JP3918591B2 - 光ファイバ挿入装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フェルールのファイバ孔に光ファイバコードのファイバを挿入するために使用される光ファイバ挿入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の光ファイバコードの挿入にあたっては、あらかじめ必要なリング部品であるゴムフード、リング、かしめリング、ストップリング、スプリング等を光ファイバコードに挿入しておく。次いで、光ファイバコードのこれらの部品を挿入した側を端末処理し、端末処理した心線をフェルールに挿入し心線とフェルールを接着固定した後に、フェルールの端面を研磨仕上げしている。
【0003】
このフェルールにファイバを手作業によって挿入するには、フェルールのファイバ孔にファイバが入るように目視で調整しながら行っていた。また、光ファイバ挿入装置によって行う場合には、フェルール保持部材にフェルールを保持させ、ファイバ保持部材に光ファイバコードを保持させ、これらフェルール保持部材とファイバ保持部材のいずれか一方をフェルールの軸線方向に移動させることにより、フェルールにファイバを挿入していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、光ファイバの心線はきわめて細く折れやすいために、手作業による場合には、熟練を要するばかりでなく、集中力を必要とするために作業を長時間行うことが困難になり生産性が低下していた。また、光ファイバ挿入装置によって行う場合には、フェルールのファイバ孔と光ファイバコードのファイバとを精度よく位置合わせする調整作業が必要になり、この調整作業に多くの時間を費やしてしまうという問題があった。
【0005】
本発明は上記した従来の問題に鑑みなされたものであり、第1の目的は手作業で行う場合には、熟練を必要とせずに生産性を向上させることにある。また、第2の目的は光ファイバ挿入装置によって行う場合には、調整作業の時間を短縮することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1に係る発明は、フェルールのファイバ孔に光ファイバコードのファイバを挿入する光ファイバ挿入装置において、一端部にフェルールを保持する保持部を有するフェルール保持部材と、このフェルール保持部材の他端部に一端部が枢着され他端部が互いに接離自在な一対の操作部材と、これら操作部材の他端部のそれぞれに設けられ、他端部が突き合わされた状態で光ファイバコードのファイバをフェルールのファイバ孔側に導入する導入ガイド孔が形成される一対のガイド部材とを備えたものである。
したがって、フェルール保持部材のフェルール保持部にフェルールを保持させ、一方の手によって一対の操作部材を把持しこれを回動し他端部を突き合わせて、他方の手に光ファイバコードのファイバを持ってガイド部材の導入ガイド孔に導入する。次いで、一対の操作部材の他端部を互いに離間させた後、フェルール保持部からフェルールを取り出し、光ファイバのファイバをフェルールのファイバ孔内に所定の深さに挿入する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は一般的な光ファイバコードの端末処理をした状態を示す外観図である。図2は一般的なフェルールを示し、同図(a)は断面図、同図(b)は底面図である。図3は本発明に係る光ファイバ挿入装置を示し、同図(a)は平面図、同図(b)は一対のガイド部材を互いに離間させた状態を示す平面図、同図(c)は同図(a)における III(c)-III(c)線断面図、同図(d)は正面図である。
【0009】
図4は同じくガイド部材を示し、同図(a)は外観斜視図、同図(b)は同図(a)におけるIV(b)-IV(b) 線断面図である。図5は同じくガイド部材の平面図であって、同図(a)は一対のガイド部材を離間させた状態を示し、同図(b)は一対のガイド部材を互いに突き合わせた状態を示す。図6は同じくガイド部材の底面図であって、同図(a)は一対のガイド部材を離間させた状態を示し、同図(b)は一対のガイド部材を互いに突き合わせた状態を示す。
【0010】
図7は同じくフェルール保持部材にフェルールを保持した状態を示す平面図である。図8は同じくフェルール保持部材にフェルールを保持した状態を拡大して示す詳細図である。図9は同じく光ファイバコードのファイバをフェルールに挿入する状態を示す図3(a)における III(c)-III(c)線断面図である。
【0011】
