JP3920125B2 - 復号装置及び復号方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は符号化データを復号して、復号されたデータを出力する復号装置及び復号方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
国際符号化標準MPEG2(Moving Picture ExpertsGroup ISO/IES1381−2)に代表される画像、音声の圧縮技術は、その高画質性と高圧縮効率から放送分野への採用が普及しつつある。以下、MPEG2の復号の概要を説明する。
【0003】
MPEG2では画像と音声が別々に符号化される。このため、復号時に両者の同期をとるために、パック単位で付与される時刻基準参照値PCR(Program Clock Reference)及びPES(Packetized Elementary Stream)パケット単位で付与される出力指定時刻PTS(Presentation Time Stamp)というタイムスタンプ情報を利用する。
【0004】
図4はMPEG2による符号化データ(ビットストリーム)のデータ構造例を示す図である。符号化データの1単位であるパックは、パックに関する情報を格納するパックヘッダ1、画像の符号化データを格納する画像PES(Packetized Elementary Stream)パケット2、音声の符号化データを格納する音声PESパケット3からなる。パックヘッダ1には時刻基準参照値PCR6が格納される。
【0005】
PESパケットは画像符号化データ(エレメンタリーストリーム)及び音声符号化データ(エレメンタリーストリーム)を可変長でパケット化したものである。画像PESパケット2及び音声PESパケット3は、それぞれPESヘッダ4,5を持ち、これらの中に出力指定時刻PTS7,8が格納される。1つのPESパケットは、同じPID(Packet IDentification:13ビットのストリーム識別情報で当該パケットの個別ストリームの属性を表す)番号を持つ複数のTS(Transport Stream)パケット9からなる。TSパケットは188バイトの固定長パケットで、4バイトのTSヘッダ9aとペイロード9bからなる。
【0006】
時刻基準参照値PCRは、映像と音声の復号器を含むMPEG2復号器において、内部に備えているクロックSTC(System Time Clock)の値を符号器側で意図した値に設定及び校正するための情報である。時刻基準参照値PCRは42ビット(6バイト)で符号化器から送信され、復号器側ではPCRを構成する最終バイト到着の瞬間に、この時刻基準参照値PCRの値がクロックSTCに設定される。
【0007】
出力指定時刻PTSは、MPEGシステム復号器内部のクロックSTCが時刻を計測し、クロックSTCの値がPTSに一致した場合に、当該PESパケットを表示又は出力(以下単に出力と称す)するための出力指定時刻である。PTSの精度は90kHzのクロックで計測した値を33ビットで表す。出力指定時刻PTSは符号化器が符号化の際に復号器のために付与する。
【0008】
例えば、時刻基準参照値PCRがT0であり、復号器がPESパケットを受け取った瞬間からt1秒後に復号した画像データを出力し、復号器がPESパケットを受け取った瞬間からt2秒後に復号した音声データを出力させたい場合には、画像データの出力指定時刻である画像PTSを「T0+t1」、音声データの出力指定時刻である音声PTSを「T0+t2」とする。実際には、符号化器は、符号化器と復号器の内部の符号化処理時間と復号処理時間を考慮して、画像PTS「T0+t1」、音声PTS「T0+t2」を付与する。
【0009】
図5は従来の出力指定時刻PTSを用いた画像・音声の同期システムの基本概念を示すブロック図である。復号器の分離部40では、入力ストリームから音声と画像の各符号化ストリームを分離すると同時に、それぞれの音声PTSと画像PTSも分離する。タイムスタンプ比較部43では、それぞれのPTSの差分を算出し、その結果に応じて音声か画像のどちらか一方の復号出力を遅延させて両者を同期させる。このとき、音声復号器41、画像復号器42において異なった遅延が発生するが、遅延バッファである音声遅延メモリ44、画像遅延メモリ45においてこの遅延の差分を含めて制御すれば良い。
【0010】
MPEGシステムには、MPEG2多重ストリームを分離し、1つの番組を構成する要素である個々の符号化された画像・音声ストリームを得て、それぞれに対応する画像・音声復号器に対してバッファリングして同期した出力を行う過程を表現するための仮想的なデコーダモデルがあり、システムターゲットデコーダ(以下STD)と称する。STDは出力指定時刻PTSを用いた同期制御方式を実現するためのタイミングの規定を正確に行うための理論的なモデルであり、実際の復号器はこのモデル(STD)と異なる構成で良い。
