JP3913665B2 - 計量器の検量方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ローリー車の積載重量を車両メインフレームを介して車軸に伝え車軸の歪量を計測することによりローリー車の積載重量を計量する計量器を、基準分銅を用いて検量する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、液体酸素、液体窒素等を、基地からユーザーの貯槽に運搬するためにローリー車が使用されている。この際、ユーザーの貯槽に供給された液体窒素等の量を測定する必要がある。この測定方法として、積算流量計を使用することが考えられるが、ローリー車に積載されている液体窒素等は−196℃等の極低温であるため、実際には、積算流量計の使用は困難である。そのため、実際に供給された液体窒素等の量を測定するには、ユーザーへの供給の前後に、ローリー車自体の重量を測定し、その差を供給量とする方法が採られていた。
しかし、ローリー車の重量を測定する計量器が、ユーザー敷地内にない場合には、計量器がある計量所までローリー車を走行して供給量を測定する必要があり、時間のロスや走行により消費する燃料のロス等が発生するという問題点があった。
そのため、ローリー車のタンクと車両の車体フレームとの間にロードセルを備えたローリー車が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このローリー車では、ユーザーへの供給の前後にロードセルでタンクの重量を測定し、供給量を計量することができる。このローリー車では、ロードセルの計量精度を高めるため、次の検量方法が採用されている。即ち、このローリー車では、ローリー車のタンクのサブフレームにブラケットを溶接し、ブラケットにスリング材を介してビーム材を吊り下げ、ビーム材上に基準分銅を載せることにより、予め確認されている基準分銅の重量とロードセルの測定値とを比較することにより、ロードセルの検量を行うことができる。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−228015号公報(第3−4頁、図5)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の計量器の検量方法においては、車両の車体フレームにかかる重量がロードセルに伝わらないため、車体フレームに基準分銅を載せてもロードセルの検量ができなかった。ロードセルの検量を行うためには、ローリー車のタンクのサブフレームにブラケットを溶接し、ブラケットからスリング材を介してビーム材を吊り下げ、ビーム材上に基準分銅を載せる等といった複雑な操作が必要であった。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、計量器の検量を容易に行う方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の目的のため、本発明は、ローリー車の積載重量を計量する計量器を検量する方法であって、前記計量器は、積載重量により車両メインフレームを介して車軸に与えられた力によって前記車軸に生じた歪量を計測することにより、積載重量を計量するものであり、前記車両メインフレームに重量がかかるように基準分銅を設置し、その際の前記車軸の歪量を計測することにより計量器の検量を行い、前記車両メインフレームは、互いに離間し且つ略平行に延びる一対のフレーム体から構成され、該一対のフレーム体のそれぞれの内側面に渡し部材の端部が向くように、前記一対のフレーム体に前記渡し部材を掛け渡し、該渡し部材に基準分銅の重量がかかるようにすることを特徴とする計量器の検量方法である。これにより、複雑な構成を必要とせずに、計量器の検量を行うことができる。また、車両メインフレームの下方に、車両構成部品等の障害物があったとしても、基準分銅を設置することができる。
また、本発明は、ローリー車の積載重量を計量する計量器を検量する方法であって、前記計量器は、積載重量により車両メインフレームを介して車軸に与えられた力によって前記車軸に生じた歪量を計測することにより、積載重量を計量するものであり、前記車両メインフレームに重量がかかるように基準分銅を設置し、その際の前記車軸の歪量を計測することにより計量器の検量を行い、前記車両メインフレームは互いに離間し且つ略平行に延びる一対のフレーム体から構成され、該一対のフレーム体に夫々取り付けられ、且つ、夫々が前記一対のフレーム体から下方にのびる複数の連結部材を設け、該複数の連結部材に基準分銅の重量がかかるようにすることを特徴とする計量器の検量方法である。これにより、複雑な構成を必要とせずに、計量器の検量を行うことができる。また、車両メインフレーム内部に車両構成部品等の障害物があったとしても、これを避けて、基準分銅を設置することができる。
