JP3918472B2 - 電気光学装置および電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種情報表示に用いて好適な照明装置、電気光学装置および電子機器に関する。
【0002】
【背景技術】
電気光学装置、例えば、電気光学材料として液晶を用いた液晶パネルは、陰極線管(CRT)に代わるディスプレイデバイスとして、各種情報処理機器の表示部や液晶テレビなどに広く用いられている。ここで、従来の電気光学装置は、例えば、次のように構成されている。すなわち、従来の電気光学装置は、マトリクス状に配列した画素電極と、この画素電極に接続されたTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)のようなスイッチング素子などが設けられた素子基板と、画素電極に対向する対向電極が形成された対向基板と、これら両基板との問に充填された電気光学材料たる液晶とから構成される。
【0003】
そして、このような構成において、走査線を介してスイッチング素子に走査信号を印加すると、当該スイッチング素子が導通状態となる。この導通状態の際に、データ線を介して画素電極に、階調に応じた電圧の画像信号を印加すると、当該画素電極および対向電極の間の液晶層に画像信号の電圧に応じた電荷が蓄積される。電荷蓄積後、当該スイッチング素子をオフ状態としても、当該液晶層における電荷の蓄積は、画素電極および対向電極の容量性や蓄積容量などによって維持される。このように、各スイッチング素子を駆動させ、蓄積させる電荷量を階調に応じて制御すると、画素毎に光が変調され表示される濃度が変化することになる。このため、階調を表示することが可能となるのである。
【0004】
この際、各画素の電極に電荷を蓄積させるのは1画面を表示するための期間に対して、その一部の期間で良いため、第1に、走査線駆動回路によって、各走査線を順次選択するとともに、第2に、その走査線の選択期間においてデータ線駆動回路によってデータ線を順次選択し、第3に、選択されたデータ線に、階調に応じた電圧の画像信号をサンプリングする構成により、走査線およびデータ線を複数の画素について共通化した時分割マルチプレックス駆動が可能となる。
【0005】
液晶表示装置は単独では発光しないため、液晶表示装置を反射型に構成し、正面からフロントライトを照射する方法が知られている。しかし、液晶表示装置をカラー画像の表示用として用いる場合には、液晶表示装置を透過型に構成し、背面からバックライトを照射する構造が一般的である。これは、液晶表示装置にカラーフィルタを付加することによって、容易にカラー表示が可能になるためである。
【0006】
携帯電話等、小型電子機器のバックライトとして、近年白色LEDが多用されている。ここで、白色LEDの構成を図11を参照し説明する。白色LEDは、青色LED500の表面に黄色色を発光するYAG蛍光体510を塗付して構成されている。すなわち、青色LED500自体から放射される青色光と、YAG蛍光体510から放射される黄色光とが混合され、全体として白色光が放射されるのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、白色LEDを用いたバックライトは、発光効率を高めることが困難であるという問題があった。まず、青色LEDの発光効率は25[lm/W]程度であるが、YAG蛍光体を塗付して白色LEDにすると、発光効率が15[lm/W]程度になる。さらに、白色光は、図12に示すように、赤色(R)、緑色(G)および青色(B)光の成分から成る。ここで、例えば赤色(R)のカラーフィルタは、白色光のうち緑色(G)および青色(B)光を吸収し、赤色(R)光のみを透過させるため、光束が1/3程度に低下する。これは、他の緑色(G)および青色(B)のカラーフィルタについても同様である。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、高い発光効率を確保でき、これによって消費電力を低減できる照明装置、電気光学装置および電子機器を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明にあっては、下記構成を具備することを特徴とする。なお、括弧内は例示である。
請求項1記載の電気光学装置(第2実施形態)にあっては、青色光を放射する光源(バックライト部400)と、光変調部(120)と、前記光源と前記光変調部(120)との間に介挿され、前記光変調部(120)を介して外部から入射した光のうち、赤色,緑色および青色光を各々透過するとともに所定の位置に穿孔部分が設けられた赤色,緑色および青色カラーフィルタ(420R,420G,420B)と、前記光源と前記各カラーフィルタ(420R,420G,420B)との間に介挿され、前記光変調部(120)から前記光源方向に向かう光を反射するとともに前記光源から前記光変調部(120)に向かう光を透過する半透過膜と、前記赤色および緑色カラーフィルタの穿孔部分に各々埋設され前記青色光が放射されると各々赤色および緑色に発光する蛍光体(421R,421G)と、を具備することを特徴とする。