【0011】
図6はトランスポートストリームのシステムターゲットデコーダであるT−STDの構成を示すブロック図である。T−STDはデマルチプレクサ部50、トランスポートバッファ51、メインバッファ52、画像又は音声の復号器54で構成される。画像の場合、メインバッファ52は多重バッファ52aとエレメンタリーストリームバッファ52bの2つの部分に分けて規定されている。多重バッファ52aは次段のエレメントリストリームバッファ52bへのデータ転送速度の整合性が取れるように機能している。エレメンタリーストリームバッファ52bは、データを蓄積するVBV(Video Buffering Verifier)バッファ機能を有している。
【0012】
また、図中には示されていないが、時刻を計測するクロックSTCが備えられており、このクロックSTCにビットストリーム中の時刻基準参照値PCRの値が設定される。
【0013】
次にT−STDの動作を説明する。
T−STDでは、エレメンタリーストリームのアクセスユニット(図示せず)が、図5中のtpnに相当する時刻にメインバッファ52から復号器54へ瞬時に転送され復号表示されると規定している。すなわち、このtpnが出力指定時刻PTS7,8として符号化器においてPESパケットヘッダ4,5中に格納される。T−STDは、時刻基準参照値PCRの値により設定されたクロックSTCの値が出力指定時刻PTSと一致した時点で、メインバッファ52中の当該符号化データを復号し出力する。
【0014】
図7はMPEG2ビットストリームの構成を示す図である。メインバッファ52のサイズはVBVバッファサイズとしてシーケンスヘッダ71に格納されている。また、符号化データの各ピクチャの先頭(picture start code)がVBVバッファに入力されてから復号されるまでの時間を示すバッファ蓄積情報vbv delayは、ピクチャヘッダ72に格納されており、VBVバッファサイズとバッファ蓄積情報vbv delayの条件に基づいて、メインバッファ52は入力されるストリームの蓄積とタイムスタンプによるデータの履き出し動作を行う。
【0015】
図8はシステムターゲットデコーダにおけるメインバッファ52の動作を説明する図である。メインバッファ52に各データが蓄積され、バッファ蓄積情報vbv delay間隔毎の各出力指定時刻PTSに各データが出力される。
【0016】
このように、MPEG2復号器において復号した画像データと復号した音声データを、符号化器が意図したタイミングで出力させるためには、符号化器で付与される出力指定時刻PTSが正常な値であることが必要である。
【0017】
一方、放送分野でMPEGシステムを使用する場合、音声と映像のAV同期は数msの精度で合っていることが要求される。しかしながら、符号化器の状態や符号化器から復号器間の伝送路の状態によって伝送誤りが生じ、出力指定時刻PTSが正常な値でなくなった場合に、そのPTSを用いて出力制御を行うと、画像データ又は音声データの出力タイミングが正しいタイミングとならず、AV同期が要求精度を満足しない場合が発生する。
【0018】
例えば、時刻基準参照値PCRがT0であり、復号器がPESパケットを受け取った瞬間からt3秒後に画像PESパケットと音声PESパケットを同時に出力させるために、符号化器において画像PTS、音声PTSを共に「T0+t3」として付与した場合で、伝送路の状態によって音声PTSだけが伝送誤りにより異常となり「T0+t4」となった場合は、画像データと音声データが同時に出力されない。この差がAV同期の要求精度以内であれば問題ないが、要求精度を越えた場合はMPEGシステムの信頼性に係わる問題となる。
【0019】
また、画像データの出力指定時刻である画像PTSは、時刻基準参照値PCRにより設定されたクロックSTCにより計測された画像データの到着時刻より大きい値、すなわち、画像PTSが画像データの到着時刻より遅い時刻である必要があるが、画像PTSが符号化データ到着時刻より小さい値、すなわち、画像PTSが画像データの到着時刻より早い時刻である場合には、画像データが出力されない。画像データが出力されない状態が続けば、放送事故と判定される場合も考えられる。
【0020】
さらに、例えば画像PTSが異常であり、ストリーム中のバッファサイズより大きな値となった場合、メインバッファ52の制御が正しく行われず、メインバッファ52のオーバーフローが発生する。その場合は出力される画像データが異常となる。
【0021】