更に、渡し部材から吊持体を吊り下げ、吊持体に載置フレームを設け、載置フレームに基準分銅の重量がかかるようにすると共に、載置フレームに対し、基準分銅を設置する際に、基準分銅の重量により載置フレームが傾くことを防止する傾斜防止手段を使用するようにすれば、複数の基準分銅を別の位置に1つずつ設置する場合にも、バランスを崩すことなく、載置フレームの傾きを防止し、基準分銅を確実に設置できる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1及び図2は、本発明の実施の形態で用いられる車両としてのローリー車1を示す図である。
ローリー車1の主要構成要素は、車両本体32とタンク2である。
タンク2は、略円筒状であり、内部に液体酸素や液体窒素を貯蔵することができるようになっている。
【0007】
車両本体32は、運転台(キャブ)16と、車両メインフレーム3と、サブフレーム8と、車輪部9とを備えている。
車両メインフレーム3は、ローリー車1の走行方向における前端から後端にわたり互いに離間し平行に並んで構成された2本のフレーム体4、5と、互いに離間している2本のフレーム体4、5を接続するクロスメンバー6とを備えている。クロスメンバー6は、フレーム体4、5の長手方向に間隔をおいて、複数、設けられている。車両メインフレーム3は、タンク2を下方から支持するようになっており、車軸(アスクル)7で支持されている。
【0008】
図3に示すように、サブフレーム8は、タンク2と車両メインフレーム3との間に介在する。サブフレーム8の上部は、タンク2の略円筒形状に対応するように、断面が円弧の凹面形状となっている。
車輪部9は、2本のタイヤ及び車軸7からなる前車輪部10と、2本のタイヤ及び車軸7からなる中間車輪部11と、4本のタイヤ及び車軸7からなる後車輪部12と、からなる。
【0009】
図1に示すプロペラシャフト13は、駆動源(図示せず)からの駆動力を後車輪部12の車軸7に伝導するもので、駆動力伝達機構としての役割を果たす。プロペラシャフト13は、ローリー車1の前方から後方に渡って設けられており、前方から後方に向かって次第に低くなるように傾斜して設けられている。
マフラーの触媒14は、車両メインフレーム3のフレーム体5の下方で、かつ、車両メインフレーム3の長手方向の略中央部に設けられている。
デフ15は、プロペラシャフト13による回転力を後車輪部12の車軸7に伝導するものである。
【0010】
図3は、ローリー車1の積載重量の計量を行う計量器である荷重測定用センサユニット18を示す図である。
図中、リーフスプリング17は、車両メインフレーム3と車軸7との間に介在して配置されるものであり、フレーム体4、5の各々を支持するように設けられている。
荷重測定用センサユニット18は、1つの車軸7に対し、左右の車輪近傍位置に、各々1箇所ずつ計2箇所、設けられる。荷重測定用センサユニット18は、図示を省略するが、圧縮歪検出用のセンシング素子と、このセンシング素子を保持して車軸7の表面等に取り付けられるベースアッシーと、ベースアッシーを覆うケースとからなる。
【0011】
次に、ローリー車1の積載重量を計量する方法を説明する。
図3に示すように、車両メインフレーム3には、サブフレーム8を介して、タンク2の荷重が、上方からかかる。車両メインフレーム3にかかった荷重は、リーフスプリング17を介して各車軸7に、W1,W2として伝達される。このとき、タイヤには、W1,W2の反力RA、RBが作用する。これら荷重W1,W2および反力RA、RBが、車両メインフレーム3に作用することによって、車軸7が歪み、その歪量を荷重測定用センサユニット18が検知して、歪量に応じた測定値を得ることができる。尚、車軸7の歪量測定は、前車輪部10、中間車輪部11、後車輪部12の各々においてなされる。
【0012】
次に、荷重測定用センサユニット18を検量する方法について説明する。
図4は、図1,2に示したローリー車1における基準分銅の支持構造を示す平面図である。
基準分銅19の荷重を、車両メインフレーム3に伝える部材としての複数の載台フレーム20は、車軸7の車輪間長さよりも長く設定されている。複数の載台フレーム20は、車軸7と略平行に配設されている。
載台フレーム20の両端部の各々に、基準分銅19を載せる分銅載台21が置かれる。
【0013】
図4における基準分銅19の支持構造によって、基準分銅19の重量は、分銅載台21から載台フレーム20に伝えられる。そして、載台フレーム20から車両メインフレーム3を介して車軸7に伝えられ、車軸7の歪量が車両の荷重測定用センサユニット18により検出される。
【0014】
よって、例えば、載台フレーム20の両端部の各々に置かれた分銅載台21に500kgずつで、計1tの基準分銅19を載せた場合の車軸7の歪量を車両の荷重測定用センサユニット18で検出し、検出結果と基準分胴19の実際の重量とを比較することによって、荷重測定用センサユニット18による測定精度が検証される。
計量の際には、3つの車軸7の歪量を合計して車両にかかる荷重総量を算出する。
【0015】
図5は、本発明の検量方法の第1の例を説明する図である。
図5におけるローリー車は、図3に示す構成、即ち、サブフレーム8を介してタンク2の荷重がかかる車両メインフレーム3と、車両メインフレーム3への荷重が、リーフスプリング17を介して伝達される車軸7と、伝達された荷重による車軸7の歪量を検出する荷重測定用センサユニット18と、を備えている。
【0016】
図5において、ここに示すローリー車1では、車両メインフレーム3における左右2本のフレーム体4、5を連結する渡し板22(渡し部材)が設けられている。渡し板22には、その両端から中央よりに、左右2本の長ねじボルト(吊持体)23,24の一端が備えられて、渡し板22と長ねじボルト23,24がナット25で固定されている。長ねじボルト23,24は下方に延びて他端が載台フレーム20にナット26で固定されている。図4に示すように、載台フレーム20は、複数本が平行に設けられ、複数本の載台フレーム20の上に、分銅載台21が設けられて、その上に、基準分銅19が載せられる。
【0017】
この例では、渡し板22から長ネジボルト23,24が下方に延び、載台フレーム20と連結しており、長ネジボルト23,24で載台フレーム20を吊り下げているので、車両メインフレーム3のフレーム体4、5の下方に障害物(例えば、マフラーの触媒14など)があったとしても、長ネジボルト23,24を介して渡し板22と載台フレーム20を連結することができ、基準分銅19を分銅載台21に載せることができる。渡し板22への長ネジボルト23,24の設置位置は、障害物との関係を考慮して、適宜、変更できる。
【0018】
基準分胴19の質量は任意とすることができるが、例えば、500kgの基準分銅19を、載台フレーム20の両端に設けられた分銅載台21,21に、8個ずつ、合計16個載せると8tの荷重となる。基準分銅19は、分銅載台21,21に均等に、同時に載せることが望ましい。しかし、作業場所、設備、作業人数などの制限がある場合には、車両メインフレーム3と載台フレーム20の間、及び、載台フレーム20と地面GLとの間に、傾斜防止手段としての傾斜防止棒27を設置することにより、載台フレーム20が傾くことを防止できる。その後に、基準分銅19を載せ、すべての基準分銅19を載せ終わった際に、傾斜防止棒27を外す。
尚、傾斜防止棒27を油圧ジャッキのように長さを可変にできるものとすれば、車両メインフレーム3と載台フレーム20の間隔、または、載台フレーム20と地面GLとの間隔が異なる様々な車種に対応できる。傾斜防止棒27は、車両メインフレーム3と載台フレーム20の間、及び、載台フレーム20と地面GLとの間のどちらかのみに設置しても良いが、この場合、載台フレーム20と地面GLとの間に設置した方が、荷重がかかる分銅載台21の近くで支えられるので、載台フレーム20が傾くことを防止しやすい。
【0019】
図6は、本発明の検量方法の第2の例を説明する図である。
図6において、ここに示すローリー車1では、車両メインフレーム3における左右2本のフレーム体4、5を連結する渡し板22が設けられている。渡し板22には、その両端から中央よりに、左右2本のワイヤ(吊持体)28の一端が備えられて、渡し板22と左右2本のワイヤ28がフック29で固定され、左右2本のワイヤ28は下方に延びて他端が載台フレーム20にフック29で固定されている。図4を参照して把握されるように、載台フレーム20は、複数本が平行して設けられ、複数本の載台フレーム20の上に、分銅載台21が設けられて、その上に、基準分銅19が載せられている。
【0020】
この例では、渡し板22からワイヤ28が下方に延び、載台フレーム20と連結しており、ワイヤ28で載台フレーム20を吊り下げているので、車両メインフレーム3のフレーム体4、5の直下に障害物(例えば、マフラーの触媒14など)があったとしても、ワイヤ28及びフック29を介して、渡し板22と載台フレーム20を連結し、基準分銅19を載せることができる。渡し板22へのワイヤ28の設置位置は、障害物との関係を考慮して、適宜、変更できる。更に、ワイヤ28は曲げ変形可能なので、ワイヤ28が障害物を接触しても、ワイヤ28を変形して、載台フレーム20を容易に取り付けることができる。
【0021】
図7は、本発明の検量方法の第3の例を説明する図である。
図7において、車両メインフレーム3のフレーム体4、5に、直接、クランプ30を取付け、クランプ30にクランプ固定棒31の一端を取付け、クランプ固定31の他端を載台フレーム20に取付けている。ここで、クランプ30及びクランプ固定棒31は連結部材として機能する。この構成では、図5,図6に示す渡し板22を必要としないので、例えば、車両メインフレーム3のフレーム体4、5間にプロペラシャフト13が位置する場合においても、車両メインフレーム3のフレーム体4、5の直下で載台フレーム20を吊り下げることができる。また、図7では、比較的強度の高いクランプ30、クランプ固定棒31を使用しているので、傾斜防止棒27を設置しなくとも載台フレーム20の姿勢を安定させることができる。
【0022】
図8は、本発明の検量方法の第4の例を説明する図である。
この実施例は、運転台16とタンク2との間の空間であるa位置(図1参照)を利用する。即ち、この位置において、車両メインフレーム3上にフレーム体4、5間の距離よりも長い渡し板22を載せ、渡し板22の両端に長ネジボルト(吊持体)23、24を設け、長ネジボルト23、24が下方にのびて、長ネジボルト23、24の下端で載台フレーム20を固定し、図4を参照して把握されるように、載台フレーム20上に分銅載台21を設けた構成とすることで、安定して基準分銅19を載せることができる。
【0023】
1つの車両においても、複数の障害物であるプロペラシャフト13,マフラーの触媒14が、様々な場所にある関係上、例えば、前車輪部10の車軸7、中間車輪部11の車軸7、後車輪部12の車軸7の各々の近傍に、どのような障害物があるか等により、1つの車両において、基準分胴19を載置する構成を、図5、図6、図7のうちから、適宜選択して使用することができる。
【0024】
【実施例】
500kgの基準分銅19による荷重測定用センサユニット18の検量の試験を行った。最大積載量7tの前輪2軸車である液化ガス用ローリー車を用い、ローリー車1のタンク2は空とした。基準分銅19は、7tまで1tづつ、分銅載台21に載せ、その後1tづつ降ろし、その都度、重量を測定した。以上の操作を3回行った。
【0025】
合計3回の測定結果を平均し、この平均値を基準分銅19の重量と比較することにより、荷重測定用センサユニット18の検量を行った。
表1にその結果を示す。
【0026】
【表1】
Figure 0003913665
【0027】
この検量により、荷重測定用センサユニット18の測定値にずれがある場合、荷重測定用センサユニット18の設定を修正したり、荷重測定用センサユニット18を他の荷重測定用センサユニット18に交換することができる。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、車両メインフレームに重量がかかるように基準分銅を設置し、その際の車軸の歪量を計測することにより計量器を検量するので、複雑な構成を必要とせずに、計量器を検量することができる。
【0029】
車両メインフレームは互いに離間し且つ略平行に延びる一対のフレーム体から構成され一対のフレーム体のそれぞれの内側面に渡し部材の端部が向くように、一対のフレーム体に渡し部材を掛け渡し、渡し部材に基準分銅の重量がかかるようにすることによって、車両メインフレームの下方に、何らかの障害物があったとしても、基準分銅を計量するための部材がその障害物と干渉することなしに、基準分銅を設置して、計量器を検量することができる。
【0030】
車両メインフレームは互いに離間し且つ前後方向に略平行に延びる一対のフレーム体から構成され一対のフレーム体に夫々取り付けられ、且つ、夫々が一対のフレーム体から下方にのびる複数の連結部材を有し、複数の連結部材に基準分銅の重量がかかるようにすることによって、車両メインフレーム間に障害物があったとしても、基準分銅を計量するための部材がその障害物により干渉されることなしに、基準分銅を設置して、計量器を検量することができる。
【0032】
更に、渡し部材から吊持体を吊り下げ、吊持体に載置フレームを設け、載置フレームに基準分銅の重量がかかるようにすると共に、載置フレームに対し、基準分銅を設置する際に、基準分銅の重量により載置フレームが傾くことを防止する傾斜防止手段を使用することによって、複数の基準分銅を別の位置に1つずつ設置する場合にも、バランスを崩すことなく、載置フレームの揺れを防止し、基準分銅を確実に設置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態で用いられる車両としてのローリー車を示す側面図である。
【図2】 図1に示すローリー車の車両本体を示す平面図である。
【図3】 図1に示したローリー車の積載重量の計量を行う計量器である荷重測定用センサユニットを示す図である。
【図4】 図1に示したローリー車における基準分銅の支持構造を示す平面図である。
【図5】 本発明の検量方法の第1の例を説明する図である。
【図6】 本発明の検量方法の第2の例を説明する図である。
【図7】 本発明の検量方法の第3の例を説明する図である。
【図8】 本発明の検量方法の第4の例を説明する図である。
【符号の説明】
1 ローリー車(車両)
2 タンク
3 車両メインフレーム
4、5 フレーム体
6 クロスメンバー
7 車軸
8 サブフレーム
9 車輪部
10 前車輪部
11 中間車輪部
12 後車輪部
13 プロペラシャフト
14 マフラーの触媒
15 デフ
16 運転台(キャブ)
17 リーフスプリング
18 荷重測定用センサユニット(計量器)
19 基準分銅
20 載台フレーム
21 分銅載台
22 渡し板
23、24 長ネジボルト
25、26 ボルト
27 傾斜防止棒
28 ワイヤ
29 フック
30 クランプ
31 クランプ固定棒
32 車両本体

Claims (4)

  1. ローリー車の積載重量を計量する計量器を検量する方法であって、
    前記計量器は、積載重量により車両メインフレームを介して車軸に与えられた力によって前記車軸に生じた歪量を計測することにより、積載重量を計量するものであり、
    前記車両メインフレームに重量がかかるように基準分銅を設置し、その際の前記車軸の歪量を計測することにより計量器の検量を行い、
    前記車両メインフレームは、互いに離間し且つ略平行に延びる一対のフレーム体から構成され、該一対のフレーム体のそれぞれの内側面に渡し部材の端部が向くように、前記一対のフレーム体に前記渡し部材を掛け渡し、該渡し部材に基準分銅の重量がかかるようにすることを特徴とする計量器の検量方法。
  2. ローリー車の積載重量を計量する計量器を検量する方法であって、
    前記計量器は、積載重量により車両メインフレームを介して車軸に与えられた力によって前記車軸に生じた歪量を計測することにより、積載重量を計量するものであり、
    前記車両メインフレームに重量がかかるように基準分銅を設置し、その際の前記車軸の歪量を計測することにより計量器の検量を行い、
    前記車両メインフレームは互いに離間し且つ略平行に延びる一対のフレーム体から構成され、該一対のフレーム体に夫々取り付けられ、且つ、夫々が前記一対のフレーム体から下方にのびる複数の連結部材を設け、該複数の連結部材に基準分銅の重量がかかるようにすることを特徴とする計量器の検量方法。
  3. 前記渡し部材から吊持体を吊り下げ、前記吊持体に載置フレームを設け、該載置フレームに基準分銅の重量がかかるようにすることを特徴とする請求項に記載の計量器の検量方法。
  4. 前記載置フレームに対し前記基準分銅を設置する際に、前記基準分銅の重量により前記載置フレームが傾くことを防止する傾斜防止手段を使用することを特徴とする請求項に記載の計量器の検量方法。
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