JP3926349B2 - 光周波数コム発生器制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光通信、光CT、光周波数標準機など多波長でコヒーレンス性の高い標準光源、又は、各波長間のコヒーレンス性も利用できる光源を必要とする分野に適用される光周波数コム発生器制御装置に関する。
従来より、例えば光周波数を高精度に測定する場合に光周波数コム発生器(Optical Frequency Comb Generator)が使用されている。すなわち、2つのレーザ光をヘテロダイン検波してその差周波数を測定する場合、その帯域は受光素子の帯域で制限され、おおむね数十GHz程度であるので、光周波数コム発生器を用いて広帯域なヘテロダイン検波系を構築するようにしている。光周波数コム発生器は、入射したレーザ光の側帯波を等周波数間隔毎に数百本発生させるもので、発生される側帯波の周波数安定度はもとのレーザ光のそれとほぼ同等である。そこで、この側帯波と被測定レーザ光をヘテロダイン検波することにより、数THzに亘る広帯域なヘテロダイン検波系を構築することができる。
図15は、バルク型光周波数コム発生器400の原理的な構造を示している。
このバルク型光周波数コム発生器400は、光位相変調器411と、この光位相変調器411を介して互いに対向するように設置された反射鏡412,413からなる光共振器410が使用されている。
この光共振器410において、反射鏡412を介して僅かな透過率で入射された光Linは、反射鏡412,413間で共振し、その一部の光Lout が反射鏡413を通して出射される。光位相変調器411は、電界を印加することによって屈折率が変化する光位相変調のための光学材料からなり、この光共振器410を通過する光に対して、電極416A,416B間に印加される交流電源fmの出力に応じた位相変調をかける。
この光共振器410に入射された光Linは、反射鏡412,413間で共振しており、光位相変調器411により位相変調を受け、反射鏡413を通して、光周波数コム出力光Lout として出射される。
ここで、バルク型光周波数コム発生器は、例えば図16に示すように、光変調を行う光ビームを通過させる電気光学結晶511にそれぞれ高反射膜512A,512Bにより形成した入射端と出射端を設けることにより光変調器と光共振器を一体化したモノリシック構成とすることができる。しかし、モノリシック構成のバルク型光周波数コム発生器500では、電気光学結晶511の結晶長で変調周波数が決まってしまうので、例えば光源の波長を決めた場合に調整することができない。
また、図17に示すように、バルク型光周波数コム発生器500は、バルク型光変調器510を空洞マイクロ波共振器520に収納して駆動する構造を採用することにより高効率が得られる。
空洞マイクロ波共振器520は、バルク型光変調器510を納める溝部521を有する第1の金属ブロック522と、マイクロ波に共振する空洞524を上記第1の金属ブロック522の溝部521に形成する第2の金属ブロック523からなり、上記溝部521に配置されるバルク型光変調器510を上記第1の金属ブロック522の溝部521の底面521Aと、第2の金属ブロック523に絶縁板525を介して取り付けられた第3の金属ブロック526で挟持するようになっている。
特開平15−043539号公報
ところで、空洞マイクロ波共振器に収納して駆動する駆動する構造を採用した従来のモノリシック型の光周波数コム発生器では、次のような問題点があった。
1.マクロ波共振器内のDCのアイソレーションのため絶縁体がマイクロ波のロスとなって、Q値が低く、変調器としての電力効率が低い。
2.従来の光周波数コム発生器ではマイクロ波のカップリング調整ができず、カップリングを変えるには部品交換を必要としていた。
3.金属ブロックが結晶と接する間に厚さの異なるインジウムなどの柔らかい金属を挿入して共振周波数の調整を行っていたので、共振周波数を調整するには、分解・組み立てを行わなければならず、作業性が極めて悪い。
4.結晶によっては時々正常な制御信号と異なる異常な制御信号が発生する現象があり、異常な制御信号が発生する現象がある場合、制御点が一義的に定まらず、出力が不安定になってしまう。
5.光周波数コム発生器の制御システムでは、出力の一部を高速光検出器で検出し、そのなかの比較コム駆動周波数に同期した成分を二重平衡変調器(DBM:Double Balanced Mixer)で検出するが、DBMの特性が必ずしも理想的でないためにIF信号に不要なオフセットがのってしまい、そのオフセットは局部発振器に加えるマイクロ波電力や、あるいは温度に依存して変化するため、高価な光チョッパーを使用してIF信号内の光信号に依存する成分のみをロックイン増幅器で検出する必要があった。
