JP3922158B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車などの車両に搭載されて車室内を空調する車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両に搭載されるオートエアコンは、車室内を暖房する際には、吹出口モードを、通常、主に乗員の足元付近へ空調空気を吹き出すフットモードに設定する。しかしながら、このようなフットモードで車室内の暖房を行うと、外気温が0℃以下となるような寒冷時には、車両のフロントウィンドウに曇りが発生して、運転者の視界が遮られることがある。そこで、このような曇りを防止するために、曇りの発生しやすい状況においては、乗員の足元付近へ空調空気を吹き出すと共に、デフロスタ吹出口からフロントウィンドウへ向けても空調空気を吹き出すフットデフ(F/D)モードに自動的に切り替えを行うオートF/D機能を備えたオートエアコンが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−233036号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のオートF/D機能による制御では、曇りの発生しやすい状況のうち、車両のウォームアップ時や中速以上での走行時など、限られた状況でのみF/Dモードへの切り替えが行われ、それ以外の状況、例えば車両の低速走行時で車室内の湿度が非常に高い場合などには、曇りが発生しやすいにも拘わらず、F/Dモードへの自動的な切り替えが行われることはなかった。従って、オートF/D機能を備えたオートエアコンにより車室内を空調している場合でも、フロントウィンドウに曇りが発生して運転者の視界が遮られることがあった。
【0005】
本発明は、走行中の車両におけるウィンドウの曇りを防止することができる車両用空調装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の車両用空調装置は、車両の室内へ空調空気を吹き出す空調ユニットと、車両において複数の空調負荷因子に対応する値を検出する空調負荷検出手段と、空調ユニットから吹き出す空調空気の風量レベルを少なくとも複数の空調負荷因子に対応する値に基づいて決定する風量決定手段と、車室内における湿度を検出する湿度検出手段とを備えており、風量決定手段は、車室内の湿度が第1所定値以上である場合には、第1所定値未満である場合に比較して、風量レベルを所定時間継続して第1所定風量だけ高く設定し、その結果、所定時間を超えた時点で湿度が第2所定値以上である場合には、風量レベルを、湿度が第2所定値未満である場合に比較して、第1所定風量より大きい第2所定風量だけ高く設定するようにしており、空調ユニット(2)から吹き出す空調空気の目標吹出温度を、少なくとも複数の空調負荷因子に対応する値に基づいて決定する吹出温度決定手段(130、282、294)を備え、吹出温度決定手段(130、282,294)は、風量決定手段(140、280、292)が風量レベルを所定時間継続して第1所定風量だけ高く設定した結果、所定時間を超えた時点で湿度が第2所定値以上である場合には、湿度が第2所定値未満である場合に比較して、目標吹出温度を高く設定する。
【0007】
このようにして、車室内の湿度が高い場合には、風量レベルを、複数の空調負荷因子に対応する値に基づいて決定した風量レベルより高く設定するようにすると、湿度を効果的に下げることができ、これによりウィンドウの曇りを防止することができる。
所定時間継続して風量を高めに制御しても湿度が下がらない場合は、さらに風量を高く制御するようにすると、車室内の湿度が下がりにくいような状況においても、湿度を下げることができる。また、このように段階的に風量レベルを上げるようにすると、湿度が第1所定値以上であることが検出された時点で最初から風量レベルをかなり高く(第2所定量高く)設定する場合に比較して、風量レベルを第1所定風量だけ高く設定している所定時間の間に湿度が第2所定値未満に下がるような比較的湿度が下がりやすい状況においては、乗員に風量の変化に対してそれほど違和感を覚えさせることなく車室内の湿度を下げることができる。
【0008】
そして、風量決定手段が風量レベルを所定時間継続して第1所定風量だけ高く設定した結果、所定時間を超えた時点で湿度が第2所定値以上である場合には、湿度が第2所定値未満である場合に比較して、風量レベルをさらに高めに(第2所定量高く)制御するだけでなく、さらに吹出温度決定手段により目標吹出温度も高めに制御することで、さらに効果的に車室内の湿度を下げることができる。
【0009】
また、風量決定手段が風量レベルを所定時間継続して第1所定風量だけ高く設定した結果、所定時間を超えた時点で湿度が第2所定値以上である場合には、風量レベルを高めに制御するのに合わせて、請求項2記載のように、吸込モード決定手段により、吸込モードを、空調ユニットに外気が導入されるようなモードに設定するようにするとよい。このように、車室内の湿度が下がりにくい状況においては、外気を取り入れるように制御すると、効果的に湿度を下げることができる。
【0010】
風量決定手段が風量レベルを所定時間継続して第1所定風量だけ高く設定した結果、所定時間を超えた時点で湿度が第2所定値以上である場合には、風量レベルの制御に合わせて、請求項3記載のように、吹出口モード決定手段により、吹出口モードを、空調ユニットから車両のウィンドウへ向けて空調空気が吹き出されるようなモードに設定するようにするとよい。このように、車室内の湿度が下がりにくい状況においては、ウィンドウへ向けて空調空気が吹き出されるように制御すると、効果的に湿度を下げることができる。
【0011】
また、風量決定手段が風量レベルを所定時間継続して所定風量だけ高く設定した結果、所定時間を超えた時点で湿度が第2所定値以上である場合には、請求項4記載のように、風量レベルを引き続き所定風量だけ高く制御し、風量決定手段が風量レベルを所定時間継続して所定風量だけ高く設定した結果、所定時間を超えた時点で湿度が第2所定値以上である場合には、吹出温度決定手段により、目標吹出温度を高めに設定するとよい。
【0012】
このように、風量を所定時間継続して所定風量だけ高く設定しても湿度が第2所定値未満にまで下がらない場合には、風量レベルを引き続き所定風量だけ高く制御するようにすると、風量をさらに高く制御する場合に比較して、乗員にそれほど違和感を覚えさせることなく車室内の湿度を下げることができる。
そして、風量を所定時間継続して所定風量だけ高く設定しても湿度が第2所定値未満にまで下がらない場合には、風量レベルを引き続き所定風量だけ高く制御しながら、合わせて目標吹出温度も高めに設定するようにすると、風量をさらに高く制御する場合に比較して、乗員に風量の変化に対してそれほど違和感を覚えさせることなく車室内の湿度を効果的に下げることができる。
【0013】
あるいは、請求項5記載のように、風量決定手段が風量レベルを所定時間継続して所定風量だけ高く設定した結果、所定時間を超えた時点で湿度が第2所定値以上である場合には、風量レベルを引き続き所定風量だけ高く制御するのに合わせて、吸込モード決定手段により、吸込モードを、空調ユニットに外気が導入されるようなモードに設定するとよい。このように、風量を所定時間継続して所定風量だけ高く設定しても湿度が第2所定値未満にまで下がらない場合には、風量レベルを引き続き所定風量だけ高めに制御し、合わせて吸込モードを外気が導入されるモードに制御するようにすると、風量をさらに高く制御する場合に比較して、乗員に風量の変化に対してそれほど違和感を覚えさせることなく車室内の湿度を効果的に下げることができる。
【0014】
風量決定手段が風量レベルを所定時間継続して所定風量だけ高く設定した結果、所定時間を超えた時点で湿度が第2所定値以上である場合には、請求項6記載のように、風量レベルを引き続き所定風量だけ高く制御するのに合わせて、吹出口モード決定手段により、吹出口モードを、車両のウィンドウへ向けて空調空気が吹き出されるようなモードに設定するとよい。このように、風量を所定時間継続して所定風量だけ高く設定しても湿度が第2所定値未満にまで下がらない場合には、風量レベルを引き続き所定風量だけ高めに制御し、合わせて吹出口モードをウィンドウへ向けて空調空気が吹き出されるモードに制御するようにすると、風量をさらに高く制御する場合に比較して、乗員に風量の変化に対してそれほど違和感を覚えさせることなく車室内の湿度を効果的に下げることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施形態に係る車両用空調装置1の全体構成を示す図である。この車両用空調装置1は、車室内の温度を乗員により設定された温度に常に保つように自動制御するオートエアコンであり、車両の車室内を空調するためのエアコンユニット2と、エアコンユニット2を構成する機器を制御するエアコンECU3からなる。
【0017】
