JP3915129B2 - 受信装置及び表示方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線信号によるデータを受信してこのデータに基づく表示を行なう表示手段を備えた受信装置及びこの受信装置の表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、赤外線変調光による光通信機能を有する電子手帳において、例えば犬等のペットのイラストを予め複数記憶しておき、特定のキー入力を行なうことでペットに「えさ」を与え、また赤外線光の送受光部前方で手を動かすことで反射光の検出パターンに応じてペットに「芸」を教え込むなど、なんらかの操作に対応したイラストを選択し、表示部で表示させることにより、擬似的にペットを飼うことができるようにしたものが商品化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような擬似的にペットを飼う機能を有している電子手帳では、あくまでも電子手帳の使用者の操作に忠実に対応したペットのイラストを選択して表示させるので、ペットは完全に受動的な行動しか起こさず、不自然という不具合があった。
【0004】
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、使用者の操作に関係なく変化する、意外性に富んだイラストを表示させることが可能な受信装置及びこの受信装置の表示方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、
(1) 自己宛てのデータを受信してこのデータに基づくメッセージを表示する表示手段を備えた受信装置において、このデータの受信回数を記憶する受信回数記憶手段と、この受信回数に応じて変化する画像を記憶した画像記憶手段と、上記データが受信された際、上記受信回数記憶手段に今回の受信を新たにカウントさせるカウント手段と、このカウント手段によってカウントされた受信回数に基づき、上記画像記憶手段から対応する画像を読出し、上記受信されたデータに基づくメッセージと共に上記表示手段に表示させる表示制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0006】
上記(1)項に示した構成によれば、無線信号による自己宛てのデータの受信回数に応じて、メッセージと共に表示される画像が段階的に変化するため、自己宛てのデータの受信を契機としながらも、意外性に富んだ画像を表示させることができ、ペット等の画像に容易に適用できる。
【0007】
(2) 上記(1)項において、受信された自己宛てのデータよりこのデータの種別を判別する判別手段をさらに備え、上記受信回数記憶手段は、上記データの種別毎に受信回数を記憶し、上記画像記憶手段は、上記データの種別毎に、受信回数に応じて変化する画像を複数記憶し、上記カウント手段は、データが受信された際に上記判別手段により判別されたこのデータの種別に対応して、上記受信回数記憶手段に今回の受信を新たにカウントさせ、上記表示制御手段は、このカウント手段によってカウントされた受信回数と上記データの種別に基づき、上記画像記憶手段から対応する画像を読出し、上記表示手段に表示させることを特徴とする。
【0008】
上記(2)項に示した構成によれば、上記(1)項の作用に加えて、無線信号により受信した自己宛てのデータの種別とその受信回数とに応じて、異なる種類の画像が段階的に変化して表示されるため、より意外性に富んだ画像を表示させることができ、多数の種類のペット等の画像に容易に適用できる。
【0009】
(3) 上記(1)項において、受信された自己宛てのデータよりこのデータの種別を判別する判別手段をさらに備え、上記受信回数記憶手段は、上記データの種別毎に受信回数を記憶し、上記画像記憶手段が記憶する画像は、当該画像を構成する複数の部品パターンで構成され、上記画像記憶手段は上記データの種別と対応付けて、受信回数に応じて変化する部品パターンを複数記憶し、上記カウント手段は、データが受信された際に上記判別手段により判別されたこのデータの種別に対応して、上記受信回数記憶手段に今回の受信を新たにカウントさせ、上記表示制御手段は、このカウント手段によってカウントされない種別の受信回数に対応する部品パターンと共に、このカウントされた受信回数に基づいて上記画像記憶手段から対応する部品パターンを読出し、画像を構成して上記表示手段に表示させることを特徴とする。
【0010】
上記(3)項に示した構成によれば、上記(1)項の作用に加えて、1つの画素を構成する部品パターン毎に受信するデータの種別を割当て、データの種別毎に受信回数をカウントして表示される画像中の受信した種別コードの対応する部品パターンを段階的に変化させるため、受信するデータ内容の傾向を知ることができる。
【0011】
(4) 上記(1)項において、受信された自己宛てのデータよりこのデータの種別を判別する判別手段と、上記データの種別に対応して、カウントする重み付けをパラメータ化して記憶するパラメータ記憶手段とをさらに備え、上記カウント手段はデータが受信された際に上記判別手段により判別されたこのデータの種別に対応して、上記受信回数記憶手段に今回の受信を新たにカウントすることを特徴とする。
【0012】
上記(4)項に示した構成によれば、上記(1)項の作用に加えて、無線信号による自己宛てのデータの受信回数を一律にカウントするのではなく、データの種別に応じてカウントする幅を重み付けするようにしたため、例えば受信する側にとって都合のよいデータと都合の悪いデータとで異なる重み付けを行なって、受信回数のカウントに変化を持たせることで、表示されるイラストの段階に、より変化を持たせることができる。
【0013】
(5) 上記(4)項において、上記パラメータ記憶手段は、上記パラメータと対応して上記メッセージに含まれるキーワードをデータの種別情報として記憶し、上記カウント手段はデータが受信された際に上記判別手段により判別されたキーワードに対応して、上記受信回数記憶手段に今回の受信を新たにカウントし、
上記表示制御手段は、このカウント手段によってカウントされた受信回数に基づき、上記画像記憶手段から対応する画像を読出し、上記表示手段にメッセージと共に表示させることを特徴とする。
【0014】
上記(5)項に示した構成によれば、上記(4)項の作用に加えて、無線信号により受信した自己宛てのデータ中のメッセージに予め設定しておいたキーワードのデータがあった場合にはそのデータに対応して受信回数のカウントに変化を持たせることで、表示される画像の段階に、より大きな変化を持たせることができる。
(6) 自己宛てのデータを受信してこのデータに基づくメッセージを表示する表示部を備えた受信装置の表示方法において、上記データが受信された際、データの受信回数を記憶する受信回数記憶部に今回の受信を新たにカウントするカウント工程と、このカウント工程でカウントされた受信回数に基づき、受信回数に応じて変化する複数の画像を記憶した画像記憶部から対応する画像を読出し、上記受信されたデータに基づくメッセージと共に上記表示部に表示させる表示制御工程とを有したことを特徴とする。
上記(6)項に示した方法によれば、無線信号による自己宛てのデータの受信回数に応じて、メッセージと共に表示される画像を変化させるため、意外性に富んだ画像を表示させることができ、ペット等の画像に容易に適用できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下本発明をページング受信機に適用した場合の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0016】
図1はその外観構成を示すもので、ページング受信機1は本体ケース1aの前面に、液晶表示パネルによる表示部2、着信報知時に点灯するLED3とが設けられる。また、本体ケース1aの側面に電源キー4aが、本体ケース1aの前面で上記表示部2の下部にセットキー4b、セレクトキー4c及びモードキー4dが設けられ、これら各キー4a〜4dでキー入力部4が構成される。
