JP2003320926A - 洗車方法および洗車設備 - Google Patents

洗車方法および洗車設備

Info

Publication number
JP2003320926A
JP2003320926A JP2002130235A JP2002130235A JP2003320926A JP 2003320926 A JP2003320926 A JP 2003320926A JP 2002130235 A JP2002130235 A JP 2002130235A JP 2002130235 A JP2002130235 A JP 2002130235A JP 2003320926 A JP2003320926 A JP 2003320926A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
arch
car
wash
car washing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002130235A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3912173B2 (ja
Inventor
Yoshiki Kinoshita
義樹 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP2002130235A priority Critical patent/JP3912173B2/ja
Publication of JP2003320926A publication Critical patent/JP2003320926A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3912173B2 publication Critical patent/JP3912173B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗車機の排水を処理した再利用水を用いる洗
車でありながら、洗車機の配管、ブラシ、洗車機内、土
間などを汚れ難くでき、コケやカビや微生物などの発生
を防いだ洗車方法を提供する。 【解決手段】 洗車に使用した排水aをリサイクル処理
することで得た再利用水Aを洗浄水アーチ12,14と
洗剤アーチ13,16に供給し、洗車に初めて使用する
通常水Bか再利用水Aのいずれかをコーティング剤アー
チ15,17に供給することで洗車を行う。機器洗浄時
に、全てのアーチ12〜17に通常水Bを供給する。再
利用水を使用することで経済性を向上した洗車を行え
る。通常水を供給しての機器洗浄により、配管やアーチ
や土間などの内部に付着した洗剤やコーティング剤など
の汚れを洗い流して、汚れ難くでき、再利用水などに含
まれる微量のコケやカビや微生物などの発生成分を除去
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば給油所に
設置される洗車機、すなわち被洗浄車両に対して洗車機
本体を往復移動させる移動式の洗車機や、洗車機本体に
対して被洗浄車両を移動させる固定式の洗車機などによ
る洗車方法および洗車設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗車方法としては、たと
えば特開平11−165184号公報に見られる構成が
提供されている。すなわち、洗車機排水を、油水分離
槽、生物濾過槽、処理水槽の順に移流することで処理
し、この処理してなるリサイクル水を給水槽に貯留して
いる。そしてリサイクル水を、洗車機の使用に伴って給
水している。その際に、窒素やリンを含有する浄化水
が、浄化施設から生物濾過槽に栄養源として加えられ、
また給水槽に上水を補給することで、リサイクル水の不
足に対応している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した洗車
機排水のリサイクル水を用いた洗車においては、このリ
サイクル水、またはリサイクル水に上水を補給して希釈
した水により全洗車工程が行われるため、上水のみの洗
車に比べて、リサイクル水の中に含まれる残留物により
洗車機の配管、ブラシ、洗車機内、土間などが汚れやす
く、またリサイクル水の残留物によりコケやカビや微生
物などが発生し、以て洗車機内の汚れや悪臭(特に夏
場)が発生しやすいなどの問題がある。
【0004】そこで本発明の請求項1記載の発明は、洗
車機の排水を処理した再利用水を用いる洗車でありなが
ら、洗車機の配管、ブラシ、洗車機内、土間などを汚れ
難くし得、さらにコケやカビや微生物などの発生を防ぎ
得る洗車方法を提供することを目的としたものである。
【0005】また請求項5記載の発明は、請求項1の洗
車方法を容易に実施し得る洗車設備を提供することを目
的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の洗車方法は、洗
車に使用した排水をリサイクル処理することで得た再利
用水を洗浄水アーチと洗剤アーチとに供給するととも
に、洗車に初めて使用する通常水か前記再利用水のいず
れかをコーティング剤アーチに供給することで洗車を行
い、機器洗浄時には、全てのアーチに通常水を供給する
ことを特徴としたものである。
【0007】したがって請求項1の発明によると、再利
用水を使用することで経済的であり、しかも通常水を使
用することでコーティング剤の所期効用を低下させない
洗車を行える。また、全てに再利用水を使用すること
で、より経済性を向上した洗車を行える。そして機器洗
浄は、再利用水供給路や通常水供給路など洗車機に内蔵
の配管群や、全てのアーチに通常水を供給して行え、以
て配管やアーチや土間などの内部に付着した洗剤やコー
ティング剤などの汚れを洗い流し得るとともに、再利用
水などに含まれる微量のコケやカビや微生物などの発生
成分を除去し得る。
【0008】また本発明の請求項2記載の洗車方法は、
上記した請求項1記載の構成において、機器洗浄時が、
各回の洗車の終了前、一定時間の経過後、各日の最終洗
車後のうち、少なくとも1つに設定されていることを特
徴としたものである。
【0009】したがって請求項2の発明によると、機器
洗浄は、設定に基づいて、洗車中または洗車後に自動的
に行え、また、たとえば洗浄スイッチを押すことにより
手動でスタートし得、さらに洗浄時間やサイクルタイム
も任意に設定し得る。
【0010】そして本発明の請求項3記載の洗車方法
は、上記した請求項1または2記載の構成において、通
常水を供給して機器洗浄を行うに際し、通常水に抗菌剤
が添加されることを特徴としたものである。
【0011】したがって請求項3の発明によると、抗菌
剤を添加した通常水を利用することにより、洗車機内面
などに抗菌被膜を形成し得、以て持続性のある殺菌、消
毒、滅菌、除菌、防カビなどを行える。
【0012】さらに本発明の請求項4記載の洗車方法
は、上記した請求項1〜3のいずれかに記載の構成にお
いて、通常水を供給して機器洗浄を行うに際し、洗車用
ブラシが駆動回転されることを特徴としたものである。
【0013】したがって請求項4の発明によると、通常
水によってブラシ群を好適に洗浄し得るとともに、駆動
回転するブラシ群によって飛散する通常水により洗車機
本体内を好適に洗浄し得る。
【0014】しかも本発明の請求項5記載の洗車設備
は、洗車に使用した排水をリサイクル処理することで得
た再利用水の第1貯水手段と、洗車に初めて使用する通
常水の第2貯水手段とが設けられ、洗車機本体側には、
洗浄水アーチと洗剤アーチとコーティング剤アーチが設
けられ、洗浄水アーチと洗剤アーチには第1貯水手段か
らの再利用水供給路が接続され、コーティング剤アーチ
には第2貯水手段からの通常水供給路が接続され、再利
用水供給路と通常水供給路との間が、開閉弁を有する連
絡路を介して接続されていることを特徴としたものであ
る。
【0015】したがって請求項5の発明によると、開閉
弁を開閉操作して連絡路を連通、遮断することで、第1
貯水手段に貯留している再利用水を洗浄水アーチと洗剤
アーチとに供給するとともに、通常水か再利用水のいず
れかをコーティング剤アーチに供給して洗車を行え、ま
た、全てのアーチに通常水を供給して機器洗浄を行え
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
移動式の洗車機に採用した状態として図1〜図5に基づ
いて説明する。
【0017】図1、図2において、門形の洗車機本体1
0は複数個の車輪11を介してレール1上に載置されて
おり、走行駆動装置(図示せず。)の作動により一定経
路上で往復走行される。洗車機本体10には、第1洗浄
水アーチ12と、第1洗剤アーチ13と、第2洗浄水ア
ーチ14と、撥水コート剤アーチ(コーティング剤アー
チの一例)15と、第2洗剤アーチ16と、ワックスア
ーチ(コーティング剤アーチの一例)17とが、この順
で配設されている。
【0018】そして第1洗浄水アーチ12の近くに、被
洗浄車両5の乾燥手段として、トップノズル18、左右
一対のサイドノズル19、ならびに両ノズル18,19
に同時に連通して風を供給する左右一対のブロワ装置2
0が設けられている。さらに洗車機本体10には、被洗
浄車両5をブラッシングする手段として、サイドブラシ
21やロッカーブラシ22やトップブラシ23が配設さ
れている。
【0019】また洗車機本体10の正面上端には、被洗
浄車両5の車高を検出するソニックセンサからなる車高
センサ25が設けられ、洗車機本体10の下端には、洗
車機本体10がホームポジション(走行開始位置)にあ
ることを検知する第1リミットスイッチ26と、洗車機
本体10がエンドポジション(走行終了位置)にあるこ
とを検知する第2リミットスイッチ27とが設けられて
いる。さらに洗車機本体10の正面側部には、起動、停
止指令や洗車モードなどを入力する操作スイッチなどが
配列された操作パネル28が設けられている。
【0020】上記構成の洗車機を備えた洗車設備は、洗
車に使用した排水aをリサイクル処理することで再利用
水Aを得るように構成されている。すなわち、洗車に使
用した排水aは、まず油水分離層30に回収され、ここ
で油水分離されたのち、水がリサイクル装置31に移さ
れる。そしてリサイクル装置31においてリサイクル処
理することで得られた再利用水Aが第1貯水手段(第1
貯水槽)32に移される。
【0021】なお、第1貯水手段32とは別個に、洗車
に初めて使用する通常水Bの第2貯水手段(第2貯水
槽)33が設けられている。ここで通常水Bとは、水道
水、雨水、地下水,純水,電気や物理処理された水など
で、洗車に使用されたことのない水のことである。
【0022】再利用水供給路(配管)35は、主再利用
水供給路部分36と、この主再利用水供給路部分36か
ら分岐された4本(複数本)の副再利用水供給路部分3
7A,37B,37C,37Dとからなる。そして主再
利用水供給路部分36の始端部分は、第1貯水手段32
内に位置された第1ポンプ39に接続されている。ま
た、分岐された副再利用水供給路部分37A〜37Dに
は、それぞれ電磁式の開閉弁38A,38B,38C,
38Dが介在され、そして終端は、洗浄水アーチ12,
14または洗剤アーチ13,16に接続されている。
【0023】通常水供給路(配管)40は、主通常水供
給路部分41と、この主通常水供給路部分41から分岐
された2本(複数本)の副通常水供給路部分42A,4
2Bとからなる。そして主通常水供給路部分41の始端
部分は、第2貯水手段33内に位置された第2ポンプ4
4に接続されている。また、分岐された副通常水供給路
部分42A,42Bには、それぞれ電磁式の開閉弁43
A,43Bが介在され、そして終端は、撥水コート剤ア
ーチ15またはワックスアーチ17に接続されている。
【0024】前記再利用水供給路35における主再利用
水供給路部分36と、前記通常水供給路40における主
通常水供給路部分41との間が、連絡路(配管)46を
介して接続されている。そして連絡路46には、電磁式
の開閉弁47が介在されている。
【0025】洗剤供給手段50からの洗剤供給路(配
管)51は、前記洗剤アーチ13,16への副再利用水
供給路部分37B,37Dに接続されている。そして洗
剤供給路51には、電磁式の開閉弁52が介在されてい
る。また、撥水コート剤供給手段53からの撥水コート
剤供給路(配管)54は、前記撥水コート剤アーチ15
への副通常水供給路部分42Aに接続されている。そし
て撥水コート剤供給路54には、電磁式の開閉弁55が
介在されている。
【0026】さらに、ワックス供給手段56からのワッ
クス供給路(配管)57は、前記ワックスアーチ17へ
の副通常水供給路部分42Bに接続されている。そして
ワックス供給路57には、電磁式の開閉弁58が介在さ
れている。また、抗菌剤供給手段60からの抗菌剤供給
路(配管)61は、前記再利用水供給路35における主
再利用水供給路部分36と、前記通常水供給路40にお
ける主通常水供給路部分41とに接続されている。そし
て抗菌剤供給路61には、電磁式の開閉弁62が介在さ
れている。
【0027】なお、洗剤供給手段50から洗剤Cが供給
されるとともに、撥水コート剤供給手段53からは撥水
コート剤Dが供給され、そしてワックス供給手段56か
らワックス液Eが供給されるように構成されている。ま
た、抗菌剤供給手段60から供給される抗菌剤Fとして
は、殺菌、消毒、滅菌、除菌、防カビなどができる液
剤、すなわち金属化合物、無機化合物系、脂肪族化合物
系、芳香族化合物のうち、少なくとも1つが採用され
る。
【0028】そして金属化合物としては、たとえば銀、
胴、亜鉛、スズ、鉛、ビスマス、カドミウム、クロム、
水銀などのうちの1種が採用され、その際にイオンの状
態での採用であってもよい。
【0029】また無機化合物系としては、たとえば二酸
化塩素、ヨード、次亜鉛素酸ナトリウム、オゾン、亜鉛
素酸ナトリウム、塩素ガス、過マンガン酸カリウム、過
酢酸、さらし粉、過酸化水素などのうちの1種、または
複数種の組み合わせ配合物が採用される。
【0030】そして脂肪族化合物系としては、たとえば
一価アルコールとしてのエタノール、n−プロパノー
ル、イソプロパノールなど、飽和アルデヒドとしてのホ
ルムアルデヒド、グルタルアルデヒド(1,5−ペンタ
ンジアール)など、不飽和エーテルとしてのエチレンオ
キシド、プロピレンオキシドなど、アミノ酸誘導体とし
てのドデシル(アミノエチル)グリシン塩酸塩、テトラ
デシルジ(アミノエチル)グリシン塩酸塩、ジ(オクチ
ルアミノエチル)グリシン塩酸塩、ラウリルジ(アミノ
エチル)グリシンナトリウムなど、シアヌール酸誘導体
としての塩素化シアヌール酸、塩素化イソシアヌール酸
ナトリウムなど、グアニジン誘導体としてのポリヘキサ
メチレンビグアニジン塩酸塩、ドデシルグアニジン塩酸
塩などのうちの1種、または複数種の組み合わせ配合物
が採用される。
【0031】さらに芳香族化合物としては、たとえば一
価フェノール誘導体としてのフェノール、クレゾール、
p−クロル−m−クレゾール、0−フェニルフェノー
ル、0−フェニルフェノールナトリウム、ヘキサクロル
フェンなど、芳香族アルコールとしてのベンジルアルコ
ールなど、スルホン酸誘導体としてのN−クロル−p−
トルエンスルホンアミドナトリウム(クロラミンT)な
ど、アンモニウム塩誘導体としての塩化ベンザルコニウ
ム、塩化ベンゼトニウムなど、グアニジン誘導体として
の塩酸クロヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジンな
どのうちの1種、または複数種の組み合わせ配合物が採
用される。
【0032】なお、配合量については、使用時の希釈倍
率、使用条件によって異なり、それぞれの殺菌・抗菌・
防カビ剤の有効濃度となるように配合される。以下に、
上記した実施の形態における洗車作用を説明する。
【0033】洗車を行うに際して、まず被洗浄車両5を
停止させた状態で運転者または作業者が操作パネル28
を操作し、以て希望する一つの洗車コース(洗浄条件)
が設定される。この状態で洗車スタートスイッチをオン
操作することで、洗車機本体10を往復走行させなが
ら、回転により拡がった各ブラシ21,22,23の接
近離間動、洗浄水アーチ12,14を介しての洗浄水の
供給、洗剤アーチ13,16を介しての洗剤Cの供給、
撥水コート剤アーチ15を介しての撥水コート剤Dの供
給、ワックスアーチ17を介してのワックス液Eの供
給、ならびに両ノズル18,19からの風の吹き付け、
などを適宜に組合せて作動させ、以て被洗浄車両5に対
する所期の基本的な洗車工程と乾燥工程とが行えること
になる。
【0034】このような洗車工程を遂行する際に、車高
センサ25や適宜の検出手段により車高や車長などが検
出され、制御装置などを介して、前述した各作動部が好
適に作動される。
【0035】このようにして所期の洗車を行えるのであ
り、その際に洗車に使用した排水aを、床側の排水溝を
介して油水分離層30に回収して油水分離する。そし
て、油水分離した水をリサイクル装置31に移してリサ
イクル処理し、以て再利用水Aとして第1貯水手段32
に貯留している。なお、第2貯水手段33には通常水B
を貯留している。このように、第1貯水手段32に再利
用水Aを貯留し、第2貯水手段33に通常水Bを貯留し
た状態で、2つの洗車形態が設定される。 [移動式の第1洗車形態]図3に示すように、開閉弁4
7を閉動して連絡路46を遮断するとともに、両ポンプ
39,44を運転させる。これにより、第1貯水手段3
2内の再利用水Aを、再利用水供給路35の主再利用水
供給路部分36を介して、副再利用水供給路部分37A
〜37D群に供給し得る。したがって、開閉弁38A〜
38Dを適宜に開閉動させることで、再利用水Aを洗浄
水アーチ12,14や洗剤アーチ13,16に供給し得
る。
【0036】また、第2貯水手段33内の通常水Bを、
通常水供給路40の主通常水供給路部分41を介して、
副通常水供給路部分42A,42B群に供給し得る。し
たがって、開閉弁43A,43Bを適宜に開閉動させる
ことで、通常水Bを撥水コート剤アーチ15またはワッ
クスアーチ17に供給し得る。
【0037】これにより、洗車に使用した排水aをリサ
イクル処理することで得た再利用水Aを洗浄水アーチ1
2,14と洗剤アーチ13,16とに供給するととも
に、洗車に初めて使用する通常水Bを撥水コート剤アー
チ15とワックスアーチ17とに供給した形態での洗車
を行える。すなわち、再利用水Aを使用することで経済
的であり、しかも通常水Bを使用することで撥水コート
剤Dやワックス液Eの所期効用を低下させない洗車を行
える。 [移動式の第2洗車形態]図4に示すように、開閉弁4
7を開動して連絡路46を連通させた状態で、第1ポン
プ39を運転させるとともに第2ポンプ44を運転停止
させる。これにより、第1貯水手段32内の再利用水A
を、再利用水供給路35の主再利用水供給路部分36を
介して、副再利用水供給路部分37A〜37D群に供給
し得るとともに、連絡路46、ならびに通常水供給路4
0の主通常水供給路部分41を介して副通常水供給路部
分42A,42B群に供給し得る。
【0038】したがって、開閉弁38A〜38Dを適宜
に開閉動させることで、再利用水Aを洗浄水アーチ1
2,14や洗剤アーチ13,16に供給し得、また開閉
弁43A,43Bを適宜に開閉動させることで、再利用
水Aを、主通常水供給路部分41や副通常水供給路部分
42A,42Bを使用して撥水コート剤アーチ15また
はワックスアーチ17に供給し得る。
【0039】これにより、洗車に使用した排水aをリサ
イクル処理することで得た再利用水Aを、洗浄水アーチ
12,14と洗剤アーチ13,16と撥水コート剤アー
チ15とワックスアーチ17とに、すなわち全てのアー
チ12〜17に供給した形態での洗車を行える。このよ
うに、全てに再利用水Aを使用することで、より経済性
を向上した洗車を行え、このとき、撥水コート剤Dやワ
ックス液Eの所期効用をさほど低下させない状況下で行
われる。
【0040】以上のようにして、経済的な洗車を行える
洗車設備において、各回の洗車における終了前の最後の
一定時間(たとえば、数秒間)、洗車台数が何台か行わ
れた後に1回、洗車終了後で次の洗車までに間隔が空い
たとき、各日における一定時間(たとえば2時間)の経
過後、各日の最終洗車後、などのうち、少なくとも1つ
に機器洗浄を行うように設定している。
【0041】すなわち図5に示すように、開閉弁47を
開動して連絡路46を連通させた状態で、第2ポンプ4
4を運転させるとともに第1ポンプ39を運転停止させ
る。これにより、第2貯水手段33内の通常水Bを、通
常水供給路40の主通常水供給路部分41を介して、副
通常水供給路部分42A,42B群に供給し得る。さら
に、主通常水供給路部分41を流れる通常水Bを、連絡
路46を介して再利用水供給路35の主再利用水供給路
部分36に流入させ、以て副再利用水供給路部分37A
〜37D群に供給し得る。
【0042】したがって、開閉弁38A〜38D、43
A、43Bを開動させることで、通常水Bを、洗浄水ア
ーチ12,14と洗剤アーチ13,16と撥水コート剤
アーチ15とワックスアーチ17とに、すなわち全ての
アーチ12〜17に供給した状態での機器洗浄を行え
る。
【0043】これにより、再利用水供給路35や通常水
供給路40や連絡路46など、洗車機に内蔵の配管群に
通常水Bを供給し得るとともに、全てのアーチ12〜1
7に通常水Bを供給し得、以て配管やアーチ12〜1
7、土間などの内部に付着した洗剤Cやワックス液Eな
どの汚れを洗い流し得る。さらに第1貯水タンク32の
汚れを減少し得るとともに、開閉弁開閉弁38A〜38
D、43A、43B群の詰まりを減少し得る。
【0044】このように、全てのアーチ12〜17に通
常水Bを供給した状態で機器洗浄を行う際に、抗菌剤供
給手段60側の開閉弁62を開動させることで、主再利
用水供給路部分36や主通常水供給路部分41を流れる
通常水Bに対して、抗菌剤供給路61を介して抗菌剤F
を添加し得る。このように抗菌剤Fが添加された通常水
Bを利用することにより、洗車機内面などに抗菌被膜を
形成し得、以て持続性のある殺菌、消毒、滅菌、除菌、
防カビなどを行えるとともに、再利用水Aなどに含まれ
る微量のコケやカビや微生物などの発生成分を除去し得
る。
【0045】なお、次亜塩素酸などの抗菌剤Fを添加し
た通常水Bにより洗浄を行った後に、抗菌剤Fを添加し
ない通常水Bのみにより洗浄を行うことで、たとえば塩
素による錆の発生を防止し得る。
【0046】そして前述したように、全てのアーチ12
〜17に通常水Bを供給した状態で機器洗浄を行う際
に、洗車用の各ブラシ21〜23を駆動回転させる。こ
れにより、通常水Bによってブラシ21〜23を好適に
洗浄し得るとともに、ブラシ21〜23群によって飛散
する通常水Bにより洗車機本体10内を好適に洗浄し得
る。
【0047】以上のような機器洗浄は、前述した設定に
基づいて、洗車中または洗車後に自動的に行うことがで
きる。また、洗浄スイッチを押すことにより手動でスタ
ートすることができる。さらに、洗浄時間やサイクルタ
イムも任意に設定することができる。そして、蒸発や飛
散などにより減少した再利用水Aは、通常水Bの好適な
供給(使用)によって安定的に補給し得る。
【0048】次に、本発明の別の実施の形態を、固定式
の洗車機に採用した状態として図6〜図9に基づいて説
明する。すなわち図6において、固定式の洗車機本体を
貫通してコンベヤ手段5が配設されており、以て被洗浄
車両5はコンベヤ手段5により支持搬送可能に構成され
ている。そして洗車機本体には、第1洗浄水アーチ12
と、第1洗剤アーチ13と、第2洗浄水アーチ14と、
ワックスアーチ(コーティング剤アーチの一例)17
と、撥水コート剤アーチ(コーティング剤アーチの一
例)15と、第3洗浄水アーチ24とがこの順で配設さ
れている。
【0049】通常水供給路(配管)40は、2本の副通
常水供給路部分42A,42Bの終端が、撥水コート剤
アーチ15またはワックスアーチ17に接続される他、
主通常水供給路部分41から、さらに1本の副通常水供
給路部分42Cが分岐され、この副通常水供給路部分4
2Cの終端が第3洗浄水アーチ24に接続されている。
なお、副通常水供給路部分42Cには電磁式の開閉弁4
3Cが介在されている。
【0050】以下に、上記した別の実施の形態における
洗車作用を説明する。洗車を行うに際して、まず運転者
または作業者が操作パネルを操作し、以て希望する一つ
の洗車コース(洗浄条件)が設定される。この状態で洗
車スタートスイッチをオン操作することで、コンベヤ手
段3により被洗浄車両5を搬送しながら、回転により拡
がった各ブラシの接近離間動、洗浄水アーチ12,1
4,24を介しての洗浄水の供給、洗剤アーチ13を介
しての洗剤Cの供給、ワックスアーチ17を介してのワ
ックス液Eの供給、撥水コート剤アーチ15を介しての
撥水コート剤Dの供給、ならびにノズル群からの風の吹
き付け、などを適宜に組合せて作動させ、以て被洗浄車
両5に対する所期の基本的な洗車工程と乾燥工程とが行
えることになる。
【0051】このようにして所期の洗車を行えるのであ
り、その際に洗車に使用した排水aを、油水分離層30
に回収して油水分離し、そして、油水分離した水をリサ
イクル装置31に移してリサイクル処理し、以て再利用
水Aとして第1貯水手段32に貯留している。なお、第
2貯水手段33には通常水Bを貯留している。このよう
に、第1貯水手段32に再利用水Aを貯留し、第2貯水
手段33に通常水Bを貯留した状態で、2つの洗車形態
が設定される。 [固定式の第1洗車形態]図7に示すように、開閉弁4
7を閉動して連絡路46を遮断するとともに、両ポンプ
39,44を運転させる。これにより、第1貯水手段3
2内の再利用水Aを、再利用水供給路35の主再利用水
供給路部分36を介して、副再利用水供給路部分37A
〜37C群に供給し得る。したがって、開閉弁38A〜
38Cを適宜に開閉動させることで、再利用水Aを洗浄
水アーチ12,14や洗剤アーチ13に供給し得る。
【0052】また、第2貯水手段33内の通常水Bを、
通常水供給路40の主通常水供給路部分41を介して、
副通常水供給路部分42A,42B,42C群に供給し
得る。したがって、開閉弁43A,43B,43Cを適
宜に開閉動させることで、通常水Bを、撥水コート剤ア
ーチ15やワックスアーチ17や第3洗浄水アーチ24
に供給し得る。
【0053】これにより、洗車に使用した排水aをリサ
イクル処理することで得た再利用水Aを洗浄水アーチ1
2,14と洗剤アーチ13とに供給するとともに、洗車
に初めて使用する通常水Bを撥水コート剤アーチ15と
ワックスアーチ17と第3洗浄水アーチ24とに供給し
た形態での洗車を行える。すなわち、再利用水Aを使用
することで経済的であり、しかも通常水Bを使用するこ
とで撥水コート剤Dやワックス液Eの所期効用を低下さ
せず、さらに第3洗浄水アーチ24からの通常水Bによ
り仕上げし得る洗車を行える。 [固定式の第2洗車形態]図8に示すように、開閉弁4
7を開動して連絡路46を連通させた状態で、第1ポン
プ39を運転させるとともに第2ポンプ44を運転停止
させる。これにより、第1貯水手段32内の再利用水A
を、再利用水供給路35の主再利用水供給路部分36を
介して、副再利用水供給路部分37A〜37C群に供給
し得るとともに、連絡路46、ならびに通常水供給路4
0の主通常水供給路部分41を介して副通常水供給路部
分42A〜42C群に供給し得る。
【0054】したがって、開閉弁38A〜38Cを適宜
に開閉動させることで、再利用水Aを洗浄水アーチ1
2,14や洗剤アーチ13に供給し得、また開閉弁43
A〜43Cを適宜に開閉動させることで、再利用水A
を、主通常水供給路部分41や副通常水供給路部分42
A,42Bを使用して、撥水コート剤アーチ15やワッ
クスアーチ17や第3洗浄水アーチ24に供給し得る。
【0055】これにより、洗車に使用した排水aをリサ
イクル処理することで得た再利用水Aを、洗浄水アーチ
12,14,24と洗剤アーチ13と撥水コート剤アー
チ15とワックスアーチ17とに、すなわち全てのアー
チ12〜15,17,24に供給した形態での洗車を行
える。このように、全てに再利用水Aを使用すること
で、より経済性を向上した洗車を行え、このとき、撥水
コート剤Dやワックス液Eの所期効用をさほど低下させ
ない状況下で行われる。
【0056】以上のようにして、経済的な洗車を行える
洗車設備において、各回の洗車における終了前の最後の
一定時間(たとえば、数秒間)、洗車台数が何台かが行
われた後に1回、洗車終了後で次の洗車までに間隔が空
いたとき、各日における一定時間(たとえば2時間)の
経過後、各日の最終洗車後、などのうち、少なくとも1
つに機器洗浄を行うように設定している。
【0057】すなわち図9に示すように、開閉弁47を
開動して連絡路46を連通させた状態で、第2ポンプ4
4を運転させるとともに第1ポンプ39を運転停止させ
る。これにより、第2貯水手段33内の通常水Bを、通
常水供給路40の主通常水供給路部分41を介して、副
通常水供給路部分42A〜42C群に供給し得る。さら
に、主通常水供給路部分41を流れる通常水Bを、連絡
路46を介して再利用水供給路35の主再利用水供給路
部分36に流入させ、以て副再利用水供給路部分37A
〜37C群に供給し得る。
【0058】したがって、開閉弁38A〜38C、43
A〜43Cを開動させることで、通常水Bを、洗浄水ア
ーチ12,14,24と洗剤アーチ13と撥水コート剤
アーチ15とワックスアーチ17とに、すなわち全ての
アーチ12〜15,17,24に供給した状態での機器
洗浄を行える。
【0059】これにより、再利用水供給路35や通常水
供給路40や連絡路46など、洗車機に内蔵の配管群に
通常水Bを供給し得るとともに、全てのアーチ12〜1
5,17,24に通常水Bを供給し得、以て配管やアー
チ12〜15,17,24、土間などの内部に付着した
洗剤Cやワックス液Eなどの汚れを洗い流し得る。さら
に第1貯水タンク32の汚れを減少し得るとともに、開
閉弁開閉弁38A〜38C、43A〜43C群の詰まり
を減少し得る。またコンベヤ手段3の傷みや錆の発生を
減少し得る。
【0060】このように、全てのアーチ12〜15,1
7,24に通常水Bを供給した状態で機器洗浄を行う際
に、抗菌剤供給手段60側の開閉弁62を開動させるこ
とで、主再利用水供給路部分36や主通常水供給路部分
41を流れる通常水Bに対して、抗菌剤供給路61を介
して抗菌剤Fを添加し得る。このように抗菌剤Fが添加
された通常水Bを利用することにより、洗車機内面など
に抗菌被膜を形成し得、以て持続性のある殺菌、消毒、
滅菌、除菌、防カビなどを行えるとともに、再利用水A
などに含まれる微量のコケやカビや微生物などの発生成
分を除去し得る。
【0061】なお、次亜塩素酸などの抗菌剤Fを添加し
た通常水Bにより洗浄を行った後に、抗菌剤Fを添加し
ない通常水Bのみにより洗浄を行うことで、たとえば塩
素による錆の発生を防止し得る。
【0062】そして前述したように、全てのアーチ12
〜15,17,24に通常水Bを供給した状態で機器洗
浄を行う際に、洗車用の各ブラシを駆動回転させる。こ
れにより、通常水Bによってブラシ群を好適に洗浄し得
るとともに、駆動回転するブラシ群によって飛散する通
常水Bにより洗車機本体内を好適に洗浄し得る。
【0063】以上のような機器洗浄は、前述した設定に
基づいて、洗車中または洗車後に自動的に行うことがで
きる。また、洗浄スイッチを押すことにより手動でスタ
ートすることができる。さらに、洗浄時間やサイクルタ
イムも任意に設定することができる。そして、蒸発や飛
散などにより減少した再利用水Aは、通常水Bの好適な
供給(使用)によって安定的に補給し得る。
【0064】上記した実施の形態では、洗車に初めて使
用する通常水Bをコーティング剤アーチに供給する(図
5,図9参照)ことで洗車を行うか、再利用水Aをコー
ティング剤アーチに供給する(図4,図8参照)ことで
洗車を行っているが、これは、1回の洗車中に、通常水
Bと再利用水Aとを交互(前後)にコーティング剤アー
チに供給してもよい。
【0065】上記した実施の形態では、通常水Bを供給
して機器洗浄を行うに際し、通常水Bに抗菌剤Fが添加
されているが、これは、抗菌剤Fが添加されない機器洗
浄であってもよい。
【0066】上記した実施の形態では、通常水Bを供給
して機器洗浄を行うに際し、洗車用のブラシ21〜23
が駆動回転されているが、これは、ブラシ21〜23が
駆動回転されない機器洗浄であってもよい。
【0067】上記した実施の形態で述べた洗車機におい
て、各種のアーチやノズルの配置順序や数は一例であっ
て、これらの配置順序や数が任意に変更された洗車機で
あってもよい。
【0068】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、再
利用水を使用することで経済的であり、しかも通常水を
使用することでコーティング剤の所期効用を低下させな
い洗車を行うことができ、また、全てに再利用水を使用
することで、より経済性を向上した洗車を行うことがで
きる。そして機器洗浄は、再利用水供給路や通常水供給
路など洗車機に内蔵の配管群や、全てのアーチに通常水
を供給して行うことができ、以て配管やアーチや土間な
どの内部に付着した洗剤やコーティング剤などの汚れを
洗い流して、汚れ難くできるとともに、再利用水などに
含まれる微量のコケやカビや微生物などの発生成分を除
去して、これらの発生を防ぐことができる。
【0069】また上記した本発明の請求項2によると、
機器洗浄は、設定に基づいて、洗車中または洗車後に自
動的に行うことができ、また、たとえば洗浄スイッチを
押すことにより手動でスタートすることができ、さら
に、洗浄時間やサイクルタイムも任意に設定することが
できる。
【0070】そして上記した本発明の請求項3による
と、抗菌剤を添加した通常水を利用することにより、洗
車機内面などに抗菌被膜を形成でき、以て持続性のある
殺菌、消毒、滅菌、除菌、防カビなどを行うことができ
るとともに、再利用水などに含まれる微量のコケやカビ
や微生物などの発生を積極的に防ぐことができる。
【0071】さらに上記した本発明の請求項4による
と、通常水によってブラシ群を好適に洗浄できるととも
に、駆動回転するブラシ群によって飛散した通常水によ
り洗車機本体内を好適に洗浄できる。
【0072】しかも上記した本発明の請求項5による
と、開閉弁を開閉操作して連絡路を連通、遮断すること
で、第1貯水手段に貯留している再利用水を洗浄水アー
チと洗剤アーチとに供給できるとともに、通常水か再利
用水のいずれかをコーティング剤アーチに供給して洗車
を行うことができ、また、全てのアーチに通常水を供給
して機器洗浄を行うことができる。これにより、請求項
1の洗車方法を容易に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、移動式の洗
車機を使用した洗車設備における全体の配置、配管を示
す説明図である。
【図2】同移動式の洗車機の側面図である。
【図3】同移動式の洗車機を使用した洗車設備における
第1洗車形態の説明図である。
【図4】同移動式の洗車機を使用した洗車設備における
第2洗車形態の説明図である。
【図5】同移動式の洗車機を使用した洗車設備における
機器洗浄時の説明図である。
【図6】本発明の別の実施の形態を示し、固定式の洗車
機を使用した洗車設備における全体の配置、配管を示す
説明図である。
【図7】同固定式の洗車機を使用した洗車設備における
第1洗車形態の説明図である。
【図8】同固定式の洗車機を使用した洗車設備における
第2洗車形態の説明図である。
【図9】同固定式の洗車機を使用した洗車設備における
機器洗浄時の説明図である。
【符号の説明】
1 レール 3 コンベヤ手段 5 被洗浄車両 10 洗車機本体 12 第1洗浄水アーチ 13 第1洗剤アーチ 14 第2洗浄水アーチ 15 撥水コート剤アーチ(コーティング剤アーチ) 16 第2洗剤アーチ 17 ワックスアーチ(コーティング剤アーチ) 21 サイドブラシ 22 ロッカーブラシ 23 トップブラシ 24 第3洗浄水アーチ 30 油水分離層 31 リサイクル装置 32 第1貯水手段 33 第2貯水手段 35 再利用水供給路 38A 開閉弁 38B 開閉弁 38C 開閉弁 38D 開閉弁 39 第1ポンプ 40 通常水供給路 43A 開閉弁 43B 開閉弁 43C 開閉弁 44 第2ポンプ 46 連絡路 47 開閉弁 50 洗剤供給手段 51 洗剤供給路 52 開閉弁 53 撥水コート剤供給手段 54 撥水コート剤供給路 55 開閉弁 56 ワックス供給手段 57 ワックス供給路 58 開閉弁 60 抗菌剤供給手段 61 抗菌剤供給路 62 開閉弁 a 排水 A 再利用水 B 通常水 C 洗剤 D 撥水コート剤 E ワックス液 F 抗菌剤

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗車に使用した排水をリサイクル処理す
    ることで得た再利用水を洗浄水アーチと洗剤アーチとに
    供給するとともに、洗車に初めて使用する通常水か前記
    再利用水のいずれかをコーティング剤アーチに供給する
    ことで洗車を行い、機器洗浄時には、全てのアーチに通
    常水を供給することを特徴とする洗車方法。
  2. 【請求項2】 機器洗浄時が、各回の洗車の終了前、一
    定時間の経過後、各日の最終洗車後のうち、少なくとも
    1つに設定されていることを特徴とする請求項1記載の
    洗車方法。
  3. 【請求項3】 通常水を供給して機器洗浄を行うに際
    し、通常水に抗菌剤が添加されることを特徴とする請求
    項1または2記載の洗車方法。
  4. 【請求項4】 通常水を供給して機器洗浄を行うに際
    し、洗車用ブラシが駆動回転されることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載の洗車方法。
  5. 【請求項5】 洗車に使用した排水をリサイクル処理す
    ることで得た再利用水の第1貯水手段と、洗車に初めて
    使用する通常水の第2貯水手段とが設けられ、洗車機本
    体側には、洗浄水アーチと洗剤アーチとコーティング剤
    アーチとが設けられ、洗浄水アーチと洗剤アーチには第
    1貯水手段からの再利用水供給路が接続され、コーティ
    ング剤アーチには第2貯水手段からの通常水供給路が接
    続され、再利用水供給路と通常水供給路との間が、開閉
    弁を有する連絡路を介して接続されていることを特徴と
    する洗車設備。
JP2002130235A 2002-05-02 2002-05-02 洗車方法 Expired - Fee Related JP3912173B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002130235A JP3912173B2 (ja) 2002-05-02 2002-05-02 洗車方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002130235A JP3912173B2 (ja) 2002-05-02 2002-05-02 洗車方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003320926A true JP2003320926A (ja) 2003-11-11
JP3912173B2 JP3912173B2 (ja) 2007-05-09

Family

ID=29543368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002130235A Expired - Fee Related JP3912173B2 (ja) 2002-05-02 2002-05-02 洗車方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3912173B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200449759Y1 (ko) * 2009-08-31 2010-08-06 비오티스아시아 주식회사 개량된 살균,탈취기능을 갖는 세륜기
JP2017165241A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 株式会社ダイフク 洗車機及び洗車方法
CN109017695A (zh) * 2018-07-27 2018-12-18 沃尔新(北京)自动设备有限公司 轨道交通机车车辆的洗车机
CN111634260A (zh) * 2019-03-01 2020-09-08 上海弦力清洗设备有限公司 一种无接触洗车机
CN112874486A (zh) * 2021-02-05 2021-06-01 广东韶钢松山股份有限公司 一种使用循环水的基坑洗车机及其使用方法
KR102326932B1 (ko) * 2020-07-14 2021-11-16 주식회사 한성브라보 노브러쉬 세차기를 이용한 살균세차방법
CN116279316A (zh) * 2023-05-18 2023-06-23 广东车海洋环保科技有限公司 一种自助洗车机的智能环境检测、调节方法及系统

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200449759Y1 (ko) * 2009-08-31 2010-08-06 비오티스아시아 주식회사 개량된 살균,탈취기능을 갖는 세륜기
JP2017165241A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 株式会社ダイフク 洗車機及び洗車方法
CN109017695A (zh) * 2018-07-27 2018-12-18 沃尔新(北京)自动设备有限公司 轨道交通机车车辆的洗车机
CN111634260A (zh) * 2019-03-01 2020-09-08 上海弦力清洗设备有限公司 一种无接触洗车机
KR102326932B1 (ko) * 2020-07-14 2021-11-16 주식회사 한성브라보 노브러쉬 세차기를 이용한 살균세차방법
CN112874486A (zh) * 2021-02-05 2021-06-01 广东韶钢松山股份有限公司 一种使用循环水的基坑洗车机及其使用方法
CN116279316A (zh) * 2023-05-18 2023-06-23 广东车海洋环保科技有限公司 一种自助洗车机的智能环境检测、调节方法及系统
CN116279316B (zh) * 2023-05-18 2023-08-01 广东车海洋环保科技有限公司 一种自助洗车机的智能环境检测、调节方法及系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP3912173B2 (ja) 2007-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5265630A (en) Environmentally-friendly battery cleaning system
JP4435761B2 (ja) 床面洗浄装置
KR101638429B1 (ko) 거품 및 염 제거 기능을 갖는 약액세정 탈취장치
US11382994B2 (en) Clean in place ice making system
JP4007751B2 (ja) 洗浄方法及び洗浄装置
KR101608195B1 (ko) 거품 및 염 제거 기능을 갖는 약액세정 탈취장치
BRPI0610174A2 (pt) método para a limpeza de grupos de artigos de vidro
WO2015102534A1 (en) Cart washer
EP0560208A1 (en) Method and apparatus for cleaning metal articles and apparatus for rinsing metal articles
US4852593A (en) Apparatus and method for washing vehicles
CN103303656A (zh) 一种传送带清洗装置
JP3912173B2 (ja) 洗車方法
JP3630013B2 (ja) 手乾燥装置
RU2264312C1 (ru) Способ мойки наружной поверхности пассажирских вагонов и устройство для его реализации
JP4042468B2 (ja) 排水処理装置を備えた洗車設備
JPH0138021B2 (ja)
JPH07284737A (ja) 部品洗浄方法及びその洗浄装置
JP6978884B2 (ja) 浴室洗浄システム及び方法
KR102626887B1 (ko) 모듈화된 워터 이오나이저를 이용한 실내 노면세척기
CA2225118C (en) Biodegradable compound for cleaning, disinfecting and descaling water dispensers and method of use thereof
JPH0687409A (ja) 門形洗車機
JP4429427B2 (ja) 可溶性ガスの除去装置
JPH06106140A (ja) 連続走行材の洗浄方法及び洗浄装置
CN212022587U (zh) 一种物流运输车用清洗装置
JP3568362B2 (ja) 洗車方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061010

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3912173

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100209

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120209

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120209

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130209

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130209

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees