JP3904822B2 - 冷却貯蔵庫の霜取り制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、断熱箱内に空間を介して収納箱を設けるとともに、該空間に冷却器と送風ファンとを設け、該送風ファンにより前記空間内の空気を循環させて前記収納箱を冷却する冷却貯蔵庫の霜取り制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記のような二重箱構造を有する恒温高湿庫の自動霜取り運転では、霜取り中の庫内温度の上昇を可能な限り抑えるようにしている。このため、霜取りの完了を検知する除霜サーミスタの検知温度は、冷却器の霜を除去できる必要不可欠な温度に設定されていて、冷却器はこの設定温度以上の温度上昇はしない。そして、冷気循環ファンが停止されるため、収納箱内の温度上昇も抑えられてしまい、自動霜取り運転では、収納箱の内面に付着した霜の除霜はできない。従って、従来は特開平4−106387号公報に示されるように、冷却器の霜取りは自動的に行い、収納箱の霜取りは操作スイッチを操作して強制的に霜取りを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、収納箱内に付着して成長した霜は、容易に融解しないため、操作スイッチを操作して行う霜取りは、庫内温度を大幅に上昇させて行っている。このため、この温度上昇に影響を受ける食材や製品等は、一旦庫内から取り出して別の冷蔵庫等に保管する必要があり、これを霜取りの都度繰り返すことはユーザにとって大きな負担となっていた。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、霜取り温度の設定により、収納箱内に付着した霜を自動的に除霜できる冷却貯蔵庫の霜取り制御装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための請求項1に記載の冷却貯蔵庫の霜取り制御装置は、断熱箱内に空間を介して収納箱を設けるとともに、該空間に冷却器と送風ファンとを設け、該送風ファンにより前記空間内の空気を循環させて前記収納箱を冷却し、前記冷却器の霜取り運転中には圧縮機及び凝縮器ファンモータを停止させるようにした冷却貯蔵庫に適用され、時間を計測して所定時間毎に前記冷却器の霜取りを指示する定期霜取り指示手段と、前記冷却器を加熱する除霜ヒータと、前記冷却器の温度を検出する温度センサと、前記冷却器のみの霜取りを行うための第1の霜取り温度と、該第1の霜取り温度より高い第2の霜取り温度の何れかを選択して設定する霜取り温度設定手段と、前記定期霜取り指示手段により前記冷却器の霜取りが指示されたとき、前記第1の霜取り温度が設定されていて、かつ前記温度センサが検出する前記冷却器の温度が該第1の霜取り温度より低いときは、前記除霜ヒータを作動させるとともに前記送風ファンを停止させる第1の霜取り制御手段と、前記定期霜取り指示手段により前記冷却器の霜取りが指示されたとき、前記第2の霜取り温度が設定されていて、かつ前記温度センサが検出する前記冷却器の温度が該第2の霜取り温度より低いときは、前記送風ファンを作動させたまま前記除霜ヒータを作動させる第2の霜取り制御手段と、前記第1の霜取り制御手段の霜取り制御においては、前記温度センサが検出する冷却器の温度が前記第1の霜取り温度以上に達したとき、前記除霜ヒータ及び送風ファンに対する制御を解除する第1の解除手段と、前記第2の霜取り制御手段の霜取り制御においては、前記温度センサが検出する冷却器の温度が前記第2の霜取り温度以上に達したとき、前記除霜ヒータに対する制御を解除する第2の解除手段とを備えたことを特徴とする。
【0005】
【発明の作用】