【0017】
上記表示部2は、上述した如く液晶表示パネルで構成されるものであり、文字による伝言メッセージ等を表示するためのメッセージ表示エリア2aと図中に示す如くペット(犬)のイラストからなるイラスト表示部2bを有している。
【0018】
メッセージ表示エリア2a及びイラスト表示部2bを含む表示部2全面はドットマトリクス表示するものであり、特にメッセージ表示エリア2aの端部には、電源の投入状態に関係なく、常に現在の時刻を表示する時刻表示部2a1が設けられる。
【0019】
上記キー入力部4を構成するキーとして、電源キー4aは電源のオン/オフと着信報知のリセットを行なうもの、セットキー4bは時刻設定モード等の各モードにおいて決定を指示するもの、セレクトキー4cは各モードにおいて選択指示を行なうもの、モードキー4dは各モードを選択するものである。
【0020】
図2は上記ページング受信機1に設けられる回路の概略構成を示すもので、11はアンテナであり、このアンテナ11はRF受信部12に接続し、このRF受信部12をデコーダ部13を介してCPU14に接続している。RF受信部12は、アンテナ11で受信した受信データを復調する。
【0021】
上記デコーダ部13は、ID−ROM15を接続しており、このID−ROM15は当該ページング受信機1に個別に割当てられたIDコード、詳細にはフレームデータやアドレスデータ等を記憶したもので、このIDコードをデコーダ部13に与えるようにしている。
【0022】
デコーダ部13は、電源投入を検出した時点においては、所定時間内に同期信号が受信されるまでRF受信部12を駆動させ、同期信号を受信すると今度はID−ROM15より取込んだIDコードに基づいて間欠駆動させる。そして、RF受信部12で復調した信号を解読し、これが自機に割当てられたIDコードに一致したと判断すると、一致検出信号および続いて受信されるメッセージデータをCPU14に送出するようにしている。
【0023】
CPU14は、上述したキー入力部4と表示部2、スピーカ16、バイブレータ17、上記LED3、ROM18及びRAM19を接続しており、内部に現在の時刻を計時するタイマ14aを備えている。
【0024】
スピーカ16、バイブレータ17及びLED3は、それぞれCPU14の制御により駆動されて呼出し状態を報知するためのものであり、スピーカ16はブザー音で、バイブレータ17は振動で、LED3は光の点滅でそれぞれこのページング受信機1の使用者に報知を行なう。
【0025】
ROM17は、CPU14のために予め用意された各種制御プログラムを記憶するとともに、メッセージ定型句テーブルRT、ペット成長テーブルGT、えさイラストテーブルFT、変化パターンテーブルCT等などを固定記憶している。
【0026】
ここでメッセージ定型句テーブルRTは、図3に示すようにナンバーに対応したメッセージの定型句を予め記憶したものであり、例えば受信したメッセージデータ中のナンバーが「09」であれば、このテーブルを参照することで表示部2のメッセージ表示エリア2aには「FAXセヨ」なる文字がメッセージ表示されることなる。
【0027】
また、ペット成長テーブルGTは、図4に示すように「1」〜「8」の8段階のランクLNKに応じた子犬から成人犬に至る成長過程のペットイラストを記憶したものであり、特にランクLNKが「1」の場合のペットイラストを基本状態として受信開始時等で読出して図1に示した表示部2のイラスト表示部2bで表示させる。上記ランクLNKは、受信回数の総数である総計値PSUMが「1」〜「32」、「33」〜「64」、‥‥、「225」〜「256」というように「32」をステップ値として段階的に変化する毎にこれに対応して変化する。
【0028】
えさイラストテーブルFTは、着信したメッセージデータに対応して着信時に総計値PSUにカウントする受信回数の重み付けとして予め設定されたパラメータと、このパラメータに対応し着信時に表示される「えさ」のイラストとを記憶したものであり、例えば図示する如くパラメータが「1」から「5」に変化するに従って、えさイラストの内容も「骨」→「ドッグフード(小盛)」→「ドッグフード(大盛)」→「骨付き肉(小)」→「骨付き肉(大)」と変化する。
【0029】
変化パターンテーブルCTは、図6に示すように、上記CPU14内のタイマによって計測される待受け時間の長さによって変化するペットイラストを記憶したものである。
【0030】
上記RAM18は、図7に示すようなメモリエリアの構成となっており、着信したメッセージデータを記憶するメッセージメモリエリアMM、着信したメッセージの送信者を特定するためのデータを記憶するTELバンクエリアTB、上記表示部2のイラスト表示部2bで表示されるペットの現時点での成長の度合いを記憶する成長度メモリエリアCDMを有する。
【0031】
このうちTELバンクエリアTBは、図8に示すようにバンクコードに対応して送信者名と連絡先の電話番号及び着信があった場合にカウントするパラメータ値を組として複数組のデータを記憶する構成となっている。
【0032】
またメッセージメモリエリアMMは、着信したメッセージデータの格納番地と記憶するアドレスエリアAAとメッセージデータを格納するデータエリアDAと、着信メッセージの確認、未確認をフラグ処理で行なうための未確認フラグエリアUFとで構成されている。
【0033】
さらに上記成長度メモリエリアCDMは、図9に示す如く上記表示部2のイラスト表示部2bで表示されるペットの現時点での総計値PSUMとこれに対応するランクLNKとを記憶するようになっている。
【0034】
次に上記第1の実施の形態の動作について説明する。
【0035】
図10及び図11は電源キー4aを操作してページング受信機1の電源を投入した場合の主としてCPU14による着信処理の内容を示すフローチャートである。
【0036】
すなわち、電源キー4aを操作することで電源投入すると、受信モードが設定され、現在の時刻を計時しているタイマ14aにより表示部2の時刻表示部2a1で時刻表示を行なわせると共に、着信があるまでの時間の計時をスタートさせ、またすでにスタートされている場合は続行する(ステップA1)。
【0037】
これと同時にCPU14は、まず始めに連続的な着信待ちの状態として同期信号を検出し、同期信号を検出した場合にはこの同期信号に基づいて当該ペ−ジング受信機1に割当てられたタイミングで間欠的な着信待ちの状態に切換えた上で、アンテナ11を介してRF受信部12で受信し、デコーダ部13で復調された受信信号に含まれる呼出信号をID−ROM15から与えられる当該ペ−ジング受信機1に個別に割当てられたIDコードと照合する。
【0038】
このとき、表示部2のイラスト表示部2bでは、図6に示した6時間以上経過字に表示する眠った状態のペットイラストを変化パターンテーブルCTから読出し、これを一定時間をかけて徐々にコントラストを上げながら表示した後に、図1に示した如くランクLNK「1」の基本のペットイラストを読出して表示させる。
【0039】
この状態で、CPU14は上記デコーダ部13からの一致信号を検出したか否か、すなわち復調された受信信号に含まれる呼出信号がID−ROM15から与えられる当該ペ−ジング受信機1に個別に割当てられたIDコードと一致し、自機を呼出す着信があったか否か判断する(ステップA2)。
【0040】
一致信号を検出した場合、CPU14はタイマ14aでの着信があるまでの時間の計時をストップさせると共に、デコーダ部13に対して受信信号を継続して受信するように指示し、呼出信号の後に続くデータを取込んでRAM19のメッセージ記憶メモリエリアMMに格納した後(ステップA3)、取込んだ内容にメッセージデータが付いているか否かを判断する(ステップA4)。
【0041】
