JP3907871B2 - カラー画像処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エッジ部での色再現性の良い画像を再生するエッジ強調処理機能を有するカラー画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
カラー複写機やカラープリンタなどのカラー画像処理装置では、スキャナから入力される反射率リニアのRGB信号を、プリンタから出力されるインク量に対応した信号である濃度リニアのCMYK信号に変換して画像処理を行っているのが一般的である。このようなカラー画像処理装置においては、原稿の解像度を保持することを目的としたフィルタによるエッジ強調処理がよく用いられる。しかし、従来のRGB信号あるいはCMYK信号によるエッジ強調方式は、黒文字/エッジ部と色文字/エッジ部で、それぞれ次のような問題点がある。
【0003】
黒文字/エッジ部では、スキャナ入力の際にRGB画像データの画素ズレやグレーバランスの崩れといった影響を受けやすく、強調処理によって更にそれを際立たせてしまう。具体的には、白地上の黒文字周囲での色付きや、コントラストの低い黒文字(低コン黒文字)のエッジ部で色のかぶりが発生する。一方、色文字/エッジ部では、RGB3色あるいはCMYK4色すべての信号を強調すると、色味成分と同時にグレー成分も強調してしまうことになるため、色の濁りが発生する。
【0004】
上記問題点を解決する方法として、YIQ等の輝度・色差分離系色空間、あるいはL*a*b*等の均等知覚色空間においてエッジ強調処理を行う方法が既に提案されている。このような方法を用いた従来技術は、概ね輝度あるいは明度信号のみを強調するものであり、黒文字/エッジの周囲やコントラストの低い部分での色付き(周囲の色付き、かぶり)を抑え、かつ、ハードウェア規模を抑制するという効果がある。しかし、この方法では、色文字/エッジ部の色再現性の問題は全く解消されない。
【0005】
一方、色文字の色再現性まで考慮した方式も、いくつか提案されている。そのような従来技術として、例えば、特開平7−250253号公報や特開平7−170420号公報に開示された発明が知られている。
【0006】
前者の特開平7−250253号公報記載の装置では、明度に相当する画像信号と色度に相当する画像信号に異なる強さのエッジ強調処理を施している。この場合、視覚的効果が高いとされる明度に対しては強い強調を、色度に対してはそれよりも弱い強調をかけている。
【0007】
後者の特開平7−170420号公報記載の装置では、輝度に相当する信号からエッジ量を求め、色差に相当する信号から彩度量を求めて黒/色エッジ度を算出し、それに応じて色差に相当する信号を変換している。これにより、MTF劣化の無い高精度な画素ズレ補正が実現できる。また、黒文字はより純黒に、色文字はより高彩度色に変換するという効果もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記各公報に記載の装置はいずれも、色文字/エッジ部の色の濁りを無くすまでには至っておらず、色再現性に関してまだまだ不十分である。
【0009】
また、カラー複写機等のカラー画像処理装置においては、文字の解像度と絵柄の階調性の両立を図るため、像域分離処理を用いて適応的に処理を切り替えるような手段がよく用いられる。すなわち、画像中から黒文字領域を検出し、高解像度処理、黒単色再生等の処理が施される。このとき、黒文字領域以外の領域に対するエッジ強調処理においても同様に、色文字/エッジ部における色の濁りの問題がある。黒文字領域だけでなく色文字領域も別に検出し、高解像度処理を施す装置もあるが、これに関しても同様である。
【0010】
本発明はこのような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、黒文字/エッジの色再現性を従来レベルに保持しつつ、色文字/エッジの色再現性を高めることができるカラー画像処理装置を提供することにある。
【0011】
本発明の目的はまた、黒文字領域のみ、あるいは黒文字領域と色文字領域を夫々検出するような像域分離手段を持つ場合に、色文字/エッジの色再現性を高めることができるカラー画像処理装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明に係るカラー画像形成装置は、入力画像情報の色空間を輝度と色差成分に分解可能な色空間に変換する色変換手段と、前記入力画像情報から画像の領域毎の特徴を表わす信号を発生する特徴信号発生手段と、前記色変換手段によって変換された輝度空間と色差空間での空間周波数変換特性の少なくとも一方を前記特徴信号発生手段によって出力される特徴信号に基づいて変化させる制御手段と、前記注目画素またはブロックの彩度を判定する彩度判定手段と、前記注目画素またはブロックの黒度を判定する黒度判定手段と、を備え
