JP3919608B2 - 梱包容器 - Google Patents

梱包容器 Download PDF

Info

Publication number
JP3919608B2
JP3919608B2 JP2002178084A JP2002178084A JP3919608B2 JP 3919608 B2 JP3919608 B2 JP 3919608B2 JP 2002178084 A JP2002178084 A JP 2002178084A JP 2002178084 A JP2002178084 A JP 2002178084A JP 3919608 B2 JP3919608 B2 JP 3919608B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
image forming
forming process
process unit
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002178084A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004018061A (ja
Inventor
一司 北島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002178084A priority Critical patent/JP3919608B2/ja
Publication of JP2004018061A publication Critical patent/JP2004018061A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3919608B2 publication Critical patent/JP3919608B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Packages (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、他の画像形成プロセスユニットと分離可能に結合した状態において画像形成装置に着脱可能に装着される画像形成プロセスユニットを梱包する梱包容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置では、装置寿命より早く、トナー消耗・廃トナー満タン・ドラム寿命が発生し、それぞれ、トナーの補給・廃トナーの除去・ドラム交換等の処理が必要であった。特に、小型の装置では、これらの交換部品をそれぞれプロセスユニットとして装置本体に対して着脱可能に構成し、取り替えを容易にしている。
【0003】
寿命がきたプロセスユニットを交換する際には、装置内部を開放して前記寿命がきたプロセスユニットを取り出す必要がある。その方法として、たとえば、装置をクラムシェル方式にして、装置の上部部分を開閉可能にしてプロセスユニットを取り出す構成や、装置の前面カバーを開け、シート材の搬送案内ガイド機構を退避させ、この退避空間を利用してプロセスユニットを取り出す構成や、装置カバーを開け、案内レールに沿ってプロセスユニットを装置外に引き出す構成等があった。
【0004】
また、交換する新しいプロセスユニットは、個別に発注されるため、個々に箱などの梱包容器(輸送容器)の中に入った状態で流通し、交換時に開梱されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例では、寿命となり交換されるプロセスユニットを装置外に取り出し、新しいプロセスユニットを装置内に収納するため、画像形成装置本体側に、各ユニットの取り出しのための開放機構が必要で、特に、プロセスユニットのうち、装置寿命まで使用するユニットがある場合や、各プロセスユニットの寿命が異なっている場合には、交換されるユニットのみを着脱するので、そのまま使用するユニットとの分解・結合をすることが求められる。
【0006】
そのため、装置をクラムシェル方式にして、装置の上部部分を開閉可能にし、加圧・圧解除機構や案内レールを設け、交換・新ユニットを非交換ユニットから分離・結合するための機構や、装置の前面カバーを開け、搬送案内ガイド等の機構を退避させ、その退避空間に交換ユニットを移動させ取り出す機構や、装置カバーを開け、案内レールに沿ってプロセスユニットを装置外に引き出し、その後非交換ユニットから分離し、新ユニットを装着した後に非交換ユニットと結合する機構などが必要になる。
【0007】
そして、これらの機構は、画像形成装置本体に設けられるため、その機構スペース分、装置が大型化してしまうこととなり、装置の小型化をはばむ原因であった。さらに、これら機構の分、コストアップするという問題もあった。
【0008】
そこで、本発明の目的は、寿命の異なった各プロセスユニットの交換に際して、画像形成装置のこれらプロセスユニット交換の機構を簡略化することである。
【0009】
また、本発明の他の目的は、交換するために装置本体から取り出したプロセスユニットの取り扱いを容易にすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、他の画像形成プロセスユニットと分離可能に結合した状態において画像形成装置に着脱可能に装着される画像形成プロセスユニットを梱包する梱包容器であって、互いに分割可能に設けられ画像形成プロセスユニットを包み込む第1の部材及び第2の部材を有し、前記第1及び第2の部材のうち少なくとも一方の部材は、画像形成プロセスユニットの交換時に該画像形成プロセスユニットを保持するための形状を為していることを特徴とする。
【0011】
上記構成によれば、たとえば、寿命で交換されるユニットは、他のユニットと一体にプロセスキットとして画像形成装置外に取り出され、その後、交換時に前記ユニットを保持する形状を為す前記第1及び第2の部材のうち少なくとも一方の部材を用いて分離・結合され、新たなプロセスキットとして画像形成装置本体内に戻される。そのため、寿命の異なった各ユニットの交換に際して、画像形成装置のこれらユニット交換の機構を簡略化することが可能である。また、前記梱包容器を用いることによって、交換するために装置本体から取り出したユニットの取り扱いを容易にすることが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0013】
