1位置(図1参照)において左右方向に延在する横長に形成されており、当該第1位置における可動装飾部材31の右端部側に後方へ突出するよう設けられた支軸32を中心として前枠13に対して回転可能に支持されている。なお、図4における符号13dは、前枠13に設けられた筒状の軸受けであり、当該軸受け13dに前記支軸32を挿通することで可動装飾部材31が回転可能に支持される。すなわち、可動装飾部材31は、中枠12に対する前枠13のヒンジ機構25による支持側から離間する右端部側に偏った位置において、前枠13に対して支軸32を介して回動可能に支持されている。ここで、可動装飾部材31は、第1位置では長手が左右方向に延在する姿勢で左端(回転自由端)が前枠13の左端と略同じ位置に位置すると共に、第2位置ではこの回転自由端が下方に向くように垂れ下がった下向きの姿勢となって前記透視保護部13bの前面側に位置するようになっている。これにより、可動装飾部材31を第2位置に移動することで、前枠13の左端部前面に当該可動装飾部材31の前後厚み分の空間Sが空くよう構成される(図6、図7参照)。すなわち、可動装飾部材31の第2位置への移動に伴って第1位置にある場合よりも前枠13のヒンジ機構25側の前面に空間Sが空くことで、当該前枠13の開放可能角度が拡大するようになっている。なお、可動装飾部材31には、内部にLED等のランプ装置(図示せず)が配設されて、前記表示装置15の表示演出に合わせて光による演出を行い得るよう構成される。
ここで、前記可動装飾部材31には、前記第1位置において前記支軸32(回動支持位置)よりもヒンジ機構25に偏った位置に、後方へ突出する突状の第1の係止部33が設けられている。そして、当該可動装飾部材31と前枠13の前面との間に配設された保持部材35の第2の係止部34に可動装飾部材31の第1の係止部33が係合することで可動装飾部材31が第1位置に保持されると共に、当該第1の係止部33と第2の係止部34との係合状態を解除することによって可動装飾部材31が第1位置から第2位置に移動可能となるよう構成される。
ここで、図3~図5に示すように、実施例の保持部材35は、横長の矩形板状に形成されると共に、前記前枠13の前面側で左右方向に移動可能に支持されている。そして、この保持部材35には、前後方向および下方に開放するように溝部35aが形成されると共に、当該溝部35aに突出するようにして前記第2の係止部34が爪状に形成されている。すなわち、保持部材35の下方から溝部35aを通した第1の係止部33が爪状の第2の係止部34の上面に載ることで、当該第1の係止部33と第2の係止部とが係合し、可動装飾部材31が第1位置に保持されると共に、保持部材35を横移動(実施例では左方向へ移動)することで第2の係止部34の上面に載った第1の係止部33が外れて第1の係止部33と第2の係止部との係合が解除されるようになっている。このように、可動装飾部材31は、第1位置において支軸32(回動支持位置)よりもヒンジ機構25側に重心が偏った姿勢で第1の係止部33と第2の係止部34との係合により保持され、その第1の係止部33と第2の係止部34との係合が解除されることで、支軸32を中心として可動装飾部材31がその自重により第2位置に移動するように構成されている。
ここで、保持部材35は、当該保持部材35とカバー部材38(後述)との間に掛け渡した引張りバネ(付勢手段)37によって第1の係止部33と第2の係止部34とが係合可能な係合位置へ向けて付勢されている。そして、第2の係止部34の下面には、溝部35aの下側開口が下側に向かうにつれて拡開するように傾斜する傾斜面34aが形成されており、前枠13に対して可動装飾部材31を第2位置から持ち上げるようにして第1位置に移動する際には、第1の係止部33が傾斜面34aに下側から当接することで保持部材35が前記引張りバネ37の付勢力に抗して第1の係止部33と第2の係止部34との係合が解除される解除位置に向けて移動し、傾斜面34aから第1の係止部33が離脱することで、保持部材35が引張バネ37の付勢力によって係合位置に移動して第2の係止部34と第1の係止部33とが係合するよう構成される。すなわち、保持部材35は、第1の係止部33に第2の係止部34が係合可能な係合位置と、第1の係止部33および第2の係止部34の係合が解除される解除位置に移動可能に構成されており。