図1において、全体を符号1で示すものは光ファイバコードであって、端末処理をすることにより、外被2から露呈した心線3と、この心線3から露呈したファイバ4とによって形成されている。図2において、5はフェルールであって、セラミックによって円筒状に形成された本体6と、この本体6に一体的に取り付けられ略円筒状に形成された鍔部材7とによって構成されている。
【0012】
本体6の一端周縁部には、テーパ状に形成された面取部8が設けられ、中心にはファイバ孔9が軸線方向を貫通するように穿孔され、このファイバ孔9の他端(図中下端)には、テーパ状に形成された面取部10が設けられている。鍔部材7の中心には、大径部11とこれと連通する小径に形成された心線孔12とが軸線方向を貫通するように穿孔されている。
【0013】
また、鍔部材7の大径部11が形成された部位の外周部に鍔部13が設けられ、大径部11内には本体6の他端部が嵌合固定され、鍔部材7の心線孔12と本体6のファイバ孔9とが軸心を一致させて連通している。
【0014】
次に、図3を用いて本発明の光ファイバ挿入装置について説明する。
全体を符号15で示す光ファイバ挿入装置は、フェルール5を保持するフェルール保持部材16と、このフェルール保持部材16に基端部19a,20aが枢着され、揺動端部19d,20dが互いに接離自在な一対の操作部材19,20と、これら操作部材19,20のそれぞれの揺動端部19d,20dに取り付けられた一対のガイド部材25,25とによって構成されている。
【0015】
フェルール保持部材16は細長い扁平な直方体に形成されており、一端部の上面には、フェルール5の本体6が係入されるフェルール保持孔17がフェルール保持部材16の上下を貫通するように設けられ、他端部にはストッパーピン18が植設されている。
【0016】
一対の操作部材19,20は、前記フェルール保持部材16と全長が同じで扁平な略直方体状に形成され、一端側の基端部19a,20aが平面視円形に形成されており、この基端部19a,20aの中心には、それぞれ軸受孔19b,20bが設けられ、端部側にはそれぞれ長孔19c,20cが設けられている。
【0017】
これら一対の操作部材19,20の長孔19c,20cに前記ストッパーピン18が係入されることにより、それぞれの基端部19a,20aが重なり合わされ、かつ一対の操作部材19,20が対向する。それぞれの軸受孔19b,20bには、スリーブ21を介して支軸22が貫挿されており、この支軸22の下端部がフェルール保持部材16に止めねじ23によって固定されることにより、支軸22の鍔部22aによって一対の操作部材19,20が支軸22の軸線方向の移動が規制される。
【0018】
したがって、これら一対の操作部材19,20は、支軸22を回動中心としてフェルール保持部材16の他端部に回動自在に支持され、それぞれの揺動端部19d,20dが互いに接離自在となっている。これら一対の操作部材19,20間には、圧縮コイルばね24が弾装されており、同図(b)に示すように、操作部材19,20のそれぞれの揺動端部19d,20dが互いに離間する方向に付勢されている。
【0019】
ストッパーピン18がそれぞれの長孔19c,20cの端部に係合することにより、これら一対の操作部材19,20の揺動端部19d,20d間の間隔が一定以上開かないように規制されている。
【0020】
一対の操作部材19,20の揺動端部19d,20d間が互いに離間した同図(b)の状態で、フェルール保持部材16のフェルール保持孔17が、揺動端部19d,20d間から露呈する。一方、一対の操作部材19,20の揺動端部19d,20d間を突き合わせた同図(a)の状態で、後述するガイド凹部26がフェルール保持部材16のフェルール保持孔17に対応する。
【0021】
これら一対の操作部材19,20の揺動端部19d,20dのそれぞれには、一対のガイド部材25,25が取り付けられており、これらガイド部材25,25について図4ないし図6を用いて説明する。
【0022】
これら一対のガイド部材25,25は直方体に形成されており、後述するように互いに突き合わされる突き合わせ面25a,25aが設けられ、これら突き合わせ面25a,25aの上端側には、図5(a)に示すように、互いに対向する半円錐形に形成された第2の切欠き25c,25cが設けられている。同図(b)に示すように、これら一対のガイド部材50,50の突き合わせ面25a,25aを互いに突き合わせることにより、これら第2の切欠き25c,25cによって、すり鉢状に形成されたガイド凹部26が形成される。また、この突き合わせ面25a,25aの中央部には、互いに対向する断面が半円形に形成された第1の切欠き25b,25bが設けられており、突き合わせ面25a,25aを互いに突き合わせることにより、これら第1の切欠き25b,25bによって、ガイド凹部26に連通する細径のファイバ導入孔27が形成される。
