JP3917485B2 - 流量制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、炭酸ガスなどの微少量の流体を流すのに好適な流量制御装置およびそれに使用される圧力制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体及び液晶の集積回路や電子部品の洗浄工程では、超純水が多量に使用されている。このような超純水は、不純物をほとんど取り除いているため、水としての純粋な特性が現われる。このため、高い絶縁性を示す超純水は、固体と接触することにより静電気を発生し、帯電することから、LSIなどの製造工程で高圧ジェットによりウェハ面に超純水を噴出させると、超純水が帯電して、静電気による障害が発生し易い。このような静電気の発生は、炭酸ガスなどを超純水に微少に溶解させれば、効果的に抑えられることが知られている。
【0003】
ところで、このような処理液は、例えば、図3示したように、超純水流量センサー30に入った実際の流量と、設定比抵抗値によって、炭酸ガス注入量が演算され、この演算値でマスフロー・コントローラ31の開度の調整を行い、同時に炭酸ガス量を測定しながら、超純水ライン32へ炭酸ガスを注入し、混合フィルター33を通すことによって得られている。
【0004】
また、このような超純水の供給装置で使用されるCO2の量は、極めて少量で良いことから、例えば、図3におけるマスフロー・コントローラ31で使用される制御弁の弁開度は極めて小さくて良い。
従来、このような用途で使用される圧力制御弁は、純水比例弁が採用されていたり、ピエゾバルブが採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、水バイパス方式で使用される純水比例弁では、アスピレータ(吸気器)がポンプの二次側に配置されるため、噴射するCO2の圧力が高くなる。又、洗浄装置の配管が高価になるという問題があった。
また、ガス流量制御方式で使用されるピエゾバルブは、高価であるとともに、純水供給ラインに圧力変動が生じて、二次側に高圧が作用してしまうことがある。すると、その高圧がCO2を供給するための流量制御装置に影響を与えて、CO2ガスの流れに悪影響が及び、例えば、圧力制御弁の二次側に高圧が作用した場合には、微少流量の制御が困難になるという問題があった。
【0006】
本発明は、このような実状に鑑み、微少流体を流すのに好適で、しかも安価であり、さらに二次側に圧力変動となる外乱が生じた場合に、その外乱の影響を極力抑えることのできる流量制御装置提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る流量制御装置は、
カバー部材内に収納されたモータと、
前記カバー部材の下端側に取り付けられ、軸方向にピストン収容室が形成され、さらに、一次側に接続される第1のポート及び一次側よりも低圧の二次側に接続される第2のポートとがそれぞれ形成された弁ハウジングと、
前記カバー部材と前記弁ハウジングとの間に収容され、前記モータからの出力により回転するスピンドルと、
前記スピンドルの螺子部に移動可能に螺合され、軸方向にのみ直線移動可能であるとともに回転不能なナット部材と、
前記ナット部材の先端部に第1のシール部材を介して取り付けられ、
前記ナット部材とともに軸方向にのみ移動可能な第1のリテーナと、
前記ピストン収容室内に収容され、前記第1のリテーナに対向配置されたピストンと、
前記第1のリテーナと前記ピストンとの間に介装され、前記ピストンを前記第1のリテーナから常時遠ざける方向に押圧する圧縮スプリングと、
前記ピストンの下端部側に配置された気密部材を、前記ピストンとともに挟持する第2のリテーナと、
前記弁ハウジングの前記第1のポートと前記第2のポートとの間の流体通路内に構成され、前記第1のポートから前記第2のポートへの流体の圧力を調整する弁機構と、
前記ピストン収容室の側壁に外部と連通する均圧導入口と、を備えた減圧式の圧力制御弁と、
前記圧力制御弁の前記第2のポート側に接続された絞り弁を配置した流量調整装置において、