上記構成の冷却貯蔵庫の霜取り制御装置によれば、霜取り温度設定手段により第1の霜取り温度が設定されている場合には、定期霜取り指示手段により所定時間毎に霜取りが指示されたとき、温度センサが検出する冷却器の温度が該第1の霜取り温度より低いときは、第1の霜取り制御手段が冷却器を加熱する除霜ヒータを作動させるとともに送風ファンを停止させる。従って、冷却器のみの温度が上昇して付着した霜が取り除かれる。このとき、送風ファンは作動しないので、収納箱内は以前のままの温度に略等しく維持される。冷却器の霜が取り除かれて、温度センサにより検出される冷却器の温度が、第1の霜取り温度以上に達すると、第1の解除手段が除霜ヒータ及び送風ファンに対する第1制御手段の制御を解除する。
【0006】
一方、霜取り温度設定手段により第2の霜取り温度が設定されている場合には、定期霜取り指示手段により所定時間毎に霜取りが指示されたとき、温度センサが検出する冷却器の温度が該第2の霜取り温度より低いときは、第2の霜取り制御手段が送風ファンを作動させたまま除霜ヒータを作動させる。従って、冷却器が第1の霜取り温度より高い第2の霜取り温度まで加熱され、冷却器に付着した霜が取り除かれるとともに、送風ファンにより循環する空気により収納箱の温度も上昇して収納箱に付着した霜が取り除かれる。冷却器及び収納箱の霜が取り除かれて、温度センサにより検出される冷却器の温度が、第2の霜取り温度以上に達すると、第2の解除手段が除霜ヒータに対する第2制御手段の制御を解除する。
【0007】
【発明の効果】
上記作用の本発明によれば、収納箱に収納する製品や食材等の種類等に応じて、第1の霜取り温度と第2の霜取り温度の何れかを設定することにより、第1の霜取り制御手段による冷却器のみの霜取り運転、若しくは第2の霜取り制御手段による冷却器及び収納箱の両方の霜取り運転が定期的かつ自動的に行われる。また、第2の霜取り制御では定期的に収納箱に付着する霜が除去されるため、霜が成長して氷となることがなく、各々の霜取り時間が短縮でき省エネを実現できる。さらに、定期的な霜取りにより収納箱に霜が付着しないから、収納箱の壁面に温度センサを配設することにより、正確に庫内温度を検出でき略設定された通りの庫内温度に制御できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。図1は本実施形態に係る霜取り制御装置を適用した冷蔵庫1の断面図、図2は図1に於けるA−A線断面図、図3は図2に於けるB−B線拡大断面図である。この冷蔵庫1は、2枚の金属板間に発泡ウレタン等の断熱材を挟んで略直方体に形成した断熱箱体2を備えている。断熱箱体2の前面には開口3が形成されている。該開口3は観音開き状の2枚の断熱扉4により開閉されるようになっている。断熱箱体2の内部には、ステンレス鋼板等により略直方体に形成した収納箱5が組み込まれている。
【0009】
収納箱5の前面には、断熱箱体2の開口3に対応して開口6が形成されている。該収納箱5は断熱箱体2の底面2aに固定した支持部材7により支持されて、該底面2aと収納箱5の底面5aの間に空間が設けられている。また、天井面5b、左右両側面5c,5d及び背面5eもそれぞれ断熱箱体2との間に空間が設けられている。そして、天井面5bは奥方に向かって下がる傾斜面となっている。左側面5cの内側には、収納箱5の内部温度を検出するサーミスタ8が取り付けブラケット9に取り付けられ、保護カバー10により保護されている。上記各空間は、後述する断熱室12から収納箱5へ送出した空気を再び断熱室12へ循環させる循環通路Rを構成している。
【0010】
断熱箱体2の左側には、仕切り板11により仕切られた断熱室12が形成され、冷却器13が配設されている。冷却器13の右側部下方に該冷却器13に付着した霜を取り除く除霜ヒータ14が配設されている。冷却器13の底面以外を取り囲む筐体15の右側の収納箱5側には、送風ファン16が配設されている。そして、仕切り板11の上端と収納箱5の天井面5bの端部間に冷気案内板17が取り付けられている。
【0011】
また、仕切り板11には連通口18が形成され、これにより循環通路Rが断熱室12に連通する。断熱室12の底面12aは受皿状に形成されていて冷却器13から滴下する水を受け、図示しない排水パイプや排水ダクトにより断熱箱体2の外部に排出するようになっている。さらに、冷却器13には温度センサである除霜サーミスタ19が添着されている。上記断熱箱体2の左側にはパネル20で取り囲まれた機械室21が形成され、冷凍サイクルを構成する圧縮機22及び凝縮器23が配設されている。