さらに、MPEG規格が制定される前に作製された符号化器の中には、上記T−STDモデルに準拠せず、画像PTSが正しく付与されていないものがある。そのような符号化器が生成する符号化データは、T−STD準拠の復号器において画像データと音声データのタイミングを合わせることが困難である。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
従来の復号装置は以上のように構成されているので、PESパケットに格納されている出力指定時刻PTSが正常でない場合には、画像データと音声データを正しいタイミングで出力させることができなかったり、画像データと音声データの出力が途切れてしまうという課題があった。
【0023】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、PESパケットに格納されている出力指定時刻PTSが正常でない場合でも、符号化器が意図したタイミングで画像データ、音声データを途切れなく出力することができる復号装置及び復号方法を得ることを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る復号装置は、分離器により分離された出力指定時刻と計測された到着時刻を比較し、出力指定時刻が正常であるか否かを判定するPTS判定部と、符号化データの到着間隔を計測し、符号化データの正常な到着間隔と比較して、符号化データの到着間隔が正常であるか否かを判定する到着間隔判定部と、符号化データの到着間隔が正常と判定され、出力指定時刻が異常と判定された場合に、出力指定時刻を補正して基準出力指定時刻として出力するPTS補正部と、復号器により復号されたデータをバッファに格納し、PTS補正部により出力された基準出力指定時刻にバッファに格納されている復号されたデータを出力するメモリ制御部とを備えたものである。
【0025】
この発明に係る復号装置は、出力指定時刻が到着時刻よりも早い場合にPTS判定部が出力指定時刻を異常と判定するものである。
【0026】
この発明に係る復号装置は、PTS補正部が予め設定されている所定値を到着時刻に加算して基準出力指定時刻として出力するものである。
【0027】
この発明に係る復号装置は、PTS補正部が符号化データに含まれるバッファ蓄積量情報を到着時刻に加算して基準出力指定時刻として出力するものである。
【0029】
この発明に係る復号装置は、到着間隔判定部により符号化データの到着間隔が異常と判定された場合に、PTS補正部が補正された出力指定時刻に符号化データの正常な到着間隔を加算して基準出力指定時刻として出力するものである。
【0030】
この発明に係る復号装置は、分離器により分離された画像データの出力指定時刻と計測された到着時刻を比較し、画像データの出力指定時刻が正常であるか否かを判定する画像PTS判定部と、分離器により分離された音声データの出力指定時刻と計測された到着時刻を比較し、音声データの出力指定時刻が正常であるか否かを判定する音声PTS判定部と、画像データの到着間隔を計測し、画像データの正常な到着間隔と比較して、画像データの到着間隔が正常であるか否かを判定すると共に、音声データの到着間隔を計測し、音声データの正常な到着間隔と比較して、音声データの到着間隔が正常であるか否かを判定する到着間隔判定部と、画像データの到着間隔が正常と判定され、画像データの出力指定時刻が異常と判定された場合に、画像データの出力指定時刻を補正して基準出力指定時刻として出力する画像PTS補正部と、音声データの到着間隔が正常と判定され、音声データの出力指定時刻が異常と判定された場合に、音声データの出力指定時刻を補正して基準出力指定時刻として出力する音声PTS補正部と、画像復号器により復号された画像データと音声復号器により復号された音声データをバッファに格納し、画像PTS補正部により出力された基準出力指定時刻に、バッファに格納されている復号された画像データを出力すると共に、音声PTS補正部により出力された基準出力指定時刻に、バッファに格納されている復号された音声データを出力するメモリ制御部とを備えたものである。
【0031】
この発明に係る復号方法は、分離された出力指定時刻と計測された到着時刻を比較して出力指定時刻が正常であるか否かを判定し、符号化データの到着間隔を計測し、符号化データの正常な到着間隔と比較して、符号化データの到着間隔が正常であるか否かを判定し、符号化データの到着間隔が正常と判定され、出力指定時刻が異常と判定された場合に、出力指定時刻を補正して基準出力指定時刻として出力し、復号されたデータを基準出力指定時刻に出力するものである。
【0032】