エアコンユニット2は、車室内の前方側に配置されて車室内に空調空気を導く空気通路を形成する空調ダクト20を有しており、この空調ダクト20の空気の流れの最上流側には内気吸込口21と外気吸込口22を有する内外気切替箱が設けられている。これらの吸込口21、22の内側には内外気切替ドア23が回動自在に取り付けられており、この内外気切替ドア23をサーボモータ等のアクチュエータ60により駆動することにより、内気循環(REC)モード、内外気(F/R)モード、外気導入(FRS)モードの間での吸込モードの切り替えが行われる。
【0018】
この空調ダクト20内の内外気切替箱の下流側には空気を送る遠心式のブロワユニット30が設けられている。ブロワユニット30は、空調ダクト20に一体的に構成されたスクロールケースに回転自在に収納された遠心式ファン31と、この遠心式ファン31を回転駆動するブロワモータ32を有している。遠心式ファン31の回転速度(送風量)の制御は、ブロワ駆動回路33を介してブロワモータ32に印加される電圧を制御することにより行われる。
【0019】
空調ダクト20内のブロワユニット30の下流側には、空気通路11を全面塞ぐようにして冷凍サイクル(図示せず)のエバポレータ45が配設されており、このエバポレータ45は、冷媒と空調空気との間で熱交換を行うことにより自身を通過する空調空気を冷却・除湿する。
【0020】
エバポレータ45の下流側には、空気通路11を部分的に塞ぐようにして冷却水回路(図示せず)のヒータコア51が配設されており、このヒータコア51は、エンジン冷却水と空調空気との間での熱交換を行うことにより自身を通過する空調空気を加熱する。ヒータコア51の近傍にはエアミックス(A/M)ドア52が回動自在に取り付けられており、これはサーボモータ等のアクチュエータ63により駆動されて、その停止位置によりヒータコア51を通過する空気量とヒータコア51を迂回する空気量との割合を調節して、車室内へ吹き出す空気の温度を調整する。
【0021】
空調ダクト20の空気の流れの最下流側には吹出口切替箱が設けられており、デフロスタ(DEF)開口部、フェイス(FACE)開口部、およびフット(FOOT)開口部が形成されている。そして、これらの開口部にはそれぞれダクトが接続されており、それらのダクトの最下流端には、車両のフロントガラスの内面に向かって空調空気を吹き出すDEF吹出口15、乗員の上半身に向かって空調空気を吹き出すFACE吹出口16、乗員の足元に向かって空調空気を吹き出すFOOT吹出口17がそれぞれ開口している。各吹出口15〜17の内側には吹出口切替ドア24、25が回動自在に取り付けられており、これらをサーボモータ等のアクチュエータ61、62によりそれぞれ駆動することにより、FACEモード、バイレベル(B/L)モード、FOOTモード、フットデフ(F/D)モード、およびDEFモードの間での吹出口モードの切り替えが行われる。
【0022】
エアコンECU3は、その内部に、図示しないCPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータを有している。エアコンECU3には、車室内前面に設けられたエアコン操作パネル78上のスイッチ類からのスイッチ信号が入力される。エアコン操作パネル78は、車室内のインストルメントパネル(図示せず)の前面中央部分に配設されており、図2に示すように、エアコン(A/C)スイッチ78a、吸込モード切替スイッチ78b、フロントデフロスタ・スイッチ78c、リヤデフロスタ・スイッチ78d、吹出口モード切替スイッチ78e、ブロワ風量切替スイッチ78f、オートスイッチ78g、オフスイッチ78h、液晶ディスプレイ78i、温度設定スイッチ78j等を有している。乗員は車室内の所望の温度を温度設定スイッチ78jにより設定する。
【0023】
エアコンECU3には、さらに各種センサからのセンサ信号が入力される。ここで、各種センサとは、車室内の温度を検出する内気温センサ91、車室外の温度(外気温)を検出する外気温センサ92、車室内に照射される日射強度を検出する日射センサ93、車室内の湿度を検出する湿度センサ94、エバポレータ45を通過した直後の空気温度を検出するエバ後温度センサ95、ヒータコア51に流入する冷却水の温度を検出する水温センサ96、および車両の走行速度を検出する車速センサ97等である。これら各種センサからのセンサ信号は、エアコンECU3内の入力回路(図示せず)を介してマイクロコンピュータに入力され、このときアナログ信号であるセンサ信号は入力回路によりA/D変換される。
【0024】
エアコンECU3は、車両のイグニション・スイッチがONされるとバッテリ2から直流電源が供給されて作動する。図3は、エアコンECU3によって実行されるエアコン制御処理のメインルーチンのフローチャートである。イグニション・スイッチがONされてこのルーチンが起動すると、まずステップ100でデータ処理用メモリ(RAM)の記憶内容などの初期化を行う。このとき、後のステップで用いる湿度制御フラグFRHが0に初期化される。湿度制御フラグFRHは、後のステップ170での湿度監視・制御処理において、車両のフロントウィンドウ付近の湿度が所定値以上であると判定された場合に1に設定され、このフラグの値に基づいて湿度を下げるための処理が実行される。湿度が下がらない場合には、湿度制御フラグFRHの値が1ずつインクリメントされ、このフラグの値が大きくなるにつれて、湿度を下げるための処理が新たに追加して実行される。
【0025】
具体的には、湿度制御フラグFRHが1のときには、ブロワ電圧を、ステップ130において算出する必要吹出温度TAOに基づいて決定したブロワ電圧より高めに設定する処理が実行され、湿度制御フラグFRHが2のときには、目標吹出温度を必要吹出温度TAOより高めに設定する処理が追加される。湿度制御フラグFRHが3のときには、必要吹出温度TAOに基づいて決定した吸込モードを、F/RモードあるいはFRSモードに変更する処理が追加して実行され、湿度制御フラグFRHが4のときには、必要吹出温度TAOに基づいて決定した吹出口モードをF/DモードあるいはDEFモードに変更する処理が追加して実行される。湿度制御フラグFRHが5のときには、吸込モードをFRSモードに設定する処理が実行され、湿度制御フラグFRHが6のときには、吹出口モードをDEFモードに設定する処理が実行される。湿度制御フラグFRHが7のときには、ブロワ電圧を最大風量Hiに対応する最高ブロワ電圧BLWhiに設定する処理が実行され、湿度制御フラグFRHが8のときには目標吹出温度を最高吹出温度ATMPmaxに設定する処理が実行される。
【0026】
ステップ110では、各スイッチ78a〜78jからスイッチ信号をデータ処理用メモリに読み込み、ステップ120では、各センサ91〜97からセンサ信号をデータ処理用メモリに読み込む。
【0027】
つぎに、ステップ130において、下記の式に基づいて必要吹出温度TAOを算出する。
【0028】
【数1】
TAO=KSET・TSET−KR・TR−KAM・TAM−KS・TS+C
但し、TSETは乗員により温度設定スイッチ78jで設定された設定温度、TSは日射センサ93により検出した日射強度を表し、TRは内気温センサ91により検出した車室内温度を表し、TAMは外気温センサ92により検出した外気温を表す。KSET、KR、KAM、およびKSは、それぞれ設定温度ゲイン、車室内温度ゲイン、外気温ゲイン、日射強度ゲインを表し、Cは補正定数である。
【0029】
ステップ140では、ブロワ電圧仮決定処理を実行し、これにより、必要吹出温度TAOに基づいてブロワ電圧を仮決定する。ステップ150では、吸込モード仮決定処理を実行し、これにより、必要吹出温度TAOに基づいて吸込モードを仮決定する。ステップ160では、吹出口モード仮決定処理を実行し、これにより、必要吹出温度TAOに基づいて吹出口モードを仮決定する。ステップ140〜160における処理の詳細は後述する。
【0030】
ステップ170では湿度監視・制御処理を実行し、これにより、フロントウィンドウ付近の湿度を監視して、その結果に基づいて湿度制御フラグFRHを設定し、このフラグの値に基づいて湿度制御のための処理を実行する。ステップ170における処理の詳細は後述するが、このステップにおいて、必要吹出温度TAOおよび仮決定したブロワ電圧、吸込モード、吹出モードにそれぞれ基づいて、目標吹出温度ATMP、ブロワ電圧BLW、吸込モードIMD、吹出口モードOMDを最終的に決定する。
【0031】
ステップ180では、A/Mドア52の目標開度SW(%)を計算する。目標開度SWは、ステップ170において決定される目標吹出温度ATMP、エバ後温度センサ95により検出したエバ後温度TE、水温センサ96により検出した冷却水温TWに基づいて、下記の式により算出される。
【0032】
【数2】
SW={ATMP−TE}×100/(TW−TE)
