JP3926968B2 - 血液透析用非穿刺型ブラッドアクセス - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は一般に、血液透析用ブラッドアクセスに関する。より詳細には、本発明は、構造が簡単で介助者の不要な血液透析用非穿刺型ブラッドアクセスに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
血液透析は、腎不全を治療する方法として広く使用されている。重度の腎疾患患者は、長期間にわたって規則的に血液透析を受けなければならないため、このような患者には、血液透析時に豊富な血液流が迅速に得られるように、血管に外科的な短絡回路(通常「シャント」と呼ばれる)が形成されている場合が多い。シャントは、内シャントと外シャントに大別されるが、内シャントは、血液透析の際に穿刺が必要であるという欠点を有しており、外シャントは、閉塞しやすい、感染の頻度が高い、生活に不便である等の欠点を有している。
【0003】
従来のシャントのこのような欠点を解消すべく、米国特許第4,496,350号に記載されているように、ヘマサイト(Hemasite)と名付けられた血液透析用ブラッドアクセスが開発されている。ヘマサイトは、穿刺が不要であるという利点を有しているが、構造が複雑であるため、高価であるとともに取扱いに手間がかかるという欠点を有している。
【0004】
血液透析に関するこのような事情に鑑み、本出願人は、新規な血液透析用ブラッドアクセスを提案した(特許第2983540号)。このブラッドアクセスは、穿刺する必要がなく、構造が簡単で比較的廉価であり、且つ取扱いが容易であるため、血液透析患者にとって非常に有用な装置である。しかしながら、このブラッドアクセスでは、血液透析の開始時と終了時に介助者が必要となるため、この装置の上述の利点を維持し、かつ、介助者が不要である血液透析用ブラッドアクセスに対する強い要請がある。
【0005】
したがって、本発明は、穿刺する必要がなく、構造が簡単で比較的廉価であり、且つ取扱いの容易であるとともに、介助者の不要な血液透析用ブラッドアクセスを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本願請求項1に記載の血液透析用非穿刺型ブラッドアクセスは、円筒形の外部本体を備え、外部本体が、周壁と、底壁とを有し、頂部が開放しており、周壁の下部には、直径方向に対向した箇所に開口がそれぞれ設けられ、各開口に、管部材がそれぞれ取付けられており、各管部材に、第1および第2の人工血管がそれぞれ嵌め込まれ、各人工血管が、血管に吻合されており、回転できるように、外部本体内に嵌め込まれた円柱形の内部本体を備え、内部本体には、前記開口の位置する高さのところに、内部本体の直径方向に水平に延びた第1の貫通孔が設けられており、内部本体には、前記開口の位置する高さの内部本体の外面のところの前記第1の貫通孔から時計回りに角度90°隔てた第1の箇所と、内部本体の頂面のところの前記第1の貫通孔から時計回りに角度90°隔てた第2の箇所との間に延びた第2の貫通孔が設けられており、内部本体には、前記開口の位置する高さの内部本体の外面のところの前記第1の貫通孔から反時計回りに角度90°隔てた第3の箇所と、頂面のところの前記第1の貫通孔から反時計回りに角度90°隔てた第4の箇所との間に延びた第3の貫通孔が設けられており、前記開口と前記第1の貫通孔が合致するように内部本体を回転させると、第1の貫通孔を介して第1の人工血管と第2の人工血管とが連通し、前記開口と前記第1の箇所および前記第3の箇所が合致するように内部本体を回転させると、第1および第2の人工血管と第2および第3の貫通孔とがそれぞれ連通するように構成されており、透析器に連結されるカニューレアセンブリを更に備え、前記カニューレアセンブリが、並置された一対の貫通孔をもつディスクと、ディスクの貫通孔と連通するように貫通孔の一端にそれぞれ連結された第1の一対のカニューレと、ディスクの貫通孔と連通するように貫通孔の他端にそれぞれ連結された第2の一対のカニューレとを有しており、第1の一対のカニューレを内部本体の第2および第3の貫通孔に挿入し、第1および第2の人工血管と第2および第3の貫通孔とが連通するように内部本体を回転させて血液透析を行うことを特徴とするものである。
