JP3925826B2 - 電子部品試験装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、チャンバの内部でICチップなどの電子部品を常温以下(常温またはそれ以下の温度)の状態と高温状態とで切り換えて試験することができる電子部品試験装置に係り、さらに詳しくは、常温以下の状態での試験に際し、ソケットの付近での結露を有効に防止し得ると共に、高温状態での試験に際し、ソケット付近に装着される試験回路用電子部品の故障を防止することができる電子部品試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置などの製造課程においては、最終的に製造されたICチップなどの電子部品を試験する試験装置が必要となる。このような試験装置の一種として、常温または常温よりも低い温度条件で、ICチップを試験するための装置が知られている。ICチップの特性として、常温または低温でも良好に動作することが保証されるからである。
【0003】
このような試験装置においては、テストヘッドの上部をチャンバで覆い、内部を密閉空間とし、ICチップがテストヘッドの上に搬送され、そこで、ICチップをテストヘッドに押圧して接続し、チャンバ内部を一定温度範囲内の常温または低温状態にしながら試験を行う。このような試験により、ICチップは良好に試験され、少なくとも良品と不良品とに分けられる。
【0004】
このようにチャンバの内部でICチップの試験を行う試験装置では、ICチップが装着されるソケットのチップ着脱口をチャンバ内に向け、ソケットの端子を、チャンバ外部の配線ボード(パフォーマンスボード)を介してテストヘッドに接続するために、ソケットの背面において、外気が入り込み易い構造となっている。このため、ソケットの背面に存在する配線ボードやテストヘッドに結露が生じ易いという課題を有する。ソケットの背面の配線ボードやテストヘッドに結露が生じ、その結露水が電気的接続部に流れ込むと、電気配線の短絡現象を引き起こすおそれがあるため、結露は極力防止する必要がある。
【0005】
そこで、ソケットの背面に位置する配線ボードの少なくとも片面側に密閉空間を形成し、その密閉空間内に、ノズルから乾燥空気を封入し、低温に維持された試験用部品に外気が接触して結露することを防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような試験装置を用いて、チャンバ内部を高温状態にしてICチップの試験を行う場合には、ソケット背面に位置する前記密閉空間の内部に位置する配線ボードに配置してあるリレー回路、コンデンサおよび抵抗などの試験回路用電子部品の温度が高くなりすぎ、短時間の試験で故障してしまうという課題を有している。密閉空間の内部では、空気の流れがほとんどないためと考えられる。
【0007】
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、常温以下の状態での試験に際し、ソケットの付近での結露を有効に防止し得ると共に、高温状態での試験に際し、ソケット付近に装着される試験回路用電子部品の故障を防止することができる電子部品試験装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る電子部品試験装置は、試験すべき電子部品が着脱自在に装着されるソケットと、前記ソケットを保持するソケットガイドと、前記ソケットの電子部品着脱口がチャンバ内側を向くように、前記ソケットガイドがチャンバ開口部に取り付けられ、内部を高温状態および常温以下状態に維持することが可能なチャンバと、前記ソケットの端子に対して電気的に接続され、前記チャンバのチャンバ開口部の外側に配置される配線ボードと、前記ソケットガイドの外側に位置する配線ボードの少なくとも片面側に密閉空間を形成するように、前記配線ボードを前記チャンバの外側に取り付けるシール部材と、前記密閉空間内に連通する少なくとも二つの第1ノズルおよび第2ノズルと、前記第1ノズルおよび第2ノズルへ向けて乾燥ガスを送風することができる乾燥ガス送風装置と、前記第1ノズルと前記乾燥ガス送風装置との間に装着され、前記乾燥ガス送風装置から前記第1ノズルへ向けて乾燥ガスを送風する常温以下制御状態と、前記密閉空間内のガスを第1ノズルを通して外部に排出する高温制御状態とに切り換えることが可能な弁手段とを有する。
【0009】
なお、本発明において、「密閉空間」とは、必ずしも完全に密閉された空間のみでなく、多少の隙間を介して外部と連通している空間でも良く、空間内に乾燥ガスを封入できる程度の密閉度であればよい。また、乾燥ガスとしては、特に限定されないが、乾燥空気であることが好ましい。