前記黒度判定手段は、所定のマトリクスサイズのブロックの各画素毎に前記輝度信号をY、前記色差信号をI,Qとしたとき、下記の式により予め設定した閾値Th1、Th2と比較して
+Q ≦Th1かつY<TH2 ならば 黒画素
それ以外は、色画素と判定する黒画素判定手段を有し、
前記黒画素判定手段によって判定された注目画素を含む前記ブロック内に存在する黒画素の個数により黒度を判定し
前記制御手段は、
注目画素またはブロックの色情報に基づいて前記輝度空間と色差空間における空間周波数変換特性の少なくとも一方を変化させ、
前記彩度判定手段の判定結果に基づいて、無彩色であるほど色差信号に対するエッジ強調を抑制し、有彩色であるほど輝度信号に対するエッジ強調を抑制し、
前記黒度判定手段の判定結果に基づいて、黒であるほど色差信号に対するエッジ強調を抑制し、黒でないほど輝度信号に対するエッジ強調を抑制することを特徴とする。
【0013】
第2の手段は、第1の手段において、前記彩度判定手段が、色差信号を用いて彩度を判定することを特徴とする。
第3の手段は、第1の手段において、像域分離手段をさらに備え、前記制御手段は前記像域分離手段の像域分離結果に基づいて前記輝度空間と色差空間における空間周波数変換特性の少なくとも一方を変化させることを特徴とする。
第4の手段は、第3の手段において、前記像域分離手段は黒文字領域を検出し、分離結果が黒文字領域以外の領域である場合に、輝度信号に対するエッジ強調を抑制することを特徴とする。
第5の手段は、第3の手段において、前記像域分離手段は黒文字領域と色文字領域を夫々検出し、分離結果が色文字領域である場合に、輝度信号に対するエッジ強調を抑制することを特徴とする。
第6の手段は、第4または第5の手段において、前記像域分離手段による像域分離結果が黒文字領域である場合に、輝度信号のみにエッジ強調処理を施すことを特徴とする。
第7の手段は、第4または第5の手段において、前記像域分離手段による像域分離結果が黒文字領域である場合に、カラー画像信号の少なくとも1色の画像信号にエッジ強調処理を施すことを特徴とする
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態について説明する。
【0019】
<第1の実施の形態>
図1ないし図4を参照し、第1の実施の形態について説明する。
【0020】
図1は第1の実施の形態に係るカラー画像処理装置の全体構成を示すブロック図である。図1において、カラー画像処理装置は、カラースキャナ11と、カラースキャナ11からRGB信号が入力される第1の色変換部(色変換部1)12と、第1の色変換部12でYIQ信号に変換された信号が入力されるエッジ強調部13と、エッジ強調部13からの出力が入力される第2の色変換部(色変換部2)14と、第2の色変換部14でRGB信号に変換された信号が入力される色補正部15と、色補正部15で補正されたCMYK信号に基づいて印字出力するカラープリンタ16と、前記色変換部12とエッジ強調部13との間に設けられた無彩色判定部17とから基本的に構成されている。
【0021】
この構成では、カラースキャナ11で画像のRGB信号を読み込み、第1の色変換部12に送信する。第1の色変換部12では、画像のRGB信号を受けて、輝度・色差分離系画像信号であるYIQ信号に変換する。RGB信号からYIQ信号への変換は、以下の(1)式による。
【0022】
【数1】
Figure 0003907871
エッジ強調部13では、このYIQ信号を受けて、YIQ色空間でエッジ強調処理を行う。その際、無彩色判定部17による判定結果に応じて、エッジ強調処理を施す信号を切り替える。第2の色変換部14は、エッジ強調部13から出力されたYIQ信号を、再びRGB信号に戻す。YIQ信号からRGB信号への変換は、以下の(2)式による。
【0023】
【数2】
Figure 0003907871
色補正部15では、このRGB信号に色補正処理を施し、インク量に対応したCMYK信号を出力する。そして、このCMYK信号からなる画像データをカラープリンタ16で出力する。なお、無彩色判定部17では、第1の色変換部12からの出力信号YIQのうち、色差信号であるIとQの信号を受け、予め設定した適当な閾値Thと以下のような比較を行い、無彩色であるか有彩色であるかを判定する。
【0024】
+Q ≦Thならば、無彩色