【0010】
本願請求項2に記載の血液透析用非穿刺型ブラッドアクセスは、前記請求項1のブラッドアクセスにおいて、外部本体の内部高さが、内部本体の高さとカニューレアセンブリのディスクの高さとの和と実質的に等しくなるように選定されていることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1において全体として参照符号10で示される本発明の好ましい実施の形態に係る血液透析用非穿刺型ブラッドアクセスは、円筒形の外部本体20を備えている。外部本体20は、周壁22と、底壁24とを有しており、頂部が開放しており、内部にウェル26を構成している。周壁22の下部には、直径方向に対向した箇所に開口28がそれぞれ設けられており、各開口28には、管部材30がそれぞれ取付けられている。
【0012】
好ましくは、外部本体20は、軽量で生体親和性の高いチタニウムで形成されており、血液が接触する箇所は、抗凝固性のパイロイトカーボンで被覆されている。また、好ましくは、外部本体20の周壁22および底壁24の外面は、生体組織との癒合性を高め且つ外部から侵入する細菌のバリアとするため、ダクロンベロアーのような生体親和性を有する繊維32で被覆されている。
【0013】
外部本体20の周壁22に取付けられている管部材30には、人工血管12、14がそれぞれ嵌め込まれている。これにより、ウェル26と人工血管12、14は、開口28および管部材30を介して連通している。なお、管部材30の外面には、嵌め込まれた人工血管12、14が外れないように、凹凸31が形成されている。
【0014】
血液透析用非穿刺型ブラッドアクセス10は更に、外部本体20の内部に嵌め込まれた円柱形の内部本体40を備えている。内部本体40は、外部本体20の内径よりも僅かに小さな外径を有しており、内部本体40を外部本体20内で回転させることができる。好ましくは、内部本体40の回転を円滑にするために、外部本体20の内部の底壁24の中央に、円柱形の突起24aが設けられ、内部本体40の底部の中央に、突起24aに補足し合う形状を有する凹部40aが設けられている。
【0015】
図3および図5に最も良く示されるように、内部本体40には、開口28の位置する高さのところに、内部本体40の直径方向に水平に延びた第1の貫通孔42が設けられている。
【0016】
内部本体40には、外部本体20内に嵌め込んだとき開口28の位置する高さ(すなわち、第1の貫通孔42が設けられている高さ)の外面40bのところの第1の貫通孔42から時計回りに90°間隔を隔てた第1の箇所44と、頂面40cのところの第1の貫通孔42から時計回りに90°間隔を隔てた第2の箇所46との間に延びた第2の貫通孔48が設けられている。また、内部本体40には、外部本体40内に嵌め込んだとき開口28の位置する高さ(すなわち、第1の貫通孔42が設けられている高さ)の外面40bのところの第1の貫通孔42から反時計回りに90°間隔を隔てた第3の箇所50と、頂面40cのところの第1の貫通孔42から反時計回りに90°間隔を隔てた第4の箇所52との間に延びた第3の貫通孔54が設けられている。第2の貫通孔48と第3の貫通孔54とは、図5に示されるように、第1の貫通孔42に対して左右対称の関係にある。
【0017】
以上の構成により、図3に示されるように、第1の貫通孔42と開口28とが連通するように内部本体40を回転させると、人工血管12と人工血管14がと連通する。一方、図4に示されるように、第1の箇所44が開口28に合致するように(すなわち、第3の箇所50が開口28に合致するように)内部本体40を回転させると、第2の貫通孔48と人工血管12とが連通し、第3の貫通孔54と人工血管14とが連通する。
【0018】
なお、好ましくは、内部本体40は、テフロン(登録商標)で形成されている。また、好ましくは、内部本体40の頂面40cには、内部本体40を回転させるための摘まみ56が設けられている。
【0019】
また、外部本体20の頂部は、ブラッドアクセス10の不使用時には、キャップ58によって被覆されている。
【0020】