〔第1実施形態〕
図1は第1実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す断面図であり、図2は同画像形成装置に用いられるプロセスキット要部構成を示す断面図である。
【0014】
図1に示すように、画像形成装置本体1内には、原稿読み取り部13、レーザースキャナ9、プロセスキット7、給送カセット2、定着器11、が備えられている。
【0015】
図2に示すプロセスキット7内には、像担持体としての感光体ドラム71、帯電手段としての一次帯電ローラ75、現像手段としての現像スリーブ72、現像剤貯蔵手段としてのトナー容器73、クリーニング手段としてのクリーニングブレード74、廃現像剤収容手段としての廃トナー収容部77等が、一体的に結合され、装置本体1に対し、着脱可能になっている。
【0016】
次に、本画像形成装置の動作を説明すると、給送カセット2内には多数枚の所定サイズのシート材3が積載収納されている。
【0017】
原稿読み取り部13内には、原稿を積載する原稿台13aと原稿に光を照射し反射光をデジタル信号に変換するイメージセンサ13b等を有する。読み取られた原稿がデジタル信号に変換される一方で、給送カセット2内のシート材3は給送ローラ4によって繰り出されると、搬送ローラ5aに接触して従動回転する小径の搬送コロ5bによってレジストローラ対6a,6bへ送られる。この時、レジストローラ対6a,6bのニップを通過したシート材3の先端部がレジストローラ対6a,6bの搬送方向下流側に配置されたシート材先端センサ手段によって検知される。
【0018】
次に、シート材3は、シート材先端センサ手段が同シート材の先端を検知したことに基づき所定のタイミングにより、発光部9bからレーザーが発射される。発光部9bから発射されたレーザー光が折り返しミラー9aで反射して、プロセスキット7内にある感光体ドラム71の外周面に照射される。一方、プロセスキット7内の一次帯電ローラ75によって一様に帯電され時計回り方向に回転している感光体ドラム71の外周面では、レーザー光が照射されると、順次、静電潜像が形成される。トナー容器73内に充填されている現像剤としてのトナーは、トナー搬送手段により現像室76内に送り込まれる。現像室76内のトナーは、現像スリーブ72を介して感光体ドラム71の外周面に運ばれ、レーザー光が照射されていない部分に電気的に吸着されて可視トナー像が感光体ドラム71の外周面に形成される。
【0019】
シート材3は、感光体ドラム71上の形成された可視トナー画像とタイミングをとって、回転するレジストローラ対6a,6bによって感光体ドラム71と転写ローラ8との間へ送られ、感光体ドラム71の外周面上に形成された可視トナー画像が順次シート材面上に転写される。また、シート材3に転写されずに感光体ドラム71外周面上に残されたトナーは、クリーニングブレード74によって掻き落とされてプロセスキット7内に設けられた廃トナー収容部77に収容される。
【0020】
可視トナー画像を転写されたシート材3は、感光体ドラム71と転写ローラ8とで形成されるニップ線とほぼ平行に配置された搬送ガイド10に沿って定着器11へ送られ、該定着器11の定着ローラ11bと加圧ローラ11aによって画像が定着された後、排出ローラ対12a,12bによって排出シート積載トレイ14に排出され積載される。
【0021】
図3は、本実施形態に係るプロセスキット7が、各ユニットに分割された状態を示すユニット分解図である。プロセスキット7は、装置本体から取り外してから分離・結合可能な複数の画像形成プロセスユニットから成っている。そして、これら画像形成プロセスユニットを分離可能に結合した状態のプロセスキット7が画像形成装置本体1に着脱可能に装着される。
【0022】
本実施形態では、図3に示すように、複数の画像形成プロセスユニットとしての、トナー容器73からなるトナーユニット20と、現像室76・現像スリーブ72からなる現像ユニット30と、感光体ドラム71・一次帯電ローラ75・クリーニングブレード74・廃トナー収容部77からなるドラムユニット40を、分離可能に結合した状態のプロセスキット7が画像形成装置本体1に着脱可能に装着されるようになっている。
【0023】
トナーユニット20は、ユニット容器に形成された案内溝21,22が、現像ユニット30の容器に設けられた案内突起31,32に係合されることで、トナーユニット20と現像ユニット30が結合し、一体化される。
【0024】
現像ユニット30は、その容器の長手方向両端にアーム先端突起33とその突起33の部分にセットピンが係合される穴形状34とがそれぞれ設けられている。一方、ドラムユニット40にも、その容器の長手方向両端に案内溝41と係合溝42とセットピン(不図示)が挿入される係合穴43とがそれぞれ設けられている。そして、現像ユニット30の突起33がドラムユニット40の案内溝41に挿入され係合溝42にセットされ、さらに穴形状34と係合穴43にセットピンを貫通する事で、前述の如くトナーユニット20と一体化された現像ユニット30とドラムユニット40が結合し、プロセスキット7として一体化される。
【0025】
図4は、本実施形態に係るプロセスキットを成すユニットの梱包容器(輸送容器)とユニットの交換状態を示すユニット交換図である。
【0026】
なお、以下の説明では、ドラムユニット40を交換する場合を例示して説明するが、これと略同様に他のユニットも交換が可能である。
【0027】
図4に示すように、ユニットの梱包容器は、ドラムユニット40を輸送等するために梱包する容器であって、同ユニットを2つ以上の部材で包み込んで保持するようになっている。本実施形態における梱包容器は、互いに分割可能に設けられた、第2の部材としての上パット51と第1の部材としての下パット50とによって、使用前の画像形成プロセスユニットを包み込むことで、同ユニットを保持する輸送容器が形づくられる。
【0028】