この発明に係る復号方法は、符号化データの到着間隔が異常と判定された場合に、補正された出力指定時刻に符号化データの正常な到着間隔を加算して基準出力指定時刻として出力するものである。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による復号装置であるMPEG2デコーダの構成を示すブロック図である。図において、10は符号化データから音声データと画像データを復号する復号処理回路、11は音声データと画像データを蓄積するバッファ、12は復号処理回路10及びバッファ11を統括制御するホストCPUであり、MPEG2デコーダは、大別して復号処理回路10、バッファ11及びホストCPU12から構成される。13は復号処理回路10とホストCPU12を接続するシステムバスで、アドレス、データ及び割込み信号等の制御信号を伝送する。
【0034】
また、図1の復号処理回路10において、14は分離器であり、符号化データであるビットストリームを画像データのエレメンタリーストリームである画像ESと音声データのエレメンタリーストリームである音声ESに分離すると共に、画像データの出力指定時刻である画像PTSと音声データの出力指定時刻である音声PTSを分離する。また、分離器14は、内部に備えているクロックSTCにビットストリーム中の時刻基準参照値PCRを分離して設定し、時刻基準参照値PCRを基に時刻の計測を開始し、画像PTSの到着時間と音声PTSの到着時刻を計測する。
【0035】
さらに、図1の復号処理回路10において、15は分離された画像PTSと計測された画像PTSの到着時間を比較し、画像PTSが正常であるか否かを判定する画像PTS判定部(PTS判定部)、16は画像PTSが異常と判定された場合に画像PTSを補正して基準出力指定時刻である基準PTSを出力する画像PTS補正部(PTS補正部)、17は分離された音声PTSと計測された音声PTSの到着時間を比較し、音声PTSが正常であるか否かを判定する音声PTS判定部(PTS判定部)、18は音声PTSが異常と判定された場合に音声PTSを補正して基準出力指定時刻である基準PTSを出力する音声PTS補正部(PTS補正部)である。
【0036】
さらに、図1の復号処理回路10において、19は分離された画像ESから主に画像データを復号する画像復号器(復号器)、20は分離された音声ESから音声データを復号する音声復号器(復号器)、21はバッファ11に対する書込み/読出しを制御するメモリ制御部である。この復号処理回路10全体を1個のLSIに集積することも可能である。
【0037】
さらに、図1のバッファ11において、11aは分離された画像ESをメモリ制御部21の制御により蓄積する画像ESバッファ、11bは分離された音声ESをメモリ制御部21の制御により蓄積する音声ESバッファ、11cは画像復号器19により復号された画像データをメモリ制御部21の制御により出力するまで蓄積する画像出力バッファ、11dは音声復号器20により復号された音声データをメモリ制御部21の制御により出力するまで蓄積する音声出力バッファである。
【0038】
次に動作について説明する。
MPEG2デコーダの入力手段(図示せず)を介して復号処理回路10に入力された符号化データ(ビットストリーム)は、分離器14により画像ESと音声ESに分離される。分離された画像ESと音声ESは、メモリ制御部21の制御により、それぞれ画像ESバッファ11a、音声ESバッファ11bに蓄積される。
【0039】
画像ESバッファ11a、音声ESバッファ11bに蓄積された画像ESと音声ESは、メモリ制御部21の制御により、それぞれ画像復号器19と音声復号器20に出力される。画像復号器19と音声復号器20は、それぞれ画像データと音声データを復号し、復号された画像データと復号された音声データは、メモリ制御部21の制御により、画像出力バッファ11cと音声出力バッファ11dにそれぞれ蓄積される。
【0040】
分離器14は画像ESと音声ESを分離すると同時に、画像PTSと音声PTSを分離して、それぞれ画像PTS判定部15及び音声PTS判定部17に出力する。また、分離器14は、入力された符号化データから時刻基準参照値PCRを分離し、内部に備えているクロックSTCに分離した時刻基準参照値PCRを設定し、設定された時刻基準参照値PCRを基に時刻の計測を開始し、画像PTSの到着時間を計測して画像PTS判定部15に出力し、音声PTSの到着時刻を計測して音声PTS判定部17に出力する。
【0041】
画像PTS判定部15は、画像データの出力指定時刻である画像PTSと、この画像PTSの到着時刻の位相関係、すなわち、画像PTSと到着時刻の前後関係を判定する。MPEGシステム規定により入力された符号化データがT−STDモデルに準拠していれば、(画像)PTSと(画像PTSの)到着時刻の前後関係は次の(1)式で示され、(画像)PTSは到着時刻より遅い時刻になっている。
