JP3924905B2 - カップ式自動販売機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シロップ,水等の複数の原材料を調合して飲料を作り、それをカップに入れて販売するカップ式自動販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カップ式自動販売機においては、コーラ等の各種炭酸飲料,各種ジュース,コーヒー等のシロップや粉末と、水,炭酸ガス,砂糖,クリーム,氷等とを調合し、それを紙製のカップに入れて販売する。その調合割合は、飲料データとして、予め自動販売機内のメモリに飲料別に設定しておき、販売時には、それに基づいて原材料の調合を行う。
【0003】
そのようなカップ式自動販売機において、販売する飲料の種類を変更する場合や、飲料の種類は変更しないが、味を変えたい場合には、メモリの飲料データを設定し直す必要がある。その作業は、自動販売機内部にある図4に示すような入力装置6を操作して行う。入力装置6は、データ表示器7とキーボード8とを具えていて、データ表示器7に必要事項を表示させながら、キーボード8を操作して設定を行う。
【0004】
ところで、同一機種の自動販売機が多数設置されていて、それらの飲料データを設定する場合、それぞれの自動販売機について、同じ設定操作を繰り返し行うのは手間がかかる。そこで、携帯型のデータ設定器を使って飲料データ設定済みの自動販売機から飲料データを読み出して記憶させ、そのデータ設定器を他の自動販売機に接続して、それに記憶させている飲料データを書き込むようにすることも行われている。そのようにすれば、多数の同一機種の自動販売機への飲料データの設定がある程度効率的に行える。
【0005】
なお、このようなカップ式自動販売機に関連する従来の文献としては、例えば、特開平5-159158号公報(G07F 13/00)がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のカップ式自動販売機の内、入力装置6を操作して飲料データを設定するものでは、設定に時間がかかって効率が悪いという問題点があった。また、データ設定器を使用するものでは、最初の1台は、自動販売機の入力装置を使って設定する必要があるため、手間がかかるという問題点があった。しかも、ある一部の飲料の飲料データのみを設定したい場合でも、全ての飲料データを一括して書き込む必要があるため、書き込みに必要以上に時間がかかるという問題点があった。
【0007】
本発明は、そのような問題点を解決し、自動販売機への飲料データの設定を効率的に行えるようにすることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明のカップ式自動販売機は、設定データを記憶するメモリと、メモリカードを接続可能なカードコネクタとを具え、該カードコネクタに差し込まれ、複数の商品番号と商品番号別の飲料データとを記憶しているメモリカードからデータを読み込み、その中の特定の商品番号を表示器に表示させた状態で、該商品番号の飲料の割り付け先の商品選択ボタンを押すことにより商品番号に対応する飲料データを読み込み、読み込んだ飲料データを前記メモリの所定のエリアに書き込むことで自動的に設定が行われるようにしたことを特徴とする。このようにすると、飲料データの設定が効率的に行えるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明のカップ式自動販売機の制御ブロック図である。主制御部1は、入力制御部5,接客制御部9,販売制御部12,硬貨処理制御部13等、自動販売機の各部を制御する端末制御部を統括して制御する。その主制御部1は、各種設定データを記憶するメモリ2を有しており、また、カードコネクタ3が設けられていて、それにメモリカード4が接続可能になっている。
【0010】
入力制御部5には、データ表示器7とキーボード8を具えた入力装置6が接続されており、データ表示器7に必要な事項を表示させながらキーボード8を操作することにより、各種のデータ設定が行われる。接客制御部9は、自動販売機前面に設けられている商品選択ボタン10と金額表示器11が接続されており、どの商品選択ボタン10が押されたかを主制御部1に通知し、また、硬貨投入口(図示せず)に投入された金額を金額表示器11に表示させたりする。
【0011】
販売制御部12は、主制御部1からの指令に基づいて、各種飲料を調合してからカップに入れて販売する。硬貨処理制御部13は、硬貨投入口に投入された硬貨の識別を行い、その結果を主制御部1に通知する。
【0012】
一方、メモリカード4には、図2に示すように、カップ式自動販売機で販売する飲料の商品名,商品番号,価格,1回毎の販売量,各原材料の配合量等の飲料データが飲料毎に記憶されている。これらの飲料データは、パソコン等を使って予めメモリカード4に書き込まれる。
【0013】
主制御部1は、キーボード8の選択キー(図4参照)が押され、それによりデータ表示器7にメニューが表示され、その中から飲料番号と選択ボタンとの設定モードが選択されると、選択ボタンに対応させて飲料データを設定するためのモードである飲料設定モードに入る。次に、飲料設定モードにおける設定処理手順を、フローチャートを使って説明する。
【0014】
図3は、飲料設定モードにおける設定処理手順を示すフローチャートである。 ステップ1…メニューの中から飲料番号と選択ボタンとの設定モードが選択された結果、飲料設定モードに入る。
ステップ2…キーボード8の終了キーが押されたか否かを判別する。
ステップ3…終了キーが押されなければ、カードコネクタ3にメモリカード4が差し込まれているか否かを判別する。
【0015】
ステップ4…メモリカード4が差し込まれていれば、その中から商品番号を読み込んでデータ表示器7に表示する。
