JP3909621B2 - エンジン回転数制御装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はエンジン回転数制御装置に係り、特に、アイドル制御弁の流量特性に対応した回転数不感帯を設定し得て、エンジン回転数の制御性を向上し得て、部品の追加増設を要せずにプログラムの変更により実現し得て、低コストに実施し得るエンジン回転数制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両に搭載したエンジンには、アイドル運転時のエンジン回転数を目標回転数に制御するために、エンジン回転数制御装置を設けたものがある。エンジン回転数制御装置は、エンジンの吸気通路にスロットル弁を迂回するアイドル空気通路を設け、このアイドル空気通路のアイドル空気量を調整するアイドル制御弁(ISCバルブ)を設け、このアイドル制御弁によりエンジン回転数を制御する。
【0003】
このエンジン回転数制御装置は、図12に示す如く、制御がスタートすると(ステップ500)、アイドル制御開始条件が成立するか否かを判断する(ステップ502)。アイドル制御開始条件は、アイドルスイッチのON等によりスロットル弁がアイドル開度になった状態がXTINHFB時間以上継続し、車両が停止し、且つエンジン回転数Neと目標回転数NTRGET との差の絶対値が回転数不感帯NDEADを越えている(|Ne−NTRGET |>NDEAD)場合に、成立と判断される。
【0004】
この判断(ステップ502)がNOの場合は、この判断(ステップ502)を繰り返す。この判断(ステップ502)がYESの場合は、エンジン回転数Neが目標回転数NTRGET 以上であるか否かを判断する(ステップ504)。
【0005】
この判断(ステップ504)がYESの場合は、1サンプリング周期前の回転数フィードバック空気量QNFBOから回転数フィードバック積分補正値KI を減算して回転数フィードバック空気量QNFB を求め(QNFB =QNFBO−KI )(ステップ506)、判断(ステップ502)にリターンする。
【0006】
この判断(ステップ504)がNOの場合は、1サンプリング周期前の回転数フィードバック空気量QNFBOに回転数フィードバック積分補正値KI を加算して回転数フィードバック空気量QNFB を求め(QNFB =QNFBO+KI )(ステップ508)、判断(ステップ502)にリターンする。
【0007】
エンジン回転数制御装置は、求められた回転数フィードバック空気量QNFB と基本アイドル空気量QBASEとからアイドル空気量QISC を求め、このアイドル空気量QISC を図13に示すアイドル制御変換マップにより変換してアイドル制御弁の実際の開度位置ISC POSI を求め、この開度位置ISC POSI にアイドル制御弁の開度位置を変化させ、アイドル空気量QISC を調整することにより、アイドル制御開始条件の成立時にアエンジン回転数Neが目標回転数NTRGET になるようフィードバック制御する。
【0008】
アイドル制御弁は、目標回転数NTRGET に対して実際のエンジン回転数Neが高い場合にアイドル空気通路を閉じる方向に開度位置ISC POSI を変化させ、目標回転数NTRGET に対して実際のエンジン回転数Neが低い場合にアイドル空気通路を開く方向に開度位置ISC POSI を変化させるように制御される。
【0009】
このとき、ステップモータ式等のアクチュエータにより開度位置ISC POSI を1ステップ(1単位)ずつ変化されるアイドル制御弁のように、1ステップ当りの開度位置ISC POSI の変化に対するアイドル空気量QISC の変化量であるアイドル空気単位変化量ΔQISC が大きい場合には、目標回転数NTRGET に対してエンジン回転数Neを忠実に追従させるよう制御すると、図14に示す如く、アイドル制御弁の開度位置ISC POSI が頻繁に変化してアイドル空気量QISC が頻繁に増減されることになり、目標回転数NTRGET に対してエンジン回転数Neがふらつく問題がある。
【0010】
このため、エンジン回転数制御装置においては、図15に示す如く、目標回転数NTRGET に対して高側及び低側に夫々ある幅の回転数不感帯NDEADを設定し、フィードバック制御中にエンジン回転数Neが目標回転数NTRGET の回転数不感帯NDEADに入っている場合はアイドル制御弁の開度位置ISC POSI を変化させずに保持するよう制御している。
【0011】
また、無負荷のアイドル運転時には、エンジン吸入空気量に対してエンジン回転数Neの変動が大きいため、図16に示す如く、アイドル制御弁の流量特性を変曲点Pを境界に夫々異なるアイドル空気単位変化量ΔQISC 1・ΔQISC 2となる流量特性に設定して設け、アイドル空気量QISC が低流量の場合に小さなアイドル空気単位変化量ΔQISC 1として細かな流量調整を可能とし、一方、アイドル空気量QISC が高流量の場合に大きなアイドル空気単位変化量ΔQISC 2として迅速な流量調整を可能としているものがある。
【0012】
このようなエンジン回転数制御装置としては、特開平7−103042号公報や特開平8−338281号公報に開示されるものてがある。
【0013】
特開平7−103042号公報に開示されるものは、アイドルスピードコントロールバルブの開度特性が予め設定された変曲点を境界として低開度域より高開度域で大きな開度変化量(ステップ数)となるよう設定し、基本ステップ数や仮想ステップ数を同一形態のステップ数として設定された補正量により補正し、かつ、補正後の仮想ステップ数が変曲点より小さいときにはそのまま実ステップ数として設定し、変曲点より大きいときは上回った分を開度変化量の比率によって補正して、アイドルスピードコントロールバルブの開度特性を見込んだ適切な実ステップ数を得るものである。
【0014】
特開平8−338281号公報に開示されるものは、アクセルポジションセンサにより検出されたアクセル踏込み量が零の時に、ディストリビュータにより検出されたエンジン回転数が所定値となるよう補助空気制御量を演算し、この補助空気制御量に基づいて演算された目標開度をスロットルアクチュエータに出力し、スロットル開度を制御するものである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、エンジン回転数制御装置には、前記のように、目標回転数NTRGET に対して高側及び低側にわたるある幅の回転数不感帯NDEADを設定し、フィードバック制御中にエンジン回転数Neが目標回転数NTRGET の回転数不感帯NDEADに入っている場合はアイドル制御弁の開度位置ISC POSI を変化させずに保持するよう制御しているものがある。
【0016】
ところが、目標回転数NTRGET の回転数不感帯NDEADの幅は、アイドル制御弁の1ステップ当りの開度位置変化に対応するアイドル空気単位変化量ΔQISC が最も大きく変化する点においても、エンジン回転数Neが回転数不感帯NDEADに収まるように設定する必要がある。
【0017】
特に、図16に示す如く、アイドル制御弁の流量特性が直線的でなく、変曲点Pを境界に夫々異なるアイドル空気単位変化量ΔQISC 1・ΔQISC 2となる流量特性に設定している場合は、大きなアイドル空気単位変化量ΔQISC 2となる高流量域においてもエンジン回転数Neが回転数不感帯NDEADに収まるように設定する必要があることから、回転数不感帯NDEADの幅を大きくせざるを得ず、図17に示す如く、結果として小さなアイドル空気単位変化量ΔQISC 1となる低流量域における回転数不感帯NDEADの幅が大きくなり、エンジン回転数Neの目標回転数NTRGET への制御性が悪化する不都合がある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
この発明は、車両に搭載したエンジンの吸気通路にスロットル弁を迂回するアイドル空気通路を設け、このアイドル空気通路のアイドル空気量を調整するアイドル制御弁を設け、アイドル制御開始条件の成立時に前記アイドル制御弁の開度位置を変化させて前記エンジン回転数が目標回転数になるようフィードバック制御するとともにこのフィードバック制御中に前記エンジン回転数が目標回転数の回転数不感帯に入っている場合は前記アイドル制御弁の開度位置を変化させずに保持するよう制御するエンジン回転数制御装置に関する