また、前記保持部材35の前側には、可動装飾部材31との間に位置するようカバー部材38が設けられており、可動装飾部材31の保持部材35への接触を防止している。このカバー部材38には、保持部材35の溝部35aの形成位置に合わせて前後方向および下方に開放する溝部38aが設けられており、第1位置および第2の位置の間を可動装飾部材31が移動する際に、当該可動装飾部材31の第1の係止部33がカバー部材38に干渉しないようになっている。すなわち、中枠12に対して前枠13を閉鎖した状態において、前記第2位置から第1位置へ移動した可動装飾部材31を保持部材35で保持可能になっている。ここで、前記可動装飾部材31には、前記支軸32から偏倚した位置に後方へ向けて突出する第1の位置決め突部31a(図5参照)が設けられると共に、前記カバー部材38の前面には、前方へ向けて突出する第2の位置決め突部38c(図4参照)が当該第1の位置決め突部31aの回転軌跡上に位置するよう設けられており、可動装飾部材31が第1位置から第2位置に移動した際に、第1の位置決め突部31aが第2の位置決め突部38cに当接して可動装飾部材31を回転規制するようになっている。すなわち、第1の位置決め突部31aと第2の位置決め突部38cとの当接により可動装飾部材31が前枠装飾部材30等の他の構成部材に接触しないようにしてある。
また、前記前枠13には、前記第1の係止部33および第2の係止部34の係合を解除可能な解除手段36が設けられる。この解除手段36は、前後方向に延在する棒状の部材であって、その中間位置に軸孔が形成されており、前枠13に設けた軸部(図示せず)を軸孔に挿通することにより前枠13に対して揺動可能に支持されている。この解除手段36は、その後端が前枠13の後面側に形成した操作窓13c(図3参照)を介して前枠13の後方に露出すると共に、その前端が前記保持部材35の右側面に当接するよう構成されている。すなわち、操作窓13cを介して露出する解除手段36の後端が店員等の作業者による操作を許容する操作部36aとして機能し、当該操作部36を介して解除手段36を揺動操作(解除操作)することにより、前記保持部材35が係合位置から解除位置に移動し、これにより保持部材35による可動装飾部材31の保持が解除されることで、当該可動装飾部材31の第2位置への移動を許容するようになっている。このように、解除手段36の操作部36aは、中枠12に対して前枠13を開放することで操作可能になると共に、可動装飾部材31を第2位置から第1位置に戻す際には、前記操作部36aを操作することなく第2の係止部34に対して第1の係止部33を係合させ得るようになっている。
ここで、操作部36aの操作が可能となる前枠13の開放角度は、第1位置の可動装飾部材31が隣接する別のパチンコ機10の構成部材(例えば前枠装飾部材30等)に干渉しない角度であって、例えば閉鎖状態から20度開いた角度に設定されるおり(図7参照)、可動装飾部材31の第2位置への移動に伴って第1位置にある場合よりも前枠13のヒンジ機構25側の前面に空間Sが空くことにより当該前枠13の開放可能角度が例えば70度に拡大するようになっている(図8参照)。
また、図3~図5に示す如く、前記前枠13には、前記可動装飾部材31の第1位置および第2位置の間の変位に伴って検出位置および非検出位置の間で変位する検出部材40が設けられると共に、当該検出部材40が検出位置に位置することを検出可能なフォトセンサ等の位置検出センサ(位置検出手段)39が設けられている。なお、この実施例では、前記カバー部材38の後面側(前枠13側に向く面側)に検出部材40と位置検出センサ39が取り付けられている。
ここで、検出部材40は、前記カバー部材38に対して前後方向に延在する回転軸(図示せず)を中心に回動可能に支持されて、一方の端部に前記位置検出センサ39で検出可能な検出片40aが設けられている。そして、この図示しないバネ等の付勢部材により位置検出センサ39で検出片40aが検出されない非検出位置へ向けて検出部材40を付勢するようになっている。この実施例では、回転軸に巻き掛けた付勢部材としてのトーションバネにより検出部材40を非検出位置へ向けて付勢している。
