JP3925779B2 - ピストン摩擦力測定用ライナー装着構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ピストン摩擦力測定用ライナー装着構造に関し、より詳しくは、ライナーに作用する燃焼圧の影響を排除し、ライナーの浮動(float)を容易にするピストン摩擦力測定用ライナー装着構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、エンジンでは燃焼室で形成される燃焼ガスの爆発力から摩擦力を除いた残りのエネルギーだけを活用することができるので、摩擦力を減らすことはエンジンの出力及び車両の燃費を向上させるのに重要な要素となる。
【0003】
従って、摩擦力を減らすための様々な研究が進められており、特にピストン(piston)とシリンダーライナー(cylinder liner)との間の摩擦は、エンジン作動中に発生する摩擦全体からみても大きな比重を占めるだけでなく、実際にこの摩擦の殆どは減らすことができると判断されているので、ピストンとライナーとの間の摩擦を効果的に減らすことが重要な問題になっている。
【0004】
従って、ピストンとライナーとの間で実際に発生する摩擦力を精密に測定するための測定システムもまた摩擦低減のための研究では重要な要因であると判断されている。
【0005】
ところが、ピストンとライナーとの間の摩擦力を直接測定するためには、通常ストレーンゲージ(strain gauge)又はロードセル(load cell)を用いてピストンとの摩擦によって発生するライナーの垂直方向の変位による力を測定する。
【0006】
図1は、従来のピストンとライナーとの間の摩擦力を直接測定するための一実施例を示した図である。
【0007】
図1に示したように、シリンダーブロック110内にはライナー120が装着され、ライナー120内にはピストン130が結合されている。
【0008】
ライナー120は、ピストン130の上下動作によって発生する摩擦力により上下方向に力を受けるため微小な距離を動くように設けられており、このような理由で浮動ライナー(floating liner)と称する。
【0009】
ライナー120の下部には、ライナー120の上下動作による圧力を測定する圧力測定手段が設けられている。図1では、前記圧力測定手段の一例としてロードセルボディー170内にロードセル175を有する構成が示されている。
【0010】
ライナー120の上面にはライナー120の動作によってシリンダーヘッド140との間に微細な隙間が発生する。この隙間では、燃焼室で燃焼ガスが爆発する時にその爆発力がライナー120を下降させる力として作用(通常ライナーの上面に作用する燃焼ガスの爆発力は摩擦力の数百倍に至る)し実験誤差が発生する。このような実験誤差を防ぐために、ライナー120とシリンダーヘッド140との間には、燃焼ガスの爆発力がライナー120の上面に作用するのを防ぐようにシーリングフォルダー150(sealing folder)が設けられている。従って、ライナー120の上面は、シーリングフォルダー150内で上下に動くことにより、ライナー120の上面には燃焼ガスの爆発力が作用しなくなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、シーリングフォルダー150をライナー120の上面とシリンダーヘッドとの間に設けるためには、シーリングフォルダー150とピストン130とが接触するのを防ぐようにピストン130を加工しなければならない。
【0012】
つまり、ピストン130の外周角部を前記シーリングフォルダー150の高さだけ切削しなければならない。この場合、ピストン130の慣性モーメントが変更されてピストン130の動作が変化してしまい、結果的にライナー120との接触抗力に伴う摩擦力が変更されるため、正確な摩擦力を測定することができなくなる。
【0013】
また、正確な摩擦力を測定するためには、ライナー120の側方向に作用する側力を除去しなければならない。このために従来は、図1に示したように、側方向ストッパー160を採用することによってライナー120の側方向の動きを制限している。
【0014】
つまり、側方向ストッパー160によってライナー120に側方向抗力を提供することにより、ライナー120の側方向の動きを制限する。このような側方向抗力はライナー120との間にまた別の摩擦力を形成するため、この摩擦力がピストン130とライナー120との間の摩擦力測定に誤差として作用するという問題点があった。
【0015】
