JP3920186B2 - 伝送方法、送信装置および受信装置 - Google Patents

伝送方法、送信装置および受信装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、DVD−Video等に代表されるデジタルデータの伝送方法に関し、特にストリームデータ送信装置から出力されるストリームデータやコマンド、及びストリームデータ受信装置から出力されるコマンドやフロー制御情報の伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のCD(コンパクト・ディスク)等に記録されているデータの伝送方式としては、例えばMOST(メディア・オリエンテッド・シンクロナス・トランスファー)と呼ばれる方式がある(非特許文献1)。
【0003】
以下、図1を用いてMOST方式による従来のデータ伝送方法について説明する。
図1は、従来のMOST方式におけるフレームのデータ構成を示す図である。
従来の伝送方法では、44.1kHz、すなわち22.67マイクロ秒に1回伝送されるフレームによりデータを伝送する。1フレームのデータ長は、512ビットである。図1に示されるように、1フレームは、プリアンブル701、境界ディスクリプタ702、同期チャネル領域703、非同期チャネル領域704、制御フレーム705、フレーム制御データ706及びパリティ707から構成される。なお、フレームの周期は、44.1kHzに限定されず、48kHzでもよい。以下では、説明の便宜上、フレーム周期を44.1kHzとする。
【0004】
ここでは、フレームにおけるプリアンブル701、境界ディスクリプタ702及び同期チャネル領域703について説明することとし、非同期チャネル領域704、制御フレーム705、フレーム制御データ706及びパリティ707については、本発明と直接関係がないため、その説明は省略する。
【0005】
プリアンブル701は、決められたパターンを有する4ビットのデータであり、データ伝送を行なう送信装置及び受信装置において、フレームの境界を検出するために用いられる。境界ディスクリプタ702は、4ビットのデータであり、同期チャネル領域703と非同期チャネル領域704の境界を示すために用いられる。
【0006】
同期チャネル領域703は、0〜480ビットの長さのデータであり、境界ディスクリプタ702によりその長さが決定される。同期チャネル領域703は、音声データなど、リアルタイムデータの伝送のために使用される。ここで、リアルタイムデータとは、時間的な制約を有しているデータであり、その伝送においては伝送遅延が定義可能であることが要求される。
【0007】
また、同期チャネル領域703は、タイムスロットとして送信装置及び受信装置に割り当てられることとなる。すなわち、同期チャネルとして最大60個のタイムスロットの使用が可能となる。送信装置及び受信装置について、予めどのタイムスロットを用いて伝送を行なうかが割り当てられており、一つの伝送に用いられるタイムスロットの組を論理チャネルと定義する。送信装置は、割り当てられたタイムスロットを用いてデータを送信し、受信装置は、割り当てられたタイムスロットを用いてデータを受信する。MOST方式においては、1タイムスロットを用いてデータ伝送を行なうことは、352.8kbpsの伝送速度でデータを伝送することに相当する。すなわち、1.6122Mbpsの伝送速度のCD(コンパクト・ディスク)のデータを伝送するためには、同期チャネル領域703において、5タイムスロットを用いればよい。
【0008】
また、コマンドやそのレスポンスなどは、通常、制御フレーム705を用いて伝送される。
【0009】
【非特許文献1】
Partic Heck, et al:"Media Oriented Synchronous Transfer - A Network Protocol for High Quality, Low Cost Transfer of Synchronous, Asynchronous, and Control Data on Fiber Optics", Presented at AES 103rd Convention, 1997 September, Preprint 4551.、あるいは http://www.mostcooperation.com
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従来の伝送方法においては、ストリームデータは同期チャネル領域703によって伝送し、コマンドは制御フレーム705によって伝送している。DVD(デジタル・バーサティル・ディスク)−Videoの場合、ディスクにはMPEG−2規格による圧縮データが含まれている。ドライブ装置におけるデータの読み出し速度は、一般的にデコーダ部の復号化速度より早いため、ドライブ装置にはフロー制御が発生する。従って、DVD−Videoのデータをネットワークを介して伝送する場合には、このフロー制御に関する情報(以下、「フロー制御情報」という。)も伝送する必要がある。
しかしながら、MOST方式において、フロー制御情報を伝送するための方式は決められていないため、適切に上記のフロー制御を行なうことができない。
【0011】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、フロー制御情報を伝送するための方式が決められていない場合(特に、MOST方式)において、フロー制御を行ない得る伝送方法を提供することを目的とする。また、ストリームデータを伝送する場合に、伝送帯域を効率よく利用することができる伝送方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る伝送方法は、第1チャネル及び第2チャネルを有するデジタル伝送路を用いて、送信装置から受信装置にストリームデータを伝送する伝送方法であって、前記送信装置が前記第1チャネルを用いて前記受信装置にストリームデータを送信する第1ステップと、前記受信装置が前記第2チャネルを用いて前記送信装置に前記ストリームデータの送信を開始及び停止させる指示を示すフロー制御情報が含まれたコマンドを送信する第2ステップとを含み、前記第2チャネルは、一定時間内の伝送遅延で情報を送ることが保証された同期チャネルであることを特徴とする。
【0013】
また、上記目的を達成するために、本発明に係る前記コマンドは、同期符号を含むヘッダ部とコマンドを示すデータ部とからなり、前記伝送方法における前記第2ステップでは、前記コマンドのヘッダ部に、前記フロー制御情報が置かれることを特徴とする。
【0014】
また、上記目的を達成するために、本発明に係る伝送方法は、さらに、前記送信装置が前記受信装置にコマンドを送信する第3ステップを含み、前記第3ステップで送信されるコマンドは、同期符号を含むヘッダ部とコマンドを示すデータ部とからなることを特徴とする。
【0015】
また、上記目的を達成するために、本発明に係る送信装置は、第1チャネル及び第2チャネルを有するデジタル伝送路を用いて、受信装置にストリームデータを送信する送信装置であって、送信するストリームデータを一時的に蓄積するバッファ手段と、前バッファ手段から前記ストリームデータを読み出し、前記第1チャネルを用いて、前記受信装置に送信するストリームデータ送信手段と、前記第2チャネルを用いて前記受信装置から送られてくるフロー制御情報を受信し、受信したフロー制御情報に基づいて、前記ストリームデータ送信手段の動作を開始及び停止させる制御手段とを備え、前記第2チャネルは、一定時間内の伝送遅延で情報を送ることが保証された同期チャネルであることを特徴とする。
【0016】
また、上記目的を達成するために、本発明に係る受信装置は、第1チャネル及び第2チャネルを有するデジタル伝送路を用いて、送信装置から送られてくるストリームデータを受信する受信装置であって、前記第1チャネルを用いて前記送信装置から送られてくるストリームデータを受信する受信手段と、受信したストリームデータを一時的に蓄積するバッファ手段と、前バッファ手段に蓄積されたストリームデータの量に基づいて、前記第2チャネルを用いて、前記送信装置に前記ストリームデータの送信を開始及び停止させる指示を示すフロー制御情報が含まれたコマンドを送信する送信手段とを備え、前記第2チャネルは、一定時間内の伝送遅延で情報を送ることが保証された同期チャネルであることを特徴とする。
【0017】
なお、上記目的を達成するために、本発明は、上記伝送方法の特徴的な全てのステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現することもできる。そして、そのプログラムは、伝送装置が備えるROM等に格納しておくだけでなく、CD−ROM等の記録媒体や通信ネットワーク等の伝送媒体を介して流通させることもできる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施の形態における伝送装置について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態に係る伝送装置10の構成例を示す図である。図1に示されるように、伝送装置10は、送信装置11、受信装置12、両装置をつなぐ伝送路104及び表示装置106を備える。
【0019】
送信装置11は、ドライブ装置101、第1パケット処理部102a及び第1伝送路I/F部103aを有する。
【0020】
ドライブ装置101は、DVDメディアなどのディスクからデータの読み取りを行なう。
【0021】
第1パケット処理部102aは、ドライブ装置101で読み取られたストリームデータやドライブ装置101より出力されたコマンドをパケット化し、また、伝送路104を経由して伝送されてきたパケットを受信してドライブ装置101にコマンドとして出力する。ここで、ストリームデータとは、記録メディアなどに記録されている映像や音声等のあらゆるデータをいう。なお、これらのデータは、ストリームデータとしてドライブ装置101から読み出されて出力される。
【0022】
第1伝送路I/F部103aは、第1パケット処理部102aにおいて生成されたパケットを伝送路104のインタフェースに合わせて伝送路104へ出力し、また、当該伝送路104のインタフェースに従ったフレームからパケットを取り出して上記第1パケット処理部102aへ出力する。