+Q >Thならば、有彩色
・・・(3)
図2は、図1のエッジ強調部13を詳細に示したブロック図である。この図2を用いて無彩色/有彩色でのエッジ強調処理の切り替えについて説明する。エッジ強調部13は、第1の伝送路切替部(伝送路切替部1)1301と、第1ないし第3のエッジ強調回路1303,1304,1305と、第2の伝送路切替部(伝送路切替部2)1302とから主に構成されている。
【0025】
第1の伝送路切替部1301は、第1の色変換部12からの出力信号YIQを受けて、各信号を伝送路Aまたは伝送路Bのいずれかに送信する。無彩色判定部17での判定結果が無彩色の場合には伝送路A、有彩色の場合には伝送路Bを選択する。伝送路Aが選択された場合、エッジ強調回路1303で輝度信号Yに対してエッジ強調処理を施す。色差信号IとQに関しては、強調処理は行わず、スルーとする。伝送路Bが選択された場合は逆に、エッジ強調回路1304とエッジ強調回路1305に色差信号IとQを送信し、エッジ強調処理を施す。輝度信号Yに関してはスルーとする。そして、第2の伝送路切替部1302で、無彩色の場合には伝送路Aを通過した信号、有彩色の場合には伝送路Bを通過した信号を受信し、第2の色変換部14へ送信する。図2のエッジ強調回路で用いるエッジ強調フィルタは、例えば図4に示したようなフィルタが用いられる。有彩色と無彩色のエッジ強調処理で、異なる係数のフィルタを用意し、強調の強さを変えることも可能である。
【0026】
図2の処理手順を図3のフローチャートに示す。この処理では、(3)式の比較を無彩色判定部17で実行し(ステップS1)、無彩色であれば、エッジ強調部13ではY信号のみでエッジ強調処理を行い(ステップS2)、有彩色であれば、IQ信号のみでエッジ強調処理を行う。
【0027】
以上、説明したように、この第1の実施の形態によれば、無彩色を輝度信号Yのみでエッジ強調することにより、黒文字/エッジ部での色付きを抑制し、有彩色を色差信号IとQのみでエッジ強調することにより、色文字/エッジ部での色の濁りを防ぐことができる。また、無彩色判定を色差信号IとQを用いて行っているので、簡単な回路の付加で判定回路を構成でき、ハードウェア規模を抑制することが可能となる。
【0028】
なお、この第1の実施の形態では、彩度判定を閾値で無彩色/有彩色を判定する2値判定としたが、彩度判定を多値判定とし、判定結果に応じてエッジ強調フィルタの係数を切り替えるような装置への応用も可能である。その場合、彩度が低い場合にはYに強い強調、IQに弱い強調処理を施し、彩度が高い場合にはYに弱い強調、IQに強い強調処理を施すようにフィルタ係数を多段階で切り替えれば良い。また、この第1の実施の形態では、彩度判定を注目画素に対して行ったが、ブロック単位で行うようにすることもできる。
【0029】
<第2の実施の形態>
次に、図5および図6を参照し、本発明の第2の実施の形態について説明する。
【0030】
図5は第2の実施の形態に係るカラー画像処理装置全体の構成を示すブロック図、図6は図5の黒画素判定部におけるブロック判定の一例を示す説明図である。なお、以下の説明において、前述の第1の実施の形態と同等な各部には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
【0031】
第2の実施の形態の構成は前述の第1の実施の形態の図1に示した構成における無彩色判定部17に代えて黒画素判定部18を設け、黒画素判定部18に第1の色変換部12からのY信号も入力するように構成したことを特徴とし、他の各部は第1の実施の形態と同等に構成されている。すなわち、第1の実施の形態では無彩色判定結果を受けてエッジ強調処理を切り替えているのに対し、この第2の実施の形態では黒画素判定部18の判定結果を受けてエッジ強調処理の切り替えを行うように構成した点で第1の実施の形態と異なっている。
【0032】
黒画素判定部18では、例えば図6に示すように画素を5×5のブロックに分けて、判定を行う。すなわち、5×5のマトリクスの各画素ごとに黒画素か色画素かを判定し、ブロック内における黒画素の存在の有無に基づいて処理を切り替える。画素単位の黒画素/色画素判定は、第1の色変換部12からの出力信号YIQを受けて、下記の(4)式に示すように予め設定した適当な閾値Th1とTh2とを比較してエッジ強調処理を切り替える。
【0033】
+Q ≦Th1かつY<Th2ならば、黒画素
それ以外は、色画素 ・・・(4)