ここで、呼出信号の後にメッセージデータが続いていると判断した場合は、次いでそのメッセージデータを解読してTELバンク検索を指定するコードとバンクナンバーすなわちバンクコードとからなるバンクデータであるか否か判断する(ステップA5)。
【0042】
バンクデータであると判断するとCPU14は、そのバンクコードに従って上記図8で示したRAM19のTELバンクエリアTBを検索し、対応するパラメータ値を読出して成長度メモリエリアCDMの総計値PSUMに加算する(ステップA6)。
【0043】
また、上記ステップA5で呼出信号の後に続いているメッセージデータにバンクコードがなく、バンクデータではないと判断した場合には、予め設定されたパラメータ値、例えば「2」を成長度メモリエリアCDMの総計値PSUMに加算する(ステップA7)。
【0044】
さらに、上記ステップA4で呼出信号の後にメッセージデータが続いていないと判断した場合は、予め設定されたパラメータ値、例えば「1」を成長度メモリエリアCDMの総計値PSUMに加算する(ステップA8)。
【0045】
しかるに、上記ステップA6〜A8のいずれかの処理で成長度メモリエリアCDMの総計値PSUMに加算した後、加算した分のパラメータ値に対応してROM18のえさイラストテーブルFTからえさイラストを読出して表示部2のイラスト表示部2bでペットの前に表示させ(ステップA9)、同時に着信に基づく報知を上記スピーカ16、バイブレータ17及びLED3のうち設定されているものを用いて行なう一方、上記タイマ14aによる着信があるまでの時間の計時をリセットし、再スタートさせる(ステップA10)。
【0046】
その後、上記スピーカ16、バイブレータ17及びLED3による着信に基づく報知を停止させるべくリセットキーを兼ねた上記電源キー4aの操作が検出されたか否か、あるいはこの電源キー4aが操作されないままに予め設定されている報知時間、例えば20秒が経過したか否かを繰返し判断する(ステップA11,A12)。
【0047】
ステップA11でリセットキーを兼ねた電源キー4aが操作されたと検出した場合、CPU14は操作に従って上記スピーカ16、バイブレータ17及びLED3による着信の報知を停止させると共に、上記図3で示したROM18のメッセージ定型句テーブルRTから受信したメッセージデータに対応したメッセージの定型句を読出して表示部2のメッセージ表示エリア2aで表示させ、同時に上記ステップA9でえさイラストテーブルFTから読出したえさイラストを用いてイラスト表示部2bでペットがえさを食べる動画処理を行なう(ステップA13)。
【0048】
図12はこのステップA13での表示処理の態様を例示したものである。ここでは、メッセージデータとして「*4*411*2*200#」を着信した場合を示す。データ中の先頭位置にある「*4*4」は定型句指定コード、続く「11」は定型句ナンバー、「*2*2」はバンク指定コード、「00」はバンクナンバー、最後の「#」は本メッセージデータの終了コードである。
【0049】
したがって、このメッセージデータでは、バンクナンバー「00」によりRAM19のTELバンクエリアTBから対応する送信者名「○○○○」とパラメータ値「3」とを読出し、成長度メモリエリアCDMの総計値PSUMにパラメータ値「3」を加算させると共に、図示する如くえさイラストテーブルFTからパラメータ値「3」に対応する「ドッグフード(大盛)」のえさイラストを読出して表示部2のイラスト表示部2bでこれをペットが食べるように動画表示し、さらに定型句ナンバー「11」に従ってROM18のメッセージ定型句テーブルRTから読出した定型句メッセージ「サキニイク」と上記送信者名「○○○○」とをメッセージ表示エリア2aで表示することとなる。
【0050】
このステップA13での表示処理後、成長度メモリエリアCDMの総計値PSUMの内容により図4に示したROM18内のペット成長テーブルGTとを照合し、対応するランクLNKが上がっているか否か判断する(ステップA14)。
【0051】
そして、ランクLNKが上がっていると判断した場合にのみ、1ランク上がったペットイラストを同ペット成長テーブルGTから読出し、表示部2のイラスト表示部2bでそれまでのペットイラストと差換えて表示させ(ステップA15)、その後再び上記ステップA1からの処理に戻る。
【0052】
図13は上記ステップA15の処理により上記図12の表示態様からイラスト表示部2bでのペットイラストが1ランク上がった状態を例示するもので、上記図1の同イラスト表示部2bで表示したペットイラストに比べて、1回り大きくなっていることが分かる。
【0053】
また、上記ステップA12で着信報知の状態からリセットキーを兼ねた上記電源キー4aが操作されないままに予め設定されている報知時間、例えば20秒が経過したと判断した場合には、RAM19のメッセージメモリエリアMMにおいて未確認フラグエリアUFに未確認フラグを設定し(ステップA16)、ROM18のえさイラストテーブルFTから読出したえさイラストを表示部2のイラスト表示部2b以外の場所に移動させて両者を離して表示し(ステップA17)、その後再び上記ステップA1からの処理に戻る。
【0054】
図14はこのステップA17の処理により上記図12の表示態様からえさイラストをイラスト表示部2bでのペットイラストから左端側に大きく移動させて離して表示させた状態を例示するもので、この表示により着信したメッセージが未確認であること、及び、表示されているえさイラストからそのメッセージを送信してきた送信者がパラメータ値を「3」に設定している程度の重用度を有していることが分かる。
【0055】
このような表示状態にあって、上記キー入力部4のモードキー4dの操作により読出しモードを設定し、メッセージ確認を行なうと、上記図12に示した如くイラスト表示部2bでこのえさイラストを食べる表示となると共に、メッセージ表示エリア2aでは対応する定型句のメッセージと送信者とを表示するようになる。
【0056】
なお、上記ステップA2でデコーダ部13からの一致信号を検出せず、自機を呼出す着信がないと判断した場合、CPU14はまずタイマ14aの計時している着信の待機時間が12時間を経過したか否か判断する(ステップA18)。
【0057】
ここで12時間を経過していると判断した場合、CPU14はRAM19の総計値PSUMの内容から一定数「32」を減算し、対応するランクLNKの内容も「−1」すると共に、この1ランクダウンさせたランクLNKの内容に基づいてROM18のペット成長テーブルGTからペットイラストを読出して、表示部2のイラスト表示部2bでそれまでのペットイラストと差換えて表示させる(ステップA19)。その後、タイマ14aの計時している着信の待機時間をリセットしてから(ステップA20)、再び上記ステップA1からの処理に戻る。
【0058】
また、上記ステップA18でタイマ14aの計時している着信の待機時間が12時間を経過していないと判断した場合、CPU14は次に同タイマ14aの計時している着信の待機時間が6時間を経過したか否か判断する(ステップA21)。
【0059】
ここで6時間を経過していると判断した場合、CPU14はROM18の変化パターンテーブルCTからこの待機時間に対応するペットイラストを読出して、表示部2のイラスト表示部2bでそれまでのペットイラストと差換えて表示してから(ステップA22)、再び上記ステップA1からの処理に戻る。
【0060】
さらに、上記ステップA21でタイマ14aの計時している着信の待機時間が6時間を経過していないと判断した場合、CPU14は次に同タイマ14aの計時している着信の待機時間が3時間を経過したか否か判断する(ステップA23)。
【0061】
ここで3時間を経過していると判断した場合、上記ステップA22と同様にCPU14はROM18の変化パターンテーブルCTからこの待機時間に対応するペットイラストを読出して、表示部2のイラスト表示部2bでそれまでのペットイラストと差換えて表示させてから(ステップA24)、再び上記ステップA1からの処理に戻る。
【0062】