ステップ190では、ステップ140でのブロワ電圧仮決定処理あるいはステップ170での湿度監視・制御処理において決定したブロワ電圧BLWがブロワモータ32に印加されるようにブロワ駆動回路33に制御信号を送る。さらに、ステップ150での吸込モード仮決定処理あるいはステップ170での湿度監視・制御処理において決定した吸込モードIMDに従ってアクチュエータ60に制御信号を送り、ステップ160での吹出口モード仮決定処理あるいはステップ170での湿度監視・制御処理において決定した吹出口モードOMDに従ってアクチュエータ61、62に制御信号を送り、ステップ180で決定したA/M開度SWに従って、アクチュエータ63に制御信号を送る。
【0033】
その後ステップ110に戻って、ステップ110からステップ190の処理を周期的に繰り返す。
【0034】
図4は、ステップ140において実行されるブロワ電圧仮決定処理の手順を示している。まず、ステップ400において、乗員がブロワ風量切替スイッチ78fを操作することにより、風量がマニュアル設定されているか否か判定する。YESと判定した場合は、ステップ410においてブロワ電圧BLWをマニュアル設定された風量に対応するブロワ電圧BLWmに設定し、さらにステップ420において風量マニュアル設定フラグMBLFを1に設定して、メインルーチンに戻る。風量マニュアル設定フラグMBLFは、後のステップ170での湿度監視・制御処理において用いられる。
【0035】
ステップ400においてNOと判定した場合は、ステップ430において、風量マニュアル設定フラグMBLFを0に設定し、ステップ440において必要吹出温度TAOに基づいて必要ブロワ電圧VAを決定する。具体的には、図5に示す特性図に従って、必要ブロワ電圧VAを決定する。その後、メインルーチンに戻る。
【0036】
このように、ブロワ電圧仮決定処理では、風量がマニュアル設定されている場合は、それに基づいてブロワモータ32に印加するブロワ電圧BLWを最終的に決定し、風量がマニュアル設定されていない場合は、必要ブロワ電圧VAを決定する。この必要ブロワ電圧VAに基づいて、後のステップ170での湿度監視・制御処理において、最終的にブロワ電圧BLWが決定される。
【0037】
図6は、ステップ150において実行される吸込モード仮決定処理の手順を示している。ステップ600で、乗員が吸込モード切替スイッチ78bを操作することにより吸込モードがマニュアル設定されているか否か判定する。YESと判定した場合は、ステップ610において、吸込モードIMDをマニュアル設定されている吸込モードIMDmに決定する。さらにステップ620において、吸込モードマニュアル設定フラグMIMFを1に設定して、メインルーチンに戻る。吸込モードマニュアル設定フラグMIMFは、後のステップ170における湿度監視・制御処理で用いられる。
【0038】
一方、ステップ600においてNOと判定した場合は、ステップ630において吸込モードマニュアル設定フラグMIMFを0に設定し、ステップ640において必要吹出温度TAOに基づいて吸込モードを仮決定する。具体的には、図7に示す特性図に従って、仮吸込モードTIMDを、内循環(REC)モード、内外気(F/R)モード、外気導入モード(FRS)のいずれかに決定する。その後、メインルーチンに戻る。
【0039】
このように、吸込モード仮決定処理においては、吸込モードがマニュアル設定されている場合は、それに基づいて最終的な吸込みモードIMDを決定し、吸込モードがマニュアル設定されていない場合は、必要吹出温度TAOに基づいて仮吸込モードTIMDを決定する。後のステップ170での湿度監視・制御処理において、仮吸込モードTIMDに基づいて最終的な吸込モードIMDが決定される。
【0040】
図8は、ステップ160において実行される吹出口モード仮決定処理の手順を示している。まず、ステップ800で、乗員が吹出口モード切替スイッチ78eを操作することにより吹出口モードがマニュアル設定されているか否か判定する。YESと判定した場合は、ステップ810において、吹出口モードOMDをマニュアル設定された吹出口モードOMDmに決定する。さらにステップ820において、吹出口モードマニュアル設定フラグMOMFを1に設定して、メインルーチンに戻る。吹出口モードマニュアル設定フラグMOMFは、後のステップ170での湿度監視・制御処理において用いられる。
【0041】
ステップ800においてNOと判定した場合は、ステップ830において吹出口モードマニュアル設定フラグMOMFを0に設定して、ステップ840において、必要吹出温度TAOに基づき仮吹出口モードTOMDを決定する。具体的には、図9に示す特性図に従って、仮吹出口モードTOMDをFOOTモード、B/Lモード、FACEモードのいずれかに決定する。その後、メインルーチンに戻る。
【0042】
このように、吹出口モード仮決定処理においては、吹出口モードがマニュアル設定されている場合は、それに基づいて最終的に吹出口モードOMDを決定し、吹出口モードがマニュアル設定されていない場合は、必要吹出温度TAOに基づいて仮吹出口モードTOMDを決定する。後のステップ170での湿度監視・制御処理において、仮吹出口モードTOMDに基づいて、最終的な吹出口モードOMDが決定される。
【0043】
図10および図11はステップ170において実行される湿度監視・制御処理の手順を示している。まず、ステップ200で、内気温センサ91により検出した車室内温度TRが所定値以上であり、かつ日射センサ93により検出した日射強度TSが所定値以下であるか否か判定する。
【0044】
ここで、車室内温度TRが所定値以上であるか否か判定するのは、車室内温度TRが低い状態では湿度センサ94によって正確な湿度が検出できないためで、これにより、車室内温度TRが所定値以上である場合にのみ、ステップ210に進んで、フロントウィンドウ付近の相対湿度RHWを算出し、その値に基づいて以下のステップで湿度制御フラグFRHのインクリメントを行う。このときの所定値としては湿度センサ94に応じた値が用いられるが、本実施形態では0℃とする。
【0045】
また、日射強度TSが所定値以下であるか否かを判定するのは、日射強度が所定値を超えている場合は、車室内の湿度が高い場合でもフロントウィンドウは曇りにくいためで、これにより日射強度TSが所定値以下である場合にのみ、ステップ210に進んで、フロントウィンドウ付近の相対湿度RHWを算出し、その値に基づいて以下のステップで湿度制御フラグFRHのインクリメントを行う。本実施形態では、所定値を350W/mとする。
【0046】
従って、本実施形態では、ステップ200において、条件「車室内温度TRが0℃以上(TR≧0℃)、かつ日射強度TSが350W/m以下(TS≦350W/m)」が満足されているか否か判定する。NOと判定した場合は、ステップ230において、湿度制御フラグFRHを0に設定(FRH=0)し、ステップ280に進む。ステップ280〜ステップ294において湿度制御処理を実行することにより、最終的に目標吹出温度ATMP、ブロワ電圧BLW、吸込モードIMD、吹出口モードOMDを決定する。
【0047】
ステップ200においてYESと判定した場合は、ステップ210においてフロントウィンドウ付近の相対湿度RHWを下記の式を用いて算出する。
【0048】
【数3】
RHW=f(TWS)*RH25/100
ここで、TWSはフロントウィンドウ温度(℃)であり、f(TWS)は図12に示すようなフロントウィンドウ温度TWSの関数で表されるウィンドウ湿り係数である。また、RH25は車室内の25℃相当に換算した相対湿度である。
【0049】
フロントウィンドウ温度TWSは、ワイパーOFF時には、内気温センサ91により検出した車室内温度TR、外気温センサ92により検出した外気温TAM、日射センサ93により検出した日射強度TS、車速センサ97により検出した車速SPD、およびステップ130で算出した必要吹出温度TAOに基づいて、下記の式により求められる。
【0050】
【数4】
TWS=TAM+KSPD*{KTS+(TR−TAM)/25+KRES(TAO−TAM)/50)−C1
但し、KSPDは車速SPDに基づいて決定される車速補正係数、KESは日射強度TSに基づいて決定される日射補正係数、KRESはフロントウィンドウに向けて送風を開始してからの経過時間に基づいて決定される吹出口応答補正係数であり、C1補正定数である。ワイパー作動時には、フロントウィンドウ温度TWSは外気温TAMにほぼ等しい値となる。
【0051】
25℃相当の相対湿度RH25は、湿度センサ94により検出した車室内の相対湿度RHに基づいて、下記の式により求められる。
【0052】
【数5】
RH25=g(TR)*RH/100
但し、g(TR)は図13に示すような車室内温度TRの関数で表される車室内湿り係数である。
【0053】
ステップ210でフロントウィンドウ湿度RHWを算出したら、ステップ220で、フロントウィンドウ湿度RHWが所定値以下であるか否か判定する。本実施形態においては、この場合の所定値を96%とし、従ってステップ220ではフロントウィンドウ湿度RHWが96%以下であるか否か判定する。YESと判定した場合は、湿度を下げるための処理は必要ないと判断して、ステップ230において湿度制御フラグFRHを0に設定し、その後ステップ280に進む。