ここで、輝度信号Yは、Y=0のとき黒で、Yの値が大きくなるほど、白に近づくような信号である。エッジ強調部13での適応処理は、第1の実施の形態の図2に示したものと同様である。この第2の実施の形態においては、ブロック内に黒画素が1つでも存在する場合には、伝送路Aを選択し、輝度信号Yにのみエッジ強調処理を施す。ブロック内に黒画素が1つも存在しない場合には、伝送路Bを選択し、色差信号IとQにのみエッジ強調処理を施す。
【0034】
以上、説明したように、この第2の実施の形態によれば、黒画素周辺を輝度信号Yのみでエッジ強調することにより、黒文字/エッジ部での色付きを抑制し、色画素を色差信号IとQのみでエッジ強調することにより、色文字/エッジ部での色の濁りを防ぐことができる。そして、上述のブロック判定にしたことで、スキャナによる読み取りの位置ずれ等に起因する黒文字周囲の色付きを抑制することができる。また、黒画素判定を輝度信号Yと色差信号IとQを用いて行っているので、簡単な回路の付加で判定回路を構成でき、ハードウェア規模を抑制することができる。
【0035】
なお、この第2の実施の形態では、ブロック内における黒画素の存在有無による2値判定としたが、黒画素からの距離や黒画素の数で多値判定とし、判定結果に応じてエッジ強調フィルタの係数を切り替えるような装置へ適用することも可能である。
【0036】
<第3の実施の形態>
次に、図7および図8を参照し、本発明の第3の実施の形態について説明する。
【0037】
図7は第3の実施の形態におけるカラー画像処理装置の全体構成を示すブロック図、図8は図7の像域分離部の構成を詳細に示すブロック図である。この第3の実施の形態は、第1の実施の形態における無彩色判定部17に代えて像域分離部19を設け、この像域分離部19に対して、第1の実施の形態における第1の色変換部12からのIQ信号に代えてカラースキャナ11からRGB信号が入力され、この信号に基づいて像域分離部19からの出力信号(像域分離信号)をエッジ強調部13と色補正部15に入力し、エッジ強調部13及び色補正部15では入力された像域分離信号100に基づいて処理を切り替えるようにしたものである。なお、この第3の実施の形態以降に挙げる実施の形態は、すべて像域分離部を備えた装置に関するものである。また、以下の説明において、前述の第1及び第2の実施の形態と同等な各部には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
【0038】
第3の実施の形態における像域分離部19は、黒文字領域検出機能をもち、黒文字領域とその他の領域を分離する機能を有するものとする。エッジ強調部13での適応処理は、前述の第1の実施の形態において図2を参照して説明したものと同等であり、黒文字領域の場合には、伝送路Aを選択し、輝度信号Yにのみエッジ強調処理を施す。黒文字領域以外の領域と判定された場合には、伝送路Bを選択し、色差信号IとQにのみエッジ強調処理を施す。色補正部15では、黒文字の解像度を高め、色付きの問題を無くすために、黒文字領域と判定された領域に対しては、100%UCR(下色除去)処理を施してK=min(C,M,Y)とした上で色消し処理を行ってC=M=Y=0とし、Kトナーのみで画像を出力する。
【0039】
図8は図7の像域分離部19の構成を示すブロック図であり、像域分離部19は色判定部1901、文字検出部1902及び黒文字判定部1903からなっている。色判定部1901ではカラースキャナ11から入力されたRGB信号に基づいて注目画素あるいはブロックが黒画素か色画素かを判定する。文字検出部1902ではG信号に基づいて文字エッジ領域を検出する。そして、黒文字判定部1903で色判定部1901と文字検出部1902からの結果を受けて、黒画素かつ文字エッジ領域である領域を黒文字領域として検出する。色判定部1901では、注目画素のCMYデータを夫々所定の閾値で2値化し、例えば
C>閾値C、かつM>閾値M、かつY>閾値Yならば黒画素
とする。
【0040】
ブロック判定の場合は、ブロック内のCMY夫々の平均値で判定する。文字検出部1902における文字エッジ領域検出には、既に公開の技術である「文字/絵柄(網点、写真)混在画像の像域分離方式」(電子情報通信学会論文誌D−2Vol.J75−D−2 No.1 PP.39−47 1992年1月に記載)を利用する。文字領域は、濃度が高レベルと低レベルの画素が多く、かつエッジ部分ではこれらの画素が連続している。この高レベルの画素と低レベルの画素のそれぞれの連続性に基づいて、文字エッジを検出する。
【0041】
以上、説明したように、第3の実施の形態によれば、黒文字検出機能を有する像域分離部19を備えた装置において、黒文字領域以外と判定された領域に対して、色差信号IとQのみでエッジ強調処理を行うため、色文字/エッジ部での色の濁りを防ぐことができる。また、黒文字領域に対しては、従来の色消し処理を用いることにより黒文字/エッジ部での色付きの問題は発生しないが、輝度信号Yのみでエッジ強調することによりハードウェア規模を抑制できる。