また、請求項2記載の電気光学装置(変形例(3))にあっては、青色光を放射する光源(バックライト部400)と、光変調部(120)と、前記光源(400)と前記光変調部(120)との間に介挿され、前記光変調部(120)から前記光源方向に向かう光を反射するとともに前記光源から前記光変調部(120)に向かう光を透過する半透過膜と、前記光変調部(120)の観察面に設けられ、外部から入射した光のうち、赤色,緑色および青色光を各々透過するとともに所定の位置に穿孔部分が設けられた赤色,緑色および青色カラーフィルタ(420R,420G,420B)と、前記赤色および緑色カラーフィルタの穿孔部分に各々埋設され前記青色光が放射されると各々赤色および緑色に発光する赤色および緑色蛍光体(421R,421G)と、を具備することを特徴とする。
また、請求項3記載の電気光学装置(変形例(4))にあっては、青色光を放射する光源(バックライト部400)と、光変調部(120)と、前記光源と前記光変調部(120)との間に介挿され、前記光変調部(120)から前記光源方向に向かう光を反射するとともに前記光源から前記光変調部(120)に向かう光を透過する半透過膜(442)と、前記光変調部(120)の観察面に設けられ、外部から入射した光のうち、赤色,緑色および青色光を各々透過するとともに所定の位置に穿孔部分が設けられた赤色,緑色および青色カラーフィルタ(440R,440G,440B)と、前記光変調部(120)と前記半透過膜(442)との間であって前記赤色および緑色カラーフィルタの穿孔部分に各々対向する位置に設けられ前記青色光が放射されると赤色および緑色に発光する赤色および緑色蛍光体(450R,450G)とを具備することを特徴とする。
さらに、請求項4記載の構成にあっては、請求項1乃至3の何れかに記載の電気光学装置(図13の変形例)において、前記前記赤色蛍光体(410R,410R,……)および前記緑色蛍光体(410G,410G,……)の面積比の一方の面積を他方の面積よりも狭くしたことを特徴とする。
さらに、請求項5記載の構成にあっては、請求項1乃至3の何れかに記載の電気光学装置において、前記青色カラーフィルタに設けられる穿孔部分を、前記赤色および緑色カラーフィルタに設けられる穿孔部分の何れよりも狭くしたことを特徴とする。
また、請求項6記載の電子機器にあっては、請求項1乃至5の何れかに記載の電気光学装置を備えることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
1.第1実施形態
1.1.全体構成
次に、本発明の一実施形態の電気光学装置の構成を図1を参照し説明する。
図において、タイミング信号生成回路200には、図示せぬ上位装置から垂直同期信号Vs、水平同期信号Hsおよび入力階調データD0〜D2のドットクロック信号DCLKが供給される。また、発振回路150は、読み出しタイミングの基本クロックRCLKをタイミング信号生成回路200に供給する。タイミング信号生成回路200は、これらの信号にしたがって、次に説明する各種のタイミング信号やクロック信号などを生成するものである。まず、交流化信号FRは、1フレーム毎に極性反転する信号である。
【0010】
駆動信号LCOMは、対向基板の対向電極に印加される信号であり、本実施形態においては一定電位(零電位)になる。スタートパルスDYは、各フレームにおいて最初に出力されるパルス信号である。クロック信号CLYは、走査側(Y側)の水平走査期間を規定する信号である。ラッチパルスLPは、水平走査期間の最初に出力されるパルス信号であって、クロック信号CLYのレベル遷移(すなわち、立ち上がりおよび立ち下がり)時に出力されるものである。クロック信号CLXは、表示用のドットクロック信号である。
【0011】
一方、素子基板101上における表示領域101aには、図においてX(行)方向に延在して複数本の走査線112が形成されている。また、複数本のデータ線114が、Y(列)方向に沿って延在して形成されている。そして、画素110は、走査線112とデータ線114との各交差に対応して設けられて、マトリクス状に配列されている。ここで、説明の便宜上、本実施形態では、走査線112の総本数をm本とし、データ線114の総本数をn本として(m、nはそれぞれ2以上の整数)、m行×n列のマトリクス型表示装置として説明する。
【0012】