血液透析用非穿刺型ブラッドアクセス10は更に、透析器に連結されるカニューレアセンブリ60を備えている。カニューレアセンブリ60は、図8および図9に示されるように、並置された一対の貫通孔64、66をもつディスク62と、貫通孔64、66と連通するように貫通孔の一端にそれぞれ連結された一対のカニューレ68、70と、貫通孔64、66と連通するように貫通孔の他端にそれぞれ連結された一対のカニューレ72、74とを有している。カニューレ68、70、72、74は、通常の可撓性の材料で形成されており、ディスク62は、通常のプラスチック材料やゴム材料で形成されている。
【0021】
好ましくは、ディスク62の直径は、血液透析時にディスク62を外部本体20内に嵌め込むことができるように、外部本体20の内径よりも僅かに小さくなるように選定されている。また、一対のカニューレ68、70の間隔は、ディスク62を外部本体20内に嵌め込んだときに、カニューレ68、70の先端が第2および第3の貫通孔48、54に挿入されるように選定されている。なお、ディスク62の貫通孔64、66の間隔(すなわち、カニューレ68、70の間隔)は、内部本体40の頂面40cにおける第2および第3の貫通孔48、54の間隔と実質的に等しくなるように選定されている。
【0022】
カニューレ68、70の先端部(すなわち、第2および第3の貫通孔48、54に挿入される端部)の直径は、第2および第3の貫通孔48、54への挿入を容易にするため、貫通孔48、54の直径よりも僅かに小さくなるように選定されている。
【0023】
なお、好ましくは、外部本体20の内部高さは、内部本体40の高さとカニューレアセンブリ60のディスク62の高さとの和と実質的に等しくなるように選定されている。
【0024】
カニューレ72、74は、透析器への連結回路を構成する管であり、カニューレ68、70の内径と略同等の内径を有している。カニューレ72、74には、透析器側の端部に、透析器の端子82、84に連結するための端子78、80が取付けられている。端子78、80は、通常のねじ式端子でよい。カニューレ72、74は、血液透析時に患者が或る程度動き回ることができるのに必要な長さ(少なくとも3m)を有している。上述のように、カニューレ72、74の内径をカニューレ68、70の内径と略同等程度に細くしたので、患者の体外循環血液量を増やすことなしに、カニューレ72、74の長さを確保することができる。
【0025】
なお、カニューレ72、74は、別々の2本の管によって形成してもよく、図8および図9に示されるように、2本の管を合体させて外見上1本の管のようにしたものでもよい。
【0026】
以上のように構成された本発明の血液透析用非穿刺型ブラッドアクセス10の使用について説明する。まず、図1に示されるように、上腕等の所望の部位にブラッドアクセス10を設置し、人工血管12、14を動脈又は静脈に吻合する。透析しようとする場合には、外部本体20のキャップ58を外し、透析器に連結されたカニューレアセンブリ60のカニューレ68、70を、内部本体40の第2および第3の貫通孔48、54に挿入する。しかる後、図9に示されるように、第2の貫通孔48が人工血管12と連通し、第3の貫通孔54が人工血管14と連通するように、内部本体40を回転させて、血液透析を行う。血液透析が終了すると、第1の貫通孔42と人工血管12、14とが連通するように、内部本体40を回転させる。次いで、カニューレ68、70を抜き、外部本体20をキャップ58で被覆する。
【0027】
本発明は、以上の発明の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
【0028】
たとえば、前記実施の形態においては、第2および第3の貫通孔48、54が、第1の貫通孔42から90°隔てた箇所に設けられているが、図7に示されるように、第2の貫通孔48を第1の貫通孔42から時計回りに角度α(αは鋭角)隔てた箇所に設け、第3の貫通孔54を第1の貫通孔42から反時計回りに角度β(β=180°−α)隔てた箇所に設けてもよい。
【0029】
また、前記実施の形態においては、外部本体20の底壁24の中央に突起24aが設けられ、内部本体40の底部の中央に凹部40aが設けられているが、内部本体の底部の中央に突起を設け、外部本体20の底壁24の中央に対応する凹部を設けてもよい。
【0030】