そして、上記ステップA23でタイマ14aの計時している着信の待機時間が3時間を経過していないと判断した場合、同タイマ14aの計時している着信の待機時間は3時間未満であることとなるので、特に表示部2での表示状態を変化させずに(ステップA25)、そのまま再び上記ステップA1からの処理に戻る。
【0063】
なお、上記ステップA1による着信待ち状態での間欠受信中、同期信号を連続して4分間受信できなかった場合には、当該ページング受信機1の受信エリア圏外であるものと判断して、6時間着信待ち状態でのペットイラストをROM18の変化パターンテーブルCTから読出し、表示部2のイラスト表示部2bで差換表示させるものとする。
【0064】
また、電源を投入した状態で、且つ着信報知を行なっていない場合に電源キー4aを操作することで、電源をオフすることができるものであるが、このとき表示部2のメッセージ表示エリア2aでは、上記図1に示したペットイラストから上記6時間着信待ち状態でのペットイラストに、コントラストを徐々に下げながら差換表示させ、最終的にはイラスト表示部2bでの表示が消されるようになるものとする。
【0065】
(第2の実施の形態)
以下本発明をページング受信機に適用した場合の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0066】
基本的な外観構成及び内部の回路構成は、上記図1及び図2で示したものとほぼ同様であるので、同一部分には同一符号を付してその説明は省略するものとする。
【0067】
しかるに、特に表示部2を図15に抜き出して示す如く、表示部2は時刻表示部2a1を含むメッセージ表示エリア2aの他に、魚をかたどったイラスト表示部2cを設ける。このイラスト表示部2cは、図示する如く例えば頭部イラストA、背びれイラストB、尾びれイラストC、胸びれイラストD、胴イラストE及び泡イラストFの各部品パターンを組合わせて構成されるもので、このうち頭部イラストA、背びれイラストB、尾びれイラストC及び胸びれイラストDは詳しくは後述するがその形状がそれぞれ段階的に変化するものとし、この図1では初期形状を示す。
【0068】
また、ROM18は上記図3に示したメッセージ定型句テーブルRT、図4に示したペット成長テーブルGT、図5に示したえさイラストテーブルFT及び図6に示した変化パターンテーブルCTに代えて、フリー伝言マトリクスFM、メッセージ定型句テーブルRT2、ペット成長テーブルGT2を固定記憶している。
【0069】
図16は上記フリー伝言マトリクスFMの内容を示すもので、テーブルの行アドレス及び列アドレスをそれぞれ「1」「2」〜「0」で指定することにより、カタカナ、アルファベット、数字、記号等のキャラクタの表示ドットパターンを読出して表示部2のメッセージ表示エリア2aに表示させるものである。
【0070】
図17は上記メッセージ定型句テーブルRT2の内容を示すもので、ナンバーに対応したメッセージの定型句とそれに対応するパラメータ値を予め記憶したものであり、例えば受信したメッセージデータ中のナンバーが「09」であれば、このテーブルを参照することで表示部2のメッセージ表示エリア2aには「FAXセヨ」なる文字がメッセージ表示され、また後述する総計値PSUMが「2」されることとなる。
【0071】
図18は上記ペット成長テーブルGT2の内容を示すものであり、「1」〜「8」の8段階のランクLNKに応じた上記イラスト表示部2cでの頭部イラストA、背びれイラストB、尾びれイラストC及び胴イラストEの各部品パターンを記憶したものであり、特にランクLNKが「1」の場合のペットイラストを基本状態として受信開始時等で読出して図15に示した如く表示部2のイラスト表示部2cで表示させる。上記ランクLNKは、受信回数の総数である総計値PSUMが「1」〜「32」、「33」〜「64」、‥‥、「225」〜「256」というように「32」をステップ値として段階的に変化する毎にこれに対応して変化する。
【0072】
また、上記RAM19は、上記図7に示したのとほぼ同様のメモリエリア構成を有すると共に、図19に示すようなメッセージデータの態様によって設定されたパラメータテーブルPTを有している。ここでは、例えば自機を呼出す着信のみがあり、その呼出しにメッセージデータが付加されていなかった場合のパラメータ値を「2」としている。
【0073】
また、RAM19の成長度メモリエリアCDMは、上記図9に示したものに代えて、図20に示す構成の成長度メモリエリアCDM2であるものとする。この場合、上記イラスト表示部2cの頭部イラストA、背びれイラストB、尾びれイラストC及び胸びれイラストDにそれぞれ対応して現時点での総計値PSUMとこれに対応するランクLNKとを記憶するようになっている。
【0074】
次に上記第2実施例の動作について説明する。
【0075】
図21は電源キー4aを操作してページング受信機1の電源を投入した場合の主としてCPU14による着信処理の内容を示すフローチャートである。
【0076】
すなわち、電源キー4aを操作することで電源投入すると、現在の時刻を計時しているタイマ14aにより表示部2の時刻表示部2a1で時刻表示を行なわせると共に、受信モードが設定される(ステップB1)。
【0077】
これと同時にCPU14は、まず始めに連続的な着信待ちの状態として同期信号を検出し、同期信号を検出した後にこの同期信号に基づいて当該ペ−ジング受信機1に割当てられたタイミングで間欠的な着信待ちの状態に切換えた上で、アンテナ11を介してRF受信部12で受信し、デコーダ部13で復調された受信信号に含まれる呼出信号をID−ROM15から与えられる当該ペ−ジング受信機1に個別に割当てられたIDコードと照合する。
【0078】
このとき、表示部2のイラスト表示部2cでは、図15に示した各パーツ共にランクLNK「1」の基本のペットイラストを読出して表示させる。
【0079】
この状態で、CPU14は上記デコーダ部13からの一致信号を検出したか否か、すなわち復調された受信信号に含まれる呼出信号がID−ROM15から与えられる当該ペ−ジング受信機1に個別に割当てられたIDコードと一致し、自機を呼出す着信があったか否か判断し(ステップB2)、なければ再び上記ステップB1からの間欠的な着信待ちの状態を繰返し行なう。
【0080】
そして、このステップB2で一致信号を検出したと判断すると、CPU14はデコーダ部13に対して受信信号を継続して受信するように指示し、呼出信号の後に続くデータを取込んでRAM19のメッセージ記憶メモリエリアMMに格納した後(ステップB3)、取込んだ内容にメッセージデータが付いているか否かを判断する(ステップB4)。
【0081】
ここで、呼出信号の後にメッセージデータが続いていると判断した場合は、次いでそのメッセージデータを解読して定型句指定コードがあるか否か、すなわちそのメッセージデータが定型句によるものであるか否かを判断する(ステップB5)。
【0082】
ここで定型句指定コードがあると判断するとCPU14は、その定型句指定コードに続く定型句のナンバーに従って上記図17に示したメッセージ定型句テーブルRT2を参照し、対応する定型句の内容とパラメータ値とを読出して、そのパラメータ値を成長度メモリエリアCDM2の頭部イラストAに該当する総計値PSUM部分に加算させる(ステップB6)。
【0083】
次いで、この加算した成長度メモリエリアCDM2の頭部イラストAに該当する総計値PSUM部の内容により図18に示したROM18内のペット成長テーブルGT2を照合し、頭部イラストAにおける対応するランクLNKが上がっているか否か判断する(ステップB7)。
【0084】
当該ランクLNKが上がっていると判断した場合には、1ランク上がった頭部イラストAを同ペット成長テーブルGT2から読出し、表示部2のイラスト表示部2cでそれまでの頭部イラストAと差換えて表示させ、また同時にメッセージ表示エリア2aでメッセージ定型句テーブルRT2から読出した定型句の内容を表示させて(ステップB8)、以上で一連の受信処理を一旦終了し、再び上記ステップB1からの着信を待機する状態に戻る。