走査線駆動回路130は、フレームの最初に供給されるスタートパルスDYをクロック信号CLYにしたがって転送し、走査信号G1, G2, G3, … ,Gmとして走査線112の各々の一端に順次排他的に供給するものである。走査線駆動回路160もこれと同様に構成されており、走査線駆動回路130と同タイミングで走査線112の他端に走査信号G1, G2, G3, … ,Gmを順次排他的に供給する。なお、走査線駆動回路130,160の双方から走査信号を供給する理由は走査線112上の電圧降下を抑制して動作を安定させるためである。
【0013】
次に、データ変換回路300は、ドットクロック信号DCLKに同期して入力される入力階調データD0〜D2を、クロック信号CLXに同期するアナログ信号であるデータ信号Dsに変換し出力するものである。なお、データ信号Dsのレベルは階調データD0〜D2に比例するように設定される。
【0014】
次に、データ線駆動回路140は、ある水平走査期間においてデータ信号Dsをデータ線114の本数に相当するn個順次サンプルホールドした後、サンプルホールドしたn個のデータ信号Dsを、次の水平走査期間において、バッファ回路を介して、それぞれ対応するデータ線114にデータ信号d1, d2, d3, …dnとして一斉に供給するものである。
【0015】
1.2.電気光学装置の構造
1.2.1.液晶光変調部120
上述した電気光学装置の構造について、図2(a),(b)を参照して説明する。ここで、同図(a)は、電気光学装置100の構成を示す平面図であり、同図(b)は、同図(a)におけるA−A´線の断面図である。これらの図に示されるように、電気光学装置100は、画素電極118などが形成された素子基板101と、対向電極108などが形成された対向基板102とが、互いにシール材104によって一定の間隙を保って貼り合わせられるとともに、この間隙に電気光学材料としての液晶105が挟持された構造となっている。
【0016】
なお、実際には、シール材104には切欠部分があって、ここを介して液晶105が封入された後、封止材により封止されるが、これらの図においては省略されている。ここで、素子基板101および対向基板102はガラスや石英などの非晶質基板である。そして、画素電極118等は、素子基板101に低温ポリシリコンを堆積して成るTFTによって形成されている。すなわち、電気光学装置100は、透過型として用いられることになる。
【0017】
さて、表示領域101aの外側であってシール材104の内側の領域のうち、図上の左辺101bおよび右辺101cに沿った長方形領域130a,160aには、走査線駆動回路130,160が画素トランジスタ116と同様に基板上に薄膜トランジスタによって形成される。また、素子基板101の下辺101dは、他の辺と比較して、表示領域101aからの距離が広く確保されている。
【0018】
そして、シール材104と下辺101dとの間にはICチップである集積回路170がCOG(チップオングラス)またはTABによって実装されている。また、素子基板101のうち対向基板102よりも突出している部分には、端子領域が設けられ、フレキシブルテープ電線180を介して外側からの制御信号や電源などが入力される。一方、対向基板102の対向電極108は、基板貼合部分における4隅のうち、少なくとも1箇所において設けられた導通材(図示省略)によって、素子基板101における接続端子と電気的な導通が図られている。すなわち、駆動信号LCOMは、素子基板101に設けられた接続端子および導通材を介して対向電極108に印加される。
【0019】
ここで、集積回路170は、主として単結晶シリコンによって構成されたチップ上に上記データ線駆動回路140、発振回路150、タイミング信号生成回路200およびデータ変換回路300を形成し、さらに該チップを樹脂で封入して成るものである。図1において説明したように、タイミング信号生成回路200から走査線駆動回路130,160に対しては、スタートパルスDYおよびクロック信号CLYが供給される。ここで、集積回路170内の回路は、通常のデジタル集積回路と同様に、3V程度の低い電源電圧によって動作させることができるから、タイミング信号生成回路200およびデータ線駆動回路140の消費電力を低く抑えることが可能である。
【0020】
他に、素子基板101および対向基板102の電極形成面には、それぞれ所定の方向にラビング処理された配向膜(図示省略)など設けられて、電圧無印加状態における液晶分子の配向方向を規定する一方、素子基板101と対向基板102には、配向方向に応じた偏光板(図示省略)が設けられる。ただし、液晶105として、高分子中に微小粒として分散させた高分子分散型液晶を用いれば、前述の配向膜や偏光子などが不要となる結果、光利用効率が高まるので、高輝度化や低消費電力化などの点において有効である。電気光学装置100のうち、以上述べた部分を、液晶光変調部120と呼ぶ。
【0021】
1.2.2.バックライト部400および蛍光体層410