【0012】
図4は冷蔵庫1に適用する霜取り制御装置(以下単に制御装置という)31の概略のブロック図である。この制御装置31の電気制御回路32のCPU33には,入力インターフェイス34を介して収納箱5の内部温度を検出する庫内サーミスタ8、冷却器13の温度を検出する除霜サーミスタ19及び霜取り温度設定手段35とが接続されている。また、CPU33には出力インターフェイス36を介して、除霜ヒータ14、送風ファン16、圧縮機22、庫内温度表示部37及び凝縮器ファンモータ38が接続されている。そして、CPU33は霜取り温度設定手段35により設定される霜取り温度及び除霜サーミスタ19が検出する冷却器13の温度に基づいて、ROM39に記憶された各種の制御プログラムの何れかを実行して、除霜ヒータ14、送風ファン16、圧縮機22、凝縮器ファンモータ38を制御する。
【0013】
上記霜取り温度設定手段35は具体的には、図5に示すように冷蔵庫1の操作パネル(図示せず)に配置された設定ボタン35a、「高」ボタン35b及び「低」ボタン35cを操作することにより機能する。第1の霜取り温度5℃は、冷蔵庫1の標準仕様として設定されている。そして、第2の霜取り温度8℃は、「高」ボタン35bを5秒間連続で押した後、「高」ボタン35b又は「低」ボタン35cを押して、庫内温度表示部37に「d1」を表示させ設定ボタン35aを押すことにより設定される。第2の霜取り温度の設定解除は、「高」ボタン35bを5秒間連続で押した後、「高」ボタン35b又は「低」ボタン35cを押して、庫内温度表示部37に「d0」を表示させ設定ボタン35aを押すことにより解除され、標準仕様の第1の霜取り温度が設定される。
【0014】
上記ROM39に記憶された各種の制御プログラムの実行により機能する具体的手段としては、定期霜取り指示手段40、第1の霜取り制御手段41、第2の霜取り制御手段42、第1の解除手段43、第2の解除手段44及び圧縮機22及び凝縮器ファンモータ38の制御手段45がある。
【0015】
定期霜取り指示手段40は、電源投入後6時間毎に霜取りを指示する。第1の霜取り制御手段41は、該定期霜取り指示手段40の霜取り指示の際、第1の霜取り温度5℃が設定されていて、除霜サーミスタ19が検出する冷却器13の温度が該第1の霜取り温度5℃より低いときは、除霜ヒータ14を作動させるとともに送風ファン16を停止させ、冷却器13のみの霜取りを行う。第2の霜取り制御手段42は、定期霜取り指示手段40の霜取り指示の際、第2の霜取り温度8℃が設定されていて、かつ除霜サーミスタ19が検出する冷却器13の温度が該第2の霜取り温度より低いときは、送風ファン16を作動させたまま除霜ヒータ14を作動させて、冷却器13及び収納箱5の両方の霜取りを行う。
【0016】
第1の解除手段43は、第1の霜取り制御手段40の霜取り制御が行われている場合に、除霜サーミスタ19により検出される冷却器13の温度が、第1の霜取り温度5℃以上となると、除霜ヒータ14及び送風ファン16に対する制御を解除する。第2の解除手段44は、第2の霜取り制御手段42の霜取り制御が行われている場合に、除霜サーミスタ19により検出される冷却器13の温度が、第2の霜取り温度8℃以上となると、除霜ヒータ14に対する制御を解除する。
【0017】
また、圧縮機22及び凝縮器ファンモータ38の制御手段45は、収納箱5の内部温度を検出する庫内サーミスタ8の検出温度に基づいて、圧縮機22及び凝縮器ファンモータ38をオン・オフして収納箱5内を設定温度に保持するとともに、上記第1霜取り制御手段41及び第2霜取り制御手段42による霜取り運転中は、圧縮機22や凝縮器ファンモータ38を停止させる。
【0018】