【0023】
一対のガイド部材25,25の突き合わせ面25a,25aの下端側には、図6(a)に示すように、互いに対向する断面がV字状に形成された第3の切欠き25d,25dが設けられている。同図(b)に示すように、これら一対のガイド部材25,25の突き合わせ面25a,25aを互いに突き合わせることにより、これら第3の切欠き25d,25dによって、ファイバ導入孔27に連通する断面が正方形のフェルール位置決め孔28が形成される。
【0024】
ガイド凹部26の上端面の径R1は、前記光ファイバコード1のファイバ4の直径D1よりも大きく形成されている。また、ファイバ導入孔27の径R2は、ファイバ4の直径D1よりもわずかに大きく形成されている。さらに、フェルール位置決め孔28の一辺の長さLは、フェルール5の本体6の直径D2よりもわずかに大きく形成されている。
【0025】
このような構造の一対のガイド材25,25は、一対の操作部材19,20を圧縮コイルばね24の付勢力に抗して、図3(a)に示すように、揺動端部19d,20dを互いに突き合わすと、一対のガイド部材25,25の突き合わせ面25a,25aが互いに突き合わされる。
【0026】
次に、このような構成の光ファイバ挿入装置における光ファイバの挿入操作を説明する。
図7に示すように、圧縮コイルばね24の付勢力によって、一対の操作部材19,20のそれぞれの揺動端部19d,20dが互いに離間した状態で、フェルール保持部材16のフェルール保持孔17にフェルール5の本体6を係入する。係入されたフェルール5は、鍔部13がフェルール保持孔17の開口端縁に係止されることにより、鍔部材7が上方に突出するようにしてフェルール保持孔17に保持される。
【0027】
次に、一対の操作部材19,20を一方の手で挟持し、圧縮コイルばね24の付勢力に抗して、図3(a)に示すように、一対の操作部材19,20のそれぞれの揺動端部19d,20d間を互いに突き合わせると、一対のガイド部材25,25のそれぞれの突き合わせ面25a,25aが互いに突き合わされる。したがって、図8に示すように、フェルール5の鍔部材7が、一対のガイド部材25,25によって形成されたフェルール位置決め孔28に係合して位置決めされる。
【0028】
この状態で、図9に示すように、光ファイバコード1のファイバ4を一対のガイド部材25,25のガイド凹部26からファイバ導入孔27に導入することにより、フェルール5の鍔部材7がフェルール位置決め孔28に位置決めされているので、ファイバ4はフェルール5の心線孔12に案内される。このとき、ガイド凹部26の上端面の径R1が、光ファイバコード1のファイバ4の直径D1よりも大きく形成されているので、ファイバ4をガイド凹部26に確実に導入するのができる。
【0029】
導入されたファイバ4はガイド凹部26のすり鉢状に形成された斜面に沿ってファイバ導入孔27に円滑に導入され、ファイバ導入孔27の径R2がファイバ4の直径D1よりもわずかに大きく形成されていることにより、位置決めされたフェルール5の心線孔12に確実に案内される。このため、ファイバ4の先端をガイド部材25の表面に突当てて、ファイバ4を折り曲げたり、破損したりするようなことがなく、確実かつ短時間で挿入作業を行うことができる。
【0030】
ファイバ4の先端部をフェルール5の心線孔12からファイバ孔9に挿入したら、図7に示すように、光ファイバ挿入装置15の一対の操作部材19,20の揺動端部19a,20aを圧縮コイルばね24の付勢力によって互いに離間させる。ファイバ4の先端部がファイバ孔9に挿入されたフェルール5をフェルール保持部材16のフェルール保持孔17から取り外し、ファイバ4をファイバ孔9内にさらに挿入することにより、ファイバ4の先端部をファイバ孔9から露呈させる。
【0031】
このように、光ファイバ挿入装置15を、フェルール保持部材16および一対の操作部材19,20ならびに一対のガイド部材25,25によって構成したことにより、部品点数を削減でき、かつ構造を簡素化することができるので、安価に製造することができる。
【0032】
図10ないし図20は本発明の第2の実施の形態を示すものである。図10は本発明に係る光ファイバ挿入装置の正面図、図11は同じく側面図、図12は同じく要部の正面図である。図13は同じくガイド部材の平面図であって、同図(a)は一対のガイド部材を互いに離間させた状態を示し、同図(b)は一対のガイド部材を互いに突き合わせた状態を示す。図14は同じくガイド部材の底面図であって、同図(a)は一対のガイド部材を互いに離間させた状態を示し、同図(b)は一対のガイド部材を互いに突き合わせた状態を示す。