【0019】
このエンジン回転数制御装置は、前記アイドル制御弁の開度位置を1単位だけ変化させた際のアイドル空気単位変化量を求め、吸気管負圧に応じて変化する単位空気量あたりのエンジン回転数単位変化量を求め、前記エンジン回転数単位変化量と前記アイドル空気単位変化量とを乗算して求められた値に応じて前記回転数不感帯を設定するよう制御する制御手段を設けたことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
この発明のエンジン回転数制御装置は、制御手段によって、アイドル制御弁の開度位置に応じて回転数不感帯を設定するよう制御する
【0021】
制御手段は、アイドル制御弁の開度位置を1単位だけ変化させた際のアイドル空気単位変化量を求め、吸気管負圧に応じて変化する単位空気量あたりエンジン回転数単位変化量を求め、エンジン回転数単位変化量とアイドル空気単位変化量とを乗算して求められた値に応じて回転数不感帯を設定するよう制御することにより、アイドル制御弁の流量特性に沿うように最小幅の回転数不感帯を設定し得て、エンジン回転数の制御性を大幅に向上し得る
【0022】
【実施例】
以下図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。図1〜図7は、この発明の第1実施例を示すものである。図7において、2は図示しない車両に搭載されたエンジン、4はピストン、6は燃焼室、8は吸気弁、10は排気弁である。
【0023】
エンジン2は、吸気系としてエアクリーナ12と吸気管14とスロットルボディ16とサージタンク18と吸気マニホルド20とを順次に接続し、燃焼室6に連通する吸気通路22を設けている。スロットルボディ16の吸気通路22には、スロットル弁24を設けている。また、エンジン2は、排気系として排気マニホルド26と触媒コンバータ28と排気管30とを順次に接続し、燃焼室6に連通する排気通路32を設けている。なお、符号34は第1ブローバイガス管、36は第2ブローバイガス管、38はPCVバルブである。
【0024】
前記エンジン2には、排気マニホルド26の排気通路32に設けたEGR取入口40に一端側を連通するとともに、吸気マニホルド20の吸気通路22に設けたEGR還流口42に他端側を連通するEGR通路44を設けている。EGR通路44の途中には、EGR制御弁46を設けている。
【0025】
EGR制御弁46は、EGR作動弁48によりEGR制御圧力通路50を介してサージタンク18の吸気通路22の圧力を制御圧力として作用され、EGR通路44を開閉制御して排気の一部をEGR還流口42から吸気通路22に還流させる。
【0026】
前記エンジン2は、吸気マニホルド20に燃焼室6に指向させて燃料噴射弁52を設けている。燃料噴射弁52は、燃料供給通路54により燃料タンク56に連絡されている。燃料タンク56内には、燃料供給通路54に燃料を送給する燃料ポンプ58を設けている。燃料供給通路54の途中には、燃料フィルタ60が設けられている。
【0027】
前記燃料供給通路54の途中には、燃料圧力調整機構62を設けている。燃料圧力調整機構62は、サージタンク18の吸気通路22の圧力を調整圧力通路64により調整圧力として作用され、燃料圧力を所定圧に調整して余剰の燃料を燃料戻し通路68により燃料タンク56に戻す。
【0028】
前記燃料タンク56には、パージ通路70の一端側を連通している。パージ通路70の他端側は、キャニスタ72に連通されている。パージ通路70の途中には、2ウェイバルブ74を設けている。前記キャニスタ72には、エバポ通路176の一端側を連通している。エバポ通路76の他端側は、スロットルボディ16の吸気通路22に連通している。
【0029】
前記エンジン2は、スロットル弁24を迂回してスロットルボディ16の吸気通路22とサージタンク18の吸気通路22とを連通するアイドル空気通路78を設け、このアイドル空気通路78の途中にアイドル空気量を調整するアイドル制御弁(ISCバルブ)80を設けている。このアイドル制御弁80は、図示しないステップモータ式あるいはデューティソレノイド式のアクチュエータにより開度位置を1ステップ(1単位)ずつ変化され、アイドル空気量を調整する。
【0030】
前記エンジン2には、点火機構82を構成するイグニションコイル84とディストリビュータ86とを設けている。ディストリビュータ86には、クランク角のみならずエンジン回転数を検出して回転数センサとしても機能するクランク角センサ88を設けている。
【0031】
また、前記エンジン2には、サージタンク18の吸気通路22から検出圧力通路90により導入される吸気圧を検出する吸気圧センサ92を設け、エンジン2の冷却水温度を検出する水温センサ94を設け、スロットル弁24のスロットル開度を検出するスロットルセンサ96を設け、吸気通路22の吸気温度を検出する吸気温センサ98を設け、排気通路32の排気中の酸素濃度を検出するO2 センサ100を設け、車両の車速を検出する車速センサ102を設けている。
【0032】
前記EGR作動弁48と燃料噴射弁52と燃料ポンプ58とアイドル制御弁80とイグニションコイル84とクランク角センサ88と吸気圧センサ92と水温センサ94とスロットルセンサ96と吸気温センサ98とO2 センサ100と車速センサ102とは、エンジン回転数制御装置104を構成する制御手段106に接続されている。
【0033】
また、この制御手段106には、触媒コンバータ28に取付けたサーモフューズ108がウォーニングランプ110を介して接続され、メインスイッチ112及びヒューズ114を介してバッテリ116が接続されている。
【0034】
前記エンジン回転数制御装置104は、制御手段106によって、前記各センサ88・92〜102から入力する信号によりエンジン2の運転状態を検知し、アイドル制御弁80によりエンジン回転数Neを制御する。
【0035】
即ち、エンジン回転数制御装置104は、図4に示す如く、制御がスタートすると(ステップ200)、アイドル制御開始条件が成立するか否かを判断する(ステップ202)。アイドル制御開始条件は、スロットルセンサ96によりスロットル弁24がアイドル開度になった状態がXTINHFB時間以上継続し、車速センサ102により車両が停止し、且つクランク角センサ88によりエンジン回転数Neと目標回転数NTRGET との差の絶対値が回転数不感帯NDEADを越えている(|Ne−NTRGET |>NDEAD)場合に、成立と判断される。
【0036】
この判断(ステップ202)がNOの場合は、この判断(ステップ202)を繰り返す。この判断(ステップ202)がYESの場合は、エンジン回転数Neが目標回転数NTRGET 以上であるか否かを判断する(ステップ204)。
【0037】
この判断(ステップ204)がYESの場合は、1サンプリング周期前の回転数フィードバック空気量QNFBOから回転数フィードバック積分補正値KI を減算して今回の回転数フィードバック空気量QNFB を求め(QNFB =QNFBO−KI )(ステップ206)、判断(ステップ202にリターンする。
【0038】
この判断(ステップ204)がNOの場合は、1サンプリング周期前の回転数フィードバック空気量QNFBOに回転数フィードバック積分補正値KI を加算して今回の回転数フィードバック空気量QNFB を求め(QNFB =QNFBO+KI )(ステップ208)、判断(ステップ202)にリターンする。
【0039】
エンジン回転数制御装置104は、求められた回転数フィードバック空気量QNFB と基本アイドル空気量QBASEとからアイドル空気量QISC を求め、このアイドル空気量QISC を前述図11に示すアイドル制御変換マップにより変換してアイドル制御弁80の実際の開度位置ISC POSI を求め、この開度位置ISCPOSI にアイドル制御弁80の開度位置を変化させ、アイドル空気量QISC を調整する。
【0040】
このように、エンジン回転数制御装置104は、アイドル制御開始条件の成立時に、アイドル制御弁80の開度位置ISC POSI を変化させてエンジン回転数Neが目標回転数NTRGET になるようフィードバック制御する。
【0041】
また、このエンジン回転数制御装置104は、図5に示す如く、目標回転数NTRGET に対して高側及び低側に夫々ある幅の回転数不感帯NDEADを設定している。これにより、このエンジン回転数制御装置104は、前記アイドル制御弁80によるエンジン回転数Neのフィードバック制御中に、エンジン回転数Neが目標回転数NTRGET の回転数不感帯NDEADに入っている場合はアイドル制御弁80の開度位置ISC POSI を変化させずに保持するよう制御する。
【0042】
さらに、前記ステップモータ式等のアクチュエータにより開度位置を1ステップ(1単位)ずつ変化されるアイドル制御弁80は、図6に示す如く、流量特性を変曲点Pを境界に夫々異なるアイドル空気単位変化量ΔQISC 1・ΔQISC 2となる流量特性に設定して設けている。これにより、このエンジン回転数制御装置104は、アイドル空気量QISC が低流量の場合に小さなアイドル空気単位変化量ΔQISC 1として細かな流量調整を可能とし、一方、アイドル空気量QISC が高流量の場合に大きなアイドル空気単位変化量ΔQISC 2として迅速な流量調整を可能としている。
【0043】
このエンジン回転数制御装置104は、制御手段106によって、アイドル制御弁80の開度位置ISC POSI に応じて前記回転数不感帯NDEADを設定するよう制御する。
【0044】
第1実施例のエンジン回転数制御装置104は、アイドル制御弁24の開度位置ISC POSI を1ステップ(1単位)だけ変化させた際のアイドル空気単位変化量ΔQISC として増大変化させた際のアイドル空気単位変化量ΔQaup及び減少変化させた際のアイドル空気単位変化量ΔQadownを求め、このアイドル空気単位変化量ΔQaup・ΔQadownに対するエンジン回転数単位変化量KNUPを求め、このエンジン回転数単位変化量KNUPに応じて前記回転数不感帯NDEADを設定するよう制御する。
【0045】
次に、第1実施例の作用を説明する。
【0046】
このエンジン回転数制御装置104は、制御手段106によって、アイドル制御開始条件の成立時に、アイドル制御弁80の開度位置ISC POSI を変化させてエンジン回転数Neが目標回転数NTRGET になるようフィードバック制御するとともに、このアイドル制御弁80によるエンジン回転数Neのフィードバック制御中に、エンジン回転数Neが目標回転数NTRGET の回転数不感帯NDEADに入っている場合はアイドル制御弁80の開度位置ISC POSI を変化させずに保持するよう制御する。
【0047】
このとき、エンジン回転数制御装置104は、アイドル制御弁80の開度位置ISC POSI に応じて前記回転数不感帯NDEADを設定するよう制御する。
【0048】
エンジン回転数制御装置104は、図1に示す如く、制御手段106によって、プログラムがスタート(ステップ300)すると、現在のアイドル制御弁80の開度位置ISC POSI から1ステップ(1単位)だけ夫々増大変化させた際のアイドル空気単位変化量ΔQaup及び減少変化させた際のアイドル空気単位変化量ΔQadownを求める(ステップ302)。
【0049】
次に、このアイドル空気単位変化量ΔQaup・ΔQadownに対する現在のエンジン回転数単位変化量KNUPを図2に示す吸気管負圧PbのKNUPテーブルから求める(ステップ304)。
【0050】
そして、前記アイドル空気単位変化量ΔQaup・ΔQadownにより前記エンジン回転数単位変化量KNUPを補間して回転数変化量を算出し、この回転数変化量の最大値maxに不感帯ヒステリシスNHYSを加算して回転数不感帯NDEADを設定する。
【0051】
このように、第1実施例のエンジン回転数制御装置104は、制御手段106によって、アイドル制御弁80の開度位置ISC POSI をステップ(1単位)だけ変化させた際のアイドル空気単位変化量ΔQaup・ΔQadownを求め、このアイドル空気単位変化量ΔQaup・ΔQadownに対するエンジン回転数単位変化量KNUPを求め、このエンジン回転数単位変化量KNUPに応じて回転数不感帯NDEADを設定するよう制御することにより、図3に示す如く、アイドル制御弁80の流量特性に沿うように最小幅の回転数不感帯NDEADを設定することができる。
【0052】
このため、このエンジン回転数制御装置104は、アイドル制御弁80の流量特性に合致して最小幅の回転数不感帯NDEADを設定し得ることにより、エンジン回転数Neの制御性を大幅に向上し得て、ソフトウェアを簡素化し得て、部品の追加増設を要せずにプログラムの変更により実現し得て、低コストに実施することができる。
【0053】
図8・図9は、この発明の第2実施例を示すものである。第2実施例のエンジン回転数制御装置104は、アイドル制御弁80の流量特性を異なるアイドル空気単位変化量ΔQISC となるよう設定して設け、この異なる設定のアイドル空気単位変化量ΔQISC に応じて夫々回転数不感帯NDEADを設定している。
【0054】
即ち、第2実施例のエンジン回転数制御装置104は、図6に示す如く、アイドル制御弁80の流量特性を1つの変曲点Pを境界に夫々異なるアイドル空気単位変化量ΔQISC 1・ΔQISC 2となる流量特性に設定して設け、アイドル制御弁24の開度位置ISC POSI によって異なる設定のアイドル空気単位変化量ΔQISC 1・ΔQISC 2に応じて夫々回転数不感帯XNDEADL・XNDEADHを設定するものである。
【0055】
次に、第2実施例の作用を説明する。
【0056】
エンジン回転数制御装置104は、制御手段106によって、アイドル制御開始条件の成立時に、前述の如くアイドル制御弁80の開度位置ISC POSI を変化させてエンジン回転数Neが目標回転数NTRGET になるようフィードバック制御するとともに、このアイドル制御弁80によるエンジン回転数Neのフィードバック制御中に、エンジン回転数Neが目標回転数NTRGET の回転数不感帯NDEADに入っている場合はアイドル制御弁80の開度位置ISC POSI を変化させずに保持するよう制御する。
【0057】
このとき、エンジン回転数制御装置104は、アイドル制御弁80の流量特性を1つの変曲点Pを境界に夫々異なるアイドル空気単位変化量ΔQISC 1・ΔQISC 2となる流量特性に設定して設け、アイドル制御弁80の開度位置ISC POSI によって異なる設定のアイドル空気単位変化量ΔQISC 1・ΔQISC 2に応じて夫々回転数不感帯XNDEADL・XNDEADHを設定するよう制御する。
【0058】
エンジン回転数制御装置104は、図8に示す如く、制御手段106によって、プログラムがスタート(ステップ400)すると、現在のアイドル制御弁24の開度位置ISC POSI が不感帯切換開度位置XNCHGPを越えているか否か(ISC POSI >XNCHGP)を判断する(ステップ402)。
【0059】
この判断(ステップ402)がYESの場合は、回転数不感帯NDEADを大きな幅の回転数不感帯XNDEADHに設定する(NDEAD=XNDEADH)(ステップ404)。
【0060】
次に、現在のアイドル制御弁80の開度位置ISC POSI が不感帯切換開度位置XNCHGPから不感帯切換開度ヒステリシスXNCHGHSを減算した値以下であるか否か(ISC POSI ≦XNCHGP−XNCHGHS)を判断する(ステップ406)。
【0061】
この判断(ステップ406)がYESの場合は、回転数不感帯NDEADを小さな幅の回転数不感帯XNDEADLに設定し(NDEAD=XNDEADL)(ステップ408)、判断(ステップ402)にリターンする。
【0062】
一方、この判断(ステップ406)がNOの場合は、前記処理(ステップ404)にリターンする。なお、前記判断(ステップ402)がNOの場合は、回転数不感帯NDEADを小さな幅の回転数不感帯XNDEADLに設定し、判断(ステップ402)にリターンする。
【0063】
このように、第2実施例のエンジン回転数制御装置104は、制御手段106によって、アイドル制御弁80の流量特性を1つの変曲点Pを境界に夫々異なるアイドル空気単位変化量ΔQISC 1・ΔQISC 2となる流量特性に設定して設け、このアイドル制御弁24の開度位置ISC POSI によって異なる設定のアイドル空気単位変化量ΔQISC 1・ΔQISC 2に応じて夫々異なる2つの幅の回転数不感帯XNDEADL・XNDEADHを設定することにより、アイドル制御弁80の流量特性に対応した幅の回転数不感帯NDEADを設定することができる。
【0064】
このため、第2実施例のエンジン回転数制御装置104は、エンジン回転数Neの制御性を向上し得て、エンジン回転数Neの制御性を向上し得て、部品の追加増設を要せずにプログラムの変更により実現し得て、しかも、異なる2つの幅の回転数不感帯XNDEADL・XNDEADHに切換えるよう制御していることにより、前述実施例のようにエンジン回転数単位変化量KNUPに応じて回転数不感帯NDEADを設定する場合よりもソフトウェアを簡素化することができ、より低コストに実施することができる。
【0065】
図10は、この発明の第3実施例SG1を示すものである。第3実施例のエンジン回転数制御装置104は、アイドル制御弁80の流量特性を1つの変曲点Pを境界に夫々異なるアイドル空気単位変化量ΔQISC 1・ΔQISC 2となる流量特性に設定して設け、アイドル空気流量QISC が低流量で小さなアイドル空気単位変化量ΔQISC 1となる変曲点P以下の領域においては低開度時における不感帯設定可能回転数の最小値から段階的に減少変化する回転数不感帯XNDEADLGに設定するとともに、アイドル空気流量QISC が高流量で大きなアイドル空気単位変化量ΔQISC 2となる変曲点Pを越えた領域においては高開度時における不感帯設定可能回転数の最小値から段階的に減少変化するによる回転数不感帯XNDEADHGに設定するものである。
【0066】
このように、第3実施例のエンジン回転数制御装置104は、小さなアイドル空気単位変化量ΔQISC 1となる変曲点P以下の領域においては段階的に減少変化する回転数不感帯XNDEADLGに設定するとともに、大きなアイドル空気単位変化量ΔQISC 2となる変曲点Pを越えた領域においては段階的に減少変化するによる回転数不感帯XNDEADHGに設定するよう制御することにより、変曲点Pを境界に異なるアイドル空気単位変化量ΔQISC 1・QISC 2となる各領域において夫々アイドル制御弁80の流量特性により対応した幅の回転数不感帯NDEADを設定することができる。
【0067】
このため、第3実施例のエンジン回転数制御装置104は、エンジン回転数Neの制御性を向上し得て、エンジン回転数Neの制御性を向上し得て、部品の追加増設を要せずにプログラムの変更により実現し得て、しかも、前述第2実施例よりもさらに幅の狭い回転数不感帯NDEADを設定することができできる。
【0068】
図11は、この発明の第4実施例SG2を示すものである。第3実施例のエンジン回転数制御装置104は、アイドル制御弁80の流量特性を1つの変曲点Pを境界に夫々異なるアイドル空気単位変化量ΔQISC 1・ΔQISC 2となる流量特性に設定して設け、アイドル空気流量QISC が低流量で小さなアイドル空気単位変化量ΔQISC 1となる変曲点P以下の領域においては低開度時における不感帯設定可能回転数の最小値から高開度時における不感帯設定可能回転数の最小値に向かって増加傾斜する回転数不感帯XNDEADSに設定するとともに、アイドル空気流量QISC が高流量で大きなアイドル空気単位変化量ΔQISC 2となる変曲点Pを越えた領域においては前記高開度時における不感帯設定可能回転数の最小値による一定の回転数不感帯XNDEADHに設定するものである。
【0069】
このように、第4実施例のエンジン回転数制御装置104は、小さなアイドル空気単位変化量ΔQISC 1となる変曲点P以下の領域においては増加傾斜する回転数不感帯XNDEADSに設定するとともに、大きなアイドル空気単位変化量ΔQISC 2となる変曲点Pを越えた領域においては一定の回転数不感帯XNDEADHに設定するよう制御することにより、小さなアイドル空気単位変化量ΔQISC 1の領域において回転数不感帯NDEADの幅がいたずらに大きくなることを防止し得て、大きなアイドル空気単位変化量ΔQISC 2の領域において小さな幅の回転数不感帯NDEADを設定することができる。
【0070】
このため、第4実施例のエンジン回転数制御装置104は、小さなアイドル空気単位変化量ΔQISC 1の領域におけるエンジン回転数Neの制御性の悪化を回避しながら、大きなアイドル空気単位変化量ΔQISC 2の領域におけるエンジン回転数Neの制御性を確保し得て、全体としてエンジン回転数Neの制御性を向上し得て、エンジン回転数Neの制御性を向上し得て、部品の追加増設を要せずにプログラムの変更により実現し得る。
【0071】
【発明の効果】
このように、この発明のエンジン回転数制御装置は、アイドル制御弁の開度位置に応じて回転数不感帯を設定するよう制御することにより、アイドル制御弁の流量特性に対応した回転数不感帯を設定することができる。
【0072】
このため、このエンジン回転数制御装置は、アイドル制御弁の流量特性に対応した回転数不感帯を設定し得ることにより、エンジン回転数の制御性を向上し得て、部品の追加増設を要せずにプログラムの変更により実現し得て、低コストに実施し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示すエンジン回転数制御装置の回転数不感帯設定のフローチャートである。
【図2】エンジン回転数単位変化量のテーブルを示す図である。
【図3】アイドル空気単位変化量に対する回転数不感帯の設定を示す図である。
【図4】エンジン回転数制御のフローチャートである。
【図5】回転数不感帯を設定した目標回転数とアイドル制御弁の開度位置とアイドル空気量との関係を示す図である。
【図6】変曲点を境界に夫々異なるアイドル空気単位変化量に設定したアイドル制御弁の流量特性を示す図である。
【図7】エンジン回転数制御装置の概略構成図である。
【図8】この発明の第2実施例を示す回転数不感帯設定のフローチャートである。
【図9】アイドル空気単位変化量に対する回転数不感帯の設定を示す図である。
【図10】この発明の第3実施例を示すアイドル空気単位変化量に対する回転数不感帯の設定を示す図である。
【図11】この発明の第4実施例を示すアイドル空気単位変化量に対する回転数不感帯の設定を示す図である。
【図12】従来例によるエンジン回転数制御のフローチャートである。
【図13】アイドル空気量からアイドル制御弁の実際の開度位置を求める変換マップを示す図である。
【図14】目標回転数とアイドル制御弁の開度位置とアイドル空気量との関係を示す図である。
【図15】回転数不感帯を設定した目標回転数とアイドル制御弁の開度位置とアイドル空気量との関係を示す図である。
【図16】変曲点を境界に夫々異なるアイドル空気単位変化量に設定したアイドル制御弁の流量特性を示す図である。
【図17】異なるアイドル空気単位変化量に対する回転数不感帯の設定を示す図である。
【符号の説明】
2 エンジン
22 吸気通路
24 スロットル弁
32 排気通路
78 アイドル空気通路
80 アイドル制御弁
88 クランク角センサ
92 吸気圧センサ
94 水温センサ
96 スロットルセンサ
98 吸気温センサ
100 O2 センサ
102 車速センサ
104 エンジン回転数制御装置
106 制御手段

Claims (1)

  1. 車両に搭載したエンジンの吸気通路にスロットル弁を迂回するアイドル空気通路を設け、このアイドル空気通路のアイドル空気量を調整するアイドル制御弁を設け、アイドル制御開始条件の成立時に前記アイドル制御弁の開度位置を変化させて前記エンジン回転数が目標回転数になるようフィードバック制御するとともにこのフィードバック制御中に前記エンジン回転数が目標回転数の回転数不感帯に入っている場合は前記アイドル制御弁の開度位置を変化させずに保持するよう制御するエンジン回転数制御装置において、前記アイドル制御弁の開度位置を1単位だけ変化させた際のアイドル空気単位変化量を求め、吸気管負圧に応じて変化する単位空気量あたりのエンジン回転数単位変化量を求め、前記エンジン回転数単位変化量と前記アイドル空気単位変化量とを乗算して求められた値に応じて前記回転数不感帯を設定するよう制御する制御手段を設けたことを特徴とするエンジン回転数制御装置。
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