JP3923675B2 - ドレン排出器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気圧回路中に溜まったドレンを排出するためのドレン排出器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、圧縮空気を用いて作業を行うべく構成した空気圧回路に配設されるエアーコンプレッサーやエアードライヤーには、その内部に溜まるドレンを除去するために、各所用位置にドレン排出器が設けられ、随時、ドレンの排出が行われている。
【0003】
ドレン排出器の排出制御機構には、大きく分けて機械式による排出制御機構と、電磁式による排出制御機構の2つが存在し、それぞれ、ドレン排出器のボウルに溜まったドレンを排出すべく、ボウル内のドレンの量に応じて排出口を開閉させる機構を設けたり、あるいは単に、タイマー制御で排出口を開閉させる機構を設け、排出を行うべく構成している。
【0004】
また、あるいは、排出口の開閉機構はないが、ボウル内に緻密なフィルターを配設しておき、ドレンを加圧濾過しながら、常時、排出すべく構成したドレン排出器も存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ドレン排出器のボウル内には、ドレンとともに、鉄錆を主とするスラッジや、ゴミなどがたまり、それらが排出機構の機構部に付着し、誤動作の原因となることがあった。そこで、誤動作を防止すべく、1週間に1回程度の割合で分解洗浄を行う必要があった。特に、フィルターなどを使用する場合には、フィルターの目詰まりが激しく、フィルターの頻繁な交換が必要となり、コスト高騰の原因ともなっていた。
【0006】
また、エアーコンプレッサーに取付けられたドレン排出器が、スラッジなどによって排出機構が故障し、ドレンが排出されなくなった場合には、コンプレッサー本体が液圧縮されて破壊され、重大な損害を引き起こしていた。さらに、エアードライヤーに取付けられたドレン排出器が同様な故障をすると、空気圧回路内にドレンが流れ込み、特に、負荷側にドレンが流れることによって、トラブルの原因となることがあった。
【0007】
逆に、ドレンの排出口が常に開放状態となった場合には、ドレンだけでなく、空気圧回路中の圧縮空気も同排出口より抜け出すため、圧縮空気を浪費するとともに、騒音が大きくなり、そのうえ、空気圧回路中の空気圧が低下することによって、空気圧回路が正常に機能しないことがあった。
【0008】
さらに、従来のドレン排出器は、ボウルの内部が確認できる構造とはなっていないため、ボウル内のドレンの溜まり具合や、ドレンの排出状況の確認ができず、動作確認や保守点検が不便であり、空気圧回路に不具合が生じて初めてドレン排出器の異常に気づくことがあった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した問題点を解決すべく、請求項1記載の本発明は、本体部と、電動弁切換部と、制御タイマー部からなるドレン排出器であって、制御タイマー部が、開時間タイマーと、閉時間タイマーとにより制御されて、電動弁切換部に開弁命令または閉弁命令を出力するとともに、本体部が、ボウル保持体と、ボウルと、ボウルガード体と、ドレン排出管とを具備し、同ボウル保持体にドレン排出管を垂下状態に配設するとともに、ドレン排出管下端とボウル底部との間に間隔を設け、ドレン排出管先端の吸入口の開口径を同ドレン排出管の内径よりも小さくしたことを特徴とするドレン排出器を提供せんとするものである。
【0010】
また、請求項2記載の本発明は、本体部と、電動弁切換部と、制御タイマー部からなるドレン排出器であって、制御タイマー部が、開時間タイマーと、閉時間タイマーとにより制御されて、電動弁切換部に開弁命令または閉弁命令を出力するとともに、本体部が、ボウル保持体と、ボウルと、ボウルガード体と、ドレン排出管とを具備し、同ボウル底部にドレン排出管を立設し、ドレン排出管先端の吸入口の開口径を同ドレン排出管の内径よりも小さくしたことを特徴とするドレン排出器を提供せんとするものである。
【0011】
また、請求項3記載の本発明は、本体部と、電動弁切換部と、制御タイマー部からなるドレン排出器であって、本体部が、ボウル保持体と、ボウルと、ボウルガード体と、ドレン排出管と、フロートスイッチと、フロートスイッチ支持軸とを具備し、同ボウル底部にドレン排出管を立設するとともに、制御タイマー部が、開時間タイマーを有し、フロートスイッチの作動により電動弁切換部に開弁命令を出力するとともに、開時間タイマーの作動により閉弁命令を出力すべく構成し、ドレン排出管先端の吸入口の開口径を同ドレン排出管の内径よりも小さくしたことを特徴とするドレン排出器を提供せんとするものである。
