JPS58131529A - 回転軸のスラスト荷重検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、回転機のスラスト方向の荷重を検出する装
置に関するものである。

従来、この種の装置として第１図に示すものがあった。

図において、（１）はケース、（２）はこのケース（１
）の側壁を貫１通する回転軸、（３）はこの回転軸（２
）の先端に固着されるピストンで、ケース（１）内に形
成される油室（６）にたま−た油をピストン（３）で圧
縮し、油圧計（７）でこの圧力を検出し、スラスト力に
換算している。（５）はシールリング（４）で区切られ
た油室（６）間を連通ずるオリフィスである。

次に動作について説明する。

回転軸（２）がスラストにより左に移動すると、油室（
６）の左側部分で油圧が上昇する。この油圧をＰとし、
ピストン（３）の受圧面積をＳとすると、このときのス
ラスト力はＳｘＰであられされる。つまり油圧とスラス
ト力は比例関係にあり、油圧計（７）でスラスト力を検
出することができる。

従来の油圧式スラスト荷重検出装置は以上のように構成
されているので、高速回転する回転機の場合ピストン（
３）部での摩擦が増加し、高速機には使用できず、また
、過大なスラストに対しては、油圧が飽和するため計測
範囲が限られていた。

この発明は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、相対向して同軸上に配設される１
対の輪状円板と、上記円板間に所定の間隔を介して架設
される円柱と、上記円柱の表面に貼設される歪ゲージと
からなる荷重検出装置を備えることにより、高速機に適
用できしかも広い計測範囲を有するスラスト荷重検出装
置を提供することを目的としている。

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第２
図において、（１）は回転軸、（８）はこの回転軸（１
）を支承するラジアル軸受、（９）はアクシャル軸受、
ａυはこのアクシャル軸受（９）とラジアル軸受（８）
のカバー側面間に介挿される荷重検出装置で、第８図に
示すように相対向する一対の輪状円板（ｌｌａ）（ｌｌ
ｃ）間に、所定の間隔を介して円柱（ｌｌｂ）を架設し
この円柱（ｌｌｂ）に歪ゲージ（図示せず）を貼設した
ものである。ＯＱはスラスト板である。

上記のように構成されるこの発明の一実施例において、
回転機に加わるスラスト力は回転軸（１）を介し、スラ
スト板Ｑｌ）からアクシャル軸受（９）を通り荷重検出
装置αρに加わるので、荷重検出装置Ｑ］）の円柱（ｌ
ｌｂ）部に貼られた歪ゲージによりこの応力歪を検出す
ることができる。

このようにして検出された応力歪は動歪計を介確認をす
ることができるので回転機の保護をすることができる。

又、構造的にも比較的簡単で安価且つ小型に製作可能で
ある。

以上のように、この発明によれば相対向して同軸上に配
設される１対の輪状円板と、上記円板間に所定の間隔を
介して架設される円柱と、上記円柱の表面に貼設される
歪ゲージとからなる荷重検出装置を備えることにより、
高速機に適用できしかも広い計測範囲を有するスラスト
荷重検出装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の油圧式スラスト荷重検出装置の構成を示
す概略図、第２図はこの発明の一実施例アル軸受、（９
）はアクシャル軸受、（ロ）はスラスト荷重検出装置、
（ｌｌａ）、　（ｌｌｃ）は輪状円板、（ｌｌｂ）は円
柱である。 尚、各図中同一符号は同−又は相当部を示す。 第１囚 第２図 １６２ 第３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　相対向して同軸上に配設される１対の輪状円
   板と、上記円板間に所定の間隔を介して架設される円柱
   と、上記円柱の表面に貼設される歪ゲージとからなる荷
   重検出装置を備えたことを特徴とする回転軸のスラスト
   荷重検出装置。
2. （２）　　荷重検出装置はラジアル軸受のカバー側面と
   アクシャル軸受との間に介挿されていることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の回転軸のスラスト荷重検
   出装置。