そこで、本発明の目的は、上述の如き従来の問題点に鑑み、安定した出力が得られるようにした光周波数コム発生器制御装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的、本発明によって得られる具体的な利点は、以下に説明される実施の形態の説明から一層明らかにされる。
本発明は、光変調を行う光ビームを通過させる電気光学結晶からなる光変調器を光共振器内に備える光周波数コム発生器の制御装置であって、上記光変調器に位相制御信号として与えるマイクロ波信号を発生するマイクロ波発振器と、上記電気光学結晶から出射される光周波数コムを受光して検出する高速光検出器と、この高速光検出器の検出信号が供給されるとともに上記マイクロ波信号が供給される二重平衡変調器と、上記光共振器に入射される光ビームのパワー又は上記光共振器から取り出される光周波数コムのパワーを検出する検出手段と、上記二重平衡変調器の出力を上記検出手段による検出出力で割り算する割算器と、この割算器の出力を積分して上記光共振器の光共振長を帰還制御する駆動制御信号を生成する積分器と、上記二重平衡変調器の出力信号が供給されるロックイン増幅器と、上記高速光検出器に与えるバイアス電圧を所定の周期で高電位状態と低電位状態に変化させる変調信号を発生するとともに、この変調信号を参照信号として上記ロックイン増幅器に与える変調信号発生器とを備え、上記高速光検出器に与えるバイアス電圧を所定の周期で高電位状態と低電位状態に変化させることにより、上記高速光検出器から上記所定の周期でチョップした光周波数コムの検出信号を得て上記二重平衡変調器に供給し、上記割算器により上記ロックイン増幅器の出力を上記検出手段による検出出力で割り算し、上記割算器の出力を上記積分器により積分して上記光共振器の光共振長を帰還制御する駆動制御信号を生成して、上記光共振器の光共振長を帰還制御することを特徴する。
本発明に係る光周波数コム発生器制御装置では、例えば、上記光変調器を内蔵する空洞マイクロ波共振器と、上記光変調器の出射端側に配置され、電気機械変換素子により移動される高反射膜の形成された可動ミラーとを備え、上記可動ミラーを所定位置に帰還制御するものとすることができる。また、上記光変調器は、入射端面に高反射膜を有する電気光学結晶からなるセミモノリシック光変調器とすることができる。さらに、上記光変調器は光導波路型の光変調器であり、バイアスTを介して上記光導波路型の光変調器に位相制御信号と駆動制御信号を供給するものとすることができる。
また、本発明は、光変調を行う光ビームを通過させる電気光学結晶からなる光変調器を光共振器内に備える光周波数コム発生器の制御装置であって、上記光変調を行う光ビームを発生する波長可変レーザ光源と、上記光変調器に位相制御信号として与えるマイクロ波信号を発生するマイクロ波発振器と、上記電気光学結晶から出射される光周波数コムを受光して検出する高速光検出器と、この高速光検出器の検出信号が供給されるとともに上記マイクロ波信号が供給される二重平衡変調器と、上記光共振器に入射される光ビームのパワー又は上記光共振器から取り出される光周波数コムのパワーを検出する検出手段と、上記二重平衡変調器の出力を上記検出手段による検出出力で割り算する割算器と、この割算器の出力を積分して上記波長可変レーザ光源から出射されるレーザ光の波長を帰還制御する駆動制御信号を生成する積分器と、上記二重平衡変調器の出力信号が供給されるロックイン増幅器と、上記高速光検出器に与えるバイアス電圧を所定の周期で高電位状態と低電位状態に変化させる変調信号を発生するとともに、この変調信号を参照信号として上記ロックイン増幅器に与える変調信号発生器とを備え、上記高速光検出器に与えるバイアス電圧を所定の周期で高電位状態と低電位状態に変化させることにより、上記高速光検出器から上記所定の周期でチョップした光周波数コムの検出信号を得て上記二重平衡変調器に供給し、上記割算器により上記ロックイン増幅器の出力を上記検出手段による検出出力で割り算し、上記割算器の出力を上記積分器により積分して上記光共振器の光共振長を帰還制御する駆動制御信号を生成して、上記波長可変レーザ光源から出射されるレーザ光の波長を帰還制御することを特徴する。
本発明によれば、高価な光チョッパーを使用することなく、サーボゲインを一定にして安定した出力が得られる光周波数コム発生器制御装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更可能であることは言うまでもない。