前記均圧導入口と前記絞り弁の二次側とを接続し、
前記絞り弁の二次側の圧力を前記均圧導入口に作用させて前記弁孔の開度を調整し、もって、前記絞り弁の一次側の圧力と前記絞り弁の二次側の圧力との間の差圧を一定とするように構成したことを特徴としている。
【0008】
係る構成による流量制御装置では、絞り弁の二次側に圧力変動が生じた場合に、その圧力を圧力制御弁のピストン収容室内に取り込むことにより、圧力制御弁内に構成された弁機構の開度を調整し、これにより、この圧力制御弁の第1のポートから第2のポートに流れる流体の圧力を調整することができる。また、これにより、絞り弁の一次側と絞り弁の二次側との間の差圧を一定にし、流量変動を小さくすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例について説明する。
図1は本発明の一実施例による流量制御装置を示したもので、図2はその一部を拡大して示したものである。
この圧力制御弁40は、アクチュエータとしてのモータ15がカバー部材16内に収納されている。また、カバー部材16の下面には、両端部にフランジ14a、14bが形成されたボンネット部材14が螺子19により取り付けられている。そして、ボンネット部材14の下面には、ピストン収容室52aが形成された第2本体52がボルト42により取り付けられている。また、第2本体52の下面には、水平方向に第1のポート20aと第2のポート20bとが略直線状に形成されるとともに、これら第1、第2のポート20a、20bと直交する方向に、リテーナ収容室56が上位に、弁体収容室57が下位にそれぞれ形成された弁本体7が取り付けられている。
【0012】
一方、この弁本体7の弁体収容室57側の開口には、下蓋2が螺子59により取り付けられている。
そして、本実施例では、ボンネット部材14と、第2本体52と、弁本体7と、下蓋2とにより、弁ハウジング55が構成されている。
モータ15の回転力を伝達するスピンドル12は、下端側がボンネット部材14内に挿入され、頭部側は止め金具60が介装されることにより、図1における上下方向への移動が防止されている。そして、スピンドル12の外周側に形成された螺子部には、有底筒状のナット部材11が螺合されている。
【0013】
ナット部材11は、ボンネット部材14の内周溝に挿入された回転止めピン13に、外方に突出された外周突部11aが係止されることにより、回転不能にされている。したがって、モーター15からスピンドル12に加えられた回転駆動力は直線運動としてナット部材11に伝達される。よって、ナット部材11は、ボンネット部材14内を直線的に移動する。
【0014】
このナット部材11の底部側には、第1の気密部材としてのベローフラム8がボンネット部材14と第2本体52との間に介装されている。そして、ナット部材11の底部に、略凸状の第1のリテーナ6が背中合わせで被せられ、ベローフラム8を挟持した状態で、螺子72によりナット部材11に一体的に取り付けられている。
【0015】
さらに、第2本体52内には、有底筒状のピストン21が摺動自在に収容され、このピストン21と第1のリテーナ6との間に圧縮スプリング10が介装されている。
一方、本実施例では、第2本体52の側面に、外部の圧力が導入される均圧導入口80が形成されている。そして、この均圧導入口80には、図2に示したように、第2のポート20bの下流側に接続された絞り弁81の二次側通路と配管82を介して接続されている。
【0016】
さらに、第2本体52内のピストン21の底部側には、第2の気密部材としてダイヤフラム73が第2本体52と弁本体7との間に介装されている。そして、ピストン21の底部には、ダイヤフラム73を挟んだ状態で、第2のリテーナ74が背中合わせで被せられ、螺子75によりピストン21に一体化されている。
