JP3919199B2 - 鳥獣類害防止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、架空線に鳥獣類が止まることを防止する鳥獣類害防止装置に関する。
架空線、たとえば配電線などの電線に鳥獣類が止まることがある。鳥獣類が電線に止まると糞や羽などによって周囲が汚損される。また大形の鳥獣類が止まったり、多数の鳥獣類が止まると、電線の損傷および短絡事故につながるおそれがある。
このような鳥獣類による害を防ぐための装置として、特許文献1に示される鳥害防止器が知られている。鳥害防止器は、中央に透孔が形成される左右一対の支持体と、支持体の周縁沿いに互いに間隔を置いて配置され、両端部を二枚の支持体にそれぞれ止着される複数本のバーとから成る。この鳥害防止器は、支持体の透孔を電線等に遊嵌させることにより、電線等の外周に回転可能に装着され、鳥が止まろうとしたときに、鳥の自重によって回転し、鳥が止まることを防止することができる。
また特許文献2〜5にも、特許文献1と類似の装置が示されている。
特公平4−77529号公報 特公平5−32970号公報 特公平5−86125号公報 特開平3−15218号公報 特公平7−71372号公報
特許文献1〜5に示される鳥害防止器は、鳥の自重で回転することによって、鳥が止まることができないように構成されている。この構成では、複数の装置を軸線方向に並べて設けた場合に、電線の撓みに起因して、他の鳥害防止器によって軸線方向両側から押圧されるなど、外的要因によって鳥害防止器が電線に対して回転できない事態に陥いると、鳥が止まることを防止できなくなってしまう。このように従来の鳥害防止器は、鳥類による害を防ぐことができない事態に陥るおそれがあり、信頼性に欠ける。
本発明の目的は、信頼性の高い鳥獣類害防止装置を提供することである。
本発明は、嵌合基部を有し、嵌合基部に架空線が挿通される状態で、架空線に装着される基体であって、嵌合基部の内周部に、周方向に間隔をあけた位置で半径方向外方にそれぞれ膨出する複数の膨出部分が設けられ、嵌合基部の内周部は、角部が丸み付けされた略多角形状に形成される基体と、
周方向に関して少なくとも膨出部分が形成される位置に配置されて、周方向全周にわたって基体に設けられ、鳥獣類が止まることを防止する複数の鳥獣類排除体とを含むことを特徴とする鳥獣類害防止装置である。
本発明に従えば、基体の嵌合基部に架空線を挿通させ、鳥獣類害防止装置を架空線に装着することによって、架空線の周囲に鳥獣類排除体を設けることができる。これによって鳥獣類が架空線に、直接および鳥獣類害防止装置を介して間接的に、止まることを防止することができる。したがって鳥獣類を排除する機能を発揮して、鳥獣類による害を防止することができる。しかも鳥獣類害防止装置は、鳥獣類の自重による鳥獣類害防止装置全体の回転を利用して鳥獣類を排除する構成ではないので、架空線への装着後に外的要因による鳥獣類の排除機能が停止してしまう不測の事態に陥りにくく、高い信頼性を確保することができる。
さらに基体の嵌合基部の内周部に、周方向に間隔をあけて複数の膨出部分が設けられ、嵌合基部の内周部は、角部が丸み付けされた略多角形状に形成される。各鳥獣類排除体は、周方向に関して少なくとも膨出部分が形成される位置に配置されて、周方向全周にわたって設けられる。これによって鳥獣類害防止装置は、架空線が各膨出部分に嵌まり込む姿勢で安定しやすく、この姿勢において、架空線の鉛直上方に、鳥獣類排除体を配置することができる。鳥獣類害防止装置は、架空線への装着時に、装着姿勢を気にする必要がなく、嵌合基部に架空線を挿通させるだけで、いわば自然に、鳥獣類排除体を架空線の鉛直上方に配置した姿勢で、装着することが可能であり、作業が容易であるうえ、鳥獣類の高い排除効果を得ることができる。また鳥獣類排除体が周方向全周にわたって設けられており、鳥獣類害防止装置の架空線への装着後に、何らかの外的要因によって装着姿勢が変化したとしても、鳥獣類の排除機能を得られるので、この観点においても高い信頼性を確保することができる。このように鳥獣類害防止装置は、架空線への装着作業が容易であり、かつ鳥獣類の排除機能に関する高い信頼性を得ることができる。
また本発明は、鳥獣類排除体は、張設される線状体を有することを特徴とする。
本発明に従えば、線状体が張設されることによって、鳥獣類が止まろうとしても、鳥獣類が線状体を掴むことができず、鳥獣類が止まることを防止することができる。このように線状体を張設するだけの簡単な構成によって、鳥獣類を排除することができる。