【0012】
また、請求項4記載の本発明は、本体部と、電動弁切換部と、制御部からなるドレン排出器であって、本体部が、ボウル保持体と、ボウルと、ボウルガード体と、ドレン排出管と、上部フロートスイッチと、下部フロートスイッチと、フロートスイッチ支持軸とを具備し、同ボウル底部にドレン排出管を立設するとともに、制御部が、上部フロートスイッチの作動により電動弁切換部に開弁命令を出力するとともに、下部フロートスイッチの作動により電動弁切換部に閉弁命令を出力すべく構成し、ドレン排出管先端の吸入口の開口径を同ドレン排出管の内径よりも小さくしたことを特徴とするドレン排出器を提供せんとするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明は、本体部と、電動弁切換部と、制御タイマー部または制御部からなるドレン排出器であり、本体部及び制御タイマー部または制御部の構成に特徴を有するものである。
【0015】
特に、本体部は、ドレンを貯留するためのボウルと、同ボウルを取着するボウル保持体と、ボウルを保護するボウルガード体からなり、かつ、同ボウルを透明な材料で形成することにより、ボウル内部の視認性を高めるとともに、ボウルに目盛り線を配設することによって、ボウル内にあるドレンの液量の増減状態を確認しやすくし、制御タイマー部の設定を行いやすくしている。
【0016】
また、ボウル内に貯留されたドレンを排出すべく設けられたドレン排出管は、同ドレン排出管の吸入口と、ボウル底部との間に所用の間隔を設けて配設することにより、ボウル底部に沈殿したスラッジの吸入を防止して、スラッジによる目詰まりを防止している。
【0017】
さらに、ドレン排出管の吸入口の開口径を、同ドレン排出管の内径よりも小さくすることによってもスラッジの吸入を防止している。
【0018】
制御タイマー部及び制御部では、開時間タイマーと、閉時間タイマー、及び、フロートスイッチを用いて、電動弁切換部に開弁命令または閉弁命令を出力すべく構成している。詳細な構成については以下の実施例において、図面に基づいて詳説する。
【0019】
【実施例】
<第1実施例>
図1は第1実施例のドレン排出器A1の組立分解図であり、図2は同ドレン排出器A1を説明するための縦断面図である。
【0020】
ドレン排出器A1は、本体部M1と、電動弁切換部Bと、制御タイマー部T1とにより構成されている。
【0021】
本体部M1は、ボウル保持体1と、同ボウル保持体1に配設されるボウル2と、同ボウル2を囲繞して保護すべく配設されるボウルガード体3と、同ボウル2とボウルガード体3とをボウル保持体1に配設保持するための取着体4と、ボウル2下部に配設される開閉コック5と、ボウル保持体1に嵌着されて垂下状態に配設され、ドレンの排出路となるドレン排出管6とにより構成されている。
【0022】
ボウル保持体1はポリ塩化ビニールにより成型されており、図2に示すように、同ボウル保持体1にはドレン流入口7とドレン排出口8が形成されるとともに、ドレン排出管6の嵌着穴9が形成されている。また、ボウル保持体1の下側には、取着体4によりボウル2及びボウルガード体3を取着するための取着用雄ねじ部10が形成されている。さらに、ボウル保持体1の上部には、図1に示すように、ドレン排出器A1を所用位置に取り付け可能とするための外部取着縁11が形成されている。本実施例において、ボウル保持体1はポリ塩化ビニールにより成型されているが、ポリ塩化ビニールに限定するものではなく、その他のプラスチック材料を使用して成型してもよい。
【0023】
ドレン流入口7には、エアーコンプレッサーやエアードライヤーなどからのドレンを引き入れるべく、所用のドレン流入配管12が接続可能となっており、一方、ドレン排出口8には、電動弁切換部Bが連結配管13を介して接続され、後述するように、同電動弁切換部Bが排出口の開閉を行うべく構成している。
【0024】
ボウル2はポリカーボネート製またはガラス製の透明容器となっており、内部のドレン量が見えるべく構成されている。ただし、ボウル2はポリカーボネート製またはガラス製に限定するものではなく、ボウル2内部が見えるような透明な素材であって、ドレンによって変質しないものであればどのようなものを使用してもよい。
【0025】
また、図1に示すように、ボウル2の外周面には複数の水平線からなる目盛り線14を配設しておき、ボウル2内のドレンの増減量を正確に把握することができるようにしている。さらに、ボウル2の上端には、取着体4によるボウル保持体1への取り付けの際に同取着体4と螺合する上端螺合部15を形成しており、取着体4と螺合しながらボウル保持体1に取り付けられるべく構成している。
【0026】
ボウルガード体3は、ボウル2を外部衝撃より保護すべく設けられているものであり、本実施例では透明なプラスチックを用いて形成している。しかし、プラスチックに限定するものではなく、金属製のものを使用してもよい。ただし、透明でない素材を使用する場合には、ボウル2内部の視認性を確保するために、視認用開口を大きく形成した方がよい。また、ボウルガード体3は上端において取着体4下端に係止され、同取着体4を介してボウル保持体1に取り付けられるべく構成している。
【0027】
ボウル保持体1へのボウル2及びボウルガード体3の取付方法は、本実施例の取着体4による螺着に限定するものではなく、ボウル2内の気密性を保ちながら取り付けられるならばどのような方法を用いてもよい。
【0028】
ボウル2下端に配設された開閉コック5は、ボウル2をボウル保持体1から外す際に、ボウル2内の圧力を開放するためのものである。
【0029】
ドレン排出管6は、ボウル2内のドレンをドレン排出口8へ導く排出路となっており、さらに、ドレン排出管6の下端とボウル2底部との間に所用の間隔W1を設けることによって、ドレン中に含まれる比重の重いスラッジなどをボウル2底部に沈殿させ、上澄み部分を排出すべく構成している。
【0030】
また、同ドレン排出管6先端部の吸入口16の開口径d1を、ドレン排出管内径d2よりも小さくし、粒径の大きいスラッジの排水路内への流入を防止することによって、排水路内壁にスラッジが付着して排水路径を小さくしたり、あるいは、後述する電動弁切換部Bのボール弁bに付着し、同ボール弁bの開閉動作に不調が生じることを防止することができる。
【0031】
本実施例において、ドレン排出管6はボウル保持体3に設けた嵌着穴9に、同ドレン排出管6の嵌合頭部17を嵌め込むことによって取り付けている。ドレン排出管6の配設方法は本実施例に限定するものではなく、螺合すべく構成したり、あるいは、ボウル保持体1の上方より挿入すべく構成してもよい。
【0032】
電動弁切換部Bでは、制御タイマー部T1からの開弁命令及び閉弁命令により、ボール弁bの開状態と閉状態との切り換えを行っている。回動軸rの先端に配設されたボール弁bには、回動軸rと直交する方向に貫通孔18が形成されている。同貫通孔18が排水路方向と平行となった状態が開状態であり、同開状態から回動軸rが約90°回動し、貫通孔18と排水路とが直交した状態となっているのが閉状態である。
【0033】
ただし、電動弁切換部Bはボール弁bによる開閉機構のものに限定するものではなく、制御タイマー部T1からの開弁命令及び閉弁命令により、開状態と閉状態との切り替えが可能なものであればどのようなものを使用してもよい。
【0034】
制御タイマー部T1には、電動弁切換部Bに開弁命令及び閉弁命令を出力するためのタイミングを計るべく、開時間タイマーt1と、閉時間タイマーt2の2つのタイマーが設けられており、開時間タイマーt1によってボール弁bの開状態の維持時間を設定し、閉時間タイマーt2によってボール弁bの閉状態の維持時間を設定している。
【0035】
ボール弁bが閉状態となって閉時間タイマーt2において設定された時間が経過すると、制御タイマー部T1より電動弁切換部Bへ開弁命令が出力され、電動弁切換部Bでは回動軸rを約90°回動させ、ボール弁bを開状態とする。このとき、制御タイマー部T1では閉時間タイマーt2をリセットするとともに、開時間タイマーt1をスタートさせる。
【0036】
次いで、開時間タイマーt1において設定された時間が経過すると、制御タイマー部T1より電動弁切換部Bへ閉弁命令が出力され、電動弁切換部Bでは回動軸rを再度約90°回動させ、ボール弁bを閉状態とする。そして、制御タイマー部T1では開時間タイマーt1をリセットするとともに、閉時間タイマーt2をスタートさせる。この繰り返しによりボール弁bの開閉を制御すべく構成している。
【0037】
本実施例では、開時間タイマーt1は1秒〜30秒の間で設定できるように構成し、また、閉時間タイマーt2は1分〜30分の間で設定できるように構成しており、ボウル2内に送給されるドレンの量、及び、空気圧回路中の空気圧などに合わせて、適宜設定できるように構成している。
【0038】
図1及び図2中、Sは制御タイマー部T1自体の電源のオン・オフを切り換える電源スイッチであり、L1は制御タイマー部T1と電動弁切換部Bとを電気的に接続する接続配線である。
【0039】
次いで、第1実施例のドレン排出器A1の使用状態について説明する。
【0040】