【0023】
受信装置12は、復号化部105、第2パケット処理部102b及び第2伝送路I/F部103bを有する。
【0024】
復号化部105は、DVDメディアなどに記録されたMPEG−2などの圧縮手段により圧縮されたデータを復号する。
【0025】
第2パケット処理部102bは、復号化部105から出力されたコマンドをパケット化し、また、伝送路104を経由して伝送されてきたパケットを受信して認識し、復号化部にストリームデータあるいはコマンドとして出力する。
【0026】
第2伝送路I/F部103bは、第2パケット処理部102bにおいて生成されたパケットを伝送路104のインタフェースに合わせて伝送路104へ出力し、さらに、伝送路104のインタフェースに従ったフレームからパケットを取り出し、上記第2パケット処理部102bに出力する。
【0027】
なお、上記ドライブ装置101は、内部にATAレジスタ等のレジスタ108aを備えている(以下の実施の形態では、レジスタ108aは、ATAレジスタを想定して説明する)。また、復号化部105は、ドライブ装置101のレジスタ108aの内容を保持し得るレジスタ108bを内蔵する。さらに、第1パケット処理部102a及び第2パケット処理部102bは、DVD等のデータを送受信する際に使用する、例えば、数十Kバイト〜数百Kバイトのバッファ107a、バッファ107bをそれぞれ内蔵している。なお、バッファサイズは上記の値に限定されない。第1パケット処理部102a及び第2パケット処理部102bは、それぞれ内蔵するバッファ107a又は107bに蓄積されるデータが、ある規定値a以上になったか、又はある規定値b以下になったか否かについて判定する。
【0028】
そして、上記両装置をつなぐ伝送路104は、デジタルデータを伝送する少なくとも同期チャネル領域を持つものであり、本実施の形態では、従来例で説明した同期チャネル領域と非同期チャネル領域を持つMOST方式の規格に従う伝送路とする(なお、伝送路104はMOST方式によるものに限定されるものではなく、IEEE1394やUSBなど、伝送帯域や遅延について一定の基準が定められている同期チャネルを有するような任意の伝送路であってもよい)。そして、第1パケット処理部102a又は第2パケット処理部102bで生成されたパケットは、伝送路104の同期チャネル領域703を用いて伝送される。
【0029】
また、上記表示装置106は、上記復号化部105より復号化されたデータを受信して表示するものであり、CRT、液晶、プラズマなど任意の表示デバイスを用いて構成される。
【0030】
さらに、上記復号化部105は、コマンドによって伝送路104を介して上記ドライブ装置101の制御を行なう。例えば、復号化部105から「Read」(ストリームデータ要求のコマンドの一例)のコマンドを送信することにより、このコマンドを受信した上記ドライブ装置101が、DVD−Videoのメディアよりストリームデータを読み取り、復号化部105に送信させるというようにである。
【0031】
ここで、復号化部105は、ドライブ装置101を制御するためのコマンドとして、ATAPIコマンドを用いることとし、ドライブ装置101をATAPIコマンドによって制御する。ドライブ装置101と第1パケット処理部102aの間のインタフェースおよび、復号化部105と第2パケット処理部102bの間のインタフェースについては、ストリームデータとコマンドが分離された形で記述されているが、このコマンドインタフェースによりATAPIコマンドを伝送する。あるいは、ストリームデータとコマンドを同じバスで多重して送るATAのようなインタフェースとしても良く、その場合は、第1パケット処理部102aおよび第2パケット処理部102bは、ストリームデータとコマンドの分離や多重処理や、ATAのインタフェース処理を行なう。ATAPIおよびATAは標準規格であり、ATAおよびATAPIは、(T13D 1321D ATAttachment with Packet Interface5)として、ATAPIでのDVD制御コマンドは、(SFF Committee Information Specification for ATAPI DVD Device Rev4.0 February 10、2000)として標準規格化されている。
【0032】
次に、コマンドパケットとストリームデータパケットの伝送について図2を用いて説明する。ここで、コマンドパケットとは、第1パケット処理部102a又は第2パケット処理部102bにおいてパケット化された、コマンドを含むパケットいう。また、ストリームデータパケットとは、第1パケット処理部102a又は第2パケット処理部102bにおいてパケット化された、ストリームデータを含むパケットをいう。
【0033】
図2に示されるように、コマンドパケットとストリームデータパケットは、別の同期チャネルで伝送される。例えば、受信装置12は、第2の同期チャネル21を用いてコマンドパケットを送信装置11に送信する。また、送信装置11は、第3の同期チャネル22を用いてコマンドパケットを受信装置12に送信する。さらに、送信装置11は、第1の同期チャネル20を用いてストリームデータパケットを受信装置12に送信する。
【0034】
コマンドパケットを送信する同期チャネル21および同期チャネル22については、数10kbps〜数100kbps程度の帯域を確保すれば良い。ストリームデータパケットを送信する同期チャネル20については、11.08Mbps以上の帯域の確保が必要である。また、同期チャネル22と同期チャネル20を一つのチャネルで構成し、コマンドパケットとストリームデータパケットとを多重して送信することとしてもよいが、以下の説明では、特に明示した場合を除き、分離して伝送するものとする。
【0035】
次に、本発明の実施の形態において使用するコマンドパケットのフォーマットの一例を図3に示す。このパケットは、ヘッダ201とデータ部202から構成される。ヘッダ201は、SYNC部203、制御データ部206から構成される。SYNC部203には、パケットを伝送する際に同期をとるために用いられる符号が格納される。制御データ部206は、パケットの種別を示すPacket Typeと、ドライブやデコーダの動作に必要な制御信号情報(C0〜C4)から構成されている。この制御信号情報が本発明に係るフロー制御情報の一例であり、即時性が要求されるデータ伝送のフローを制御するために用いられる。少なくとも、DVD−Videoのフロー制御情報は、この制御データ部206を用いて伝送される。
【0036】
図4は、上記制御信号情報の具体例を示す図である。ここで、C0は、ドライブ装置101のリセット指示として、受信装置12から送信装置11に伝送される。また、C0は、割込み信号(例えば、ドライブ装置101のオペレータから操作入力があった場合の通知)として、送信装置11から受信装置12に伝送される。
【0037】
C1は、フロー制御信号であり、受信装置12から送信装置11に対してデータの送信および停止を指示する場合に使用される。例えば、予め「Wait」を表す場合には「H」、「Ready」を表す場合には「L」のように決めておき、これに基づいて指示を行なう。さらに、送信装置11から受信装置12に対してフロー制御の指示を行なう場合も使用される。例えば、送信装置11におけるドライブ装置101がDVD−RAMやDVD−Rなどの記録装置である場合には、ストリームデータが受信装置12から送信装置11へ送信されることとなるので、その場合のフロー制御に用いられる。例えば、「Busy」を表す場合には「H」、「Ready」を表す場合には「L」のように決めておき、これに基づいて指示を行なう。
【0038】
C3は、データ転送時にデータエラーが発生した時に使用する信号である。例えば、データの読み出し時にエラーが発生し、再送を要求する場合に「H」に設定して使用する。
【0039】
C4はバッファクリアを指示するための信号であり、第1パケット処理部102aのバッファ107aや第2パケット処理部102bのバッファ107bに保持されているデータのクリアを指示するために用いられる。もちろん、図4の割当てに限定されるものではなく、これらの信号の一部を用いて制御を行なっても良い。さらに、図4に記述されていない信号として、DMAの制御信号であるDMA STopや、DMA ACK、DMA Reqなどを伝送するATAの信号線に対応するするような領域を設定し、この領域を使用して信号のやり取りを行なうことで、上記制御を行なうように構成しても良い。
【0040】
次に、図5〜図7を用いて、上述した第1パケット処理部102aの構成について説明する。図5は、本実施の形態における第1パケット処理部102aの構成例を示す図である。図6は、上記第1パケット処理部102aのストリームデータI/F部305の状態遷移を示す図である。図7は、上記第1パケット処理部102aのメモリI/F部306の状態遷移を示す図である。
【0041】
図5において、第1パケット処理部102aは、上記ドライブ装置101から受信したストリームデータを処理するストリームデータ処理部301と、上記ドライブ装置101から受信したコマンドを処理する出力コマンド処理部302と、上記伝送路104を介して復号化部105より伝送されてきたコマンドを処理する入力コマンド処理部303と、上記ストリームデータ処理部301で生成されたストリームデータパケットと上記出力コマンド処理部302で生成されたコマンドパケットとを多重化する多重化部304とから構成される。
【0042】
まず、ストリームデータ処理部301について説明する。ストリームデータ処理部301は、ストリームデータI/F部305、メモリI/F部306、バッファ107a及びストリームデータ出力部308から構成される。
【0043】
ストリームデータI/F部305は、ドライブ装置101から出力されるストリームデータを受信し、受信したストリームデータをメモリI/F部306に出力する。このストリームデータの受信の際は、ドライブ装置101のインタフェースに従って受信する。また、ストリームデータI/F部305は、フロー制御信号をメモリI/F部306から受信し、ストリームデータを受信するか否かを当該フロー制御信号により確認する。このフロー制御信号をHS1とし、HS1が'0'ならストリームデータを受信し、'1'なら受信停止とする。つまり、上記ストリームデータI/F部305は、信号HS1が'1'である場合は、ドライブ装置101からストリームデータの受信は行わない。