【0085】
図22はこのステップB8での表示処理の態様を例示したものである。ここでは、メッセージデータとして「*4*401#」を着信した場合を示す。データ中の先頭位置にある「*4*4」は定型句指定コード、続く「01」は定型句ナンバー、最後の「#」は本メッセージデータの終了コードである。
【0086】
したがって、このメッセージデータでは、定型句ナンバー「01」によりROM18のメッセージ定型句テーブルRT2から対応する定型句の内容「キンキュウ」とパラメータ値「2」とを読出し、成長度メモリエリアCDMの頭部イラストAの総計値PSUMに「2」を加算させることでランクアップして上記図15で示した状態とは異なる頭部イラストAをイラスト表示部2cで表示させると共に、図示する如く表示部2のメッセージ表示エリア2aで読出した定型句メッセージ「キンキュウ」を表示させるものである。
【0087】
また、上記ステップB5でメッセージデータ中に定型句指定コードがなく、そのメッセージデータが定型句によるものではないと判断した場合には、次いでメッセージデータ中にフリー伝言によるメッセージを指定する指定コードがあるか否か、すなわちそのメッセージデータがフリー伝言によるものであるか否かを判断する(ステップB9)。
【0088】
ここでフリー伝言によるメッセージの指定コードがあると判断するとCPU14は、その指定コードに従って上記図19に示したパラメータテーブルPTからパラメータ値「3」を読出し、そのパラメータ値を成長度メモリエリアCDM2の背びれイラストBに該当する総計値PSUM部分に加算させる(ステップB10)。
【0089】
次いで、この加算した成長度メモリエリアCDM2の背びれイラストBに該当する総計値PSUM部の内容により図18に示したROM18内のペット成長テーブルGT2を照合し、背びれイラストBにおける対応するランクLNKが上がっているか否か判断する(ステップB11)。
【0090】
当該ランクLNKが上がっていると判断した場合には、1ランク上がった背びれイラストBを同ペット成長テーブルGT2から読出し、表示部2のイラスト表示部2cでそれまでの背びれイラストBと差換えて表示させ、また同時にメッセージ表示エリア2aでフリー伝言マトリクスFMをアドレス指定して得たフリー伝言の内容を表示させて(ステップB12)、以上で一連の受信処理を一旦終了し、再び上記ステップB1からの着信を待機する状態に戻る。
【0091】
図23はこのステップB12での表示処理の態様を例示したものである。ここでは、メッセージデータとして
「*3*3119221044513#」を着信した場合を示す。データ中の先頭位置にある「*3*3」は定型句指定コード、続く「119221044513」はフリー伝言フォーマットによってカナ等の文字に変換される数字列、最後の「#」は本メッセージデータの終了コードである。
【0092】
したがって、このメッセージデータでは、フリー伝言の数字列「119221044513」によりROM18のフリー伝言マトリクスFMから対応する一連のフリー伝言「アリカ゛トウ」を、パラメータテーブルPTからパラメータ値「3」をそれぞれ読出し、成長度メモリエリアCDMの背びれイラストBの総計値PSUMに「3」を加算させることでランクアップして上記図15で示した状態とは異なる背びれイラストBをイラスト表示部2cで表示させると共に、図示する如く表示部2のメッセージ表示エリア2aで読出したフリー伝言メッセージ「アリカ゛トウ」」を表示させるものである。
【0093】
また、上記ステップB9でメッセージデータ中にフリー伝言によるメッセージを指定する指定コードがなく、そのメッセージデータがフリー伝言によるものではないと判断した場合には、そのメッセージデータが数字列を直接示すものであることとなるので、CPU14は上記図19に示したパラメータテーブルPTから「メッセージのみ」の場合のパラメータ値「2」を読出し、そのパラメータ値を成長度メモリエリアCDM2の尾びれイラストCに該当する総計値PSUM部分に加算させる(ステップB13)。
【0094】
次いで、この加算した成長度メモリエリアCDM2の尾びれイラストCに該当する総計値PSUM部の内容により図18に示したROM18内のペット成長テーブルGT2を照合し、尾びれイラストCにおける対応するランクLNKが上がっているか否か判断する(ステップB14)。
【0095】
当該ランクLNKが上がっていると判断した場合には、1ランク上がった尾びれイラストCを同ペット成長テーブルGT2から読出し、表示部2のイラスト表示部2cでそれまでの尾びれイラストCと差換えて表示させ、また同時にメッセージ表示エリア2aでメッセージを構成する数字列を直接表示させて(ステップB15)、以上で一連の受信処理を一旦終了し、再び上記ステップB1からの着信を待機する状態に戻る。
【0096】
図24はこのステップB15での表示処理の態様を例示したものである。ここでは、メッセージデータとして「4919#」を着信した場合を示す。データ中の「4919」が直接表示される数字列、最後の「#」が本メッセージデータの終了コードである。
【0097】
したがって、このメッセージデータでは、パラメータテーブルPTからメッセージのみの場合のパラメータ値「2」を読出し、成長度メモリエリアCDMの尾びれイラストCの総計値PSUMに「2」を加算させることでランクアップして上記図15で示した状態とは異なる尾びれイラストCをイラスト表示部2cで表示させると共に、図示する如く表示部2のメッセージ表示エリア2aで数字列「4919」を表示させるものである。
【0098】
また、上記ステップB4で呼出信号の後にメッセージデータが続いていないと判断した場合には、CPU14は上記図19に示したパラメータテーブルPTから「呼び出しのみ」の場合のパラメータ値「2」を読出し、そのパラメータ値を成長度メモリエリアCDM2の胸びれイラストDに該当する総計値PSUM部分に加算させる(ステップB16)。
【0099】
次いで、この加算した成長度メモリエリアCDM2の胸びれイラストDに該当する総計値PSUM部の内容により図18に示したROM18内のペット成長テーブルGT2を照合し、胸びれイラストDにおける対応するランクLNKが上がっているか否か判断する(ステップB17)。
【0100】
当該ランクLNKが上がっていると判断した場合には、1ランク上がった胸びれイラストDを同ペット成長テーブルGT2から読出し、表示部2のイラスト表示部2cでそれまでの胸びれイラストDと差換えて表示させて(ステップB18)、以上で一連の受信処理を一旦終了し、再び上記ステップB1からの着信を待機する状態に戻る。
【0101】
図25はこのステップB18での表示処理の態様を例示したものである。ここでは、パラメータテーブルPTから呼出しのみの場合のパラメータ値「2」を読出し、成長度メモリエリアCDMの胸びれイラストDの総計値PSUMに「2」を加算させることでランクアップして、上記図15で示した状態とは異なる胸びれイラストDをイラスト表示部2cで表示させる。このとき、図示する如く表示部2のメッセージ表示エリア2aではメッセージデータがないことを示すために例えば記号「−」により「−−−−−−−−」を表示させるようにしている。
【0102】
さらに、上記ステップB7,B11,B14,B17のいずれかで、成長度メモリエリアCDM2の頭部イラストA、背びれイラストB、尾びれイラストCまたは胸びれイラストDに該当する総計値PSUM部の内容と対応するランクLNKが上がっていないと判断した場合は、表示部2のイラスト表示部2cで当該パーツ部のランクアップしたものへの差換え表示は行なわず、イラスト表示部2cはその前の状態と同様にして、メッセージ表示エリア2aでメッセージデータがあるものに関してはそのメッセージデータを表示する(ステップB19)。
【0103】
(第3の実施の形態)
