JP3910814B2 - 位置検出装置及びその位置指示器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術】
本発明は、コンピュータに図形や文字を入力するために用いられる位置検出装置及びその位置指示器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の位置検出装置として、特開昭64−53223号公報(先願1)に開示されたものがある。
【0003】
前述した位置検出装置では、位置指示器にコイルとコンデンサからなる共振回路を設け、タブレットと位置指示器との間で電波をやりとりすることにより、その位置指示器による指示位置の座標値を求めるようにしている。これによれば、タブレット内の位置検出方向に並設された複数のループコイルを順次選択して電波を放射するとともに、位置指示器に設けられた共振回路から再放射される電波を受信し、その受信信号強度の分布より指示位置の座標値を求めるようにしていた。
【0004】
この種の位置検出装置では、指示位置の座標値の外に、実際に入力すべき指示位置を特定した状態を表す情報として、例えば線の太さや色相や明度などを連続的に変化させるための情報を座標値とともに入力したいという要求がある。
【0005】
前述した先願1では、共振回路を構成するコイルとして筆圧に応じてインダクタンスが連続的に変化するコイルを用い、該筆圧に応じて共振周波数が連続的に変化するようになし、この共振周波数の連続的な変化を位相角の連続的な変化として検出することにより筆圧を求めるようにしていた。
【0006】
しかしながら、検出しようとする筆圧の範囲に対応した位相角の範囲は、タブレットに対する位置指示器の距離や傾き角度などの要因によって変化するとともに、コイルのインダクタンス自体の経時変化によっても変わり、筆圧を正確に検出することができないという問題があった。
【0007】
また、出願人は、特開平7−225644号公報(先願2)において、筆圧の他に赤、緑、青の3色をそれぞれ連続量として設定することにより、色合いや色の濃さなどを入力することのできるペンについて提案した。即ち、筆圧および3色の量をそれぞれ設定するために4個の可変容量コンデンサを設け、異なる4つのタイミングにそれぞれ、これらの4つの可変容量コンデンサを順次共振回路に接続することにより、これらの4つの連続量を独立して求めることができるようになしていた。
【0008】
この装置では、いずれの可変容量コンデンサも接続しない時の信号位相を予め求めるようにしたため、前述した先願1のようなコイルのインダクタンスが経時変化することによる影響は無くなる。しかしながら、求めようとする連続量の範囲に対応した位相角の範囲は、先願1と同様、タブレットに対するペンの距離や傾き角度などの要因によって変化するため、連続量を正しく求めることができなかった。
【0009】
また、出願人は、特開平5−313439号公報(先願3)において、位置指示器内部において連続量を2進コードに変換してタブレットに返すことにより連続量を検出する位置指示器を提案した。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
この装置によれば、タブレットに対する位置指示器の高さや傾きに影響されることなく連続量を正確に求めることができるが、位置指示器の構成が複雑になるという問題点があった。また、1つの連続量を2進コードで返信するために送受信をそのビット数だけ繰り返さなければならず、サンプリング速度が低下するという問題点があった。
【0011】
本発明は、このような問題点に対して、位置指示器の構成を複雑にすることなく、低コストで操作に応じた連続量を正確に検出することのできる位置検出装置及びその位置指示器を提供することを目的とする。
【0012】
また、本発明は、操作に応じた連続量を速いサンプリング速度で、かつ正確に検出することのできる位置検出装置及びその位置指示器を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明では前記目的を達成するため、少なくともコイルとコンデンサを含む共振回路を備えた位置指示器と、該位置指示器に対して電磁波を送受信することにより該位置指示器による指示位置の座標値を求めるタブレットとからなり、該タブレットから所定のタイミング情報を含む電磁波を発生し、該電磁波を受信した位置指示器の共振回路に生起する誘導電圧より前記所定のタイミング情報を抽出し、該所定のタイミング情報に基づく特定のタイミングに操作に応じて位置指示器の共振回路の共振特性を制御し、該特定のタイミングに位置指示器の共振回路から発生する電磁波の位相または強度を検出する位置検出装置において、次に説明するような構成を有する。
【0014】
即ち、位置指示器には、
所定のタイミング情報に基づく第1の特定のタイミングにおける共振回路の共振特性が、該共振特性の所定の可変範囲内の当該位置指示器に加えられた連続的な操作量に応じた値となるように制御する第1の共振特性制御手段と、
所定のタイミング情報に基づく第2の特定のタイミングにおける共振回路の共振特性が、該共振特性の所定の可変範囲内の最大値となるように制御する第2の共振特性制御手段と、
所定のタイミング情報に基づく第3の特定のタイミングにおける共振回路の共振特性が、該共振特性の所定の可変範囲内の最小値となるように制御する第3の共振特性制御手段とを設ける。
【0015】
また、タブレットには、
前記第1、第2及び第3の特定のタイミングに位置指示器の共振回路から発生する電磁波の位相または強度を、それぞれ第1、第2及び第3の検出値として取得する検出値取得手段と、
前記第2及び第3の検出値の一方を上限とし他方を下限として、前記第1の検出値を前記上限から下限までの間のどのレベルにあるかを比例計算することにより前記連続的な操作量を求める処理手段とを設ける。
【0016】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]
(第1の実施の形態の構成)
図1は本発明による位置指示器の第1の実施の形態の構成を示すものである。
【0017】
図中、11aはコイル、11bはコンデンサであり、これらは一定の周波数f0で共振する共振回路11を構成している。また、12は共振回路11に発生した高周波電圧より電源を抽出するための電源回路である。
【0018】
13は共振回路11に発生する信号(b)から送受信に対応したタイミングを検出するための検波回路であり、該検波回路13の出力端はコンパレータ14に接続され、タブレットでの電波の送受信に対応したクロック信号(c)が抽出される。このクロック信号(c)はシフトレジスタ15のクロック入力端子に接続されている。
【0019】
また、クロック信号(c)は積分回路16に接続され、後述する連続送信期間にのみ電圧を発生するような信号(d)を得る。この信号(d)はシフトレジスタ15のリセット端子に供給されている。また、この信号(d)はインバータ17、微分回路18およびコンパレータ19を介して、連続送信が終了してから次の送信期間が終了する程度までの期間の幅だけハイレベルを出力するような信号(e)を生成する。この信号(e)はシフトレジスタ15のデータ入力端子に接続されている。
【0020】
また、シフトレジスタ15からは3つの出力(Q0〜Q2)が同一時定数の微分回路20,21,22にそれぞれ接続されている。微分回路20,21,22はインバータ23,24,25にそれぞれ接続されている。
【0021】
インバータ25には、感圧導電性ゴムなどにより構成される可変抵抗素子28が接続され、可変抵抗素子28はダイオード31を介して共振回路11に接続されている。
【0022】
可変抵抗素子28は圧力に応じて抵抗値が変化する素子であり、本実施の形態ではこれをペンの圧検出に利用するものとして説明する。ここで、検出しようとする筆圧が0gから500gの範囲であるものとする。また、この範囲の荷重において可変抵抗素子28の抵抗値はRmax〜Rminの範囲で変化するものとする。
【0023】
インバータ24には、可変抵抗素子28が取り得る抵抗の最大値Rmaxと同一値の抵抗27が接続され、この抵抗27はダイオード30を介して共振回路11に接続されている。また、インバータ23には、可変抵抗素子28が取り得る抵抗の最小値Rminと同一値の抵抗26が接続され、この抵抗26はダイオード29を介して共振回路11に接続されている。
【0024】
図2は本発明による位置検出装置のうちの位置指示器を除いた部分、即ちタブレットの第1の実施の形態の構成を示すものである。
【0025】
図中、41はループコイル群でX軸方向およびY軸方向にそれぞれ、X1〜X40及びY1〜Y40として配置されている。これらのループコイルは各ループコイルを選択する選択回路42に接続されている。
【0026】
43は前述した位置指示器の共振周波数f0と同一周波数で発振する発振回路であり、該発振回路43は電流ドライバ44を介して送受切替回路45の送信側(T)に接続されている。この送受切替回路45は選択回路42に接続され、選択されたループコイルからは周波数f0の電波が位置指示器に対して放射される。
【0027】
送受切替回路45の受信側(R)は増幅回路46に接続され、該増幅回路46は検波回路47に接続されている。また、検波回路47はローパスフィルタ48に接続され、ローパスフィルタ48は積分アンプ49に接続され、受信信号を一定時間貯えて保持する。積分アンプ49によって保持された電圧は、AD変換回路50に出力され、AD変換回路50の出力はCPU51に接続されている。
【0028】
CPU51は、制御信号(情報)を選択回路42、送受切替回路45、積分アンプ49、AD変換回路50にそれぞれ送出する。
【0029】
(第1の実施の形態の動作)
次に、前述した図1および図2に基づいて本実施の形態の動作を説明する。
【0030】
本実施の形態ではまず、位置指示器がループコイル群41によって形成される位置検出面上のどの位置に置かれたかをおよそ検出するための全面スキャン動作が従来の装置の場合と同様にして行われる。
【0031】
この全面スキャン動作は、X軸方向およびY軸方向の各40本のループコイルの全てを順次切り替えながら電波を送受し、所定値以上の信号レベルが受信されるかどうかを検出し、さらに信号レベルが最も大きいループコイル(ピークコイル)を抽出する。
【0032】
次に、上記全面スキャン動作によって位置指示器のおよその位置が分かった後の動作について説明する。本実施の形態では位置指示器がループコイルX7およびY5の交点付近に置かれていたものとして動作を説明する。
【0033】
図3は、位置指示器のおよその位置が分かった後の動作における各部の動作波形の概略を示したものである。図3において、a〜jの記号で示されているものは図1および図2において同一記号で示された部分の波形を表している。
【0034】
まず、CPU51は選択回路42に対してループコイルX7(ピークコイル)を選択するとともに送受切替回路45に対して送信側(T)にするような制御信号を加える。そうするとループコイルX7からは周波数f0の電波が放射される。この電波の放射を比較的長い時間(連続送信期間)、例えば1mSの間継続させる。続いて、CPU51は送受切替回路45に対して受信側(R)にするような制御信号を加える。
【0035】
電波の送信が終了してもしばらくの期間は共振回路11には信号が残るため、この信号がタブレットでは信号(i)として検出される。この受信期間は共振回路11の信号が十分減衰するまでの期間(例えば100μS)続けられる。
【0036】
前述した連続送信に続く受信期間が終了すると、可変抵抗素子28に加えられている筆圧を検出するために、比較的短い送信期間(例えば50μS)と受信期間(例えば100μS)とをそれぞれ3回繰り返す。
【0037】
この第1回目の送受信時には、図3に示すようにシフトレジスタ15の端子Q0がハイレベルに立ち上がるため、この立ち上がりエッジから微分回路20の時定数で決まる時間だけ信号fはローレベルとなり、この間に共振回路11の両端の信号bはダイオード29および抵抗26により減衰される。
【0038】
また、第2回目の送受信時も同様にして、共振回路11の両端の信号bはダイオード30および抵抗27により減衰される。
【0039】
また、第3回目の送受信時も同様にして、共振回路11の両端の信号bはダイオード31および可変抵抗素子28により減衰される。
【0040】
ここで、1〜3回目にタブレットで受信される信号の強度は、それぞれ抵抗26,27および可変抵抗素子28の値に対応するため、これらの積分出力jのレベルをそれぞれVa,Vb,Vpとすると、図3に示すように、VaはVbより低く、VpはVaとVbとの間の値となる。即ち、加えている筆圧の荷重が0の時にはVp=Vbとなり、最大荷重(500g)の時にはVp=Vaとなるから、VpがVaからVbの間のどのレベルにあるかを比例計算すれば、検出しようとする荷重範囲において筆圧値を正確に求めることができる。この動作は本発明の特徴である。
【0041】
前述した筆圧検出期間が終了すると、CPU51はY軸座標値を検出するための動作とX軸座標値を検出するための部分スキャン動作を行う。この動作は従来の装置の場合と同様にして行う。
【0042】
上述した第1の実施の形態における位置検出動作の処理の流れを図4に示す。なお、図4において、iは筆圧検出期間における電波送受信の回数を表しており、V1=Va,V2=Vb,V3=Vpである。
【0043】
(第1の実施の形態の拡張)
本実施の形態では、連続量の検出を感圧導電ゴムによる可変抵抗素子を用いたが他の方法でも良い。
【0044】
可変抵抗素子に加える荷重が0gの時の抵抗値がほぼ無限大である場合には、位置指示器における微分回路21、インバータ24、抵抗27及びダイオード30、並びに筆圧検出期間の2回目の送受信を省略して、連続送信直後の受信レベルをVbとして用いても良い。
【0045】
[第2の実施の形態]
(第2の実施の形態の構成)
図5は本発明による位置指示器の第2の実施の形態の構成を示すもので、図中、第1の実施の形態と同一構成部分は同一符号で示している。図5の構成が第1の実施の形態(図1)と異なっている点は、各微分回路20,21,22と共振回路11との間の回路構成である。
【0046】
図5において、微分回路20,21,22はコンパレータ61,62,63にそれぞれ接続され、コンパレータ61,62,63はアナログスイッチ67,68,69の制御端子にそれぞれ接続されている。
【0047】
66は筆圧に応じて容量が変化する可変容量コンデンサであり、該可変容量コンデンサ66はアナログスイッチ69を介して共振回路11に並列に接続されている。ここで、検出しようとする筆圧が0gから500gの範囲であるものとし、この範囲の荷重において可変容量コンデンサ66の静電容量はCmin〜Cmaxの範囲で変化するものとする。
【0048】
コンデンサ64は、可変容量コンデンサ66が取り得る容量の最小値Cminと同一容量値のコンデンサであり、このコンデンサ64はアナログスイッチ67を介して共振回路11に並列に接続されている。また、コンデンサ65は、可変容量コンデンサ66が取り得る容量の最大値Cmaxと同一容量値のコンデンサであり、このコンデンサ65はアナログスイッチ68を介して共振回路11に並列に接続されている。
【0049】
図6は本発明によるタブレットの第2の実施の形態の構成を示すもので、第1の実施の形態と同一構成部分は同一符号で示している。図6の構成が第1の実施の形態(図2)と異なっている点は、位置指示器から返ってくる信号の位相を検出して筆圧を求めるため、もう1つの受信系統が付加されている点である。
【0050】
図6において、71は同期検波回路であり、増幅回路46に接続されている。発振回路43は同期検波回路71に接続され、位相検出のための基準となるクロックを供給している。同期検波回路71は、ローパスフィルタ72に接続され、ローパスフィルタ72は積分アンプ73に接続され、受信信号を一定時間貯えて保持する。積分アンプ73によって保持された電圧は、AD変換回路74に出力され、AD変換回路74の出力はCPU51に接続されている。
【0051】
(第2の実施の形態の動作)
次に、前述した図5および図6に基づいて本実施の形態の動作を説明する。
【0052】
本実施の形態でも第1の実施の形態の場合と同様に、まず、位置指示器がループコイル群41によって形成される位置検出面上のどの位置に置かれたかをおよそ検出するための全面スキャン動作を行う。
【0053】
次に、上記全面スキャン動作によって位置指示器のおよその位置が分かった後の動作について説明する。本実施の形態では位置指示器がループコイルX7およびY5の交点付近に置かれていたものとして動作を説明する。
【0054】
図7は、位置指示器のおよその位置が分かった後の動作における各部の動作波形の概略を示したものである。図7において、a〜kの記号で示されているものは図5および図6において同一記号で示された部分の波形を表している。
【0055】
本実施の形態でも図7に示すように、連続送信期間に続いて、筆圧検出期間、Y座標検出期間、X座標検出期間を繰り返し行っている点は第1の実施の形態の場合と同じである。また、信号a〜jの様子は第1の実施の形態の場合とほぼ同じである。但し、筆圧検出期間において積分出力(j)のレベルは変化せず、同期検波回路71からの信号による積分出力(k)のレベルが変化している点が第1の実施の形態の場合と異なっている。
【0056】
図7において、連続送信およびそれに続く受信期間が終了すると、可変容量コンデンサ66に加えられている筆圧を検出するために、比較的短い送信期間(例えば50μS)と受信期間(例えば100μS)とをそれぞれ3回繰り返す。
【0057】
この第1回目の送受信時には、信号fはハイレベルとなり、アナログスイッチ67は導通する。このためコンデンサ64は共振回路11に接続されるので共振回路11の共振周波数は僅かに変化する。同期検波回路71はこの共振回路から返ってくる信号の周波数変化を位相の変化として捉えることにより、積分アンプ73からはその位相に対応したレベルの信号kが出力される。
【0058】
また、第2回目の送受信時も同様にして、コンデンサ65は共振回路11に接続され、コンデンサ65の静電容量に対応した信号kが出力される。
【0059】
また、第3回目の送受信時も同様にして、可変容量コンデンサ66は共振回路11に接続され、その時の筆圧に対応した信号kが出力される。
【0060】
ここで、1〜3回目に積分アンプ73から出力される信号kの強度は、それぞれコンデンサ64,65および可変容量コンデンサ66の値に対応するため、これらをそれぞれVa,Vb,Vpとすると、図6に示すように、VpはVaとVbとの間の値となる。即ち、加えている筆圧の荷重が0の時にはVp=Vaとなり、最大荷重(500g)の時にはVp=Vbとなるから、VpがVaからVbの間のどのレベルにあるかを比例計算すれば、検出しようとする荷重範囲において筆圧値を正確に求めることができる。この動作は本発明の特徴である。
【0061】
前述した筆圧検出期間が終了すると、CPU51は第1の実施の形態の場合と同様にY軸座標値とX軸座標値を検出するための動作を行う。
【0062】
上述した第2の実施の形態における位置検出動作の処理の流れは、基本的に第1の実施の形態の場合と同様である。
【0063】
(第2の実施の形態の拡張)
本実施の形態では、コンデンサ64,65および可変容量コンデンサ66を共振回路11と接続するためにアナログスイッチを用いたが、第1の実施の形態と同じようにダイオードを介して接続するようにしても良い。
【0064】
本実施の形態では、可変容量コンデンサの静電容量が大きいほど積分アンプ73の出力値が小さくなるようにしているが、この関係が逆になるように同期検波回路71を構成しても良い。
【0065】
[第3の実施の形態]
(第3の実施の形態の構成)
図8は本発明による位置指示器の第3の実施の形態の構成を示すもので、図中、第1の実施の形態と同一構成部分は同一符号で示している。
【0066】
図中、11aはコイル、11bはコンデンサであり、これらは一定の周波数f0で共振する共振回路11を構成している。また、12は共振回路11に発生した高周波電圧より電源を抽出するための電源回路である。
【0067】
13は共振回路11に発生する信号(b)から送受信に対応したタイミングを検出するための検波回路であり、該検波回路13の出力端はコンパレータ14に接続され、タブレットでの電波の送受信に対応したクロック信号(c)が抽出される。
【0068】
クロック信号(c)は積分回路16に接続され、後述する連続送信期間にのみ電圧を発生するような信号(d)を得る。また、クロック信号(c)はアンドゲート80の一方の入力端およびワンショットモノマルチ回路81に接続されている。
【0069】
アンドゲート80の出力端はカウンタ回路82のクロック入力端子に接続され、積分回路16の出力はカウンタ回路82のリセット端子に接続されている。また、カウンタ回路82から出力される下位3ビットの出力端子Q0〜Q2はアナログマルチプレクサ83のセレクト端子に接続されている。カウンタ回路82の出力端子Q3はインバータ84を介してアンドゲート80のもう一方の入力端に接続されている。
【0070】
ワンショットモノマルチ回路81の出力端はアナログマルチプレクサ83のイネーブル端子に接続されている。また、アナログマルチプレクサ83の共通端子は共振回路11のGND側に接続され、3ビットの入力信号Q0〜Q2の値に対応して抵抗および可変抵抗素子が選択されて共振回路11に接続されるようになっている。しかし、この3ビットの入力信号Q0〜Q2の値が(000)の時と(111)の時には何も接続されない。
【0071】
84〜87は可変抵抗素子であり、操作に応じてそれぞれの抵抗値が変化する。また、88〜92は抵抗である。
【0072】
図9は本発明による位置指示器の第3の実施の形態の外観を示したもので、これは筆圧および3種類のアナログ量を操作によって入力するためのものである。図9において、84’は筆圧検出部であり、ここに加えられた荷重により可変抵抗素子84の抵抗値が変化するようになっている。また、85’,86’,87’はダイアルであり、これらの操作によりそれぞれ可変抵抗素子85,86,87の抵抗値が変化するようになっている。
【0073】
本実施の形態では3つのダイアルによって赤、青、緑の3原色の配分を設定することで筆圧の他に色相を入力することのできる電子ペンとして用いることができる。
【0074】
本装置では筆圧検出部84’に加えられる荷重を、例えば0〜500gの範囲で検出するものとする。また、可変抵抗素子84は荷重が0の時には抵抗値は無限大となり、500gの時にはRAminとなるものとする。
【0075】
可変抵抗素子85〜87は、ダイアル85’〜87’の操作によって0〜RBmaxの範囲で抵抗値が変化するものとする。
【0076】
また、抵抗88〜91の値は、可変抵抗素子84の最小値RAminと同一値とし、抵抗92は可変抵抗素子84の最小値RAminと可変抵抗素子85〜87の最大値RBmaxとを加算した値(RAmin+RBmax)とする。
【0077】
本実施の形態の位置指示器と共に用いるタブレットとしては図2に示した構成のもので良い。
【0078】
(第3の実施の形態の動作)
次に、前述した図8およびそれに用いるタブレットとして図2に基づいて本実施の形態の動作を説明する。
【0079】
本実施の形態でも第1、第2の実施の形態の場合と同様に、まず、位置指示器がループコイル群41によって形成される位置検出面上のどの位置に置かれたかをおよそ検出するための全面スキャン動作を行う。
【0080】
次に、上記全面スキャン動作によって位置指示器のおよその位置が分かった後の動作について説明する。本実施の形態では位置指示器がループコイルX7およびY5の交点付近に置かれていたものとして動作を説明する。
【0081】
図10は、位置指示器のおよその位置が分かった後の動作における各部の動作波形の概略を示したものである。図10において、a〜jの記号で示されているものは図8および図2において同一記号で示された部分の波形を表している。
【0082】
まず、CPU51は選択回路42に対してループコイルX7を選択するとともに送受切替回路45に対して送信側(T)にするような制御信号を加える。そうするとループコイルX7からは周波数f0の電波が放射される。この電波の放射を比較的長い時間(連続送信期間)、例えば1mSの間継続させる。続いて、CPU51は送受切替回路45に対して受信側(R)にするような制御信号を加える。
【0083】
電波の送信が終了してもしばらくの期間は共振回路11には信号が残るため、この信号がタブレットでは信号(i)として検出される。この受信期間は共振回路11の信号が十分減衰するまでの期間(例えば100μS)続けられる。この時に検出される信号レベルV0は共振回路には抵抗は何も接続されない状態での値となる。
【0084】
前述した連続送信に続く受信期間が終了すると、筆圧検出部84’に加えられている荷重およびダイアル85’〜87’の設定値を検出するために、比較的短い送信期間(例えば50μS)と受信期間(例えば100μS)とをそれぞれ6回繰り返す。
【0085】
この第1回目の送受信時には、図10に示すようにアナログマルチプレクサ83は1番の端子を選択して共振回路11には抵抗R91が接続されるので、この期間にタブレットで検出される信号レベルV1は抵抗値RAminに対応した値となる。
【0086】
また、第2回目の送受信時には、アナログマルチプレクサ83は2番の端子を選択して共振回路11には抵抗92が接続されるので、この期間にタブレットで検出される信号レベルV2は抵抗値RBmaxとRAminの合計値に対応した値となる。
【0087】
また、第3回目の送受信時には、アナログマルチプレクサ83は3番の端子を選択して共振回路11には可変抵抗素子84が接続されるので、この期間にタブレットで検出される信号レベルV3は可変抵抗素子84で設定された値に対応した値となる。
【0088】
この値は筆圧検出部84’に加えられている荷重を表しており、この荷重が0〜500gの範囲において既に求まっているV0からV1の範囲で変化する。この時の信号レベルV3が位置指示器の高さや傾きなどによって変化しても、その変化に対応してV0およびV1も変化するため、これらの比例計算を行うことにより正確な荷重値を求めることができる。この動作は本発明の特徴である。
【0089】
その計算方法としては、例えば次の式
荷重=(V0−V3)×500(g)/(V0−V1)
のように行うことができる。
【0090】
また、第4回目の送受信時には、アナログマルチプレクサ83は4番の端子を選択して共振回路11には可変抵抗素子85および88が接続されるので、この期間にタブレットで検出される信号レベルV4は可変抵抗素子85で設定された値に対応した値となる。
【0091】
この値はダイアル85’の設定状態を表しており、この設定によりV4はV1からV2の範囲で変化する。この時の信号レベルV4が指示器の高さや傾きなどによって変化しても、その変化に対応してV1およびV2も変化するため、これらの比例計算を行うことによりダイアルの設定状態を安定して求めることができる。
【0092】
ここで、ダイアル85’が赤色の量(R)を設定するものとし、その値が0〜100の範囲であるとすれば、その計算方法としては、例えば次の式
R=(V4−V1)×100/(V2−V1)
のように行うことができる。同様にして、ダイアル86’および87’の設定値も次の式
G=(V5−V1)×100/(V2−V1)
B=(V6−V1)×100/(V2−V1)
で求めることができる。
【0093】
前述した筆圧検出期間が終了すると、CPU51は第1、第2の実施の形態の場合と同様にY軸座標値とX軸座標値を検出するための動作を行う。
【0094】
上述した第3の実施の形態における位置検出動作の処理の流れは、連続送信期間においても信号検出を行い、操作情報検出期間(第1の実施の形態では筆圧検出期間)における電波の送受信回数が6回となる点を除いて、基本的に第1の実施の形態の場合と同様である。
【0095】
(第3の実施の形態の拡張)
本実施の形態では、可変抵抗素子85〜87にそれぞれ抵抗値がRAminの抵抗を直列に接続してダイアルの設定が最低の場合の基準値を筆圧検出の際の基準値であるV1と共通にできるようにしているが、この抵抗値を他の値として別のタイミングで基準値を求めるようにしても良い。
【0096】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、操作に応じて電気抵抗または静電容量またはインダクタンスの電気的特性値が連続的に変化する可変素子を共振回路に接続して特定のタイミングに共振特性を連続的に変化させるとともに、その変化に応じた信号レベルもしくは信号位相を検出し、また、他のタイミングにおいて、前記可変素子が操作により取り得る最大値と同一の素子を共振回路に接続して、その時の信号レベルもしくは信号位相を検出し、さらに他のタイミングに、前記可変素子が操作により取り得る最小値と同一の素子を共振回路に接続して、その時の信号レベルもしくは信号位相を検出するように構成したので、位置指示器の高さや傾きなどによって信号レベルや信号位相が変化しても、操作に応じた連続量を正確に検出することができる。
【0097】
また、本発明では1つの連続量の検出および連続量の最大基準値および最小基準値の検出をそれぞれ1回の送受信で行うことができ、操作に応じた連続量を速いサンプリング速度で正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置指示器の第1の実施の形態を示す構成図
【図2】本発明のタブレットの第1の実施の形態を示す構成図
【図3】本発明の第1の実施の形態の動作を示す波形図
【図4】第1の実施の形態における位置検出動作の処理の流れ図
【図5】本発明の位置指示器の第2の実施の形態を示す構成図
【図6】本発明の位置検出装置の第2の実施の形態を示す構成図
【図7】本発明の第2の実施の形態の動作を示す波形図
【図8】本発明の位置指示器の第3の実施の形態を示す構成図
【図9】本発明の位置指示器の第3の実施の形態を示す外観図
【図10】本発明の第3の実施の形態の動作を示す波形図
【符号の説明】
11a:コイル、11b:コンデンサ、11:共振回路、12:電源回路、13:検波回路、14,19,61〜63:コンパレータ、15:シフトレジスタ、16:積分回路、17,23〜25,84:インバータ、18,20〜22:微分回路、26,27,88〜92:抵抗、28,84〜87:可変抵抗素子、29〜31:ダイオード、41:ループコイル群、42:選択回路、43:発振回路、44:電流ドライバ、45:送受切替回路、46:増幅回路、47:検波回路、48,72:ローパスフィルタ、49,73:積分アンプ、50,74:AD変換回路、51:CPU、64,65:コンデンサ、66:可変容量コンデンサ、67〜69:アナログスイッチ、71:同期検波回路、80:アンドゲート、81:ワンショットモノマルチ回路、82:カウンタ回路、83:アナログマルチプレクサ、84’:筆圧検出部、85’〜87’:ダイアル。

Claims (2)

  1. 少なくともコイルとコンデンサを含む共振回路を備えた位置指示器と、該位置指示器に対して電磁波を送受信することにより該位置指示器による指示位置の座標値を求めるタブレットとからなり、該タブレットから所定のタイミング情報を含む電磁波を発生し、該電磁波を受信した位置指示器の共振回路に生起する誘導電圧より前記所定のタイミング情報を抽出し、該所定のタイミング情報に基づく特定のタイミングに操作に応じて位置指示器の共振回路の共振特性を制御し、該特定のタイミングに位置指示器の共振回路から発生する電磁波の位相または強度を検出する位置検出装置において、
    位置指示器に、
    所定のタイミング情報に基づく第1の特定のタイミングにおける共振回路の共振特性が、該共振特性の所定の可変範囲内の当該位置指示器に加えられた連続的な操作量に応じた値となるように制御する第1の共振特性制御手段と、
    所定のタイミング情報に基づく第2の特定のタイミングにおける共振回路の共振特性が、該共振特性の所定の可変範囲内の最大値となるように制御する第2の共振特性制御手段と、
    所定のタイミング情報に基づく第3の特定のタイミングにおける共振回路の共振特性が、該共振特性の所定の可変範囲内の最小値となるように制御する第3の共振特性制御手段とを設け、
    タブレットに、
    前記第1、第2及び第3の特定のタイミングに位置指示器の共振回路から発生する電磁波の位相または強度を、それぞれ第1、第2及び第3の検出値として取得する検出値取得手段と、
    前記第2及び第3の検出値の一方を上限とし他方を下限として、前記第1の検出値を前記上限から下限までの間のどのレベルにあるかを比例計算することにより前記連続的な操作量を求める処理手段とを設けた
    ことを特徴とする位置検出装置。
  2. 少なくともコイルとコンデンサを含む共振回路を備え、タブレットから発生する所定のタイミング情報を含む電磁波によって共振回路に生起する誘導電圧より該所定のタイミング情報を抽出し、該所定のタイミング情報に基づく特定のタイミングに操作に応じて共振回路の共振特性を制御する位置指示器において、
    所定のタイミング情報に基づく第1の特定のタイミングにおける共振回路の共振特性が、該共振特性の所定の可変範囲内の当該位置指示器に加えられた連続的な操作量に応じた値となるように制御する第1の共振特性制御手段と、
    所定のタイミング情報に基づく第2の特定のタイミングにおける共振回路の共振特性が、該共振特性の所定の可変範囲内の最大値となるように制御する第2の共振特性制御手段と、
    所定のタイミング情報に基づく第3の特定のタイミングにおける共振回路の共振特性が、該共振特性の所定の可変範囲内の最小値となるように制御する第3の共振特性制御手段とを設けた
    ことを特徴とする位置指示器。
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