【0054】
ステップ220でNOと判定した場合は、さらにステップ240において、湿度制御フラグFRH=0かつフロントウィンドウ湿度RHWが所定値以上であるか否か判定する。本実施形態においては、この場合の所定値を98%とし、従ってステップ240では、条件「FRH=0 かつ RHW≧98%」が満足されているか否か判定する。YESと判定した場合はステップ260において湿度制御フラグFRHを1にインクリメントし、ステップ270においてタイマTRHをスタートさせる(リセットする)。このタイマTRHにより、湿度制御フラグFRHが1に設定されてからの経過時間が測定される。ステップ270の実行後、ステップ280に進む。
【0055】
一方、ステップ240においてNOと判定した場合には、ステップ250において、1≦FRH≦7かつTRH≧2minであり、さらにフロントウィンドウ湿度RHWが所定値より大きいか否か判定する。この場合の所定値としては、ステップ220で用いた所定値(96%)が用いられ、従ってステップ250では、条件「1≦FRH≦7かつTRH≧2minかつRHW>96%」が満足されているか否か判定する。YESと判定した場合には、湿度を下げるための処理をさらに追加して実行する必要があるとして、ステップ260で湿度制御フラグFRHを1だけインクリメントする。さらに、ステップ270でタイマTRHをリセットして、ステップ280に進む。ステップ250においてNOと判定した場合は、湿度制御フラグFRHをインクリメントすることなく、ステップ280に進む。
【0056】
このようにして、フロントウィンドウ湿度RHWが98%以上であることが検出されたときに、湿度制御フラグFRHは1に設定され、その後2分を経過して、フロントウィンドウ湿度RHWがなお96%を超えている場合には、湿度制御フラグFRHは2に設定される。さらに2分を経過してもフロントウィンドウ湿度RHWが96%を超えている場合は、湿度制御フラグFRHは3に設定される。これを繰り返して、湿度制御フラグFRHは8までインクリメントされる。
【0057】
ステップ280では、第1ブロワ電圧アップ処理を実行し、これにより、湿度制御フラグFRHの値が1未満であるときには、ブロワ電圧BLWを必要ブロワ電圧VAに設定し、湿度制御フラグFRHの値が1以上7未満であるときには、ブロワ電圧BLWを必要ブロワ電圧VAより高く設定する。ステップ282では第1目標吹出温度アップ処理を実行し、これにより、湿度制御フラグFRHが2未満のときには目標吹出温度ATMPを必要吹出温度TAOに設定し、湿度制御フラグFRHが2以上8未満のときには目標吹出温度ATMPを必要吹出温度TAOより高く設定する。ステップ284では第1吸込モード変更処理を実行し、これにより、湿度制御フラグFRHが3未満であるときには最終的な吸込モードIMDを仮吸込モードTIMDに設定し、湿度制御フラグFRHが3以上5未満であるときには仮吸込モードTIMDをF/RモードあるいはFRSモードに変更して、これを最終的な吹出モードIMDとして決定する。ステップ286では第1吹出口モード変更処理を実行し、これにより、湿度制御フラグFRHが4未満であるときには最終的な吹出口モードOMDを仮吹出口モードTOMDに決定し、湿度制御フラグFRHが4以上6未満であるときには、仮吹出口モードTOMDをF/Dモードに変更して、これを最終的な吹出口モードOMDとして決定する。
【0058】
ステップ288では第2吸込モード変更処理を実行し、これにより、湿度制御フラグFRHが5以上であるときには、仮吸込モードTIMDをFRSモードに変更して、これを最終的な吸込モードIMDとして決定する。ステップ290では第2吹出口モード変更処理を実行し、これにより、湿度制御フラグFRHが6以上であるときには、最終的な吹出口モードOMDをDEFモードに決定する。ステップ292では第2ブロワ電圧アップ処理を実行し、これにより、湿度制御フラグFRHが7以上であるときには、ブロワ電圧BLWを最大風量Hiに対応する最高ブロワ電圧BLWhiに設定する。ステップ294では第2目標吹出温度アップ処理を実行し、これにより、湿度制御フラグFRHが8であるときには、目標吹出温度ATMPを最高吹出温度ATMPmaxに設定する。ステップ294の実行を終了したら、湿度監視・制御処理の実行を終了してメインルーチンに戻る。
【0059】
図14はステップ280において実行される第1ブロワ電圧アップ処理の手順を示している。まず、ステップ500で、湿度制御フラグFRHが7以上であるか否か判定する。湿度制御フラグFRHが7以上である場合は、後のステップ292での第2ブロワ電圧アップ処理においてブロワ電圧BLWの設定を行うので、そのまま湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。ステップ500においてNOと判定した場合は、ステップ505において風量マニュアル設定フラグMBLFが1であるか否か判定する。YESと判定した場合は、風量がマニュアル設定されているためブロワ電圧を高めに設定することは不可能であるとして、ステップ535において湿度制御フラグが1であると判定された場合には、さらに湿度制御のための処理が追加して実行されるように湿度制御フラグを2にインクリメントする。さらにステップ545においてタイマTRHをリセットして、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。ステップ535においてNOと判定された場合は、湿度制御フラグFRHをインクリメントすることなく、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。
【0060】
ステップ505でNOと判定した場合は、ステップ510において湿度制御フラグFRHが1以上であるか否か判定する。NOと判定した場合は、つまり湿度制御フラグFRHが0である場合は、ブロワ電圧BLWを必要ブロワ電圧VAより高めに設定する必要はないので、ステップ520においてブロワ電圧BLWを必要ブロワ電圧VAに設定し、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。
【0061】
ステップ510でYESと判定した場合は、つまり湿度制御フラグFRHが1以上7未満である場合は、ステップ525において、必要ブロワ電圧VAよりβだけ高い電圧(VA+β)と最高ブロワ電圧BLWhiのうち小さい方(大きくない方)の値にブロワ電圧BLWを決定する。このようにして、湿度制御フラグFRHが1以上7未満である場合は、最高ブロワ電圧BLWhiを限度として、ブロワ電圧BLWを必要ブロワ電圧VAよりβだけ高く設定する。このときのブロワ電圧補正量βは、例えば、風量の設定レベルで2レベル分に対応する値に設定される。
【0062】
さらにステップ530では、VA=BLWhiであるか否か判定する。必要ブロワ電圧VAが最高ブロワ電圧BLWhiに等しい場合は、ブロワ電圧BLWを必要ブロワ電圧VAより高く設定するのは不可能であるとして、ステップ535に進む。ステップ535において湿度制御フラグFRHが1であると判定されたら、さらに湿度制御のための処理が追加して実行されるように、ステップ540において湿度制御フラグを2にインクリメントする。さらにステップ545でタイマTRHをリセットして、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。ステップ530においてNOと判定した場合は、湿度制御フラグFRHをインクリメントすることなく、湿度監視・制御ルーチンに戻る。
【0063】
図15はステップ282において実行される第1目標吹出温度アップ処理の手順を示している。ステップ330で湿度制御フラグFRHが8であるか否か判定する。湿度制御フラグFRHが8である場合は、後のステップ294での第2目標吹出温度アップ処理において目標吹出温度ATMPの設定を行うので、ステップ330でYESと判定した場合は、そのまま湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。ステップ330においてNOと判定した場合は、ステップ335で湿度制御フラグFRHが2以上であるか否か判定する。ステップ335においてもNOと判定した場合は、つまり、湿度制御フラグFRHが2未満である場合は、目標吹出温度ATMPを必要吹出温度TAOより高く設定する必要はないので、ステップ340で目標吹出温度ATMPを必要吹出温度TAOに設定して、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。
【0064】
ステップ335においてYESと判定した場合は、つまり湿度制御フラグFRHが2以上8未満である場合は、ステップ345において、目標吹出温度ATMPを、必要吹出温度TAOよりα℃だけ高い温度(TAO+α)と最高吹出温度ATMPmaxのうち小さい方(大きくない方)の値に設定する。このようにして、湿度制御フラグFRHが2以上8未満でである場合は、最高吹出温度ATMPmaxを限度として、必要吹出温度TAOよりα℃だけ高い温度に目標吹出温度ATMPが設定される。このときの吹出温度補正量αは、例えば、1℃から1.5℃の間の値に設定される。