第2の部材としての上パット51の内面には、同ユニットの上部外形形状の一部が形成され、また、第1の部材としての下パット50の内面には、同ユニットの下部外形形状の一部が形成されて、同ユニットをユニット交換のために保持することが可能になっている。すなわち、本実施形態では、第1の部材としての下パット50が、使用前のドラムユニット40を結合する際に該ユニット40を保持し、ユニット結合作業台として機能するようになっている。
【0029】
ドラムユニット40を交換する場合、画像形成装置本体1からプロセスキット7を取り出し、予め、使用済みのドラムユニット40をプロセスキット7から取り外した後、使用前のドラムユニット40が梱包された梱包容器の上パット51を開梱する。これにより、下パット50上に交換する新しいドラムユニット40が保持された状態になる。
【0030】
トナーユニット20と現像ユニット30とが一体となった現在使用しているユニット(ドラムユニットを取り外したユニット)は、現像ユニット30の突起33を前記下パット50に保持されたドラムユニット40の案内溝41に挿入し、係合溝42に係合させる。そして、さらに前述したように、現像ユニット30の穴形状34とドラムユニット40の係合穴43にセットピンを入れることで、これらユニットは一体化され、画像形成装置本体1に対して着脱可能な新しいプロセスキット7となる。
【0031】
なお、前述の如くして使用前のドラムユニット40が取り出された前記上下のパット50,51は、使用済みのドラムユニット40を梱包するための容器として用いることができる。
【0032】
このように、本実施形態によれば、プロセスキット7を画像形成装置本体1から取り出し、非交換ユニットから交換するユニット(使用済みのユニット)を取り外した後、交換する新ユニット(使用前のユニット)を取り付ける作業を新ユニットの梱包容器上で行うため、画像形成装置本体側に、ユニット交換のための機構を必要としない。
【0033】
よって、ユニット交換のための移動空間・交換機構のスペースが不要であり、その分装置全体を簡略化・コンパクト化すること可能である。また、交換するために装置本体から取り出したユニットの取り扱いが容易である。さらに、不要となったユニット交換のための機構の分、この機構を必要とする従来の画像形成装置よりコストを低減することが可能である。
【0034】
また、これらのユニット交換は、定期的なメンテナンス時のみならず、故障・破損等のトラブル時のユニット交換にも適応可能で、交換作業の効率を上げることができる。
【0035】
〔第2実施形態〕
図5は、第2実施形態に係るプロセスキットを成すユニットの梱包容器(輸送容器)とユニットの交換状態を示すユニット交換図である。なお、本実施形態は、前述した第1実施形態と比べて、ユニットの梱包容器の構成が異なり、その他の構成は前述した第1実施形態と同様であるため、前記ユニットの梱包容器以外の説明については省略する。
【0036】
本実施形態では、ドラムユニット40の梱包容器は、互いに分割可能に設けられた、第1の部材としての下パット62と第2の部材としての上パット61とで形成されている。下パット62の内面には同ユニットの下部外形形状の一部が形成され、同ユニットを結合する際に保持することが可能となっている。上パット61の内面には同ユニットの上部外形形状の一部64が形成され、更に上パット61の内面とは反対側の外面には同ユニットの下部外形形状の一部63が形成され、同ユニットを分離する際に保持することが可能となっている。
【0037】
すなわち、第2の部材としての上パット61は、他の画像形成プロセスユニットから使用済みのドラムユニット40を分離する際に該ユニット40を保持し、ユニット分離作業台として機能し、第1の部材としての下パット62は、前記他の画像形成プロセスユニットに使用前のドラムユニット40を結合する際に該ユニット40を保持し、ユニット結合作業台として機能するようになっている。
【0038】
従って、ドラムユニット40を交換する場合、画像形成装置本体1からプロセスキット7を取り出し、プロセスキット7を上パット61上に置き、第1実施形態で説明したセットピンを抜き、現像ユニット30の突起33を使用済みのドラムユニット40の係合溝42、そして案内溝41から取り外す。次に、下パット62上に置かれた使用前のドラムユニット40を、トナーユニット20と現像ユニット30とが一体となった現在使用しているユニット(ドラムユニットを取り外したユニット)にセットする。このセット方法は、前述した第1実施形態と同様である。
【0039】
このように、本実施形態によれば、交換する新ユニットの梱包容器が、使用前のユニットを結合するための作業台としてだけでなく、使用済みのユニットを分離するための作業台としても機能するので、第1実施形態よりもさらに、ユニットの交換作業が容易になり、非交換ユニットを傷つけたり・破損させる可能性も減少する。
【0040】
なお、図示していないが、第1の部材としての下パット62の内面に、ドラムユニット40の下部外形形状の一部を形成したが、更に下パット62の内面とは反対側(裏側)の外面にドラムユニット40の上部外形形状の一部を形成し、分離した使用済みのドラムユニット40が置かれた上パット61の上に前記下パット62を重ねられるようにすれば、使用済みのユニットに直接手を触れること無く、該ユニットを梱包することが可能になり、たとえばリサイクル用の送付が容易になる。
【0041】
〔第3実施形態〕
図6は、第3実施形態に係るプロセスキット7の要部構成を示す断面図、及びプロセスキット7が各ユニットに分割された状態を示すユニット分解図である。プロセスキット7は、装置本体から取り外してから分離・結合可能な複数の画像形成プロセスユニットから成っているが、本実施形態では、プロセスキットが、ドラムユニット80と現像ユニット81の2つの画像形成プロセスユニットに分離・結合可能な構成となっている。
【0042】
図6に示すように、ドラムユニット80は、帯電手段としての一次帯電ローラ82と、像担持体としての感光体ドラム83と、クリーニング手段としてのクリーニングブレード84と、廃現像剤収容手段としての廃トナー収容部85とから構成されている。現像ユニット81は、現像剤貯蔵手段としてのトナー貯蔵室86と、現像スリーブ・現像ブレード・攪拌羽根等からなる現像手段としての現像器87とから構成されている。
【0043】
そして、トナーの補給は、現像ユニット81内のトナー貯蔵室86に補給トナーを既知の方法、たとえば円筒のトナー筒を挿入する、あるいは開閉式のシャッター機構を設けてトナーの補給をする等の方法で行う。
【0044】
ドラムユニット80の交換は、図7に示すように、前述した第1実施形態(あるいは第2実施形態)と同様にして行われる。
【0045】
すなわち、画像形成装置本体1からプロセスキット7を取り出し、予め、使用済みのドラムユニット80を他の画像形成プロセスユニット(本実施形態では現像ユニット81)から取り外した後、使用前のドラムユニット80が梱包された梱包容器の上パット51を開梱する。これにより、下パット50上に交換する使用前のドラムユニット80が保持された状態になる。
【0046】
現在使用している現像ユニット81(ドラムユニットを取り外したユニット)は、現像ユニット81の突起81aをドラムユニット80の案内溝80aに挿入し、係合溝80bに係合させる。そして、さらに現像ユニット81の穴形状81bとドラムユニット80の係合穴80cにセットピン(不図示)を入れることで、これらユニットは一体化され、画像形成装置本体1に対して着脱可能な新しいプロセスキット7となる。
【0047】
本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られるだけでなく、さらに、プロセスキット7が2つのユニットから成る構成であるので、該プロセスキットの構成が簡便である。また、プロセスキット7のトナー貯蔵室86に対してトナーの補給が容易である。
【0048】
〔他の実施形態〕
前述した実施形態のプロセスキットにおいて、寿命が短時間で生じる部品、たとえば現像ユニットにおける現像スリーブは、素管に塗工するカーボンコートの厚さを増したり、軸受の材質をフッ素系のPOM(ポリオキシメチレン)等の樹脂を使用したりして耐久性を向上させ、画像形成装置本体の寿命まで使用できる構成をとることで、ユニットの交換回数を減らし、メンテナンスを容易にすることが可能である。
【0049】
また前述した実施形態では、プロセスキットが、分離・結合可能な3つの画像形成プロセスユニット及び2つの画像形成プロセスユニットから成る構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部品の寿命など必要に応じて適宜構成すれば良い。さらに前記プロセスキットの梱包容器についても同様であり、前述した実施形態では、2つの部材(第2部材としての上パットと第1部材としての下パット)から成る構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0050】
また前述した実施形態では、画像形成装置としてプリンタを例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置や、転写材担持体を使用し、該転写材担持体に担持された転写材に各色のトナー像を順次重ねて転写する画像形成装置や、中間転写体を使用し、該中間転写体に各色のトナー像を順次重ねて転写し、該中間転写体に担持されたトナー像を転写材に一括して転写する画像形成装置であっても良く、該画像形成装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
【0051】
また前述した実施形態では、単一のプロセスキットが着脱可能なモロクノ画像形成装置を例示して説明したが、これに限定されるものではなく、複数のプロセスキットが着脱可能なカラー画像形成装置であっても良く、該画像形成装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、プロセスキットを画像形成装置本体から取り出し、非交換ユニットから交換する使用済みのユニットを取り外した後、交換する使用前のユニットを取り付ける作業を前記ユニットの梱包容器上で行うため、画像形成装置本体側に、ユニット交換のための機構を必要としない。
【0053】
よって、ユニット交換のための移動空間・交換機構のスペースが不要であり、その分装置全体を簡略化・コンパクト化すること可能である。また、交換するために装置本体から取り出したユニットの取り扱いが容易である。さらに、不要となったユニット交換のための機構の分、この機構を必要とする従来の画像形成装置よりコストを低減することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る画像形成装置の断面図
【図2】プロセスキットの詳細図
【図3】プロセスキットのユニット分解図
【図4】第1実施形態のユニット梱包容器とユニット交換図
【図5】第2実施形態のユニット梱包容器とユニット交換図
【図6】第3実施形態のプロセスキット詳細図とユニット分解図
【図7】第3実施形態のユニット梱包容器とユニット交換図
【符号の説明】
1 …画像形成装置本体
2 …給送カセット
3 …シート材
4 …給送ローラ
5a …搬送ローラ
5b …搬送コロ
6a,6b …レジストローラ対
7 …プロセスキット
8 …転写ローラ
9 …レーザースキャナ
9a …折り返しミラー
9b …発光部
10 …搬送ガイド
11 …定着器
11a …加圧ローラ
11b …定着ローラ
12a,12b …排出ローラ対
13 …原稿読み取り部
13a …原稿台
13b …イメージセンサ
14 …排出シート積載トレイ
20 …トナーユニット
21,22 …案内溝
30 …現像ユニット
31,32 …案内突起
33 …アーム先端突起
34 …穴形状
40 …ドラムユニット
41 …案内溝
42 …係合溝
43 …係合穴
50,62 …下パット
51,61 …上パット
71 …感光体ドラム
72 …現像スリーブ
73 …トナー容器
74 …クリーニングブレード
75 …一次帯電ローラ
76 …現像室
77 …廃トナー収容部
80 …ドラムユニット
80a …案内溝
80b …係合溝
80c …係合穴
81 …現像ユニット
81a …突起
81b …穴形状
82 …一次帯電ローラ
83 …感光体ドラム
84 …クリーニングブレード
85 …廃トナー収納室
86 …トナー貯蔵室
87 …現像器

Claims (5)

  1. 他の画像形成プロセスユニットと分離可能に結合した状態において画像形成装置に着脱可能に装着される画像形成プロセスユニットを梱包する梱包容器であって、
    互いに分割可能に設けられ画像形成プロセスユニットを包み込む第1の部材及び第2の部材を有し、
    前記第1及び第2の部材のうち少なくとも一方の部材は、画像形成プロセスユニットの交換時に該画像形成プロセスユニットを保持するための形状を為していることを特徴とする梱包容器。
  2. 前記梱包部材は、使用前の画像形成プロセスユニットを包み込むために、内面に前記使用前の画像形成プロセスユニットの外形形状の一部が形成された第1の部材と、内面に前記第1の部材に形成された前記使用前の画像形成プロセスユニットの外形形状以外の形状の一部が形成された第2の部材と、から成り、
    前記第1の部材は、前記使用前の画像形成プロセスユニットを結合する際に前記ユニットを保持し、ユニット結合作業台として機能することを特徴とする請求項1に記載の梱包容器。
  3. 前記第2の部材は、前記内面とは反対側の外面に、前記使用済みの画像形成プロセスユニットの外形形状の一部が形成され、前記使用済みの画像形成プロセスユニットを分離する際に前記ユニットを保持し、ユニット分離作業台として機能することを特徴とする請求項2に記載の梱包容器。
  4. 前記第1の部材は、前記内面とは反対側の外面に、前記第2の部材の外面に形成された前記使用済みの画像形成プロセスユニットの外形形状以外の形状の一部が形成され、前記第2の部材に保持された状態の前記使用済みの画像形成プロセスユニットをそのまま梱包することを特徴とする請求項3に記載の梱包容器。
  5. 前記他の画像形成プロセスユニットと分離可能に結合した状態において画像形成装置に着脱可能に装着される画像形成プロセスユニットとは、少なくとも、現像手段・現像剤貯蔵手段を有するユニットと、像担持体・帯電手段・クリーニング手段・廃現像剤収容手段を有するユニットとであり、これらユニットを分離可能に結合した状態のプロセスキットが画像形成装置に着脱可能に装着されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の梱包容器。
JP2002178084A 2002-06-19 2002-06-19 梱包容器 Expired - Fee Related JP3919608B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002178084A JP3919608B2 (ja) 2002-06-19 2002-06-19 梱包容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002178084A JP3919608B2 (ja) 2002-06-19 2002-06-19 梱包容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004018061A JP2004018061A (ja) 2004-01-22
JP3919608B2 true JP3919608B2 (ja) 2007-05-30

Family

ID=31175911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002178084A Expired - Fee Related JP3919608B2 (ja) 2002-06-19 2002-06-19 梱包容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3919608B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006208838A (ja) 2005-01-28 2006-08-10 Brother Ind Ltd プロセスカートリッジ、現像カートリッジおよび画像形成装置
JP5322840B2 (ja) * 2009-08-18 2013-10-23 キヤノン株式会社 包装ユニット
JP5707360B2 (ja) * 2012-04-25 2015-04-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 緩衝ユニット、及び機器のメンテナンス方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004018061A (ja) 2004-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3684212B2 (ja) 現像剤収納容器の減容方法及び現像剤補給装置並びに画像形成装置
JP7358087B2 (ja) 画像形成装置
JP2009258445A (ja) 現像剤補給装置及び画像形成装置
JP2008242165A (ja) 現像剤収納装置及び画像形成装置
JP2007248618A (ja) 電子写真画像形成装置
JP2004109455A (ja) 画像形成装置及び画像形成ユニット
JPH06222628A (ja) 画像形成装置
JP3919608B2 (ja) 梱包容器
JP4366045B2 (ja) プロセスユニット及び画像形成装置
JP4669358B2 (ja) 画像形成装置
JP5417991B2 (ja) 画像形成装置
JP2006267399A (ja) 帯電ローラ離間部材、一体型プロセスカートリッジ及び画像形成装置
US7539439B2 (en) Image carrier toner unit and image forming apparatus
JP6197310B2 (ja) 画像形成装置
JP2004220012A (ja) 粉体搬送装置及び画像形成装置
JPH09244378A (ja) 画像形成装置
JP2006227097A (ja) 画像形成装置
JP6269555B2 (ja) 転写装置、およびこれを備えた画像形成装置
JP2002372819A (ja) 画像形成装置
JP2010096814A (ja) ドラムユニット固定機構、および画像形成装置
JP2002162819A (ja) トナー補給装置
JP2021187634A (ja) 媒体搬送装置及び画像形成装置
JP2004333929A (ja) 画像形成装置
JP2014197047A (ja) 画像形成装置
JP2634081B2 (ja) 画像形成装置の現像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040330

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100223

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110223

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120223

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130223

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140223

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees