JP3917035B2 - コードリール取付け構造 - Google Patents

コードリール取付け構造 Download PDF

Info

Publication number
JP3917035B2
JP3917035B2 JP2002214279A JP2002214279A JP3917035B2 JP 3917035 B2 JP3917035 B2 JP 3917035B2 JP 2002214279 A JP2002214279 A JP 2002214279A JP 2002214279 A JP2002214279 A JP 2002214279A JP 3917035 B2 JP3917035 B2 JP 3917035B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cord reel
cord
heat shield
cover
shield cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002214279A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004049741A (ja
Inventor
公博 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zojirushi Corp filed Critical Zojirushi Corp
Priority to JP2002214279A priority Critical patent/JP3917035B2/ja
Publication of JP2004049741A publication Critical patent/JP2004049741A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3917035B2 publication Critical patent/JP3917035B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Baking, Grill, Roasting (AREA)
  • Cookers (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、炊飯器(炊飯ジャーを含む。)、ホットプレート等のコードリールを内装した電気器具に関し、特にそのコードリールの取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
炊飯器等において、電源コードの収納の便宜のため、自働巻き機能をもったコードリールを内蔵し、電源コード先端部にコンセントのみを器具外郭の外部に露出させた取付け構造が従来から知られている(例えば、特開平11−267016号公報参照)。
【0003】
上記のコードリールは、金属製のケースの内部にゼンマイを収納し、巻取り軸にそのゼンマイによる巻取り方向のばね力を作用させるとともに、引き出した長さに保持するラチェット機構等を設けたものであり、ケース側に設けた固定接点と、巻取り軸側に設けた可動接点の摺接により、固定接点に接続された外部端子、その端子に接続された電源リード線にAC電源を供給するようにしている。
【0004】
上記のコードリールは、外部端子を器具外郭内面に向け、ケース外部に設けた複数の突片の一つを樹脂製の器具外郭にねじ止めし、他の突片を器具外郭の一部に凹凸嵌合することにより取付けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の取付け構造によると、充電部である外部端子における電源リード線の接続不良や水の浸入等が原因で発熱やショートを生じることがあると、その熱が直接器具外郭に伝わり、器具外郭を異常昇温させ損傷させる不都合がある。このような不都合は、炊飯器等のコンパクト化のために、コードリールが器具外郭の内面に接近して取付けられる設計を採用した場合に顕著となる。
【0006】
上記の問題を解消する対策として、器具外郭を難燃性樹脂で成形することが考えられるが、製品コストが大幅に増大することが避けられない。
【0007】
そこで、この発明は、コードリールの充電部が万一発熱した場合の対策として、器具外郭の異常昇温を防止し得る低コストのコードリール取付け構造を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明は、器具外郭の内部に取付けたコードリールの電源コードを該器具外郭のコード穴を通して外部に引き出してなるコードリールの取付け構造において、上記コードリールの外部端子部分を含む範囲をカバーする難燃性材料でなる遮熱カバーを被せ、該遮熱カバーを介して上記コードリールを器具外郭に取付けた構成を採用した。
【0009】
上記の構成によると、コードリールの外部端子の部分で発熱が生じた場合の熱は難燃性の遮熱カバーにより遮断され、器具外郭の異常昇温が防止される。
【0010】
また、より具体的な構成としては、上記器具外郭が胴部材とその下端開放部に取付けられた底部材を有し、上記遮熱カバーを上記胴部材内部の肩部材に取付け、上記コードリールを該遮熱カバーの開放端から内部に挿入して遮熱カバーの一部に係合するとともに、電源コードの引出し部を含む部分を遮熱カバーの上記開放端から露出せしめ、露出したコードリールの一部を上記底部材に係合支持した構成を採ることができる。
【0011】
上記の構成によると、胴部材を上下反転してその開放部を上にし、コードリールが挿入された遮熱カバーを胴部材の内部に差し込んで肩部材に取付け、その後底部材を胴部材に取付け、コードリールの一部を底部材に係合支持することにより、遮熱カバーとコードリールを器具外郭に一体化させる。
【0012】
さらに具体的には、上記遮熱カバーの胴部材に対する取付け構造は、該遮熱カバーの取付けピンを肩部材の差込み部に差込んで取付け、上記遮熱カバーに対するコードリールの係合構造は、遮熱カバーの開放端に形成したスリットに対するコードリールの突片の嵌入により、また、コードリールの底部材に対する係合支持構造は、該底部材に設けた係合凹部に対するコードリールの他の突片の嵌入による構成を採ることができる。