以下本発明をページング受信機に適用した場合の第3の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0104】
基本的な外観構成及び内部の回路構成は、上記図1及び図2で示したものとほぼ同様であるので、同一部分には同一符号を付してその説明は省略するものとする。特に表示部2は図1に示した通りメッセージ表示エリア2a及びイラスト表示部2bを有し、このイラスト表示部2bでは1つのペットイラストを表示するものとする。
【0105】
しかるに、上記ID−ROM15は、図26に示すようなメモリエリアの構成を有するものとする。同図中の左欄のアドレス番地は、当該ID−ROM15内に格納されるデータを指定する番地を指定する番号である。
【0106】
すなわち、これらのデータは1ビットの信号情報として格納されるもので、番地「0」はこのID−ROM15が使用可能/不可能であることを“1”/“0”を書込むことで設定し、以下、番地「1」には当該ページング受信機1を呼出す第1のアドレスデータ(以下「アドレスデータ1」のように称する)が使用可能/不可能であることを“1”/“0”で設定し、その後の番地「2」から番地「19」までの18ビットに実際のアドレスデータ1を設定している。
【0107】
同様に、番地「20」には当該ページング受信機1を呼出すアドレスデータ2が使用可能/不可能であることを“1”/“0”で設定し、その後の番地「21」から番地「38」までの18ビットに実際のアドレスデータ2を設定している。
【0108】
さらに、送信されるバッチ内で当該ページング受信機1が受信するフレームデータAを番地「39」から番地「41」に格納しており、その後に続けて着信時の報知設定を行なうエリア(番地「42」〜「45」)、アドレスデータ3、アドレスデータ4、‥‥を格納するエリアを設けている。
【0109】
また、上記ROM18には、CPU14がページング受信機1全体を制御するための動作プログラムと、上記図16で示したフリー伝言マトリクスFM、上記図17で示したメッセージ定型句テーブルRT2の他に、ペット成長テーブルGT3、えさイラストテーブルFT2及び変化パターンテーブルCT2を格納している。
【0110】
図27はペット成長テーブルGT3の内容を示すものであり、呼出し番号であるアドレスデータ1、アドレスデータ2、‥‥のそれぞれのアドレスデータADRに対応して、それぞれ異なっている複数種類のペットの、ランクLNKに応じた8段階の成長過程に則したペットイラストを記憶している。上記ランクLNKは、受信回数の総数である総計値PSUMが「1」〜「32」、「33」〜「64」、‥‥、「225」〜「256」というように「32」をステップ値として段階的に変化する毎にこれに対応して変化する。
【0111】
図28はえさイラストテーブルFT2の内容を示すものであり、着信したメッセージデータに対して予め設定された「1」から「5」までのパラメータと、このパラメータに対応したペットに与える「えさ」のイラストを種別情報である上記呼出し番号であるアドレスデータ1、アドレスデータ2、‥‥に従って複数種類分記憶したものである。
【0112】
図29は変化パターンテーブルCT2の内容を示すものであり、上記CPU14内のタイマによって計測される待受け時間の長さによって変化するペットイラストを上記呼出し番号であるアドレスデータ1、アドレスデータ2、‥‥に従って複数種類分記憶したものである。
【0113】
また、上記RAM19は、上記図7に示したものとほぼ同様のメモリエリア構成を有すると共に、図31に示すようなキーワードメモリエリアKWを有している。ここでは、自機を呼出す着信に付加されているメッセージデータ中に例えば「アイ」なるキーワードが含まれていた場合のパラメータ値を「3」としている。
【0114】
また、RAM19の成長度メモリエリアCDMは、上記図9、図20に示したものに代えて図30に示すような構成の成長度メモリエリアCDM3とする。この場合、呼出し番号であるアドレスデータ1、アドレスデータ2、‥‥のそれぞれのアドレスデータADR毎に、現時点での総計値PSUMとこれに対応するランクLNKとを記憶するようになっている。
【0115】
次に上記第3の実施の形態の動作について説明する。
【0116】
図32及び図33は電源キー4aを操作してページング受信機1の電源を投入した場合の主としてCPU14による着信処理の内容を示すフローチャートである。
【0117】
すなわち、電源キー4aを操作することで電源投入すると、受信モードを設定して着信を待機する状態とすると共に、現在の時刻を計時しているタイマ14aにより表示部2の時刻表示部2a1で時刻表示を行なわせ、さらに着信があるまでの時間の計時をスタートさせる(ステップC1)。
【0118】
このときCPU14は、まず始めに連続的な着信待ちの状態として同期信号を検出し、同期信号を検出した後にこの同期信号に基づいて当該ペ−ジング受信機1に割当てられたタイミングで間欠的な着信待ちの状態に切換えた上で、アンテナ11を介してRF受信部12で受信し、デコーダ部13で復調された受信信号に含まれる呼出信号をID−ROM15から与えられる当該ペ−ジング受信機1に個別に割当てられた上記いくつかのアドレスデータADRすなわちアドレスデータ1、アドレスデータ2,‥‥のうちの使用が許可されているものと順次照合する。
【0119】
次いで、着信を待機している時間に応じてイラスト表示部2bで表示されるペットイラストの状態を可変する「ペットバンクモード」を選択するべくモードキー4dが操作されているか否か判断する(ステップC2)。
【0120】
ペットバンクモードが選択されていない場合、CPU14は上記デコーダ部13からの一致信号を検出したか否か、すなわち復調された受信信号に含まれる呼出信号がID−ROM15から与えられる当該ペ−ジング受信機1に個別に割当てられたアドレスデータADRのいずれかと一致し、自機を呼出す着信があったか否か判断し(ステップC3)、なければ再び上記ステップC2からの間欠的な着信待ちの状態での判断を繰返し行なう。
【0121】
そして、このステップC3で一致信号を検出したと判断すると、CPU14はデコーダ部13に対して受信信号を継続して受信するように指示し、呼出信号の後に続くデータを取込んでRAM19のメッセージメモリエリアMMに格納させる一方、一致を検出したアドレスデータADRの内容に対応してROM18の成長度メモリエリアCDM3の該当する総計値PSUM及びランクLNKを読出し、読出した内容に応じてROM18のペット成長テーブルGT3から該当するペットイラストを読出す(ステップC4)。
【0122】
その後、メッセージメモリエリアMMに取込んだ内容にメッセージデータが付いているか否かを判断し(ステップC5)、付いていないと判断した場合には、ID−ROM15のアドレス「42」〜「45」の報知設定の内容に基づいて着信があったことのみをスピーカ16、スピーカ16及びLED3のうち設定されているものにより報知出力させると共に、表示部2のメッセージ表示エリア2aで呼出しがあった旨のメッセージのみを表示させる(ステップC10)。
【0123】
また、上記ステップC5でメッセージメモリエリアMMに取込んだ内容にメッセージデータが付いていると判断した場合には、次いでそのメッセージデータを解読してメッセージデータ中に上記図31に示したRAM19のキーワードメモリエリアKWに記憶されているキーワードのいずれかが含まれているか否か判断する(ステップC6)。
【0124】
キーワードが含まれていた場合、CPU14はそのキーワードに対応するパラメータ値を読出し、成長度メモリエリアCDM3のアドレスデータADRに対応した総計値PSUMに加算設定すると共に、このパラメータ値と上記アドレスデータADRとによってROM18のえさイラストテーブルFT2から対応するえさイラストを読出す(ステップC7)。
【0125】