次に、408は導光板であり、青色光を通過させる部材を略直方体状に形成して構成されている。導光板408の正面(液晶光変調部120に対向する面)には、青色光を拡散させる拡散板409が固着され、導光板408の背面には青色光を反射させる反射板407が固着されている。また、402,404,406は青色LEDであり、導光板408の上面に埋設されている。これらによってバックライト部400が構成されており、バックライト部400は、拡散板409が表示領域101aに対向するように、素子基板101の背面に固着されている。
【0022】
次に、410は蛍光体層であり、対向基板102の観察面側に形成されている。ここで、蛍光体層410の構成を図3に示す。なお、図3(a)は蛍光体層410の正面図であり、同図(b)はB−B’断面図である。図において410R,410R,……は赤色蛍光体膜であり、青色光が照射されると赤色光を放射する蛍光体を対向基板102に塗付して構成されている。赤色蛍光体膜410R,410R,……は画素電極118にほぼ等しい幅を有し、赤色表示のための画素電極118に対向するようにストライプ状に形成されている。
【0023】
410G,410G,……は緑色蛍光体膜であり、青色光が照射されると緑色光を放射する蛍光体を対向基板102に塗付して構成されている。緑色蛍光体膜410G,410G,……は画素電極118にほぼ等しい幅を有し、緑色表示のための画素電極118に対向するようにストライプ状に形成されている。410B,410B,……は蛍光体が塗付されていない空隙部であり、これらの部分においては対向基板102がそのまま露出している。空隙部410B,410B,……は、青色表示のための画素電極118に対向する部分に形成されている。
【0024】
上記構成において青色LED402,404,406を点灯させると、拡散板409から素子基板101に向かってほぼ均一な青色光が照射されることになる。そして、集積回路170に階調データD0〜D2、垂直同期信号Vs、水平同期信号Hsおよびドットクロック信号DCLKを供給すると、これらの信号に従って液晶105の各部に画素毎に電圧が印加され、各画素の透過率に応じて青色光が変調される。青色表示のための画素電極118において変調された青色光は、空隙部410B,410B,……を介して、青色光のまま外部に放射される。
【0025】
また、赤色表示のための画素電極118において変調された青色光が赤色蛍光体膜410R,410R,……に照射されると、この青色光のレベルに応じた赤色光が該赤色蛍光体膜410R,410R,……から放射される。同様に、変調された青色光が緑色蛍光体膜410G,410G,……に照射されると、この青色光のレベルに応じた緑色光が該緑色蛍光体膜410G,410G,……から放射される。これにより、カラー画像が表示される。
【0026】
本実施形態によれば、青色については青色LED402,404,406から放射された青色光をそのまま用いることができ、赤色および緑色光を放射する場合においても、蛍光体層410の直前まではこの青色光が伝搬される。従って、青色光を白色光に変換し、さらにカラーフィルタを通す従来技術と比較して、発光効率をきわめて高くすることができる。また、バックライト部400および液晶光変調部120を介して伝搬される光は青色光のみであるから、従来の白色光に比較して通過帯域を狭くすることができる。
【0027】
すなわち、白色光を伝搬するためには、この白色光の成分である赤色、緑色、青色光をバランスよく通過させる必要があるが、青色光のみを伝搬するのであれば、赤色、緑色光の特性を犠牲にしたとしても差し支え無い。従って、青色光に最適化させることにより、バックライト部400および液晶光変調部120の損失をさらに減少させることができる。これにより、同一の明るさを得るために必要な電力は従来技術のものと比較して大幅に低減させることが可能である。
【0028】
さらに、本実施形態の構成においては、蛍光体層410が対向基板102の観察面側に形成されているため、赤色光および緑色光は液晶光変調部120の表面から放射されることになる。従来の液晶パネルでは視野角が狭い特性を有することが問題になっていたが、本実施形態においてはこの点も改善することが可能である。但し、青色光については液晶光変調部120を透過した光がそのまま用いられるため、液晶光変調部120の視野角の影響を受けることになるが、これは液晶光変調部120の表面に青色光を拡散する機構を設けることにより、視野角の狭さを改善することができる。また、青色光に代えて、バックライト部400から発光効率の高い青緑光を液晶光変調部120に放射し、波長をシフトさせる機構を持たせてもよい。
【0029】
2.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態の電気光学装置について説明する。
