JP3910505B2 - エレベーターの位置検出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベーターかごの位置検出装置に関し、かごが各階のドアゾーンや正規の停止位置にあることを検出する位置検出装置の改良に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
エレベーターにおいては、駆動モータとともに回転するエンコーダのパルス信号をカウントして、制御上の位置情報の大半を得ている。しかし、カウント値には僅かな誤差や経年偏差が含まれることを考慮しなければならない。このため、各階での正規の停止位置にあることや、ドアの開閉を許可するいわゆるドアゾーン等の検出に関しては、直接、昇降路とかごとの相対位置関係から、エレベーターの位置を検出している。
【0003】
このような昇降路内でのエレベーターの位置検出装置としては、例えば、特開平7−187539号公報の従来の技術の欄に開示されているものがある。すなわち、かごが各階の正規位置にあることを検出する位置検出装置は、かご側に上下方向に列設した3個のセンサと、これらに対向するように昇降路側の各階正規停止位置に配置した基準板(被検出板)により構成される。この基準板は、かご側の上下端のセンサ間の間隔よりも短くしてある。中央のセンサが動作し、上下端の各センサが不動作である場合には、かごは正規の着床位置にあるものと見なされる。もし、かごが停止中に、乗客の乗降によって上下に移動してしまい、上端又は下端のセンサが動作すると、かごを床合わせ(マイクロレベリング)する必要があることと、その修正すべき移動方向を指示することができる。
【0004】
また、特開平8−67440号公報には、昇降路のガイドレールの建物の床に対応した部分に貫通孔を設け、一方、かご側には、これら貫通孔に対向するように光電スイッチを取付けた位置検出装置が開示されている。そして、ガイドレールの貫通孔を通して、光電スイッチの投光部から受光部に照射されると、正規の停止位置にあることを検出するという構成である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開平7−187539号公報の技術では、所望の検出範囲に応じて、3つのセンサの配置間隔を決める必要があるため、これらのセンサをまとめたかご上の検出装置が大型化してしまうという問題点がある。
【0006】
一方、特開平8−67440号公報の技術においては、かごの着床位置を調整したい場合、昇降路内でガイドレールに孔を開け直す等、非常に困難な作業を必要とするという問題点がある。
【0007】
本発明の目的は、かごに搭載する検出装置を小型化できるエレベーターの位置検出装置を提供することである。
【0008】
本発明の他の目的は、ドアゾーン検出と床合わせ運転指令用を兼用できるエレベーターの位置検出装置を提供することである。
【0009】
本発明のさらに他の目的は、ドアゾーン検出と床合わせ運転用などの所望検出範囲に対して、調整が容易なエレベーターの位置検出装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の特徴とするところは、かごに2つの検出手段(センサ)を水平方向に並べて配置し、これらにそれぞれ対向して昇降路内に2列の被検出体を、上下方向にずらして配置したことである。
【0011】
これにより、かごに搭載する検出装置は、上下方向の間隔を必要としないので小型化が容易である。
【0012】
本発明の他の特徴とするところは、かごに2つの光学的センサをほぼ水平方向に並べた光学的検出手段を取付け、これらのセンサにそれぞれ対向して昇降路内に取付けられた垂直方向2列の開口部(孔もしくは切欠き)を持つ検出板を備えたことである。
【0013】
これにより、かご上の検出装置の小型化とともに、2つの開口部(孔もしくは切欠き部)を持つ簡単な検出板により、検出装置の設置及び調整が容易となる。
【0014】
本発明の更に他の特徴とするところは、検出板の2つの開口部の1つは、検出板の中心より上側に配置し、他方の開口部は中心より下側に配置し、垂直方向だけでなく水平方向でもこれらの開口部が重ならない構造としたことである。
【0015】
本発明の望ましい一実施態様においては、ドアゾーン検出は、2つの光学的センサのどちらか1つが遮光されていることにより検出する。検出板の中央の水平方向に開口部のない位置で、2つの光学的センサが遮光状態となることによりエレベーターの床合わせが必要ない正規の停止位置を検出する。その後、2つの光学的センサのどちらか1つが照射されたことにより床合わせが必要なこと、及びその方向を検出する。
【0016】
これにより、かご上の2つの光学的センサと、昇降路内の簡単な検出体の組合せによって、ドアゾーン検出と床合わせ運転用のかご位置の検出が可能となる。
【0017】
本発明の他の特徴とするところは、検出板は、端部においては開口部がない構造体としたことである。
