JP3917162B2 - 植物栽培装置 - Google Patents
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Description
プランター容器1の底部には、プランター容器1の中央において縦横に交差する十字状をなし、逆U字形断面の溝条よりなる係合部2が一体形成されている。係合部2の交差部には、プランター容器1の底部外側に通じる導通口3が設けられている。
プランター容器1の内側壁において、係合部2と同高さの位置には、段部4が一体形成されている。
プランター容器1の開口縁の相隣る二辺には、フック状に折り曲げられた連結部5が一体形成されている。
続いて、植物が植え込まれたプランター容器1の各係合部2を、給水、給液(液状肥料や病害予防の薬液を水に溶解した溶液)、排水、通気などのために床面に略水平に配された配管6に係合させ、且つ配管6に適宜設けられた導通口6aに対してプランター容器1側の導通口3を連通させて床面に配置する。
さらに、複数のプランター容器1を、個々のプランター容器1の連結部5を以て他のプランター容器1の開口縁(連結部5が設けられていない縁)に掛けて連結する。
本発明では、上記足場を構成する踏み板41が、足場を有する前記プランター容器の開口縁に掛かって、その開口を閉鎖する高さとされているとともに、プランター容器の開口縁の相隣る二辺には、水平方向に張り出した張出片14が前記二辺の角部を介して連続して一体に形成され、この張出片14を隣接する他のプランター容器の上側から掛けて連結するようにしているところから、美観の点で優れていることはもちろん、連結されるプランター容器の角部に開口孔が生じることがないところから、プランター容器が載置される床面への水漏れや土や葉の侵入がない。また、土や落ち葉がプランター容器の境界部分に堆積するということがなく、踏み板の下に溜まることになり、害虫の発生が防止される。さらに、芝生がプランター容器の境界線を覆うことになり、境界を目立たなくすることができる。
図1は本発明による植物栽培装置におけるプランター容器を示す平面図、図2は図1におけるA−A断面図、図3は図1におけるB−B断面図である。
なお、導通口3は、係合部2の交差部(あるいは導通口3が設けられた係合部2の所定箇所)が細径に形成されていることにより、係合部2の上端面2aよりも若干下がった位置で開口されている。
なお、段付部12は、プランター容器1の内側壁に沿って所定間隔をおいた凹凸状の配置として、例えば、プランター容器1の内側壁の一部をなす各内角部に配置されているなどの構成であってもよい。
この掛止片18をなす他方の相隣る二辺よりなる角部には、掛止片18よりもさらに掛止片18の板厚分の段差を以て下がった位置で水平外方に張り出した段差部18aが形成されている。この段差部18aには円弧状の縁取部19がなされている。
配管6は、プランター容器1内に、給水、給液(液状肥料や病害予防の薬液を水に溶解した溶液)、排水、通気などを行うために床面に略水平に配される。
この配管6は、プランター容器1の係合部2に係合し得る径をなし、プランター容器1の導通口3が差し込み連通される導通口6aを有している。さらに、配管6は、適宜に施工し得るように分解組み立て可能に構成されている。
図6に示すように、プランター容器1内の段付部12の上端面12aおよび係合部2の上端面2aに対して仕切材11を載置して、保水部7と栽植部13とを仕切材11を以て分割する。仕切材11の給水体22は保水部7側に垂下されている。
次に、栽植部13に土壌9などを敷き詰めて所要の植物を植え込む。
次に、プランター容器1の数およびプランター容器1の配置形状に応じて、配管6を組み立てて床面に配置する。この際、配管6は、少なくともプランター容器1に設けられた導通口3の下側を通過するように配されればよい。
次に、上記の如く植物が植え込まれた複数のプランター容器1を、配管6に設けられた導通口6aに対してプランター容器1の導通口3を連通させて床面に配置する。
この際、プランター容器1Aの段差部18aの上面には、プランター容器1Bの面取部15、およびプランター容器1Cの面取部15が、それぞれが張出片14の板厚分の段差によって嵌合される。さらに、プランター容器1Bの面取部15と、プランター容器1Cの面取部15とは、それぞれ突き当たって、各面取部15から繋がる各掛止片18の上面が連続して面一とされる。
この際、連続されたプランター容器1Bの面取部15、およびプランター容器1Cの面取部15の上面には、プランター容器1Dの縁取部16が掛かる。
ゆえに、係合部2の上端面2aに載置された仕切材11の底面と、水分の上限との間には隙間23が生じることとなる。
このように、隙間23には、配管6の導通口6aから導通口3を介して空気が供給されるので、仕切材11を介して土壌9および土壌9に植設された植物に十分な酸素が供給される。
また、段差部18aが、面取部15(掛止片18)よりも掛止片18の板厚分の段差を以て下がって形成され、さらに面取部15が張出片14よりも張出片14の板厚分の段差を以て下がって形成されているので、複数のプランター容器1を連結した際には、各張出片14の上面が面一とされる。
これにより、保水部7に粒状物が不要となって、植物栽培装置の施工時における粒状物の敷き詰め作業を省き、施工作業性を向上させる事ができる。
図9および図10は本発明による植物栽培装置の外枠構造を示す斜視図、図11および図12は外枠構造の他の連結構造を示す斜視図である。
足場40は、図14に示すように、踏み板41と、踏み板41を支えるべき脚部材42とで構成されている。
脚部材42は、断面略×字形状に形成され、踏み板41の底部の四箇所に均等配置されるように一体形成されている。この脚部材42は、プランター容器1内において、係合部2によって四分割された保水部7に載置し得るように構成されている。また、脚部材42の高さは、プランター容器1内に載置された際に、踏み板41がプランター容器1の開口縁に掛かって、その開口を閉塞する高さとされている。
また、上記植物栽培装置は、各構成が可搬性を有しているので、部分的なプランター容器の取り換え、配置換え、解体などが容易に行えるので、短期間のイベントにおける緑化にも採用することができる。
Claims (1)
- 上面を開放した容器をなすプランター容器を、床面の所定領域を構成するように複数配置した植物栽培装置において、
前記複数のプランター容器中一部のプランター容器内を空の状態とし、この空の状態としたプランター容器の内部に、該プランター容器の開放部を閉塞するように踏み台をなす足場を設け、該足場は、単一のプランター容器の開口縁に掛かるべき大きさに形成された踏み板と該踏み板を所望の前記プランター容器の内底部上に支えるべき脚部材とで構成され、足場を構成する前記踏み板が、足場を有する前記プランター容器の開口縁に掛かって、その開口を閉鎖する高さとされており、
前記プランター容器の開口縁の相隣る二辺には、水平方向に張り出した張出片が前記二辺の角部を介して連続して一体に形成され、この張出片を隣接する他のプランター容器の上側から掛けて連結することを特徴とする植物栽培装置。
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