【0033】
図15は同じく光ファイバの挿入動作を説明するために要部を拡大して示す詳細断面図であって挿入する前の状態を示す。図16は同じく光ファイバの挿入動作を説明するために要部を拡大して示す詳細断面図であって一部分だけ挿入した状態を示す。図17は同じく光ファイバの挿入動作を説明するために要部を拡大して示す詳細断面図であって、一対のガイド部材を互いに離間させた状態を示す。
【0034】
図18は同じく光ファイバの挿入動作を説明するために要部を拡大して示す詳細断面図であって、一対のガイド部材を上昇させた状態を示す。図19は同じく光ファイバの挿入動作を説明するために要部を拡大して示す詳細断面図であって、光ファイバをある一定量だけ挿入した状態を示す。図20は同じく光ファイバの挿入動作を説明するために要部を拡大して示す詳細断面図であって、光ファイバの挿入が完了した状態を示す。
【0035】
次に、図10および図11を用いて本発明の第2の実施の形態に係る光ファイバ挿入装置について説明する。これらの図において、全体を符号30で示す光ファイバ挿入装置には、4個の脚部31によって支持された平面視長方形に形成された扁平な台座32が備えられ、この台座32上の4隅には4本の支柱33が立設されている。
【0036】
これら4本の支柱33上には固定台34が固定され、この固定台34には、左右方向に延在する直方体に形成されたファイバ保持手段としてのファイバ保持部材35が取り付けられている。このファイバ保持部材35は、図中前後方向に分割可能となるように2部材によって形成され、これら2部材の分割面の間に多数本の光ファイバコード1が、ファイバ4を上方に指向させるようにして挟持されている。
【0037】
36は芯出し手段であって、この芯出し手段36には、互いに同期して開閉し、閉じることにより光ファイバコード1のファイバ4を保持するガイド板が備えられている。このように保持されたファイバ4の中心と、後述するフェルールホルダー48に保持されたフェルール5の心線孔12の中心とが一致するように位置付けられている。
【0038】
前記固定台34上の4隅には、4本のガイド棒37が立設しており、これらガイド棒37にはリニアベアリング39を介して、可動台38が上下方向に移動自在に支持され、モータ40を駆動源として回転するねじ棒41によって、上下方向に移動する。
【0039】
図10に示すように、この可動台38の両端部には、下方に延在する一対の互いに対向する支持板42,42が固定されており、これら支持板42,42間には回転軸43が回転自在に支持されている。この回転軸43の両端部には、一対の対向する支持部材44,44が軸着されており、これら支持部材44,44には、細長い扁平な直方体状に形成された蓋部材45が図中左右方向に延在するように固定されている。
【0040】
この蓋部材45の下面には、細長い直方体状に形成したエアー通路部材46が固定され、このエアー通路部材46の下面には、扁平な直方体状に形成したホルダー保持部材47が固定されている。前記回転軸43は図示を省略したハンドルを操作することにより軸線周りに回転し、回転することにより、この回転軸43を回転中心として蓋部材45およびエアー通路部材46ならびにホルダー保持部材47が一体的に回転する。
【0041】
次に、図15を用いてエアー通路部材46およびホルダー保持部材47の構造ならびにフェルールホルダー48について説明する。
エアー通路部材46の上端面には、エアー通路部材46の全長方向に延在する吸気エアー溝46aが設けられており、この吸気エアー溝46aは蓋部材45によって覆われることによって密閉状態になっている。
【0042】
この吸気エアー溝46a内のエアーは、図示を省略した吸気ポンプによって吸気されることにより、吸気エアー溝46a内が負圧状態になる。エアー通路部材46には、この吸気エアー溝46aに連通し、エアー通路部材46を貫通する貫通孔46bが設けられており、この貫通孔46bの下部側には、後述するフェルールホルダー37を摺動自在に支持する小径孔部46cが設けられている。
【0043】
この小径孔部46cの下端には、エアー通路部材46の全長方向に延在する一対の排気エアー溝46dが設けられており、この排気エアー溝46d内には、図示を省略した排気ポンプから排気エアーが供給される。
【0044】
ホルダー保持部材47には、前記貫通孔46bおよび排気エアー溝46dに連通するホルダー保持孔47aが、ホルダー保持部材47を貫通するように設けられており、このホルダー保持孔47aの下端部には小径孔部47bが設けられている。このホルダー保持部材47のホルダー保持孔47aは、前記ファイバ保持部材35に保持される多数本の光ファイバコード1に対応した数量だけ設けられている。
【0045】
フェルール保持手段としてのフェルールホルダー48は小径部と大径部とからなる円筒状に形成され、中心にフェルール保持孔48aが設けられており、下部側に鍔部48bが形成され、鍔部48bの下端部には小径部48cが形成され、大径部48bと小径部48cとの間に段部48dが設けられている。このフェルールホルダー48は、前記ホルダー保持部材47のホルダー保持孔47aから前記エアー通路部材46の小径孔部46c内に係入され、ホルダー保持部材47のホルダー保持孔47a内に大径部48bが係入される。
【0046】
フェルールホルダー48の上部と、エアー通路部材46の小径孔部46cの上端との間には圧縮コイルばね49が弾装され、この圧縮コイルばね49の付勢力によってフェルールホルダー48は上方に付勢され、鍔部48bがエアー通路部材46の下端面に係止される。
【0047】
この状態で、フェルールホルダー48の段部48dと、ホルダー保持部材47の小径孔部47bの上端面との間には、フェルールホルダー48が距離δだけ移動可能な隙間が設けられる。このフェルールホルダー48のフェルール保持孔48a内には、前記フェルール5の本体6が係入されており、フェルール5の鍔部13がフェルールホルダー48の小径部48cの端面に係止されている。
【0048】
次に、図11ないし図15を用いて一対のガイド部材50,50について説明する。
図11および図12に示すように、一対のガイド部材50,50は細長い扁平な直方体に形成され、ファイバ保持部材35とホルダー保持部材47との間に設けられている。
【0049】
図13(a)に示すように、これら一対のガイド部材50,50には、上述した第1の実施の形態のガイド部材25,25と同様に突き合わせ面25a,25aが設けられており、この突き合わせ面25a,25aの上端側には、互いに対向する多数対の断面がV字状に形成された第3の切欠き25d,25dが設けられている。同図(b)に示すように、これら一対のガイド部材50,50の突き合わせ面25a,25aを互いに突き合わせることにより、これら多数対の第3の切欠き25d,25dによって、平面視正方形のフェルール位置決め孔28が多数個形成される。また、この突き合わせ面25a,25aの中央部には、互いに対向する多数対の断面が半円形に形成された第1の切欠き25b,25bが設けられており、突き合わせ面25a,25aを互いに突き合わせることにより、これら多数対の第1の切欠き25b,25bによって、フェルール位置決め孔28に連通する細径のファイバ導入孔27が多数個形成される。
【0050】
図14(a)に示すように、ガイド部材50,50の突き合わせ面25a,25aの下端側には、互いに対向する多数対の半円錐形に形成された第2の切欠き25c,25cが設けられている。同図(b)に示すように、これらガイド部材50,50の突き合わせ面25a,25aを互いに突き合わせることにより、これら多数対の第2の切欠き25c,25cによって、ファイバ導入孔27に連通するすり鉢状のガイド凹部26が多数個形成される。これらガイド凹部26およびファイバ導入孔27ならびにフェルール位置決め孔28は、フェルールホルダー48に保持されたフェルール5の数量に対応した数量が設けられている。
【0051】
図11に示すように、これらガイド部材50,50は、ホルダー保持部材47に保持されたフェルール5を挟むように位置付けられている。51は可動台38に取り付けられたガイド部材昇降用のエアーシリンダであって、ロッド51aの先端にガイド部材支持板52が取り付けられている。
【0052】
このガイド部材支持板52には一対のガイド部材50,50を接離自在とするガイド部材開閉用のエアーシリンダ53が取り付けられている。したがって、各ガイド部材50,50は、ガイド部材昇降用のエアーシリンダ51が非作動時には、モータ40の駆動によってホルダー保持部材47と一体的に上下動する。
【0053】
一方、モータ40の非駆動時に、ガイド部材昇降用のエアーシリンダ51を作動させることにより、ガイド部材50,50は、ホルダー保持部材47とは独立して上下動する。また、ガイド部材開閉用のエアーシリンダ53の作動によって、ガイド部材50,50のそれぞれの突き合わせ面25aと突き合わせ面25aとが互いに接離自在となるように矢印方向に移動する。
【0054】
次に、このような構成の光ファイバ挿入装置において、光ファイバの挿入動作について説明する。
図11に示すように、光ファイバコード1をファイバ保持部材35に保持し、芯出し手段36を作動させることにより、図示を省略したガイド板によってファイバ4の芯出しを行う。ガイド部材開閉用のエアーシリンダ53を作動させて、ガイド部材50,50間を互いに離間させた状態とする。