【0018】
これにより、エレベーターが目的階に着床時に、光学的センサが、開口部のない部分を検出することで、全てのセンサの故障判定を行い、故障検出時は戸開を阻止する等の安全策を採用できる。
【0019】
本発明によるその他の目的及び特徴は以下の実施例の説明で明らかにする。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施例によるエレベーターの位置検出装置を含む昇降路内概略図である。図において、かご1はロープ2により、シーブ3とプーリ4を介して釣合い錘5とつるべ状に配置され、かご1に光電スイッチ(検出手段:光学的センサ)6が搭載されている。昇降路7には、乗り場8に対応した位置に検出板(被検出体)9が、光電スイッチ(光学的検出手段)6と対向するように設置されている。図1のかご1の床が、乗り場8の床と一致する位置に来ると、光電スイッチ6と検出板9は丁度対向する位置に来る。
【0021】
図2は、本発明の一実施例によるかご側の検出装置としての光電スイッチ6の斜視図である。内部に2つの光電式センサを内蔵した構成となっており、投光部61,62と、これらに対向する位置に受光部63,64を備えている。以下、投光部61と受光部63をひとつのセンサ、投光部62と受光部64を他のひとつのセンサとする2つのセンサとして説明する。
【0022】
図3は、本発明の一実施例による昇降路側の被検出体としての検出板9の構造図である。検出板9は、光電スイッチ6内の2つのセンサ61,63及び62,64にそれぞれ対応した位置(列)に孔(開口部)91,92が開けられている。検出板9は、その上方から、水平方向に孔がない領域d1、孔91の領域d2、水平方向に孔がない領域d3、孔92の領域d4、並びに水平方向に孔がない領域d5からなる。このように、検出板9の中心から上側に孔91、下側に孔92がそれぞれ開けられ、孔91と92の間に、垂直方向だけでなく水平方向においても開口部が重ならない部分d3を有する。また、上下端部においても、水平方向に孔(開口部)がない部分d1(上側)、d5(下側)を有した構造となっている。
【0023】
この検出板9の上下端(領域d1又はd5)で両センサに異常が無いことを確認し、領域d2〜d4で戸開を許可するドアゾーンを検出している。また、領域d3で正規の停止位置を検出する。ここからかご1がずれた場合、孔91の領域d2でかごが上方へずれて下降方向への床合わせ運転が必要なことを検出し、孔92の領域d4でかごが下方へずれて上昇方向への床合わせ運転が必要なことを検出する。以下に、これらの動作を説明する。
【0024】
かご1が下降運転し、乗り場8に到着する場合、光電スイッチ6は、昇降路7に設置された検出板9を挟み込み、検出板9の領域d1で2つのセンサがともに遮光を検出したことにより、両センサの正常を確認する。次いで、検出板9の領域d2で、1つのセンサ61,63が照射されたところで、ドアの開放を許可する。そして、検出板9の領域d3で、再び、2つのセンサがともに遮光されると、乗り場8の正規位置へのかご1の到着を検出する。また、一方のセンサ62,64は、これに対応した検出板9の孔92が下側にあるため、まだ光は遮光された状態のままである。かご1が上昇運転の場合は、これと逆の動作となる。すなわち、光電スイッチ6の内部の2つのセンサ61,63及び62,64のうち、センサ62,64のみ、検出板9の下側の孔92を通過して乗り場8の正規位置にかごが到着する。また、他方のセンサ61,63は、対応する検出板9の孔91が上側にあるため、光は遮光された状態となる。
【0025】
その後、かご位置にずれが生じ、検出板9の領域d2又はd4のいずれかの領域においていずれかのセンサが照射されると、その照射されたセンサによって決まる方向への床合わせ運転が必要なことを検出する。
【0026】
図4は、本発明の一実施例による位置検出装置を構成する光電スイッチ6と検出板9が対向した状態を示す図である。図では、かご1が若干上方にずれて下降方向に床合わせ(マイクロレベリング)運転を必要とする状態を示している。ここで、位置検出装置は、検出板(被検出体)9と光電スイッチ(検出手段)6を備えている。また、検出板9は、垂直方向第1列の孔(被検出部:開口部)91と、この第1列の孔91に対して垂直及び水平方向ともに重ならない垂直方向第2列の孔(被検出部:開口部)92とを備えている。さらに、前記光電スイッチ6は、前記第1及び第2列の孔91及び92にそれぞれ対向するようにほぼ水平に並べた2つの光電センサ(検出手段)61,62及び62,64を備えて構成されている。
【0027】