到着時刻<PTS (1)
画像PTS判定部15による判定の結果、(画像)PTSと(画像PTSの)到着時刻の前後関係が(1)式を満たさない場合は、画像PTSが異常と判断して、画像PTS補正部16に画像PTSの到着時刻を出力して画像PTSの補正指示を行う。
【0042】
図2は出力指定時刻PTSの補正方法を示す図である。画像PTS判定部15から補正指示を受けた画像PTS補正部16は、図2に示すように、受け取った画像PTSの到着時刻から次の(2)式に従って画像PTSの補正を行い、基準出力指定時刻(基準PTS)としてメモリ制御部21に出力する。
基準PTS=到着時刻+補正値 (2)
【0043】
ここで、上記(2)式における補正値は予め決められた所定値でも良いし、画像のバッファ蓄積量情報であるvbv delayから計算しても良い。MPEG2に準拠していない符号器からの符号化データには、画像PTSが正しく付与されていないものがあるが、そのような場合には、予め既知の所定値を補正値として使用する。
【0044】
一方、分離された音声PTSと計測された音声PTSの到着時刻を受け取った音声PTS判定部17も、画像PTS判定部15と同様にして、音声PTSと音声PTSの到着時刻の前後関係を判定する。MPEGシステム規定により入力した符号化データがT−STDモデルに準拠していれば、(音声)PTSと(音声PTSの)到着時刻は上記(1)式の関係が成り立つ。音声PTS判定部17による判定の結果、(音声)PTSと(音声PTSの)到着時刻の前後関係が、上記(1)式を満たさない場合は、音声PTSが異常と判断し、音声PTS補正部18に音声PTSの到着時刻を出力し、音声PTSの補正指示を行う。
【0045】
音声PTS判定部17から補正指示を受けた音声PTS補正部18は、受け取った音声PTSの到着時刻から上記(2)式に従って音声PTSの補正を行い、基準出力指定時刻(基準PTS)としてメモリ制御部21に出力する。ここで、補正値は予め決められた所定値でも良いし、画像のバッファ蓄積量情報であるvbv delayから計算しても良い。
【0046】
MPEG2に準拠していない符号器からの符号化データには、音声PTSが正しく付与されていないものがあるが、そのような場合には、予め既知の所定値を補正値として使用する。また、補正値として画像のバッファ蓄積量情報vbv delayを使用した場合は、符号化器で想定した正しい音声データの出力タイミングとならない可能性もあるが、復号された音声データが出力されないという事態を回避することが可能となる。
【0047】
メモリ制御部21は、画像PTS補正部16からの基準PTSのタイミングで、画像出力バッファ11cに蓄積されている画像データを、画像復号器19を介して映像出力として出力し、音声PTS補正部18からの基準PTSのタイミングで、音声出力バッファ11dに蓄積されている音声データを、音声復号器20を介して音声出力として出力する。
【0048】
以上のように、この実施の形態1によれば、符号化データに含まれる出力指定時刻PTSが異常となっている場合でも、復号された画像データと復号された音声データを正しいタイミングで途切れなく出力させることができるという効果が得られる。
【0049】
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2による復号装置であるMPEG2デコーダの構成を示すブロック図であり、図において、22は符号化データの到着間隔が正常であるか否かを判定する到着間隔判定部であり、その他の構成は実施の形態1の図1に示す構成と同等である。
【0050】
次に動作について説明する。
出力指定時刻PTSはPESパケット毎に格納されているので、正しいタイミングで復号された画像データと音声データを出力するために、実施の形態1のように、画像PTS及び音声PTSの判定、並びに画像PTSの補正及び音声PTSの補正を、PESパケット到着毎に実施するが、以下の場合には、これに限らない。
【0051】
画像PESパケットは映像フレーム間隔33msで到着するが、符号化器が原因で映像フレーム到着間隔が33msとならない場合には、上記(2)式に従って補正を実施するとバッファ11が破綻し画像データの出力が異常となる。
【0052】
到着間隔判定部22は画像PESパケットが到着した時刻の間隔を計数し、正しい到着間隔33msで到着しているか否かを判定し、判定結果を画像PTS補正部16に出力する。到着間隔判定部22により到着間隔が正常と判定された場合に、画像PTS補正部16は、実施の形態1のように、上記(2)式を使用して画像PTSを補正して基準PTSとしてメモリ制御部21に出力する。