ステップ5…表示されたものの中から、設定すべき飲料の商品番号を選択する。その後、操作者は、その飲料を割り当てる商品選択ボタン10を押す。
ステップ6…押された商品選択ボタン10を確認する。
【0016】
ステップ7…ステップ5で選択された商品番号をメモリカード4の中から検索する。
ステップ8…メモリカード4からその商品番号に対応する飲料データを読み込む。
ステップ9…メモリ2の中の、ステップ6で確認した商品選択ボタン10に割り付けられる飲料の飲料データを格納するエリアを確認する。
ステップ10…ステップ8で読み込んだ飲料データを、ステップ9で確認したメモリ2のエリアに書き込む。
【0017】
ステップ11…ステップ3でメモリカード4が差し込まれていなかったら、入力装置6のデータ表示器7にカードがない旨の表示を行い、処理を終了する。
【0018】
このようにすれば、メモリカード4から必要なデータを読み込んで自動販売機のメモリ2に書き込むだけで、各飲料について多数の設定項目を有する飲料データの設定が一括してでき、しかも設定が必要な飲料データのみを選択的に設定できて、飲料データの設定を非常に効率よく行うことができる。また、全ての飲料データをメモリカード4で持つため、自動販売機側では、不要な飲料データを記憶させておく必要がなくなる。
【0019】
なお、上記実施形態では、カードコネクタ3に差し込まれたメモリカード4から商品番号を読み込んでデータ表示器7に表示し、その中から、設定すべき飲料の商品番号を選択するようにしたが、キーボード8により商品番号を入力して、設定すべき飲料の商品番号を選択するようにしてもよい。また、一つの飲料データの設定が終わった段階で、どの商品番号の飲料が、どの選択ボタンに割り付けられたかを操作者に知らせるため、自動販売機前面にある金額表示器11に、商品番号と選択ボタン番号とを交互に表示させるようにしてもよい。あるいはまた、選択ボタンに内蔵されている販売可能ランプ等の点灯もしくは点滅表示をさせるようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、次に記載するような効果を奏する。
すなわち、本発明のカップ式自動販売機は、メモリカードからデータを読み込み、その中の特定の商品番号を表示器に表示させた状態で、該商品番号の飲料の割り付け先の商品選択ボタンを押すことにより商品番号に対応する飲料データを読み込み、読み込んだ飲料データを前記メモリの所定のエリアに書き込むことで自動的に設定が行われるようにしたので、飲料データの設定を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のカップ式自動販売機の制御ブロック図である。
【図2】 メモリカードの記憶内容を示す図である。
【図3】 飲料設定モードにおける設定処理手順を示すフローチャートである。
【図4】 カップ式自動販売機の入力装置を示す図である。
【符号の説明】
3…カードコネクタ
6…入力装置
7…データ表示器
10…商品選択ボタン
11…金額表示器
14…データバス
Claims (1)
- 設定データを記憶するメモリと、メモリカードを接続可能なカードコネクタとを具え、該カードコネクタに差し込まれ、複数の商品番号と商品番号別の飲料データとを記憶しているメモリカードからデータを読み込み、その中の特定の商品番号を表示器に表示させた状態で、該商品番号の飲料の割り付け先の商品選択ボタンを押すことにより商品番号に対応する飲料データを読み込み、読み込んだ飲料データを前記メモリの所定のエリアに書き込むことで自動的に設定が行われるようにしたことを特徴とするカップ式自動販売機。
Priority Applications (1)
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JP06617598A JP3924905B2 (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | カップ式自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06617598A JP3924905B2 (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | カップ式自動販売機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11250323A JPH11250323A (ja) | 1999-09-17 |
JP3924905B2 true JP3924905B2 (ja) | 2007-06-06 |
Family
ID=13308256
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP06617598A Expired - Lifetime JP3924905B2 (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | カップ式自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (1)
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JP2008146569A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Win System:Kk | レシピデータ表示方法 |
-
1998
- 1998-03-02 JP JP06617598A patent/JP3924905B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11250323A (ja) | 1999-09-17 |
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