図5は、本発明の一実施例によるエレベーターの着床時のドア制御処理フローチャートである。かご1が乗り場8へ向って運転中であるものとする。ステップ501ではかごが走行中であるか否かを判定し、走行中であればステップ502で光電スイッチ6の各センサの光が所定時間t以上受光できない状態であるか否かチェックする。所定時間tは、かご1に搭載した光電スイッチ6が、検出板9の全長d1〜d5を通過する時間以上に設定しており、ステップ502で所定時間t以上遮光されていれば、位置検出装置の異常と判断する。したがって、ステップ503で、乗り場8にかご1が到着しても、ドアゾーンを検出せず、ドアを開かないものとする。ステップ504では、光電スイッチ6の2つのセンサがともに遮光状態となったかをチェックする。光電スイッチ6が乗り場8の検出板9を挟み込んだ瞬間のd1の位置において、2つのセンサがともに遮光状態とならない場合は、ステップ503へ進んで位置検出装置の異常と判断し、その後乗り場8にかご1が到着しても、ドアゾーンを検出しないものとする。一方、ステップ504で2つのセンサがともに遮光状態となった場合は、センサに異常が無いことを確認できるので、ステップ505でドアゾーンへの突入を記憶し、ステップ506でセンサのいずれか一方が遮光状態であるか否かをチェックする。いずれも遮光状態となっていなければステップ503で位置検出装置の異常と判断し、乗り場8にかご1が到着しても、ドアゾーンを検出しないものとする。いずれか一方が遮光状態となれば、ステップ507でドアゾーンを検出し、かご1は乗り場8に着床しドアを開く。
【0028】
このように、戸開を許可するドアゾーンの検出は、検出板9内の孔91,92の上下端間d2〜d4で検出している。しかし、センサの異常を把握するために、検出板9の上下端に水平方向に孔がない領域d1とd5を設け、一旦、2つのセンサを遮光させている。その後は、2つのセンサのいずれか一方が遮光されていることでドアゾーンを検出している。このため、検出板9の2つの孔91,92は、水平方向で重ならない構造としており、ドアゾーン内では、必ず2つのセンサのいずれか一方は遮光されている状態となるようにしている。
【0029】
図6は、本発明の一実施例による床合わせ運転指令の処理フローチャートである。ステップ601でかご1が任意階に停止中において、かご1から大量の乗客が降りた瞬間には、ロープ2が縮み、かご1が上昇する。すると、かご1に設置された光電スイッチ6は昇降路7に設置された検出板9に対し図4のような位置関係となる。光電センサ61,63は、検出板9の孔91の位置に移動する。ステップ602では、センサ61,63が照射状態で、他方のセンサ62,64間が遮光状態であることを検出し、ステップ604で床合わせ運転方向を下降と決定し、床合わせ運転の開始を指令する。ステップ605では、2つのセンサとも遮光状態になるまで床合わせ運転を実行し、2つのセンサとも遮光状態となった瞬間、ステップ606で床合わせ運転の減速指令を発し、ステップ607で床合わせ運転の停止を行う。この間、ドアは開いたままである。
【0030】
図7は、本発明による被検出体の他の実施例を示す。この例は、検出板9に、孔ではなく切欠き部93及び94を設けたものである。これらの切欠き部93及び94は、それらの上下方向の位置関係においては、図3の孔91,92と同じとすることで、前述同様の機能を発揮できる。
【0031】
図8は、本発明による被検出体のさらに他の実施例を示す。検出板9の孔91,92の長さを調整できるように、移動可能な摺動板95,96を設けている。例えば、摺動板95,96の両者を、検出板9の中心側へ移動すれば、正規停止位置からの着床ずれの検出範囲を狭く、すなわち、より僅かな着床誤差でも床合わせ運転を行わせることができる。反対に、摺動板95,96の両者を、検出板9の中心から上下に遠ざかる方向へ移動すれば、正規停止位置からの着床ずれの検出範囲を広く、すなわち、僅かな着床誤差では床合わせ運転を行わないようにすることができる。また、摺動板95,96の両者あるいはいずれか一方のみを、上下に移動すれば、正規停止位置の設定を調整することができる。これらの調整は、利用者側の要望などにより、煩わしい作業を必要とせず、容易に実行できる。例えば、着床誤差すなわちかご床と乗り場床との段差をより小さくしたい場合、あるいは、各階で段差が不揃いであった場合、階によって着床誤差を変えたい場合など、床合わせ運転開始位置を調整することが考えられる。
【0032】
図9は、本発明の他の実施例によるエレベーター位置検出装置の構成図である。この図の光電スイッチ60は、3つのセンサ601,604と、602,605及び603,606を3列に並べている。一方、検出版90は、左端には切欠きを設けず、左端のセンサ601,604をドアゾーン検出専用として用いるようにしたものである。したがって、切欠き97,98は、それらの上下端部に、図3や図7で述べた水平方向に孔がない部分d1(上側)やd5(下側)を必要とせず、2つのセンサ602,605及び603,606を床合わせ位置検出専用としたものである。したがって検出板90の上下方向の長さはd2〜d4である。この実施例では、2つの検出機能を独立させたことにより、センサの故障検出を簡略化でき、シンプルなシステム構成とすることができる。
【0033】