上記第1の霜取り温度5℃が設定されている場合の冷蔵庫1の作動を、図6のタイムチャートを参照して説明する。電源が投入されると同時に送風ファン16及び前面枠ヒータに通電され、ソフトタイマ時間が経過する3分後に圧縮機22及び凝縮器ファンモータ38に通電され冷却運転が開始される。冷却運転では、送風ファン16により冷却器13の冷気が送出され冷気循環通路Rを通って収納箱5を外部から冷却する。そして、収納箱5の内部温度を検出する庫内サーミスタ8の検出温度に基づいて、圧縮機22及び凝縮器ファンモータ38をオン・オフして収納箱5内を設定温度に保持する。
【0019】
電源投入後6時間毎に定期霜取り指示手段40の霜取り指示が行われる。この際、除霜サーミスタ19が検出する冷却器13の温度が第1の霜取り温度5℃より低いときは、第1の霜取り制御手段41により除霜ヒータ14を作動させるとともに送風ファン16を停止させ、冷却器13のみに対する霜取り運転を実施する。この時、制御手段45により圧縮機22及び凝縮器ファンモータ38が停止する。そして、庫内温度表示部37には、除霜中を示す「dF」が表示される。除霜ヒータ14により冷却器13が加熱され、付着した霜が解けて断熱室12の底面12aに滴下する水は、図示しない排水パイプや排水ダクトにより断熱箱体2の外部に排出される。送風ファン16の停止により、断熱室12と収納箱5間の空気の循環は断たれ、収納箱5の温度上昇は最小限に抑えられる。
【0020】
霜取りが完了して除霜サーミスタ19の検出する冷却器13の温度が、第1の霜取り温度の5℃以上になると、第1解除手段43により除霜ヒータ14をオフする。そして、5分間のインターバルを設けて解けて滴下する水の水切りを行った後、送風ファン16、圧縮機22及び凝縮器23の冷却用ファンモータに通電される。この10分後に庫内温度表示部37の除霜中を示す「dF」を、庫内温度表示に表示替えして第1の霜取り制御手段41の制御を終了する。そして、収納箱5の内部温度を検出する庫内サーミスタ8の検出温度に基づいて、制御手段45による圧縮機22及び凝縮器ファンモータ38のオン・オフ制御に移行する。
【0021】
続いて、第2の霜取り温度8℃が設定された場合の冷蔵庫1の作動を、図7のタイムチャートを参照して説明する。電源の投入後から庫内サーミスタ8の検出温度に基づく圧縮機22及び凝縮器ファンモータ38のオン・オフ制御が行われるまでの作動は、図6の場合と同一である。
【0022】
電源投入後6時間毎に定期霜取り指示手段40の霜取り指示が行われる。この際、除霜サーミスタ19が検出する冷却器13の温度が第2の霜取り温度8℃より低いときは、第2の霜取り制御手段42により送風ファン16は作動したまま除霜ヒータ14を作動させて、冷却器13及び収納箱5の両方に対する霜取り運転を実施する。この時、制御手段45により圧縮機22及び凝縮器ファンモータ38が停止する。また、庫内温度表示部37には、除霜中を示す「dF」が表示される。除霜ヒータ14により冷却器13が加熱され、付着した霜が解けて断熱室12の底面12aに滴下する水は、図示しない排水パイプや排水ダクトにより断熱箱体2の外部に排出される。そして、この間送風ファン16が作動していることにより、冷却器13を加熱する除霜ヒータ14により熱せられた空気が、循環通路Rを流れて断熱室12と収納箱5間を循環するので、収納箱5の温度も上昇して該収納箱5に付着する霜も取り除かれる。
【0023】
霜取りが完了して除霜サーミスタ19の検出する冷却器13の温度が、第2の霜取り温度の8℃以上になると、第2解除手段44により除霜ヒータ14をオフする。そして、5分間のインターバルを設けて解けて滴下する水の水切りを行った後、圧縮機22及び凝縮器23の冷却用ファンモータに通電される。この10分後に庫内温度表示部37の除霜中を示す「dF」を、庫内温度表示に表示替えして第2の霜取り制御手段42の制御を終了する。そして、収納箱5の内部温度を検出する庫内サーミスタ8の検出温度に基づいて、制御手段45による圧縮機22及び凝縮器ファンモータ38のオン・オフ制御に移行する。
【0024】