また、検出部材40には、検出片40aと反対側の端部に前方へ突出するよう当接部40bが設けられている。この当接部40bは、前記カバー部材38に設けた挿通孔38bを介してカバー部材38の前面側(可動装飾部材31の配置側)に突出するようになっている。そして、可動装飾部材31には、前記支軸32を中心として第2位置から第1位置へ向けて回転させた際に前記当接部40bに下方から当接するよう押上部41が設けられている。すなわち、可動装飾部材31を第2位置から第1位置に向けて移動した際に、押上部41が検出部材40の当接部40bに当接して押し上げることで、検出片40aが位置検出センサ39で検出される検出位置に検出部材40が変位し、可動装飾部材31が第1位置から第2位置に向けて移動する際に押上部41が当接部40bから離間することで、付勢部材の付勢によって検出片40aが位置検出センサ39で検出されない非検出位置に検出部材40が変位するよう構成される。すなわち、可動装飾部材31が第1位置にあるか否かを、検出部材40を介して間接的に位置検出センサ39で判別し得るよう構成されている。また、前記位置検出センサ39は前記制御基板に接続されており、当該位置検出センサ39が非検出の状態(可動装飾部材31が第2位置にある状態)において、可動装飾部材31のランプを所定の発光態様(例えば赤色)で発光させて第2位置にあることを報知するようになっている。
また、実施例の可動装飾部材31は、当該可動装飾部材31の回転移動を制限可能な移動制限手段50,51を備えている。この移動制限手段は、抵抗手段としてのステッピングモータ50と、当該ステッピングモータ50を可動装飾部材31に繋ぐ減速機構51とから構成されている。なお、このステッピングモータ50は、電源に接続しない状態で前記カバー部材38の後面に配設されている。この減速機構51は、ステッピングモータ50の駆動軸に取り付けられたピニオンギア52と、可動装飾部材31の支軸に固定されて可動装飾部材31と一体的に回転する支軸固定ギア53とを複数のギア54で接続した所謂並行歯車減速機構である。この減速機構51は、可動装飾部材31が第1位置から第2位置までの間を回転移動(実施例では支軸固定ギア53が約90度回転)する間にピニオンギア52が複数回転(例えば30回転)するようにギア比が設定されている。すなわち、可動装飾部材31が第1位置から第2位置に向けて移動する際および第2位置から第1位置に向けて移動する際に、静止状態のステッピングモータ50の回転子が強制的に回転されることにより当該可動装飾部材31の移動の抵抗となることで、その移動を制限するよう構成されている。
(実施例の作用)
次に、実施例に係るパチンコ機10の作用について説明する。
実施例のパチンコ機10では、前記前枠13の前面側に立体的で大型の前枠装飾部材30および可動装飾部材31を配設しているので、装飾性を高めることにより訴求力を向上することができ、パチンコ機10の稼働率を高めることができる。また、前記前枠13の前面側に位置して左右方向に延在する可動装飾部材31は、その略全体が前枠13に重なる第1位置から透視保護部13bの前側に重なるように垂れ下がる第2位置に移動可能に構成している。そして、図3、図7に示す如く、第1位置において前枠13の前面側に位置する可動装飾部材31を第2位置へ移動させた際に、第1位置にある場合よりも前枠13のヒンジ機構25側の前面に空間Sが空くようにしたので、図8に示す如く、前枠13を開放した際に隣接する他のパチンコ機10の構成部材に干渉し難くして、前枠13の開放可能角度を拡大することができる。このように、前枠13の前面側で可動装飾部材31を第1位置および第2位置に移動可能にすることで前枠13の開放可能角度を拡大(例えば20度から70度)することができるから、前枠13の前面側に配置する可動装飾部材31の形態や大きさ、デザインなどの自由度を高めることができ、所望の装飾効果を実現することが可能になる。これにより、前枠13の前面に配置する装飾部材の自由度を高めることができる。