本発明は、例えば図1に示すような構造の光周波数コム発生器100に適用される。
この光周波数コム発生器100は、光変調を行う光ビームを通過させる電気光学結晶111からなるセミモノリシック光変調器110と、上記セミモノリシック光変調器110を内蔵する空洞マイクロ波共振器120と、上記セミモノリシック光変調器110の出射端側に配置された可動ミラー130とを備える。
上記セミモノリシック光変調器110は、例えばニオブ酸リチウム(LiNbO3)など電圧で光を位相変調できる電気光学結晶111からなり、その入射端面にHRコーティングにより高反射膜112Aが形成されているとともに、出射端面にARコーティングにより無反射膜112Bが形成されている。
ここで、このセミモノリシック光変調器110における電気光学結晶111の出射端面は、図2に示すように、入射端面に対して平行ではなく、0.5°傾斜した状態に研磨されている。
また、上記可動ミラー130は、その入射端面にHRコーティングにより高反射膜131Aが形成されているとともに、出射端面にARコーティングにより無反射膜131Bが形成されており、上記高反射膜131Aと上記セミモノリシック光変調器110の入射端面の高反射膜112Aとで光共振器を構成している。そして、この可動ミラー130は、PZT等の電気機械変換素子132により移動されるようになっている。
このように入射端側に高反射膜112Aを有する電気光学結晶111からなるセミモノリシック光変調器110と、上記セミモノリシック光変調器110の出射端側に配置され、PZT等の電気機械変換素子132により移動される高反射膜131Aの形成された可動ミラー130とで構成されたセミモノリシック構成の光周波数コム発生器100では、共振器長の粗調整を上記電気機械変換素子132に固定された上記可動ミラー130全体を移動させる位置調整することにより行い、上記電気機械変換素子132を駆動して上記可動ミラー130を移動させることにより共振器長の微調整を行うことができる。
すなわち、この光周波数コム発生器100では、入射端側に高反射膜112Aを有する電気光学結晶111からなるセミモノリシック光変調器110と、上記セミモノリシック光変調器110の出射端側に配置され、電気機械変換素子132により移動される高反射膜131Aの形成された可動ミラー130とで構成されたセミモノリシック構成としたことにより、上記電気光学結晶111の結晶長に関係なく、変調周波数を任意に設定することができる。
そして、この光周波数コム発生器100は、ファイバー入力コリメータ光変換器151及び集光レンズ152から成る入射側光学系150を介して基本波としての光ビームLinが入射される。そして、上記セミモノリシック光変調器110において、光ビームLinの位相を変調することにより、高反射膜からなる出射端を介して光周波数コムLoutを取り出し、集光レンズ161及びファイバー出力コリメータ光変換器162からなる出射側光学系160を介して上記光周波数コムLoutを出射する。
空洞マイクロ波共振器120は、図3(A),(B),(C)に示すように、上記セミモノリシック光変調器110が設置された空洞部123Aと、この空洞部123Aの両端を連通させるコ字状に形成された空洞部123Bとから閉ループ状に形成された空洞123を備えている。
ここで、上記空洞マイクロ波共振器120は、上記セミモノリシック光変調器110を納める溝部121を有する第1の金属ブロック122と、マイクロ波に共振する閉ループ状の空洞123を上記第1の金属ブロック122とともに形成する第2の金属ブロック124及び金属カバー140とからなり、上記金属カバー140により覆われた上記第1の金属ブロック122の溝部121内に閉ループ状の空洞123が形成されている。上記セミモノリシック光変調器110を上記第1の金属ブロック122の溝部121に配置し、上記溝部121の底面121Aと第2の金属ブロック124とで挟持するようになっている。
また、この空洞マイクロ波共振器120は、先端部分に交互に曲げられた櫛歯状の電極を有する周波数調整板128が外部より挿入量を調整可能に上記空洞部123Aに設けられている。
この周波数調整板128は、上記櫛歯状の電極が上記第1の金属ブロック122の溝部121の底面121Aと第2の金属ブロック124とに弾撥力をもって安定に接触しており、その挿入量を調整することによって広範囲に亘って、共振周波数を調整することができるようになっている。
また、この周波数調整板128は、止めねじ129を締めることによりにより固定される。