また本発明は、鳥獣類排除体は、回転可能に設けられる回転部材を有することを特徴とする。
本発明に従えば、回転部材を回転可能に設けることによって、鳥獣類が止まろうとしても、鳥獣類が回転部材を掴んだとしても、その回転部材が鳥獣類の自重によって回転するので、鳥獣類が止まることを防止することができる。したがって物体に掴まるのが得意な器用な鳥獣類であっても、排除することができる。
本発明によれば、鳥獣類害防止装置全体の回転を利用して鳥獣類を排除する構成ではなく、架空線の周囲に配置される鳥獣類排除体によって鳥獣類を排除するので、鳥獣類の排除機能が停止してしまう不測の事態に陥りにくく、高い信頼性を確保することができる。しかも架空線への装着作業が容易でありながら、鳥獣類の排除効果の高い装着姿勢で装着することができ、かつ装着姿勢の変化しても鳥獣類の排除機能が得られる。このように架空線への装着作業が容易であり、かつ鳥獣類の排除機能に関する高い信頼性を得えられる鳥獣類害防止装置を実現することができる。
また本発明によれば、線状体を張設するだけの簡単な構成によって、鳥獣類を排除することができる。
また本発明によれば、物体に掴まるのが得意な器用な鳥獣類であっても、排除することができる。
図1は、本発明の実施の一形態の鳥獣類害防止装置1を軸線方向一方側から見て示す斜視図である。図2は、鳥獣類害防止装置1を軸線方向他方側から見て示す斜視図である。鳥獣類害防止装置1は、たとえば電柱間に張架される電線などの架空線2に装着され、その架空線2に鳥獣類が止まることによって生じる害(以下「鳥獣類害」という)を防止するために、鳥獣類が架空線2に止まらないように排除する装置である。
鳥獣類は、烏、燕および雀などを含む鳥類と、鼠などの小動物を含む獣類とを含む。また鳥獣類害は、鳥獣類の糞、羽および毛などによって架空線および周囲が汚損されること、および架空線が損傷することなどを含み、特に架空線が電線である場合には、短絡事故などの不具合が生じることを含む。また鳥獣類が架空線に止まるとは、鳥獣類が架空線に居ることを意味し、一定位置に動かずに居ることを含むことはもちろん、それだけでなく、架空線上を歩く場合のように移動しながら居ることを含む。
鳥獣類害防止装置1は、基体3と、複数、本実施の形態では6つの線状体4とを含む。基体3は、鳥獣類害防止装置1の軸線(以下「基準軸線」という場合がある)L0に沿って架空線2を挿通可能な空間を有しており、架空線2が挿通される状態で、架空線2に装着される。基体の軸線は、基準基準軸線L0と一致している。各線状体4は、鳥獣類が止まることを防止する鳥獣類排除体であり、周方向全周にわたって基体3に設けられる。基体3が架空線2に装着されることによって、鳥獣類害防止装置1が架空線2に装着され、線状体4が架空線2の周囲に設けられる。
基体3は、複数、本実施の形態では、3つの支持手段5,6,7と、各支持体5〜7を連結する連結手段8とを有する。各支持手段5〜7は、基準軸線L0に沿う方向(以下「軸線方向」という場合がある)X(X1,X2)に間隔をあけて配置される主要な2つの支持手段(以下「主支持手段」という場合がある)5,6と、各主支持手段5,6間に補助的に設けられる支持手段(以下「補助支持手段」という場合ある)7とを有する。連結手段8は、複数の棒状の連結部材9を有し、各連結部材7によって、各支持手段5〜7が連結される。
各線状体4は、各支持手段5〜7に支持される状態で、各主支持手段5,6間にわたって基準軸線L0に沿って張架される。各線状体4は、周方向に等間隔に配置される。各線状体4は、たとえばピアノ線およびビニールてぐすなどによって実現されてもよい。
図3は、一方の主支持手段5を、閉じた状態で示す斜視図である。図4は、一方の主支持手段5を、開いた状態で示す斜視図である。図3(1)および図4(1)は、軸線方向一方X1側から見た斜視図であり、図3(2)および図4(2)は、軸線方向他方X2側から見た斜視図である。2つの主支持手段5,6のうち、軸線方向一方X1側に配置される一方の主支持手段5は、架空線2に外嵌される嵌合基部10と、鳥獣類排除体4を支持する複数、本実施の形態では6つのアーム部11とを有する。
嵌合基部10は、大略的にC字状の2つの基部片12,13が、一端部同士でヒンジ部20によって連結されて構成される。各基部片12,13は、基準軸線L0と平行な角変位軸線まわりに角変位可能である。したがって嵌合基部10は、図3に示すように各基部片12,13の他端部が当接して閉じた状態と、図4に示すように各基部片12,13の他端部が離間して開いた状態とに、角変位動作可能である。