前記パチンコ機10において、球詰まり等のトラブルや部品の交換、釘調整などに対処するために前記前枠13を開放する場合は、前記施錠装置28の錠操作部28aの鍵穴から差し込んだ鍵を他方へ回転させて、前記中枠被係合部に対する中枠係合部の係合を解除することで、前枠13と中枠12とを開錠する。そして、前枠13を、前記ヒンジ機構25を中心として手前側に回動して中枠12に対して操作許容角度だけ開放する。この状態で、図3に示す如く、前記前枠13の裏側に位置する前記解除手段36の操作部36aへのアクセスが可能となるので、該操作部36aを操作して前記保持部材35を解除位置に移動させることで、前記第1の係止部33と第2の係止部34との係合が解除され、前記可動装飾部材31を第1位置から第2位置へ移動することができる。このように、施錠装置28の解錠操作後に可動装飾部材31の第2位置への移動を許容する解除手段36の操作を前枠13の開放に伴って可能にすることで、遊技中などに供されている間に不用意に可動装飾部材31が第2位置に移動するのを防止できる。
前記球詰まり等のトラブルや部品の交換、部品調整などの作業が終了した後、前記前枠13を閉鎖する際に、前記可動装飾部材31を第2位置から第1位置に移動すると、前記位置検出センサ39が検出片40aを検出しない状態から検出する状態となり、該位置検出センサ39における検出の状態の切り替わりを契機として、可動装飾部材31の位置の状況を判別可能になっている。すなわち、可動装飾部材31が第1位置にあるかを位置検出センサ39により検出可能にすることで、可動装飾部材31が第2位置にある状態で遊技に供されるのを防止できる。
また、解除手段36の解除操作により支軸32を中心として可動装飾部材31を自重で回動させて第2位置に移動するようにした。このため前枠13を開放する際に、可動装飾部材31を簡単に第2位置に移動させることができるから、前枠13の開放作業性が損なわれることがなく、可動装飾部材31の形態や大きさ、デザインなどの自由度を高めることが可能になる。また、可動装飾部材31の第1位置から第2位置への移動時に移動制限手段50,51が抵抗となってその移動制限するようにしたことで、解除操作により自重で回動する可動装飾部材31の勢いを抑制することができる。同様に、可動装飾部材31の第2位置から第1位置への移動時に移動制限手段50,51が抵抗となってその移動制限することで、前枠13を開放して作業を行っている間に可動装飾部材31が不用意に第1位置に向けて戻る(移動する)のを抑制でき、第2位置にある可動装飾部材31により作業性が損なわれるのを防止できる。
更に、前枠13を閉鎖した後に可動装飾部材31を第2位置から第1位置に移動して保持部材で保持し得るようにしたことで、前枠13の開放を必要とする作業の後に可動装飾部材31を第1位置に戻す作業をスムーズに行うことが可能になる。また、可動装飾部材31は、前枠13を開放した状態でも第2位置から第1位置に移動して保持部材で保持し得るから、パチンコ機10を元の状態(前枠13が閉鎖され、可動装飾部材31が第1位置にある状態)に戻す手順の自由度が高く、作業性を良好にし得る。
(変更例)
遊技機としては、前述したものに限らず、種々の変更が可能である。
(1) 実施例では、可動装飾部材を、前枠に対して移動可能に支持する構成で説明したが、該可動装飾部材は、中枠や外枠に移動可能に支持される構成であってもよい。例えば、可動装飾部材を中枠に対して水平方向の軸回りに回転可能に支持し、第1位置では前枠の前面側に位置する可動装飾部材を、水平方向の軸回りに回転して前枠の前面側から上方に離間する第2位置に移動する構成を採用することができる。この構成によれば、第1位置では前枠の前面側に可動装飾部材が位置して装飾性を高めることができると共に、第2位置では前枠を支障なく開放することができると共に、前枠を隣接する他の遊技機に干渉することなく大きく開放することができる。