【0010】
本発明に係る電子部品試験装置は、前記チャンバの内部の温度制御が常温以下制御状態か高温制御状態かを判断し、その判断に基づき、前記弁手段を制御する制御手段をさらに有することが好ましい。
【0011】
本発明に係る電子部品試験装置は、前記チャンバのチャンバ開口部の周囲に取り付けられ、前記チャンバの内部の温度制御が常温以下制御状態の場合に、前記配線ボードを伝熱により加熱することが可能な加熱ボードをさらに有することが好ましい。本発明において、加熱ボードとしては特に限定されないが、ラバーヒータなどの面状発熱体を挟み込んだボードであることが好ましい。また、本発明に係る試験装置により試験される電子部品としては、特に限定されないが、ICチップが好ましく例示される。
【0012】
前記加熱ボードは、固定ベースを介して前記チャンバのチャンバ開口部の周囲に取り付けてあることが好ましい。前記ソケットガイドが、前記固定ベースに対して着脱自在に装着してあることが好ましい。前記配線ボードは、前記ソケットガイドの配線ボード側に、前記加熱ボードに配線ボード押さえリングを介して接触していることが好ましい。
【0013】
前記密閉空間が、配線ボードの反チャンバ側に取り付けられた補強板と、配線ボードとの間に形成してあり、前記第1ノズルおよび第2ノズルが、前記補強板に装着してあることが好ましい。
【0014】
または、前記密閉空間が、前記ソケットアダプタと配線ボードとの間の隙間に形成してあり、前記第1ノズルおよび第2ノズルを、前記加熱ボードに装着しても良い。
【0015】
【作用】
本発明に係る電子部品試験装置を用いて、チャンバ内部を常温以下の状態で、電子部品の試験を行う場合には、少なくとも二つの第1ノズルおよび第2ノズルから、配線ボードの少なくとも片面側に形成してある密閉空間内部に、乾燥ガスを導入する。その結果、密閉空間が乾燥ガスで満たされ、外気の侵入を防止することができる。このことにより、ソケットガイドの背面での結露を、有効に防止することができる。
【0016】
本発明に係る電子部品試験装置を用いて、チャンバ内部を高温状態で、電子部品の試験を行う場合には、配線ボードの少なくとも片面側に形成してある密閉空間内部に、一方の第2ノズルを通して乾燥ガスまたはその他のガス(通常、空気)を導入する。そして、他方の第1ノズルに接続してある弁手段を切り換えて、この第1ノズルを通して、密閉空間内のガスを外部に排出する。その結果、密閉空間内部にガスの流れが形成され、密閉空間内部の配線ボードに配置してあるリレー回路、コンデンサおよび抵抗などの試験特性を安定化させるための試験回路用電子部品を冷却することが可能になる。その結果、試験回路用電子部品の温度が高くなりすぎることがなくなり、短時間の試験で故障することもなくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
【0018】
図1は本発明の1実施形態に係るICチップ試験装置の概略全体図、図2はICチップ試験装置の要部断面図、図3は図2に示すソケットガイドをチャンバ側に取り付ける前の状態を示す要部断面図、図4は図2に示す密閉空間内部に乾燥空気を導入するための装置の概略図、図5は本発明の他の実施形態に係るICチップ試験装置の要部断面図、図6は図5に示す密閉空間内部に乾燥空気を導入するための装置の概略図である。
【0019】
第1実施形態
図1に示すように、本実施形態に係るICチップ部品試験装置2は、試験すべき部品としてのICチップを、常温、低温または高温状態で試験するための装置であり、ハンドラ4と、図示省略してある試験用メイン装置とを有する。ハンドラ4は、試験すべきICチップを、順次テストヘッドに設けたICソケットに搬送し、試験が終了したICチップをテスト結果に従って分類して所定のトレイに格納する動作を実行する。
【0020】
本実施形態では、ハンドラ4には、チャンバ6が具備してあり、チャンバ6内のテストステージ8に、テストヘッド10の上部が露出している。テストヘッド10の上部を図2に示す。テストヘッド10の上部には、ソケット20が装着してある。ソケット20には、吸着ヘッド24により搬送された試験すべきICチップ22が着脱自在に順次装着されるように、ソケット20のチップ着脱口がチャンバ6の内部を向いている。
【0021】
テストヘッド10に設けたICソケット20は、ケーブルを通じて試験用メイン装置(図示省略)に接続してあり、ICソケット20に着脱自在に装着されたICチップ22をケーブルを通じて試験用メイン装置に接続し、試験用メイン装置からの試験用信号によりICチップ22をテストする。ICソケット20とチャンバ6およびテストヘッド10との関係については、後で詳細に説明する。