【0013】
【発明の実施形態】
以下、添付図面に基づいてこの発明の実施形態を説明する。図1に示した炊飯ジャーは、器具外郭としてのジャー本体1と、これに対しヒンジ軸2により開閉自在に取付けられた蓋3を有する。ジャー本体1の前端部に蓋3の前縁と同じ高さに立ち上がった操作部4が設けられる。ジャー本体1は、胴部材5とその下端開放部を閉塞する底部材6、胴部材5の内部に一体的に設けられた肩部材10等とからなり、内部に炊飯鍋7、加熱装置等が収納される。
【0014】
上記のジャー本体1の内部の後端部分、即ち、ヒンジ軸2の下方において、コードリール8が収納され、そのコードリール8のほぼ上半分に遮熱カバー9が被せられる(図2(a)(b)参照)。コードリール8は、従来周知の構造である。
【0015】
即ち、コードリール8は、金属製のケース11の内部にゼンマイを収納し、巻取り軸にそのゼンマイによる巻取り方向のばね力を作用させるとともに、引き出したコードを所定長さに保持するラチェット機構等を設けたものであり、ケース11側に設けた固定接点に巻取り軸側の可動接点を摺接させることにより、その固定接点に接続された外部端子12にAC電源を供給するようにしている。電源コードの先端部に設けられた電源プラグ13がケース11の下端部から側方に突き出す。また、ケース11の外周縁に取付け用の突片14、15が下端と側方に設けられる。ねじ穴を有する取付け用の突片16も設けられるが、ここでは使用しない。上記構成のコードリール8は既成品として市販されているものである。
【0016】
上記のコードリール8は、図1、図2に示すように、外部端子12を接続する側の面を外面としてジャー本体1の後面に平行となるように取付けられる。従って、以後は外部端子12側をコードリール外面17、その反対面をコードリール内面18と称する。また、電源プラグ13が突き出した側をコードリール下部19、その反対側をコードリール上部20と称する。
【0017】
前記の遮熱カバー9は、図4(a)(b)(本図は便宜上、上下を逆に図示している。)に示すように、前記のコードリール外面17をカバーする外面カバー部21、コードリール内面18をカバーする内面カバー部22、及びコードリール8の周面をカバーする周面カバー部23を有する。外面カバー部21はコードリール外面17の上端部から中央部分の外部端子12の部分を越える範囲をカバーし、その下端縁24は水平になっている。また、外部端子12のカバー部分は膨出部25となり、外部端子12との間に所要の距離をおいている。膨出部25は下端縁24に達する。
【0018】
前記の周面カバー部23は、コードリール8の上端部周面部から、左右の周壁部分をカバーし、その下端は前記の外面カバー部21の下端縁24と同じ高さとなっている。その周面カバー部23の一方の下端(即ち、コードリール8の一方の突片15に対応した側の下端)から、上方に向けてスリット26が設けられる。また、周面カバー部23の上部には取付け基部27が設けられ、さらに、その取付け基部27の上端に左右一対の取付けピン28、28が上向きに設けられる。また、両方の取付けピン28、28の付け根部分を補強リブ29により連結している。
【0019】
なお、遮熱カバー9の上記周面カバー部23の一部に、突片16の先端部分を受け入れる部分が凸部31の内面に設けられる(図2(b)参照)。
【0020】
前述のコードリール8は、その外部端子12にリード線をハンダ付けした後、コードリール上部を下向きにして遮熱カバー9の内部に挿入され、コードリール8に設けられた突片15がスリット26に挿入係止されるとともに、突片16が凸部31の内部に嵌入される(図4(a)参照)。このように組み合わされたコードリール8と遮熱カバー9は、図3に示すように、上下を反転したジャー本体1の開放部分から、遮熱カバー9の外面カバー部21を胴部材5の後端部内面に沿わせるとともに、取付けピン28、28を下向きにして挿入する。胴部材5の内部において、前記の肩部材10に設けられ、上向きに開放された一対の差込み部32、32に上記の取付けピン28、28が差し込まれる。
【0021】
その後、底部材6がジャー本体1の開放部に被せられる。このとき、コードリール8の突片14が、底部材6の係合凹部33に嵌入される(図3参照)。また、電源プラグ13を底部材6のプラグ穴34に内側から挿入し、底部材6の凹所35に露出させる。
【0022】
コードリール8と遮熱カバー9を上記のように取付けた図1の状態で、リード線がハンダ付けされた充電部である外部端子12と、胴部材5の後端面との間に遮熱カバー9の外面カバー部21が介在されることになる。遮熱カバー9は難燃性であるので、万一外部端子12の部分で異常発熱が生じたとしても、その熱は遮熱カバー9の外面カバー部21で遮断され、胴部材5の温度上昇を防止することができる。
【0023】
【発明の効果】
以上のように、この発明は、コードリールの外部端子部分を含む範囲に難燃性材料でなる遮熱カバーを被せ、該遮熱カバーを介して上記コードリールを器具外郭に取付けたことにより、コードリールの外部端子部分が異常発熱したとしても、器具外郭の損傷を防ぐことができる。また、器具外郭全体を難燃性材料で形成することなく、遮熱カバーのみを難燃性材料で形成することとしたので、製品コストの上昇を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の縦断側面図
【図2】(a)同上のコードリール部分の縦断側面図
(b)(a)図のb−b線の断面図
【図3】同上の分解斜視図
【図4】(a)同上のコードリール部分の分解斜視図
(b)同上の遮熱カバーの斜視図
【符号の説明】
1 ジャー本体
2 ヒンジ軸
3 蓋
4 操作部
5 胴部材
6 底部材
7 炊飯鍋
8 コードリール
9 遮熱カバー
10 肩部材
11 ケース
12 外部端子
13 電源プラグ
14 突片
15 突片
16 突片
17 コードリール外面
18 コードリール内面
19 コードリール下部
20 コードリール上部
21 外面カバー部
22 内面カバー部
23 周面カバー部
24 下端縁
25 膨出部
26 スリット
27 取付け基部
28 取付けピン
29 補強リブ
31 凸部
32 差込み部
33 係合凹部
34 プラグ穴
35 凹所

Claims (2)

  1. 器具外郭の内部に取付けたコードリールの電源コードを該器具外郭のコード穴を通して外部に引き出してなるコードリールの取付け構造において、上記コードリールの外部端子部分を含む範囲に難燃性材料でなる遮熱カバーを被せ、該遮熱カバーを介して上記コードリールを器具外郭に取付けたものであり、上記器具外郭が胴部材とその下端開放部に取付けられた底部材を有し、上記遮熱カバーを上記胴部材内部の肩部材に取付け、上記コードリールを該遮熱カバーの開放端から内部に挿入して遮熱カバーの一部に係合するとともに、電源コードの引出し部を含む部分を遮熱カバーの上記開放端から露出せしめ、露出したコードリールの一部を上記底部材に係合支持したことを特徴とするコードリール取付け構造。
  2. 上記遮熱カバーの胴部材に対する取付け構造は、該遮熱カバーの取付けピンを肩部材の差込み部に差込んで取付け、上記遮熱カバーに対するコードリールの係合構造は、遮熱カバーの開放端に形成したスリットに対するコードリールの突片の嵌入により、また、コードリールの底部材に対する係合支持構造は、該底部材に設けた係合凹部に対するコードリールの他の突片の嵌入によることを特徴とする請求項に記載のコードリール取付け構造。
JP2002214279A 2002-07-23 2002-07-23 コードリール取付け構造 Expired - Lifetime JP3917035B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002214279A JP3917035B2 (ja) 2002-07-23 2002-07-23 コードリール取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002214279A JP3917035B2 (ja) 2002-07-23 2002-07-23 コードリール取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004049741A JP2004049741A (ja) 2004-02-19
JP3917035B2 true JP3917035B2 (ja) 2007-05-23

Family

ID=31936650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002214279A Expired - Lifetime JP3917035B2 (ja) 2002-07-23 2002-07-23 コードリール取付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3917035B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004049741A (ja) 2004-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1047840A (ja) 冷蔵庫の温度調節装置
CN113272591A (zh) 烹饪设备
JP3917035B2 (ja) コードリール取付け構造
JP2019070517A (ja) 加熱調理器
JP6108979B2 (ja) 炊飯器
JP3976030B2 (ja) 電気炊飯器
JPS6037059Y2 (ja) 電気調理器
KR101144161B1 (ko) 슬라이딩 방식의 휴대가 용이한 헤어용 아이롱
JP3863082B2 (ja) 炊飯器の温度ヒューズ取付け構造
JP2011092440A (ja) 電気湯沸かし器
CN214127966U (zh) 电热水杯
JPS5856582Y2 (ja) 電気調理器
CN219895342U (zh) 一种煲体和烹饪器具
CN210872383U (zh) 一种暖手宝
JP4073917B2 (ja) 電気器具
JP3265924B2 (ja) コードレスアイロン
CN210018906U (zh) 烹饪器具
JP3601475B2 (ja) 電磁誘導炊飯器
JP2007307199A (ja) 炊飯器
JP4797494B2 (ja) 自動販売機の加昇温度防止装置
JP3486891B2 (ja) 炊飯器
JPS6037058Y2 (ja) 調理器の安全装置
JP2017072370A (ja) 冷蔵庫
JPS589690Y2 (ja) 調理器のヒ−タ取付装置
CN117100113A (zh) 盖体结构及烹饪装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060725

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060921

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3917035

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130216

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160216

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term