嵌合基部10は、閉じた状態で環状である。この嵌合基部10は、開いた状態で各基部片12,13の他端部間の開口を利用して架空線2を嵌合基部10内に嵌まり込ませ、閉じることによって、架空線2に外嵌することができ、架空線2を挿通させることができる。
またヒンジ部20は、各基部片12,13が、開いた状態の位置と、閉じた状態の位置との2位置で安定する2位置安定構造に構成されている。2位置安定構造は、特に限定されるものではなく、ヒンジ部20の形状によって実現されてもよいし、ばねを用いて実現されてもよい。このように2位置安定構造とすることによって、各基部片12,13が不所望に角変位してしまうことを抑制し、架空線2への外嵌作業などの作業の作業性を良好にすることができる。
また嵌合基部10は、開き防止機構として、各基部片12,13に、相互に係合可能な係合片14,15がそれぞれ設けられている。一方の係合片14は、一方の基部片12の他端部の外周部に、基準軸線L0と平行な角変位軸線まわりに角変位可能に設けられる。他方の係合片15は、他方の基部片13の他端部の外周部に固定される。一方の係合片14には、他方の係合片15が嵌まり込む係合孔部39が形成されている。
一方の係合片14は、図3に実線で示すように他方の係合片15に対して係合解除された位置と、図3(1)に仮想線で示すように他方の係合片15に対して係合された位置とにわたって角変位可能である。各係合片14,15は、図3(1)に仮想線で示す位置に配置される状態で、他方の係合突起15が一方の係合片14の係合孔部39に嵌まり込んで、相互に係合され、図3に実線で示す位置に配置される状態では、他方の係合突起15が一方の係合片14の係合孔部39から脱出して、相互の係合が解除される。
各係合片14,15を係合することによって、各基部片12,13が、閉じた状態から不所望に開いてしまうことを防止することができる。各係合片14,15を係合解除することによって、各基部片12,13を、閉じた状態から開くことができる。一方の主支持手段5は、一方の基部片12およびこれと一体に設けられるアーム部11などを含む一方の角変位構成体38と、他方の基部片13およびこれと一体に設けられるアーム部11などを含む他方の角変位構成体39とを有し、各係合片14,15は、これら各角変位構成体38,39の開き防止を、解除可能に達成する。
また嵌合基部10の内周部は、周方向に間隔をあけた位置に配置される複数の部分25で半径方向外方に膨出する形状に形成される。詳細には、嵌合基部10の内周部は、角部が曲線状に丸み付けされた略多角形状、具体的には略三角形状であり、角部に相当する部分25が半径方向外方に膨出している。本実施の形態では、この膨出する部分(以下「膨出部分」という)25は、周方向に等間隔に形成されている。このような形状にすれば、架空線2に外嵌された状態で、架空線2に対する回転を完全に阻止してしまうことはないが、回転を抑制し、膨出部分25のうちの1つに架空線2が嵌まり込み、その膨出部分25が上方に配置される状態で安定するようにして、架空線2に対する位置決めが可能である。
各アーム部11は、基端部で嵌合基部10に固定され、半径方向外方へ突出するように設けられる。したがって各アーム部11は、嵌合基部10に放射状に設けられる。また各アーム部11は、周方向に等間隔に配置されている。さらに各アーム部11は、周方向に関して、少なくとも膨出部分25が形成される位置には配置されている。したがって本実施の形態では、3つのアーム部11が、膨出部分25が形成される位置に設けられ、残余の3つのアーム部11が、これらの間にそれぞれ配置される。
各アーム部11は、遊端部に、鳥獣類排除体4を支持するための支持部分16を、それぞれ有する。各支持部分16は、基準軸線L0と平行な軸線を有する有底略円筒状に形成される。各支持部分16は、底部を軸線方向一方X1へ向け、開放端を軸線方向他方X2へ向けている。
各支持部分16の底部には、その軸線に沿って貫通する透孔17がそれぞれ形成されている。また各支持部分16の外周部には、その軸線に沿って延びる係止溝18が形成されている。これら各支持部分16は、線状体4が透孔17に挿通されて巻付けられて係止溝18に嵌まり込むように設けられることによって、線状体4を係止溝18が形成される部分で弾発的に挟持して保持することができる。このようにして鳥獣類排除体である線状体4を支持することができる。
また各アーム部11には、各支持部分16に先鋭状に突出する突起23が形成されている。各突起23は、鳥獣類害防止装置1の半径方向外方へ突出する。
一方の主支持手段5には、各支持手段5〜7を連結するための連結部材9が連結される連結部22を有する。本実施の形態では、3つの連結部22が設けられ、各連結部22は、基準軸線L0と平行な軸線を有する有底略円筒状に形成される。各連結部22は、膨出部分25が形成されていない位置に配置される3つのアーム部11の基端部に形成され、底部を軸線方向一方X1へ向け、開放端を軸線方向他方X2へ向けている。
また一方の主支持手段5には、鳥獣類害防止装置1を、軸線方向一方X1に隣接配置される他の鳥獣類害防止装置1に連結するための雄継手部30が形成が形成されている。この雄継手部30は、環状に形成され、嵌合基部10から軸線方向一方X1へ突出し、先端部が半径方向外方へ外向きフランジ状に屈曲する形状を有する。この雄継手部30は、各基部片12,13に対応して周方向に関して同一位置で分割されている。
図5は、他方の主支持手段6を、閉じた状態で示す斜視図である。図6は、他方の主支持手段6を、開いた状態で示す斜視図である。図5(1)および図6(1)は、軸線方向他方X2側から見た斜視図であり、図5(2)および図6(2)は、軸線方向一方X1側から見た斜視図である。2つの主支持手段5,6のうち、軸線方向他方X2側に配置される他方の支持手段6は、一方の支持手段5と類似している。この他方の支持手段6には、雄継手部30に代えて雌継手部31が設けられる。他方の支持手段6の雌継手部31を除く他の構成は、一方の支持手段5の雄継手を除く構成と、軸線方向Xに関して対称となる構成を有している。したがって他方の支持手段6の雌継手部31を除く他の構成は、一方の支持手段5の対応する構成と同一の符号を付し、説明を省略する。
この他方の主支持手段6には、一方の主支持手段5の雄継手部30に対して接続解除可能に接続することができる雌継手部31を有する。この雌継手部31は、鳥獣類害防止装置1を、軸線方向他方X2に隣接配置される他の鳥獣類害防止装置1に連結するため手段である。この雌継手部31は、周方向に間隔をあけて設けられる複数の継手部分32を有しており、各継手部分32は、嵌合基部10から軸線方向他方X2へ突出し、先端部が半径方向内方へ屈曲する形状を有する。この雌継手部31は、雄継手部30が雌継手部31に嵌まり込む状態で、雄継手部30に係止され、接続することができる。
図7は、補助支持手段7を、閉じた状態で示す斜視図である。図8は、補助支持手段7を、開いた状態で示す斜視図である。図9は、補助支持手段7を開き防止した状態で示す斜視図である。図7(1)および図8(1)は、軸線方向他方X2側から見た斜視図であり、図7(2)、図8(2)、図9(1)および図9(2)は、軸線方向一方X1側から見た斜視図である。各主支持手段5,6の間、たとえば中央位置に配置される補助支持手段7は、各主支持手段5,6と類似しており、各主支持手段5,6の構成と対応する部分には、同一の名称を付す。補助支持手段7は、架空線2に外嵌される嵌合基部40と、鳥獣類排除体4を支持する複数、本実施の形態では6つのアーム部41とを有する。
嵌合基部40は、大略的にC字状の2つの基部片42,43が、一端部同士でヒンジ部50によって連結されて構成される。各基部片42,43は、基準軸線L0と平行な角変位軸線まわりに角変位可能である。したがって嵌合基部40は、図7および図9に示すように各基部片42,43の他端部が当接して閉じた状態と、図8に示すように各基部片12,13の他端部が離間して開いた状態とに、角変位動作可能である。
嵌合基部40は、閉じた状態で環状である。この嵌合基部40は、開いた状態で各基部片42,43の他端部間の開口を利用して架空線2を嵌合基部40内に嵌まり込ませ、閉じることによって、架空線2に外嵌することができ、架空線2を挿通させることができる。
またヒンジ部50は、各基部片42,43が、開いた状態の位置と、閉じた状態の位置との2位置で安定する2位置安定構造に構成されている。2位置安定構造は、特に限定されるものではなく、ヒンジ部50の形状によって実現されてもよいし、ばねを用いて実現されてもよい。このように2位置安定構造とすることによって、各基部片42,43が不所望に角変位してしまうことを抑制し、架空線2への外嵌作業などの作業の作業性を良好にすることができる。
また嵌合基部40の内周部は、周方向に間隔をあけた位置に配置される複数の部分55で半径方向外方に膨出する形状に形成される。詳細には、嵌合基部40の内周部は、角部が曲線状に丸み付けされた略多角形状、具体的には略三角形状であり、角部に相当する部分55が半径方向外方に膨出している。本実施の形態では、この膨出する部分(以下「膨出部分」という)55は、周方向に等間隔に形成されている。このような形状にすれば、架空線2に外嵌された状態で、架空線2に対する回転を完全に阻止してしまうことはないが、回転を抑制し、膨出部分55のうちの1つに架空線2が嵌まり込み、その膨出部分55が上方に配置される状態で安定するようにして、架空線2に対する位置決めが可能である。
各アーム部41は、基端部で嵌合基部40に固定され、半径方向外方へ突出するように設けられる。したがって各アーム部41は、嵌合基部40に放射状に設けられる。また各アーム部41は、周方向に等間隔に配置されている。さらに各アーム部41は、周方向に関して、少なくとも膨出部分55が形成される位置には配置されている。したがって本実施の形態では、3つのアーム部41が、膨出部分55が形成される位置に設けられ、残余の3つのアーム部41が、これらの間にそれぞれ配置される。
各アーム部41は、遊端部に、鳥獣類排除体4を支持するための支持部分46を、それぞれ有する。各支持部分46は、基準軸線L0と平行な軸線を有する略円筒状に形成される。各支持部分46は、線状体4が緩やかに挿通されるこのようにして鳥獣類排除体である線状体4を支持することができる。
また各アーム部41には、各支持部分46に先鋭状に突出する突起53が形成されている。各突起53は、鳥獣類害防止装置1の半径方向外方へ突出する。
補助支持手段7には、各支持手段5〜7を連結するための連結部材9が連結される連結部52を有する。本実施の形態では、3つの連結部52が設けられ、各連結部52は、基準軸線L0と平行な軸線を有する略円筒状に形成され、内周部には、軸線方向中央部にその半径方向内方に突出する仕切壁が形成されている。各連結部52は、膨出部分55が形成されていない位置に配置される3つのアーム部41の基端部に形成されている。
また補助支持手段7は、開き防止機構として、係合部材44を有する。係合部材44は、嵌合基部40および各アーム部41が設けられる補助支持手段7の本体66とは別体である。本体66は、一方の基部片42およびこれと一体に設けられるアーム部41などを含む一方の角変位構成体68と、他方の基部片43およびこれと一体に設けられるアーム部41などを含む他方の角変位構成体69とを有し、係合部材44は、各角変位構成体68,69に、解除可能に係合することができる。係合部材44は、本体66の軸線方向一方X1側に設けられ、本体66に対して軸線方向Xへスライド変位可能である。
係合部材44は、図7に示すように各角変位構成体68,69に対して係合解除された位置と、図9に示すように各角変位構成体68,69に対して係合された位置とにわたって、スライド変位可能可能である。係合部材44には、一端部に2つの係合爪47が形成され、他端部に係合孔部67が形成されている。また他方の角変位構成体69には、他方の基部片43に固定されて係合突起45が設けられ、この係合突起45は、軸線方向一方X1へ突出して設けられている。
図9に示す位置に配置される状態で、係合部材44は、各係合爪47が一方の角変位構成体68における周方向に隣接する2つのアーム部41間に嵌まり込み、これら2つのアーム部11に、周方向に相互に異なる側からそれぞれ係合され、一方の角変位構成体68に係合される。また図9に示す位置に配置される状態で、係合部材44は、係合突起45が係合孔部67に嵌まり込んで、他方の角変位構成体69に係合される。図9に示す位置に配置される状態で、係合部材44は、各角変位構成体68,69に係合される。図7に示す位置に配置される状態では、係合部材44は、各角変位構成体68,69から離脱して、係合が解除される。
係合部材44を各角変位構成体68,69に係合することによって、各角変位構成体68,69が、閉じた状態から不所望に開いてしまうことを防止することができる。係合部材44を各角変位構成体68,69に対して係合解除することによって、各角変位構成体68,69を、閉じた状態から開くことができる。このように係合部材44は、各角変位構成体の開き防止を、解除可能に達成する部材である。また各係合爪47は、先端部に鉤状部分を有しており、アーム部11に軸線方向他方X2側から係止されるので、係合部材44の各角変位構成体68,69に対する係合状態が不所望に解除されてしまわないようにすることができる。
再び図1および図2を参照して、これら各支持手段5〜7は、ヒンジ部20,50による角変位軸線が同一直線上に配置されるように一致させて状態、軸線方向Xに間隔をあけて配置される。この状態で、各支持軸線5〜7の一方の基部片11,41、他方の基部片12,42および各アーム部11,41など、互いに対応する構成が、周方向に関して一致する位置に配置されている。
この状態で、各連結部材9が、各支持手段5〜7に形成される連結部22,52に嵌合されて連結される。これによって各支持手段5〜7が連結される。具体的には、本実施の形態では、6つの連結部材9が設けられる。3つの連結部材9は、基準軸線L0と平行になるように配置され、一端部が、一方の主支持手段5の各連結部22に、それぞれ嵌合されて連結され、他端部が、補助支持手段7の各連結部52に、それぞれ嵌合されて連結される。また残りの3つの連結部材9は、基準軸線L0と平行になるように配置され、一端部が、補助支持手段7の各連結部52に、それぞれ嵌合されて連結され、他端部が、他方の支持手段6の各連結部22に、それぞれ嵌合されて連結される。
補助支持手段7の係合部材44は、基準軸線L0と平行な軸線を有する、2つの案内孔部70が形成されている。この係合部材44は、一方の主支持手段5と保持支持手段7とを連結する連結部材9のうちの2本の連結部材9が、各案内孔部70に挿通される状態で、設けられる。係合部材44は、各案内孔部70を挿通する連結部材9に案内されて、軸線方向Xへスライド変位可能に支持されている。図1には、係合部材44は、開き防止を解除している状態で示す。
各支持手段5〜7が、各連結部材9を有する連結手段8によって連結されて、基体3が組み立てられる。この基体3の各支持手段5〜7における周方向に関して一致する位置に配置される各支持部16,46によって、1つの線状体4が支持される。線状体4は、保持支持手段7の支持部46を挿通した状態で、両端部が、各主支持手段5,6の各支持部16に巻付けられて固定される。このようにして、基体3の外周部に、周方向に等間隔の6カ所に線状体4が張設される。
基体3は、各支持手段5〜7の一方の角変位構成体38,68が一体となり、各支持手段5〜7の他方の角変位構成体39,69が一体となるように連結されている。したがって鳥獣類害防止装置は、一方の角変位構成体38,68ならびにこれを連結する連結部材9およびこれに支持される線状体4を含めた一方の装置分割体75と、他方の角変位構成体39,69ならびにこれを連結する連結部材9およびこれに支持される線状体4を含めた他方の装置分割体76とを有し、各装置分割体75,76が、閉じた状態と開いた状態とに、角変位による開閉動作が可能に構成されている。
各装置分割体75,76は、各支持手段5〜7における各基部片12,13;42,43の2位置安定構造によって、開いた状態にある位置と、閉じた状態にある位置の2位置で安定する。また各支持手段5〜7が、それぞれに備わる開き防止機構によって開き防止されることによって、各装置分割体75,76が、閉じた状態から不所望に開くことが防止、すなわち開き防止される。図1および図2には、各装置分割体75,76が閉じた状態を示し、各装置分割体75,76が開いた状態は、図示省略する。
本実施の形態の鳥獣類害防止装置1は、各装置分割体75,76を開いた状態で、開いた開口部から架空線2が各嵌合基部10,40内に嵌まり込ませ、各装置分割体75,76を閉じることによって、架空線2が各嵌合基部10,40を挿通するように外嵌させて、架空線2に装着される。鳥獣類害防止装置1は、各装置分割体75,76を開くことによって、架空線2から離脱させることができる。
鳥獣類害防止装置1は、架空線2に装着される状態で、各開き防止機構によって各装置分割体75,76を開き防止し、鳥獣類害防止装置1が架空線2から不所望に脱落しないように装着することができる。また開き防止機構として、主支持手段5,6と、補助支持手段7とで、異なる構成を採用しており、複数種の開き防止機構を有しているので、風圧に基づく振動など、外力が作用しても、全ての開き防止機構が解除されてしまうおそれが少なく、1つでも開き防止していれば、各装置分割体75,76の開きが防止されるので、鳥獣類害防止装置1の脱落防止効果を高くすることができる。
また各装置分割体75,76が2位置で安定する構成であるので、各装置分割体75,76が不所望に開閉動作することが防がれ、架空線2に対する着脱作業を容易にすることができる。開き防止機構についても、係合片14を角変位させるか、または係合部材44をスライドさせるだけの簡単な操作であるので、これによっても作業を容易にすることができる。たとえば間接工法で、絶縁やっとこを用いて装着することも可能である。
このように鳥獣類害防止装置1を架空線2に装着することによって、架空線2の周囲に鳥獣類排除体である線状体4を設けることができる。これによって鳥獣類が架空線2に、直接および鳥獣類害防止装置1を介して間接的に、止まることを防止することができる。したがって鳥獣類を排除する機能を発揮して、鳥獣類による害を防止することができる。線状体4は、鳥獣類が止まろうとしても、鳥獣類が線状体4を掴むことができないことを利用して、鳥獣類が止まることを防止することができる。このように線状体4を張設するだけの簡単な構成によって、鳥獣類4を排除することができる。
しかも鳥獣類害防止装置1は、鳥獣類の自重による鳥獣類害防止装置1全体の回転を利用して鳥獣類を排除する構成ではないので、架空線2への装着後に外的要因による鳥獣類の排除機能が停止してしまう不足の事態に陥りにくく、高い信頼性を確保することができる。さらに線状体4は、周方向全周にわたって設けられており、架空線2への装着時に、装着姿勢を気にする必要がなく、作業が容易である。また架空線2への装着後に、何らかの外的要因によって装着姿勢が変化したとしても、鳥獣類の排除機能が低下することがなく、この観点においても高い信頼性を確保することができる。このように鳥獣類害防止装置1は、架空線2への装着作業が容易であり、かつ鳥獣類の排除機能に関する高い信頼性を得ることができる。
また各支持手段5〜7における嵌合基部10,40が、周方向に間隔をあけた複数の位置で半径方向外方に膨出する膨出部分25,55を有しており、かつ周方向に関して膨出部分25,55が形成される位置には、少なくとも線状体4を支持するアーム部11が設けられる。これによって鳥獣類害防止装置1は、架空線2に装着された状態で、1つの線状体4が架空線2の鉛直上方に配置される位置で安定する。したがって鳥獣類害防止装置1の架空線2への装着時に、装着姿勢を調整しなくても、いわば自然に、1つの線状体4が架空線2の鉛直上方に配置されるようになる。しかも膨出部分25,55が、周方向に複数設けられているので、安定位置に配置されやすい。
複数の線状体4が、周方向全周にわたって設けられており、架空線2の鉛直上方には線状体4が配置されていない状態であっても、鳥獣類を排除することはできるが、排除効果を高くするためには、線状体4が架空線2の鉛直上方に配置されることが好ましい。膨出部分25,55を設ける構成とすることによって、装着姿勢を気にせずに装着できるようにして作業性を高くしたうえで、鳥獣類の排除効果を高くすることができる。
また各支持手段5〜7の各支持部16,46には、突起23,53が形成されており、各支持手段5〜7に鳥獣類が止まることを防止できる。
鳥獣類害防止装置1は、1つだけ単独で用いられてもよいが、複数の用いて、軸線方向Xに並べて架空線2に装着するようにしてもよい。この場合、各継手部30,31を利用して、隣接する鳥獣類害防止装置1同士を連結することによって、2つの鳥獣類害防止装置1に隙間が形成されることを防止できる。各継手部30,31は、連結される鳥獣類害防止装置1同士が、互いに回転することを許容する。
図10は、本発明の実施の他の形態の鳥獣類害防止装置1Aを軸線方向一方側から見て示す斜視図である。図11は、鳥獣類害防止装置1を軸線方向他方側から見て示す斜視図である。図10および図11に示す鳥獣類害防止装置1Aは、図1〜図9に示す鳥獣類害防止装置1と類似しており、対応する部分には、同一の符号を付し、異なる構成についてだけ説明をして、同様の構成については説明を省略する。本実施の形態の鳥獣類害防止装置1Aでは、鳥獣類排除体として、線状体4に変えて回転部材4Aが設けられる。回転部材4Aは、基準軸線L0と平行な回転軸線まわりに回転可能に設けられる。回転部材4Aは、円管状の管状部材によって実現される。
図1〜図9に示す鳥獣類害防止装置1では、各支持手段5〜7は、各連結部材9が各連結部22,52に嵌合されることによって連結されたけれども、図10および図11に示す本実施の形態の鳥獣類害防止装置1Aでは、各支持手段5〜7は、各連結部材9が、各支持部16,46に嵌合されることによって連結される。具体的には、本実施の形態では、3つの連結部材9は、基準軸線L0と平行になるように配置され、一端部が、一方の主支持手段5の支持部16のうち周方向1つおきの3つの支持部16に、それぞれ嵌合されて連結され、他端部が、補助支持手段7の各支持部46のうち、一端部が嵌合される支持部16と対応する支持部46に、それぞれ嵌合されて連結される。また残りの3つの連結部材9は、基準軸線L0と平行になるように配置され、一端部が、補助支持手段7の支持部46のうち周方向1つおきの3つの支持部46に、それぞれ嵌合されて連結され、他端部が、他方の主支持手段6の各支持部16のうち、一端部が嵌合される支持部46と対応する支持部16に、それぞれ嵌合されて連結される。各連結部材9が嵌合される支持部16,46は、周方向に関して、膨出部分25,55が形成される位置に配置される支持部16,46である。
本実施の形態では、各連結部材9は、各回転部材4Aを回転自在に支持する支持軸としても機能する。本実施の形態では、6つの回転部材4Aが設けられており、各回転部材4Aは、各連結部材9に外嵌されて、回転自在に設けられる。このようにして、本実施の形態の鳥獣類害防止装置1Aでは、周方向に関して等間隔で3カ所に回転部材4Aが設けられる。
このような本実施の形態の鳥獣類害防止装置1Aは、鳥獣類排除体が線状体4であることによる効果を除いて、図1〜図9に示す鳥獣類害防止装置1と同様の効果を達成することができる。さらに鳥獣類排除体として、回転部材4Aを回転可能に設けることによって、鳥獣類が止まろうとしても、鳥獣類が回転部材を掴んだとしても、その回転部材4Aが鳥獣類の自重によって回転するので、鳥獣類が止まることを防止することができる。したがって物体に掴まるのが得意な器用な鳥獣類であっても、排除することができる。
前述の各実施の形態は、本発明の例示に過ぎず、本発明の範囲内において構成を変更することができる。基体3は、鳥獣類排除体を支持することができる構成であれば、どのような構成であってもよい。たとえば補助支持手段7を用いることなく、各主支持手段5,6だけを用いて構成されてもよいし、各主支持手段5,6と、2つ以上の補助支持手段7とを用いて構成されてもよい。また嵌合基部10,40は、内周部が、膨出部分25,55を有していない円形状である構成であってもよい。
また鳥獣類排除体は、線状体4および回転部材4Aに限定されることなく、鳥獣類を排除可能な構成であれば、どのような構成であってもよい。さらに鳥獣類排除体の周方向に関する配置数は、限定されるもではなく、2つ以上であればよいが、高い排除効果を達成するために、3つ以上であることが好ましい。また嵌合基部10,40が膨出部分25,55を有する構成である場合には、少なくとも膨出部分25,55に対応する位置の支持部16,46に支持されるように鳥獣類排除体を設けることが好ましい。
たとえば図1〜図9に示す鳥獣類害防止装置1において、膨出部分25,55に対応する位置の支持部16,46に支持されるように、3つの線状体4を設ける構成であってもよい。また図10および図11に示す鳥獣類害防止装置1において、周方向に関して残りの3つの支持部16,46に連結部材9または回転部材4Aを支持可能な部材を設けて、回転部材4Aを設けるようにしてもよい。また線状体と回転部材4Aとを周方向に交互に設けるなど、組合わせて用いてもよい。
本発明の実施の一形態の鳥獣類害防止装置1を軸線方向一方側から見て示す斜視図である。 鳥獣類害防止装置1を軸線方向他方側から見て示す斜視図である。 一方の主支持手段5を、閉じた状態で示す斜視図である。 一方の主支持手段5を、開いた状態で示す斜視図である。 他方の主支持手段6を、閉じた状態で示す斜視図である。 他方の主支持手段6を、開いた状態で示す斜視図である。 補助支持手段7を、閉じた状態で示す斜視図である。 補助支持手段7を、開いた状態で示す斜視図である。 補助支持手段7を開き防止した状態で示す斜視図である。 本発明の実施の他の形態の鳥獣類害防止装置1Aを軸線方向一方側から見て示す斜視図である。 鳥獣類害防止装置1Aを軸線方向他方側から見て示す斜視図である。
符号の説明
1,1A 鳥獣類害防止装置
2 架空線
3 基体
4 線状体(鳥獣類排除体)
4A 回転部材(鳥獣類排除体)
5〜7 支持手段
8 連結手段
9 連結部材

Claims (3)

  1. 嵌合基部を有し、嵌合基部に架空線が挿通される状態で、架空線に装着される基体であって、嵌合基部の内周部に、周方向に間隔をあけた位置で半径方向外方にそれぞれ膨出する複数の膨出部分が設けられ、嵌合基部の内周部は、角部が丸み付けされた略多角形状に形成される基体と、
    周方向に関して少なくとも膨出部分が形成される位置に配置されて、周方向全周にわたって基体に設けられ、鳥獣類が止まることを防止する複数の鳥獣類排除体とを含むことを特徴とする鳥獣類害防止装置。
  2. 鳥獣類排除体は、張設される線状体を有することを特徴とする請求項1記載の鳥獣類害防止装置。
  3. 鳥獣類排除体は、回転可能に設けられる回転部材を有することを特徴とする請求項1記載の鳥獣類害防止装置。
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