【0065】
つぎに、ステップ350において、条件「FRH=2 & TAO=ATMPmax」が満足されているか否か判定する。必要吹出温度TAOが最高吹出温度ATMPmaxに等しい場合は、目標吹出温度ATMPを必要吹出温度TAOより高く設定することが不可能であるとして、湿度制御フラグFRHが2である場合は、さらに湿度制御のための処理が追加して実行されるように、ステップ355において湿度制御フラグFRHを3にインクリメントする。さらにステップ360においてタイマTRHをリセットして、その後、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。ステップ350においてNOと判定した場合は、湿度制御フラグFRHをインクリメントすることなく、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。
【0066】
図16はステップ284において実行される第1吸込モード変更処理の手順を示している。まず、ステップ700で湿度制御フラグFRHが5以上であるか否か判定する。湿度制御フラグFRHが5以上である場合は、後のステップ288での第2吸込モード変更処理において最終的な吸込モードIMDを決定するので、ステップ700でYESと判定した場合は、そのまま湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。ステップ700でNOと判定した場合は、ステップ705において吸込モードマニュアル設定フラグMIMFが1であるか否か判定する。吸込モードがマニュアル設定されている場合は、吸込モードを変更することは不可能であるとして、ステップ745において湿度制御フラグFRHが3であると判定された場合は、さらに湿度制御のための処理が追加して実行されるように、ステップ750において湿度制御フラグFRHを4にインクリメントする。さらにステップ755においてタイマTRHをリセットして、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。ステップ745でNOと判定した場合は、湿度制御フラグFRHをインクリメントすることなく、そのまま湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。
【0067】
ステップ705でNOと判定した場合は、ステップ710において湿度制御フラグFRHが3以上であるか否か判定する。NOと判定した場合は、つまり湿度制御フラグFRHが3未満である場合は、吸込モードを仮吸込モードTIMDから変更する必要はないので、ステップ715で最終的な吸込モードIMDを仮吸込モードTIMDに決定して、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。
【0068】
ステップ710でYESと判定した場合は、仮吸込モードTIMDをRECモード→F/Rモード→FRSモードの順でFRSモードに近づけるように一段階だけ変更して、最終的な吸込モードIMDを決定する。具体的には、ステップ720において仮吸込モードTIMDがFRSモードであるか否か判定し、NOと判定した場合は、さらにステップ725において、仮吸込モードTIMDがRECモードであるか否か判定する。NOと判定した場合は、つまり仮吸込モードTIMDがF/Rモードである場合は、ステップ730において最終的な吸込モードIMDをFRSモードに決定して、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。
【0069】
ステップ725においてYESと判定した場合は、つまり仮吸込モードTIMDがRECモードである場合は、ステップ735において最終的な吸込モードIMDをF/Rモードに決定して、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。
【0070】
一方、ステップ720でYESと判定した場合は、つまり仮吸込モードTIMDがFRSモードである場合は、ステップ740において最終的な吸込モードIMDをFRSモードに決定する。この場合、仮吸込モードTIMDがFRSモードであるため、これをFRSモードに近づけるように変更することは不可能であるとして、ステップ745において湿度制御フラグFRHが3であると判定されたら、ステップ750で湿度制御フラグFRHを4にインクリメントし、ステップ755でタイマTRHをリセットして、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。ステップ745でNOと判定した場合は、湿度制御フラグFRHをインクリメントすることなく、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。
【0071】
図17はステップ286において実行される第1吹出口モード変更処理の手順を示している。まず、ステップ900で湿度制御フラグFRHが6以上であるか否か判定する。湿度制御フラグFRHが6以上である場合は、後のステップ290での第2吹出口モード変更処理において最終的な吹出口モードOMDの決定を行うので、そのまま、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。ステップ900においてNOと判定した場合は、ステップ905において吹出口モードマニュアル設定フラグMOMFが1であるか否か判定する。吹出口モードがマニュアル設定されている場合は、吹出口モードを変更することは不可能であるとして、ステップ910で湿度制御フラグFRHが4であると判定されたら、さらに湿度制御のための処理が追加して実行されるように、ステップ915において湿度制御フラグFRHを5にインクリメントする。さらにステップ920においてタイマTRHをリセットして、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。ステップ910においてNOと判定した場合は、湿度制御フラグFRHをインクリメントすることなく、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。
【0072】
一方、ステップ905においてNOと判定した場合は、ステップ925において、湿度制御フラグFRHが4以上であるか否か判定する。NOと判定した場合は、つまり湿度制御フラグFRHが4未満である場合は、吹出口モードを仮吹出口モードTOMDから変更する必要はないので、ステップ930において仮吹出口モードTOMDを最終的な吹出口モードOMDとして決定し、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。
【0073】
ステップ925においてYESと判定した場合は、つまり、湿度制御フラグFRHが4以上6未満である場合には、ステップ935において最終的な吹出口モードOMDをF/Dモードに決定する。湿度制御フラグFRHが4以上6未満であるときには仮吹出口モードTOMDをTOMD→F/Dモード→DEFモードの順でDEFモードに近づけるように1段階だけ変更する必要があるため、ステップ925に示すように、仮吹出口モードTOMDがどのモードであるかに関らず、最終的な吹出口モードOMDをF/Dモードに決定することになる。その後、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。
【0074】
図18はステップ288で実行される第2吸込モード変更処理の手順を示している。まず、ステップ760において湿度制御フラグFRHが5未満であるか否か判定する。湿度制御フラグFRHが5未満である場合は、ステップ284において既に最終的な吸込モードIMDが決定されているので、そのまま湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。ステップ760においてNOと判定した場合は、ステップ765において吸込モードマニュアル設定フラグMIMFが1であるか否か判定する。吸込モードがマニュアル設定されている場合は、吸込モードの変更は不可能であるとして、ステップ780で湿度制御フラグFRHが5であると判定されたら、さらに湿度制御のための処理が追加して実行されるように、ステップ785において湿度制御フラグFRHを6にインクリメントする。さらにステップ790においてタイマTRHをリセットして、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。ステップ780においてNOと判定した場合は、湿度制御フラグFRHをインクリメントすることなく、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。
【0075】
一方、ステップ765においてNOと判定した場合は、ステップ770において最終的な吸込モードIMDをFRSモードに決定する。湿度制御フラグFRHが5以上であるときには、仮吸込モードTIMDをRECモード→F/Rモード→FRSモードの順で2段階変更する必要があるため、このように、仮吸込モードTIMDがREC、F/R、FRSのいずれのモードであるかに関らず、最終的な吸込モードIMDをFRSモードに決定する。但し、2段階の変更が可能なのは仮吸込モードTIMDがRECモードであるときに限られるため、ステップ775において仮吸込モードTIMDがRECモードであるか否か判定し、NOと判定した場合は、仮吸込モードTIMDの2段階の変更は不可能であるとして、ステップ780に進む。
【0076】
ステップ780において湿度制御フラグFRHが5であると判定されたら、さらに湿度制御のための処理が追加して実行されるように、ステップ785において湿度制御フラグFRHを6にインクリメントし、ステップ790においてタイマTRHをリセットしてから、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。ステップ780でNOと判定した場合は、湿度制御フラグFRHをインクリメントすることなく、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。
【0077】
ステップ775において仮吸込モードTIMDがRECモードであると判定された場合は、湿度制御フラグFRHをインクリメントすることなく、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。
【0078】
図19はステップ290において実行される第2吹出口モード変更処理の手順を示している。ステップ950で湿度制御フラグFRHが6未満であるか否か判定する。湿度制御フラグFRHが6未満である場合は、ステップ286での第1吹出口モード変更処理において既に最終的な吹出口モードOMDが決定されているので、そのまま湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。
【0079】
ステップ950においてNOと判定した場合は、ステップ955において吹出口モードマニュアル設定フラグMOMFが1であるか否か判定する。吹出口モードがマニュアル設定されている場合は、吹出口モードの変更は不可能であるとして、ステップ960で湿度制御フラグFRHが6であると判定されたら、さらに湿度制御のための処理が追加して実行されるように、ステップ965において湿度制御フラグFRHを7にインクリメントする。さらにステップ970においてタイマTRHをリセットして、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。ステップ960においてNOと判定した場合は、湿度制御フラグFRHをインクリメントすることなく、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。
【0080】
一方、ステップ955においてNOと判定した場合は、ステップ975において最終的な吹出口モードOMDをDEFモードに決定して、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。湿度制御フラグFRHが6以上であるときには、仮吹出モードTOMDをTOMD→F/Dモード→DEFモードの順で2段階変更する必要があるため、ステップ975に示すように、仮吹出口モードTOMDがどのモードであるかに関らず、最終的な吹出口モードOMDをDEFモードに決定することになる。その後、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。
【0081】
図20は、ステップ292において実行される第2ブロワ電圧アップ処理の手順を示している。まず、ステップ550において、湿度制御フラグFRHが7未満であるか否か判定する。湿度制御フラグFRHが7未満である場合は、ステップ280での第1ブロワ電圧アップ処理において既にブロワ電圧BLWが設定されているので、そのまま湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。ステップ550においてNOと判定した場合は、ステップ555において風量マニュアル設定フラグMBLFが1であるか否か判定する。風量がマニュアル設定されている場合はブロワ電圧BLWを必要ブロワ電圧VAより高く設定することは不可能であるとして、ステップ570において湿度制御フラグFRHが7であると判定されたら、さらに湿度制御のための処理が追加して実行されるように、ステップ575において湿度制御フラグFRHを8にインクリメントする。さらにステップ580でタイマTRHをリセットして、湿度監視・制御ルーチンに戻る。ステップ570でNOと判定した場合は、湿度制御フラグFRHをインクリメントすることなく、そのまま湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。
【0082】
一方、ステップ555においてNOと判定した場合は、ステップ560においてブロワ電圧BLWを最高ブロワ電圧BLWhiに設定する。さらにステップ565において、VA=BLWhiであるか否か判定する。必要ブロワ電圧VAが最高ブロワ電圧BLWhiに等しい場合は、ブロワ電圧BLWを必要ブロワ電圧VAより高く設定することは不可能であるとして、ステップ570に進む。ステップ570において湿度制御フラグFRHが7であると判定されたら、さらに湿度制御のための処理が追加して実行されるように、ステップ575において湿度制御フラグFRHを8にインクリメントする。ステップ580においてタイマTRHをリセットした後、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。ステップ570においてNOと判定した場合は、湿度制御フラグFRHをインクリメントすることなく、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。
【0083】
図21は、ステップ294において実行される第2目標吹出温度アップ処理の手順を示している。ステップ380において湿度制御フラグFRHが8未満であるか否か判定し、YESと判定した場合は、ステップ282の第1目標吹出温度アップ処理において目標吹出温度ATMPが既に設定されているので、そのまま湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。ステップ380においてNOと判定した場合は、つまり湿度制御フラグが8である場合は、ステップ385において目標吹出温度ATMPを最高吹出温度ATMPmaxに設定して、湿度監視・制御処理ルーチンに戻る。
【0084】
本実施形態の車両用空調装置においては、上記のように、日射強度TSが低く、フロントウィンドウ湿度RHWが98%以上である場合に、車室内の湿度が下がるように風量を高めに制御するため、車速に関らず、つまり低速走行中の車両においても、フロントウィンドウの曇りを防止することができる。
【0085】
また、継続して風量を高めに制御しても車室内の湿度が下がらない場合は、2分毎に湿度を下げるための処理を追加していくので、湿度が下がりにくいような状況においても、効果的に湿度を下げることができる。特に、このように湿度を下げるための処理を段階的に追加していくと、フロントウィンドウ湿度RHWが98%以上であることが検出された時点で、最初から最高風量、最高吹出温度、外気導入モード、DEFモードに設定する場合に比較して、乗員が空調空気の吹出状態に違和感を覚えにくいように、状況に応じた程度で湿度制御を行うことができる。
【0086】
さらに、本実施形態におけるステップ280〜294では、風量、吸込モード、吹出口モードのうち、乗員によりマニュアル設定されているものは、その設定に従って固定するため、乗員は、自身が設定した空調空気の吹出状態と比較して、実際の空調空気の吹出状態に違和感を覚えにくい。また、ステップ282〜294の順序で湿度制御のための処理を追加していくと、つまり、風量および吹出温度を所定量だけ高めに設定し、それでも湿度が下がらない場合には、まず吸込モード、吹出口モードをそれぞれ外気導入モード、DEFモードに変更し、それでもなお湿度が下がらなかった場合にのみ最高風量、最高吹出温度に設定するようにすると、湿度が比較的下がりやすい状況においては、これら湿度制御のための処理を乗員に気づかれることなく実行することができる。
【0087】
本実施形態のエアコンユニット2は本発明の空調ユニット対応しており、内気温センサ91、外気温センサ92、日射センサ93、温度設定スイッチ78jは本発明の空調負荷検出手段に対応しており、湿度センサ94は本発明の湿度検出手段に対応している。
【0088】
また、本実施形態のステップ130、282、294は本発明の吹出温度決定手段に対応しており、ステップ140、280、292は本発明の風量決定手段に対応しており、ステップ150、284、288は本発明の吸込モード決定手段に対応しており、ステップ160、286、290は本発明の吹出口モード決定手段に対応している。また、ステップ210は本発明の湿度検出手段に対応している。ステップ240で用いた湿度の所定値(98%)は、本発明の第1所定値に対応しており、ステップ220およびステップ250で用いた湿度の所定値(96%)は、本発明の第2所定値に対応している。
【0089】
本発明は上記実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内でつぎのように種々の変形が可能である。
【0090】
上記実施形態のステップ170における湿度監視・制御処理において、車速センサ97により検出した車速SPDが0である状態が所定時間を超えて継続していることが検出された場合には、湿度制御フラグFRHを0に設定することにより、湿度制御のための処理を行わないようにしてもよい。車両が継続して停止状態にあるときには、フロントウィンドウに曇りが発生してもそれほど問題はないので、このようなときには、通常の制御を行うようにすると、乗員が快適に感じるように車室内を空調することができる。
【0091】
上記実施形態では、第2ブロワ電圧アップ処理においてブロワ電圧BLWを最高ブロワ電圧BLWhiに設定し、第2目標吹出温度アップ処理において目標吹出温度ATMPを最高吹出温度ATMPmaxに設定したが、これに対して、第2ブロワ電圧アップ処理において、ブロワ電圧BLWを、第1ブロワ電圧アップ処理において用いた電圧補正量βより大きい補正量βを必要ブロワ電圧VAに加算して得られる電圧(VA+β)に設定し、第2目標吹出温度アップ処理において、目標吹出温度ATMPを、第1目標吹出温度アップ処理において用いた温度補正量αより大きい補正量αを必要吹出温度TAOに加算して得られる温度(TAO+α)に設定するようにしてもよい。この場合、このようなブロワ電圧アップ処理と目標吹出温度アップ処理を数回繰り返して、最後のブロワ電圧アップ処理においてブロワ電圧BLWを最高ブロワ電圧BLWhiに設定し、最後の目標吹出温度アップ処理において目標吹出温度ATMPを最高吹出温度ATMPmaxに設定するようにする。このように、空調空気の風量や吹出温度を徐々に上げていくようにすると、乗員が空調空気の吹出状態の変化に違和感を覚えにくい。
【0092】
上記実施形態において、湿度制御フラグFRHに1以上の値が設定されている場合に、ステップ280において第1ブロワ電圧アップ処理が実行された後、ステップ282から294において湿度制御フラグFRHの値に応じて追加して実行される湿度制御のための処理は、例えばステップ292とステップ294を入れ替えて、湿度制御フラグFRHが7に設定されたら第2目標吹出温度アップ処理を実行し、湿度制御フラグFRHが8に設定されたら第2ブロワ電圧アップ処理を追加して実行するなど、上記実施形態と異なる順序で追加して実行するようにしてもよい。
【0093】
また、ステップ292における第2ブロワ電圧アップ処理を省いて、湿度制御フラグFRHのインクリメントを7までとして、湿度制御フラグが7に設定されたら第2目標吹出温度アップ処理を追加して実行するようにしてもよく、またステップ284における第1吸込モード変更処理やステップ286における第1吹出口モード変更処理を省いて、吸込モードの変更を行うときには常にFRSモードに、吹出口モードの変更を行うときには常にDEFモードにするようにしてもよい。このように、ステップ282〜294において追加して実行される処理のいずれか、あるいはいくつかを省くようにしてもよい。いずれにしても、このように湿度制御のための処理が追加して実行されていくことによる空調空気の吹出状態の変化に、乗員が違和感を覚えにくいように制御することが好ましい。
【0094】
上記実施形態では、ステップ210において、フロントウィンドウ付近の湿度を、湿度センサ94により検出した車室内空気の湿度から算出したが、フロントウィンドウのガラス表面の湿度を検出するセンサを設けて、これにより検出した湿度をフロントウィンドウ湿度として用いてもよい。
【0095】
また、上記実施形態では、ステップ170における湿度監視・制御処理において、フロントウィンドウの曇りを防止するために、フロントウィンドウ付近の湿度のみに基づいて湿度を下げるための制御を実行したが、フロントウィンドウ付近の湿度だけでなく、サイドウィンドウの湿度にも基づいて湿度を下げるための制御を実行するようにすると、サイドウィンドウの曇りも防止することができる。さらに、リアウィンドウの湿度にも基づいて、リアウィンドウの曇りも防止するように湿度制御を行ってもよい。特に、オートスイング機構を備えた車両用空調装置においては、サイドウィンドウ付近の湿度が所定値以上である場合には、風量を高めに設定する制御に加えて、サイドフェイス吹出口のルーバーをサイドウィンドウに向けるように制御すると、サイドウィンドウの曇りを効果的に防止することができる。サイドウィンドウやリアウィンドウの湿度は、車室内空気の湿度から算出してもよいが、ガラス表面の湿度をセンサにより直接検出するとよい。
【0096】
上記実施形態では、運転席側と助手席側に向かって同じ吹出温度で空調空気を吹き出す構成の車両用空調装置に本発明を適用したが、運転席側に吹き出す空調空気の温度と助手席側に吹き出す空調空気の温度を独立に設定可能な左右独立温度コントロール式の車両用空調装置に本発明を適用することもできる。さらに、この場合、車両用空調装置は、運転席側に吹き出す空調空気の風量と助手席側に吹き出す空調空気の風量を独立に設定できるように、2つのブロワユニットを備えていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る車両用空調装置の全体構成を示す図である。
【図2】図1に示す車両用空調装置を車両の乗員が操作するために車室内に配設される操作パネルを示す図である。
【図3】図1に示すエアコンECUにより実行されるエアコン制御処理のフローチャートである。
【図4】図3に示すステップ140において実行されるブロワ電圧仮決定処理のフローチャートである。
【図5】図4に示すステップ440において必要ブロワ電圧の決定に用いられる制御特性図である。
【図6】図3に示すステップ150において実行される吸込モード仮決定処理のフローチャートである。
【図7】図6に示すステップ640において吸込モードの仮決定に用いられる制御特性図である。
【図8】図3に示すステップ160において実行される吹出口モード仮決定処理のフローチャートである。
【図9】図8に示すステップ840において吹出口モードの仮決定に用いられる制御特性図である。
【図10】図3に示すステップ170において実行される湿度監視・制御処理の前半部分のフローチャートである。
【図11】図3に示すステップ170において実行される湿度監視・制御処理の後半部分のフローチャートである。
【図12】図10に示すステップ210においてウィンドウ湿度RHWの算出に用いられるウィンドウ湿り係数を示すグラフである。
【図13】図10に示すステップ210においてウィンドウ湿度RHWの算出に用いられる車室内湿り係数を示すグラフである。
【図14】図11に示すステップ280において実行される第1ブロワ電圧アップ処理のフローチャートである。
【図15】図11に示すステップ282において実行される第1目標吹出温度アップ処理のフローチャートである。
【図16】図11に示すステップ284において実行される第1吸込モード変更処理のフローチャートである。
【図17】図11に示すステップ286において実行される第1吹出口モード変更処理のフローチャートである。
【図18】図11に示すステップ288において実行される第2吸込モード変更処理のフローチャートである。
【図19】図11に示すステップ290において実行される第2吹出口モード変更処理のフローチャートである。
【図20】図11に示すステップ292において実行される第2ブロワ電圧アップ処理のフローチャートである。
【図21】図11に示すステップ294において実行される第2目標吹出温度アップ処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 車両用空調装置
2 エアコンユニット (空調ユニット)
3 エアコンECU
78j 温度設定スイッチ(空調負荷検出手段)
91 内気温センサ (空調負荷検出手段)
92 外気温センサ (空調負荷検出手段)
93 日射センサ (空調負荷検出手段)
94 湿度センサ (湿度検出手段)

Claims (6)

  1. 車両の室内へ空調空気を吹き出す空調ユニット(2)と、
    前記車両において複数の空調負荷因子に対応する値を検出する空調負荷検出手段(91、92、93、78j)と、
    前記空調ユニット(2)から吹き出す空調空気の風量レベルを、少なくとも前記複数の空調負荷因子に対応する値に基づいて決定する風量決定手段(140、280、292)と、
    車室内における湿度を検出する湿度検出手段(94、210)とを備えた車両用空調装置において、