【0042】
<第4の実施の形態>
次に、図9と図10を参照し、本発明の第4の実施の形態について説明する。
【0043】
図9は第4の実施の形態における像域分離部の構成を詳細に示すブロック図、図10は第4の実施の形態におけるエッジ強調部の構成を詳細に示すブロック図である。この第4の実施の形態に係るカラー画像処理装置は第3の実施の形態における図7に示した構成と同等に構成され、エッジ強調部13と色補正部15では、像域分離部19からの像域分離結果に応じて、夫々、適応する処理を施す。色補正部15では、黒文字領域に対して100%UCR処理と色消し処理を行う。なお、以下の説明において、前述の第1ないし第3の実施の形態と同等な各部には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
【0044】
前述の第3の実施の形態における像域分離は、黒文字領域とその他の領域の2つに分離するものであったが、この第4の実施の形態の像域分離は、黒文字領域と色文字領域とその他の領域(絵柄領域)の3つに分離することを特徴としている。そこで、この第4の実施の形態に係る像域分離部19は、図8において黒文字判定部1903と文字検出部1902の後段に色文字判定部1904を付加したもので、他の各部は前述の第3の実施形態と同等に構成されている。このように構成すると、まず、黒文字領域を図8と同様に色判定部1901と文字検出部1902を用いて検出する。そして、黒文字判定部1903と文字検出部1902の判定結果および検出結果から色文字判定部1904において、黒文字領域でなく、かつ文字領域である領域を色文字領域として検出する。
【0045】
図10はこの実施の形態におけるエッジ強調部13を詳細に示したブロック図である。この図10を用いて黒文字/色文字/絵柄領域に分離された結果によるエッジ強調部での処理の切り替えについて説明する。エッジ強調部13は、第1及び第2の伝送路切替部1311,1312と、黒文字領域、色文字領域及び絵柄領域それぞれに対応したエッジ強調回路1313,1314,1315を備えている。この切替処理では、まず、第1の伝送路切替部1311において、分離結果が黒文字の場合は伝送路A、色文字の場合は伝送路B、絵柄の場合には伝送路Cを選択する。そして、黒文字領域で伝送路Aが選択された場合には、エッジ強調回路1313において輝度信号Yのみにエッジ強調処理を施し、色差信号IとQはスルーとする。色文字領域で伝送路Bが選択された場合には、エッジ強調回路1314とエッジ強調回路1315において色差信号IとQのみにエッジ強調処理を施し、輝度信号Yはスルーとする。絵柄領域で伝送路Cが選択された場合には、輝度信号Y、色差信号I,Qすべてスルーとする。
【0046】
以上、説明したように、第4の実施の形態によれば、黒文字と色文字を夫々検出する機能を有する像域分離部13を持つ装置において、色文字と判定された領域に対して、エッジ強調回路1314,1315で色差信号IとQのみでエッジ強調処理を行うため、色文字/エッジ部での色の濁りを防ぐことができる。また、黒文字領域に対しては、従来の色消し処理を用いることにより黒文字/エッジ部での色付きの問題は発生しないが、エッジ強調回路1313で輝度信号Yのみでエッジ強調することによりハードウェア規模を抑制できる。
【0047】
<第5の実施の形態>
次に、図11および図12を参照し、本発明の第5の実施の形態について説明する。
【0048】
図11は第5の実施の形態におけるカラー画像処理装置全体の構成を示すブロック図、図12は図11のエッジ強調部の構成を詳細に示すブロック図である。この第5の実施の形態に係るカラー画像処理装置は、前述の第3の実施の形態における第1及び第2の色変換部12,14を省略し、当該色変換部12,14をエッジ強調部13に設けた構成を特徴としている。なお、以下の説明において、前述の第1ないし第4の実施の形態と同等な各部には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
【0049】
この実施の形態では、前述の第4の実施の形態と同様に、カラースキャナ11で画像のRGBデータを入力し、エッジ強調部13でエッジ強調処理を施し、色補正部15で色補正処理を施してCMYK信号に変換し、カラープリンタ16で画像を出力する。エッジ強調部13と色補正部15では、像域分離部19の分離結果信号100に応じて、夫々、適応する処理を施す。この第5の実施の形態の像域分離部19は、黒文字領域とその他の領域を分離する機能を有するものとする。色補正部15では、第3ないし第4の実施の形態と同様に、黒文字領域に対して100%UCR処理と色消し処理を行う。