上記説明で明らかなように、制御装置31は収納箱5に収納する製品や食材等の種類等に応じて、第1の霜取り温度5℃と第2の霜取り温度8℃の何れかを、霜取り温度設定手段35により設定することにより、第1の霜取り制御手段41による冷却器13のみの霜取り運転、若しくは第2の霜取り制御手段42による冷却器13及び収納箱5の両方の霜取り運転が定期的かつ自動的に行う。また、第2の霜取り制御では特に収納箱5に付着する霜が定期的に除去されるため、霜が成長して氷となってしまうことがなく、6時間毎に実施される各々の霜取り時間が短縮でき省エネを実現できる。さらに、定期的な霜取りにより収納箱5から霜が略完全に取り除かれるから、収納箱5の壁面に庫内サーミスタ8を配設することにより、正確に庫内温度を検出でき略設定された通りの庫内温度に制御できる。
【0025】
尚、上記第1の霜取り温度5℃が設定されている場合に、該第1の霜取り温度及び上記第2霜取り温度よりも高い温度(15℃)で、収納箱5の霜取りを強制的に行うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る霜取り制御装置を適用した冷蔵庫の断面図である。
【図2】図1に於けるA−A線断面図である。
【図3】図2に於けるB−B線拡大断面図である。
【図4】制御装置の概略のブロック図である。
【図5】霜取り温度設定手段を示した説明図である。
【図6】第1の霜取り温度が設定された場合の冷蔵庫の作動を示したタイムチャートである。
【図7】第2の霜取り温度が設定された場合の冷蔵庫の作動を示したタイムチャートである。
【符号の説明】
1...冷蔵庫
5...収納箱
13...冷却器
14...除霜ヒータ
16...送風ファン
19...除霜サーミスタ
22...圧縮機
23...凝縮器
31...制御装置
32...電気制御回路
33...CPU
35...霜取り温度設定手段
35a...「高」ボタン
35b...「低」ボタン
35c...設定ボタン
37...庫内温度表示部
38...凝縮器ファンモータ
40...定期的霜取り指示手段
41...第1の霜取り制御手段
42...第2の霜取り制御手段
43...第1の解除手段
44...第2の解除手段
45...制御手段
R...循環通路
Claims (1)
- 断熱箱内に空間を介して収納箱を設けるとともに、該空間に冷却器と送風ファンとを設け、該送風ファンにより前記空間内の空気を循環させて前記収納箱を冷却し、前記冷却器の霜取り運転中には圧縮機及び凝縮器ファンモータを停止させるようにした冷却貯蔵庫に適用され、
時間を計測して所定時間毎に前記冷却器の霜取りを指示する定期霜取り指示手段と、
前記冷却器を加熱する除霜ヒータと、
前記冷却器の温度を検出する温度センサと、
前記冷却器のみの霜取りを行うための第1の霜取り温度と、該第1の霜取り温度より高い第2の霜取り温度の何れかを選択して設定する霜取り温度設定手段と、前記定期霜取り指示手段により前記冷却器の霜取りが指示されたとき、前記第1の霜取り温度が設定されていて、かつ前記温度センサが検出する前記冷却器の温度が該第1の霜取り温度より低いときは、前記除霜ヒータを作動させるとともに前記送風ファンを停止させる第1の霜取り制御手段と、
前記定期霜取り指示手段により前記冷却器の霜取りが指示されたとき、前記第2の霜取り温度が設定されていて、かつ前記温度センサが検出する前記冷却器の温度が該第2の霜取り温度より低いときは、前記送風ファンを作動させたまま前記除霜ヒータを作動させる第2の霜取り制御手段と、
前記第1の霜取り制御手段の霜取り制御においては、前記温度センサが検出する冷却器の温度が前記第1の霜取り温度以上に達したとき、前記除霜ヒータ及び送風ファンに対する制御を解除する第1の解除手段と、
前記第2の霜取り制御手段の霜取り制御においては、前記温度センサが検出する冷却器の温度が前記第2の霜取り温度以上に達したとき、前記除霜ヒータに対する制御を解除する第2の解除手段と
を備えたことを特徴とする冷却貯蔵庫の霜取り制御装置。
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