【0053】
一方、到着間隔判定部22により、その後に続く画像PESパケットの到着間隔が異常だと判定された場合には、画像PTS補正部16は、到着した画像PTSの補正に上記(2)式を使用せずに、上記基準PTSに画像復号フレーム周期である33msを加算して、新たな基準PTSとしてメモリ制御部21に出力する。
【0054】
また、到着間隔判定部22は音声PESパケットが到着した時刻の間隔を計数し、正しい到着間隔で到着しているか否かを判定し、判定結果を音声PTS補正部18に出力する。到着間隔判定部22により到着間隔が正常と判定された場合に、音声PTS補正部18は、実施の形態1のように、上記(2)式を使用して音声PTSを補正して基準PTSとしてメモリ制御部21に出力する。
【0055】
一方、到着間隔判定部22により、その後に続く音声PESパケットの到着間隔が異常だと判定された場合には、音声PTS補正部18は、到着した音声PTSの補正に上記(2)式を使用せずに、上記基準PTSに音声復号フレーム周期を加算して、新たな基準PTSとしてメモリ制御部21に出力する。
【0056】
その他の分離器14、画像PTS判定部15、音声PTS判定部17、画像復号器19、音声復号器20、メモリ制御部21の処理については、実施の形態1と同様である。
【0057】
以上のように、この実施の形態2によれば、符号化データが到着する到着間隔が正常でない場合においても、復号された画像データと復号された音声データを正しいタイミングで途切れなく出力させることができるという効果が得られる。
【0058】
上記実施の形態1及び実施の形態2では、復号装置としてMPEG2デコーダの例を説明しているが、他のデコーダの場合についても、この発明を同様に適用できる。
【0059】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、分離器により分離された出力指定時刻と計測された到着時刻を比較し、出力指定時刻が正常であるか否かを判定するPTS判定部と、符号化データの到着間隔を計測し、符号化データの正常な到着間隔と比較して、符号化データの到着間隔が正常であるか否かを判定する到着間隔判定部と、符号化データの到着間隔が正常と判定され、出力指定時刻が異常と判定された場合に、出力指定時刻を補正して基準出力指定時刻として出力するPTS補正部と、復号器により復号されたデータをバッファに格納し、PTS補正部により出力された基準出力指定時刻にバッファに格納されている復号されたデータを出力するメモリ制御部とを備えたことにより、符号化データに含まれる出力指定時刻が異常となっている場合でも、復号されたデータを正しいタイミングで途切れなく出力させることができるという効果がある。
【0060】
この発明によれば、出力指定時刻が到着時刻よりも早い場合にPTS判定部が上記出力指定時刻を異常と判定することにより、復号されたデータを正しいタイミングで途切れなく出力させることができるという効果がある。
【0061】
この発明によれば、PTS補正部が予め設定されている所定値を到着時刻に加算して基準出力指定時刻として出力することにより、符号化データに含まれる出力指定時刻が異常となっている場合でも、復号されたデータを正しいタイミングで途切れなく出力させることができるという効果がある。
【0062】
この発明によれば、PTS補正部が符号化データに含まれるバッファ蓄積量情報を到着時刻に加算して基準出力指定時刻として出力することにより、符号化データに含まれる出力指定時刻が異常となっている場合でも、復号されたデータを正しいタイミングで途切れなく出力させることができるという効果がある。
【0064】
この発明によれば、到着間隔判定部により符号化データの到着間隔が異常と判定された場合に、PTS補正部が補正された出力指定時刻に符号化データの正常な到着間隔を加算して基準出力指定時刻として出力することにより、符号化データが到着する到着間隔が正常でない場合においても、復号されたデータを正しいタイミングで途切れなく出力させることができるという効果がある。
【0065】