また、上記溝部121の幅Bは、真空中での伝搬波長をλ0=C/fm(Cは光速)として、B=λ0/2になっている。
また、上記空洞マイクロ波共振器120には、上記第1の金属ブロック122の溝部121に収納したセミモノリシック光変調器110の入射端と出射端に対応する位置に、入射光窓123WIと出射光窓123WOが形成されている。
ここで、上記空洞マイクロ波共振器120は、図示しないマイクロ波電源からマイクロ波信号が同軸線路を介して供給されるコネクタ145が設けられており、このコネクタ145の同軸線路に接続されたマイクロストリップライン125が上記第1の金属ブロック122の溝部121に設けられている。上記マイクロストリップライン125は、上記セミモノリシック光変調器110を構成している電気光学結晶111に接触することなく、途中で開放端となっている。そして、上記マイクロストリップライン125と上記第2の金属ブロック124に接触する電極ピン126の位置で、マイクロ波の入力インピーダンスを調整し、カップリングを最大に調整することができる。
この空洞マイクロ波共振器120では、上記第2の金属ブロック124には、上記マイクロストリップライン125と対向する位置に複数のネジ穴127が形成されており、導電性のネジを用いた電極ピン126を挿入して螺進させることにより上記電極ピン126の先端が上記マイクロストリップライン125に当接する位置を選択することによって、マイクロ波の入力インピーダンスを調整し、カップリングを最大にすることができる。
この空洞マイクロ波共振器120は、上記電極ピン126に供給されるマイクロ波信号に共振することにより、上記マイクロ波信号に応じた電界を上記セミモノリシック光変調器110を構成している電気光学結晶111に印加する。
なお、上記マイクロストリップライン125にバネ電極を取り付ける位置でカップリング調整を行うようにしてもよい。
上記セミモノリシック光変調器110は、上記空洞マイクロ波共振器120に内蔵されているので、上記空洞マイクロ波共振器120がコネクタ145を介して電極ピン126に供給されるマイクロ波信号に共振することにより、上記マイクロ波信号に応じた電界が印加され、上記マイクロ波信号に応じて屈折率が変化する。これにより、上記セミモノリシック光変調器110は、入射端反射膜を介して入射された基本波としての光ビームLinに対して上記マイクロ波信号に応じた光位相変調を施すバルク型光位相変調器として機能する。
すなわち、このような構造の光周波数コム発生器100では、入射側光学系150を介して入射される基本波としての光ビームLinに対して、上記セミモノリシック光変調器110においてマイクロ波信号に応じて光位相変調することができ、光ビームLinの位相を変調して、上記可動ミラー130の出射端反射膜を介して光周波数コムLoutを取り出し、出射側光学系160を介して上記光周波数コムLoutを出射する。
このような構造の光周波数コム発生器100では、セミモノリシック型の構成としたことにより、共振器長さの制御を外部の可動ミラー130を駆動するPZT等の電気機械変換素子132により行うので、DCのアイソレーションが不要あり、上記セミモノリシック光変調器110を納める溝部121を有する第1の金属ブロック122と、マイクロ波に共振する閉ループ状の空洞123を上記第1の金属ブロック122とともに形成する第2の金属ブロック124及び金属カバー140とから上記空洞マイクロ波共振器120を構成することによって、上記空洞マイクロ波共振器120のQ値を100程度まで向上させることができ、変調器としての電力効率を従来の2倍以上に高めることができた。
また、上記空洞マイクロ波共振器120の空洞123を閉ループ状としたことにより、マイクロ波の漏れを抑えることができるとともに、共振モードを固定することができ、しかも、小型化することができる。
また、上記空洞マイクロ波共振器120では、先端部分に交互に曲げられた櫛歯状の電極を有する周波数調整板128を採用したことにより、上記櫛歯状の電極が上記第1の金属ブロック122の溝部121の底面121Aと第2の金属ブロック124とに弾撥力をもって安定に接触しており、空洞サイズを再現性よく調整することができる。
さらに、この光周波数コム発生器100では、PZT電圧を変化させた場合に、PZT電圧を変化に応じた図4の(A)に示すような正常な制御信号とは異なる図4の(B)に示すような異常な制御信号が発生する現象をなくすために、図2に模式的に示すように、上記セミモノリシック光変調器110における電気光学結晶111の出射端面を入射端面に対して平行ではなく0.5°傾斜した状態に研磨されている。
ここで、PZT電圧を変化させた場合に異常な制御信号が発生する現象は、共振器内の光コムのサイドバンドが、光コム発生器内の光学的な横モードの共振周波数に一致し、且つ、電気光学結晶111のARコーティングにより無反射膜112Bが形成されている出射端面での残留端面反射によりたまたま結合してしまった場合に発生すると考えれ、上記電気光学結晶111の出射端面を入射端面に対して平行ではなく0.5°〜5°程度傾斜した状態に研磨することで、上記出射端面での残留端面反射による結合を防止し、上記異常な制御信号が発生を防止することができた。これによって、上記電気光学結晶111の加工歩留まりを向上させることができる。
ここで、この光周波数コム発生器100において上記出射側光学系160を介して出射された光周波数コムLoutは、光カプラ165によりその一部が分割されて図5に示すような構成の光周波数コム発生器制御装置180に供給される。
光周波数コム発生器制御装置180は、上記セミモノリシック光変調器110に位相制御信号fmとして与えるマイクロ波信号を発生するマイクロ波発振器181を備え、このマイクロ波発振器181により発生されたマイクロ波信号をマイクロ波増幅器182により増幅して位相制御信号fmとして上記セミモノリシック光変調器110に与えることにより、上記セミモノリシック光変調器110を駆動するようになっている。
そして、この光周波数コム発生器制御装置180は、上記光カプラ165により分割された光周波数コムLoutが入射される高速光検出器183、この高速光検出器183の検出信号RFがAC増幅器184により増幅されて供給される二重平衡変調器(DBM:Double Balanced Mixer)185、このDBM185の出力信号IFが供給されるロックイン増幅器186、このロックイン増幅器186の出力を積分する積分器187、この積分器187の出力が供給されるPZTドライバ188等を備える。
さらに、この光周波数コム発生器制御装置180は、上記高速光検出器183に与えるバイアス電圧を所定の周期で高電位状態と低電位状態に変化させる変調信号を発生するとともに、この変調信号を参照信号として上記ロックイン増幅器186に与える変調信号発生器189を備え、上記高速光検出器183に与えるバイアス電圧を所定の周期で高電位状態と低電位状態に変化させることにより、上記高速光検出器183から上記所定の周期でチョップした光周波数コムの検出信号を得て、上記可動ミラー130を所定位置に帰還制御するようになっている。
この光周波数コム発生器制御装置180において、上記高速光検出器183は、上記光カプラ165により分割された光周波数コムLoutすなわち上記セミモノリシック光変調器110において上記位相制御信号fmにより位相変調された光変調出力として得られた光強度に依存する光周波数コムLoutを受光して電気信号に変換する。
ここで、高速光検出器183は、図6に示すように、駆動電圧によって動作帯域が変化し、駆動電圧が高ければ高周波数まで光電変換することができる。
この高速光検出器183には、バイアス電圧が与えられており、このバイアス電圧が所定周期で低電位(L=1V程度)と高電位(H=Vcc)を繰り返す変調信号により変調されている。
このように上記高速光検出器183に与えるバイアス電圧を所定周期で変化させるように変調することによって、上記高速光検出器183は、光チョッパーと同様に、上記変調信号の周期でチョップした検出信号RFを出力する。
したがって、この光周波数コム発生器制御装置180では、上記光カプラ165と高速光検出器183に高価な光チョッパーを入れる必要がない。
上記高速光検出器183により得られるチョップした検出信号RFは、AC増幅器184により増幅されアイソレータ185Aを介してDBM185に供給される。
上記DBM185は、上記マイクロ波発振器181により発生されたマイクロ波信号がアイソレータ185Bを介してローカル信号LOとして供給されており、上記位相制御信号fmにより位相変調された光変調出力として得られた光周波数コムLoutを受光する上記高速光検出器183により得られる上記変調信号の周期でチョップした検出信号RFに上記ローカル信号LOを乗算することによって、上記検出信号RFを位相検波する。
上記DBM185の出力信号IFが供給される上記ロックイン増幅器186は、上記変調信号が参照信号として供給されており、上記変調信号の周期でチョップした検出信号RFを位相検波した出力信号IFについて、図7に示すように、上記バイアス電圧が低電位(L)の区間の検出信号RFを位相検波した出力信号IF(L)と、上記バイアス電圧が高電位(H)の区間の検出信号RFを位相検波した出力信号IF(H)の差分を検出する。