エアーコンプレッサーまたはエアードライヤーなどからドレンを排出すべく、ドレン排出器A1は、図1に示すように、ドレン流入配管12によって連結されており、ドレンはドレン流入口7よりボウル2内に流入する。
【0041】
このとき、電動弁切換部Bのボール弁bは閉状態となっており、制御タイマー部T1では閉時間タイマーt2が作動している。
【0042】
閉時間タイマーt2が設定時間に達すると、制御タイマー部T1より電動弁切換部Bへ開弁命令が出力され、電動弁切換部Bでは回動軸rを約90°回動し、ボール弁bを開状態とする。さらに、制御タイマー部T1では閉時間タイマーt2をリセットするとともに、開時間タイマーt1をスタートさせる。
【0043】
ボール弁bが開状態となると、空気圧回路の圧力によって、ボウル2内に溜まったドレンはドレン排出管6を通り、ドレン排出口8に押し出される。
【0044】
ドレン排出口8に達したドレンは、連結配管13によってドレン排出口8に連結された電動弁切換部Bを通り、さらに、電動弁切換部Bに接続されたドレン排出配管19を通り、ドレン排出器A1外に排出される。
【0045】
次いで、開時間タイマーt1が設定時間に達すると、制御タイマー部T1より電動弁切換部Bへ閉弁命令が出力され、電動弁切換部Bでは回動軸rを再度約90°回動させ、ボール弁bを閉状態とする。そして、制御タイマー部T1では開時間タイマーt1をリセットするとともに、閉時間タイマーt2をスタートさせ、ボウル2内にドレンを貯留する。この繰り返しによりドレンを定期的に、かつ、確実に排出することができる。
【0046】
特に、開時間タイマーt1及び閉時間タイマーt2の設定時間を、ドレンの液面が、図2において実線で示した下部液面P2の近傍になった際に、ボール弁bを閉状態とするべく設定することによって、空気圧回路中のエアーの漏出に伴う同空気圧回路中の圧力低下を防止しながら、効率よくドレンの排出を行うことができる。
【0047】
また、本実施例では、図2に示すように、ボウル2に溜まるドレンの液面が、ボウル2に満杯となる程度(図2において破線で示した上部液面P1近傍)に達した際、ボール弁bが開状態となるべく開時間タイマーt1及び閉時間タイマーt2の時間を設定しており、できるだけ単位時間あたり中の電動弁切換部Bの切換回数を少なくし、電動弁切換部Bの長寿命化を図るとともに、開時間タイマーt1及び閉時間タイマーt2の誤差の影響を生じにくくしている。
【0048】
また、本発明では、ボウル2は透明の容器となっているので、外側からボウル2内のドレン量を確認しやすく、さらに、ボウル2に目盛り線14を形成しておくことによって、時間タイマーt1及び閉時間タイマーt2の時間設定を、簡単にかつ確実に行うことができる。
【0049】
<第2実施例>
図3は第2実施例のドレン排出器A2を説明するための縦断面図である。第2実施例のドレン排出器A2も、本体部M2と、電動弁切換部Bと、制御タイマー部T1とにより構成されている。本実施例の電動弁切換部B及び制御タイマー部T1は、第1実施例の電動弁切換部B及び制御タイマー部T1と同じものであり、接続配線L1により電気的に接続されている。
【0050】
本体部M2は、ボウル保持体1と、同ボウル保持体1に配設されるボウル2と、同ボウル2を囲繞して保護すべく配設されるボウルガード体3と、同ボウル2とボウルガード体3とをボウル保持体1に配設保持するための取着体4と、ボウル2底部に配設されるドレン排出管6とより構成され、ボウル2内のドレンをボウル2下方より排出すべく構成している。
【0051】
ボウル保持体1には、ドレン流入口7と、取着体4によりボウル2及びボウルガード体3を取着するための取着用雄ねじ部10とが形成されている。また、図示していないが、第1実施例と同様に、ボウル保持体1の上部には、ドレン排出器A2を所用位置に取り付け可能とするための外部取着縁11が形成されている。
【0052】
本実施例においても、ボウル保持体1はポリ塩化ビニールにより成型されているが、ポリ塩化ビニールに限定するものではなく、その他のプラスチック材料を使用して成型してもよい。また、ボウル2及びボウルガード体3の材質及び構成も第1実施例と同じである。図3中、CはOリングである。
【0053】
ドレン排出管6は、先端部分をボウル2底部より所用の高さW2だけ突出させた起立状態に配設し、ドレン中に含まれる比重の重いスラッジなどをボウル2底部に沈殿させ、上澄み部分を排出すべく構成している。
【0054】