【0022】
図1に示すように、ハンドラ4は、これから試験を行なうICチップを格納し、また試験済のICチップを分類して格納するIC格納部30を有する。IC格納部30には、試験すべきICチップが搭載してあるローダ用トレイ32Aと、試験済みのICチップが分類されて搭載される分類用トレイ32B〜32Eと、空トレイ32Fと、オプショントレイ32Gとが配置してある。これらトレイ32A〜32Gは、X軸方向に沿って所定間隔で配置してあり、Z軸方向(高さ方向)に積み重ねられて配置してある。
【0023】
ローダ用トレイ32Aに搭載されたICチップは、ハンドラ4に装着してある第1XY搬送装置34を用いて、チャンバ6内部のソークステージ36上に搬送されるようになっている。また、テストヘッド10においてテストされた試験済みのICチップは、最終的に第2XY搬送装置35を用いて、IC格納部30の分類用トレイ32B〜32Eに分類されて搭載される。分類用トレイ32B〜32Eのうち、たとえばトレイ32Cが良品用のトレイであり、その他のトレイが不良品または再試験のためのトレイである。
【0024】
空トレイ32Fは、分類用トレイ32B〜32Eが試験済みのICチップで満杯になると、その上に、搬送されて積み重ねられ、分類用トレイとして利用される。オプション用トレイ32Gは、その他の用途に用いられる。
【0025】
チャンバ6の内部は、ICチップの受け渡し部がシャッタなどにより開平自在に構成してあることを除き、密閉構造であり、たとえば室温から160゜C程度の高温または室温から−60゜C程度の低温状態に維持可能にしてある。このチャンバ6の内部は、ソークステージ36と、テストステージ8と、出口ステージ40とに分けられている。
【0026】
ソークステージ36には、ターンテーブル38が配置してある。ターンテーブル38の表面には、ICチップが一時的に収容される凹部42が円周方向に沿って所定ピッチで配置してある。本実施形態では、ターンテーブル38の半径方向には2列の凹部42が形成してあり、2列の凹部42が、円周方向に沿って所定ピッチで配置してある。ターンテーブル38は、時計回りに回転する。第1XY搬送装置34により搭載位置44でターンテーブル38の凹部42内に搭載されたICチップは、ターンテーブル38が回転方向にインデックス送りされる間に、試験すべき温度条件まで熱ストレスが加えられる。
【0027】
ターンテーブル38の回転中心を基準として、搭載位置44から回転方向に約240度の位置にある取り出し位置46では、ターンテーブル38の上に、3つのコンタクトアーム48の内の一つに装着してある吸着ヘッドが位置し、その位置で、吸着ヘッドにより凹部42からICチップを取り出し可能になっている。3つのコンタクトアーム48は、回転軸50に対して円周方向略等間隔の角度で装着してあり、回転軸50を中心として、時計回りの回転方向に120度ずつインデックス送り可能にしてある。なお、インデックス送りとは、所定角度回転後に停止し、その後、再度、所定角度回転することを繰り返すことである。コンタクトアーム48のインデックス送りに際して、アーム48が停止している時間は、テストヘッド10上のソケットにICチップが装着されて試験されている時間に、ICチップをソケットに着脱する時間を加えた時間に相当する。このインデックス送りの停止時間は、ターンテーブル38におけるインデックス送りの停止時間と同じであり、ターンテーブル38とコンタクトアーム48とは、同期してインデックス送りするように回転する。
【0028】
本実施形態では、三つのコンタクトアーム48の内の一つの吸着ヘッドが、ソークステージ36の取り出し位置46上に位置し、他のコンタクトアーム48の吸着ヘッドがテストステージ8のコンタクトヘッド10上に位置し、さらに他のコンタクトアーム48の吸着ヘッドが出口ステージ40の入り口52上に位置する。
【0029】
ターンテーブル38の搭載位置44でターンテーブル38の凹部42に搭載されたICチップは、搭載位置44から取り出し位置46までインデックス送りされる間に、所定の熱ストレスが印加され、取り出し位置46にて、コンタクトアーム48の吸着ヘッドに吸着される。吸着ヘッドに吸着されたICチップは、コンタクトアーム48が時計回りにインデックス送りされることにより、テストヘッド10の上に配置される。その位置で、図2に示すように、吸着ヘッド24により吸着保持されたICチップ22はソケット20に装着され、試験が行われる。
【0030】