上記ロックイン増幅器186の出力が積分器187を介してPZTドライバ188に供給されることにより、上記可動ミラー130が帰還制御される。
この光周波数コム発生器制御装置180では、上記高速光検出器183に与えるバイアス電圧を所定周期で変化させるように変調することによって、光チョッパーと同様に、上記変調信号の周期でチョップした検出信号RFを上記高速光検出器183から得るようにしたが、上記高速光検出器183に与えるバイアス電圧を所定周期で変化させるように変調する代わりに、上記高速光検出器183又はAC増幅器184の出力信号RFを位相変調したり、或いは、図8に示すように、上記DBM185にアイソレータ185Bを介して供給するローカル信号LOを位相変調する位相変調器190を設けるようにしても、光チョッパーとを使用したのと同じ効果が得られる。この場合、位相変調をπにすると、図9に示すように逆送の位相検波出力信号IF(0),IF(π)となり、チョッパーを用いた場合に比べて倍の信号強度が得られる。
なお、上述の実施の形態では、光変調を行う光ビームを通過させる電気光学結晶111からなるセミモノリシック光変調器110を空洞マイクロ波共振器120に内蔵したセミモノリシック型の光周波数コム発生器100に本発明を適用したが、本発明は上述の実施の形態のみに限定されるものでなく、例えば図10に示すように、導波路型の光変調器210を備える光周波数コム発生器200に適用することもできる。
この図10に示す光周波数コム発生器200は、上述の図5に示した構成の光周波数コム発生器制御装置180によりバイアスT220を介して導波路型の光変調器210を駆動するようにしたものである。
この光周波数コム発生器200における導波路型の光変調器210は、マイクロ波発振器181により発生されたマイクロ波信号をマイクロ波増幅器182により増幅した位相制御信号fmが上記バイアスT220を介して導波路型の光変調器210に与えられることにより駆動され、ロックイン増幅器186の出力を積分するが積分器187の出力が上記バイアスT220を介して与えられることにより光共振長さが帰還制御される。
なお、上記導波路型の光変調器210は、図8に示した構成の光周波数コム発生器制御装置180によりバイアスT220を介して導波路型の光変調器210を駆動するようにしてもよい。
また、上述の光周波数コム発生器100では、上記高反射膜131Aと上記セミモノリシック光変調器110の入射端面の高反射膜112Aとで構成される光共振器の共振波長を上記光周波数コム発生器制御部180により帰還制御するようにしたが、例えば、図11に示す光周波数コム発生器300における光周波数コム発生器制御部180のように、波長可変レーザ光源350から出射されるレーザ光の波長を帰還制御するようにしてもよい。
この光周波数コム発生器300は、波長可変レーザ光源350から出射されるレーザ光が入射され、このレーザ光を通過させる電気光学結晶からなる光変調器と光共振器を一体形成したモノリシック光変調器310からなる。上記モノリシック光変調器310は、空洞マイクロ波共振器320に内蔵されている。
そして、この図11に示す光周波数コム発生器300は、上述の図5又は図8に示した構成の光周波数コム発生器制御装置180における上記ロックイン増幅器186の出力を積分する積分器187の出力として得られる帰還制御信号を波長可変レーザ光源350に帰還することによって、波長可変レーザ光源350から出射されるレーザ光の波長を帰還制御するようになっている。
上記波長可変レーザ光源350としては、例えば分布帰還型(DFB)レーザ、分布反射型(DBR)レーザ、チューナブル二重導波路型(TTG)レーザ等の各種波長可変半導体レーザを用いることができる。
ここで、上述の如き構成の光周波数コム発生器制御装置により帰還制御される光周波数コム発生器では、入射されるレーザ光のパワーが変動すると信号強度が変動するので、レーザパワーが大きく変化する系では、フィードバック利得が大きすぎてサーボが発振したり、逆に少なすぎてサーボが不安定になる虞がある。
サーボゲインを一定にするには、例えば図12に示すように、光周波数コム発生器100への入力側に光カプラ148と光検出器170を設けるとともに、ロックイン増幅器186と積分器187との間に割算器175を設ける。そして、上記光周波数コム発生器に入力されるレーザ光のパワーを上記光検出器170により検出し、上記割算器175において上記ロックイン増幅器186の出力信号を上記光検出器170による検出出力すなわち上記光周波数コム発生器100に入力されるレーザ光のパワーで割り算することにより、サーボゲインを一定にすることができる。