従って、本発明はこのような問題点を解決するためのものであって、本発明の目的は、ライナーに作用する燃焼圧力が自動的に相殺されると同時に、前記ライナーに作用する垂直抗力を最少化することによって、ライナーとピストンとの間に発生する摩擦力を正確に測定することができるライナー装着構造を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記目的を実現するための本発明のピストン摩擦力測定用ライナー装着構造は、内燃機関エンジンのシリンダーブロック内にライナーを装着してライナーとピストンとの間の摩擦力を測定するためのライナー装着構造において、前記ライナーは、ピストンが往復運動するようにその内面が円柱形状に形成され、上部には外周側に円周面に沿って突出した突出部が形成され、最上面には前記突出部の下面に連結される燃焼圧通路が形成され、前記シリンダーブロックは、上部には前記ライナーの突出部に対応して円周面に沿って内側に湾入した湾入部が形成され、前記湾入部の上部、下部及び湾入部には上側O−リング溝、下側O−リング溝及び中央O−リング溝からなる複数個のO−リング溝が形成され、前記複数個のO−リング溝には各々上側O−リング、下側O−リング及び中央O−リングが装着され、前記シリンダーブロックは、前記上側O−リング溝及び中央O−リング溝の間で、前記ライナーとの間に形成される隙間に大気圧を提供するように大気圧通路が形成されていることを特徴とする。
【0017】
また、前記燃焼圧通路は、前記ライナーの円柱に沿って対称的に複数個所形成されていることを特徴とする。
【0018】
また、前記ライナーの突出部の下面の面積は、ライナーの最上面の面積と同一に形成されていることを特徴とする。
【0019】
また、前記ライナーの突出部の上面の面積は、ライナーの最下面の面積と同一に形成されることを特徴とする。
【0020】
また、前記中央O−リングの直径は、前記上側及び下側O−リングの直径の合計と同一に形成されていることを特徴とする。
【0022】
また、前記シリンダーブロックと前記ライナーとの間には、ライナーの側方向変位を抑制する側方向支持手段をさらに備えていることを特徴とする。
【0023】
また、前記側方向支持手段は、前記ライナーの上部及び下部に複数個所装着されていることを特徴とする。
【0024】
また、前記側方向支持手段は、ライナーの外周側に円柱方向に形成されて固定され、その外側には円柱方向に複数個の支持溝が形成されたライナー支持部材とシリンダーブロックの内周側に円柱方向に形成されて固定され、その内側には円柱方向に複数個の支持溝が形成されたシリンダーブロック支持部材と前記ライナー支持部材の支持溝及びシリンダーブロック支持部材の支持溝に嵌合するように設定された厚さに並列配置された複数個の支持板とを有することを特徴とする。
【0025】
さらに、前記複数個の支持板は、同一な厚さに形成されていることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による好ましい一実施の形態について、添付図面に基づき詳細に説明する。
図2は、本発明の一実施の形態によるピストン摩擦力測定用ライナー装着構造を示した一部縦断面図である。
【0027】
図2に示されたように、本発明の一実施の形態によるピストン摩擦力測定用ライナー装着構造は、内燃機関エンジンのシリンダーブロック210内にライナー220を装着して前記ライナー220とピストン290との間の摩擦力を測定することにおいて、ライナー220は、ピストン290が往復運動するようにその内面が円柱形状に形成され、上部には外周側に円周面に沿って突出した突出部225が形成され、最上面230には突出部225の下面235に連結される燃焼圧通路240が形成されている。
シリンダーブロック210は、上部にはライナー220の突出部225に対応して円周面に沿って内側に湾入した湾入部250が形成され、湾入部250の上部、下部及び湾入部250には上側O−リング溝255、下側O−リング溝265及び中央O−リング溝260からなる複数個のO−リング溝が形成されている。
前記複数個のO−リング溝には、各々上側O−リング256、下側O−リング266及び中央O−リング261が装着されている。
【0028】
従って、燃焼室で発生する爆発力がライナー220の最上面に作用する時には、前記爆発力は、燃焼圧通路240を通じて突出部225の下に形成されたシリンダーブロック210との隙間に作用する。
【0029】
燃焼圧を前記隙間に正確に供給するために、燃焼圧通路240は、ライナー220の円柱に沿って対称的に複数箇所形成されるのが好ましい。
【0030】
シリンダーブロック210は、上側O−リング溝255及び中央O−リング溝260の間で、ライナー220との間に形成される隙間に大気圧を提供するように大気圧通路270が形成されている。大気圧通路270もまた前記隙間の円柱に沿って複数個所形成されるのが好ましい。
【0031】
前記のように形成されたライナー装着構造において、大気圧及び燃焼圧の作用によりライナー220に作用する力の合計が消滅するように、ライナー220の突出部225の下面235の面積はライナー220の最上面230の面積と同一に形成されている。ライナー220の突出部225の上面245の面積は、大気圧が作用する前記ライナーの最下面の面積と同一に形成されている。
【0032】
また、中央O−リング261の断面直径は、上側及び下側O−リング256及び266の断面直径の合計と同一に形成されている。
【0033】