テストヘッド10の上のソケット20に装着されて試験が済んだICチップ22は、吸着ヘッド24に再度吸着され、図1に示すコンタクトアーム48が時計回りにインデックス送りされることで、出口ステージ40の入り口52の上部に位置する。その位置で、試験済みのICチップは、矢印A方向に出口シフタにより出口位置54にスライド移動される。出口ステージ40の出口位置では、出口シフタ上に配置されたICチップは、試験時の温度である低温または高温から常温までに戻される。低温試験の場合には、この出口ステージ40において、ICチップを常温まで戻すことで、チャンバ6から取り出した直後のICチップに結露が生じることを有効に防止することができる。
【0031】
出口ステージ40の出口位置54で、出口シフタ上に配置されたICチップは、常温まで戻された後、図示省略してある出口アームにより矢印B方向にシフト移動され、受け位置56に配置してある出口ターンに移される。出口ターンは、矢印C方向に回動し、受け位置56と排出位置58との間で、往復移動可能になっている。出口ターンの排出位置58には、第2XY搬送装置35の吸着ヘッドが移動可能に構成してあり、出口ターンにより排出位置に配置された試験済みのICチップを、搬送装置35が、試験結果に基づき、分類用トレイ32B〜32Eのいずれかに搬送する。
【0032】
本実施形態に係る部品試験装置2では、ハンドラ4のチャンバ6内において、ソークステージ36の天井部に、ソークステージ用熱交換装置60が配置してあると共に、テストステージ8の側壁部にテストステージ用熱交換装置62が配置してある。本実施形態に係る電子部品試験装置は、低温試験のみでなく、高温試験をも行うことができるように、これら熱交換装置60および62は、冷却装置と加熱装置と送風装置とを有し、冷却装置と加熱装置とを切り換えて使用する。これら熱交換装置60および62は、温度制御装置70により制御される。温度制御装置70には、テストステージ8に配置された温度センサ72と、ソークステージ36に配置された温度センサ74と、その他のセンサからの出力信号が入力され、これらセンサからの出力信号に応じて、熱交換装置60および62の熱交換量(出力)を制御可能になっている。
【0033】
図2および3に示すように、テストステージ8では、断熱材などで構成されたチャンバ6の底部およびチャンバ6を保持するメインベース80の一部が切り欠かれており、そこにテストヘッド10上に保持されたソケット20が装着される。
【0034】
ソケット20は、ソケットガイド82に保持してある。ソケットガイド82は、図3に示すように、複数のガイド孔84を有し、各ガイド孔84には、チャンバ6側に固定してあるガイドロッド86が挿入され、チャンバ6に対して位置合わせされるようになっている。
【0035】
ガイドロッド86は、ベースリング88に取り付けてある。ベースリング88は、固定ベース90に装着してあり、チャンバ開口部92を構成している。固定ベース90は、チャンバ6と同様に断熱性を有し、チャンバ6およびメインベース80の底部開口部に着脱自在に固定される。
【0036】
図2に示すように、ソケットガイド82には、チャンバ6の内側に向けて突出する複数のガイドピン94が装着してある。各ガイドピン94は、吸着ヘッド24に装着してあるガイド板95のガイド孔96に挿入され、吸着ヘッド24に吸着保持されたICチップ22とソケット20との位置決めを行う。
【0037】
ソケット20の背面(チャンバの外側)には、低温用ソケットアダプタ98が接続してあり、ソケット20の端子と電気的に接続してある。アダプタ98は、配線ボード100の略中央部表面に固定してあり、ソケット20の端子と配線ボード100との電気的接続を図っている。配線ボード100の下面には、テストヘッド10からリング状に突出した可動ピン保持リング102上の複数の可動ピン104が電気的に接続してある。可動ピン104は、可動ピン保持リング102上に上向きに装着してあり、ポゴピン( pogo pin :バネにより軸芯方向に出没自在に支持され、この可動ピンが前記バネによって突出する方向に付勢されている接触ピン)とも呼ばれ、配線ボード100の下面端子部に押し付けられ、配線ボード100との電気的接続が図られる。なお、配線ボード100は、パフォーマンスボードとも呼ばれる。
【0038】
テストヘッド10は、図示省略してある試験用メイン装置からの駆動信号を受け取り、可動ピン保持リング102、可動ピン104、配線ボード100およびアダプタ98を介してソケット20に装着してあるICチップ22に試験用駆動信号を送信する。
【0039】
本実施形態では、図2および3に示すように、固定ベース90の下面に、中央部に開口を持つ加熱ボード106がボルトなどにより固定してある。加熱ボード106は、HIFIXヒータとも称され、ラバーヒータなどの面状発熱体108をアルミニウム板などで挟み込んだものである。加熱ボード106の下面には、第1シール部材112が予め装着してある。第1シール部材112は、たとえばシリコンスポンジゴムシートなどの弾力性を持つシートで構成してある。加熱ボード106の内周側下面には、配線ボード押さえリング114の上面が第1シール部材112を介して着脱自在に接触してあり、その隙間をシールしている。また、配線ボード押さえリング114と配線ボード100との間には、第2シール部材116が装着してあり、その隙間をシールしている。第2シール部材116は、第1シール部材112と同じまたは異なる合成樹脂シートで構成してある。
【0040】
第1シール部材112および第2シール部材116によるシールの結果、ソケットガイド82の配線ボード側には、第1密閉空間118が形成される。この第1密閉空間118には、加熱ボード106に形成してある通路200,202が連通してあり、そこから、第1密閉空間118内部に、乾燥空気を封入可能になっている。
【0041】
図2および3に示すように、配線ボード押さえリング114は、配線ボード100の下面端子部分に接触する可動端子104の位置に対応した位置に配置され、押さえリング114の上面が加熱ボード106の下面に接触することで、配線ボード100を下方に押し、可動端子104と配線ボード100との電気的接触を確保する。
【0042】
配線ボード100の中心部分下面(反チャンバ側)には、複数のスペーサ122を介して、補強板120が装着してある。補強板120は、配線ボード100が撓むことなどを防止するためのものであり、可動ピン保持リング102の内側に位置する。補強板120と配線ボード100との間に第2密閉空間124を形成するように、補強板120の外周と可動ピン保持リング102の内周との間には、リング状の第3シール部材126が装着してある。この第3シール部材126は、前記第1シール部材と同じまたは異なる合成樹脂のリングで構成してあり、補強板120と配線ボード100との間をシールしている。
【0043】
補強板120には、第2密閉空間124に連通する第1および第2ノズル210,212が装着してある。なお、ソケットアダプタ98の外周に装着してあるシールリング128と配線ボード100との間にも隙間130が形成されるが、その隙間130には、配線ボード100に形成してあるスルーホールを通して、第2密閉空間124の内部と連通している。
【0044】
図4に示すように、補強板120に装着してある第1および第2ノズル210および212は、それぞれ配管214および216を通して、乾燥ガス送風装置220に接続してある。第1ノズル210と送風装置220とを結ぶ配管214の途中には、弁手段としての電磁弁218が装着してある。電磁弁218は、ハンドラの制御装置300により制御され、乾燥ガス送風装置220から第1ノズル210へ向けて乾燥空気を送風する常温以下制御状態と、第2密閉空間124内の空気を第1ノズル210を通して電磁弁218から外部に排出する高温制御状態とに切り換えるようになっている。制御装置300は、チャンバ6の内部を常温以下にしてICチップの常温または低温試験を行う指令を受け、電磁弁218を制御し、乾燥空気送風装置220から第1ノズル210へ向けて乾燥空気を送風する。また、制御装置300が、チャンバ6の内部を高温状態にしてICチップの高温試験を行う指令を受けた場合には、電磁弁218を制御し、第2密閉空間124内の空気を第1ノズル210を通して電磁弁218から外部に排出する。
【0045】
本実施形態では、常温以下制御状態と高温制御状態とに関わらず、乾燥ガス送風装置220で発生した乾燥空気を、第2ノズル212から第2密閉空間124の内部に送風するように構成してある。
【0046】
本実施形態に係るIC試験装置2を用いて、チャンバ内部を常温以下の状態、特に低温状態で電子部品の低温試験を行う場合には、図4に示す少なくとも二つの第1ノズル210および第2ノズル212から、第2密閉空間124の内部に、乾燥空気を導入する。その結果、第2密閉空間が乾燥空気で満たされ、外気の侵入を防止することができる。このことにより、ソケットガイド82の背面での結露を、有効に防止することができる。
【0047】