【0050】
第12図はこの実施の形態におけるエッジ強調部13を詳細に示したブロック図である。この図12を用いて第5の実施の形態におけるエッジ強調処理について説明する。エッジ強調部13は、第1及び第2の伝送路切替部1321,1322と、第1及び第1の色変換部12,14と、補正処理部1323と、エッジ強調回路1324,1325,1326とを備えている。このエッジ強調部13では、まず、黒文字領域の場合には、第1の伝送路切替部1321で伝送路Aを選択する。黒文字領域のエッジ強調処理は、従来のRGB信号すべての信号を強調する方式でも良いが、この第5の実施の形態では、特開平8−307708号公報に開示された公知のエッジ強調方式を使用する。このエッジ強調方式は、デジタルカラー画像信号の内、少なくとも1色の信号にエッジ強調を行うエッジ強調手段と、エッジ強調前の信号とエッジ強調後の信号とを基に、前記デジタルカラー画像信号を補正する第1の補正手段と、該補正後の信号の内、少なくとも1色以上の信号が処理の値を超えているか否かを判定する判定手段と、該判定結果に応じて前記補正後の信号を補正する第2の補正手段とを備え、第1の補正手段により、エッジ強調後とエッジ強調前の信号を色の比が等しくなるように補正し、第2の補正手段では、入力信号と出力信号の各色の比を等しくしつつ、出力信号の取り得る値の範囲内に納めるように補正するものである。
【0051】
そこで、伝送路Aが選択されたときには、エッジ強調回路1324でG信号のみにエッジ強調処理を施し、R信号とB信号に関しては、エッジ強調前後のG信号の比率を基に、補正処理部1323において前記の補正を行う。この第5の実施の形態では先に述べたように、色補正部15で色消しを行い、黒単色で出力するため、エッジ強調処理後の色再現性に関してはこれで十分であると考えられる。補正処理後の画像データは、第2の伝送路切替部1322を通って色補正部15に出力される。
【0052】
一方、像域分離部19での判定結果が黒文字以外の領域であった場合には、第1の伝送路切替部1321において、伝送路Bが選択される。そして、第3の実施の形態と同様に、第1の色変換部12でRGB信号をYIQ信号に変換し、エッジ強調回路1325及びエッジ強調回路1326で色差信号IとQのみに強調処理を施す。その後、第2の色変換部14でRGB信号に変換し、第2の伝送路切替部1322から色補正部15に送信する。
【0053】
この第5の実施の形態における像域分離部19は黒文字とその他の領域を分離するものとしたが、第4の実施の形態のように黒文字/色文字/絵柄領域への分離機能を有する装置における黒文字領域のエッジ強調処理に対して、この第5の実施の形態の黒文字領域に対するエッジ強調処理を適用することももちろん可能である。
【0054】
以上、説明したように、この第5の実施の形態によれば、第3ないし第4の実施の形態で説明した色文字/エッジ部での色の濁り抑制効果に加え、黒文字領域に対しては従来の色消し処理を用い、黒文字/エッジ部での色付きの問題を発生させることなく、入力画像信号RGBの1色の信号のみにエッジ強調処理を施すことによりハードウェア規模を抑制できる。
【0055】
<第6の実施の形態>
最後に図13ないし図15を参照し、本発明の第6の実施の形態について説明する。
【0056】
図13は第6の実施の形態におけるカラー画像処理装置全体の構成を示すブロック図、図14は図13の第1のエッジ強調部(エッジ強調部1)の構成を詳細に示すブロック図、図15は図13の第2のエッジ強調部(エッジ強調部2)の構成を詳細に示すブロック図である。この第6の実施の形態は図11に示した第5の実施の形態において色補正部15の後段に第2のエッジ強調部20を新たに設けたことを特徴としている。なお、以下の説明において、前述の第1ないし第5の実施の形態と同等な各部には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
【0057】
この第6の実施の形態では、第5の実施の形態と同様にカラースキャナ11で画像のRGBデータを入力し、第1のエッジ強調部13でエッジ強調処理を行い、色補正部15で色補正処理を施し、CMYK信号に変換する。第6の実施の形態では、更に、色補正後のK信号に対して像域分離部19の判定結果に応じてエッジ強調処理を施す第2のエッジ強調部20を設け、第2のエッジ強調部20を通過したK信号とCMY信号をカラープリンタ16から出力する。