また、前記実施の形態においては、カニューレ68、72およびカニューレ70、74が別々のチューブで形成されているが、カニューレ68、72およびカニューレ70、74を一体のチューブで形成してもよい。さらに、前記実施の形態では、人工血管が同一の血管に吻合されているが、人工血管の各端を別々の血管に吻合してもよい。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、内部本体を回転させさえすれば、血管と透析器とを連通させることができるので、介助者なしに血液透析を行うことができる。また、本体の構造が簡単であるため、患者に穿刺の苦痛を与えることなしに、比較的廉価で取扱いの容易な血液透析用非穿刺型ブラッドアクセスが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態に係る血液透析用非穿刺型ブラッドアクセスの体内への設置状態を模式的に示した図である。
【図2】図1の血液透析用非穿刺型ブラッドアクセスの分解図である。
【図3】人工血管と第1の貫通孔とが連通している状態を示した断面図である。
【図4】人工血管と第2および第3の貫通孔とが連通している状態を示した断面図である。
【図5】内部本体の第1の連通孔が位置する高さにおける断面図である。
【図6】内部本体の平面図である。
【図7】第2および第3の貫通孔の変形態様を示した、図5と同様な断面図である。
【図8】カニューレアセンブリを示した斜視図である。
【図9】カニューレアセンブリのカニューレと人工血管が連通している状態を示した断面図である。
【図10】本発明の血液透析用非穿刺型ブラッドアクセスを使用して血液透析している状態を模式的に示した図である。
【符号の説明】
10 血液透析用非穿刺型ブラッドアクセス
12、14 人工血管
20 外部本体
28 開口
30 管部材
40 内部本体
42 第1の貫通孔
48、54 第2および第3の貫通孔
60 カニューレアセンブリ
Claims (2)
- 血液透析用非穿刺型ブラッドアクセスであって、
円筒形の外部本体を備え、外部本体が、周壁と、底壁とを有し、頂部が開放しており、周壁の下部には、直径方向に対向した箇所に開口がそれぞれ設けられ、各開口に、管部材がそれぞれ取付けられており、各管部材に、第1および第2の人工血管がそれぞれ嵌め込まれ、各人工血管が、血管に吻合されており、
回転できるように、外部本体内に嵌め込まれた円柱形の内部本体を備え、
内部本体には、前記開口の位置する高さのところに、内部本体の直径方向に水平に延びた第1の貫通孔が設けられており、
内部本体には、前記開口の位置する高さの内部本体の外面のところの前記第1の貫通孔から時計回りに角度90°隔てた第1の箇所と、内部本体の頂面のところの前記第1の貫通孔から時計回りに角度90°隔てた第2の箇所との間に延びた第2の貫通孔が設けられており、
内部本体には、前記開口の位置する高さの内部本体の外面のところの前記第1の貫通孔から反時計回りに角度90°隔てた第3の箇所と、頂面のところの前記第1の貫通孔から反時計回りに角度90°隔てた第4の箇所との間に延びた第3の貫通孔が設けられており、
前記開口と前記第1の貫通孔が合致するように内部本体を回転させると、第1の貫通孔を介して第1の人工血管と第2の人工血管とが連通し、前記開口と前記第1の箇所および前記第3の箇所が合致するように内部本体を回転させると、第1および第2の人工血管と第2および第3の貫通孔とがそれぞれ連通するように構成されており、
透析器に連結されるカニューレアセンブリを更に備え、前記カニューレアセンブリが、並置された一対の貫通孔をもつディスクと、ディスクの貫通孔と連通するように貫通孔の一端にそれぞれ連結された第1の一対のカニューレと、ディスクの貫通孔と連通するように貫通孔の他端にそれぞれ連結された第2の一対のカニューレとを有しており、
第1の一対のカニューレを内部本体の第2および第3の貫通孔に挿入し、第1および第2の人工血管と第2および第3の貫通孔とが連通するように内部本体を回転させて血液透析を行うことを特徴とするブラッドアクセス。 - 外部本体の内部高さが、内部本体の高さとカニューレアセンブリのディスクの高さとの和と実質的に等しくなるように選定されていることを特徴とする請求項1に記載のブラッドアクセス。
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