【0044】
ここで、ストリームデータI/F部305における状態遷移の一例について、図6を用いて説明する。図6には、遷移し得る状態としてストリームデータ受信待ち状態401、ストリームデータ受信状態402及びメモリI/F部306へのストリームデータ出力状態403の3状態が示されている。
【0045】
ストリームデータI/F部305の状態は、ドライブ装置101から出力されるストリームデータを待っているストリームデータ受信待ち状態401からスタートする。この状態401において、メモリI/F部306から出力される信号HS1が'0'ならば、ストリームデータを受信する状態である状態402へ遷移し、信号HS1が'1'ならば状態401を保持する。そして、状態402において、信号HS1が'1'に変化し、ストリームデータI/F部305が、ドライブ装置101からストリームデータを受信したが、上記図3におけるパケットのデータ部202の最大値(例えば、255バイト)分のストリームデータを受信していない場合は、再度状態401へ遷移する。
【0046】
一方、状態402において、上記パケットのデータ部202の最大値分のストリームデータを受信した場合は、ストリームデータをメモリI/F部306に出力する状態である状態403に遷移する。また、DVDの場合、データはセクタ単位で記録されているので、セクタの境界を検出した場合は、パケットを新たに生成することとし、この場合も状態403に遷移する。そして、ストリームデータI/F部305からメモリI/F部306にストリームデータの出力が完了すると、状態401に遷移する。
【0047】
このように、ストリームデータI/F部305では、フロー制御信号HS1を用いてフロー制御を行なう。そして、メモリI/F部306では、ストリームデータI/F部305から受信したストリームデータをバッファ107aに書き込みながら、ストリームデータ出力部308にパケット化したデータを出力する。
【0048】
また、メモリI/F部306では、バッファ107aのデータ量を管理し、バッファ107aの空き容量が、ある規定値以下になった場合は、ストリームデータI/F部305にフロー制御信号によってその旨を通知する。このフロー制御信号は、上記のHS1に相当する。
【0049】
また、メモリI/F部306は、コマンドパケット認識部312からフロー制御信号を受信し、ストリームデータを受信するか否かを当該フロー制御信号によって決定する。ここで、このフロー制御信号をHS2とし、HS2が'0'のときはストリームデータを受信し、'1'のときはその受信を停止することとする。つまり、メモリI/F部306は、信号HS2が'1'ならば、上記図3のデータ部202のない空パケット(NULLパケット)をストリームデータ出力部308に出力し、'0'ならば、バッファ107aからストリームデータを読み出し、これをパケット化してストリームデータ出力部308に出力する。
【0050】
ここで、メモリI/F部306における状態遷移の一例について、図7を用いて説明する。図7には、メモリI/F部306が遷移し得る状態として、ストリームデータ出力部308への空パケット出力状態501、バッファ107aからデータを読み出す状態502及びストリームデータ出力部308にパケットを出力する状態503の3状態が示されている。
【0051】
メモリI/F部306は、空パケット(NULLパケット)をストリームデータ出力部308に出力する状態である状態501からスタートする。この状態501において、信号HS2が'1'、またはバッファ107aにデータがない場合は、状態501を保持し、信号HS2が'0'、且つバッファ107aにデータがある場合は、バッファ107aからデータを読み出す状態である状態502へ遷移する。
【0052】
そして、状態502において、バッファ107aからデータを読み出し、読み出したデータのパケット化を行ない、そのパケットをストリームデータ出力部308に出力する状態である状態503に遷移する。
【0053】
そして、状態503において、ストリームデータ出力部308にパケットを出力したが、信号HS2が'0'、且つバッファ107aにデータがある場合は、再び状態502に遷移する。一方、信号HS2が'1'、またはバッファ107aにデータがない場合は、状態501に遷移する。
【0054】
このように、上記メモリI/F部306では、フロー制御信号とバッファ107aにおけるデータの有無によって、フロー制御を行なう。
この後、ストリームデータ出力部308は、メモリI/F部306からパケットを受信し、多重化部304に出力する。
【0055】
次に、出力コマンド処理部302について説明する。出力コマンド処理部302は、コマンドI/F部309とコマンド出力部310から構成されている。
コマンドI/F部309は、ドライブ装置101から出力されるコマンドを受信し、受信したデータをパケット化してコマンド出力部310に出力する。コマンドの受信の際は、ドライブ装置101のインタフェースに従って受信される。また、この場合のパケットは、上記図3で示したパケットを用いる。また、コマンドI/F部309が、コマンドを受信していない場合は、空パケット(「NULLパケット」ともいう。)をコマンド出力部310に出力する。 コマンド出力部310は、コマンドI/F部309からパケットを受信し、多重化部304に出力する。
【0056】
次に、入力コマンド処理部303について説明する。入力コマンド処理部303は、パケット入力部311とコマンドパケット認識部312から構成される。パケット入力部311は、上記第1伝送路I/F部103aからパケットを受信し、受信したパケットをコマンドパケット認識部312に出力する。そして、コマンドパケット認識部312は、パケット入力部311からパケットを受信し、そのパケットがデータを含んでいるか否かを判定し、当該パケットがデータを含んでいる場合は、バッファ部313に書き込む。バッファ部313に書きこまれたデータは、ドライブ装置101のインタフェースに従ってドライブ装置101に出力される。また、コマンドパケット認識部312は、受信したパケットにフロー制御信号が含まれている場合は、その情報をメモリI/F部306に通知する。
【0057】
以上のようにして、第1パケット処理部102aから出力されたパケットは、第1伝送路I/F部103aに送られ、当該第1伝送路I/F部103aは、そのデータを伝送路104に出力する。
【0058】
MOST方式の場合、上記第1伝送路I/F部103aは、パケットを上記図18で示したフレームの同期チャネル領域703に割り当て、その割り当てに従ってデータが出力される。そして、この同期チャネル領域703は、固定の伝送速度の帯域が割り当てられる。ここでは、少なくとも11.08Mbpsの帯域が割り当てられ、多重化されたストリームデータパケットとコマンドパケットとを伝送路104を介して伝送する。なお、伝送すべきデータが存在しない場合は、データを含まない空パケット(NULLパケット)を伝送する。
【0059】
そして、MOST方式の場合、伝送路104を介して上記図18で示したフレームの単位で伝送が行われる。本実施の形態では、上述したように、上記第1パケット処理部102aにおいて、ストリームデータとコマンドとがそれぞれパケット化され、同じフレームに多重化されるので、同期チャネル領域で伝送が可能となる。また、フロー制御情報についても、コマンドパケットに多重化を行なうので、フロー制御情報も同期チャネル領域で伝送が可能となる。
【0060】
そして、伝送路104からパケットを受信した第2伝送路I/F部103bは、当該パケットを第2パケット処理部102bに出力する。また、当該第2パケット処理部102bより受信したパケットを伝送路104のインタフェースに合わせて伝送路104に出力する。
【0061】
ここで、上述した第2パケット処理部102bの構成について説明する。
第2パケット処理部102bは、コマンドを上記図3のパケットフォーマットでパケット化して第2伝送路I/F部103bに出力する。さらに、第2パケット処理部102bは、伝送路104を経由して伝送されてきたパケットを受信して、復号化部105に出力する。
【0062】
また、第2パケット処理部102bはバッファを備え、受信したストリームデータの蓄積を可能にする。また、第2パケット処理部102bが受信するパケットには、ストリームデータパケットとコマンドパケットとが含まれる。従って、ストリームデータパケットはストリームデータ処理部301において処理し、コマンドパケットは入力コマンド処理部303において処理する。
【0063】
また、第2パケット処理部102bでは、ストリームデータをパケット化する処理はなく、コマンドのパケット化のみを行なう。ここでのコマンドとは、コマンドやそのコマンドの実行に必要なパラメータなどをいう。なお、上記コマンドのパケット化は、上述した第1パケット処理部102aにおいて行われるパケット化と同様である。
【0064】
さらに、第2パケット処理部102bにおいては、ストリームデータを蓄えるために設置されるバッファの空き容量に基づいて、データの受信を行なうか否かを示すフロー制御信号を生成する。つまり、バッファの空き容量が、ある規定値以下になった場合、第2パケット処理部102bは、データの受信について停止する旨を、上記フロー制御信号によって第1パケット処理部102aに通知する。また、パケットのフォーマットが、上記図3のパケットフォーマットと同じ場合は、このフロー制御信号は、制御データ部206に多重する。
【0065】
以下、図8を用いて、上述した第2パケット処理部102bの構成について具体的に説明する。図8は、本実施の形態における第2パケット処理部102bの構成例を示す図である。
図8において、第2パケット処理部102bは、上記第1パケット処理部102aから受信した、多重化されたパケットを分配する分配化部601、分配化部601において分配されたストリームデータパケットを処理するストリームデータ処理部602、復号化部105から受信したコマンドを処理する出力コマンド処理部603及び分配化部601において分配されたコマンドパケットを処理する入力コマンド処理部604から構成される。
【0066】
