JP3912173B2 - 洗車方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば給油所に設置される洗車機、すなわち被洗浄車両に対して洗車機本体を往復移動させる移動式の洗車機や、洗車機本体に対して被洗浄車両を移動させる固定式の洗車機などによる洗車方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の洗車方法としては、たとえば特開平11−165184号公報に見られる構成が提供されている。すなわち、洗車機排水を、油水分離槽、生物濾過槽、処理水槽の順に移流することで処理し、この処理してなるリサイクル水を給水槽に貯留している。そしてリサイクル水を、洗車機の使用に伴って給水している。その際に、窒素やリンを含有する浄化水が、浄化施設から生物濾過槽に栄養源として加えられ、また給水槽に上水を補給することで、リサイクル水の不足に対応している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した洗車機排水のリサイクル水を用いた洗車においては、このリサイクル水、またはリサイクル水に上水を補給して希釈した水により全洗車工程が行われるため、上水のみの洗車に比べて、リサイクル水の中に含まれる残留物により洗車機の配管、ブラシ、洗車機内、土間などが汚れやすく、またリサイクル水の残留物によりコケやカビや微生物などが発生し、以て洗車機内の汚れや悪臭(特に夏場)が発生しやすいなどの問題がある。
【0004】
そこで本発明の請求項1記載の発明は、洗車機の排水を処理した再利用水を用いる洗車でありながら、洗車機の配管、ブラシ、洗車機内、土間などを汚れ難くし得、さらにコケやカビや微生物などの発生を防ぎ得る洗車方法を提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明のうちで請求項1記載の洗車方法は、洗車に使用した排水をリサイクル処理することで得た再利用水を洗浄水アーチと洗剤アーチとに供給するとともに、洗車に初めて使用する通常水か前記再利用水のいずれかをコーティング剤アーチに供給することで洗車を行い、機器洗浄時には、全てのアーチに通常水を供給することを特徴としたものである。
【0007】
したがって請求項1の発明によると、再利用水を使用することで経済的であり、しかも通常水を使用することでコーティング剤の所期効用を低下させない洗車を行える。また、全てに再利用水を使用することで、より経済性を向上した洗車を行える。そして機器洗浄は、再利用水供給路や通常水供給路など洗車機に内蔵の配管群や、全てのアーチに通常水を供給して行え、以て配管やアーチや土間などの内部に付着した洗剤やコーティング剤などの汚れを洗い流し得るとともに、再利用水などに含まれる微量のコケやカビや微生物などの発生成分を除去し得る。
【0008】
また本発明の請求項2記載の洗車方法は、上記した請求項1記載の構成において、機器洗浄時が、各回の洗車の終了前、一定時間の経過後、各日の最終洗車後のうち、少なくとも1つに設定されていることを特徴としたものである。
【0009】
したがって請求項2の発明によると、機器洗浄は、設定に基づいて、洗車中または洗車後に自動的に行え、また、たとえば洗浄スイッチを押すことにより手動でスタートし得、さらに洗浄時間やサイクルタイムも任意に設定し得る。
【0010】
そして本発明の請求項3記載の洗車方法は、上記した請求項1または2記載の構成において、通常水を供給して機器洗浄を行うに際し、通常水に抗菌剤が添加されることを特徴としたものである。
【0011】
したがって請求項3の発明によると、抗菌剤を添加した通常水を利用することにより、洗車機内面などに抗菌被膜を形成し得、以て持続性のある殺菌、消毒、滅菌、除菌、防カビなどを行える。
【0012】
さらに本発明の請求項4記載の洗車方法は、上記した請求項1〜3のいずれかに記載の構成において、通常水を供給して機器洗浄を行うに際し、洗車用ブラシが駆動回転されることを特徴としたものである。
【0013】