このリテーナ74には、弁本体7の第1のポート20a、第2のポート20bと同方向の流体通路74bが形成された筒状の脚部74cが具備されている。さらに、筒状の脚部74cの中央部に内方軸部74dが突出形成され、この内方軸部74dは、基部側が太く、先端部側が細く形成されている。そして、この内方軸部74dは、全体として脚部74cの突出長さよりも長く形成されている。また、内方軸部74dの先端側に突出された細い棒状部分74eは、筒状に形成された弁座形成部材4の弁孔4a内に挿入されている。
【0017】
一方、弁本体7内に画成されたリテーナ収容室56の内部には、受け座面22が形成されている。そして、この受け座面22には、第2のリテーナ74に形成された上記の脚部74cが当接している。
弁座形成部材4は、Oリング23を介して弁体収容室57内に挿入されている。そして、弁座形成部材4の上面と、弁本体7の受け座面22とは略面一にされている。
【0018】
下蓋2は、弁座形成部材4を弁本体7内に封止して移動不能に支持しているが、この下蓋2には、内面側に中央凸部2aが形成され、この中央凸部2aに、凹所24が形成されている。そして、この凹所24内に、貫通孔25aが形成されたガイドピン25が植設されている。ガイドピン25の貫通孔25a内には、上記弁体5の軸部分5aが摺動自在に挿入されている。そして、ガイドピン25を囲繞するようにして、弁体5の基部側と下蓋2との間に、弁体5を常時上方に押圧する弁閉バネ3が装着されている。このように形成された弁体5の上面には、環状溝が形成され、この環状溝内にEPDM(エチレン・プロピレン・ジエン共重合体)などのゴムなどから形成された弾性部材41が埋設されている。
【0019】
上記弁座形成部材4に形成された弁孔4aの内周縁部には、下方に向かって環状の内方突起4bが形成され、この内方突起4bが弁体5に対する弁座を構成している。
したがって、弁座形成部材4の内方突起4bは、弁閉バネ3の付勢力により上方に押圧された弁体5の弾性部材41と当接している。また、これとは逆に上方側から、圧縮スプリング10の付勢力が加えられているが、このバネ力が所定の力以上になった場合に、第2のリテーナ74の棒状部分74eが弁体5を下方に押圧し、ここに構成される弁機構Vを開弁することになる。
【0020】
このようにして、例えば、微少流量の炭酸ガスを流すのに好適な圧力制御弁40が構成されている。
このような圧力制御弁40では、図1に示したモータ15が回転駆動されることより、弁本体7の第1のポート20a、第1の細溝通路7a、弁体収容室57、リテーナ収容室56、第2の細溝通路7bを介して第2のポート20bに流れる流体圧力が調整されることになる。
【0021】
ここで、本実施例では、上述したように、圧力制御弁40における第2のポート20bの下流側に絞り弁81が接続され、この絞り弁81の二次側の通路と第2本体52の均圧導入口80とが配管82で接続されている。
したがって、絞り弁81を備えた本実施例の流量制御装置では、仮に絞り弁81の下流側で大きな圧力変動が生じた場合であっても、後述するように、その圧を均圧導入口80内に導くことにより、影響を小さくすることができる。
【0022】
以下に、圧力制御弁40およびこの圧力制御弁40が使用された流量制御装置の作用について説明する。
今、上記の圧力制御弁40を使用した流量制御装置は、超純水の帯電防止のためのガス注入用の制御弁として、例えば、図3のシステムブロック図に示したマスフロー・コントローラ31に使用される。ここでの開度を調整することにより、例えば、微少の炭酸ガスを純水ライン32に導入することができる。そして、圧力制御弁40の弁機構Vは閉じられている。この状態から、モータ15に回転駆動力が加えられると、それに応じてスピンドル12が回転される。スピンドル12が回転されると、この回転駆動力はナット部材11に伝達される。ナット部材11に回転駆動力が伝達されても、その外周突部11aが回転止めピン13に係止されているため、ナット部材11は回転することができず、軸方向にのみ直線運動を行う。したがって、このとき、圧縮スプリング10は圧縮され、この圧縮スプリング力に応じてピストン21が下方に押圧され、移動する。図1において、ピストン21が下方に移動すると、これと一体の第2のリテーナ74も下方に移動し、リテーナ74の先端の棒状部分74eが弁体5を下方に押圧する。棒状部分74eが弁体5を所定量下方に押圧すると、弁座形成部材4の内方突起4bと弁体5の弾性部材41との係合が解除される。すなわち、弁機構Vが開となる。このようにして、弁機構Vが開弁されると、一次側の第1のポート20a、弁本体7の細溝通路7a、弁座形成部材4内の弁体収容室57、さらには、第2のリテーナ74の脚部74cに形成された液通路74b、弁本体7内のリテーナ収容室56、弁本体7の細溝通路7b、二次側の第2のポート20b間が連通される。これにより、例えば炭酸ガス等のボンベから、第2のポート20b側に微少の炭酸ガスを導くことができる。
【0023】
第1のポート20a内の圧力が異常に高くなった場合は、一次側の流体圧が弁体5を強制的に上方に移動させるので、弁機構Vが閉となる。よって、流体の流れが阻止される。
以下に、この圧力制御弁40を使用した流量制御装置の作用について説明する。
【0024】
今、絞り弁81の下流側すなわち絞り弁81の二次側で圧力変動が生じ、絞り弁81の二次側に大きな圧力が作用したとする。
このとき、その圧力は、配管82を介して圧力制御弁40の均圧導入口80内に取り入れられる。
すると、その圧力が圧縮スプリング10のバネ力に加えられてピストン21を下方に押圧することになる。これにより、ダイヤフラム73が下方に押圧され、第2のリテーナ74が下方に押し下げられ、弁体5が押し下げられる。これにより、弁機構Vの弁開度がより大きくなる。すると、第1のポート20aから弁孔4aを通って、流体がリテーナ収容室56内に取り入れられるので、この圧力が絞り弁81の一次側に作用することになる。これにより、絞り弁81の一次側と二次側との間の差圧を一定にする。これにより、絞り弁81の二次側で生じた圧力変動を略キャンセルすることができる。これにより、第2のポート20bから絞り弁81を介して安定した流量を下流に供給することができる。したがって、下流側で外乱が生じた場合であっても、微少流量のガスの供給が損われることはない。
【0025】
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されない。
【0026】
さらに、絞り弁81は、圧力制御弁40内に直接組み込まれていてもよく、あるいは配管などを介して接続されていても良い。
また、上記圧力制御弁および流量制御装置は、CO2ガスなどの気体に限定されず、水などの液体を流すことも可能である。
以下に、絞り弁81を設けてCO2などの気体を流す場合の流量特性について説明する。
【0027】
先ず、絞り弁81に気体を通過させる場合の流量計算式は、下記の一般式の通りである。
ΔP<P2/2,P2/2<P3の場合
【0028】
【数1】
Figure 0003917485
【0029】
但し
Cv:流量係数
Q:流量 [m3/h]
ΔP:弁入口側と弁出口側の圧力差 [MPa]
P2:弁(絞り弁)の一次側の圧力 [MPa abs]
P3:弁(絞り弁)の二次側の圧力 [MPa abs]
G:比重(空気の場合:1)
t:温度[℃]
ここで、G,t,Cvを一定とすると、Q(絞り弁の二次側に流れる流量)に対する変動影響は、
【0030】
【数2】
Figure 0003917485
【0031】
となる。
今回の実施例に示した絞り弁81の二次側の圧力(P3)から圧力が取り入れられるフィードバック式圧力制御弁は、ΔPが一定となることにより、
【0032】
【数3】
Figure 0003917485
【0033】
だけがQに対する変動要因である。
よって、絞り弁81の圧力変動に対する流量特性は図4のようになる。
図4に示したように、絞り弁81の二次側に圧力変動が生じても、絞り弁81の差圧は一定である。そして、モータ15のパルスが増えることにより、流量Qが比例的に増加し、P2+P3の変動により流体流量が所定の割合で変動しても、この圧力制御弁40から下流に流れる流量は、3本の実線で示されるようにごく小さな範囲の違いであり、圧力変動により大きな変化がないことが確認された。
【0034】
以上のことから、絞り弁81の二次側からP3のフィードバックがある場合に、流量特性が略一定になることが確認された。
なお、上記実施例の流量制御装置において、仮に水を流したとする。その場合は、流量Qは一定であり圧力変動が影響を与えることはない。
また、この絞り弁81は、システムの使用条件に合わせて調整が可能であるが、システムとの関係次第では絞り弁ではなく、システムにあったオリフィス等を使用することも可能である。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る流量調整装置では、圧力制御弁の第2のポート側に接続された絞り弁の二次側の圧力を、均圧導入口に導いて、この均圧導入口に導かれた圧力を流量調整弁における弁開度を調整する圧力に加えているので、圧力制御弁および絞り弁が接続された配管系の下流側において、例えば、圧力変動が生じた場合に、その圧力変動を流量制御装置で吸収することができる。
【0036】
したがって、流量制御装置の二次側に微少流量を安定して供給することができる。
また、本発明に係る流量制御装置では、アクチュエータからの出力に応じて圧縮スプリングの付勢力を調整し、これにより、流量を制御するので、微量ガスを流すのに好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施例による流量制御装置の断面図である。
【図2】図2は図1の要部拡大断面図である。
【図3】図3は超純水を製造するときのシステムブロック図である。
【図4】図4は本実施例による流量制御装置における流量特性をモータの出力との関係で示した概略図である。
【符号の説明】
4a 弁孔
6 第1のリテーナ
7 弁本体
8 第1の気密部材(ベローフラム)
10 圧縮スプリング
11 ナット部材
12 スピンドル
15 モータ(アクチュエータ)
16 カバー部材
20a 第1のポート
20b 第2のポート
21 ピストン
40 圧力制御弁
52 本体(第2本体)
52a ピストン収容室
55 弁ハウジング
56 リテーナ収容室
73 第2の気密部材(ダイヤフラム)
74 第2のリテーナ
80 均圧導入口
81 絞り弁
V 弁機構

Claims (1)

  1. カバー部材内に収納されたモータと、
    前記カバー部材の下端側に取り付けられ、軸方向にピストン収容室が形成され、さらに、一次側に接続される第1のポート及び一次側よりも低圧の二次側に接続される第2のポートとがそれぞれ形成された弁ハウジングと、
    前記カバー部材と前記弁ハウジングとの間に収容され、前記モータからの出力により回転するスピンドルと、
    前記スピンドルの螺子部に移動可能に螺合され、軸方向にのみ直線移動可能であるとともに回転不能なナット部材と、
    前記ナット部材の先端部に第1のシール部材を介して取り付けられ、
    前記ナット部材とともに軸方向にのみ移動可能な第1のリテーナと、
    前記ピストン収容室内に収容され、前記第1のリテーナに対向配置されたピストンと、
    前記第1のリテーナと前記ピストンとの間に介装され、前記ピストンを前記第1のリテーナから常時遠ざける方向に押圧する圧縮スプリングと、
    前記ピストンの下端部側に配置された気密部材を、前記ピストンとともに挟持する第2のリテーナと、
    前記弁ハウジングの前記第1のポートと前記第2のポートとの間の流体通路内に構成され、前記第1のポートから前記第2のポートへの流体の圧力を調整する弁機構と、
    前記ピストン収容室の側壁に外部と連通する均圧導入口と、を備えた減圧式の圧力制御弁と、
    前記圧力制御弁の前記第2のポート側に接続された絞り弁を配置した流量調整装置において、
    前記均圧導入口と前記絞り弁の二次側とを接続し、
    前記絞り弁の二次側の圧力を前記均圧導入口に作用させて前記弁孔の開度を調整し、もって、前記絞り弁の一次側の圧力と前記絞り弁の二次側の圧力との間の差圧を一定とするように構成したことを特徴とする流量制御装置。
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