また、光周波数コム発生器100へ入力されるレーザ光のパワーをモニターしてサーボゲインを制御する代わりに、例えば図13に示すように、高速光検出器183のDC成分をモニターしてサーボゲインを制御しても、サーボゲインを一定にすることができる。
すなわち、図13に示す例では、高速光検出器183に流れるバイアス電流を差動増幅器176で検出し、その検出出力をローパスフィルタ178を介して割算器175に供給するようになっている。
上記ローパスフィルタ178では、上記検出出力に含まれる高速のAC成分及びロックインに使用している周波数成分を除去して、図14の(A)に示すような高速光検出器183のDC成分を得ることができる。そして、ロックイン増幅器186の出力として得られる図14の(B)に示すような制御信号を上記割算器において上記高速光検出器のDC成分で割り算することによって、図14の(C)のような信号が得られる。上記割算器175による割り算出力として得られる信号の信号強度は、入力レーザパワーに依存しないので、サーボゲインを一定することができる。
本発明を適用した光周波数コム発生器の構成例を示す模式的な断面図である。 上記光周波数コム発生器に備えられたセミモノリシック光変調器における電気光学結晶を示す模式的な平面図である。 上記光周波数コム発生器における空洞マイクロ波共振器の構造を示す要部横断平面図(A)、要部縦断側面図(B)及び要部縦断正面図(C)である。 上記光周波数コム発生器において、PZT電圧を変化させた場合に発生するPZT電圧を変化に応じた正常な制御信号(A)と異常な制御信号(B)を示す波形図。 上記光周波数コム発生器を制御する光周波数コム発生器制御装置の構成例を示すブロック図である。 上記光周波数コム発生器制御装置における高速光検出器の動作特性を示す図である。 上記光周波数コム発生器制御装置のロックイン増幅器の動作を説明するための波形図である。 上記光周波数コム発生器制御装置の他の構成例を示すブロック図である。 上記光周波数コム発生器制御装置の他の構成例におけるロックイン増幅器の動作を説明するための波形図である。 上記光周波数コム発生器制御装置の他の構成例を示すブロック図である。 本発明を適用した光周波数コム発生器の他の構成例を示す模式的な断面図である。 上記光周波数コム発生器制御装置の他の構成例を示すブロック図である。 上記光周波数コム発生器制御装置のさらに他の構成例を示すブロック図である。 上記光周波数コム発生器制御装置の動作特性を示す特性図である。 従来のバルク型光周波数コム発生器の構成を模式的に示す図である。 従来のモノリシック構成のバルク型光周波数コム発生器を模式的に示す図である。 従来の空洞マイクロ波共振器と結合した構造のバルク型光周波数コム発生器を示す斜視図である。
符号の説明
100,200,300 光周波数コム発生器、110 セミモノリシック光変調器、111 電気光学結晶、112A 高反射膜、112B 無反射膜、120 空洞マイクロ波共振器、121 溝部、121A 底面、122 第1の金属ブロック、123 空洞、123A 空洞部、123B 空洞部、123WI 入射光窓、123WO 出射光窓、124 第2の金属ブロック、125 マイクロストリップライン、126 電極ピン、127 ネジ穴、128 周波数調整板、129 止めねじ、130 可動ミラー、131A 高反射膜、131B 無反射膜、132 電気機械変換素子、140 金属カバー、145 コネクタ、148,165 光カプラ、150 入射側光学系、151 ファイバー入力コリメータ光変換器、152 集光レンズ、160 出射側光学系、161 集光レンズ、162 ファイバー出力コリメータ光変換器、170 光検出器、175 割算器、176 差動増幅器、178 ローパスフィルタ、180 光周波数コム発生器制御装置、181 マイクロ波発振器、182 マイクロ波増幅器、183 高速光検出器、184 AC増幅器、185 DBM、185A,185B アイソレータ、186 ロックイン増幅器、187 積分器、188 PZTドライバ、189 変調信号発生器、190 位相変調器、210 導波路型の光位相変調器、220 バイアスT、310 モノリシック光変調器、320 空洞マイクロ波共振器、350波長可変レーザ光源

Claims (7)

  1. 光変調を行う光ビームを通過させる電気光学結晶からなる光変調器を光共振器内に備える光周波数コム発生器の制御装置であって、