携帯電話等に用いられる電気光学装置は、暗い場所で使用される場合と明るい場所で使用される場合とが考えられる。暗い場所で使用される場合には、第1実施形態において説明したように単にバックライトを点灯させるとよいが、明るい場所で使用される場合には、バックライトが周囲光よりも暗くなり、画像を視認することが困難になる。従って、このような電気光学装置においては、周囲光による反射表示と、バックライトによる透過表示とを兼ね備えたものが多用される。
【0030】
本発明の第2実施形態の電気光学装置は、このように周囲光による反射表示と、バックライトによる透過表示とを兼ね備えたものであり、その構成を図4(a),(b)を参照し説明する。本実施形態の電気光学装置の構成は第1実施形態のものと同様であるが、本実施形態においては蛍光体層410は設けられておらず、カラーフィルタ・蛍光体層420が液晶光変調部120とバックライト部400との間に挿入されている。
【0031】
ここで、カラーフィルタ・蛍光体層420の詳細を図5(a),(b)を参照し説明する。図において420R,420R,……は赤色カラーフィルタであり、白色光が照射されると、赤色以外の成分を吸収し、赤色光を透過する。赤色カラーフィルタ420R,420R,……は、画素電極118にほぼ等しい幅を有し、赤色表示のための画素電極118に対向するようにストライプ状に形成されている。また、これら赤色カラーフィルタには、画素電極118に対向する部分が長方形状に穿孔されており、その穿孔された部分には赤色蛍光体膜421R,421R,……が埋設されている。
【0032】
また、420G,420G,……は緑色カラーフィルタであり、白色光が照射されると、緑色以外の成分を吸収し、緑色光を透過する。緑色カラーフィルタ420G,420G,……は、上記赤色カラーフィルタ420R,420R,……と同様に、画素電極118にほぼ等しい幅を有し、緑色表示のための画素電極118に対向するようにストライプ状に形成されている。また、これら緑色カラーフィルタには、画素電極118に対向する部分が長方形状に穿孔されており、その穿孔された部分には緑色蛍光体膜421G,421G,……が埋設されている。
【0033】
また、420B,420B,……は青色カラーフィルタであり、白色光が照射されると、青色以外の成分を吸収し、青色光を透過する。青色カラーフィルタ420B,420B,……は、上記赤色カラーフィルタ420R,420R,……と同様に、画素電極118にほぼ等しい幅を有し、青色表示のための画素電極118に対向するようにストライプ状に形成されている。また、これら青色カラーフィルタには、画素電極118に対向する部分が長方形状に穿孔され、貫通孔421B,421B,……が形成されている。従って、これら貫通孔からは対向基板102が露出している。
【0034】
なお、カラーフィルタ420R,420G,420Bの裏面(バックライト部400に対向する面)には、バックライト部400から液晶光変調部120に向かう光は透過させる一方、外部から液晶光変調部120を介して入射した光は反射する半透過膜が形成されている。
【0035】
上記構成において青色LED402,404,406を点灯させると、拡散板409からカラーフィルタ・蛍光体層420に向かってほぼ均一な青色光が照射されることになる。ここで、青色光が赤色蛍光体膜421R,421R,……に照射されると、これら赤色蛍光体膜から均一な赤色光が素子基板101に向かって放射される。同様に、青色光が緑色蛍光体膜421G,421G,……に照射されると、これら緑色蛍光体膜から均一な緑色光が放射される。
【0036】
また、青色光が貫通孔421B,421B,……に照射されると、青色光はそのままこれら貫通孔を通過する。これにより、各画素電極118に対して、均一な赤色、緑色および青色光が照射されることになる。照射された各色の光は、液晶光変調部120において変調された後、対向基板102から放射される。従って、バックライトにより、カラー画像が表示される。
【0037】
また、周囲光(白色光)が液晶光変調部120を介してカラーフィルタ・蛍光体層420に放射されると、各色のカラーフィルタ420R,420G,420Bにおいて赤色、緑色および青色光が各々透過され、これらの光は半透過膜によって反射される。従って、周囲光により、カラー画像が表示される。なお、周囲光の照度を測定するセンサを設け、周囲光の照度が高くなるとバックライトをオフにして消費電力を節約してもよい。逆に、周囲光の照度が高い場合であってもバックライトをオン状態に保つことによって、かかる場合の画像品質を向上させるようにしてもよい。
【0038】
本実施形態においては、反射用のカラーフィルタと透過用の蛍光体とを同一面上に形成したため、パネルが作り易くなり、コスト低減を図ることができる。さらに、カラーフィルタの凹凸をなくし、液晶を作り込むギャップ条件が出しやすくなる。
【0039】
3.第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態の電気光学装置について説明する。
上記第2実施形態では、カラーフィルタ・蛍光体層420においてカラーフィルタ420R,420G,420Bと蛍光体膜421R,421Gとを同一平面上に形成したが、これらは製造プロセスが異なるため、異なる面上に形成することが好適な場合もある。そこで、本実施形態においては、両者を分離して形成することとした。
【0040】
本実施形態の電気光学装置の構成を図6(a),(b)を参照し説明する。本実施形態の電気光学装置の構成は第1実施形態のものと同様であるが、第1実施形態の蛍光体層410に代えて蛍光体層450が対向基板102上に形成されており、さらに、カラーフィルタ層440が液晶光変調部120とバックライト部400との間に挿入されている。ここで、カラーフィルタ層440および蛍光体層450の詳細を図7(a),(b)を参照し説明する。
【0041】
図においてカラーフィルタ層440は、半透過膜442と、この半透過膜442上に形成された各色のカラーフィルタ440R,440G,440Bとから構成されている。半透過膜442は、バックライト部400から液晶光変調部120に向かう光は透過させる一方、外部から入射した光を反射するように構成されている。カラーフィルタ440R,440G,440Bには、各々画素電極118に対向する部分に長方形状の貫通孔441R,441G,441Bが形成されている。すなわち、カラーフィルタ層440は、第2実施形態におけるカラーフィルタ・蛍光体層420から蛍光体膜421R,421Gを除去したものに等しい。
【0042】
また、対向基板102上の蛍光体層450は、上記貫通孔441R,441G,441Bに対向する部分に、貫通孔441R,441G,441Bと同程度の大きさを有する赤および緑色の蛍光体膜450R,450Gを塗付することによって構成されている。なお、青色の画素に対応する蛍光体膜は設けられていない。
【0043】
上記構成において青色LED402,404,406を点灯させると、拡散板409からカラーフィルタ・蛍光体層420に向かってほぼ均一な青色光が照射されることになる。ここで、青色光が貫通孔441R,441G,441Bを通過して液晶光変調部120に入射すると、青色光が液晶光変調部120を介して変調され、変調された青色光が対向基板102から放射されることになる。ここで、青色表示のための画素電極118において変調された青色光は、青色光のまま外部に放射される。
【0044】
また、赤色表示のために変調された青色光が赤色蛍光体膜450R,450R,……に照射されると、この青色光のレベルに応じた赤色光が該赤色蛍光体膜から放射される。同様に、変調された青色光が緑色蛍光体膜450G,450G,……に照射されると、この青色光のレベルに応じた緑色光が該緑色蛍光体膜から放射される。従って、バックライトにより、カラー画像が表示される。
【0045】
また、周囲光(白色光)が液晶光変調部120を介してカラーフィルタ層440に放射されると、各色のカラーフィルタ440R,440G,440Bから赤色、緑色および青色光が各々反射される。従って、周囲光により、カラー画像が表示される。本実施形態においても、第2実施形態と同様に、周囲光の照度が高くなるとバックライトをオフにして消費電力を節約してもよく、周囲光の照度が高い場合であってもバックライトをオン状態に保つことによってかかる場合の画像品質を向上させるようにしてもよい。
【0046】
4.電子機器の具体例
4.1.モバイル型コンピュータ
次に、上述した電気光学装置を具体的な電子機器に用いた例のいくつかについて説明する。
まず、上記電気光学装置を、モバイル型のパーソナルコンピュータに適用した例について説明する。図9(a)は、このパーソナルコンピュータの構成を示す正面図である。図において、モバイル型コンピュータ5200は、キーボード5202を備えた本体部5204と、表示ユニット5206とから構成されている。この表示ユニット5206には、先に述べた電気光学装置100が用いられている。
【0047】
4.2.携帯電話器
さらに、上記電気光学装置を、携帯電話器に適用した例について説明する。図9(b)は、この携帯電話器の構成を示す正面図である。図において、携帯電話器5300は、複数の操作ボタン5302のほか、受話口5304、送話口5306とともに、電気光学装置100を備えるものである。
【0048】
4.3.その他
電子機器としては、以上説明した他にも、液晶テレビや、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。そして、これらの各種電子機器に対して、上述した電気光学装置が適用可能な事は言うまでもない。
【0049】
5.変形例
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように種々の変形が可能である。
(1)上記実施形態は、電気光学装置の一例として本発明をアクティブマトリクス型の液晶パネルに適用した例を説明したが、他のパッシブ型液晶パネルにも適用可能である。さらに、本発明の照明装置は、液晶表示器以外の各種ディスプレイ等の光源として用いてもよい。
【0050】
(2)上記第1実施形態においては、蛍光体層410を対向基板102上に形成したが、第2実施形態のカラーフィルタ・蛍光体層420と同様に、液晶光変調部120とバックライト部400との間に蛍光体層410を形成してもよい。
【0051】
(3)また、上記第2実施形態においては、カラーフィルタ・蛍光体層420を液晶光変調部120とバックライト部400との間に設けたが、このカラーフィルタ・蛍光体層420のうち半透過膜以外の部分をを第1実施形態の蛍光体層410と同様に対向基板102上に形成してもよい。但し、この場合においても、半透過膜は液晶光変調部120とバックライト部400との間に設けておく必要がある。
【0052】
(4)また、上記第3実施形態においては、カラーフィルタ層440のカラーフィルタ440R,440G,440Bと蛍光体層450の位置を逆にしてもよい。すなわち、図8に示すように、対向基板102の観察面上にカラーフィルタ440R,440G,440Bを設け、液晶光変調部120と半透過膜442との間に蛍光体層450を設けてもよい。
【0053】
(5)上記各実施形態においては、蛍光体層410あるいはカラーフィルタ・蛍光体層420等のうち各色を構成する部分をストライプ状に配列したが、これらをモザイク状、あるいはトライアングル状等に配列しても良いことは言うまでもない。
【0054】
(6)上記各実施形態において、バックライト部400から液晶光変調部120を介して放射される青色光は、蛍光体等を介在することなく放射される光である。このため、図10の破線に示すように、青色光は他色の光と比べて強くなり、ホワイトバランス(白色を表示しようとした時に白色が表示されること)が崩れることもある。そこで、かかる場合には、他色とのバランスが確保できるように、青色表示用の画素の開口率を他の画素の開口率よりも小さくしてもよい。これにより、図10の実線に示すように各色の強さを均一化しホワイトバランスを確保することができる。
【0055】
具体的には、第1実施形態においては、空隙部410B,410B,……内の破線で囲った領域Aにおいて、ストライプ状の遮光膜を設け、空隙部410B,410B,……の幅を赤色蛍光体膜410R,410R,……あるいは緑色蛍光体膜410G,410G,……よりも狭くするとよい。また、第2および第3実施形態においては、貫通孔421Bまたは441Bの大きさを、他の色に係る貫通孔よりも小さくするとよい。
【0056】
(7)また、赤色および緑色の発光効率は、蛍光体の材質によって変わる可能性がある。かかる場合には、赤色および緑色蛍光体の大きさもホワイトバランスを確保できるように異ならせるとよい。第1実施形態において青色表示用の画素の開口率を小さくするとともに、蛍光体膜410R,410Gの面積比を変更した例を図13に示す。図3と図13とを比較すると、図13においては、遮光膜が形成される領域Aは、赤色蛍光体膜410R,410R,……側にも若干突出しており、これによって赤色蛍光体膜410R,410R,……の面積は緑色蛍光体膜410G,410G,……よりも若干狭くなっている。
【0057】
この図13は赤色蛍光体膜410R,410R,……の方が緑色蛍光体膜410G,410G,……よりも発光効率が高いことを想定しており、ホワイトバランスが確保できるように、赤色蛍光体膜410R,410R,……の面積を狭くしたものである。逆に、赤色蛍光体膜410R,410R,……よりも緑色蛍光体膜410G,410G,……の発光効率が高い場合には、領域Aを緑色蛍光体膜410G,410G,……側に寄せ、領域Aを図上の緑色蛍光体膜410G,410G,……の領域に突出させるようにするとよい。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、青色光は光源から放射される光がそのまま用いられ、赤色光および緑色光は各々青色光が放射されると赤色および緑色に発光する蛍光体によって放射されるから、照明装置あるいは電気光学装置において高い発光効率を確保でき、これによって消費電力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の各実施形態の電気光学装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】 第1実施形態における電気光学装置の構造図である。
【図3】 第1実施形態における蛍光体層410の構造図である。
【図4】 第2実施形態における電気光学装置の構造図である。
【図5】 第2実施形態におけるカラーフィルタ・蛍光体層420の構造図である。
【図6】 第3実施形態における電気光学装置の構造図である。
【図7】 第3実施形態におけるカラーフィルタ層440および蛍光体層450の構造図である。
【図8】 第3実施形態の変形例におけるカラーフィルタ層440および蛍光体層450の構造図である。
【図9】 上記各実施形態の電気光学装置を適用した電子機器の例を示す図である。
【図10】 第1実施形態の変形例における各色光のスペクトル構成を示す図である。
【図11】 従来の白色LEDの構造図である。
【図12】 白色LEDの発光色のスペクトル構成を示す図である。
【図13】 第1実施形態の他の変形例における蛍光体層410の構造図である。
【符号の説明】
100…電気光学装置
101…素子基板
101a…表示領域
102…対向基板
104…シール材
105…液晶
108…対向電極
110…画素
118…画素電極
120…液晶光変調部(光変調部)
130,160…走査線駆動回路
130a,160a…長方形領域
140…データ線駆動回路
170…集積回路
180…フレキシブルテープ電線
300…データ変換回路
400…バックライト部(光源)
402,404,406…青色LED
407…反射板
408…導光板
409…拡散板
410…蛍光体層
410B…空隙部
410G…緑色蛍光体膜
410R…赤色蛍光体膜
420…カラーフィルタ・蛍光体層
420R,420G,420B…カラーフィルタ
421B…貫通孔
421G…緑色蛍光体膜
421R…赤色蛍光体膜
440…カラーフィルタ層
440R,440G,440B…カラーフィルタ
441R,441G,441B…貫通孔
442…半透過膜
450…蛍光体層
450G…緑色蛍光体膜
450R…赤色蛍光体膜

Claims (6)

  1. 青色光を放射する光源と、
    光変調部と、
    前記光源と前記光変調部との間に介挿され、前記光変調部を介して外部から入射した光のうち、赤色,緑色および青色光を各々透過するとともに所定の位置に穿孔部分が設けられた赤色,緑色および青色カラーフィルタと、
    前記光源と前記各カラーフィルタとの間に介挿され、前記光変調部から前記光源方向に向かう光を反射するとともに前記光源から前記光変調部に向かう光を透過する半透過膜と、
    前記赤色および緑色カラーフィルタの穿孔部分に各々埋設され前記青色光が放射されると各々赤色および緑色に発光する蛍光体と、
    を具備することを特徴とする電気光学装置。
  2. 青色光を放射する光源と、
    光変調部と、
    前記光源と前記光変調部との間に介挿され、前記光変調部から前記光源方向に向かう光を反射するとともに前記光源から前記光変調部に向かう光を透過する半透過膜と、
    前記光変調部の観察面に設けられ、外部から入射した光のうち、赤色,緑色および青色光を各々透過するとともに所定の位置に穿孔部分が設けられた赤色,緑色および青色カラーフィルタと、
    前記赤色および緑色カラーフィルタの穿孔部分に各々埋設され前記青色光が放射されると各々赤色および緑色に発光する赤色および緑色蛍光体と、
    を具備することを特徴とする電気光学装置。
  3. 青色光を放射する光源と、
    光変調部と、
    前記光源と前記光変調部との間に介挿され、前記光変調部から前記光源方向に向かう光を反射するとともに前記光源から前記光変調部に向かう光を透過する半透過膜と、
    前記光変調部の観察面に設けられ、外部から入射した光のうち、赤色,緑色および青色光を各々透過するとともに所定の位置に穿孔部分が設けられた赤色,緑色および青色カラーフィルタと、
    前記光変調部と前記半透過膜との間であって前記赤色および緑色カラーフィルタの穿孔部分に各々対向する位置に設けられ前記青色光が放射されると赤色および緑色に発光する赤色および緑色蛍光体と
    を具備することを特徴とする電気光学装置。
  4. 前記前記赤色蛍光体および前記緑色蛍光体の面積比の一方の面積を他方の面積よりも狭くしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電気光学装置。
  5. 前記青色カラーフィルタに設けられる穿孔部分を、前記赤色および緑色カラーフィルタに設けられる穿孔部分の何れよりも狭くしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電気光学装置。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の電気光学装置を備えることを特徴とする電子機器。
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