したがって請求項4の発明によると、通常水によってブラシ群を好適に洗浄し得るとともに、駆動回転するブラシ群によって飛散する通常水により洗車機本体内を好適に洗浄し得る。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を、移動式の洗車機に採用した状態として図1〜図5に基づいて説明する。
【0017】
図1、図2において、門形の洗車機本体10は複数個の車輪11を介してレール1上に載置されており、走行駆動装置(図示せず。)の作動により一定経路上で往復走行される。洗車機本体10には、第1洗浄水アーチ12と、第1洗剤アーチ13と、第2洗浄水アーチ14と、撥水コート剤アーチ(コーティング剤アーチの一例)15と、第2洗剤アーチ16と、ワックスアーチ(コーティング剤アーチの一例)17とが、この順で配設されている。
【0018】
そして第1洗浄水アーチ12の近くに、被洗浄車両5の乾燥手段として、トップノズル18、左右一対のサイドノズル19、ならびに両ノズル18,19に同時に連通して風を供給する左右一対のブロワ装置20が設けられている。さらに洗車機本体10には、被洗浄車両5をブラッシングする手段として、サイドブラシ21やロッカーブラシ22やトップブラシ23が配設されている。
【0019】
また洗車機本体10の正面上端には、被洗浄車両5の車高を検出するソニックセンサからなる車高センサ25が設けられ、洗車機本体10の下端には、洗車機本体10がホームポジション(走行開始位置)にあることを検知する第1リミットスイッチ26と、洗車機本体10がエンドポジション(走行終了位置)にあることを検知する第2リミットスイッチ27とが設けられている。さらに洗車機本体10の正面側部には、起動、停止指令や洗車モードなどを入力する操作スイッチなどが配列された操作パネル28が設けられている。
【0020】
上記構成の洗車機を備えた洗車設備は、洗車に使用した排水aをリサイクル処理することで再利用水Aを得るように構成されている。すなわち、洗車に使用した排水aは、まず油水分離層30に回収され、ここで油水分離されたのち、水がリサイクル装置31に移される。そしてリサイクル装置31においてリサイクル処理することで得られた再利用水Aが第1貯水手段(第1貯水槽)32に移される。
【0021】
なお、第1貯水手段32とは別個に、洗車に初めて使用する通常水Bの第2貯水手段(第2貯水槽)33が設けられている。ここで通常水Bとは、水道水、雨水、地下水,純水,電気や物理処理された水などで、洗車に使用されたことのない水のことである。
【0022】
再利用水供給路(配管)35は、主再利用水供給路部分36と、この主再利用水供給路部分36から分岐された4本(複数本)の副再利用水供給路部分37A,37B,37C,37Dとからなる。そして主再利用水供給路部分36の始端部分は、第1貯水手段32内に位置された第1ポンプ39に接続されている。また、分岐された副再利用水供給路部分37A〜37Dには、それぞれ電磁式の開閉弁38A,38B,38C,38Dが介在され、そして終端は、洗浄水アーチ12,14または洗剤アーチ13,16に接続されている。
【0023】
通常水供給路(配管)40は、主通常水供給路部分41と、この主通常水供給路部分41から分岐された2本(複数本)の副通常水供給路部分42A,42Bとからなる。そして主通常水供給路部分41の始端部分は、第2貯水手段33内に位置された第2ポンプ44に接続されている。また、分岐された副通常水供給路部分42A,42Bには、それぞれ電磁式の開閉弁43A,43Bが介在され、そして終端は、撥水コート剤アーチ15またはワックスアーチ17に接続されている。
【0024】
前記再利用水供給路35における主再利用水供給路部分36と、前記通常水供給路40における主通常水供給路部分41との間が、連絡路(配管)46を介して接続されている。そして連絡路46には、電磁式の開閉弁47が介在されている。
【0025】
洗剤供給手段50からの洗剤供給路(配管)51は、前記洗剤アーチ13,16への副再利用水供給路部分37B,37Dに接続されている。そして洗剤供給路51には、電磁式の開閉弁52が介在されている。また、撥水コート剤供給手段53からの撥水コート剤供給路(配管)54は、前記撥水コート剤アーチ15への副通常水供給路部分42Aに接続されている。そして撥水コート剤供給路54には、電磁式の開閉弁55が介在されている。