また、本実施形態では、低温試験に際しては、図2に示す加熱ボード106を駆動し、配線ボード押さえリング114を介して配線ボード100を伝熱により加熱する。このため、ソケット20の背面に位置する配線ボード100が、その雰囲気ガスの露点以上の温度に加熱される。このため、ソケット背面の配線ボード100およびテストヘッド10において結露が発生することを、さらに有効に防止することができる。
【0048】
さらにまた、本実施形態に係るIC試験装置2では、低温試験時には、図2に示す加熱ボードに形成してある通路200,202を通して、第1密閉空間118へも乾燥空気を送り込むため、第1密閉空間118も乾燥空気で満たされる。このことにより、ソケットガイド82の背面での結露を、さらに有効に防止することができる。
【0049】
なお、低温試験時において、第1密閉空間118の内部に封入するための乾燥空気としては、たとえば露点温度がチャンバ6の内部温度と同程度以下の乾燥空気が用いられる。たとえばチャンバ6の内部が−55゜C程度である場合には、通路200,202を通して第1密閉空間118の内部に封入される乾燥空気の露点温度は、−60゜C程度であることが好ましい。乾燥空気の温度は、たとえば室温程度である。
【0050】
また、低温試験時において、第2密閉空間124の内部に導入される乾燥空気としては、第1密閉空間118の内部に導入する乾燥空気の露点温度よりも多少高くて良く、たとえば−40゜C程度の乾燥空気である。乾燥空気の温度は室温程度である。第2密閉空間124の内部に導入する乾燥空気の露点温度が、第1密閉空間118の内部に導入する乾燥空気の露点温度よりも多少高くても良いのは、第2密閉空間124の方が、第1密閉空間118に比較して、チャンバ6の内部から離れており、結露する可能性が低くなるからである。
【0051】
本実施形態に係るIC試験装置2を用いて、チャンバ内部を高温状態に保ち、電子部品の高温試験を行う場合には、図4に示す制御装置300が電磁弁218を切り換え制御し、第2密閉空間124内の空気を第1ノズル210を通して電磁弁218から外部に排出する。また、一方の第2ノズル212を通して、第2密閉空間124の内部に乾燥空気を導入する。その結果、第2密閉空間124の内部に空気の流れが形成され、第2密閉空間124の内部の配線ボード100に配置してあるリレー回路、コンデンサおよび抵抗などの試験特性を安定化させるための試験回路用電子部品101を冷却することが可能になる。その結果、試験回路用電子部品101の温度が高くなりすぎることがなくなり、短時間の試験で故障することもなくなる。
【0052】
なお、高温試験に際しては、結露防止のために、図2に示す加熱ボード106による配線ボード100の加熱は必要はないが、ソケット20に装着されるICチップ22を所定の高温状態に維持するために必要であれば加熱しても良い。また、高温試験に際しては、図2に示す第1密閉空間118の内部には、結露防止のために乾燥空気を導入する必要はないが、導入しても良い。また、図2に示す構造では、第1密閉空間118の内部には、試験回路用電子部品101が存在しないと考えられるが、必要であれば、この第1密閉空間118も、高温試験に際して、図4に示す第2密閉空間124と同様に乾燥空気を循環させても良い。
【0053】
第2実施形態
図5に示すように、本実施形態に係る試験装置のテストステージ8aでは、テストボードとしての配線ボード100aが加熱ボード106の下面にシール部材を介して直接に接触している。以下、前記第1実施形態に係る試験装置と異なる点のみを説明し、共通する部分の説明は一部省略する。
【0054】
チャンバ6の底部開口部に装着された固定ベース90aの中央部に、ベースリング88aが装着してあり、チャンバ開口部92aを形成している。チャンバ開口部92aの中央部にソケット20が位置するように、ベースリング88aには、ソケットガイド82aがボルトなどにより固定してある。
【0055】
固定ベース90aの背面(チャンバの外側)には、断熱材およびシール部材を兼ねた取り付け板150を介して、中央部に開口を持つ加熱ボード106がボルトなどにより固定してある。加熱ボード106は、HIFIXヒータとも称され、ラバーヒータなどの面状発熱体108をアルミニウム板などで挟み込んだものである。加熱ボード106の下面には、第1シール部材112が予め装着してある。第1シール部材112は、たとえばシリコンスポンジゴムシートなどの弾力性を持つシートで構成してある。
【0056】
本実施形態では、テストボードとしての配線ボード100aの略中央部に装着してあるソケットアダプタ98aをソケット20に対して接続して固定する際に、配線ボード100aの外周表面が加熱ボード106の下面に第1シール部材112を介して直接接触している。
【0057】