    上記光変調器に位相制御信号として与えるマイクロ波信号を発生するマイクロ波発振器と、
    上記電気光学結晶から出射される光周波数コムを受光して検出する高速光検出器と、
    この高速光検出器の検出信号が供給されるとともに上記マイクロ波信号が供給される二重平衡変調器と、
    上記光共振器に入射される光ビームのパワー又は上記光共振器から取り出される光周波数コムのパワーを検出する検出手段と、
    上記二重平衡変調器の出力を上記検出手段による検出出力で割り算する割算器と、
    この割算器の出力を積分して上記光共振器の光共振長を帰還制御する駆動制御信号を生成する積分器と
    上記二重平衡変調器の出力信号が供給されるロックイン増幅器と、
    上記高速光検出器に与えるバイアス電圧を所定の周期で高電位状態と低電位状態に変化させる変調信号を発生するとともに、この変調信号を参照信号として上記ロックイン増幅器に与える変調信号発生器とを備え、
    上記高速光検出器に与えるバイアス電圧を所定の周期で高電位状態と低電位状態に変化させることにより、上記高速光検出器から上記所定の周期でチョップした光周波数コムの検出信号を得て上記二重平衡変調器に供給し、
    上記割算器により上記ロックイン増幅器の出力を上記検出手段による検出出力で割り算し、上記割算器の出力を上記積分器により積分して上記光共振器の光共振長を帰還制御する駆動制御信号を生成して、上記光共振器の光共振長を帰還制御することを特徴する光周波数コム発生器制御装置。
  2. 上記光変調器を内蔵する空洞マイクロ波共振器と、上記光変調器の出射端側に配置され、電気機械変換素子により移動される高反射膜の形成された可動ミラーとを備え、
    上記可動ミラーを所定位置に帰還制御することを特徴する請求項1記載の光周波数コム発生器制御装置。
  3. 上記光変調器は、入射端面に高反射膜を有する電気光学結晶からなるセミモノリシック光変調器であることを特徴とする請求項1記載の光周波数コム発生器制御装置。
  4. 上記光変調器は光導波路型の光変調器であり、バイアスTを介して上記光導波路型の光変調器に位相制御信号と駆動制御信号を供給することを特徴とする請求項1記載の光周波数コム発生器制御装置。
  5. 上記検出手段は、上記光共振器に入射される光ビームのパワーを検出する光検出器からなることを特徴とする請求項1記載の光周波数コム発生器制御装置。
  6. 上記検出手段は、上記光共振器から取り出される光周波数コムのパワーとして上記高速光検出器の検出信号の低周波成分を検出するローパスフィルタからなることを特徴とする請求項1記載の光周波数コム発生器制御装置。
  7. 光変調を行う光ビームを通過させる電気光学結晶からなる光変調器を光共振器内に備える光周波数コム発生器の制御装置であって、
    上記光変調を行う光ビームを発生する波長可変レーザ光源と、
    上記光変調器に位相制御信号として与えるマイクロ波信号を発生するマイクロ波発振器と、
    上記電気光学結晶から出射される光周波数コムを受光して検出する高速光検出器と、
    この高速光検出器の検出信号が供給されるとともに上記マイクロ波信号が供給される二重平衡変調器と、
    上記光共振器に入射される光ビームのパワー又は上記光共振器から取り出される光周波数コムのパワーを検出する検出手段と、
    上記二重平衡変調器の出力を上記検出手段による検出出力で割り算する割算器と、
    この割算器の出力を積分して上記波長可変レーザ光源から出射されるレーザ光の波長を帰還制御する駆動制御信号を生成する積分器と、
    上記二重平衡変調器の出力信号が供給されるロックイン増幅器と、
    上記高速光検出器に与えるバイアス電圧を所定の周期で高電位状態と低電位状態に変化させる変調信号を発生するとともに、この変調信号を参照信号として上記ロックイン増幅器に与える変調信号発生器とを備え、
    上記高速光検出器に与えるバイアス電圧を所定の周期で高電位状態と低電位状態に変化させることにより、上記高速光検出器から上記所定の周期でチョップした光周波数コムの検出信号を得て上記二重平衡変調器に供給し、
    上記割算器により上記ロックイン増幅器の出力を上記検出手段による検出出力で割り算し、上記割算器の出力を上記積分器により積分して上記光共振器の光共振長を帰還制御する駆動制御信号を生成して、上記波長可変レーザ光源から出射されるレーザ光の波長を帰還制御することを特徴する光周波数コム発生器制御装置。
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