【0058】
第6の実施の形態における像域分離部19は、黒文字領域とその他の領域を分離する機能を持ったものである。色補正部15では、第3ないし第5の実施の形態と同様に、黒文字領域に対して100%UCR処理と色消し処理を行う。第1のエッジ強調部13と第2のエッジ強調部20における各分離領域に適応した処理については以下で説明する。
【0059】
第14図は、第13図の第1のエッジ強調部13を詳細に示したブロック図である。この図14を用いて第1のエッジ強調部13での適応処理について詳細に説明する。第1のエッジ強調部13は第1及び第2の伝送路切替部1321,1322と、第1及び第2の色変換部12,14と、エッジ強調回路1325,1326とを備えている。この第1のエッジ強調部13では、まず、黒文字領域の場合には、第1の伝送路切替部1321において伝送路Aを選択する。この場合、エッジ強調処理は行わず、スルーとする。一方、黒文字以外の領域に対しては、第3の実施の形態と同様のエッジ強調処理を施す。すなわち、第1の伝送路切替部1321で伝送路Bを選択し、第1の色変換部12でYIQ信号に変換し、輝度信号Yはスルーで色差信号IとQにのみエッジ強調回路1325とエッジ強調回路1326で強調処理を施し、第2の色変換部14でRGB信号に変換し、第2の伝送路切替部1322から色補正部16に送信する。
【0060】
第15図は、第13図の第2のエッジ強調部20を詳細に示したブロック図である。この図15を用いて第2のエッジ強調部20での適応処理について詳細に説明する。第2のエッジ強調部20は第3及び第4の伝送路切替部2001,2002と、エッジ強調回路2003とを備えている。この第2のエッジ強調部20では、まず、像域分離部19の分離結果が黒文字領域の場合には、第3の伝送路切替部(伝送路切替部3)2001で伝送路Aが選択され、K信号に対してエッジ強調回路2003でエッジ強調処理が施され、第4の伝送路切替部(伝送路切替部4)2002を通ってカラープリンタ16に出力される。一方、黒文字以外の領域に対しては、第3の伝送路切替部2001で伝送路Bが択される。この場合、エッジ強調処理は行わず、スルーとして第4の伝送路切替部2002に出力する。
【0061】
第6の実施の形態の像域分離は黒文字とその他の領域を分離するものとしたが、第4の実施の形態のように黒文字/色文字/絵柄領域への分離機能を有する装置における黒文字領域のエッジ強調処理に対して、第6の実施の形態の黒文字領域に対するエッジ強調処理を適用することももちろん可能である。
【0062】
以上、説明したように、第6の実施の形態によれば、第3ないし第4の実施の形態で説明した色文字/エッジ部での色の濁り抑制効果に加えて、黒文字領域に対しては、従来の色消し処理を用いることにより黒文字/エッジ部での色付きの問題を発生させることなく、プリンタ出力の黒トナーに対応した信号であるK信号のみにエッジ強調処理を施すことによりハードウェア規模を抑制できる。
【0063】
なお、第1ないし第6の実施の形態のいずれも、RGB信号を輝度/色差分離系の信号であるYIQ信号に変換しているが、本発明はYIQ信号に限られるわけでなく、同じ輝度/色差分離系のYCrCbや、L*a*b*等の均等知覚色空間の信号についても適用できる。
【0064】
【発明の効果】
これまでの説明から明らかなように、本発明によれば、有彩色背景の黒文字画像の文字外側エッジに対して輝度信号のエッジ強調を強めて色差信号のエッジ強調を抑制する処理がかかり、黒文字周辺の色付きが強調されることがない。
また、本発明によれば、黒文字の内側エッジに対しては、周辺の有彩画素の影響を受けることがなく、輝度信号のエッジ強調と強めて色差信号のエッジ強調と抑制する処理がかかり、黒文字内側エッジ部の色付きが抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るカラー画像処理装置全体の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のエッジ強調部の構成を詳細に示すブロック図である。
【図3】図2のエッジ強調部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】図2のエッジ強調回路で用いるエッジ強調フィルタの構成を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るカラー画像処理装置全体の構成を示すブロック図である。