(2) 実施例のパチンコ機では、可動装飾部材を、ヒンジ機構側の端部が下向きとなるように回動して第2位置に移動したが、ヒンジ機構側の端部が上向きとなるように回動して第2位置に移動する構成を採用できる。この構成においても、前枠におけるヒンジ機構側の前面側に可動装飾部材の厚み分の空間が空くので、可動装飾部材が隣接するパチンコ機に干渉することなく前枠を開放することができる。なお、第2位置においてヒンジ機構側の端部が上向きとなるよう可動装飾部材を移動する構成では、中枠や前枠に、可動装飾部材を第2位置にロック可能なロック手段を設ければ、可動装飾部材を支え持ったまま前枠を開閉する必要はなくなる。
(3) 実施例では、移動制限手段としてステッピングモータと歯車減速機構とから構成したが、これに限られるものではなく、例えばロータリー型のオイルダンパーやバネ等を用いて可動装飾部材の第2位置から第1位置への移動を制限することも可能である。また、可動装飾部材の第1位置から第2位置への移動および第2位置から第1位置の夫々を移動制限手段で抑制するようにしたが、何れか一方への移動のみを抑制するようにすることも可能である。
(4) また、実施例では、可動装飾部材の第2位置から第1位置への移動時の抵抗となるように移動制限手段が機能するようにしたが、第1位置で可動装飾部材を保持する保持部材のように、可動装飾部材を第2位置で保持可能な保持部材を移動制限手段として設けて、可動装飾部材の第2位置から第1位置への移動を規制するようにし、当該第2保持部材による保持を解除することで可動装飾部材を第1位置に移動可能になるようにすることもできる。
(5) 実施例では、前枠を開放することで操作部を操作可能になるよう構成したが、例えば操作窓を前枠の上面に開口するよう設けて前枠を閉じた状態で操作部を操作可能にすることもできる。このようにすることで、可動装飾部材を移動するのに前枠を開放する作業が省略できる利点がある。この場合は、操作窓を開閉可能な蓋部材等で塞ぐようにすれば、遊技者等による操作部の誤操作を防止できる。
(6) 遊技機としては、パチンコ機に限られるものではなく、アレンジボール機やパチンコ球を用いたスロットマシン等、その他各種の遊技機であってもよい。
12 中枠(基体)
13 前枠(前面部材)
13a 透視保護部
15 表示装置(遊技演出部)
25 第2ヒンジ機構(ヒンジ部)
31 可動装飾部材(装飾部材)
33 第1の係止部
34 第2の係止部
35 保持部材
36a 操作部

Claims (1)

  1. 遊技演出を行う遊技演出部を備えた基体と、前記基体の前側に位置すると共に当該基体の一側部に設けたヒンジ部により開閉可能に支持され、前記遊技演出部を前側から透視可能に覆う透視保護部を有する前面部材とを備えた遊技機において、
    第1位置および第2位置に移動可能な装飾部材と、
    前記装飾部材を第1位置で保持する保持部材と、
    前記保持部材による前記装飾部材の保持を解除操作に伴って解除し、当該装飾部材の第2位置への移動を許容する操作部とを備え、
    前記装飾部材は、当該装飾部材の両端部のうち前記ヒンジ部から離れた位置にある端部側に偏った位置で回動可能に支持されると共に、前記第1位置において当該回動支持位置よりも前記ヒンジ部側に位置するよう第1の係止部を備え、
    前記装飾部材の第1の係止部と係合可能な第2の係止部を有する前記保持部材を、第1の係止部に第2の係止部が係合可能な係合位置と、第1の係止部および第2の係止部の係合が解除される解除位置に移動可能に備え、
    前記第1位置において、重心が前記回動支持位置よりも前記ヒンジ部側に偏った姿勢で前記装飾部材が前記第1の係止部と第2の係止部との係合により保持され、前記操作部の解除操作に伴って前記保持部材を解除位置に移動することで、前記回動支持位置を中心として前記装飾部材が自重で回動して第2位置に移動するよう構成され、
    前記第1位置において前記装飾部材が前記前面部材の前面側に位置すると共に、前記第2位置への移動に伴って第1位置にある場合よりも前記前面部材のヒンジ部側の前面に空間が空くようにした
    ことを特徴とする遊技機。
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