JP3914042B2 - チェッカ付きドアヒンジ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,自動車等に用いられるチェッカ付きドアヒンジに関し,特に,ボディ及びドアの一方に固着される第1ヒンジアームと,ボディ及びドアの他方に固着される第2ヒンジアームと,第1及び第2ヒンジアームを相対回動可能に連結するヒンジピンと,複数のデテントノッチを有して第1ヒンジアームに設けられるチェックカム,第1及び第2ヒンジアームの相対回動に応じて前記複数のデテントノッチに順次係合し得るローラ及び,第2ヒンジアームに取り付けられて前記ローラを前記デテントノッチとの係合方向へ付勢するチェックスプリングからなるチェッカとを備えた,チェッカ付きドアヒンジの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
かゝるチェッカ付きドアヒンジは,例えば特開2001−295535号公報に開示されているように,既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のチェッカ付きドアヒンジでは,第2ヒンジアームへのトーションスプリングの取り付け構造が複雑であり,特に第2ヒンジアームには,トーションスプリングを挿通するための複数の貫通孔を穿設する必要があり,それらの加工が面倒であり,しかもトーションスプリングの取り付け性も良好とは言えない。
【0004】
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,第2ヒンジアームへのトーションスプリングの取り付け構造が簡単であると共に,その取り付け性も良好な前記チェッカ付きドアヒンジを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために,本発明は,ボディ及びドアの一方に固着される第1ヒンジアームと,ボディ及びドアの他方に固着される第2ヒンジアームと,第1及び第2ヒンジアームを相対回動可能に連結するヒンジピンと,複数のデテントノッチを有して第1ヒンジアームに設けられるチェックカム,第1及び第2ヒンジアームの相対回動に応じて前記複数のデテントノッチに順次係合し得るローラ及び,第2ヒンジアームに取り付けられて前記ローラを前記デテントノッチとの係合方向へ付勢するチェックスプリングからなるチェッカとを備えた,チェッカ付きドアヒンジにおいて,第2ヒンジアームの,ボディ及びドアの他方に固着される固定ベース部の表面にヒンジピンと平行な第1切欠きを,またその裏面には第1切欠きからヒンジピンと反対側に離れた位置で第2切欠きをそれぞれ設ける一方,トーションスプリングを,これが第1切欠きに支承されるトーション軸部と,第2切欠きに支承される固定端部と,ローラを回転自在に支持する自由端部と,トーション軸部の一端及び固定端部間を連結するU字状の固定アーム部と,トーション軸部の他端及び自由端部間を連結するU字状の可動アーム部とを有するように,1本のばね線材で構成し,前記トーション軸部には,自由端部を前記デテントノッチ側に付勢するための捩じり方向のセット荷重を付与し,前記第2切欠きの開口部を,前記固定ベース部が固着されるボディ及びドアの他方によって閉鎖したことを第1の特徴とする。
【0006】
この徴によれば,第2ヒンジアームの固定ベース部の表裏に第1及び第2切欠きを設け,これらにトーションスプリングのトーション軸部及び固定端部を係合して,トーション軸部に捩じり方向のセット荷重を加えるという極めて簡単な構造により,トーションスプリングを第2ヒンジアームに取り付けことができる。特に,第2ヒンジアームの固定ベース部の表裏への第1及び第2切欠きの加工,並びに第1及び第2切欠きへのトーション軸部及び固定端部の係合は極めて容易であり,加工性及び組立性の向上を図り,コストの低減に寄与することができる。
【0008】
その上,第2切欠きの開口部を特別な閉塞部材を用いることなく閉鎖して,固定端部の第2切欠きからの離脱を防ぐことができるから,構成の簡素化を更に図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の一実施例に基づいて以下に説明する。
【0010】
図1は本発明のチェッカ付きドアヒンジを備えた自動車の平面図,図2は図1の2部の拡大平面図,図3は図2の3−3矢視図,図4は図2の4−4矢視図,図5は図2の5−5線断面図,図6は図5の6−6線断面図,図7はドアの全開状態を示す,図2との対応図である。
【0011】
先ず,図1〜図3において,自動車のボディBに,その乗降口を開閉するドアDが本発明のチェッカ付きドアヒンジHを介して取付けられる。このチェッカ付きドアヒンジHは,ドアDに固着される第1ヒンジアーム1,ボディBに固着される第2ヒンジアーム2,この両ヒンジアーム1,2を相対回動可能に連結する膨大頭部3a付きヒンジピン3及び両ヒンジアーム1,2間に設けられて両ヒンジアーム1,2の相対回動に段階的な節度抵抗を付与するチェッカ4を構成要素とする。
【0012】
第1ヒンジアーム1は,一対の固定ベース部5,5と,両固定ベース部5,5の対向縁から起立して互いに対向する一対の外側アーム部6,6と,これら外側アーム部6,6の一側縁相互を一体に連結する連結部6aとからなり,その固定ベース部5,5がボルト12によりドアDの端壁に固着される。外側アーム部6,6の先端部には同軸に並ぶ一対のピン孔7,7が穿設される。
【0013】
第2ヒンジアーム2は,長方形の固定ベース部8と,この固定ベース部8の一端部から起立して互いに対向する一対の内側アーム部9,9とからなり,その固定ベース部8がボルト14によってボディBに固着される。内側アーム部9,9は,ブッシュ15,15を嵌装したピン孔10,10を有しており,それらブッシュ10,10が前記一対のピン孔7,7と並ぶように内側アーム部9は前記外側アーム部6内に挿入される。そして上記ピン孔7,7及びブッシュ15,15に膨大頭部3a付きヒンジピン3を嵌入することにより第1及び第2ヒンジアーム1,2は相対回動可能に連結される。ヒンジピン3の先端には抜け止め用膨大部3bがかしめにより形成される。
【0014】
尚,図中,符号OはドアDの開き方向,Cは閉じ方向を示す。
【0015】
図2〜図6に示すように,前記チェッカ4は,第1ヒンジアーム1に,リベット止めされるチェックカム20と,第2ヒンジアーム2に取り付けられるトーションスプリング23と,このトーションスプリング23の自由端部に支持されてチェックカム20に弾発係合するローラ22とから構成される。
【0016】
チェックカム20は,第1ヒンジアーム1とは別個に焼結金属で成形されたもので,全体として円弧板状をなすと共に,その外周面には,周方向に並ぶ複数のデテントノッチ25a,25bが形成されている。一方,これを取り付ける第1ヒンジアーム1の一方の外側アーム部6には,それに隣接する内側アーム部9から離間した取り付けフランジ26が円弧状の位置決め段部27を介して一体に連設されており,チェックカム20は,その内周面を上記位置決め段部27に係合させつゝ取り付けフランジ26に重ねられて,複数のリベット28,28により取り付けフランジ26に固着される。
【0017】
チェックカム20の外周面は,取り付けフランジ26の外周面より半径方向外方に突出していて,そこに複数のデテントノッチ25a,25bが周方向に並べられている。図示例では,チェックカム20の外周面の,ドアD外側々端部と,中間部の2箇所にデテントノッチ25a,25bが配置され,チェックカム20の外周面の,中間デテントノッチ25bとドアD内側々端部との間は,該端部に向かってヒンジピン3側に近づく斜面29に形成される。
【0018】
第2ヒンジアーム2において,長方形の固定ベース部8の上下両側縁には,その表面側に突出して両内側アーム部9,9に連なる一対のリブ31,31が一体に形成されており,これらリブ31,31の中間部に設けられた一対の半円状第1切欠き32,32に,その両者に亙り半円筒状のブッシュ34が嵌装される。また固定ベース部8の,内側アーム部9,9と反対側の端部の裏面(ボディB側の面)には第1切欠き32,32と平行に並ぶ一対の半円状第2切欠き33,33が設けられ,これら第2切欠き33,33の開口部は,固定ベース部8を固着するボディBの取り付け面で閉塞されるようになっている。
【0019】
一方,トーションスプリング23は一本のスプリング線材からなるもので,第2切欠き33,33の一方に支承される固定端部23aと,ブッシュ34を介して第1切欠き32,32に支承されるトーション軸部23cと,チェックカム20の外周面に対向配置される自由端部23eと,固定端部23a及びトーション軸部23cの一端間を接続するU字状の固定アーム部23bと,トーション軸部23cの他端及び自由端部23e間を接続するU字状の可動アーム部23dとを有しており,その自由端部23eには,チェックカム20の外周面上を転動し得る合成樹脂成形のローラ22が回転自在に嵌合される。
【0020】
またトーション軸部23cには,自由端部23eをチェックカム20の外周面側に付勢する捩じり方向のセット荷重が付与される。即ち,トーションスプリング23の自由状態では,固定端部23a及びトーション軸部23cを一方の第2切欠き33及びブッシュ34に支承させたとき,可動アーム部23dが図2に鎖線で示すように固定ベース部8から起立しており,自由端部23eのローラ22をチェックカム20の外周面に接触させるべく,可動アーム部23dを固定ベース部8側に回動すると,それに伴ないトーション軸部23cに発生する捩じり方向の反発力が自由端部23eをチェックカム20の外周面側に付勢することになる。
【0021】
ローラ22の両端には一対の鍔部22a,22aが形成されており,これらがチェックカム20を両側から挟むように配置されることにより,ローラ22の自由端部23eからの離脱が阻止されるようになっている。
【0022】
次に,この実施例の作用について説明する。
【0023】
ドアDを開閉すると,第1及び第2ヒンジアーム1,2がヒンジピン3を枢軸として相対回動し,それに伴いローラ22がトーションスプリング23のセット荷重をもってチェックカム20の外周面を転動し,デテントノッチ25a,25bに係合する度にドアDの回動に対する節度抵抗を発生させる。したがって,各デテントノッチ25a,25bとローラ22との係合時,ドアDに対する開閉力を解除すれば,その位置にドアDを上記抵抗により保持することができる。
【0024】
またドアDの閉鎖時には,ローラ22は,中間デテントノッチ22bを過ぎると,トーションスプリング23のセット荷重をもってチェックカム20の斜面29を下るようになるから,ドアDに閉鎖力を与えることになる。
【0025】
ところで,チェッカ付きドアヒンジHの組み立てに際しては,先ず,トーションスプリング23の固定端部23a及びトーション軸部23cを一方の第2ヒンジアーム2の第2切欠き33と,第1切欠き32,32に嵌装されたブッシュ34とにそれぞれ係合し,ローラ22を支持した自由端部23eを第2ヒンジアーム2の固定ベース部8側へ押圧して,トーション軸部23cに捩じり荷重を加えた状態で適当な治具で自由端部23eを第2ヒンジアーム2に固定しておく。
【0026】
次いで,第2ヒンジアーム2の内側アーム部9,9を第1ヒンジアーム1の外側アーム部6,6間に挿入して,ヒンジピン3により両アーム部6,6;9,9を相互に連結する。そして,前記治具を第2ヒンジアーム2から外せば,トーションスプリング23のセット荷重によりローラ22はチェックカム20の外周面に圧接することになる。
【0027】
このように,第2ヒンジアーム2の固定ベース部8の表裏に第1及び第2切欠き32,33を設け,これらにトーションスプリング23のトーション軸部23c及び固定端部23aを係合して,トーション軸部23cに捩じり方向のセット荷重を加えるという極めて簡単な構造により,トーションスプリング23を第2ヒンジアーム2に取り付けことができる。特に,第2ヒンジアーム2の固定ベース部8の表裏への第1及び第2切欠き32,33の加工,並びに第1及び第2切欠き32,33へのトーション軸部23c及び固定端部23aの係合は極めて容易であるから,加工性及び組立性が良好であり,コストの低減に寄与することができる。
【0028】
しかも固定ベース部8をボディBに固着すると,トーションスプリング23の固定端部23aが係合した第2切欠き33,33の開口部はボディBによって閉鎖されるから,特別な閉塞部材を用いることなく,固定端部23aの第2切欠き33,33からの離脱を防ぐことができ,構成の更なる簡素化を図ることができる。
【0029】
またチェックカム20は,第1ヒンジアーム1とは別個に製作されるものであるから,デテントノッチ25a,25bの位置及び個数等,外周形状の異なるチェックカム20を複数種類用意し,これらを同一構造の第1ヒンジアーム1に固着することにより,チェック特性の異なる複数種類のチェッカ付きドアヒンジHを得ることができる。このように,要求チェック特性に応じて形状を変更するものが小部品のチェックカム20のみであり,しかもチェック特性の異なる各種チェッカ付きドアヒンジHにおいて比較的大型の第1及び第2ヒンジアーム1,2が共通に使用されることにより,これらヒンジアーム1,2の量産が可能となるので,チェッカ付きドアヒンジHのコスト低減を大いに図ることができる。
【0030】
またチェックカム20及び第1ヒンジアーム1はそれぞれ個別に製作されることで,それぞれの機能に応じた素材の使用が可能となる。特に,チェックカム20を焼結金属で成形することにより,その比較的複雑な形状を精度良く容易に成形することができ,その上,チェックカム20に含油性を持たせ,ローラ22の転動時の騒音防止を図ることができる。
【0031】
また第1ヒンジアーム1の一方の外側アーム部6には,それに隣接する第2ヒンジアーム2の内側アーム部9から離間した取り付けフランジ26が位置決め段部27を介して一体に連設され,チェックカム20は,上記位置決め段部27に係合して取り付けフランジ26にリベット止めされるので,チェックカム20の取り付け精度を高めると共に,チェックカム20の内周端を取り付けフランジ26で隠して外観性の向上を図ることができる。