まず、分配化部601は、上記第2伝送路I/F部103bからパケットを受信し、当該パケットをストリームデータパケットとコマンドパケットとに分配する。そして、分配化部601は、ストリームデータパケットをストリームデータ処理部602に出力し、コマンドパケットを入力コマンド処理部604に出力する。
【0067】
次に、ストリームデータ処理部602について説明する。ストリームデータ処理部602は、ストリームデータ入力部605、メモリI/F部606、バッファ107b及びストリームデータI/F部608から構成される。
【0068】
ストリームデータ入力部605は、分配化部601から受信したストリームデータパケットをメモリI/F部606に出力する。メモリI/F部606は、受信したパケットから必要な情報を取り出し、バッファ107bに書き込む。そして、ストリームデータI/F部608から要求があった場合、メモリI/F部606は、バッファ107bからデータを読み出し、そのデータをストリームデータI/F部608に出力する。
【0069】
さらに、メモリI/F部606は、バッファ107bのデータ量を管理し、バッファ107bの空き容量が、ある規定値以下になった場合は、フロー制御信号を用いて、第1パケット処理部102aに通知する。このフロー制御信号が、上述した信号HS2に相当する。従って、メモリI/F部606は、このフロー制御信号をコマンドパケットに多重し、コマンドI/F部609に出力する。
【0070】
ここで、上記メモリI/F部606によるバッファ107bの制御については、バッファ107bに蓄えられるストリームデータが、ある程度の量になるまで出力をしないものとする。このようにすることにより、早送りなどの特殊再生にも対応できるようになる。また、バッファ107bを設けることで、ストリームデータの伝送において、伝送路104の伝送帯域によって伝送速度が制限される場合であっても、バッファ107bによって伝送されるデータ量が調整されるため、制限された伝送速度の範囲内で通信を継続させることが可能となる。
【0071】
さらに、バッファ107bは、復号化部105から出力されるクリア命令や、特定のコマンドに応じて、蓄えられたデータをクリアする。上記復号化部105から出力されるコマンドは、第2パケット処理部102bのコマンドI/F部609から検出し、メモリI/F部606に通知するものとする。
【0072】
また、ストリームデータI/F部608は、メモリI/F部606から受信したストリームデータを復号化部105のインタフェースに従って復号化部105に出力する。
【0073】
次に、出力コマンド処理部603について説明する。
出力コマンド処理部603は、コマンドI/F部609とコマンド出力部610とから構成される。基本的な動作は、上述した図5における第1パケット処理部102aの出力コマンド処理部302と同様である。
【0074】
コマンドI/F部609は、復号化部105から出力されるコマンドを受信し、パケット化してコマンド出力部610に出力する。このコマンドの受信は、復号化部105のインタフェースが考慮される。ここで生成されるパケットのフォーマットは、図3で示したパケットフォーマットと同じである。また、コマンドI/F部609は、復号化部105からコマンドを受信していない場合は、空パケット(NULLパケット)をコマンド出力部610に出力する。
【0075】
また、コマンドI/F部609は、上述の通り、上記ストリームデータ処理部602のメモリI/F部606からフロー制御信号のHS2を受信する。この信号HS2をパケットヘッダの制御データ部206に書き込むことにより、コマンドを多重することができる。
【0076】
さらに、コマンドI/F部609は、上述した通り、バッファ107bに蓄えたデータをクリアするコマンドがあるか否かを検出する。このコマンドを検出した場合、コマンドI/F部609は、バッファ107bに通知し、当該バッファ107b内のデータをクリアする。
そして、コマンド出力部610は、コマンドI/F部609からパケットを受信し、受信したパケットを第2伝送路I/F部103bに出力する。
【0077】
次に、入力コマンド処理部604について説明する。
入力コマンド処理部604は、パケット入力部611とコマンドパケット認識部612とから構成される。
【0078】
パケット入力部611は、分配化部601からコマンドパケットを受信し、受信したパケットをコマンドパケット認識部612に出力する。コマンドパケット認識部612は、パケット入力部611から受信したパケットがデータを含んでいるか否かを判定し、データを含んでいると判定された場合は、バッファ部613に書き込む。そして、バッファ部613に書きこまれたデータは、復号化部105のインタフェースに従って復号化部105に出力される。
【0079】
そして、復号化部105は、ドライブ装置101から伝送路104を介して送信されたストリームデータに対して、MPEG-2等の復号化を行なう。復号化されたデータは、表示装置106へ出力される。そして、表示装置106は、復号化部105から受信したデジタルデータに基づいて表示等を行なう。なお、上記表示装置106は、例えば、データが映像ならばディスプレイ、音声ならばスピーカに相当する。
【0080】
一方、伝送路104を介して、ドライブ装置101からデータを受信した復号化部105は、そのデータの復号状況に基づいて、コマンドとフロー制御情報とをドライブ装置101に対して出力する。これらのデータは、上記第2パケット処理部102bにおいて、上述の通りパケット化され、伝送路104を経由してドライブ装置101に出力される。この場合のコマンドとは、コマンド、及びコマンドにおけるパラメータなどであり、この伝送には数十kbpsの帯域が必要とされる。
【0081】
以下では、上記図3に例示した以外のコマンドパケットの構成例について、図9から図12を用いて具体的に説明する。各パケットは、上記図3の制御データ部206におけるPacket Typeの値によって識別される。
【0082】
図9は、ATAPIコマンドを伝送するATAPIコマンドパケットの一例である。図9に示されるように、上記図3のデータ部202を用いて12ByteのATAPIコマンド(ATAPI Command[0] からATAPI Command[11])を伝送する。なお、ATAPIパケットの構成は、この図に示した構成に限定するものではなく、12ByteのATAPIコマンドを伝送できる他の任意の構成としてもよい。
【0083】
図10は、NULLパケットの一例である。ATAPIコマンドの伝送や、レジスタの読み書き、状態の通知の必要が無いときに伝送される。これにより、バースト的に発生するコマンドパケットを同期チャネルで伝送することが可能となる。なお、本実施の形態では同期チャネルを確保しているので、このNULLパケットが必要となる。
【0084】
図11(a)は、レジスタの書き込み、読み出しを行なうためのレジスタパケットの構成を示す一例である。図11(b)は、図11(a)における各ビットの意味を説明する表であり、rが(例えば、「H」の場合に)レジスタ値の読み出し、wが(例えば、「H」の場合に)レジスタへの書き込みを行なうパケットであることを示す。また、DA0〜DA2、およびCS0、CS1は、読み出しおよび書き込みを行なうレジスタのアドレスを示す。例えば、r、CS0、CS1、DA0〜DA2が、それぞれ「H」、「H」、「L」、「H」、「H」、「H」の場合には、「Statusレジスタの読み出し」を表すこととする。
【0085】
なお、各レジスタの意味やアドレスについてはATA/ATAPIの仕様に記載された通りである。これにより、レジスタ108a又はレジスタ108bの値を読み書き可能である。レジスタパケットの構成は、図11(a)に示したものに限定するものではなく、レジスタの読み出しか書き込みか、読み出し又は書き込みの対象とするレジスタを示すアドレス、レジスタへ書き込む値を伝送できる任意の構成としてもよい。
【0086】
図12は、ドライブ装置101のレジスタ108aの状態を伝送するステータスパケットの例である。ATAPI Status、ATAPI Error、ATAPI Interrupt Reason、ATAPI Byte Countは、それぞれATA/ATAPIの標準規格で規定されたレジスタに対応しており、各レジスタの値を伝送するものである。これにより、レジスタ108aの状態を認識することが可能となる。ステータスパケットの構成は、図12に示したものに限定されず、各レジスタの値を伝送できる任意の構成によって実現可能である。また、一部のレジスタを少なくとも伝送するような構成でも良い。
【0087】
図9に示したATAPIコマンドパケット、図11に示したレジスタパケット、図12に示したステータスパケットについては、受信完了を示すパケットを返しても良く、それによって伝送路104でエラーが発生した場合でも確実に伝送可能である。受信完了を示すパケットの構成は任意である。
【0088】
さらに、ストリームデータのパケット構成を図13および図14を用いて説明する。
図13はドライブ装置101から読み出されたセクタデータを伝送するストリームデータパケットの構成例である。各行の32Byteのデータは、MOST方式における1フレーム分のデータを示し、各列はMOST方式における1フレームの中のByte位置を示す。DVD−Videoの場合、1つのセクタ長が2048Byteであり、それにヘッダをつけたデータをパケットとして伝送する。ここで、セクタデータは暗号化して伝送するものとし、パケットは暗号化しない領域801と暗号化する領域802とに区別することとする。暗号化しない領域801では、パケットの同期をとるための「暗号用SYNC」と、暗号をするかしないかなどの情報を示す「暗号制御」が伝送される。暗号化する領域802では、「ヘッダ」と「データ長」およびデータが伝送される。ここで、ヘッダは図3で説明したコマンドパケットのヘッダと同じである。この構成により、ストリームデータとコマンドを多重伝送することが可能となる。コマンドの場合は暗号化せずに伝送しても良い。また、コマンドを多重しない場合には、ヘッダは無くても良い。
【0089】
図13に示すストリームデータを伝送するために、MOST方式における各フレームで32Byteを伝送する。DVD−Videoのデータを伝送する場合、一つのストリームデータパケットは、MOSTの65フレームを用いて伝送される。従って、合計2080Byteであり、そのうち4Byteが暗号化を行わない部分、残り2076Byteが暗号化を行なう部分である。2076Byte中、2Byteがヘッダ、2Byteがデータ長、2048Byteがデータであり、残りの24ByteはReservedの領域として任意のデータで埋める。もちろん、「データ長」によって伝送するデータ長を変えることができる。たとえば、一つのセクタデータを2064Byte(セクタのヘッダを含める)として伝送しても良い。その場合、Reservedが8Byteとなる。データ長を変化させることにより、任意のデータ長のデータを伝送することができる。その場合、一つのパケットを伝送するのに用いるMOSTのフレーム数、Reservedの領域の長さは、データ長に合わせて変化する。
【0090】
図14は、ストリームデータパケットにおけるNULLパケットの構成例である。ヘッダまでは、上記のストリームデータパケットと同様であるが、ヘッダ以降はReservedが埋められる。1つのNULLパケットは、MOST方式の1フレームで伝送される。また、上記図13の領域802に対応する領域902については、実際のデータがないため、暗号化する必要は無い。
【0091】
図15は、ATAレジスタの読み書きの様子を示すシーケンス図である。図15(a)に示されるように、復号化部105がドライブ装置101のレジスタ108aの読み出しを第2パケット処理部102bに指示すると、第2パケット処理部102bは、アドレスの値と読み出しを指示するために、CS0、CS1、DA0〜DA2及びrを設定してレジスタパケットを送信する。第1パケット処理部102aは受信したレジスタパケットの内容により、ドライブ装置101のレジスタを読み出し、その値をレジスタパケットによって第2パケット処理部102bに送信する。
【0092】
また、図15(b)に示されるように、復号化部105がドライブ装置101のレジスタ108aへの書き込みを第2パケット処理部102bに指示すると、第2パケット処理部102bは、アドレスの値と書き込みを指示するために、CS0、CS1、DA0〜DA2及びwを設定してレジスタパケットを送信する。第1パケット処理部102aは受信したレジスタパケットの内容により、ドライブ装置101のレジスタ108aに値を書き込む。
【0093】
図16はATAPIコマンドの送信の様子を示すシーケンス図である。復号化部105がATAPIコマンドを第2パケット処理部102bに出力すると、第2パケット処理部102bは、ATAPIコマンドパケットを生成して送信する。第1パケット処理部102aは、受信したATAPIコマンドパケットのATAPIコマンドをドライブ装置101に出力する。
【0094】
第1パケット処理部102aおよび第2パケット処理部102bは、コマンドとして伝送するデータが無い場合には、NULLパケットを生成して送信する。
【0095】
次に、各装置の動作とデータの流れについて説明する。図17は、復号化部105からのデータ読み出し指示によって、ドライブ装置101からDVD−Videoデータを読み出す場合の動作及びデータの流れの概要を示す図である。
まず、復号化部105から第2パケット処理部102b及び第1パケット処理部102aを介してドライブ装置101に、データを読み出す旨の指示(データRead)をATAPIコマンドパケットを用いて通知する。これによって、ドライブ装置101から読み込まれたストリームデータは、第1パケット処理部102a及び伝送路104(図示せず)を介して第2パケット処理部102bへ送られる。
【0096】
なお、図17の中では矢印を省略しているが、第1パケット処理部102aでは、ストリームデータを図13および図14で示したようなパケットフォーマットでパケット化し、コマンドを図9から図12で示したようなパケットフォーマットでパケット化する。より具体的には、第1パケット処理部102aは、ドライブ装置101から受信した一つのセクタデータをストリームデータパケットにパケット化する。
【0097】
復号化部105は、第2パケット処理部102bからストリームデータを受信し、圧縮されたデータの復号化処理を行なうわけであるが、復号化処理の速度がストリームデータを受信する速度に追随できない場合も発生する。この場合、復号化部105は、第2パケット処理部102bに対して、ドライブ装置101からのデータ転送を一時中断するように指示する。
【0098】
一方、第2パケット処理部102bは、内蔵するバッファ107bに第1パケット処理部102aから送信されるストリームデータパケットのストリームデータを蓄積するわけであるが、ある規定値a(例えば、90パーセント)以上のデータが蓄積されたか否かを判定する。第2パケット処理部102bは、復号化部105からデータ転送の一時中断の指示を受信した場合、又はバッファ107bのデータが規定値a以上であると判定した場合は(S1001)、データ転送を一時中断(データStop)するようにフロー制御情報を設定したコマンドのNULLパケットを第1パケット処理部102aに送信する。具体的には、制御データ部206の中のC1を「H」(Wait)にセットする。
【0099】
これにより、ドライブ装置101は、第1パケット処理部102aを介してデータ転送の一時中断の指示を受けると、ストリームデータの転送を中断する。また第1パケット処理部102aは、パケット化を停止し、(図17では図示していないが)データ部の無いコマンドパケットのNULLパケット、及びパケット化するストリームデータが無いNULLパケットを出力する。
【0100】
この後、復号化部105の復号化処理の速度がストリームデータを受信する速度に追随できるようになると、復号化部105は、第2パケット処理部102bに対して、ドライブ装置101からのデータ転送を再開するように指示する。この指示を受けた第2パケット処理部102bは、バッファ107bに蓄積されているストリームデータがある規定値b(例えば、10パーセント)以下になったと判定した場合は(S1002)、第1パケット処理部102aに対して、データの転送を再開するようにNULLパケットで指示(データReq)を行なう。
【0101】
さらに、復号化部105は、ストリームデータを再生途中で停止あるいは異なるアドレスのデータの読み出しに切り替えたいときには、コマンドのヘッダに示されるバッファクリアの信号によって、第1パケット処理部102aのバッファに残されているデータに対し、クリアを指示することができる。第1パケット処理部102aはバッファクリアの信号によりバッファクリアを指示されると、保持しているストリームデータを全て廃棄する。
以上のようにして、復号化部105−ドライブ装置101間におけるフロー制御を実施する。
【0102】
このように、本実施の形態に係る伝送装置10は、ストリームデータとコマンドとを個々にパケット化して出力する送信装置11と、コマンドとフロー制御情報とを多重したパケットを出力する受信装置12とを備えるので、ストリームデータ、コマンド及びフロー制御情報の全てを伝送路104の同期チャネル領域703を用いて送受信することができ、上記伝送路104の伝送方式をMOST方式に適応させた場合に、非同期チャネル領域704を使用することなく、伝送路104の帯域を効率良く使用することができる。
【0103】
なお、本実施の形態では、コマンドパケットとストリームデータパケットとを別々に伝送するように構成したが、図13及び図14に示したように、フロー制御情報をストリームデータパケットのヘッダ201に組み込むことによって、ストリームデータパケットのみでフロー制御を実施するように構成することも可能である。
【0104】
このように、本発明の実施の形態による伝送方法によれば、ストリームデータ、コマンド、フロー制御情報を全て同期チャネルで伝送する。従って、データの遅延の影響を少なくできるので、DVD−Videoのようなリアルタイムにデータの読み書きの制御を行なう必要のあるアプリケーションを実現可能である。さらに、ATAPIコマンドを伝送するので相互接続が容易である。
【0105】
以上の実施の形態においては、説明の便宜上、送信装置と受信装置に分けて本発明に係る伝送方法について説明したが、送信装置が受信装置の機能をも備え、受信装置が送信装置の機能をも備えるように構成し、同期チャネルを用いて双方向に、ストリームデータ、コマンド及びフロー制御情報の伝送を行なうように構成することは可能である。
【0106】
なお、本実施の形態において、ドライブ装置101は、DVD−Videoドライブを例に説明したが、CDやMD、DAT、DVD−Audio、ハードディスクといった記録メディアのドライブ、あるいは、デジタルTV放送やデジタルラジオなどのチューナーなど、リアルタイム伝送する必要のあるストリームデータとコマンドを伝送するものであるならば適応可能である。 さらに、本実施の形態において、ドライブ装置101は、ATAやATAPI規格に準拠する構成として説明したが、これらの規格に限定するものではない。従って、この場合は、レジスタ108aは必ずしも必要ではない。同様に、この場合は、受信装置12における復号化部105のレジスタ108bも必ずしも必要ではない。 また、復号化部105は、ドライブ装置101が決まれば一意に決まる。本発明の実施の形態ではDVD−Videoを例にしたためMPEG−2の復号器としたが、その他の復号器あるいは省略することもできるなど、ドライブ装置101に対応したものであればよい。
【0107】
また、図5から図8で示した上記第1パケット処理部102aおよび第2パケット処理部102bの構成は一例であり、これに限定するものではなく、同等の機能を実現し得る任意の構成としてもよい。
【0108】
また、図3から図12で示したコマンドパケットの構成は一例であり、ATAPIコマンドを伝送可能で、さらにフロー制御情報が多重できる任意の構成が適応可能である。さらに、図13から図14で示したストリームデータパケットの構成も一例であり、DVD−VideoなどATAPIコマンドの命令により読み出されるストリームデータを伝送可能な任意の構成が適用可能である。
【0109】
また、本実施の形態では、受信装置12がATAPIコマンドを用いて送信装置11からストリームデータを読み出す構成としたが、受信装置12がATAPIコマンドを用いて送信装置11にストリームデータを書き込むような構成としても、パケットフォーマットなど伝送方法としてはそのまま適用可能である。この場合、表示装置106および復号化部105がドライブ装置101に置き換えられ、ストリームデータの伝送される方向が逆になるため、フロー制御も逆向きに制御することとなる。
【0110】
また、本実施の形態では、コマンドパケットに対する応答について記載しなかったが、受信成功あるいは受信失敗を示す応答パケットを返答するような構成にすれば、伝送の信頼性が向上することは言うまでもない。
【0111】
また、本実施の形態において、伝送路104は、MOST方式を例に説明したが、同期チャネル領域を用いたデジタル伝送方式、例えば、IEEE1394規格に準拠した伝送方式等であれば適応可能である。
【0112】
さらに、上記実施の形態においては、ストリームデータの伝送を行なうチャネルは同期チャネルを用いるように構成したが、上記フロー制御情報によってフロー制御が可能であれば、一定時間内の伝送遅延で情報を送ることが保証されていない非同期チャネルであってもよい。
【0113】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係る伝送方法は、第1チャネル及び第2チャネルを有するデジタル伝送路を用いて、送信装置から受信装置にストリームデータを伝送する伝送方法であって、前記送信装置が前記第1チャネルを用いて前記受信装置にストリームデータを送信する第1ステップと、前記受信装置が前記第2チャネルを用いて前記送信装置に前記ストリームデータの送信を開始及び停止させる指示を示すフロー制御情報が含まれたコマンドを送信する第2ステップとを含み、前記第2チャネルは、一定時間内の伝送遅延で情報を送ることが保証された同期チャネルであることを特徴とする。
これにより、受信装置から送信装置に対して、フロー制御情報が同期チャネルで伝送されるので、フロー制御情報が確実に送信装置に伝送され、ストリームデータを安定して伝送させることが可能となる。
【0114】
また、本発明に係る前記コマンドは、同期符号を含むヘッダ部とコマンドを示すデータ部とからなり、前記伝送方法における前記第2ステップでは、前記コマンドのヘッダ部に、前記フロー制御情報が置かれることを特徴とする。
これにより、受信装置から送信装置に対してフロー制御情報をパケットのヘッダに多重して伝送することが可能となるので、デジタル伝送路の帯域を効率よく使用できるという効果を有する。また、フロー制御情報をパケットのヘッダに多重して伝送することが可能となるので、同様の伝送方式であるATAやATAPIに準拠したドライブ装置に対するデータ伝送が可能になるという効果も有する。
【0115】
また、本発明に係る伝送方法は、さらに、前記送信装置が前記受信装置にコマンドを送信する第3ステップを含み、前記第3ステップで送信されるコマンドは、同期符号を含むヘッダ部とコマンドを示すデータ部とからなることを特徴とする。
これにより、送信装置から受信装置にコマンドを送信することができるので、送信装置から受信装置に対して割り込みによるデータ伝送が可能となり、より柔軟なストリームデータの伝送を可能とする。
【0116】
また、本発明に係る送信装置は、第1チャネル及び第2チャネルを有するデジタル伝送路を用いて、受信装置にストリームデータを送信する送信装置であって、送信するストリームデータを一時的に蓄積するバッファ手段と、前バッファ手段から前記ストリームデータを読み出し、前記第1チャネルを用いて、前記受信装置に送信するストリームデータ送信手段と、前記第2チャネルを用いて前記受信装置から送られてくるフロー制御情報を受信し、受信したフロー制御情報に基づいて、前記ストリームデータ送信手段の動作を開始及び停止させる制御手段とを備え、前記第2チャネルは、一定時間内の伝送遅延で情報を送ることが保証された同期チャネルであることを特徴とする。
これにより、送信装置は、受信装置から送られてくるフロー制御情報に基づいてストリームデータの送信を制御するので、伝送路の帯域を効率よく利用したデータ伝送が可能となる。
【0117】
また、本発明に係る受信装置は、第1チャネル及び第2チャネルを有するデジタル伝送路を用いて、送信装置から送られてくるストリームデータを受信する受信装置であって、前記第1チャネルを用いて前記送信装置から送られてくるストリームデータを受信する受信手段と、受信したストリームデータを一時的に蓄積するバッファ手段と、前バッファ手段に蓄積されたストリームデータの量に基づいて、前記第2チャネルを用いて、前記送信装置に前記ストリームデータの送信を開始及び停止させる指示を示すフロー制御情報が含まれたコマンドを送信する送信手段とを備え、前記第2チャネルは、一定時間内の伝送遅延で情報を送ることが保証された同期チャネルであることを特徴とする。
これにより、受信装置は、自身の受信能力に応じてフロー制御情報を送信装置に送信し、このフロー制御情報に基づいてストリームデータの送信を制御するので、伝送路の帯域を効率よく利用したデータ伝送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における伝送装置の構成例を示す図である。
【図2】本実施の形態における伝送方法を説明するための図である。
【図3】本実施の形態におけるコマンドパケットのパケットフォーマットの一例である。
【図4】本実施の形態におけるコマンドパケットの制御信号情報の具体例を示す図である。
【図5】本実施の形態における第1パケット処理部の構成例を示す図である。
【図6】図5における第1パケット処理部のストリームデータI/F部の状態遷移を示す図である。
【図7】図5における第1パケット処理部のメモリI/F部の状態遷移を示す図である。
【図8】本実施の形態における第2パケット処理部の構成例を示す図である。
【図9】本実施の形態におけるATAPIコマンドパケットの構成例である。
【図10】本実施の形態におけるコマンドパケットの一つであるNULLパケットの構成例である。
【図11】(a)は、本実施の形態におけるレジスタパケットの構成例である。
(b)は、上記(a)におけるレジスタパケットのデータ構成を説明するための図である。
【図12】本実施の形態におけるステータスパケットの構成例である。
【図13】本実施の形態におけるストリームデータパケットを説明するための図である。
【図14】本実施の形態におけるストリームデータパケット一つであるNULLパケットの構成例である。
【図15】(a)は、本実施の形態におけるATAレジスタの読み出し時の動作を説明するための図である。
(b)は、本実施の形態におけるATAレジスタの書き込み時の動作を説明するための図である。
【図16】本実施の形態におけるATAPIコマンドを送信する場合の動作を説明するための図である。
【図17】本実施の形態におけるドライブ装置からデータを読み出す場合の動作を示すシーケンス図である。
【図18】従来のMOST方式におけるフレームのデータ構成を示す図である。
【符号の説明】
10 伝送装置
11 送信装置
12 受信装置
20 第1の同期チャネル
21 第2の同期チャネル
22 第3の同期チャネル
101 ドライブ装置
102a 第1パケット処理部
102b 第2パケット処理部
103a 第1伝送路I/F部
103b 第2伝送路I/F部
104 伝送路
105 復号化部
106 表示装置
107a バッファ
107b バッファ
108a レジスタ
108b レジスタ
201 ヘッダ
202 データ部
203 SYNC部
206 制御データ部
301 ストリームデータ処理部
302 出力コマンド処理部
303 入力コマンド処理部
304 多重化部
305 ストリームデータI/F部
306 メモリI/F部
308 ストリームデータ出力部
309 コマンドI/F部
310 コマンド出力部
311 パケット入力部
312 コマンドパケット認識部
313 バッファ部
601 分配化部
602 ストリームデータ処理部
603 出力コマンド処理部
604 入力コマンド処理部
605 ストリームデータ入力部
606 メモリI/F部
608 ストリームデータI/F部
609 コマンドI/F部
610 コマンド出力部
611 パケット入力部
612 コマンドパケット認識部
613 バッファ部

Claims (22)

  1. MOST方式に従う伝送路によって接続された、送信装置と受信装置とを有する伝送装置であって、
    前記送信装置は、
    ストリームデータを記録しているディスクから当該ストリームデータを読み取り出力するドライブ装置と、
    前記ドライブ装置から前記ストリームデータを入力し、当該ストリームデータを用いてストリームデータパケットを生成する第1パケット処理部と、
    前記第1パケット処理部において生成された前記ストリームデータパケットを前記伝送路に出力する第1伝送路I/F部とを備え、
    前記受信装置は、
    前記伝送路を介して前記ストリームデータパケットを取得する第2伝送路I/F部と、
    前記第2伝送路I/F部において取得された前記ストリームデータパケットからストリームデータを抽出し、さらに、予め規定されたフロー制御情報を設定し得る第1コマンドパケットを生成する第2パケット処理部と、
    前記第2パケット処理部において抽出された前記ストリームデータについて復号化を行うとともに、当該復号化に係る処理状況に基づいて、前記送信装置における前記ストリームデータの送信の一時中断の要否を判定する復号化部とを備え、
    前記第2パケット化処理部は、さらに、
    前記復号化部において前記一時中断が必要と判定された場合に、前記送信装置に対して前記ストリームデータの送信を一時中断させるためのフロー制御情報を、前記第1コマンドパケットのヘッダ部に設定し、
    前記第2伝送路I/F部は、さらに、
    前記フロー制御情報が設定された前記第1コマンドパケットを、前記MOST方式における同期チャンネル領域に割り当てて前記伝送路に出力する
    ことを特徴とする伝送装置。
  2. 前記第1伝送路I/F部は、さらに、前記伝送路を介して前記第1コマンドパケットを取得し、
    前記第1パケット処理部は、さらに、取得された前記第1コマンドパケットの前記ヘッダ部から前記フロー制御情報を抽出して前記ドライブ装置に出力し、
    前記ドライブ装置は、さらに、前記第1パケット処理部から前記フロー制御情報を受信し、当該フロー制御情報に基づいて、前記ストリームデータの前記出力を一時中断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  3. 前記ドライブ装置は、さらに、前記ストリームデータの前記読み取り又は前記出力に関する状況を判定し、
    前記第1パケット処理部は、さらに、前記ドライブ装置において判定された前記状況を示すフロー制御情報を含むコマンドをパケット化して第2コマンドパケットを生成し、
    前記第1伝送路I/F部は、さらに、生成された前記第2コマンドパケットを前記伝送路に出力し、
    前記第1パケット処理部は、さらに、前記ドライブ装置の前記状況を示すフロー制御情報を、前記第2コマンドパケットのヘッダ部に設定し、
    前記第1伝送路I/F部は、さらに、前記ストリームデータパケットおよび前記第2コマンドパケットをMOST方式におけるフレームの同期チャンネル領域に割り当てて出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  4. 前記第1コマンドパケットおよび前記第2コマンドパケットは、
    同期符号およびパケットの種別を示す情報を設定し得る前記ヘッダ部と、データ部とを 含む
    ことを特徴とする請求項3に記載の伝送装置。
  5. 前記送信装置は、さらに、前記ストリームデータパケットと、前記第2コマンドパケットとを多重化する多重化部を備え、
    前記第1伝送路I/F部は、前記多重化されたパケットを前記伝送路に出力する
    ことを特徴とする請求項3に記載の伝送装置。
  6. 前記ドライブ装置は、DVD装置であり、
    前記復号化部は、MPEG−2規格に基づいて圧縮されたストリームデータを復号化し、
    前記第1伝送路I/F部は、前記ストリームデータパケットを伝送するために、少なくとも11.08Mbpsの帯域を割り当てて出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  7. 伝送路によって接続された、送信装置と受信装置とを有する伝送装置であって、
    前記送信装置は、
    MPEG−2規格に準拠して圧縮されたストリームデータを記録しているDVDから当該ストリームデータを読み取り出力するDVD装置と、
    前記DVD装置から前記ストリームデータを入力し、当該ストリームデータを用いてストリームデータパケットを生成する第1パケット処理部と、
    前記第1パケット処理部において生成された前記ストリームデータパケットを伝送するために、少なくとも11.08Mbpsの帯域を割り当てて前記伝送路に出力する第1伝送路I/F部とを備え、
    前記受信装置は、
    前記伝送路を介して前記ストリームデータパケットを取得する第2伝送路I/F部と、
    前記第2伝送路I/F部において取得された前記ストリームデータパケットからストリームデータを抽出し、さらに、予め規定されたフロー制御情報を設定し得る第1コマンドパケットを生成する第2パケット処理部と、
    前記第2パケット処理部において抽出された前記ストリームデータについて復号化を行うとともに、当該復号化に係る処理状況に基づいて、前記送信装置における前記ストリームデータの送信の一時中断の要否を判定する復号化部とを備え、
    前記第2パケット処理部は、さらに、
    前記復号化部において前記一時中断が必要と判定された場合に、前記送信装置に対して前記ストリームデータの送信を一時中断させるためのフロー制御情報を、第1コマンドパケットのヘッダ部に設定し、
    前記第2伝送路I/F部は、さらに、
    前記フロー制御情報が設定された前記第1コマンドパケットを、一定時間内の伝送遅延で情報を送ることが保証されたチャンネル領域に割り当てて出力する
    ことを特徴とする伝送装置。
  8. 前記第1伝送路I/F部は、さらに、前記伝送路を介して前記第1コマンドパケットを取得し、
    前記第1パケット処理部は、さらに、取得された前記第1コマンドパケットの前記ヘッダ部から前記フロー制御情報を抽出して前記DVD装置に出力し、
    前記DVD装置は、さらに、前記第1パケット処理部から前記フロー制御情報を受信し、当該フロー制御情報に基づいて、前記ストリームデータの前記出力を一時中断する
    ことを特徴とする請求項7に記載の伝送装置。
  9. 前記DVD装置は、さらに、前記ストリームデータの前記読み取り又は前記出力に関する状況を判定し、
    前記第1パケット処理部は、さらに、前記DVD装置において判定された前記状況を示すフロー制御情報を含むコマンドをパケット化して第2コマンドパケットを生成し、
    前記第1伝送路I/F部は、さらに、生成された前記第2コマンドパケットを前記伝送路に出力し、
    前記第1パケット処理部は、さらに、前記DVD装置の前記状況を示す制御信号情報を、前記第2コマンドパケットのヘッダ部に設定し、
    前記第1伝送路I/F部は、さらに、前記ストリームデータパケットおよび前記第2コマンドパケットを一定時間内の伝送遅延で情報を送ることが保証されたチャンネル領域に割り当てて出力する
    ことを特徴とする請求項7に記載の伝送装置。
  10. 前記送信装置は、さらに、前記ストリームデータパケットと、前記第2コマンドパケットとを多重化する多重化部を備え、
    前記第1伝送路I/F部は、前記多重化されたパケットを前記伝送路に出力する
    ことを特徴とする請求項9に記載の伝送装置。
  11. 前記第1コマンドパケットおよび前記第2コマンドパケットは、
    同期符号およびパケットの種別を示す情報を設定し得る前記ヘッダ部と、データ部とを含む
    ことを特徴とする請求項7に記載の伝送装置。
  12. 前記伝送路は、MOST方式に従う伝送路であり、
    前記第2伝送路I/F部は、さらに、前記第1コマンドパケットをMOST方式におけるフレームの同期チャンネル領域に割り当てて出力し、
    前記第1伝送路I/F部は、さらに、前記ストリームデータパケットおよび前記第2コマンドパケットをMOST方式におけるフレームの同期チャンネル領域に割り当てて出力する
    ことを特徴とする請求項7に記載の伝送装置。
  13. MOST方式に従う伝送路によって接続された、送信装置と受信装置とを有する伝送装置における受信装置であって、
    前記受信装置は、
    前記伝送路を介して、前記送信装置から出力されたストリームデータパケットを取得する第2伝送路I/F部と、
    前記第2伝送路I/F部において取得された前記ストリームデータパケットからストリームデータを抽出し、さらに、予め規定されたフロー制御情報を設定し得る第1コマンドパケットを生成する第2パケット処理部と、
    前記第2パケット処理部において抽出された前記ストリームデータについて復号化を行うとともに、当該復号化に係る処理状況に基づいて、前記送信装置における前記ストリームデータの送信の一時中断の要否を判定する復号化部とを備え、
    前記第2パケット化処理部は、さらに、
    前記復号化部において前記一時中断が必要と判定された場合に、前記送信装置に対して前記ストリームデータの送信を一時中断させるためのフロー制御情報を、前記第1コマンドパケットのヘッダ部に設定し、
    前記第2伝送路I/F部は、さらに、
    前記フロー制御情報が設定された前記第1コマンドパケットを、前記MOST方式における同期チャンネル領域に割り当てて前記伝送路に出力する
    ことを特徴とする受信装置。
  14. 伝送路によって接続された、送信装置と受信装置とを有する伝送装置における受信装置であって、
    前記受信装置は、
    前記伝送路を介して、前記送信装置から出力された前記ストリームデータパケットを取得する第2伝送路I/F部と、
    前記第2伝送路I/F部において取得された前記ストリームデータパケットからストリームデータを抽出し、さらに、予め規定されたフロー制御情報を設定し得る第1コマンドパケットを生成する第2パケット処理部と、
    前記第2パケット処理部において抽出された前記ストリームデータについて復号化を行うとともに、当該復号化に係る処理状況に基づいて、前記送信装置における前記ストリームデータの送信の一時中断の要否を判定する復号化部とを備え、
    前記第2パケット処理部は、さらに、
    前記復号化部において前記一時中断が必要と判定された場合に、前記送信装置に対して前記ストリームデータの送信を一時中断させるためのフロー制御情報を、第1コマンドパケットのヘッダ部に設定し、
    前記第2伝送路I/F部は、さらに、
    前記フロー制御情報が設定された前記第1コマンドパケットを、一定時間内の伝送遅延で情報を送ることが保証されたチャンネル領域に割り当てて出力する
    ことを特徴とする受信装置。
  15. MOST方式に従う伝送路によって接続された、送信装置と受信装置とを有する伝送装置における送信装置であって、
    前記送信装置は、
    ストリームデータを記録しているディスクから当該ストリームデータを読み取り出力するドライブ装置と、
    前記ドライブ装置から前記ストリームデータを入力し、当該ストリームデータを用いてストリームデータパケットを生成する第1パケット処理部と、
    前記第1パケット処理部において生成された前記ストリームデータパケットを前記伝送路に出力する第1伝送路I/F部とを備え、
    前記第1伝送路I/F部は、さらに、前記伝送路を介して前記受信装置から出力された第1コマンドパケットを取得し、
    前記第1パケット処理部は、さらに、取得された前記第1コマンドパケットのヘッダ部からフロー制御情報を抽出して前記ドライブ装置に出力し、
    前記ドライブ装置は、さらに、前記第1パケット処理部から前記フロー制御情報を受信し、当該フロー制御情報に基づいて、前記ストリームデータの前記出力を一時中断する
    ことを特徴とする送信装置。
  16. 伝送路によって接続された、送信装置と受信装置とを有する伝送装置における送信装置であって、
    前記送信装置は、
    MPEG−2規格に準拠して圧縮されたストリームデータを記録しているDVDから当該ストリームデータを読み取り出力するDVD装置と、
    前記DVD装置から前記ストリームデータを入力し、当該ストリームデータを用いてストリームデータパケットを生成する第1パケット処理部と、
    前記第1パケット処理部において生成された前記ストリームデータパケットを伝送するために、少なくとも11.08Mbpsの帯域を割り当てて前記伝送路に出力する第1伝送路I/F部とを備え、
    前記第1伝送路I/F部は、さらに、前記伝送路を介して、前記受信装置から出力された第1コマンドパケットを取得し、
    前記第1パケット処理部は、さらに、取得された前記第1コマンドパケットのヘッダ部からフロー制御情報を抽出して前記DVD装置に出力し、
    前記DVD装置は、さらに、前記第1パケット処理部から前記フロー制御情報を受信し、当該フロー制御情報に基づいて、前記ストリームデータの前記出力を一時中断する
    ことを特徴とする送信装置。
  17. MOST方式に従う伝送路によって接続された、送信装置と受信装置とを有する伝送装置における伝送方法であって、
    前記送信装置では、
    ストリームデータを記録しているディスクから当該ストリームデータを読み取り出力するデータ読取ステップと、
    前記データ読取ステップにおいて出力されたストリームデータを用いてストリームデータパケットを生成する第1パケット処理ステップと、
    前記第1パケット処理ステップにおいて生成された前記ストリームデータパケットを前記伝送路に出力する第1伝送路I/Fステップとを含み、
    前記受信装置では、
    前記伝送路を介して前記ストリームデータパケットを取得する第2伝送路I/Fステップと、
    前記第2伝送路I/Fステップにおいて取得された前記ストリームデータパケットからストリームデータを抽出し、さらに、予め規定されたフロー制御情報を設定し得る第1コマンドパケットを生成する第2パケット処理ステップと、
    前記第2パケット処理ステップにおいて抽出された前記ストリームデータについて復号化を行うとともに、当該復号化に係る処理状況に基づいて、前記送信装置における前記ストリームデータの送信の一時中断の要否を判定する復号化ステップとを含み、
    前記第2パケット化処理ステップでは、さらに、
    前記復号化ステップにおいて前記一時中断が必要と判定された場合に、前記送信装置に対して前記ストリームデータの送信を一時中断させるためのフロー制御情報を、前記第1コマンドパケットのヘッダ部に設定し、
    前記第2伝送路I/Fステップでは、さらに、
    前記フロー制御情報が設定された前記第1コマンドパケットを、前記MOST方式における同期チャンネル領域に割り当てて前記伝送路に出力する
    ことを特徴とする伝送方法。
  18. 伝送路によって接続された、送信装置と受信装置とを有する伝送装置における伝送方法であって、
    前記送信装置では、
    MPEG−2規格に準拠して圧縮されたストリームデータを記録しているDVDから当該ストリームデータを読み取り出力するデータ読取ステップと、
    前記データ読み取りステップにおいて出力されたストリームデータを用いてストリームデータパケットを生成する第1パケット処理ステップと、
    前記第1パケット処理ステップにおいて生成された前記ストリームデータパケットを伝送するために、少なくとも11.08Mbpsの帯域を割り当てて前記伝送路に出力する第1伝送路I/Fステップとを含み、
    前記受信装置では、
    前記伝送路を介して前記ストリームデータパケットを取得する第2伝送路I/Fステップと、
    前記第2伝送路I/Fステップにおいて取得された前記ストリームデータパケットからストリームデータを抽出し、さらに、予め規定されたフロー制御情報を設定し得る第1コマンドパケットを生成する第2パケット処理ステップと、
    前記第2パケット処理ステップにおいて抽出された前記ストリームデータについて復号化を行うとともに、当該復号化に係る処理状況に基づいて、前記送信装置における前記ストリームデータの送信の一時中断の要否を判定する復号化ステップとを含み、
    前記第2パケット処理ステップでは、さらに、
    前記復号化において前記一時中断が必要と判定された場合に、前記送信装置に対して前記ストリームデータの送信を一時中断させるためのフロー制御情報を、第1コマンドパケットのヘッダ部に設定し、
    前記第2伝送路I/Fステップでは、さらに、
    前記フロー制御情報が設定された前記第1コマンドパケットを、一定時間内の伝送遅延で情報を送ることが保証されたチャンネル領域に割り当てて出力する
    ことを特徴とする伝送方法。
  19. MOST方式に従う伝送路によって接続された、送信装置と受信装置とを有する伝送装置における受信装置に用いる、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記プログラムは、
    前記伝送路を介して、前記送信装置から出力されたストリームデータパケットを取得する第2伝送路I/Fステップと、
    前記第2伝送路I/Fステップにおいて取得された前記ストリームデータパケットからストリームデータを抽出し、さらに、予め規定されたフロー制御情報を設定し得る第1コマンドパケットを生成する第2パケット処理ステップと、
    前記第2パケット処理ステップにおいて抽出された前記ストリームデータについて復号化を行うとともに、当該復号化に係る処理状況に基づいて、前記送信装置における前記ストリームデータの送信の一時中断の要否を判定する復号化ステップとを含み、
    前記第2パケット化処理ステップでは、さらに、
    前記復号化ステップにおいて前記一時中断が必要と判定された場合に、前記送信装置に対して前記ストリームデータの送信を一時中断させるためのフロー制御情報を、前記第1コマンドパケットのヘッダ部に設定し、
    前記第2伝送路I/Fステップでは、さらに、
    前記フロー制御情報が設定された前記第1コマンドパケットを、前記MOST方式における同期チャンネル領域に割り当てて前記伝送路に出力する
    ことを特徴とするプログラム。
  20. 伝送路によって接続された、送信装置と受信装置とを有する伝送装置における受信装置に用いる、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記プログラムは、
    前記伝送路を介して、前記送信装置から出力された前記ストリームデータパケットを取得する第2伝送路I/Fステップと、
    前記第2伝送路I/Fステップにおいて取得された前記ストリームデータパケットからストリームデータを抽出し、さらに、予め規定されたフロー制御情報を設定し得る第1コマンドパケットを生成する第2パケット処理ステップと、
    前記第2パケット処理ステップにおいて抽出された前記ストリームデータについて復号化を行うとともに、当該復号化に係る処理状況に基づいて、前記送信装置における前記ストリームデータの送信の一時中断の要否を判定する復号化ステップとを含み、
    前記第2パケット処理ステップでは、さらに、
    前記復号化ステップにおいて前記一時中断が必要と判定された場合に、前記送信装置に対して前記ストリームデータの送信を一時中断させるためのフロー制御情報を、第1コマンドパケットのヘッダ部に設定し、
    前記第2伝送路I/Fステップでは、さらに、
    前記フロー制御情報が設定された前記第1コマンドパケットを、一定時間内の伝送遅延で情報を送ることが保証されたチャンネル領域に割り当てて出力する
    ことを特徴とするプログラム。
  21. MOST方式に従う伝送路によって接続された、送信装置と受信装置とを有する伝送装置における送信装置に用いる、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記プログラムは、
    ストリームデータを記録しているディスクから当該ストリームデータを読み取り出力するデータ読取ステップと、
    前記データ読取ステップにおいて出力された前記ストリームデータを用いてストリームデータパケットを生成する第1パケット処理ステップと、
    前記第1パケット処理ステップにおいて生成された前記ストリームデータパケットを前記伝送路に出力する第1伝送路I/Fステップとを含み、
    前記第1伝送路I/Fステップでは、さらに、前記伝送路を介して前記受信装置から出力された第1コマンドパケットを取得し、
    前記第1パケット処理ステップでは、さらに、取得された前記第1コマンドパケットのヘッダ部からフロー制御情報を抽出し、
    前記データ読取ステップでは、さらに、前記第1パケット処理ステップにおいて抽出された前記フロー制御情報に基づいて、前記ストリームデータの前記出力を一時中断する
    ことを特徴とするプログラム。
  22. 伝送路によって接続された、送信装置と受信装置とを有する伝送装置における送信装置に用いる、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記プログラムは、
    MPEG−2規格に準拠して圧縮されたストリームデータを記録しているDVDから当該ストリームデータを読み取り出力するデータ読取ステップと、
    前記データ読取ステップにおいて出力された前記ストリームデータを用いてストリームデータパケットを生成する第1パケット処理ステップと、
    前記第1パケット処理ステップにおいて生成された前記ストリームデータパケットを伝送するために、少なくとも11.08Mbpsの帯域を割り当てて前記伝送路に出力する第1伝送路I/Fステップとを含み、
    前記第1伝送路I/Fステップでは、さらに、前記伝送路を介して、前記受信装置から出力された第1コマンドパケットを取得し、
    前記第1パケット処理ステップでは、さらに、取得された前記第1コマンドパケットのヘッダ部からフロー制御情報を抽出し、
    前記データ読取ステップでは、さらに、前記第1パケット処理ステップにおいて抽出された前記フロー制御情報に基づいて、前記ストリームデータの前記出力を一時中断する
    ことを特徴とするプログラム。
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