【0055】
次いで、図10において、図示を省略したハンドルを操作して、回転軸43を180°回動させることにより、ホルダー保持部材47の小径部47bを上方に指向させるようにホルダー保持部材47を反転させる。この状態としてからホルダー保持部材47に保持されたフェルールホルダー48のフェルール保持孔48aにフェルール5の本体6を係入する。
【0056】
図示を省略した吸気ポンプによって、エアー通路部材46の吸気エアー溝46a内のエアーを負圧状態とすることにより、フェルールホルダー48のフェルール保持孔48a内も負圧状態になる。したがって、フェルール5はこのフェルール保持孔48a内に吸引され、鍔部13がフェルール保持孔48aの下端縁に係合することによりフェルールホルダー48に保持される。
【0057】
この状態で、再び図示を省略したハンドルを操作して、ホルダー保持部材47を180°反転させることにより、図15に示すように、フェルール5の鍔部材7が図中下方を指向する。このとき、上述したように、フェルール5がフェルール保持孔48a内に吸引された状態で保持されていることにより、フェルール5がフェルール保持孔48aから脱落するようなことはない。
【0058】
この状態から、エアーシリンダ53を作動させてガイド部材50,50を互いに接近させ、それぞれの突き合わせ面25aと突き合わせ面25aとを当接させることにより、フェルール位置決め孔28を形成する。形成されたフェルール位置決め孔28内にフェルール5の鍔部材7が嵌合することにより、鍔部材7がフェルール位置決め孔28に位置決めされるので、鍔部材7の心線孔12の中心と、ガイド部材50,50のファイバ導入孔27の中心とが位置合わせされる。
【0059】
次いで、モータ40を正方向に駆動してねじ棒41を回転させることにより、可動台38が下方に移動するので、図16に示すように、この可動台38と一体的にエアー通路部材46およびホルダー保持部材47ならびにガイド部材50,50が下方に移動する。
【0060】
したがって、光ファイバコード1のファイバ4がガイド部材25,25のガイド凹部26からファイバ導入孔27に導入されることにより、フェルール5の鍔部材7がフェルール位置決め孔28に位置決めされているので、ファイバ4はフェルール5の心線孔12に案内される。このとき、ガイド凹部26の端面の径R1が、光ファイバコード1のファイバ4の直径D1よりも大きく形成されているので、ファイバ4をガイド凹部26に確実に導入するのができる。
【0061】
導入されたファイバ4はガイド凹部26のすり鉢状に形成された斜面に沿ってファイバ導入孔27に円滑に導入され、ファイバ導入孔27の径R2がファイバ4の直径D1よりもわずかに大きく形成されていることにより、位置決めされたフェルール5の心線孔12に確実に案内される。このため、ファイバ4の先端をガイド部材25の表面に突当てて、ファイバ4を折り曲げたり、破損したりするようなことがなく、確実かつ短時間で挿入作業を行うことができる。
【0062】
このように、ファイバ4の先端部をフェルール5の心線孔12からファイバ孔9に挿入したら、ガイド部材開閉用のエアーシリンダ53を作動させて、図17に示すようにガイド部材50,50を互いに離間させ、それぞれの突き合わせ面25a,25aとの間を開く。
【0063】
次いで、エアー通路部材46およびホルダー保持部材47はそのままの状態に保ち、ガイド部材昇降用のエアーシリンダ51を作動させて、図18に示すようにガイド部材50,50のみを独立して上方に移動させる。
【0064】
この状態としてから、モータ40を正方向に駆動しねじ棒41を回転させることにより、図19に示すように、エアー通路部材46およびホルダー保持部材47ならびにガイド部材50,50を所定の位置まで下降させる。
【0065】
したがって、光ファイバコード1のファイバ9の先端部がフェルール5のファイバ孔9から突出するとともに、フェルール5の心線孔12に心線3が挿入される。同時に、図示を省略した吸気ポンプによる吸気動作を停止するので、フェルールホルダー48のフェルール保持孔48a内の負圧状態が解除される。
【0066】
次いで、図示を省略した排気ポンプを作動させて、排気エアー溝46d内にエアーを供給することによって、図20に示すように、排気エアー溝46d内に供給されたエアーがフェルールホルダー48の鍔部48bを押圧する。
【0067】
したがって、フェルールホルダー48が圧縮コイルばね49の弾発力に抗して、ホルダー保持部材47のホルダー保持孔47a内を下降する。この下降により、フェルール5の鍔部13がフェルールホルダー48の下端によって下方に押圧されるので、フェルール5がフェルールホルダー48と一体的に下降し、フェルール5の心線孔12内の全体に光ファイバコード1の心線2が挿入される。