【0026】
さらに、ワックス供給手段56からのワックス供給路(配管)57は、前記ワックスアーチ17への副通常水供給路部分42Bに接続されている。そしてワックス供給路57には、電磁式の開閉弁58が介在されている。また、抗菌剤供給手段60からの抗菌剤供給路(配管)61は、前記再利用水供給路35における主再利用水供給路部分36と、前記通常水供給路40における主通常水供給路部分41とに接続されている。そして抗菌剤供給路61には、電磁式の開閉弁62が介在されている。
【0027】
なお、洗剤供給手段50から洗剤Cが供給されるとともに、撥水コート剤供給手段53からは撥水コート剤Dが供給され、そしてワックス供給手段56からワックス液Eが供給されるように構成されている。また、抗菌剤供給手段60から供給される抗菌剤Fとしては、殺菌、消毒、滅菌、除菌、防カビなどができる液剤、すなわち金属化合物、無機化合物系、脂肪族化合物系、芳香族化合物のうち、少なくとも1つが採用される。
【0028】
そして金属化合物としては、たとえば銀、胴、亜鉛、スズ、鉛、ビスマス、カドミウム、クロム、水銀などのうちの1種が採用され、その際にイオンの状態での採用であってもよい。
【0029】
また無機化合物系としては、たとえば二酸化塩素、ヨード、次亜鉛素酸ナトリウム、オゾン、亜鉛素酸ナトリウム、塩素ガス、過マンガン酸カリウム、過酢酸、さらし粉、過酸化水素などのうちの1種、または複数種の組み合わせ配合物が採用される。
【0030】
そして脂肪族化合物系としては、たとえば一価アルコールとしてのエタノール、n−プロパノール、イソプロパノールなど、飽和アルデヒドとしてのホルムアルデヒド、グルタルアルデヒド(1,5−ペンタンジアール)など、不飽和エーテルとしてのエチレンオキシド、プロピレンオキシドなど、アミノ酸誘導体としてのドデシル(アミノエチル)グリシン塩酸塩、テトラデシルジ(アミノエチル)グリシン塩酸塩、ジ(オクチルアミノエチル)グリシン塩酸塩、ラウリルジ(アミノエチル)グリシンナトリウムなど、シアヌール酸誘導体としての塩素化シアヌール酸、塩素化イソシアヌール酸ナトリウムなど、グアニジン誘導体としてのポリヘキサメチレンビグアニジン塩酸塩、ドデシルグアニジン塩酸塩などのうちの1種、または複数種の組み合わせ配合物が採用される。
【0031】
さらに芳香族化合物としては、たとえば一価フェノール誘導体としてのフェノール、クレゾール、p−クロル−m−クレゾール、0−フェニルフェノール、0−フェニルフェノールナトリウム、ヘキサクロルフェンなど、芳香族アルコールとしてのベンジルアルコールなど、スルホン酸誘導体としてのN−クロル−p−トルエンスルホンアミドナトリウム(クロラミンT)など、アンモニウム塩誘導体としての塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウムなど、グアニジン誘導体としての塩酸クロヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジンなどのうちの1種、または複数種の組み合わせ配合物が採用される。
【0032】
なお、配合量については、使用時の希釈倍率、使用条件によって異なり、それぞれの殺菌・抗菌・防カビ剤の有効濃度となるように配合される。
以下に、上記した実施の形態における洗車作用を説明する。
【0033】
洗車を行うに際して、まず被洗浄車両5を停止させた状態で運転者または作業者が操作パネル28を操作し、以て希望する一つの洗車コース(洗浄条件)が設定される。この状態で洗車スタートスイッチをオン操作することで、洗車機本体10を往復走行させながら、回転により拡がった各ブラシ21,22,23の接近離間動、洗浄水アーチ12,14を介しての洗浄水の供給、洗剤アーチ13,16を介しての洗剤Cの供給、撥水コート剤アーチ15を介しての撥水コート剤Dの供給、ワックスアーチ17を介してのワックス液Eの供給、ならびに両ノズル18,19からの風の吹き付け、などを適宜に組合せて作動させ、以て被洗浄車両5に対する所期の基本的な洗車工程と乾燥工程とが行えることになる。
【0034】
このような洗車工程を遂行する際に、車高センサ25や適宜の検出手段により車高や車長などが検出され、制御装置などを介して、前述した各作動部が好適に作動される。
【0035】
このようにして所期の洗車を行えるのであり、その際に洗車に使用した排水aを、床側の排水溝を介して油水分離層30に回収して油水分離する。そして、油水分離した水をリサイクル装置31に移してリサイクル処理し、以て再利用水Aとして第1貯水手段32に貯留している。なお、第2貯水手段33には通常水Bを貯留している。このように、第1貯水手段32に再利用水Aを貯留し、第2貯水手段33に通常水Bを貯留した状態で、2つの洗車形態が設定される。
[移動式の第1洗車形態]
図3に示すように、開閉弁47を閉動して連絡路46を遮断するとともに、両ポンプ39,44を運転させる。これにより、第1貯水手段32内の再利用水Aを、再利用水供給路35の主再利用水供給路部分36を介して、副再利用水供給路部分37A〜37D群に供給し得る。したがって、開閉弁38A〜38Dを適宜に開閉動させることで、再利用水Aを洗浄水アーチ12,14や洗剤アーチ13,16に供給し得る。
【0036】
また、第2貯水手段33内の通常水Bを、通常水供給路40の主通常水供給路部分41を介して、副通常水供給路部分42A,42B群に供給し得る。したがって、開閉弁43A,43Bを適宜に開閉動させることで、通常水Bを撥水コート剤アーチ15またはワックスアーチ17に供給し得る。
【0037】
これにより、洗車に使用した排水aをリサイクル処理することで得た再利用水Aを洗浄水アーチ12,14と洗剤アーチ13,16とに供給するとともに、洗車に初めて使用する通常水Bを撥水コート剤アーチ15とワックスアーチ17とに供給した形態での洗車を行える。すなわち、再利用水Aを使用することで経済的であり、しかも通常水Bを使用することで撥水コート剤Dやワックス液Eの所期効用を低下させない洗車を行える。
[移動式の第2洗車形態]
図4に示すように、開閉弁47を開動して連絡路46を連通させた状態で、第1ポンプ39を運転させるとともに第2ポンプ44を運転停止させる。これにより、第1貯水手段32内の再利用水Aを、再利用水供給路35の主再利用水供給路部分36を介して、副再利用水供給路部分37A〜37D群に供給し得るとともに、連絡路46、ならびに通常水供給路40の主通常水供給路部分41を介して副通常水供給路部分42A,42B群に供給し得る。
【0038】
したがって、開閉弁38A〜38Dを適宜に開閉動させることで、再利用水Aを洗浄水アーチ12,14や洗剤アーチ13,16に供給し得、また開閉弁43A,43Bを適宜に開閉動させることで、再利用水Aを、主通常水供給路部分41や副通常水供給路部分42A,42Bを使用して撥水コート剤アーチ15またはワックスアーチ17に供給し得る。
【0039】
これにより、洗車に使用した排水aをリサイクル処理することで得た再利用水Aを、洗浄水アーチ12,14と洗剤アーチ13,16と撥水コート剤アーチ15とワックスアーチ17とに、すなわち全てのアーチ12〜17に供給した形態での洗車を行える。このように、全てに再利用水Aを使用することで、より経済性を向上した洗車を行え、このとき、撥水コート剤Dやワックス液Eの所期効用をさほど低下させない状況下で行われる。
【0040】
以上のようにして、経済的な洗車を行える洗車設備において、各回の洗車における終了前の最後の一定時間(たとえば、数秒間)、洗車台数が何台か行われた後に1回、洗車終了後で次の洗車までに間隔が空いたとき、各日における一定時間(たとえば2時間)の経過後、各日の最終洗車後、などのうち、少なくとも1つに機器洗浄を行うように設定している。
【0041】
すなわち図5に示すように、開閉弁47を開動して連絡路46を連通させた状態で、第2ポンプ44を運転させるとともに第1ポンプ39を運転停止させる。これにより、第2貯水手段33内の通常水Bを、通常水供給路40の主通常水供給路部分41を介して、副通常水供給路部分42A,42B群に供給し得る。さらに、主通常水供給路部分41を流れる通常水Bを、連絡路46を介して再利用水供給路35の主再利用水供給路部分36に流入させ、以て副再利用水供給路部分37A〜37D群に供給し得る。
【0042】
したがって、開閉弁38A〜38D、43A、43Bを開動させることで、通常水Bを、洗浄水アーチ12,14と洗剤アーチ13,16と撥水コート剤アーチ15とワックスアーチ17とに、すなわち全てのアーチ12〜17に供給した状態での機器洗浄を行える。
【0043】
これにより、再利用水供給路35や通常水供給路40や連絡路46など、洗車機に内蔵の配管群に通常水Bを供給し得るとともに、全てのアーチ12〜17に通常水Bを供給し得、以て配管やアーチ12〜17、土間などの内部に付着した洗剤Cやワックス液Eなどの汚れを洗い流し得る。さらに第1貯水タンク32の汚れを減少し得るとともに、開閉弁開閉弁38A〜38D、43A、43B群の詰まりを減少し得る。
【0044】
このように、全てのアーチ12〜17に通常水Bを供給した状態で機器洗浄を行う際に、抗菌剤供給手段60側の開閉弁62を開動させることで、主再利用水供給路部分36や主通常水供給路部分41を流れる通常水Bに対して、抗菌剤供給路61を介して抗菌剤Fを添加し得る。このように抗菌剤Fが添加された通常水Bを利用することにより、洗車機内面などに抗菌被膜を形成し得、以て持続性のある殺菌、消毒、滅菌、除菌、防カビなどを行えるとともに、再利用水Aなどに含まれる微量のコケやカビや微生物などの発生成分を除去し得る。
【0045】
なお、次亜塩素酸などの抗菌剤Fを添加した通常水Bにより洗浄を行った後に、抗菌剤Fを添加しない通常水Bのみにより洗浄を行うことで、たとえば塩素による錆の発生を防止し得る。
【0046】
そして前述したように、全てのアーチ12〜17に通常水Bを供給した状態で機器洗浄を行う際に、洗車用の各ブラシ21〜23を駆動回転させる。これにより、通常水Bによってブラシ21〜23を好適に洗浄し得るとともに、ブラシ21〜23群によって飛散する通常水Bにより洗車機本体10内を好適に洗浄し得る。
【0047】
以上のような機器洗浄は、前述した設定に基づいて、洗車中または洗車後に自動的に行うことができる。また、洗浄スイッチを押すことにより手動でスタートすることができる。さらに、洗浄時間やサイクルタイムも任意に設定することができる。そして、蒸発や飛散などにより減少した再利用水Aは、通常水Bの好適な供給(使用)によって安定的に補給し得る。
【0048】
次に、本発明の別の実施の形態を、固定式の洗車機に採用した状態として図6〜図9に基づいて説明する。
すなわち図6において、固定式の洗車機本体を貫通してコンベヤ手段5が配設されており、以て被洗浄車両5はコンベヤ手段5により支持搬送可能に構成されている。そして洗車機本体には、第1洗浄水アーチ12と、第1洗剤アーチ13と、第2洗浄水アーチ14と、ワックスアーチ(コーティング剤アーチの一例)17と、撥水コート剤アーチ(コーティング剤アーチの一例)15と、第3洗浄水アーチ24とがこの順で配設されている。
【0049】
通常水供給路(配管)40は、2本の副通常水供給路部分42A,42Bの終端が、撥水コート剤アーチ15またはワックスアーチ17に接続される他、主通常水供給路部分41から、さらに1本の副通常水供給路部分42Cが分岐され、この副通常水供給路部分42Cの終端が第3洗浄水アーチ24に接続されている。なお、副通常水供給路部分42Cには電磁式の開閉弁43Cが介在されている。
【0050】
以下に、上記した別の実施の形態における洗車作用を説明する。
洗車を行うに際して、まず運転者または作業者が操作パネルを操作し、以て希望する一つの洗車コース(洗浄条件)が設定される。この状態で洗車スタートスイッチをオン操作することで、コンベヤ手段3により被洗浄車両5を搬送しながら、回転により拡がった各ブラシの接近離間動、洗浄水アーチ12,14,24を介しての洗浄水の供給、洗剤アーチ13を介しての洗剤Cの供給、ワックスアーチ17を介してのワックス液Eの供給、撥水コート剤アーチ15を介しての撥水コート剤Dの供給、ならびにノズル群からの風の吹き付け、などを適宜に組合せて作動させ、以て被洗浄車両5に対する所期の基本的な洗車工程と乾燥工程とが行えることになる。
【0051】
このようにして所期の洗車を行えるのであり、その際に洗車に使用した排水aを、油水分離層30に回収して油水分離し、そして、油水分離した水をリサイクル装置31に移してリサイクル処理し、以て再利用水Aとして第1貯水手段32に貯留している。なお、第2貯水手段33には通常水Bを貯留している。このように、第1貯水手段32に再利用水Aを貯留し、第2貯水手段33に通常水Bを貯留した状態で、2つの洗車形態が設定される。
[固定式の第1洗車形態]
図7に示すように、開閉弁47を閉動して連絡路46を遮断するとともに、両ポンプ39,44を運転させる。これにより、第1貯水手段32内の再利用水Aを、再利用水供給路35の主再利用水供給路部分36を介して、副再利用水供給路部分37A〜37C群に供給し得る。したがって、開閉弁38A〜38Cを適宜に開閉動させることで、再利用水Aを洗浄水アーチ12,14や洗剤アーチ13に供給し得る。
【0052】
また、第2貯水手段33内の通常水Bを、通常水供給路40の主通常水供給路部分41を介して、副通常水供給路部分42A,42B,42C群に供給し得る。したがって、開閉弁43A,43B,43Cを適宜に開閉動させることで、通常水Bを、撥水コート剤アーチ15やワックスアーチ17や第3洗浄水アーチ24に供給し得る。
【0053】
これにより、洗車に使用した排水aをリサイクル処理することで得た再利用水Aを洗浄水アーチ12,14と洗剤アーチ13とに供給するとともに、洗車に初めて使用する通常水Bを撥水コート剤アーチ15とワックスアーチ17と第3洗浄水アーチ24とに供給した形態での洗車を行える。すなわち、再利用水Aを使用することで経済的であり、しかも通常水Bを使用することで撥水コート剤Dやワックス液Eの所期効用を低下させず、さらに第3洗浄水アーチ24からの通常水Bにより仕上げし得る洗車を行える。
[固定式の第2洗車形態]
図8に示すように、開閉弁47を開動して連絡路46を連通させた状態で、第1ポンプ39を運転させるとともに第2ポンプ44を運転停止させる。これにより、第1貯水手段32内の再利用水Aを、再利用水供給路35の主再利用水供給路部分36を介して、副再利用水供給路部分37A〜37C群に供給し得るとともに、連絡路46、ならびに通常水供給路40の主通常水供給路部分41を介して副通常水供給路部分42A〜42C群に供給し得る。
【0054】
したがって、開閉弁38A〜38Cを適宜に開閉動させることで、再利用水Aを洗浄水アーチ12,14や洗剤アーチ13に供給し得、また開閉弁43A〜43Cを適宜に開閉動させることで、再利用水Aを、主通常水供給路部分41や副通常水供給路部分42A,42Bを使用して、撥水コート剤アーチ15やワックスアーチ17や第3洗浄水アーチ24に供給し得る。
【0055】
これにより、洗車に使用した排水aをリサイクル処理することで得た再利用水Aを、洗浄水アーチ12,14,24と洗剤アーチ13と撥水コート剤アーチ15とワックスアーチ17とに、すなわち全てのアーチ12〜15,17,24に供給した形態での洗車を行える。このように、全てに再利用水Aを使用することで、より経済性を向上した洗車を行え、このとき、撥水コート剤Dやワックス液Eの所期効用をさほど低下させない状況下で行われる。
【0056】
以上のようにして、経済的な洗車を行える洗車設備において、各回の洗車における終了前の最後の一定時間(たとえば、数秒間)、洗車台数が何台かが行われた後に1回、洗車終了後で次の洗車までに間隔が空いたとき、各日における一定時間(たとえば2時間)の経過後、各日の最終洗車後、などのうち、少なくとも1つに機器洗浄を行うように設定している。
【0057】
すなわち図9に示すように、開閉弁47を開動して連絡路46を連通させた状態で、第2ポンプ44を運転させるとともに第1ポンプ39を運転停止させる。これにより、第2貯水手段33内の通常水Bを、通常水供給路40の主通常水供給路部分41を介して、副通常水供給路部分42A〜42C群に供給し得る。さらに、主通常水供給路部分41を流れる通常水Bを、連絡路46を介して再利用水供給路35の主再利用水供給路部分36に流入させ、以て副再利用水供給路部分37A〜37C群に供給し得る。
【0058】
したがって、開閉弁38A〜38C、43A〜43Cを開動させることで、通常水Bを、洗浄水アーチ12,14,24と洗剤アーチ13と撥水コート剤アーチ15とワックスアーチ17とに、すなわち全てのアーチ12〜15,17,24に供給した状態での機器洗浄を行える。
【0059】
これにより、再利用水供給路35や通常水供給路40や連絡路46など、洗車機に内蔵の配管群に通常水Bを供給し得るとともに、全てのアーチ12〜15,17,24に通常水Bを供給し得、以て配管やアーチ12〜15,17,24、土間などの内部に付着した洗剤Cやワックス液Eなどの汚れを洗い流し得る。さらに第1貯水タンク32の汚れを減少し得るとともに、開閉弁開閉弁38A〜38C、43A〜43C群の詰まりを減少し得る。またコンベヤ手段3の傷みや錆の発生を減少し得る。
【0060】
このように、全てのアーチ12〜15,17,24に通常水Bを供給した状態で機器洗浄を行う際に、抗菌剤供給手段60側の開閉弁62を開動させることで、主再利用水供給路部分36や主通常水供給路部分41を流れる通常水Bに対して、抗菌剤供給路61を介して抗菌剤Fを添加し得る。このように抗菌剤Fが添加された通常水Bを利用することにより、洗車機内面などに抗菌被膜を形成し得、以て持続性のある殺菌、消毒、滅菌、除菌、防カビなどを行えるとともに、再利用水Aなどに含まれる微量のコケやカビや微生物などの発生成分を除去し得る。
【0061】
なお、次亜塩素酸などの抗菌剤Fを添加した通常水Bにより洗浄を行った後に、抗菌剤Fを添加しない通常水Bのみにより洗浄を行うことで、たとえば塩素による錆の発生を防止し得る。
【0062】
そして前述したように、全てのアーチ12〜15,17,24に通常水Bを供給した状態で機器洗浄を行う際に、洗車用の各ブラシを駆動回転させる。これにより、通常水Bによってブラシ群を好適に洗浄し得るとともに、駆動回転するブラシ群によって飛散する通常水Bにより洗車機本体内を好適に洗浄し得る。
【0063】
以上のような機器洗浄は、前述した設定に基づいて、洗車中または洗車後に自動的に行うことができる。また、洗浄スイッチを押すことにより手動でスタートすることができる。さらに、洗浄時間やサイクルタイムも任意に設定することができる。そして、蒸発や飛散などにより減少した再利用水Aは、通常水Bの好適な供給(使用)によって安定的に補給し得る。
【0064】
上記した実施の形態では、洗車に初めて使用する通常水Bをコーティング剤アーチに供給する(図5,図9参照)ことで洗車を行うか、再利用水Aをコーティング剤アーチに供給する(図4,図8参照)ことで洗車を行っているが、これは、1回の洗車中に、通常水Bと再利用水Aとを交互(前後)にコーティング剤アーチに供給してもよい。
【0065】
上記した実施の形態では、通常水Bを供給して機器洗浄を行うに際し、通常水Bに抗菌剤Fが添加されているが、これは、抗菌剤Fが添加されない機器洗浄であってもよい。
【0066】
上記した実施の形態では、通常水Bを供給して機器洗浄を行うに際し、洗車用のブラシ21〜23が駆動回転されているが、これは、ブラシ21〜23が駆動回転されない機器洗浄であってもよい。
【0067】
上記した実施の形態で述べた洗車機において、各種のアーチやノズルの配置順序や数は一例であって、これらの配置順序や数が任意に変更された洗車機であってもよい。
【0068】
【発明の効果】
上記した本発明の請求項1によると、再利用水を使用することで経済的であり、しかも通常水を使用することでコーティング剤の所期効用を低下させない洗車を行うことができ、また、全てに再利用水を使用することで、より経済性を向上した洗車を行うことができる。そして機器洗浄は、再利用水供給路や通常水供給路など洗車機に内蔵の配管群や、全てのアーチに通常水を供給して行うことができ、以て配管やアーチや土間などの内部に付着した洗剤やコーティング剤などの汚れを洗い流して、汚れ難くできるとともに、再利用水などに含まれる微量のコケやカビや微生物などの発生成分を除去して、これらの発生を防ぐことができる。
【0069】
また上記した本発明の請求項2によると、機器洗浄は、設定に基づいて、洗車中または洗車後に自動的に行うことができ、また、たとえば洗浄スイッチを押すことにより手動でスタートすることができ、さらに、洗浄時間やサイクルタイムも任意に設定することができる。
【0070】
そして上記した本発明の請求項3によると、抗菌剤を添加した通常水を利用することにより、洗車機内面などに抗菌被膜を形成でき、以て持続性のある殺菌、消毒、滅菌、除菌、防カビなどを行うことができるとともに、再利用水などに含まれる微量のコケやカビや微生物などの発生を積極的に防ぐことができる。
【0071】
さらに上記した本発明の請求項4によると、通常水によってブラシ群を好適に洗浄できるとともに、駆動回転するブラシ群によって飛散した通常水により洗車機本体内を好適に洗浄できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、移動式の洗車機を使用した洗車設備における全体の配置、配管を示す説明図である。
【図2】同移動式の洗車機の側面図である。
【図3】同移動式の洗車機を使用した洗車設備における第1洗車形態の説明図である。
【図4】同移動式の洗車機を使用した洗車設備における第2洗車形態の説明図である。
【図5】同移動式の洗車機を使用した洗車設備における機器洗浄時の説明図である。
【図6】本発明の別の実施の形態を示し、固定式の洗車機を使用した洗車設備における全体の配置、配管を示す説明図である。
【図7】同固定式の洗車機を使用した洗車設備における第1洗車形態の説明図である。
【図8】同固定式の洗車機を使用した洗車設備における第2洗車形態の説明図である。
【図9】同固定式の洗車機を使用した洗車設備における機器洗浄時の説明図である。
【符号の説明】
1 レール
3 コンベヤ手段
5 被洗浄車両
10 洗車機本体
12 第1洗浄水アーチ
13 第1洗剤アーチ
14 第2洗浄水アーチ
15 撥水コート剤アーチ(コーティング剤アーチ)
16 第2洗剤アーチ
17 ワックスアーチ(コーティング剤アーチ)
21 サイドブラシ
22 ロッカーブラシ
23 トップブラシ
24 第3洗浄水アーチ
30 油水分離層
31 リサイクル装置
32 第1貯水手段
33 第2貯水手段
35 再利用水供給路
38A 開閉弁
38B 開閉弁
38C 開閉弁
38D 開閉弁
39 第1ポンプ
40 通常水供給路
43A 開閉弁
43B 開閉弁
43C 開閉弁
44 第2ポンプ
46 連絡路
47 開閉弁
50 洗剤供給手段
51 洗剤供給路
52 開閉弁
53 撥水コート剤供給手段
54 撥水コート剤供給路
55 開閉弁
56 ワックス供給手段
57 ワックス供給路
58 開閉弁
60 抗菌剤供給手段
61 抗菌剤供給路
62 開閉弁
a 排水
A 再利用水
B 通常水
C 洗剤
D 撥水コート剤
E ワックス液
F 抗菌剤

Claims (4)

  1. 洗車に使用した排水をリサイクル処理することで得た再利用水を洗浄水アーチと洗剤アーチとに供給するとともに、洗車に初めて使用する通常水か前記再利用水のいずれかをコーティング剤アーチに供給することで洗車を行い、機器洗浄時には、全てのアーチに通常水を供給することを特徴とする洗車方法。
  2. 機器洗浄時が、各回の洗車の終了前、一定時間の経過後、各日の最終洗車後のうち、少なくとも1つに設定されていることを特徴とする請求項1記載の洗車方法。
  3. 通常水を供給して機器洗浄を行うに際し、通常水に抗菌剤が添加されることを特徴とする請求項1または2記載の洗車方法。
  4. 通常水を供給して機器洗浄を行うに際し、洗車用ブラシが駆動回転されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の洗車方法。
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