特に、ドレン排出管6の吸入口16を上方に向けて配設することによって、ボウル2底部に沈殿したスラッジなどを誤って吸引する可能性を極めて小さくすることができ、さらに、同ドレン排出管6の吸入口16の開口径d1を、ドレン排出管内径d2よりも小さくしておくことによって、第1実施例と同様に、粒径の大きいスラッジの流入を防止し、排水路内壁に付着して排水路径を小さくしたり、あるいは、電動弁切換部Bのボール弁bに付着し、同ボール弁bの開閉動作に不調が生じることを防止することができる。
【0055】
第2実施例の本体部M2を使用する場合には、ドレン流入配管12によって、エアーコンプレッサーまたはエアードライヤーなどと、本体部M2のドレン流入口7とを連結し、ドレンをボウル2内に引き入れ、一方、ボウル2底部のドレン排出管6の下端に連結配管13を接続し、電動弁切換部Bにドレンを送流すべく構成している。
【0056】
そして、電動弁切換部Bのボール弁bは閉状態となっている場合には、ボウル2内にドレンが貯留され、また、制御タイマー部T1では閉時間タイマーt2が作動状態となっている。図3中において破線で示すP3は、ボウル2内に貯留されているドレンの液面を示すものであり、同液面P3は時間の経過とともに上昇する。
【0057】
閉時間タイマーt2が設定時間に達すると、制御タイマー部T1より電動弁切換部Bへ開弁命令が出力され、電動弁切換部Bでは回動軸rを約90°回動し、ボール弁bを開状態とする。さらに、制御タイマー部T1では閉時間タイマーt2をリセットするとともに、開時間タイマーt1をスタートさせる。
【0058】
ボール弁bが開状態となると、空気圧回路の圧力によって、ボウル2内に溜まったドレンは、ドレン排出管6、次いで、連結配管13によって連結された電動弁切換部Bを通り、さらに、電動弁切換部Bに接続されるドレン排出配管19を通り、ドレン排出器A2外に排出されるべく構成されている。
【0059】
次いで、開時間タイマーt1が設定時間に達すると、制御タイマー部T1より電動弁切換部Bへ閉弁命令が出力され、電動弁切換部Bでは回動軸rを再度約90°回動させ、ボール弁bを閉状態とする。そして、制御タイマー部T1では開時間タイマーt1をリセットするとともに、閉時間タイマーt2をスタートさせ、ボウル2内にドレンを貯留する。これを繰り返すことによって、ボウル2内のドレンを確実に排出することができる。
【0060】
ドレンの液面が、図3において実線で示す最下部液面P4以下になった場合には、空気圧回路中のエアーの漏出が生じ、それによる空気圧回路中の圧力低下が生じるため、開時間タイマーt1の時間設定、及び、閉時間タイマーt2の時間設定は、ドレンの液面が最下部液面P4以下とならないように設定している。
【0061】
<第3実施例>
図4は第3実施例のドレン排出器A3を説明するための縦断面図である。第3実施例のドレン排出器A3も、本体部M3と、電動弁切換部Bと、制御タイマー部T3とにより構成されている。本実施例の電動弁切換部Bは、第1実施例及び第2実施例の電動弁切換部Bと同じものである。
【0062】
本体部M3は、ボウル保持体1と、同ボウル保持体1に配設されるボウル2と、同ボウル2を囲繞して保護すべく配設されるボウルガード体3と、同ボウル2とボウルガード体3とをボウル保持体1に配設保持するための取着体4と、ボウル2下部に配設されるドレン排出管6と、フロートスイッチ20と、同フロートスイッチ20を支持するフロートスイッチ支持軸21とにより構成されている。
【0063】
ボウル保持体1には、ドレン流入口7と、取着体4によりボウル2及びボウルガード体3を取着するための取着用雄ねじ部10とが形成されている。また、図示していないが、第1実施例と同様に、ボウル保持体1の上部には、ドレン排出器A3を所用位置に取り付け可能とするための外部取着縁11が形成されている。
【0064】
さらに、ボウル保持体1にはフロートスイッチ支持軸21が配設されており、所用位置にフロートスイッチ20を配設し、また、フロートスイッチ20と制御タイマー部T3とを接続する配線22を配設している。
【0065】
本実施例においても、ボウル保持体1はポリ塩化ビニールにより成型されているが、ポリ塩化ビニールに限定するものではなく、その他のプラスチック材料を使用して成型してもよい。また、ボウル2及びボウルガード体3の材質及び構成も第1実施例と同じである。図4中、CはOリングである。
【0066】
ドレン排出管6は、第2実施例と同様に、ボウル2底部に配設されており、第2実施例と同じ機能を果たすべく構成されている。
【0067】