【図6】図5の黒画素判定部におけるブロック判定の一例を説明するための図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係るカラー画像処理装置全体の構成を示すブロック図である。
【図8】図7の像域分離部の構成を詳細に示すブロック図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態に係るカラー画像処理装置の像域分離部の構成を詳細に示すブロック図である。
【図10】第4の実施の形態に係るカラー画像処理装置のエッジ強調部の構成を詳細に示すブロック図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態に係るカラー画像処理装置全体の構成を示すブロック図である。
【図12】図11のエッジ強調部の構成を詳細に示すブロック図である。
【図13】本発明の第6の実施の形態に係るカラー画像処理装置全体の構成を示すブロック図である。
【図14】図13の第1のエッジ強調部の構成を詳細に示すブロック図である。
【図15】図13の第2のエッジ強調部の構成を詳細に示すブロック図である。
【符号の説明】
11 カラースキャナ
12 第1の色変換部
13 (第1の)エッジ強調部
14 第2の色変換部
15 色補正部
16 カラープリンタ
17 無彩色判定部
18 黒画素判定部
19 像域分離部
20 第2のエッジ強調部
1311,1321 第1の伝送路切替部
1312,1322 第2の伝送路切替部
1901 色判定部
1902 文字検出部
1903 黒文字判定部
1904 色文字判定部
5205 補正処理部
2001 第3の伝送路切替部
2002 第4の伝送路切替部

Claims (7)

  1. 入力画像情報の色空間を輝度と色差成分に分解可能な色空間に変換する色変換手段と、
    前記入力画像情報から画像の領域毎の特徴を表わす信号を発生する特徴信号発生手段と、
    前記色変換手段によって変換された輝度空間と色差空間での空間周波数変換特性の少なくとも一方を前記特徴信号発生手段によって出力される特徴信号に基づいて変化させる制御手段と、
    前記注目画素またはブロックの彩度を判定する彩度判定手段と、
    前記注目画素またはブロックの黒度を判定する黒度判定手段と、
    を備え
    前記黒度判定手段は、
    所定のマトリクスサイズのブロックの各画素毎に前記輝度信号をY、前記色差信号をI,Qとしたとき、下記の式により予め設定した閾値Th1、Th2と比較して
    +Q ≦Th1かつY<TH2 ならば 黒画素
    それ以外は、色画素
    と判定する黒画素判定手段を有し、
    前記黒画素判定手段によって判定された注目画素を含む前記ブロック内に存在する黒画素の個数により黒度を判定し、
    前記制御手段は、
    注目画素またはブロックの色情報に基づいて前記輝度空間と色差空間における空間周波数変換特性の少なくとも一方を変化させ、
    前記彩度判定手段の判定結果に基づいて、無彩色であるほど色差信号に対するエッジ強調を抑制し、有彩色であるほど輝度信号に対するエッジ強調を抑制し、
    前記黒度判定手段の判定結果に基づいて、黒であるほど色差信号に対するエッジ強調を抑制し、黒でないほど輝度信号に対するエッジ強調を抑制する
    ことを特徴とするカラー画像処理装置。
  2. 前記彩度判定手段は、色差信号を用いて彩度を判定することを特徴とする請求項1記載のカラー画像処理装置。
  3. 像域分離手段をさらに備え、前記制御手段は前記像域分離手段の像域分離結果に基づいて前記輝度空間と色差空間における空間周波数変換特性の少なくとも一方を変化させることを特徴とする請求項1記載のカラー画像処理装置。
  4. 前記像域分離手段は黒文字領域を検出し、分離結果が黒文字領域以外の領域である場合に、輝度信号に対するエッジ強調を抑制することを特徴とする請求項記載のカラー画像処理装置。
  5. 前記像域分離手段は黒文字領域と色文字領域を夫々検出し、分離結果が色文字領域である場合に、輝度信号に対するエッジ強調を抑制することを特徴とする請求項記載のカラー画像処理装置。
  6. 前記像域分離手段による像域分離結果が黒文字領域である場合に、輝度信号のみにエッジ強調処理を施すことを特徴とする請求項または5記載のカラー画像処理装置。
  7. 前記像域分離手段による像域分離結果が黒文字領域である場合に、カラー画像信号の少なくとも1色の画像信号にエッジ強調処理を施すことを特徴とする請求項4または5記載のカラー画像処理装置。
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