この発明によれば、分離器により分離された画像データの出力指定時刻と計測された到着時刻を比較し、画像データの出力指定時刻が正常であるか否かを判定する画像PTS判定部と、分離器により分離された音声データの出力指定時刻と計測された到着時刻を比較し、音声データの出力指定時刻が正常であるか否かを判定する音声PTS判定部と、画像データの到着間隔を計測し、画像データの正常な到着間隔と比較して、画像データの到着間隔が正常であるか否かを判定すると共に、音声データの到着間隔を計測し、音声データの正常な到着間隔と比較して、音声データの到着間隔が正常であるか否かを判定する到着間隔判定部と、画像データの到着間隔が正常と判定され、画像データの出力指定時刻が異常と判定された場合に、画像データの出力指定時刻を補正して基準出力指定時刻として出力する画像PTS補正部と、音声データの到着間隔が正常と判定され、音声データの出力指定時刻が異常と判定された場合に、音声データの出力指定時刻を補正して基準出力指定時刻として出力する音声PTS補正部と、復号された画像データと復号された音声データをバッファに格納し、画像PTS補正部により出力された基準出力指定時刻に、バッファに格納されている復号された画像データを出力すると共に、音声PTS補正部により出力された基準出力指定時刻に、バッファに格納されている復号された音声データを出力するメモリ制御部とを備えたことにより、符号化データに含まれる出力指定時刻が異常となっている場合でも、復号された画像データと復号された音声データを正しいタイミングで途切れなく出力させることができるという効果がある。
【0066】
この発明によれば、符号化データに含まれる出力指定時刻を分離し、符号化データの到着時刻を計測し、分離された出力指定時刻と計測された到着時刻を比較して出力指定時刻が正常であるか否かを判定し、符号化データの到着間隔を計測し、符号化データの正常な到着間隔と比較して、符号化データの到着間隔が正常であるか否かを判定し、符号化データの到着間隔が正常と判定され、出力指定時刻が異常と判定された場合に、出力指定時刻を補正して基準出力指定時刻として出力し、復号されたデータを基準出力指定時刻に出力することにより、符号化データに含まれる出力指定時刻が異常となっている場合でも、復号されたデータを正しいタイミングで途切れなく出力させることができるという効果がある。
【0067】
この発明によれば、符号化データの到着間隔が異常と判定された場合に、補正された出力指定時刻に符号化データの正常な到着間隔を加算して基準出力指定時刻として出力することにより、符号化データに含まれる出力指定時刻が異常となっている場合でも、符号化データが到着する到着間隔が正常でない場合においても、復号されたデータを正しいタイミングで途切れなく出力させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による復号装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による復号装置におけるPTSの補正方法を説明する図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による復号装置の構成を示すブロック図である。
【図4】 MPEG2による符号化データ(ビットストリーム)のデータ構造例を示す図である。
【図5】 従来のPTSを用いた画像・音声の同期システムの基本概念を示すブロック図である。
【図6】 トランスポートストリームのシステムターゲットデコーダの構成を示すブロック図である。
【図7】 MPEG2ビットストリームの構成を示す図である。
【図8】 システムターゲットデコーダにおけるメインバッファの動作を説明する図である。
【符号の説明】
10 復号処理回路、11 バッファ、11a 画像ESバッファ、11b 音声ESバッファ、11c 画像出力バッファ、11d 音声出力バッファ、12 ホストCPU、13 システムバス、14 分離器、15画像PTS判定部、16 画像PTS補正部、17 音声PTS判定部、18 音声PTS補正部、19 画像復号器、20 音声復号器、21 メモリ制御部、22 到着間隔判定部。

Claims (8)

  1. 符号化データを復号して、復号されたデータを出力する復号装置において、
    上記符号化データに含まれる出力指定時刻を分離し、上記符号化データ到着時刻を計測する分離器と、
    上記分離器により分離された出力指定時刻と計測された上記符号化データの到着時刻を比較し、上記出力指定時刻が正常であるか否かを判定するPTS判定部と、
    上記分離器により計測された符号化データの到着時刻により上記符号化データの到着間隔を計測し、上記符号化データの正常な到着間隔と比較して、上記符号化データの到着間隔が正常であるか否かを判定する到着間隔判定部と、
    上記到着間隔判定部により上記符号化データの到着間隔が正常と判定され、上記PTS判定部により上記出力指定時刻が異常と判定された場合に、上記出力指定時刻を補正して基準出力指定時刻として出力するPTS補正部と、
    上記符号化データを復号する復号器と、
    上記復号器により復号されたデータをバッファに格納し、上記PTS補正部により出力された基準出力指定時刻に、上記バッファに格納されている復号されたデータを出力するメモリ制御部とを備えたことを特徴とする復号装置。