【0068】
このように、光ファイバコード1の端末処理によって露呈したファイバ4や心線2の長さにばらつきがあったり、光ファイバコード1のファイバ保持部材35への取付位置にばらつきが生じたとしても、空気圧によって光ファイバコード1の心線2がフェルール5の心線孔12内の全体に挿入される。
【0069】
このため、光ファイバコード1の心線2は、フェルール5の心線孔12に挿入深さに誤差を生じることなく挿入される。したがって、フェルール5の心線孔12に挿入された心線2の挿入深さを検出して、心線2を心線孔12内の全体に挿入するように移動手段を制御する必要がなくなるので、装置が大型化することもなく、安価に製作することもできる。
【0070】
また、空気圧によるものであるから、心線2が心線孔12内全体に挿入されると、フェルール5を強制的に移動させるようなことはないから、心線2が折れ曲がったり、傷が付いたりするのを防止できる。また、フェルール5をフェルールホルダー47に保持したり、保持を解除するのに、吸気エアーによって行うようにしたことにより、大型のチャック部材等を必要としないので、小型化および部品点数の削減を図ることができる。
【0071】
さらに、フェルール5を空気圧によって下降させるのに、直接フェルール5に空気圧を加圧することなく、フェルールホルダー48に空気圧を加圧して、フェルールホルダー48を介して行ったものである。このため、フェルールホルダー48のフェルール保持孔48a内にエアーを供給することがないので、フェルール5のファイバ孔9に塗布されている接着剤が空気圧によって飛散するようなことがないから、品質を向上させることができる。
【0072】
しかる後、排気ポンプによるエアーの供給を停止することにより、フェルールホルダー48が圧縮コイルばね49の弾発力によって上方に移動しホルダー保持孔47a内に後退する。モータ40を逆方向に駆動し、可動板38を上昇させることにより、エアー通路部材46およびホルダー保持部材47ならびにガイド部材50,50も上昇するので、フェルール5がフェルールホルダー48から外れる。
【0073】
このように、この第2の実施の形態においても、上述した第1の実施の形態と同様に、すり鉢状に形成したガイド凹部26を有するガイド部材50,50によって光ファイバコード1のファイバ4をフェルール5のファイバ孔9に導入したものである。したがって、ファイバ4を折り曲げたり、破損したりするようなことがなく、確実かつ短時間で挿入作業を行うことができる。
【0074】
また、フェルール保持部材47を昇降させる駆動源であるモータ40と、ガイド部材50,50を接離自在とするガイド部材開閉用のエアーシリンダ53とを備えたことにより、ファイバ4の挿入動作を自動で行うことができるので挿入作業が容易である。また、ガイド部材50,50に多数のファイバ導入孔27を設け、モータ40の駆動によってホルダー保持部材47を移動させることにより、一度に多数本のファイバ4を多数個のフェルール4に挿入することができるので生産性が向上する。
【0075】
さらに、ガイド部材50,50によって、光ファイバコード1のファイバ4をフェルール5のファイバ孔9に導入した後、一対のガイド部材50,50を離間させるようにしたことにより、ファイバ4をファイバ孔9に所定の深さまで誤差なく挿入することができる。
【0076】
【実施例】
光ファイバコード1のファイバ4の直径Dを0.126mmとし、ファイバ導入孔27の径R1を0.18mmとし、ガイド凹部26の最大径R2を2.5mmとした。
【0077】
なお、本発明の第2の実施の形態においては、フェルール昇降用のモータ40によって、フェルール保持部材47を昇降させるようにしたが、ファイバ保持部材35を昇降させるようにしてもよく、また、両保持部材を昇降させるようにしてもよい。
【0078】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明によれば、ファイバ4を折り曲げたり、破損したりするようなことがなく、確実かつ短時間で挿入作業を行うことができる。また、部品点数を削減でき、かつ構造を簡素化することができるので、安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一般的な光ファイバコードの端末処理をした状態を示す外観図である。
【図2】 図2は一般的なフェルールを示し、同図(a)は断面図、同図(b)は底面図である。