図3は、前記のように構成されたライナー装着構造においてライナー220に作用する力の作用関係を示した図である。
【0034】
図3に示されたように、ライナーの最上面230に燃焼圧が作用する時には、前記燃焼圧は、燃焼圧通路240を通じて突出部225の下面235に供給される。しかし、最上面230の面積と突出部225の下面235の面積とは同一であるので、最上面230に作用する燃焼圧に対する下降力(c)及び突出部225の下面235に作用する上昇力(d)は相殺される。
【0035】
また、突出部225の上面245には、大気圧通路(図2の270)によって供給される大気圧が下降力として作用するが、この下降力(a)は突出部225の上面245と同一な面積に形成されたライナー220の最下面に作用する大気圧の上昇力(b)と相殺される。
【0036】
それだけでなく、O−リングに作用する大気圧及び燃焼圧の作用関係についても、次に説明するように、その力の合計は相殺されることが分かる。
【0037】
つまり、図3に示されたように、上側O−リング256において、上側ではライナー220の最上面を経てきた燃焼圧がe2の大きさで作用し、下側では大気圧がe1の大きさで作用する。
【0038】
そして、下側O−リング266において、上側では燃焼圧通路240を通じて供給された燃焼圧がg2の大きさで作用し、下側では大気圧がg1の大きさで作用する。
【0039】
また、中央O−リング261において、上側では大気圧がf1の大きさで作用し、下側では燃焼圧通路240を通じて供給された燃焼圧がf2の大きさで作用する。
【0040】
しかし、上側、下側及び中央O−リング256、266及び261に作用する大気圧の作用力(e1、f1及びg1)を全て足してみると、力はその作用面積に比例し、中央O−リング261の直径が上側O−リング256及び下側O−リング266の直径の合計と同一であるので、中央O−リング261の大気圧作用面積が上側及び下側O−リング256、266の大気圧作用面積の合計と同一になっており、中央O−リング261に下側へ作用する大気圧の力(f1)は上側O−リング256及び下側O−リング266の上側へ作用する大気圧の力の合計(e1+g1)と同一になる。従って、大気圧によって前記O−リングに対して作用する力は、全て相殺される。
【0041】
また、燃焼圧がO−リング256、261、266に作用する力(e2、f2及びg2)を全て足してみると、前記大気圧による力の合計を求める時と同様に相殺されることが分かる。
【0042】
従って、前記のように形成されたライナー装着構造は、ライナーに作用する燃焼圧を自動的に相殺させることによって誤差の要因を除去する。
【0043】
それでは、再び図2を参照し、本発明の一実施の形態によるピストン摩擦力測定用ライナー装着構造について説明する。
【0044】
本発明の一実施の形態によるピストン摩擦力測定用ライナー装着構造は、前述したものに加えて、シリンダーブロック210とライナー220との間にライナー220の側方向変位を抑制する側方向支持手段280をさらに有する。側方向支持手段280は、ライナー220の上部及び下部に複数個所装着されるのが好ましい。
【0045】
図4は、本発明の一実施の形態によるピストン摩擦力測定用ライナー装着構造に適用される側方向支持手段280の部分断面図である。
【0046】
図4に示されたように、側方向支持手段280は、その外側に円柱方向に複数個の支持溝425が形成されたライナー支持部材420が、ライナー220の外周側に円柱方向に形成されて固定され、その内側に円柱方向に複数個の支持溝415が形成されたシリンダーブロック支持部材410が、シリンダーブロック210の内周側に円柱方向に形成されて固定されている。ライナー支持部材420の支持溝425及びシリンダーブロック支持部材410の支持溝415には、設定された厚さに並列配置された複数個の支持板430が嵌合されている。
【0047】
複数個の支持板430は、次に述べるように、同一な厚さに形成されるのが好ましい。
【0048】
前記のように側方向支持手段280を複数個の支持板430を有するように構成することによって、複数個の支持板430の厚さ全体と同一な厚さに形成された一つの支持板によってライナーを支持する場合に比べて横方向剛性は維持される反面、上下方向剛性を弱くすることができる。その理由は、次の通りである。
【0049】
一般に、支持板430の上下方向弾性力は支持板の厚さの三乗に比例し、横方向弾性力は支持板430の厚さに算術的に比例する。従って、支持板430の厚さ全体を維持したまま複数個に支持板を分割すれば、横方向弾性力は同一である反面、上下方向弾性力は分割された個数の二乗に比例して減少する。
【0050】
従って、本発明の一実施の形態による側方向支持手段280は、摩擦力によってライナー220が浮動(float)する時に上下方向により容易に動作することができるようになる。これによって、摩擦力測定の誤差を減らすことができる。
【0051】