加熱ボード106には、通路200,202が形成してあり、ソケットガイド82aと配線ボード100aとの間に形成された第1密閉空間118aに連通している。図6に示すように、通路200および202には、それぞれ第1ノズル210aおよび212aが接続してある。これらノズル210aおよび212aは、それぞれ配管214aおよび216aを通して、乾燥ガス送風装置220に接続してある。
【0058】
第1ノズル210と送風装置220とを結ぶ配管214の途中には、弁手段としての電磁弁218が装着してある。電磁弁218は、ハンドラの制御装置300により制御され、乾燥ガス送風装置220から第1ノズル210へ向けて乾燥空気を送風する常温以下制御状態と、第1密閉空間118a内の空気を通路200および第1ノズル210を通して外部に排出する高温制御状態とに切り換えるようになっている。制御装置300は、チャンバ6の内部を常温以下にしてICチップの常温または低温試験を行う指令を受け、電磁弁218を制御し、乾燥ガス送風装置220から第1ノズル210へ向けて乾燥空気を送風する。また、制御装置300が、チャンバ6の内部を高温状態にしてICチップの高温試験を行う指令を受けた場合には、電磁弁218を制御し、第1密閉空間118a内の空気を通路220および第1ノズル210を通して電磁弁218から外部に排出する。
【0059】
本実施形態では、常温以下制御状態と高温制御状態とに関わらず、乾燥ガス送風装置220で発生した乾燥空気を、第2ノズル212aから通路202を通して、第1密閉空間118aの内部に送風するように構成してある。
【0060】
本実施形態に係るIC試験装置2を用いて、チャンバ内部を常温以下の状態、特に低温状態で電子部品の低温試験を行う場合には、図6に示す少なくとも二つの第1ノズル210aおよび第2ノズル212aから、第1密閉空間118aの内部に、乾燥空気を導入する。その結果、第1密閉空間118aが乾燥空気で満たされ、外気の侵入を防止することができる。このことにより、ソケットガイド82aの背面での結露を、有効に防止することができる。
【0061】
また、本実施形態では、低温試験に際しては、図5に示す加熱ボード106を駆動し、配線ボード100aを伝熱により加熱する。このため、ソケット20の背面に位置する配線ボード100aが、その雰囲気ガスの露点以上の温度に加熱される。このため、ソケット背面の配線ボード100aおよびテストヘッド10において結露が発生することを、さらに有効に防止することができる。
【0062】
なお、低温試験時において、第1密閉空間118aの内部に封入するための乾燥空気としては、たとえば露点温度がチャンバ6の内部温度と同程度以下の乾燥空気が用いられる。たとえばチャンバ6の内部が−55゜C程度である場合には、通路200,202を通して第1密閉空間118aの内部に封入される乾燥空気の露点温度は、−60゜C程度であることが好ましい。乾燥空気の温度は、たとえば室温程度である。
【0063】
本実施形態に係るIC試験装置2を用いて、チャンバ内部を高温状態に保ち、電子部品の高温試験を行う場合には、図6に示す制御装置300が電磁弁218を切り換え制御し、第1密閉空間118a内の空気を通路200および第1ノズル210aを通して電磁弁218から外部に排出する。また、一方の第2ノズル212aおよび通路202を通して、第1密閉空間118aの内部に乾燥空気を導入する。その結果、第1密閉空間118aの内部に空気の流れが形成され、第1密閉空間118aの内部の配線ボード100に配置してあるリレー回路、コンデンサおよび抵抗などの試験特性を安定化させるための試験回路用電子部品101(図5参照)を冷却することが可能になる。その結果、試験回路用電子部品101の温度が高くなりすぎることがなくなり、短時間の試験で故障することもなくなる。
【0064】
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変することができる。
【0065】
たとえば、上述した実施形態では、高温試験時には、第2ノズル212,212aから乾燥空気を密閉空間124,118aの内部に導入したが、高温試験時には、必ずしも乾燥空気ではなく、単なる空気を導入するように構成しても良い。また、その密閉空間124,118aの内部に導入すべき乾燥空気または単なる空気は、予め冷却されても良い。
【0066】
さらにまた、上述した例では、単一の密閉空間に対して、二つのノズル210,212または210a,212aを装着したが、2つ以上のノズルを装着しても良い。
【0067】
また、本発明に係る試験装置では、ハンドラ4におけるICチップの取り回し方法は、図示する実施形態に限定されない。
【0068】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明に係る電子部品試験装置によれば、常温以下の状態での試験に際し、ソケットの付近での結露を有効に防止し得ると共に、高温状態での試験に際し、ソケット付近に装着される試験回路用電子部品の過熱などによる故障を有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の1実施形態に係るICチップ試験装置の概略全体図である。
【図2】 図2はICチップ試験装置の要部断面図である。
【図3】 図3は図2に示すソケットガイドをチャンバ側に取り付ける前の状態を示す要部断面図である。
【図4】 図4は図2に示す密閉空間内部に乾燥空気を導入するための装置の概略図である。
【図5】 図5は本発明の他の実施形態に係るICチップ試験装置の要部断面図である。
【図6】 図6は図5に示す密閉空間内部に乾燥空気を導入するための装置の概略図である。
【符号の説明】
2… 電子部品試験装置
4… ハンドラ
6… チャンバ
8,8a… テストステージ
10… テストヘッド
20… ソケット
22… ICチップ(電子部品)
24… 吸着ヘッド
30… IC格納部
32A〜32G… トレイ
34… 第1XY搬送装置
35… 第2XY搬送装置
36… ソークステージ
38… ターンテーブル
40… 出口ステージ
48… コンタクトアーム
80… メインベース
82… ソケットガイド
88,88a… ベースリング
90,90a… 固定ベース
92,92a… チャンバ開口部
98,98a… ソケットアダプタ
100,100a… 配線ボード
101… 試験回路用電子部品
102… 可動ピン保持リング
104… 可動ピン
106… 加熱ボード
108… 面状発熱体
112… 第1シール部材
114… 配線ボード押さえリング
116… 第2シール部材
118,118a… 第1密閉空間
120… 補強ボード
124… 第2密閉空間
126… 第3シール部材
130… 隙間
150… 取り付け板
200,202… 通路
210,210a… 第1ノズル
212,212a… 第2ノズル
214,216,21a,216a… 配管
218… 電磁弁(弁手段)
220… 乾燥ガス送風装置
300… 制御装置

Claims (5)

  1. 試験すべき電子部品が着脱自在に装着されるソケットと、
    前記ソケットを保持するソケットガイドと、
    前記ソケットの電子部品着脱口がチャンバ内側を向くように、前記ソケットガイドがチャンバ開口部に取り付けられ、内部を高温状態および常温以下状態に維持することが可能なチャンバと、
    前記ソケットの端子に対して電気的に接続され、前記チャンバのチャンバ開口部の外側に配置される配線ボードと、
    前記ソケットガイドの外側に位置する配線ボードの少なくとも片面側に密閉空間を形成するように、前記配線ボードを前記チャンバの外側に取り付けるシール部材と、
    前記密閉空間内に連通する少なくとも二つの第1ノズルおよび第2ノズルと、
    前記第1ノズルおよび第2ノズルへ向けて乾燥ガスを送風することができる乾燥ガス送風装置と、
    前記第1ノズルと前記乾燥ガス送風装置との間に装着され、前記乾燥ガス送風装置から前記第1ノズルへ向けて乾燥ガスを送風する常温以下制御状態と、前記密閉空間内のガスを第1ノズルを通して外部に排出する高温制御状態とに切り換えることが可能な弁手段とを有する電子部品試験装置。
  2. 前記チャンバの内部の温度制御が常温以下制御状態か高温制御状態かを判断し、その判断に基づき、前記弁手段を制御する制御手段をさらに有する請求項1に記載の電子部品試験装置。
  3. 前記チャンバのチャンバ開口部の周囲に取り付けられ、前記チャンバの内部の温度制御が常温以下制御状態の場合に、前記配線ボードを伝熱により加熱することが可能な加熱ボードをさらに有する請求項1または2に記載の電子部品試験装置。
  4. 前記密閉空間が、配線ボードの反チャンバ側に取り付けられた補強板と、配線ボードとの間に形成してあり、前記第1ノズルおよび第2ノズルが、前記補強板に装着してある請求項1〜3のいずれかに記載の電子部品試験装置。
  5. 前記密閉空間が、前記ソケットアダプタと配線ボードとの間の隙間に形成してあり、前記第1ノズルおよび第2ノズルが、前記加熱ボードに装着してある請求項3に記載の電子部品試験装置。
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