【図3】 本発明に係る光ファイバ挿入装置を示し、同図(a)は平面図、同図(b)は一対のガイド部材を互いに離間させた状態を示す平面図、同図(c)は同図(a)における III(c)-III(c)線断面図、同図(d)は正面図である。
【図4】 本発明に係る光ファイバ挿入装置のガイド部材を示し、同図(a)は外観斜視図、同図(b)は同図(a)におけるIV(b)-IV(b) 線断面図である。
【図5】 本発明に係る光ファイバ挿入装置のガイド部材の平面図であって、同図(a)は一対のガイド部材を離間させた状態を示し、同図(b)は一対のガイド部材を互いに突き合わせた状態を示す。
【図6】 本発明に係る光ファイバ挿入装置のガイド部材の底面図であって、同図(a)は一対のガイド部材を離間させた状態を示し、同図(b)は一対のガイド部材を互いに突き合わせた状態を示す。
【図7】 本発明に係る光ファイバ挿入装置において、フェルール保持部材にフェルールを保持した状態を示す平面図である。
【図8】 本発明に係る光ファイバ挿入装置において、フェルール保持部材にフェルールを保持した状態を拡大して示す詳細図である。
【図9】 本発明に係る光ファイバ挿入装置において、光ファイバコードのファイバをフェルールに挿入する状態を示す図3(a)における III(c)-III(c)線断面図である。
【図10】 本発明の第2の実施の形態に係る光ファイバ挿入装置の正面図である。
【図11】 本発明の第2の実施の形態に係る光ファイバ挿入装置の側面図である。
【図12】 本発明の第2の実施の形態に係る光ファイバ挿入装置の要部の正面図である。
【図13】 本発明の第2の実施の形態に係る光ファイバ挿入装置のガイド部材の平面図であって、同図(a)は一対のガイド部材を離間させた状態を示し、同図(b)は一対のガイド部材を互いに突き合わせた状態を示す。
【図14】 本発明の第2の実施の形態に係る光ファイバ挿入装置のガイド部材の底面図であって、同図(a)は一対のガイド部材を離間させた状態を示し、同図(b)は一対のガイド部材を互いに突き合わせた状態を示す。
【図15】 本発明の第2の実施の形態に係る光ファイバ挿入装置において、光ファイバの挿入動作を説明するために要部を拡大して示す詳細断面図であって挿入する前の状態を示す。
【図16】 本発明の第2の実施の形態に係る光ファイバ挿入装置において、光ファイバの挿入動作を説明するために要部を拡大して示す詳細断面図であって、ファイバの一部分だけ挿入した状態を示す。
【図17】 本発明の第2の実施の形態に係る光ファイバ挿入装置において、光ファイバの挿入動作を説明するために要部を拡大して示す詳細断面図であって、一対のガイド部材を互いに離間させた状態を示す。
【図18】 本発明の第2の実施の形態に係る光ファイバ挿入装置において、光ファイバの挿入動作を説明するために要部を拡大して示す詳細断面図であって、一対のガイド部材を上昇させた状態を示す。
【図19】 本発明の第2の実施の形態に係る光ファイバ挿入装置において、光ファイバの挿入動作を説明するために要部を拡大して示す詳細断面図であってある一定量だけ挿入した状態を示す。
【図20】 本発明の第2の実施の形態に係る光ファイバ挿入装置において、光ファイバの挿入動作を説明するために要部を拡大して示す詳細断面図であって挿入が完了した状態を示す。
【符号の説明】
1…光ファイバコード、4…ファイバ、5…フェルール、6…本体、7…鍔部材、9…ファイバ孔、12…心線孔、13…鍔部、15,30…光ファイバ挿入装置、16…フェルール保持部材、17…フェルール保持孔、19,20…操作部材、19a,20a…揺動端部、22…支軸、24…圧縮コイルばね、25…ガイド部材、26…ガイド凹部、27…ファイバ導入孔、28…フェルール位置決め孔、35…ファイバ保持部材、40…フェルールホルダー昇降用のモータ、41…ねじ棒、46…エアー通路部材、46a…吸気エアー溝、46d…排気エアー溝、47…ホルダー保持部材、48…フェルールホルダー、48a…フェルール保持孔、50,50…ガイド部材、53…ガイド部材開閉用のエアーシリンダ。

Claims (1)

  1. フェルールのファイバ孔に光ファイバコードのファイバを挿入する光ファイバ挿入装置において、一端部にフェルールを保持する保持部を有するフェルール保持部材と、このフェルール保持部材の他端部に一端部が枢着され他端部が互いに接離自在な一対の操作部材と、これら操作部材の他端部のそれぞれに設けられ、他端部が突き合わされた状態で光ファイバコードのファイバをフェルールのファイバ孔側に導入する導入ガイド孔が形成される一対のガイド部材とを備えたことを特徴とする光ファイバ挿入装置。
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