以上で、本発明のピストン摩擦力測定用ライナー装着構造に関する好ましい一実施の形態について説明したが、本発明は前記一実施の形態に限られるわけではなく、本発明の一実施の形態から当該発明が属する技術分野における通常の知識を有する者によって容易に変更され、同等であると認められる範囲の全ての変更を包含する。
【0052】
【発明の効果】
本発明の実施の形態によれば、ライナーに作用する燃焼圧を自動的に相殺させることによって摩擦力測定の誤差の要因を除去することができる。
また、摩擦力によってライナーが浮動する時に上下方向により容易に動作することができることにより、摩擦力測定の誤差を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術によるピストンとライナーとの間の摩擦力を直接測定するピストン摩擦力測定用ライナー装着構造の一実施例を示した図である。
【図2】本発明の一実施の形態によるピストン摩擦力測定用ライナー装着構造を示した一部縦断面図である。
【図3】図2のように構成されたライナー装着構造でライナーに作用する力の作用関係を示した図である。
【図4】本発明の一実施の形態によるピストン摩擦力測定用ライナー装着構造に適用される側方向支持手段の部分断面図である。
【符号の説明】
110、210 シリンダーブロック
120、220 ライナー
130、290 ピストン
140 シリンダーヘッド
150 シーリングフォルダー
160 側方向ストッパー
170 ロードセルボディー
175 ロードセル
225 突出部
230 ライナーの最上面
235 突出部の下面
240 燃焼圧通路
245 突出部の上面
250 湾入部
255 上側O−リング溝
256 上側O−リング
260 中央O−リング溝
261 中央O−リング
265 下側O−リング溝
266 下側O−リング
270 大気圧通路
280 側方向支持手段
410 シリンダーブロック支持部材
420 ライナー支持部材
415、425 支持溝
430 支持板

Claims (9)

  1. 内燃機関エンジンのシリンダーブロック内にライナーを装着してライナーとピストンとの間の摩擦力を測定するためのライナー装着構造において、
    前記ライナーは、ピストンが往復運動するようにその内面が円柱形状に形成され、上部には外周側に円周面に沿って突出した突出部が形成され、最上面には前記突出部の下面に連結される燃焼圧通路が形成され、
    前記シリンダーブロックは、上部には前記ライナーの突出部に対応して円周面に沿って内側に湾入した湾入部が形成され、前記湾入部の上部、下部及び湾入部には上側O−リング溝、下側O−リング溝及び中央O−リング溝からなる複数個のO−リング溝が形成され、
    前記複数個のO−リング溝には各々上側O−リング、下側O−リング及び中央O−リングが装着され、
    前記シリンダーブロックは、前記上側O−リング溝及び中央O−リング溝の間で、前記ライナーとの間に形成される隙間に大気圧を提供するように大気圧通路が形成されていることを特徴とするピストン摩擦力測定用ライナー装着構造。
  2. 前記燃焼圧通路は、前記ライナーの円柱に沿って対称的に複数個所形成されていることを特徴とする請求項1に記載のピストン摩擦力測定用ライナー装着構造。
  3. 前記ライナーの突出部の下面の面積は、ライナーの最上面の面積と同一に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のピストン摩擦力測定用ライナー装着構造。
  4. 前記ライナーの突出部の上面の面積は、ライナーの最下面の面積と同一に形成されることを特徴とする請求項3に記載のピストン摩擦力測定用ライナー装着構造。
  5. 前記中央O−リングの直径は、前記上側及び下側O−リングの直径の合計と同一に形成されていることを特徴とする請求項4に記載のピストン摩擦力測定用ライナー装着構造。
  6. 前記シリンダーブロックと前記ライナーとの間には、ライナーの側方向変位を抑制する側方向支持手段をさらに備えていることを特徴とする請求項に記載のピストン摩擦力測定用ライナー装着構造。
  7. 前記側方向支持手段は、前記ライナーの上部及び下部に複数個所装着されていることを特徴とする請求項に記載のピストン摩擦力測定用ライナー装着構造。
  8. 前記側方向支持手段は、
    ライナーの外周側に円柱方向に形成されて固定され、その外側には円柱方向に複数個の支持溝が形成されたライナー支持部材とシリンダーブロックの内周側に円柱方向に形成されて固定され、その内側には円柱方向に複数個の支持溝が形成されたシリンダーブロック支持部材と前記ライナー支持部材の支持溝及びシリンダーブロック支持部材の支持溝に嵌合するように設定された厚さに並列配置された複数個の支持板とを有することを特徴とする請求項に記載のピストン摩擦力測定用ライナー装着構造。
  9. 前記複数個の支持板は、同一な厚さに形成されていることを特徴とする請求項に記載のピストン摩擦力測定用ライナー装着構造。
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