    前記風量決定手段(140、280、292)は、前記湿度が第1所定値以上である場合には、前記湿度が前記第1所定値未満である場合に比較して、前記風量レベルを所定時間継続して第1所定風量だけ高く設定し、その結果、前記所定時間を超えた時点で前記湿度が第2所定値以上である場合には、前記風量レベルを、前記湿度が前記第2所定値未満である場合に比較して、第1所定風量より大きい第2所定風量だけ高く設定するようにしており、
    前記空調ユニット(2)から吹き出す空調空気の目標吹出温度を、少なくとも前記複数の空調負荷因子に対応する値に基づいて決定する吹出温度決定手段(130、282、294)を備え、
    前記吹出温度決定手段(130、282,294)は、前記風量決定手段(140、280、292)が前記風量レベルを前記所定時間継続して前記第1所定風量だけ高く設定した結果、前記所定時間を超えた時点で前記湿度が第2所定値以上である場合には、前記湿度が前記第2所定値未満である場合に比較して、前記目標吹出温度を高く設定することを特徴とする車両用空調装置。
  2. 車両の室内へ空調空気を吹き出す空調ユニット(2)と、
    前記車両において複数の空調負荷因子に対応する値を検出する空調負荷検出手段(91、92、93、78j)と、
    前記空調ユニット(2)から吹き出す空調空気の風量レベルを、少なくとも前記複数の空調負荷因子に対応する値に基づいて決定する風量決定手段(140、280、292)と、
    車室内における湿度を検出する湿度検出手段(94、210)とを備えた車両用空調装置において、
    前記風量決定手段(140、280、292)は、前記湿度が第1所定値以上である場合には、前記湿度が前記第1所定値未満である場合に比較して、前記風量レベルを所定時間継続して第1所定風量だけ高く設定し、その結果、前記所定時間を超えた時点で前記湿度が第2所定値以上である場合には、前記風量レベルを、前記湿度が前記第2所定値未満である場合に比較して、第1所定風量より大きい第2所定風量だけ高く設定するようにしており、
    前記空調ユニット(2)内に導入される内気と外気の割合を示す吸込モードを、少なくとも前記複数の空調負荷因子に対応する値に基づいて決定する吸込モード決定手段(150、284、288)を備え、
    前記吸込モード決定手段(150、284、288)は、前記風量決定手段(140、280、292)が前記風量レベルを前記所定時間継続して前記第1所定風量だけ高く設定した結果、前記所定時間を超えた時点で前記湿度が第2所定値以上である場合には、前記吸込モードを外気が導入されるように設定することを特徴とする車両用空調装置。
  3. 車両の室内へ空調空気を吹き出す空調ユニット(2)と、
    前記車両において複数の空調負荷因子に対応する値を検出する空調負荷検出手段(91、92、93、78j)と、
    前記空調ユニット(2)から吹き出す空調空気の風量レベルを、少なくとも前記複数の空調負荷因子に対応する値に基づいて決定する風量決定手段(140、280、292)と、
    車室内における湿度を検出する湿度検出手段(94、210)とを備えた車両用空調装置において、
    前記風量決定手段(140、280、292)は、前記湿度が第1所定値以上である場合には、前記湿度が前記第1所定値未満である場合に比較して、前記風量レベルを所定時間継続して第1所定風量だけ高く設定し、その結果、前記所定時間を超えた時点で前記湿度が第2所定値以上である場合には、前記風量レベルを、前記湿度が前記第2所定値未満である場合に比較して、第1所定風量より大きい第2所定風量だけ高く設定するようにしており、
    前記空調ユニット(2)から吹き出す空調空気の向きを示す吹出口モードを、少なくとも前記複数の空調負荷因子に対応する値に基づいて決定する吹出口モード決定手段(160、286、290)を備え、
    前記吹出口モード決定手段(160、286、290)は、前記風量決定手段(140、280、292)が前記風量レベルを前記所定時間継続して前記第1所定風量だけ高く設定した結果、前記所定時間を超えた時点で前記湿度が第2所定値以上である場合には、前記吹出口モードを前記車両のウィンドウへ向けて空調空気が吹き出されるように設定することを特徴とする車両用空調装置。
  4. 車両の室内へ空調空気を吹き出す空調ユニット(2)と、
    前記車両において複数の空調負荷因子に対応する値を検出する空調負荷検出手段(91、92、93、78j)と、
    前記空調ユニット(2)から吹き出す空調空気の風量レベルを、少なくとも前記複数の空調負荷因子に対応する値に基づいて決定する風量決定手段(140、280、292)と、
    車室内における湿度を検出する湿度検出手段(94、210)とを備えた車両用空調装置において、
    前記風量決定手段(140、280、292)は、前記湿度が第1所定値以上である場合には、前記湿度が前記第1所定値未満である場合に比較して、前記風量レベルを所定時間継続して所定風量だけ高く設定し、その結果、前記所定時間を超えた時点で前記湿度が第2所定値以上である場合には、前記風量レベルを、前記湿度が第2所定値未満である場合に比較して、さらに継続して前記所定風量だけ高く設定するようにしており、
    前記空調ユニット(2)から吹き出す空調空気の目標吹出温度を、少なくとも前記複数の空調負荷因子に対応する値に基づいて決定する吹出温度決定手段(130、282、294)を備え、
    前記吹出温度決定手段(130、282,294)は、前記風量決定手段(140、280、292)が前記風量レベルを前記所定時間継続して前記所定風量だけ高く設定した結果、前記所定時間を超えた時点で前記湿度が第2所定値以上である場合には、前記湿度が前記第2所定値未満である場合に比較して、前記目標吹出温度を高く設定することを特徴とする車両用空調装置。
  5. 車両の室内へ空調空気を吹き出す空調ユニット(2)と、
    前記車両において複数の空調負荷因子に対応する値を検出する空調負荷検出手段(91、92、93、78j)と、
    前記空調ユニット(2)から吹き出す空調空気の風量レベルを、少なくとも前記複数の空調負荷因子に対応する値に基づいて決定する風量決定手段(140、280、292)と、
    車室内における湿度を検出する湿度検出手段(94、210)とを備えた車両用空調装置において、
    前記風量決定手段(140、280、292)は、前記湿度が第1所定値以上である場合には、前記湿度が前記第1所定値未満である場合に比較して、前記風量レベルを所定時間継続して所定風量だけ高く設定し、その結果、前記所定時間を超えた時点で前記湿度が第2所定値以上である場合には、前記風量レベルを、前記湿度が第2所定値未満である場合に比較して、さらに継続して前記所定風量だけ高く設定するようにしており、
    前記空調ユニット(2)内に導入される内気と外気の割合を表す吸込モードを決定する吸込モード決定手段(150、284、288)を備え、
    前記吸込モード決定手段(140、280、292)は、前記風量決定手段(140、280、292)が前記風量レベルを前記所定時間継続して前記所定風量だけ高く設定した結果、前記所定時間を超えた時点で前記湿度が第2所定値以上である場合には、前記吸込モードを外気が導入されるように設定することを特徴とする車両用空調装置。
  6. 車両の室内へ空調空気を吹き出す空調ユニット(2)と、
    前記車両において複数の空調負荷因子に対応する値を検出する空調負荷検出手段(91、92、93、78j)と、
    前記空調ユニット(2)から吹き出す空調空気の風量レベルを、少なくとも前記複数の空調負荷因子に対応する値に基づいて決定する風量決定手段(140、280、292)と、
    車室内における湿度を検出する湿度検出手段(94、210)とを備えた車両用空調装置において、
    前記風量決定手段(140、280、292)は、前記湿度が第1所定値以上である場合には、前記湿度が前記第1所定値未満である場合に比較して、前記風量レベルを所定時間継続して所定風量だけ高く設定し、その結果、前記所定時間を超えた時点で前記湿度が第2所定値以上である場合には、前記風量レベルを、前記湿度が第2所定値未満である場合に比較して、さらに継続して前記所定風量だけ高く設定するようにしており、
    前記空調ユニット(2)から吹き出す空調空気の向きを示す吹出口モードを決定する吹出口モード決定手段(160、286、290)を備え、
    前記吹出口モード決定手段(160、286、290)は、前記風量決定手段(140、280、292)が前記風量レベルを前記所定時間継続して前記所定風量だけ高く設定した結果、前記所定時間を超えた時点で前記湿度が第2所定値以上である場合には、前記吹出口モードを前記車両のウィンドウへ向けて空調空気が吹き出されるように設定することを特徴とする車両用空調装置。
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