そして、この読出したえさイラストと上記ステップC4で読出したペットイラストとによって表示部2のイラスト表示部2bでえさを食べるペットのアニメーション表示、具体的にはえさを前にして「お座り」の姿勢をとっているペットとえさを食べているペットの画像を一定時間、例えば1秒毎に交互に表示させると共に、同表示部2のメッセージ表示エリア2aにおいて着信したメッセージデータを表示する(ステップC9)。
【0126】
この際、メッセージデータ中にキーワードが含まれている場合には、当該キーワード部分をアンダーライン等で強調表示するようにしてもよい。
【0127】
図34はこのステップC9での表示処理の態様を例示したものである。ここでは、着信データとして「アドレスデータ1」とメッセージデータ
「*3*311124111#」
とを着信した場合を示す。データ中、「アドレスデータ1」に続くメッセージデータの先頭の「*3*3」はフリー伝言指定コード、これに続く「11124111」はフリー伝言フォーマットによってカナ等の文字に変換される数字列、最後の「#」は本メッセージデータの終了コードである。
【0128】
したがって、このメッセージデータでは、フリー伝言の数字列「11124111」によりROM18のフリー伝言マトリクスFMから対応する一連のフリー伝言「アイタイ」を読出し、さらにこのフリー伝言「アイタイ」の中にキーワード「アイ」が含まれているためにこれを検出してキーワードメモリエリアKWから対応するパラメータ値「3」を読出して、表示部2のメッセージ表示エリア2aで「アイ」部分にアンダーラインを付した「アイタイ」の文字をメッセージとして表示する。
【0129】
これと同時に表示部2のイラスト表示部2bでは、着信した「アドレスデータ1」とパラメータ値「3」とによりえさイラストテーブルFT2から読出した「ドッグフード(大盛)」のえさイラストと、「アドレスデータ1」と成長度メモリエリアCDM3の該当する総計値PSUM及びランクLNKとによってペット成長テーブルGT3から読出した「犬」のペットイラストとを用いて、図示する如く「犬」が「ドッグフード(大盛)」を食べるようなアニメーション表示を行なわせる。
【0130】
なお、上記ステップC6でメッセージデータ中からキーワードが検出できなかった場合は、CPU14が上記ステップC7の処理に代えて固定化されたパラメータ値、例えば「2」を成長度メモリエリアCDM3のアドレスデータADRに対応した総計値PSUMに加算設定すると共に、このパラメータ値「2」と上記アドレスデータADRとによってROM18のえさイラストテーブルFT2から対応するえさイラストを読出し(ステップC8)、その後に上記ステップC9に至る。
【0131】
そして、上記ステップC9または上記ステップC10による表示部2での表示処理実行後に、成長度メモリエリアCDM3のアドレスデータADRに対応した総計値PSUM及びランクLNKの内容により図27に示したROM18内のペット成長テーブルGT3を照合し、対応するランクLNKが上がっているか否か判断する(ステップC11)。
【0132】
ここで、当該ランクLNKが上がっていると判断した場合にのみ、アドレスデータADRに応じた1ランク上がったペットイラストを同ペット成長テーブルGT3から読出し、表示部2のイラスト表示部2bでそれまで表示していたペットイラストと差換えて表示させて(ステップC12)、以上で一連の受信処理を一旦終了し、再び上記ステップC2からの処理に戻る。
【0133】
また、上記ステップC2で着信を待機している時間に応じてイラスト表示部2bで表示されるペットイラストの状態を可変する「ペットバンクモード」を選択するべくモードキー4dが操作されていると判断すると、CPU14はまずその時点での成長度メモリエリアCDM3のアドレスデータADRに対応した総計値PSUM及びランクLNKの内容により図27に示したROM18内のペット成長テーブルGT3から対応するペットイラストを読出して表示部2のイラスト表示部2bで表示させ(ステップC13)、その後にタイマ14aが計時している着信の待機時間が12時間を経過したか否か判断する(ステップC14)。
【0134】
ここで12時間を経過していると判断した場合、CPU14はRAM19の成長度メモリエリアCDM3におけるアドレスデータADRに対応した総計値PSUMの内容から一定数「32」を減算し、対応するランクLNKの内容も「−1」すると共に、この1ランクダウンさせたランクLNKの内容に基づいてROM18のペット成長テーブルGT3からペットイラストを読出して、表示部2のイラスト表示部2bでそれまでのペットイラストと差換えて表示させる(ステップC15)。その後、タイマ14aの計時している着信の待機時間をリセットし、再スタートさせてから(ステップC16)、上記ステップC3に至る。
【0135】
また、上記ステップC14でタイマ14aの計時している着信の待機時間が12時間を経過していないと判断した場合、CPU14は次に同タイマ14aの計時している着信の待機時間が6時間を経過したか否か判断する(ステップC17)。
【0136】
ここで6時間を経過していると判断した場合、CPU14はROM18の変化パターンテーブルCT2からアドレスデータADRとこの待機時間とに対応するペットイラストを読出して、表示部2のイラスト表示部2bでそれまでのペットイラストと差換えて表示してから(ステップC18)、上記ステップC3に戻る。
【0137】
さらに、上記ステップC17でタイマ14aの計時している着信の待機時間が6時間を経過していないと判断した場合、CPU14は次に同タイマ14aの計時している着信の待機時間が3時間を経過したか否か判断する(ステップC19)。
【0138】
ここで3時間を経過していると判断した場合、上記ステップC18と同様にCPU14はROM18の変化パターンテーブルCTからアドレスデータADRとこの待機時間とに対応するペットイラストを読出して、表示部2のイラスト表示部2bでそれまでのペットイラストと差換えて表示させてから(ステップC20)、上記ステップC3に戻る。
【0139】
そして、上記ステップC19でタイマ14aの計時している着信の待機時間が3時間を経過していないと判断した場合、同タイマ14aの計時している着信の待機時間は3時間未満であることとなるので、この「ペットバンクモード」から他のモードを選択変更するべくモードキー4dが操作されていないことを確認した上で(ステップC21)、特に表示部2での表示状態を変化させずに(ステップC23)、そのまま上記ステップC3の処理に戻る。
【0140】
また、上記ステップC21でモードキー4dが操作され、モードを切換えるための信号が検出されたと判断した場合には、その操作回数に応じて他のモード設定処理を行なった後(ステップC22)、上記ステップC3に戻る。
【0141】
なお、上記第1実施例乃至第3実施例のいずれにおいても、総計値PSUMがその最大値「256」となった時点で、CPU14によりリセットされて再び「0」からスタートするものとする。
【0142】
また本発明は、上記各実施の形態にのみ限定されず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施できる。例えば、上述した実施の形態では、犬、魚、猫等のイラストを用いたが、これに限らず、他の動物、植物、自動車やオートバイ等の状態を模写したイラストを使用しても良い。
【0143】
さらに、本発明は、公衆回線を利用したページング受信機に限らず、無線通信機能を有する各種タイプの受信装置に適用される。つまり、公衆回線を利用しない構内ページング受信機や赤外線などで通信する通信機能付き玩具また通信機能を有するパーソナルコンピュータ、電子手帳、その他の電子計算処理装置にも本発明は適用できるものである。
【0144】
【発明の効果】
以上詳記した如く本発明によれば、無線信号による自己宛てのデータの種類や受信回数に応じて、メッセージと共に表示される画像が段階的に変化するため、自己宛てのデータの受信を契機としながらも、使用者の操作に関係なく変化する、意外性に富んだ画像を表示させることが可能な受信装置及びこの受信装置の表示方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るページング受信機の外観構成を示す図。
【図2】同実施の形態に係る回路構成を示すブロック図。
【図3】図2のROMに記憶されるメッセージ定型句テーブルを例示する図。
【図4】図2のROMに記憶されるペット成長テーブルを例示する図。
【図5】図2のROMに記憶されるえさイラストテーブルを例示する図。
【図6】図2のROMに記憶される変化パターンテーブルを例示する図。
【図7】図2のRAMのメモリマップ構成を示す図。
【図8】図7のTELバンクエリアの具体構成を例示する図。
【図9】図7の成長度メモリエリアの構成を例示する図。
【図10】同実施の形態に係るCPUによる動作処理内容を示すフローチャート。
【図11】同実施の形態に係るCPUによる動作処理内容を示すフローチャート。
【図12】同実施の形態に係る動作での表示状態を例示する図。
【図13】同実施の形態に係る動作での表示状態を例示する図。
【図14】同実施の形態に係る動作での表示状態を例示する図。
【図15】本発明の第2の実施の形態に係る表示部での表示状態を例示する図。
【図16】同実施の形態に係るROMに記憶されるフリー伝言マトリクスを例示する図。
【図17】同実施の形態に係るROMに記憶されるメッセージ定型句テーブルを例示する図。
【図18】同実施の形態に係るROMに記憶されるペット成長テーブルを例示する図。
【図19】同実施の形態に係るRAMに記憶されるパラメータテーブルを例示する図。
【図20】同実施の形態に係るRAMの成長度メモリエリアを例示する図。
【図21】同実施の形態に係るCPUによる動作処理内容を示すフローチャート。
【図22】同実施の形態に係る動作での表示状態を例示する図。
【図23】同実施の形態に係る動作での表示状態を例示する図。
【図24】同実施の形態に係る動作での表示状態を例示する図。
【図25】同実施の形態に係る動作での表示状態を例示する図。
【図26】本発明の第3の実施の形態に係るID−ROMのメモリエリア構成を例示する図。
【図27】同実施の形態に係るROMに記憶されるペット成長テーブルを例示する図。
【図28】同実施の形態に係るROMに記憶されるえさイラストテーブルを例示する図。
【図29】同実施の形態に係るROMに記憶される変化パターンテーブルを例示する図。
【図30】同実施の形態に係るRAMの成長度メモリエリアの構成を例示する図。
【図31】同実施の形態に係るRAMのキーワードメモリエリアの構成を例示する図。
【図32】同実施の形態に係るCPUによる動作処理内容を示すフローチャート。
【図33】同実施の形態に係るCPUによる動作処理内容を示すフローチャート。
【図34】同実施の形態に係る動作での表示状態を例示する図。
【符号の説明】
1…ページング受信機
1a…本体ケース
2…表示部
2a…メッセージ表示エリア
2a1…時刻表示部
2b…イラスト表示部
2c…イラスト表示部
3…LED
4…キー入力部
4a…電源キー
4b…セットキー
4c…セレクトキー
4d…モードキー
11…アンテナ
12…RF受信部
13…デコーダ部
14…CPU
14a…タイマ
15…ID−ROM
16…スピーカ
17…バイブレータ
18…ROM
19…RAM
AA…アドレスエリア
CDM,CD2,CDM3…成長度メモリエリア
CT,CT2…変化パターンテーブル
DA…データエリア
FM…フリー伝言マトリクス
FT,FT2…えさイラストテーブル
GT,GT2,GT3…ペット成長テーブル
KW…キーワードメモリエリア
MM…メッセージメモリエリア
PT…パラメータテーブル
RT,RT2…メッセージ定型句テーブル
TB…TELバンクエリア
UF…未確認フラグエリア

Claims (6)

  1. 自己宛てのデータを受信してこのデータに基づくメッセージを表示する表示手段を備えた受信装置において、
    このデータの受信回数を記憶する受信回数記憶手段と、
    この受信回数に応じて変化する画像を記憶した画像記憶手段と、
    上記データが受信された際、上記受信回数記憶手段に今回の受信を新たにカウントさせるカウント手段と、
    このカウント手段によってカウントされた受信回数に基づき、上記画像記憶手段から対応する画像を読出し、上記受信されたデータに基づくメッセージと共に上記表示手段に表示させる表示制御手段と
    を具備したことを特徴とする受信装置。
  2. 受信された自己宛てのデータよりこのデータの種別を判別する判別手段をさらに備え、
    上記受信回数記憶手段は、上記データの種別毎に受信回数を記憶し、
    上記画像記憶手段は、上記データの種別毎に、受信回数に応じて変化する画像を複数記憶し、
    上記カウント手段は、データが受信された際に上記判別手段により判別されたこのデータの種別に対応して、上記受信回数記憶手段に今回の受信を新たにカウントさせ、
    上記表示制御手段は、このカウント手段によってカウントされた受信回数と上記データの種別に基づき、上記画像記憶手段から対応する画像を読出し、上記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 受信された自己宛てのデータよりこのデータの種別を判別する判別手段をさらに備え、
    上記受信回数記憶手段は、上記データの種別毎に受信回数を記憶し、
    上記画像記憶手段が記憶する画像は、当該画像を構成する複数の部品パターンで構成され、
    上記画像記憶手段は上記データの種別と対応付けて、受信回数に応じて変化する部品パターンを複数記憶し、
    上記カウント手段は、データが受信された際に上記判別手段により判別されたこのデータの種別に対応して、上記受信回数記憶手段に今回の受信を新たにカウントさせ、
    上記表示制御手段は、このカウント手段によってカウントされない種別の受信回数に対応する部品パターンと共に、このカウントされた受信回数に基づいて上記画像記憶手段から対応する部品パターンを読出し、画像を構成して上記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  4. 受信された自己宛てのデータよりこのデータの種別を判別する判別手段と、
    上記データの種別に対応して、カウントする重み付けをパラメータ化して記憶するパラメータ記憶手段とをさらに備え、
    上記カウント手段はデータが受信された際に上記判別手段により判別されたこのデータの種別に対応して、上記受信回数記憶手段に今回の受信を新たにカウントする
    ことを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  5. 記パラメータ記憶手段は、上記パラメータと対応して上記メッセージに含まれるキーワードをデータの種別情報として記憶し、
    上記カウント手段はデータが受信された際に上記判別手段により判別されたキーワードに対応して、上記受信回数記憶手段に今回の受信を新たにカウントし、
    上記表示制御手段は、このカウント手段によってカウントされた受信回数に基づき、上記画像記憶手段から対応する画像を読出し、上記表示手段にメッセージと共に表示させる
    ことを特徴とする請求項4記載の受信装置。
  6. 自己宛てのデータを受信してこのデータに基づくメッセージを表示す 表示部を備えた受信装置の表示方法において、
    上記データが受信された際、データの受信回数を記憶する受信回数記憶部に今回の受信を新たにカウントするカウント工程と、
    このカウント工程でカウントされた受信回数に基づき、受信回数に応じて変化する複数の画像を記憶した画像記憶部から対応する画像を読出し、上記受信されたデータに基づくメッセージと共に上記表示部に表示させる表示制御工程と
    を有したことを特徴とする表示方法。
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