JP3914953B1 - 高炭素鋼線材のパテンティング方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 走行する赤熱線材に対して冷媒として1)気水ミストスプレイ、2)焼入油、3)砂の流動床等の一つを適用して冷却する。加熱温度から所望変態温度に鉛浴以上の速度で急冷する第1段、変態開始から途中まで変態発熱を抑制する第2段、途中から変態終了まで残り発熱と放冷を均衡させる第3段、偏析部も同等組織にならしめる終了後から保持する第4段の冷却帯からなり鉛浴焼入よりも恒温変態に接近させる。冷却能と冷却帯長さを調整する手段として従来の冷媒温度制御方式より極めて簡便で新規な間欠冷却方式を組み込む。
【選択図】 図3
Description
1) 焼入槽に鉛−酸化鉛−酸化鉄等の凝結した塊状異物が発生し廃棄処理されている。
2) 鉛浴焼入線材の表面に鉛が付着残存し、一部分が工場内で飛散する。
3) 付着鉛は次工程の酸洗・水洗において残滓となり最終は廃棄される。
有害重金属の使用はコスト問題だけでなく、環境規制からも廃止が期待される。無鉛パテンティングは色々模索されているが未解決である。以下本発明の関連先行例を説明する。
本方法は床面より噴出する気流上に粒径1mm前後の砂を浮遊させ伝熱媒体とする。熱伝達率は単なる気流だけなら約50(kcal/m2h℃)であるが約1000に増幅され且つ安定している。2mm径以下の細径鋼線のパテンティングに適用されている。
問題は熱伝達率の大きさが鉛浴の2000〜2500に対して半減以下となって4mm径以上の線材では冷却不足となり強度は鉛浴焼入に劣る。鉛浴と同等の冷却強さとするため流動床温度を低めに設定すると変態前半は同等とできるが後半では冷却過剰になる。その場合ベイナイトの増加やマルテンサイトの混入という欠陥が発生する。
本方法は流動床室を数個連結し、各室の温度を適切に設定して上記問題を解決し、細径の鋼線のパテンティングを行う。第1室を最低温度(250℃以上)に設定して必要冷却速度を確保すると開示されている。問題は各室の温度制御が複雑・煩雑であり、線径、鋼種の変更には極めて追随しにくい。しかも太径線材への適用可能性が一切言及されていない。
熱伝達率は1500〜2000で鉛浴に準ずる。即ち鉛浴同等の冷却能を得るため塩浴温度を鉛浴の場合より多少低温に設定した前段槽と所望変態温度に保持する後段槽を設置して鉛浴焼入と同様の効果を得ている。問題は鉛浴焼入同様の品質が得られるが、同様に恒温変態から乖離しているので本来的強度不足という問題は解決されない。重金属汚染は解消されても新たに溶融塩のヒュームによる周辺汚染、ドロス(塩と酸化鉄の化合・混合物)の発生とその廃棄、溶融塩の劣化による廃棄等環境上の問題が残る。
熱間圧延に直結した制御冷却は疑似パテンティングとして広く実施されている。劣っている強度の向上のため合金添加や冷却強化を行うと変態後半の過剰冷却が問題となる。その上実材料では偏析欠陥は避けられない。当該部分の焼入性は異常に大きいので有害な組織を誘発する。当問題の解決策として本文献には制御冷却直後に保温・昇温処理を組込む方法が開示されている。従来の鉛浴焼入にはその意義が認識されないまま組込まれていた。即ちパテンティングには本来の変態時間(炭素鋼で数秒)を大きく超える保持時間が必要である。問題は後段の問題は解決されたが変態の大半が沸騰水冷却による連続冷却であるから鉛浴焼入の強度・靱性水準には達しない。
ミスト・スプレイの強度を変態前、変態中、変態後に対して適切に設定して3段に冷却し鉛浴焼入と同様の処理を行うことが開示されている。本方法では変態中の冷却条件は鉛浴焼入と同様に一定であるから恒温変態からかなり乖離している。冷却を強めに設定すると変態後半が過冷となり、弱めに設定すると前半の昇温が過剰になる。
他方操業面では使用される鉛が処理槽内、処理工場、後続工程の酸洗・水洗等各所で消耗され、多くは回収・廃棄物とされているが重金属汚染の危険性という環境上の問題がある。
従来の方法では後者は解決できても前者は未解決である。本発明は鉛浴焼入によるパテンティングにおける上記2問題を同時に解決することを目的とする。
1) 冷媒として溶融鉛を使用せず、スプレイ水、流動砂、焼入油等を適用する。
2) 変態前の冷却熱流束を鉛浴焼入以上とし恒温処理に近づける。
3) 変態中は発熱変化に均衡するよう多段の冷却を与え鉛浴焼入よりも恒温にする。
4) 変態後は充分な恒温保持を後続させ偏析部の無害化を図る。
5) 以上を容易に実施できる装置を考案・提供する。
q1 >25×104 −−−−−(1)
q2 =(15±3)×104×D/Tt −−−−−(2)
q1 : 第1段冷却の熱流束(=熱伝達率×材料・冷媒間温度差、kcal/m2h)
q2 : 第2段冷却の熱流束(kcal/m2h)
D: 線径(mm)
Tt: 所望恒温変態温度における変態時間(s)
第2の効果として、パテンティング処理された線材の強度、靱性・加工性が従来水準より向上して、最終製品の高強度化、高靱性化に役立つ。
第3に鉛浴保持が無くなり省エネになる。
図1は本発明のパテンティング・ラインの全体構成の一例を示す。該ラインに高炭素鋼又は高炭素低合金鋼の線材コイル1が供給される。該コイル1から線材2の尖端がピンチロール3により引き込まれ、繰り返し曲げを受け線材表面の酸化膜が除去されつつ伸直される。次ぎに直接通電加熱装置4により該線材2は約1000℃に加熱される。金属組織はオーステナイトになる。次ぎに第1段冷却装置5によりA3点以下から所望変態温度例えば約600℃まで鉛浴焼入より大きい速度で冷却される。該温度近辺で直ちにパーライト変態が開始する。次ぎに第2段冷却装置6により変態発熱による昇温が抑制される。変態量率が50%を越えると発熱は低下し線温は上昇傾向から下降傾向に転ずる。該温度が所望変態温度幅を下回るまでに例えば変態時間率で約70%の段階で第2段冷却が終わり第3段冷却装置7により変態終了まで放冷処理される。次ぎに第4段冷却装置8により適切な時間だけ該終了温度から放冷又は徐冷又は該終了温度に保持され有害組織の発生が防止されつつ完全に変態が終わる。処理された線材2は巻取機9によりコイルに成形される。
鉛浴熱流束=熱伝達率(kcal/m2h℃)×材料冷媒間温度差(℃)
≒2500×(650−550)=25×104 (kcal/m2h)
本発明の必要条件として第1段熱流束q1(kcal/m2h)は下記(1)式により規定される。
q1 >25×104 −−−−−(1)
望ましい条件としての第1段熱流束q1'は最小径5mmにおいて上記数値になり、且つ線径D(mm)に比例させるので下記式(1')が誘導される。上限は特に規定しないが下限値を大幅に超える必要は無い。
q1'>25×104 ×D/5=5×104 ×D−−−(1')
必要冷却時間は線径と適用された熱流束値から容易に算出される。更に実測で修正する。
低合金鋼の場合、焼入性が大きくなって変態開始時間は遅くなるので上記冷却条件では一見過剰冷却になりそうだが所望温度近辺で冷却を中断して変態開始時間まで放冷する。一層恒温処理に接近する。尚鉛浴熱伝達率の値は、実験室では約4000は可能とされるが、工場では酸化膜、錆、鉛浴の汚染、撹拌限度等の問題があって高々約2500である。
5mm径線材では変態温度と冷媒温度の差は約50℃である。従って
q2'>2500×(600−550)=12.5×104 (kcal/m2h)
更に、発熱は線径の自乗に比例するのに対して冷却面積は線径に比例、従って冷却熱流束は線径に比例させなければ基本的に均衡しにくい。次ぎに発熱能率は変態潜熱一定の原理から変態時間に反比例する。従って冷却熱流束は変態時間に反比例させなければならない。以上から必要条件として(2)式が提起される。式中の比例係数は、潜熱、変態能率線Q等の数値から算出される。これらを組み込んだ数学モデルによるシミュレーションにおいてより恒温化する条件から決定し、諸要因の変動を考慮して幅を持たせた。
q2 =(15±3)×104×D/Tt −−−−−(2)
q2: 第2段冷却の熱流束(kcal/m2h)
D: 線径(mm)
Tt: 変態時間(s)
因みにq2の値は当然ながら上記鉛浴焼入冷却能より大きくなっている。
q3≒50(kcal/m2h℃)×600(℃)=30,000(kcal/m2 h)
放冷により設備、作業とも簡素化される。
なお上記熱伝達率の上限値1200に関して、特開平5−117765には水冷により熱伝達率を1000〜20000として冷却する方法が提案されているが、望ましくは2000以上、更に5000以上と記載されていて、本願との重なりは先行例の実施を妨げるものではない。更に水冷方式では熱伝達率を約1000程度に抑制することはほとんど不可能である。
該冷却管は先頭を除いて短身構造で各管とも摺動伸縮管26を持ち長さを調節することができる。冷却強さは主に油種に依存する。油種が決まると冷却強さを調節することはできない。調節には次の方法が附加される。線径・線速・変態時間に対応して該伸縮管26を調節し、また個別に送油を停止して間欠冷却することにより平均的に熱流束量を調節する。稼働台数により処理時間を調節する。流れ方向は逆行が油を引きずらないので好ましい。
図6は模式図であり、第1段第2段の処理可能の長さを有する溝型流動床31を水冷側壁37とし、流動床を形成させる送風室35からの噴出気流34の冷却効果と合わせて流動床の温度を常温近辺(100℃以下)に維持する。次ぎに走行方向に対して隔壁32を多数設けて単位区間33を形成する。送風を停止すると砂は沈静し走行する線材は放冷となる。各区間の送風を弁36の開閉により適宜間欠停止して平均的熱流束量と各段の長さを調節する。なお水冷側壁の冷却効果は、伝熱面積比が線材の25倍(100cm/4cm)以上となるので流動砂を容易に常温(100℃以下)に維持することができる。
第1発明において第1段第2段の冷媒を同一とした理由は設備、作業の簡素化にある。常温冷媒(100℃以下と定義)とした理由は熱伝達率が鉛浴より小さくても熱流束量を大きくするためであり、他の理由は温度制御が設備上、作業上極めて簡素、容易になるからである。
G=4q/cρD=4α(T−Tc)/cρD' −−−(3)
q : 熱流束(kcal/m2h) c: 比熱(kcal/kg℃)
D': 線径(m) ρ: 密度(kg/m3)
α : 熱伝達率(kcal/m2h℃) T: 線材温度(℃)
Tc: 冷媒温度(℃)
第3、第4、第5、第6発明に提起した具体事例は単線の場合を説明したがそれぞれ並列に配置拡張すれば複数本数の線材を処理することができる。
Claims (5)
- 高炭素鋼又は高炭素低合金鋼の線材を軸方向に走行させつつ連続して加熱し段階的に冷却してパテンティングを施す方法において、第1段として高温のオーステナイト状態から所望の変態温度まで常温冷媒を間欠接触させて下記(1)式に示される熱流束量で鉛浴焼入より大きい速度で冷却し、第2段として該第1段に続いて変態の開始から変態時間の60〜90%まで常温冷媒を間欠接触させて下記(2)式に示される熱流束量で鉛浴焼入より強い冷却を作用させ、第3段として該第2段に続いて変態終了までを放冷し、第1段から第3段まで合わせて恒温変態に接近させることを特徴とする鋼線材のパテンティング方法。
q1 >25×10 4 −−−−−(1)
q2 =(15±3)×10 4 ×D/Tt −−−−−(2)
q1: 第1段冷却の700〜600℃における平均熱流束
(=熱伝達率×材料・冷媒間温度差、kcal/m 2 h)
q2: 第2段冷却の平均熱流束(kcal/m 2 h)
D: 線径(mm)
Tt: 所望恒温変態温度における変態時間(s) - 請求項1において線径が5〜15mmであり、常温冷媒が流動する焼入油又は流動床を形成する浮遊・流動する砂であり、第1段の熱流束量が下記(1’)式に従い、且つ第3段の冷却に続いて当該鋼種のパーライト変態の最小時間の2〜5倍の時間までを該変態終了温度から放冷又は徐冷又は該温度に保持して未変態の偏析部をも変態させる第4段の冷却を附加することを特徴とする鋼線材のパテンティング方法。
q1'>5×10 4 ×D −−−−−(1')
q1': 第1段冷却の700〜600℃における平均熱流束
- 第1段第2段の冷却において、線材と焼入油を貫通させて冷却する短身冷却管を多数直列に配置し、線径・線速・変態時間に対応して該冷却管のそれぞれの間隔を調節して間欠冷却することにより各段の長さと平均的熱流束量をそれぞれ調節することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパテンティング方法。
- 第1段第2段の冷却において、冷却手段として流動床を使用し、1)該流動床の温度を水冷壁により常温近辺に維持して熱流束を最大に維持すると共に、2)線材走行方向に多数の隔壁を設けて各区間を個別に送風を停止して流動床を沈静することにより放冷可能とし、3)線径・線速・変態時間に対応して放冷区間を適宜配置して間欠冷却することにより各段の長さと平均的熱流束量をそれぞれ調節することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパテンティング方法。
- 第1段第2段の冷却において、冷却手段として流動床を使用し、1)該流動床の温度を水冷壁により常温近辺に維持し、2)走行する線材に筒状に包囲可能な直列する多数の短身遮蔽管を個別に着脱して放冷と流動床冷却を切替え可能とし、3)線径・線速・変態時間に対応して着脱区間を適宜設定して間欠冷却することにより各段の長さと平均的熱流束量をそれぞれ調節することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパテンティング方法。
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