JP3908566B2 - マイクロミラー駆動装置及びその制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はマイクロミラー駆動装置に係り、特に静電力によるマイクロミラーの駆動時にマイクロミラーの共振周波数と振幅とを独立させて共に制御し、低電圧で回動角を大きくできるマイクロミラー駆動装置及び制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にマイクロミラー駆動装置は静電力で駆動され、その回動角によって光の反射経路を変換する。
【0003】
図1を参照すれば、従来のマイクロミラー駆動装置はフレーム5と、このフレームに形成された収容孔10と、この収容孔10に設置されてベース電極15を有するマイクロミラー20と、前記マイクロミラー20を回動自在に支持するトーションスプリング25と、前記ベース電極15との相互作用により前記マイクロミラー20を回動させる電極30とを含む。
【0004】
前記マイクロミラー20は前記ベース電極15と電極30との間の静電力により図2に示したように前記トーションスプリング25を中心に回動する。そして、所定角度に回動した後には再び前記トーションスプリング25の復原力により復元される。このように前記マイクロミラー20は反復的な回動をするが、このような回動体では振動体の共振現象を利用して小さな駆動力で大きい回動角を得られる。すなわち、振動体の共振周波数と一致する周波数で振動体を動作させれば共振現象により小さな駆動力でも効率的に振動体を作動させうる。
【0005】
さらに、マイクロミラーの共振周波数を調整する方法としてマイクロミラーの質量とトーションスプリングのスプリング定数を加減させてミラー自体の共振周波数を変化させる方法がある。しかし、このような方法は製作時の条件によってあらかじめ決定され、マイクロミラーの駆動環境または製作環境によって変化でき、加工誤差などによって正確な共振周波数を得られない。それで、マイクロミラーの製作後にも事後的に共振周波数を制御しようとする努力があった。
一般に振動体の共振周波数fは次の通りである。
【0006】
【数5】
【0007】
ここで、Ktはスプリング定数、Iは慣性モーメントを各々示す。
【0008】
一方、前記マイクロミラー20が所定の回動角θで回動する運動について運動方程式を立てれば数式(2)の通りである。
【0009】
【数6】
【0010】
ここで、Iは慣性モーメントを、Ctはマイクロミラー20のベース電極15と電極30との間のキャパシタンスを、Ktはトーションスプリングのスプリング定数を示し、τは回転モーメント(トルク)を示す。そして、前記電極30の初期電圧V0、任意の係数αについて前記電極30の駆動電圧VをV=(V0+αθ)とし、前記数式(2)を整理すれば次の通りである。
【0011】
【数7】
【0012】
上の式でキャパシタンスCtは、実験によれば図3に示したようにマイクロミラーの回動角θに対して線形的に変わることが分かる。すなわち、回動角θが大きくなるほど電極間の距離が遠ざかるのでキャパシタンスCtが線形的に減少する。これによりθに対するCtの変化量が定数になるのでこの定数をγとすれば、(dC/dθ)=γとなる。したがって、C=C0+γθ(ここで、C0はθ=0の時のCを示す)と示しうる。ここで、前記数式(3)に(dC/dθ)=γとC=C0+γθを代入して整理すれば次の通りである。
【0013】
【数8】
【0014】
前記数式(4)の右辺で、(γV0+2αC0)項はマイクロミラーの回動振幅に影響を及ぼす項、(4γαV0+2α2C0)項は周波数fに影響を及ぼす項、(3γα2)項は振幅と周波数が同時にクロストークされる項として現れる。ここで、αにより周波数を制御すれば、電圧V=V0+αθにより全体電圧Vが変わり、V0を変化させれば再びαに影響を及ぼすので周波数fと振幅を共に満足させられない問題点がある。