制御タイマー部T3には、開時間タイマーt3が配設されるとともに、フロートスイッチ20からの配線22が接続され、同フロートスイッチ20によってボール弁bの閉状態から開状態への切換タイミングを計るとともに、開時間タイマーt3によって電動弁切換部Bのボール弁bの開状態維持時間を設定すべく構成している。図4中、Sは制御タイマー部T3自体のオン・オフを切り換える電源スイッチであり、L3は制御タイマー部T3と電動弁切換部Bとを電気的に接続する接続配線である。また、開時間タイマーt3は、1秒〜30秒の間で設定できるように構成している。
【0068】
第3実施例のドレン排出器A3を使用する場合には、ドレン流入配管12によって、エアーコンプレッサーまたはエアードライヤーなどと、本体部M3のドレン流入口7とを連結し、ドレンをボウル2内に引き入れ、一方、ボウル2底部に配設されたドレン排出管6下端に連結配管13を接続し、電動弁切換部Bにドレンを送流すべく構成している。
【0069】
そして、ボール弁bを閉状態としてボウル2内にドレンを貯留し、ドレン液面(図4中のP5)がフロートスイッチ20のフロートを浮き上がらせることによって、フロートスイッチ20がオフ状態となる。制御タイマー部T3では同オフ状態を検知し、電動弁切換部Bにボール弁bを開状態にすべく開弁命令を出力する。
【0070】
また、電動弁切換部Bへの出力と同時に、制御タイマー部T3は開時間タイマーt3をスタートさせ、同開時間タイマーt3による設定時間の経過後、ボール弁bを閉状態にすべく閉弁命令を出力するとともに、制御タイマー部T3をリセットする。この繰り返しによって、ボウル2内に溜まったドレンを確実に排出することができる。
【0071】
フロートスイッチ20により電動弁切換部Bへの開弁命令を出力すべく構成したことによって、ドレンの排出作業の開始時にボウル2内に溜まっているドレン量を常に一定値とすることができ、開時間タイマーt3によるドレンの排出時間の設定容易とすることができる。
【0072】
特に、本実施例においても、ボウル2が透明の容器となっており、外側からボウル2内のドレン量を確認しやすく、さらに、ボウル2に目盛り線14を形成しているので、時間タイマーt3の時間設定を、簡単にかつ確実に行うことができる。
【0073】
従って、ドレンの流入量が不安定な場合であっても、空気回路中のエアーを漏出することなく、かつ、エアーの漏出に伴う空気圧回路中の圧力低下を防止しながら確実にボール弁bの開閉を行うことができる。
【0074】
<第4実施例>
図5は第4実施例のドレン排出器A4を説明するための縦断面図である。第4実施例のドレン排出器A4も、本体部M4と、電動弁切換部Bと、制御部T4とにより構成されている。本実施例の電動弁切換部Bは、第1〜3実施例の電動弁切換部Bと同じものである。
【0075】
本体部M4は、ボウル保持体1と、同ボウル保持体1に配設されるボウル2と、同ボウル2を囲繞して保護すべく配設されるボウルガード体3と、同ボウル2とボウルガード体3とをボウル保持体1に配設保持するための取着体4と、ボウル2底部に配設されるドレン排出管6と、上部フロートスイッチ23と、下部フロートスイッチ24と、同上下フロートスイッチ23,24を支持するフロートスイッチ支持軸21とにより構成されている。
【0076】
ボウル保持体1には、ドレン流入口7と、取着体4によりボウル2及びボウルガード体3を取着するための取着用雄ねじ部10とが形成されている。また、図示していないが、第1実施例と同様に、ボウル保持体1の上部には、ドレン排出器A4を所用位置に取り付け可能とするための外部取着縁11が形成されている。
【0077】
さらに、ボウル保持体1にはフロートスイッチ支持軸21が配設されており、所用位置に上部フロートスイッチ23及び下部フロートスイッチ24とが上下に配設されるとともに、同上下部フロートスイッチ23,24と制御部T4とを接続する配線25が配設されている。本実施例では、上下部フロートスイッチ23,24を同じフロートスイッチ支持軸21に上下に配設しているが、同軸配設に限定するものではなく、それぞれ別々のフロートスイッチ支持軸21に配設すべく構成してもよい。
【0078】
本実施例においても、ボウル保持体1はポリ塩化ビニールにより成型されているが、ポリ塩化ビニールに限定するものではなく、その他のプラスチック材料を使用して成型してもよい。また、ボウル2及びボウルガード体3の材質及び構成も第1実施例と同じである。図5中、CはOリングである。
【0079】
ドレン排出管6は、第2実施例と同様に、ボウル2底部に配設されており、第2実施例と同じ機能を果たすべく構成している。
【0080】
制御部T4には、上下部フロートスイッチ23,24からの配線25が接続され、同上部フロートスイッチ23、及び、下部フロートスイッチ24によってボール弁bの閉状態から開状態、及び、開状態から閉状態への切換タイミングを計るべく構成している。図4中、制御部T4のSは、同制御部T4自体のオン・オフを切り換える電源スイッチであり、L4は制御部T4と電動弁切換部Bとを電気的に接続する接続配線である。
【0081】
第4実施例のドレン排出器A4を使用する場合には、ドレン流入配管12によって、エアーコンプレッサーまたはエアードライヤーなどと、本体部M4のドレン流入口7とを連結し、ドレンをボウル2内に引き入れ、一方、ボウル2底部に配設されたドレン排出管6下端に連結配管13を接続し、電動弁切換部Bにドレンを送流すべく構成している。
【0082】
そして、ボール弁bを閉状態としてボウル2内にドレンを貯留し、ドレン液面が上昇して、上部フロートスイッチ23のフロートを浮き上がらせることにより、同上部フロートスイッチ23はオフ状態となる。制御部T4は同オフ状態を検知し、ボール弁bを開状態にすべく電動弁切換部Bに開弁命令を出力する。この状態のドレン液面が、図5中の破線で示した上限液面P6である。
【0083】
このとき、下部フロートスイッチ24のフロートはドレンによる浮力によって浮上しており、この状態において同下部フロートスイッチ24がオン状態となるべく構成されている。
【0084】
ボール弁bが開状態となると、空気圧回路の圧力によって、ボウル2内に溜まったドレンは、ドレン排出管6、次いで、連結配管13によって連結された電動弁切換部Bを通り、さらに、電動弁切換部Bに接続されるドレン排出配管19を通り、ドレン排出器A4外に排出され、ドレン液面は上限液面P6より低下する。
【0085】
ドレン液面の低下により、上部フロートスイッチ23は再度オン状態になるが、そのまま電動弁切換部Bはボール弁bの開状態を維持し、さらにドレン液面が低下し、下部フロートスイッチ24がオフ状態となったところで、制御部T4は同オフ状態を検知し、ボール弁bを閉状態にすべく電動弁切換部Bに閉弁命令を出力する。この状態のドレン液面が、図5中の実線で示した下限液面P7である。
【0086】
ボール弁bが閉状態となると、ボウル2内にドレンが溜まり始め、ドレン液面が上昇することによって、下部フロートスイッチ24は再度オン状態になるが、ドレン液面が上限液面P6に達し、上部フロートスイッチ23がオフ状態となるまで閉状態を維持する。この繰り返しによってボウル2内に溜まったドレンを排出することができる。
【0087】
上下部フロートスイッチ23,24により、ボール弁bの開閉タイミングを計るべく構成したことによって、第1〜3実施例のような開時間タイマーt1,t3、及び、閉時間タイマーt2を不要とすることができ、同タイマーt1,t2,t3の誤差補正などの作業を不要にすることができる。
【0088】
また、ドレンのボウル2内への流入量が不安定な場合であっても、エアーの漏出がなく、確実に作動させることができるとともに、排出路が詰まるなどして排出量が少なくなった場合でも、確実に排出することができる。
【0089】
特に、本実施例においても、ボウル2が透明の容器となっており、外側からボウル2内のドレン量を確認しやすく、さらに、ボウル2に目盛り線14を形成しているので、ドレン排出器A4の作動状態の確認を容易に行うことができる。
【0090】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明によれば、ドレン排出管の下端とボウル底部との間に間隔を設けた状態とした本体部としたことによって、ドレン中に含まれる比重の重いスラッジなどをボウル底部に沈殿させ、上澄み部分のみを排出することができるので、ドレン排出管、電動弁切換部及びドレン排出配管からなる排水路にスラッジなどが付着して排水路径が小さくなり、排水効率が低下することを防止することができる。
【0091】
また、ボウル底部に沈殿したスラッジなどは、本体部を分解して容易に清掃するこができるので、保守に要する時間を大幅に短縮することができる。
【0092】
さらに、開時間タイマーと、閉時間タイマーとにより、電動弁切換部に開弁命令または閉弁命令を出力すべく構成したことによって、電動弁切換部を確実に作動させることができ、空気圧回路中のエアーの漏出に伴う空気圧回路中の圧力低下を防止しながら、効率よくドレンの排出を行うことができる。
【0093】
請求項2記載の本発明によれば、ボウル底部にドレン排出管を立設した本体部としたことによって、ドレン排出管の吸入口を上方に向けた状態となるので、ボウル底部に沈殿したスラッジなどを誤って吸引する可能性を極めて小さくすることができ、ドレンの上澄み部分のみを確実に排出することができる。
【0094】
請求項3記載の本発明によれば、制御タイマー部が開時間タイマーを有し、フロートスイッチの作動により電動弁切換部に開弁命令を出力するとともに、開時間タイマーの作動により閉弁命令を出力すべく構成したことによって、ドレンの排出作業の開始時にボウル内に溜まっているドレン量を常に一定値とすることができるので、開時間タイマーによるドレンの排出時間の設定容易とすることができる。
【0095】
また、ドレンのボウル内への流入量が不安定な場合であっても、エアーの漏出を生じることなく確実にドレンを排出することができる。
【0096】
請求項4記載の本発明によれば、上部フロートスイッチの作動により電動弁切換部に開弁命令を出力するとともに、下部フロートスイッチの作動により電動弁切換部に閉弁命令を出力すべく制御部を構成したことによって、ドレンのボウル内への流入量が不安定な場合であっても、エアーの漏出がなく、ドレン排出器を確実に作動させることができるとともに、排出路が詰まるなどしてドレンの排出量が少なくなった場合でも、確実に排出することができる。
【0097】
特に、請求項1〜4記載の本発明によれば、ドレン排出管先端の吸入口の開口径を、同ドレン排出管の内径よりも小さくしたことによって、排水路内壁にスラッジが付着して排水路径を小さくしたり、あるいは、電動弁切換部のボール弁にスラッジが付着し、同ボール弁の開閉動作に不調が生じることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の組立分解図である。
【図2】第1実施例の実施例の縦断面図である。
【図3】第2実施例の実施例の縦断面図である。
【図4】第3実施例の実施例の縦断面図である。
【図5】第4実施例の実施例の縦断面図である。
【符号の説明】
A1,A2,A3,A4 ドレン排出器
M1,M2,M3,M4 本体部
B 電動弁切換部
T1,T3 制御タイマー部
S 電源スイッチ
t1 開時間タイマー
t2 閉時間タイマー
b ボール弁
r 回動軸
L1,L2,L3,L4 接続配線
1 ボウル保持体
2 ボウル
3 ボウルガード体
4 取着体
5 開閉コック
6 ドレン排出管
7 ドレン流入口
8 ドレン排出口
9 嵌着穴
10 取着用雄ねじ部
11 外部取着縁
12 ドレン流入配管
13 連結配管
14 目盛り線
15 上端螺合部
16 吸入口
17 嵌合頭部
18 貫通孔
Claims (4)
- 本体部と、電動弁切換部と、制御タイマー部からなるドレン排出器であって、
制御タイマー部が、開時間タイマーと、閉時間タイマーとにより制御されて、電動弁切換部に開弁命令または閉弁命令を出力するとともに、
本体部が、ボウル保持体と、ボウルと、ボウルガード体と、ドレン排出管とを具備し、同ボウル保持体にドレン排出管を垂下状態に配設するとともに、ドレン排出管下端とボウル底部との間に間隔を設け、
ドレン排出管先端の吸入口の開口径を同ドレン排出管の内径よりも小さくしたことを特徴とするドレン排出器。 - 本体部と、電動弁切換部と、制御タイマー部からなるドレン排出器であって、
制御タイマー部が、開時間タイマーと、閉時間タイマーとにより制御されて、電動弁切換部に開弁命令または閉弁命令を出力するとともに、
本体部が、ボウル保持体と、ボウルと、ボウルガード体と、ドレン排出管とを具備し、同ボウル底部にドレン排出管を立設し、
ドレン排出管先端の吸入口の開口径を同ドレン排出管の内径よりも小さくしたことを特徴とするドレン排出器。 - 本体部と、電動弁切換部と、制御タイマー部からなるドレン排出器であって、
本体部が、ボウル保持体と、ボウルと、ボウルガード体と、ドレン排出管と、フロートスイッチと、フロートスイッチ支持軸とを具備し、同ボウル底部にドレン排出管を立設するとともに、
制御タイマー部が、開時間タイマーを有し、フロートスイッチの作動により電動弁切換部に開弁命令を出力するとともに、開時間タイマーの作動により閉弁命令を出力すべく構成し、
ドレン排出管先端の吸入口の開口径を同ドレン排出管の内径よりも小さくしたことを特徴とするドレン排出器。 - 本体部と、電動弁切換部と、制御部からなるドレン排出器であって、
本体部が、ボウル保持体と、ボウルと、ボウルガード体と、ドレン排出管と、上部フロートスイッチと、下部フロートスイッチと、フロートスイッチ支持軸とを具備し、同ボウル底部にドレン排出管を立設するとともに、
制御部が、上部フロートスイッチの作動により電動弁切換部に開弁命令を出力するとともに、下部フロートスイッチの作動により電動弁切換部に閉弁命令を出力すべく構成し、
ドレン排出管先端の吸入口の開口径を同ドレン排出管の内径よりも小さくしたことを特徴とするドレン排出器。
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