以上の実施例によれば、エレベーターの位置検出装置として2つの光電式センサ内蔵の光電式位置検出装置(検出手段)6,60と、2つのセンサの位置に対応して開けられた孔もしくは切欠き(開口部)91〜98を有する検出板(被検出体)9,90を用いる。これにより、ドアゾーン検出及び床合わせ運転用位置検出の機能を有し、また装置の小形化及び高い信頼性を得ることができる。さらに、検出板の孔もしくは切欠き部分に移動可能な摺動板を設けることで、各階の床合わせ位置の調整を行ったり、利用者のニーズに対応した位置に調整することが容易となる。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、かご側に搭載する検出装置を小型化でき、またドアゾーン検出と床合わせ運転用などの所望検出範囲に対して、調整が容易なエレベーターの位置検出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるエレベーターの位置検出装置を含む昇降路内概略図。
【図2】本発明の一実施例によるかご側の検出装置としての光電スイッチの斜視図。
【図3】本発明の一実施例による昇降路側の被検出体としての検出板の構造図。
【図4】本発明の一実施例による位置検出装置を構成する光電スイッチと検出板が対向した状態を示す図。
【図5】本発明の一実施例によるエレベーター着床時のドア制御処理フローチャート。
【図6】本発明の一実施例による床合わせ運転指令の処理フローチャート。
【図7】本発明の他の実施例による被検出体(検出板)の構造図。
【図8】本発明のさらに他の実施例による被検出体(検出板)の構造図。
【図9】本発明の他の実施例による位置検出装置を構成する光電スイッチと検出板が対向した状態を示す図。
【符号の説明】
1…かご、2…ロープ、3…シーブ、4…プーリ、5…釣合い錘、6…光電スイッチ(検出手段)、61,62,601〜603…光電スイッチの投光部、63,64,604〜606…光電スイッチの受光部、7…昇降路、8…乗り場、9,90…検出板(被検出体)、91〜94,97,98…孔又は切欠き(開口部:被検出部)、95,96…検出板の孔の長さ調整板。

Claims (5)

  1. 昇降路の階床位置に対応して配置された被検出体と、かごに搭載され前記被検出体に対向するとこれらを検出する検出手段を備えたエレベーターの位置検出装置において、前記被検出体は、垂直方向第1列の被検出部と、この第1列の被検出部に対して垂直及び水平方向ともに重ならずかつそれらの間にともに不感である帯域を持つ垂直方向第2列の被検出部とを備え、前記検出手段は、前記第1及び第2列の被検出部にそれぞれ対向するようにほぼ水平に並べて配置した2つの検出器を備え、かごが任意の乗り場へ向かって運転中にこの階への着床動作時に、前記2つの検出器が同時に一つの動作状態から他の動作状態に変化したとき、前記乗り場での戸開を許容するドアゾーンへの突入を検出し記憶する手段と、その後、いずれか一方の検出器のみが一の動作状態へ変化したことに応動して、前記乗り場で戸開する手段を備えたことを特徴とするエレベーターの位置検出装置。
  2. 請求項1において、かごが任意階に停止中において、前記2つの検出器がともに一つの動作状態から、いずれか一方の検出器のみが他の動作状態へ変化したことに応動して、エレベーターの床合わせ運転を起動する手段を備えたことを特徴とするエレベーターの位置検出装置。
  3. 昇降路の階床位置に対応して配置された検出板と、かごに搭載され前記検出板に対向すると光学的にこれらを検出する光学的検出手段を備えたエレベーターの位置検出装置において、前記検出板は、その中心よりも上側のみに開口する垂直方向第1列の開口部と、その中心よりも下側のみに開口するとともに、前記第1の開口部に対して垂直及び水平方向ともに重ならずかつそれらの間にともに不感である帯域を持つ垂直方向第2列の開口部とを備え、前記光学的検出手段は、前記検出板の前記第1及び第2列の開口部にそれぞれ対向するようにほぼ水平に並べた2つの光学的センサを備え、かごが任意の乗り場へ向かって運転中にこの階への着床動作時に、前記2つの光学的センサが同時に一つの動作状態から他の動作状態に変化したとき、前記乗り場での戸開を許容するドアゾーンへの突入を検出し記憶する手段と、その後、いずれか一方の光学的センサのみが一の動作状態へ変化したことに応動して、前記乗り場で戸開する手段を備えたことを特徴とするエレベーターの位置検出装置。
  4. 請求項において、かごが任意階に停止中において、前記2つの光学的センサがともに一の動作状態から、いずれか一方の光学的センサのみが他の動作状態へ変化したことに応動して、エレベーターの床合わせ運転を起動する手段を備えたことを特徴とするエレベーターの位置検出装置。
  5. 請求項3または4において、前記検出板は前記複数列の開口部の上下方向の長さを調整する手段を備えたことを特徴とするエレベーターの位置検出装置。
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