言い換えれば、周波数と振幅を制御するための要素が互いに従属的であるため、いずれか一つを制御すれば他の要素に影響を及ぼすようになって制御が不可能になる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記問題点を解決するために案出されたものであって、共振周波数制御用電極と振幅制御用電極を独立的に具備してマイクロミラーの共振周波数と振幅とを共に制御し、マイクロミラーの回転軸のスプリング定数を減らすことによって小さな駆動力で大きい回動角を得られるマイクロミラー駆動装置及びその制御方法を提供するのにその目的がある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明によるマイクロミラー駆動装置は、少なくとも一つのグルーブを有するマイクロミラーと、前記マイクロミラーを回動自在に支持する弾性体と、前記マイクロミラーと相互作用して静電力を生じることによってマイクロミラーを回動させる少なくとも一つ以上の電極とを含み、前記少なくとも一つ以上の電極の電圧大きさまたは電圧波形を調節して前記マイクロミラーの回動に対する振幅と周波数を制御することを特徴とする。
【0017】
前記グルーブは、マイクロミラーの周辺部に備えられ、回転軸に近づいて配置されることを特徴とする。
【0018】
前記電極は、前記マイクロミラーの回動に対する周波数制御用第1電極と、
前記周波数制御用電極と独立して作動する振幅制御用第2電極とを具備することを特徴とする。
【0019】
前記電極の電圧Vは、初期電圧V0と任意の係数αに対してV2=V0+αθに印加されることを特徴とする。
【0020】
前記第1電極の電圧V1は、初期電圧V0に対してV1 2=V0に設定されることを特徴とする。
【0021】
前記第2電極の電圧V2は、前記マイクロミラーの回動角θと任意の係数αに対してV2 2=αθに設定されることを特徴とする。
【0022】
前記電極は、コーム状に形成され、電極同士で向き合う有効面積を最大化することを特徴とする。
【0023】
前記グルーブは、マイクロミラーの回転軸を基準に対称に備えられたことを特徴とする。
【0024】
前記電極は、コーム状に形成され、電極同士で向き合う有効面積を最大化することを特徴とする。
【0025】
前記目的を達成するために、本発明によるマイクロミラー駆動装置は、少なくとも一つ以上のグルーブと前記グルーブに備えられたベース電極を有するマイクロミラーと、前記マイクロミラーを回動自在に支持する弾性体と、前記ベース電極との相互作用により静電力を生じて前記マイクロミラーを回動させ、各々独立的に駆動する少なくとも二つの電極とを含むことを特徴とする。
【0026】
前記少なくとも二つ以上の電極のうち一つの電極は、印加電圧の波形を変形してマイクロミラーの周波数を制御することを特徴とする。
【0027】
前記少なくとも二つ以上の電極のうち一つの電極は、印加電圧の大きさを変形してマイクロミラーの振幅を制御できるようになっていることを特徴とする。
【0028】
前記目的を達成するために、本発明によるマイクロミラー駆動装置制御方法は、マイクロミラー、前記マイクロミラーが回動するように支持する弾性体及び前記マイクロミラーと相互作用して静電力を生じることによってマイクロミラーを回動させる少なくとも一電極を含むマイクロミラー駆動装置制御方法であって、
(a)前記マイクロミラーと少なくとも一電極間に静電力を生じる段階と、(b)前記マイクロミラーの回動角度をθとする時、初期電圧V0と任意の係数αに対して前記少なくとも一電極をV2=V0+αθに設定する段階と、(c)前記(b)段階でV0及び/またはαを変化させてマイクロミラーの周波数及び/または振幅を制御する段階とを含むことを特徴とする。
【0029】
前記マイクロミラーの共振周波数fは下記の条件式を満足し、前記第2電極はV2 2=αθにおいてαを調節して前記マイクロミラーの共振周波数fを調節することを特徴とする。
【0030】
【数9】
【0031】
ここで、Ktは前記弾性体のスプリング定数、Iは慣性モーメント、γ2はマイクロミラーの回動角θに対するキャパシタンスの変化量を示す。
【0032】
前記電極の電圧印加時間の位相差をπ/2だけ置くことによって前記マイクロミラーの共振周波数fが下記の条件式を満足し、前記第2電極はV2 2=αθにおいて任意の係数αを調節して前記共振周波数fを調節することを特徴とする。
【0033】
【数10】
【0034】
ここで、Ktは前記弾性体のスプリング定数、Iは慣性モーメント、γ2はマイクロミラーの回動角θに対するキャパシタンスの変化量を示す。
【0035】
前記目的を達成するために、本発明によるマイクロミラー駆動装置は、マイクロミラー、前記マイクロミラーが回動するように支持する弾性体及び前記マイクロミラーと相互作用して静電力を生じることによってマイクロミラーを回動させる少なくとも一つの電極を含むマイクロミラー駆動装置制御方法であって、
前記電極の駆動電圧の波形を変化させることによってマイクロミラーの共振周波数を調節する段階を含むことを特徴とする。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面を参照して本発明の望ましい実施形態について詳細に説明する。
図4を参照すれば、本発明によるマイクロミラー駆動装置は、フレーム100と、マイクロミラー110と、前記マイクロミラー110を収容してマイクロミラー110の回動空間を確保するための収容孔108と、前記マイクロミラー110を回動自在に弾力的に支持する弾性体105と、前記マイクロミラー110を駆動させるための少なくとも一つ以上の電極とを含む。
【0037】
前記マイクロミラー110は、光が入射して反射される反射部110aと、前記反射部110aの周囲に設けられた一つのグルーブ110bとよりなる。
【0038】
前記電極は前記マイクロミラー110を駆動させる電圧の大きさ調節によりマイクロミラー110の回動振幅を制御するための第1電極115と、電圧の波形調節によりマイクロミラー110の共振周波数fを制御するための第2電極120、121、122、123とを独立的に具備する。例えば、前記第1電極115は前記弾性体105に平行な方向にある前記収容孔108の両側に配置されうる。また、前記第2電極120、121、122、123は前記グルーブ110bに挿入されて配置されることが望ましい。
【0039】
前記第1電極115及び第2電極120、121、122、123と相互作用して静電力を生じるベース電極113が前記第1及び第2電極115、120、121、122、123と向き合うように配置されている。特に、前記ベース電極113が前記グルーブ110bの側壁に設けられていてマイクロミラーの駆動力に寄与できる有効面積を極大化できる。すなわち、前記マイクロミラー110を一般の平板状に構成する時よりマイクロミラー110の周辺部に前記グルーブ110bを具備する時にマイクロミラーの駆動力に寄与できる電極の配置面積をさらに広く確保できる。さらに、電極同士で向き合う有効面積を極大化するために前記第1及び第2電極115、120、121、122、123とベース電極113をコーム状(comb shape)に形成してジグザグに配置させる。
【0040】
一方、前記反射部110aは光が反射されるのに必要な最小限の面積を確保するようにする。また、前記少なくとも一つ以上のグルーブ110bはマイクロミラー110の回転軸Cを基準として対称的に設けられることが望ましい。
【0041】
次は、前記のように構成されたマイクロミラー駆動装置の制御方法について説明する。
前記ベース電極113と第1及び第2電極120、121、122、123の相互作用による静電力により前記マイクロミラー110が回動する。ここで、前記マイクロミラー110を駆動させる電極の全体電圧Vは電圧の大きさを決定する期間と波形を決定する期間とに分けて設定される。例えば、マイクロミラーの駆動電圧Vを初期電圧V0と任意の係数αに対して、V2=V0+αθに設定できる。
【0042】
前記マイクロミラー110の挙動による駆動電圧Vの印加とαによる電圧波形の変化を図5に示した。ここで、臨界角θcはマイクロミラー110の回動角に対して静電力が及ぶ最大の角度を示す。このグラフで分かるように、αが変わるにつれて電圧の波形が変わる。
【0043】
また、回動角θに対する前記駆動電圧V2の変化をグラフで示せば図6の通りであり、ここで分かるようにV2はマイクロミラーの回動角θに比例するので所定のV2に対して、αは初期電圧V0に従属される。言い換えれば、一定のV2値に対して初期電圧V0を変化させればαがしたがって変わることを意味する。
【0044】
前記のように駆動電圧VをV2=V0+αθに設定して一つの電極を使用する場合、前記数式(2)にV2を代入して整理すれば次の通りである。
【0045】
【数11】
【0046】
ここで、前述したように(dC/dθ)=γとすれば、C=C0+γθに示しうるのでこれを前記数式(5)に代入して整理すれば次の通りである。
【0047】
【数12】
【0048】
この時、(Kγ−γα)はマイクロミラーの周波数に影響を及ぼし、(1/2)・(γV0+αC0)は振幅に影響を及ぼす。前記の結果によればαを変化させつつ周波数fを調節し、初期電圧V0を変化させつつ振幅を調節できる。
【0049】
次は他の実施形態であって、前記マイクロミラー110を駆動させる電圧Vを初期電圧V0、任意の係数αに対してV2=V0+αθに設定し、前記第1電極115の電圧V1にはV1 2=V0、前記第2電極120、121、122、123の電圧V2にはV2 2=αθを各々印加する。さらに、前記駆動電圧Vに対して下記の数式(7)に示しうる。
【0050】
【数13】
【0051】
前記数式(7)を前記数式(2)に代入してマイクロミラーの回動角θに対して整理すれば、次の通りである。
【0052】
【数14】
【0053】
前記数式(8)の右辺で、最初の項の(dC/dθ)は前記第1電極115によるものであることを示すために添字1をつけ、二番目の項の(dC/dθ)は前記第2電極120、121、122、123によるものであることを示すために添字2をつけて区別する。そして、前述したようにCはθに対して線形的に変わるのでそれぞれのθに対する微分項をγ1、γ2に示しうる。すなわち、(dC/dθ)1=γ1、(dC/dθ)2=γ2とする。そして、前記数式(8)の右辺で3番目の項と4番目の項にV1 2=V0、V2 2=αθを各々代入して整理すれば次の通りである。
【0054】
【数15】
【0055】
前記式でC2=C20+γ2θ(ここで、C20はθが0の時のC2の値である。)を代入して整理すれば次の通りである。
【0056】
【数16】
【0057】
そして、前記数式(10)を回動角θに対して整理すれば次の通りである。
【0058】
【数17】
【0059】
前記数式(11)によれば、左辺でθの係数(Kt−γ2α)はマイクロミラーの共振周波数fを決定する一要素として作用し、右辺の(1/2)・(γ1V0+αC20)は振幅を決定する一要素として作用する。すなわち、共振周波数fを前記数式(11)と数式(1)、数式(2)を利用して示せば次の通りである。
【0060】
【数18】
【0061】
前記数式(12)で共振周波数fはαにより調節できる。また、振幅は前記数式(11)の右辺にある(1/2)・(γ1V0+αC20)により調節可能であるが、この時共振周波数調節のためにαが調節されるによって振幅を決定する項目に影響が及ぶとしても、最終的に前記V0を調節することによって所望の振幅を得られる。ここで、V0はαの変化によって影響されない独立変数であるので共振周波数調節によって従属されないように振幅を制御できる。したがって、マイクロミラーの共振周波数と振幅が共に満足されるように制御できる。
【0062】
また他の方法として、前記第1電極115と第2電極120、121、122、123の電圧印加時間の位相差をおいてマイクロミラーの共振周波数fを調節できる。例えば、時間位相差をπ/2だけおければ前記数式(12)と対比する時γ2αに対して(−)が適用されて前記マイクロミラー110の共振周波数fは下記の数式(13)を満足する。
【0063】
【数19】
【0064】
ここで、Ktは前記弾性体105のスプリング定数、Iは慣性モーメント、γ2はマイクロミラーの回動角θに対するキャパシタンスの変化量を示す。前記数式(13)により電圧の波形を決定するαを調節することによって共振周波数fを制御できる。
【0065】
さらに、本発明によるマイクロミラー駆動装置は前記マイクロミラー110に電極収容面積を最大化するためのグルーブ110bを具備していて、グルーブがない一般の平板ミラーと対比してみる時全体的な質量が減少する。質量が減少するにつれて慣性モーメントIが減少するが、慣性モーメントIが減少して周波数fが一定に維持されるとする時、前記数式(12)によればスプリング定数Ktが減少することが分かる。ところが、マイクロミラー110の駆動力はスプリング定数Ktによる復原力に勝ちながら駆動されるものであるために、同じ回動角を生じるとすれば、スプリング定数Ktが小さいほど小さな駆動力が要求される。すなわち、スプリング定数が小さいほど小さな駆動力で大きい回動角を得られる。したがって、本発明によるマイクロミラー駆動装置は前記グルーブ110bを電極を収容できる空間として活用すると同時にスプリング定数を減らしうる要因としても活用できる。
【0066】
また、前記ベース電極113と第1及び第2電極115、120、121、122、123は図4のA部に示したようにコーム状に形成される。このようなコーム状の電極が相互ジグザグに交互していて、電極同士で向き合う面積が最大化するので同一電圧に対して有効静電力の発生を最大化できる。
【0067】
一方、回転軸Cから電極までの距離が近いほど臨界角θcが大きくなる。臨界角θcが大きくなれば静電力が及ぶ範囲が大きくなるのでミラーが大きい角度に回動する時にも共振周波数の制御範囲が広くなる。さらに、本発明では前記グルーブ110bに第1電極115または第2電極120、121、122、123を配置することによって回転軸Cから電極までの距離L1を狭める効果を奏する。
【0068】
【発明の効果】
本発明によるマイクロミラー駆動装置は、マイクロミラーの共振周波数制御用電極とこの共振周波数制御用電極の変化により影響されないように独立して作動する振幅制御用電極を別途に具備してマイクロミラーの共振周波数と振幅を同時に制御できる。
【0069】
また、マイクロミラーで必要な有効面積を維持しつつマイクロミラーの慣性モーメントとスプリング定数を減少させて小さな駆動力で大きい回動角を得られる。
【0070】
また、マイクロミラーの共振周波数制御用電極または振幅制御用電極を収容できる空間をマイクロミラー内で確保することによって低電圧で大きい駆動力を得られるだけではなく、回転軸から電極までの距離を縮めると同時に電極同士で相互作用する有効面積を増加させることによってミラーが大きい角で回動する場合にも共振周波数の制御範囲が広くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のマイクロミラー駆動装置の概略的な平面図である。
【図2】 マイクロミラーの回動動作を説明するための図面である。
【図3】 マイクロミラーの回動角度に対するキャパシタンスのグラフである。
【図4】 本発明によるマイクロミラー駆動装置の平面図である。
【図5】 マイクロミラーの駆動電圧とマイクロミラーの動作関係を示す図面である。
【図6】 マイクロミラーの回動角度に対する駆動電圧のグラフである。
【符号の説明】
100 フレーム
105 弾性体
108 収容孔
110 マイクロミラー
110a 反射部
110b グルーブ
113 ベース電極
115 第1電極
120、121、122、123 第2電極
Claims (27)
- 少なくとも一つのグルーブと前記グルーブに備えられたベース電極を有するマイクロミラーと、前記マイクロミラーを回動自在に支持する弾性体と、
前記マイクロミラーと相互作用して静電力を生じることによってマイクロミラーを回動させる少なくとも一つ以上の電極とを含み、
前記グルーブは、前記マイクロミラーの回転軸に対して交差する辺に備えられ、
前記少なくとも一つ以上の電極の電圧大きさまたは電圧波形を調節して前記マイクロミラーの回動に対する振幅と周波数を制御することを特徴とし、且つ、
前記電極は、
前記マイクロミラーの回動に対する周波数制御用第1電極と、
前記周波数制御用電極と独立して作動する振幅制御用第2電極とを具備することを特徴とするマイクロミラー駆動装置。 - 前記グルーブは、マイクロミラーの周辺部に備えられ、前記マイクロミラーの回転軸に近づけて配置されることを特徴とする請求項1に記載のマイクロミラー駆動装置。
- 前記電極の電圧Vは、
前記マイクロミラーの回動角をθとすると、初期電圧V0と任意の係数αに対してV2=V0+αθに印加されることを特徴とする請求項1に記載のマイクロミラー駆動装置。 - 前記第1電極の電圧V1は、
初期電圧V0に対してV1 2=V0に設定されることを特徴とする請求項3に記載のマイクロミラー駆動装置。 - 前記第2電極の電圧V2は、
前記マイクロミラーの回動角θと任意の係数αに対してV2 2=αθに設定されることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のマイクロミラー駆動装置。 - 前記電極は、
コーム状に形成され、電極同士で向き合う有効面積を最大化することを特徴とする請求項1に記載のマイクロミラー駆動装置。 - 前記グルーブは、
マイクロミラーの回転軸を基準に対称に備えられたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマイクロミラー駆動装置。 - 前記電極は、
コーム状に形成され、電極同士で向き合う有効面積を最大化することを特徴とする請求項7に記載のマイクロミラー駆動装置。 - 少なくとも一つ以上のグルーブと前記グルーブに備えられたベース電極を有するマイクロミラーと、
前記マイクロミラーを回動自在に支持する弾性体と、
前記ベース電極との相互作用により静電力を生じて前記マイクロミラーを回動させ、各々独立的に駆動する少なくとも二つの電極とを含み、
前記グルーブは、前記マイクロミラーの回転軸に対して交差する辺に備えられ、且つ、
前記少なくとも二つ以上の電極のうち一つの電極は、印加電圧の波形を変形してマイクロミラーの周波数を制御することを特徴とし、
前記少なくとも二つ以上の電極のうち他の一つの電極は、印加電圧の大きさを変形してマイクロミラーの振幅を制御できるようになっていることを特徴とするマイクロミラー駆動装置。 - 前記グルーブは、
マイクロミラーの周辺部に溝状に掘られ、前記マイクロミラーの回転軸に近づいて配置されることを特徴とする請求項9に記載のマイクロミラー駆動装置。 - 前記電極とベース電極は、
コーム状に形成され、互いにジグザグに向き合って電極同士で向き合う有効面積を最大化することを特徴とする請求項9または請求項10に記載のマイクロミラー駆動装置。 - 前記マイクロミラーの回動角をθとすると、前記少なくとも二つ以上の電極の全体電圧は初期電圧V0と任意の係数αに対してV2=V0+αθに設定されることを特徴とする請求項9に記載のマイクロミラー駆動装置。
- 前記電極は、
初期電圧V0に対してV1 2=V0に設定される振幅制御用電極を具備してマイクロミラーの回動に対する振幅を制御することを特徴とする請求項12に記載のマイクロミラー駆動装置。 - 前記電極は、
前記マイクロミラーの回動角θと任意の係数αに対して、V2 2=αθに設定される共振周波数制御用電極を具備してαを調節することによってマイクロミラーの回動に対する周波数を制御することを特徴とする請求項12または請求項13に記載のマイクロミラー駆動装置。 - 前記グルーブは、
マイクロミラーの回転軸を基準に対称に形成されていることを特徴とする請求項9または請求項10に記載のマイクロミラー駆動装置。 - マイクロミラー、前記マイクロミラーが回動するように支持する弾性体、前記マイクロミラーの回転軸に対して交差する辺に具備されたグルーブ、前記グルーブに具備されたベース電極、及び前記マイクロミラーと相互作用して静電力を生じることによってマイクロミラーを回動させる少なくとも一電極を含むマイクロミラー駆動装置制御方法であって、
(a)前記マイクロミラーと少なくとも一電極間に静電力を生じる段階と、
(b)前記マイクロミラーの回動角度をθとする時、初期電圧V0と任意の係数αに対して前記少なくとも一電極をV2=V0+αθに設定する段階と、
(c)前記(b)段階でV0及び/またはαを変化させてマイクロミラーの周波数及び/または振幅を制御する段階とを含むことを特徴とするマイクロミラー制御方法。 - 前記(b)段階で、
初期電圧V0を決定する電圧V1がV1 2=V0に設定される少なくとも一つの第1電極を含むことを特徴とする請求項16に記載のマイクロミラー制御方法。 - 前記(b)段階で、
電圧の波形を決定する電圧V2がV2 2=αθに設定される少なくとも一つの第2電極を含むことを特徴とする請求項16または請求項17に記載のマイクロミラー制御方法。 - 前記第1電極及び第2電極は互いに独立して作動することを特徴とする請求項18に記載のマイクロミラー制御方法。
- マイクロミラー、前記マイクロミラーが回動するように支持する弾性体、前記マイクロミラーの回転軸に対して交差する辺に具備されたグルーブ、前記グルーブに具備されたベース電極、及び前記マイクロミラーと相互作用して静電力を生じることによってマイクロミラーを回動させる少なくとも一つの電極を含むマイクロミラー駆動装置制御方法であって、
前記電極の駆動電圧の波形を変化させることによってマイクロミラーの共振周波数を調節する段階と、
前記電極の駆動電圧の大きさを変化させることによってマイクロミラーの振幅を調節する段階とを含むことを特徴とするマイクロミラー駆動装置制御方法。 - 前記電極の初期電圧V0に対して電圧がV1 2=V0に設定される少なくとも一つの第1電極を含むことを特徴とする請求項22に記載のマイクロミラー制御方法。
- 前記マイクロミラーの回動角をθとすると、前記電極の電圧波形を決定する任意の係数αに対して電圧がV2 2=αθに設定される少なくとも一つの第2電極を含むことを特徴とする請求項23に記載のマイクロミラー制御方法。
- 前記第1電極及び第2電極は互いに独立して作動することを特徴とする請求項24に記載のマイクロミラー制御方法。
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