【0032】
さらにローラ22は,トーションスプリング23の自由端部23eに回転自在に嵌合して,支持されるので,トーションスプリング23がローラ22の支持アームを兼ねることになり,これも構造の簡素化に寄与する。
【0033】
本発明は,上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,第1ヒンジアーム1をドアDに,第2ヒンジアーム2をボディBにそれぞれ固着することもできる。またチェックカム20は取り付けフランジ26に溶接により固着してもよい。またチェックカム20に形成するデテントノッチ25a,25bの数及び場所は自由に選定されるものである。
【0034】
【発明の効果】
以上のように本発明よれば,第2ヒンジアームの固定ベース部の表裏に第1及び第2切欠きを設け,これらにトーションスプリングのトーション軸部及び固定端部を係合して,トーション軸部に捩じり方向のセット荷重を加えるという極めて簡単な構造により,トーションスプリングを第2ヒンジアームに取り付けことができる。特に,第2ヒンジアームの固定ベース部の表裏への第1及び第2切欠きの加工,並びに第1及び第2切欠きへのトーション軸部及び固定端部の係合は極めて容易であり,加工性及び組立性の向上を図り,コストの低減に寄与することができる。
【0035】
その上,前記第2切欠きの開口部を,前記固定ベース部が固着されるボディ及びドアの他方によって閉鎖したので,第2切欠きの開口部を特別な閉塞部材を用いることなく閉鎖して,固定端部の第2切欠きからの離脱を防ぐことができ,構成の簡素化を更に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチェッカ付きドアヒンジを備えた自動車の平面図。
【図2】図1の2部の拡大平面図。
【図3】図2の3−3矢視図。
【図4】図2の4−4矢視図。
【図5】図2の5−5線断面図。
【図6】図5の6−6線断面図。
【図7】ドアの全開状態を示す,図2との対応図。
【符号の説明】
B・・・・ボディ
D・・・・ドア
H・・・・チェッカ付きドアヒンジ
1・・・・第1ヒンジアーム
2・・・・第2ヒンジアーム
3・・・・ヒンジピン
4・・・・チェッカ
8・・・・第2ヒンジアームの固定ベース部
20・・・チェックカム
22・・・ローラ
23・・・トーションスプリング
23a・・固定端部
23b・・固定アーム部
23c・・トーション軸部
23d・・可動アーム部
23e・・自由端部
25a,25b・・・デテントノッチ
32・・・第1切欠き
33・・・第2切欠き

Claims (1)

  1. ボディ(B)及びドア(D)の一方に固着される第1ヒンジアーム(1)と,ボディ(B)及びドア(D)の他方に固着される第2ヒンジアーム(2)と,第1及び第2ヒンジアーム(1,2)を相対回動可能に連結するヒンジピン(3)と,複数のデテントノッチ(25a,25b)を有して第1ヒンジアーム(1)に設けられるチェックカム(20),第1及び第2ヒンジアーム(1,2)の相対回動に応じて前記複数のデテントノッチ(25a,25b)に順次係合し得るローラ(22)及び,第2ヒンジアーム(2)に取り付けられて前記ローラ(22)を前記デテントノッチ(25a,25b)との係合方向へ付勢するチェックスプリング(23)からなるチェッカ(4)とを備えた,チェッカ付きドアヒンジにおいて,
    第2ヒンジアーム(2)の,ボディ(B)及びドア(D)の他方に固着される固定ベース部(8)の表面にヒンジピン(3)と平行な第1切欠き(32)を,またその裏面には第1切欠き(32)からヒンジピン(3)と反対側に離れた位置で第2切欠き(33)をそれぞれ設ける一方,トーションスプリング(23)を,これが第1切欠き(32)に支承されるトーション軸部(23c)と,第2切欠き(33)に支承される固定端部(23a)と,ローラ(22)を回転自在に支持する自由端部(23e)と,トーション軸部(23c)の一端及び固定端部(23a)間を連結するU字状の固定アーム部(23b)と,トーション軸部(23c)の他端及び自由端部(23e)間を連結するU字状の可動アーム部(23d)とを有するように,1本のばね線材で構成し,前記トーション軸部(23c)には,自由端部(23e)を前記デテントノッチ(25a,25b)側に付勢するための捩じり方向のセット荷重を付与し,前記第2切欠き(33)の開口部を,前記固定ベース部(8)が固着されるボディ(B)及びドア(D)の他方によって閉鎖したことを特徴とする,チェッカ付きドアヒンジ。
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