  2. 上記PTS判定部は上記出力指定時刻が上記符号化データの到着時刻よりも早い場合に上記出力指定時刻を異常と判定することを特徴とする請求項1記載の復号装置。
  3. 上記PTS補正部は予め設定されている所定値を上記符号化データの到着時刻に加算して基準出力指定時刻として出力することを特徴とする請求項1記載の復号装置。
  4. 上記PTS補正部は上記符号化データに含まれるバッファ蓄積量情報を上記符号化データの到着時刻に加算して基準出力指定時刻として出力することを特徴とする請求項1記載の復号装置。
  5. 上記到着間隔判定部により上記符号化データの到着間隔が異常と判定された場合に、上記PTS補正部が補正された出力指定時刻に上記符号化データの正常な到着間隔を加算して基準出力指定時刻として出力することを特徴とする請求項1記載の復号装置。
  6. 符号化データを復号して、復号された画像データと音声データを出力する復号装置において、
    上記符号化データに含まれる画像データと音声データを分離すると共に、上記符号化データに含まれる画像データの出力指定時刻と音声データの出力指定時刻を分離し、上記画像データの到着時刻と上記音声データの到着時刻を計測する分離器と、
    上記分離器により分離された画像データの出力指定時刻と計測された画像データの到着時刻を比較し、上記画像データの出力指定時刻が正常であるか否かを判定する画像PTS判定部と、
    上記分離器により分離された音声データの出力指定時刻と計測された音声データの到着時刻を比較し、上記音声データの出力指定時刻が正常であるか否かを判定する音声PTS判定部と、
    上記分離器により計測された上記画像データの到着時刻により上記画像データの到着間隔を計測し、上記画像データの正常な到着間隔と比較して、上記画像データの到着間隔が正常であるか否かを判定すると共に、上記分離器により計測された上記音声データの到着時刻により上記音声データの到着間隔を計測し、上記音声データの正常な到着間隔と比較して、上記音声データの到着間隔が正常であるか否かを判定する到着間隔判定部と、
    上記到着間隔判定部により上記画像データの到着間隔が正常と判定され、上記画像PTS判定部により上記画像データの出力指定時刻が異常と判定された場合に、上記画像データの出力指定時刻を補正して基準出力指定時刻として出力する画像PTS補正部と、
    上記到着間隔判定部により上記音声データの到着間隔が正常と判定され、上記音声PT S判定部により上記音声データの出力指定時刻が異常と判定された場合に、上記音声データの出力指定時刻を補正して基準出力指定時刻として出力する音声PTS補正部と、
    上記分離器により分離された画像データを復号する画像復号器と、
    上記分離器により分離された音声データを復号する音声復号器と、
    上記画像復号器により復号された画像データと上記音声復号器により復号された音声データをバッファに格納し、上記画像PTS補正部により出力された基準出力指定時刻に、上記バッファに格納されている復号された画像データを出力すると共に、上記音声PTS補正部により出力された基準出力指定時刻に、上記バッファに格納されている復号された音声データを出力するメモリ制御部とを備えたことを特徴とする復号装置。
  7. 符号化データを復号して、復号されたデータを出力する復号装置が行う復号方法において、
    分離器が上記符号化データに含まれる出力指定時刻を分離して、上記符号化データの到着時刻を計測し、
    PTS判定部が分離された出力指定時刻と計測された上記符号化データの到着時刻を比較して上記出力指定時刻が正常であるか否かを判定し、
    到着間隔判定部が計測された上記符号化データの到着時刻により上記符号化データの到着間隔を計測し、上記符号化データの正常な到着間隔と比較して、上記符号化データの到着間隔が正常であるか否かを判定し、
    PTS補正部が、上記符号化データの到着間隔が正常と判定され、上記出力指定時刻が異常と判定された場合に、上記出力指定時刻を補正して基準出力指定時刻として出力し、
    復号器が上記符号化データを復号し、
    メモリ制御部が、復号されたデータをバッファに格納し、上記基準出力指定時刻に、上記バッファに格納されている復号されたデータを出力することを特徴とする復号方法。
  8. 上記符号化データの到着間隔が異常と判定された場合に、上記PTS補正部が補正された出力指定時刻に上記符号化データの正常な到着間隔を加算して基準出力指定時刻として出力することを特徴とする請求項7記載の復号方法。
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