JP3903170B2 - パチンコ球排出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば球貸機や賞球排出装置に好適するパチンコ球排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記パチンコ球排出装置には、球タンクからのパチンコ球を球供給路を通してスプロケットに供給し、スプロケットをステッピングモータにより回動操作することに基づいてスプロケットからパチンコ球を放出する構成のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、1列の球排出機構により排出を行う構成に比べて所望個数のパチンコ球の排出をすみやかに行うことができるパチンコ球排出装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のパチンコ球排出装置は、回動可能に設けられパチンコ球を受ける複数の球受凹部を有するものであって隣接する球受凹部相互間に歯部が形成された第1のスプロケットと、球タンクからのパチンコ球を前記第1のスプロケットに供給する第1の球供給路と、回動可能に設けられパチンコ球を受ける複数の球受凹部を有するものであって隣接する球受凹部相互間に歯部が形成された第2のスプロケットと、前記球タンクからのパチンコ球を前記第2のスプロケットに供給する第2の球供給路と、前記第1のスプロケットを回転操作する第1の駆動モータと、前記第2のスプロケットを回転操作する第2の駆動モータと、前記第1のスプロケットに設けられた複数の鉄片と、前記第2のスプロケットに設けられた複数の鉄片と、前記第1のスプロケットの複数の鉄片のそれぞれを検出することが可能な第1の反射形光センサと、前記第2のスプロケットの複数の鉄片のそれぞれを検出することが可能な第2の反射形光センサと、前記第1の反射形光センサの検出信号に基づいて前記第1のスプロケットの回転位置を検出しながら前記第1の駆動モータを制御し前記第2の反射形光センサの検出信号に基づいて前記第2のスプロケットの回転位置を検出しながら前記第2の駆動モータを制御する制御回路を備え、前記第1のスプロケットおよび前記第2のスプロケットは軸方向から見て相互に重ならないように縦方向および横方向のそれぞれに相互にずらして配置されているところに特徴を有する。
上記手段によれば、第1の球供給路と第2の球供給路と第1のスプロケットと第2のスプロケットと第1の駆動モータと第2の駆動モータを備え、2列の球排出機構によりパチンコ球の排出を行う構成であるので、1列の球排出機構により排出を行う構成に比べて所望個数のパチンコ球の排出をすみやかに行うことができる。
その他発明1のパチンコ球排出装置は、回動可能に設けられたスプロケットと、前記スプロケットの回動軸に向ってほぼ真上からパチンコ球を供給する形態の鉛直な上部直線部と、前記スプロケットを一方側へ回動操作することに基づいて前記スプロケットからパチンコ球を放出するステッピングモータと、前記スプロケットから放出されたパチンコ球が落下する下部直線部と、前記スプロケットより下方に位置して設けられ前記下部直線部内を落下するパチンコ球を検出する下部球検出センサと、前記スプロケットの一方側に位置して設けられ前記上部直線部から供給されるパチンコ球を前記下部直線部に案内する円弧部とを備え、前記上部直線部は前記円弧部の前記スプロケットに対する反対側に位置して前記スプロケットの回動軌跡の近傍まで鉛直に延びる部分を有しているところに特徴を有する。
上記手段によれば、鉛直な上部直線部を通してスプロケットの回動軸にほぼ真上からパチンコ球が供給されるので、パチンコ球がスプロケットの球受凹部の上面に当たるようになる。このため、スプロケットの歯部の先端部に衝撃荷重が作用し難くなるので、歯部の欠損を防止できる。また、スプロケットの一方側に円弧部が設けられている。このため、スプロケットの回動時に上部直線部から円弧部を通して下部直線部にパチンコ球が確実に案内されるので、パチンコ球が下部直線部から球受け皿内に確実に排出される。しかも、上部直線部のうち円弧部の反対側にスプロケットの回動軌跡の近傍まで鉛直に延びる部分が設けられているので、上部直線部からスプロケットにパチンコ球が途中で零れることなく確実に供給される。また、下部直線部内を落下するパチンコ球を下部球検出センサにより検出している。このため、パチンコ球が下部球検出センサの検出領域内を相互干渉することなく1個ずつばらけて通過するようになるので、下部球検出センサによるパチンコ球の誤検出が防止される。しかも、スプロケットから放出されるパチンコ球を下部球検出センサにより検出している。このため、スプロケットが回動したにも拘らずパチンコ球が放出されなかったときにはパチンコ球が検出されないので、総じて、スプロケットから放出されるパチンコ球だけを正確に計測できる。
【0006】
その他発明2のパチンコ球排出装置は、スプロケットと上部直線部と下部直線部と円弧部と下部球検出センサとは共通のケースに設けられ、上部直線部の最上端部は上方へ向うに従って左右方向の幅寸法が大きくなっているところに特徴を有している。
上記手段によれば、スプロケットと上部直線部と下部直線部と円弧部と下部球検出センサとが共通のケースに設けられているので、スプロケット〜下部球検出センサをパチンコ機の背面側にばらばらに組付ける手間がなくなる。しかも、上部直線部の最上端部の左右方向の幅寸法が上方へ向うに従って大きくなっている。このため、上部直線部の組付位置が左右方向へずれたときにも上部直線部の最上端部が球流下通路に対応するので、球タンクから球流下通路を通して落下するパチンコ球が上部直線部の最上端部で引掛かることなくスプロケットに円滑に供給される。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を賞球排出装置に適用した第1の実施例につき図1ないし図4を参照しながら説明する。
【0008】
まず、パチンコ機全体の背面側を示す図3において、機本体1の背面側上部には、多数の賞球即ちパチンコ球2を貯留する球供給源である球タンク3が配設されている。この球タンク3内へは、図示しないパチンコ球供給機構からパチンコ球2が供給されるようになっている。
【0009】
上記球タンク3の下部には、球流下通路4が配設されており、球タンク3の底部から流出したパチンコ球2が球流下通路4内を流下する。この球流下通路4の内部は、リブにより前後に二つの分岐通路5(一方のみ図示する)に別れるように構成されている。これら分岐通路5の右側にはパチンコ球排出装置に相当する賞球排出装置6が配設されている。上記賞球排出装置6から排出されたパチンコ球2は、球流下通路7内を流下した後、機本体1の前面側の下部に設けられた図示しない球受け皿内へ貯留されるように構成されている。
【0010】
さて、上記賞球排出装置6について、図1、図2及び図4を参照して説明する。図1及び図2において、ケース8内には、第1及び第2の球供給路9及び10が前後に並んで上下方向に延びるように設けられている。第1の球供給路9は、上部直線部9a、この上部直線部9aから図1中左方向へ曲成された円弧部9b、この円弧部9bの下端から下方へ延びた下部直線部9cからなる。第2の球供給路10は、図1中破線で示すように、左下へ向けて傾斜する上部傾斜部10a、この上部傾斜部10aから図1中右方向へ曲成された円弧部10b、この円弧部10bの下端から下方へ延びた下部直線部10cからなる。
【0011】
上記第1の球供給路9は、上部直線部9aの上端開口部が球流下通路4の一方の分岐通路5に連通し、下部直線部9cの下端開口部が球排出口側である球流下通路7に連通している。第2の球供給路10は、上部傾斜部10aの上端開口部が球流下通路4の他方の分岐通路に連通し、下部直線部10cの下端開口部が球排出口側である球流下通路7に連通している。
【0012】
また、第1の球供給路9の円弧部9bの内周側には、第1の球受部材である例えば第1のスプロケット11が軸12を支点としてその回りに回動可能に設けられている。第1のスプロケット11の外周部には、複数例えば6個の球受凹部11aが形成されており、各球受凹部11aの間には歯部11bが形成されている。この場合、第1の球供給路9の円弧部9bには、内周壁を形成する代わりに、該内周壁の位置に対応して上記スプロケット11の外周部が配置されている。これにより、パチンコ球2が第1のスプロケット11の回動軸12のほぼ真上から供給されるように構成されている。
【0013】
上記スプロケット11は、駆動部である例えば第1の駆動モータ13により軸12を介して図1中左回り方向(矢印A方向)へ回転駆動されるようになっている。この第1の駆動モータ13は、例えばステッピングモータにより構成されており、スプロケット11の回転角度を60度単位(1/6回転単位)で回転制御可能になっている。
【0014】
一方、第2の球供給路10の円弧部10bの内周側には、第2の球受部材である例えば第2のスプロケット14が軸15を支点としてその回りに回動可能に設けられている。第2のスプロケット14の外周部には、複数例えば6個の球受凹部14aが形成されており、各球受凹部14aの間には歯部14bが形成されている。この場合、第2の球供給路10の円弧部10bには、内周壁を形成するのに代えて、該内周壁の位置に対応して第2のスプロケット14の外周部が配置されている。これにより、パチンコ球2が第2のスプロケット14の回動軸15のほぼ真上から供給されるように構成されている。
【0015】
上記スプロケット14は、駆動部である例えば第2の駆動モータ16により軸15を介して図1中右回り方向(矢印B方向)へ回転駆動されるようになっている。この第2の駆動モータ16は、例えばステッピングモータにより構成されており、スプロケット14の回転角度を60度単位(1/6回転単位)で回転制御可能になっている。
【0016】
尚、スプロケット11の後面(図1参照)及びスプロケット14の前面(図示しない)には、回転位置検出用の6個の鉄片17が配設されている。各スプロケット11及び14の鉄片17を検出するための第1及び第2の反射形光センサ18及び19が、図2に示すように、スプロケット11の後面近傍及びスプロケット14の前面近傍に配設されている。これら各反射形光センサ18,19により、各スプロケット11,14の原点位置を検出できるように構成されている。
【0017】
また、第1のスプロケット11の図1中右側には、該スプロケット11の自由な回動を規制する規制部材20が軸21を支点としてその回りに回動可能に設けられている。規制部材20の上端には、スプロケット11の歯部11bに掛合する掛合爪20aが突設されている。規制部材20の下端とケース8との間には、コイルばね22が設けられており、このコイルばね22のばね力により規制部材20が図1中左回り方向、即ち、規制部材20の掛合爪20aがスプロケット11の歯部11bに掛合する方向へ回動付勢されている。
【0018】
この場合、コイルばね22のばね力は、第1の駆動モータ13によりスプロケット11が回動駆動されるときには、規制部材20の掛合爪20aとスプロケット11の歯部11bとの掛合が解除される程度の強さに設定されている。
【0019】
上記規制部材20と同様にして、第2のスプロケット14の図1中左側に、該スプロケット14の自由な回動を規制する規制部材23が軸24を支点としてその回りに回動可能に設けられている。規制部材23の上端に掛合爪23aが突設され、規制部材23の下端とケース8との間に、コイルばね25が設けられている。
【0020】
また、第1の球供給路9の上部直線部9aの外周壁下端には、パチンコ球2の有無を検出する上部球検出センサ26が配設されている。上部球検出センサ26は、投光素子27及び受光素子28から構成されている。この場合、第1の球供給路9の側壁には、上記各素子27,28に対応して貫通孔(図示しない)が形成されており、投光素子27からの投光が球供給路9の側壁の貫通孔を通って受光素子28へ受光されるようになっている。
【0021】
そして、第1の球供給路9の下部直線部9cの外周壁には、該下部直線部9c内を通過するパチンコ球2の有無を検出する下部球検出センサ29が配設されている。下部球検出センサ29は、投光素子30及び受光素子31から構成されている。
【0022】
一方、同様にして、第2の球供給路10の上部傾斜部10aの外周には、上部球検出センサ32が配設されており、この上部球検出センサ32は、投光素子33及び受光素子34から構成されている。この場合、第2の球供給路10の側壁には、上記各素子33,34に対応して貫通孔(図示しない)が形成されている。そして、第2の球供給路10の下部直線部10cの外周には、該下部直線部10c内を通過するパチンコ球2の有無を検出する下部球検出センサ35(図4参照)が配設されている。この下部球検出センサも、投光素子及び受光素子(いずれも図示しない)から構成されている。
【0023】
さて、電気的構成を示す図4において、制御回路36は、マイクロコンピュータを含んで構成されており、パチンコ機の運転全般及び賞球排出装置6の運転を制御する機能を備えた制御プログラムを有している。この制御回路36は、パチンコ球2が図示しない入賞口に入賞したことを検出する入賞検知回路37からの入賞検知信号、第1の反射形光センサ18及び第2の反射形光センサ19からの各検出信号、上部球検出センサ26,32及び下部球検出センサ29,35からの各検出信号を受けるようになっている。
【0024】
また、上記制御回路36は、駆動制御信号を駆動回路38及び39へ与えることにより、第1の駆動モータ13及び第2の駆動モータ16を駆動制御するように構成されている。
【0025】
次に、上記構成の作用を説明する。今、賞球排出装置6によりパチンコ球2の排出を行っていない場合には、第1及び第2のスプロケット11及び14が、図1に示す位置で停止しており、パチンコ球2がスプロケット11及び14の各2個所の球受凹部11a及び14a内にそれぞれ貯留された状態で停止している。このとき、第1の球供給路9の上部直線部9a及び第2の球供給路10の上部傾斜部10a内には、パチンコ球2が隙間なく貯留されている。この状態で、遊技部内へ打ち出したパチンコ球2が入賞すると、賞球排出装置6により賞球として例えば計15個のパチンコ球2が排出される。
【0026】
具体的には、第1の駆動モータ13を通電駆動して、第1のスプロケット11を1/6回転ずつ8回即ち8/6回転させて、8個のパチンコ球2を第1の球供給路9内を通過させて球流下通路7側へ排出する。これと同時に、第2の駆動モータ16を通電駆動して、第2のスプロケット14を1/6回転ずつ7回即ち7/6回転させて、7個のパチンコ球2を第2の球供給路10内を通過させて球流下通路7側へ排出する。これにより、15個のパチンコ球2が賞球として排出される。
【0027】
この場合、第1の駆動モータ13及び第2の駆動モータ16を通電制御する際には、第1の反射形光センサ18及び第2の反射形光センサ19からの各検出信号に基づいて、各スプロケット11及び14の回転位置(原点位置)を検出しながら制御する。また同時に、上部球検出センサ26,32及び下部球検出センサ29,35からの各検出信号に基づいて、第1の球供給路9及び第2の球供給路10内のパチンコ球2を検出しながら制御するようになっている。
【0028】
この場合、上部球検出センサ26,32により、球供給路9,10内にパチンコ球2があるか否かを検出する。また、下部球検出センサ29,35により、球供給路9,10内を通過するパチンコ球2の個数を検出する。
【0029】
このような構成の本実施例によれば、第1及び第2の球供給路9及び10により、球タンク3からのパチンコ球2を第1及び第2のスプロケット11及び14の各回動軸12及び15のほぼ真上から供給するように構成すると共に、第1及び第2の駆動モータ13及び16によって第1及び第2のスプロケット11及び14を回動駆動することにより、パチンコ球2を球排出口側である球流下通路7へ排出する構成とした。このため、パチンコ球2の排出を行う際には、パチンコ球2が各スプロケット11及び14の球受け凹部11a及び14aの上面に当たるようになり(図1参照)、パチンコ球2の荷重のほとんどが各スプロケット11及び14の回動軸12及び15上に作用するようになる。
【0030】
従って、各スプロケット11及び14の歯部11b及び14bに作用する荷重が小さくなるので、各スプロケット11及び14の歯部11b及び14bが欠けることを確実に防止できる。そして、各スプロケット11及び14をそれほど耐久性の高い材料で形成する必要がなくなるから、材料コストを低減できると共に、各スプロケット11及び14の歯部11b及び14bが欠けることがなくなるから、動作の信頼性が大幅に向上する。
【0031】
また、上記実施例では、第1及び第2の球供給路9及び10、第1及び第2のスプロケット11及び14、並びに、第1及び第2の駆動モータ13及び16を備え、2列の球排出機構によりパチンコ球の排出を行う構成であるので、1列の球排出機構により排出を行う構成に比べて、所望個数のパチンコ球2の排出をすみやかに行うことができる。
【0032】
また、スプロケット11の一方側(図1中の左側)に円弧部9bを設けた。このため、スプロケット11の回動時に上部直線部9aから円弧部9bを通して下部直線部9cにパチンコ球2が確実に案内されるので、パチンコ球2が下部直線部9cから球受け皿内に確実に排出される。しかも、上部直線部9aのうち円弧部9bの反対側(図1中の右側)にスプロケット11の回動軌跡の近傍まで鉛直に延びる部分を設けたので、上部直線部9aからスプロケット11にパチンコ球2が途中で零れることなく確実に供給される。
【0033】
また、下部直線部9c内を落下するパチンコ球2を下部球検出センサ29により検出した。このため、パチンコ球2が下部球検出センサ29の検出領域内を相互干渉することなく1個ずつばらけて通過するようになるので、下部球検出センサ29によるパチンコ球2の誤検出が防止される。しかも、スプロケット11から放出されるパチンコ球2を下部球検出センサ29により検出した。このため、スプロケット11が回動したにも拘らずパチンコ球2が放出されなかったときにはパチンコ球2が検出されないので、総じて、スプロケット11から放出されるパチンコ球2だけを正確に計測できる。
【0034】
また、スプロケット11と上部直線部9aと円弧部9bと下部直線部9cと下部球検出センサ29とを共通のケース8内に設けたので、スプロケット11〜下部球検出センサ29をパチンコ機の背面側にばらばらに組付ける手間がなくなる。しかも、上部直線部9aの最上端部の左右方向の幅寸法を上方へ向うに従って大きく設定した。このため、ケース8の組付位置が左右方向へずれたときにも上部直線部9aの最上端部が球流下通路4に対応するので、球タンク3から球流下通路4を通して落下するパチンコ球2が上部直線部9aの最上端部で引掛かることなくスプロケット11に円滑に供給される。
【0035】
尚、上記実施例では、2列の球排出機構を設けたが、これに代えて、1列の球排出機構だけを設ける構成としても良い。また、上記実施例では、15個のパチンコ球2を排出させたが、排出させるパチンコ球2の個数は8個,10個等適宜設定すれば良い。この場合、パチンコ球2の個数が偶数の場合は、第1及び第2のスプロケット11及び14を同じ回転角度だけ回転させ、パチンコ球2の個数が奇数の場合は、第1及び第2のスプロケット11及び14のいずれか一方を1/6回転だけ多く或いは少なく回転させるように構成すれば良い。
【0036】
図5ないし図8は本発明の第2の実施例を示すものであり、第1の実施例と異なるところを説明する。まず、図5及び図6において、賞球排出装置6に代わる賞球排出装置40のケース41内には、第1の球供給路42及び第2の球供給路43が前後に並んで上下方向へ延びるように設けられている。
【0037】
第1の球供給路42は、上部直線部42a、この上部直線部42aから図5中左方向へほぼ半円状に湾曲した湾曲部42bからなる。第2の球供給路43は、図5には図示しないが、上記第1の球供給路42の形状とほほ同一である。
【0038】
上記第1の球供給路42は、上部直線部42aの上端開口部が球流下通路4の一方の分岐通路5に連通し、湾曲部42bの下端開口部が球排出口側である球流下通路7に連通している。そして、第2の球供給路43は、上部直線部の上端開口部が球流下通路4の他方の分岐通路に連通し、湾曲部の下端開口部が球流下通路7に連通している。
【0039】
また、第1の球供給路42及び第2の球供給路43の各湾曲部42b(一方のみ図示)の内周側には、第1のスプロケット44及び第2のスプロケット45が軸46を支点としてその回りに回動可能に設けられている。上記第1及び第2のスプロケット44及び45の外周部には、複数例えば6個の球受凹部44a及び45aが形成されており、各球受凹部44a及び45aの間歯部44b及び45bとなっている。
【0040】
この場合、第1の球供給路42及び第2の球供給路43の各湾曲部42b(一方のみ図示)には、内周壁を形成する代わりに、該内周壁の位置に対応して上記第1のスプロケット44及び第2のスプロケット45の各外周部が配置されている。これにより、パチンコ球2が第1のスプロケット44及び第2のスプロケット45の軸46のほぼ真上から供給されるように構成されている。
【0041】
ここで、軸46は、図7にも示すように、軸受部材47とケース41に設けられた軸受部48とにより回動可能に支承されている。そして、第1のスプロケット44は、上記軸46と一体に回動するように軸46に取付けられている。一方、第2のスプロケット45は、クラッチ機構部49によって、上記第1のスプロケット44と一体に回動する状態と、第1のスプロケット44と一体に回動しない状態とが選択的に切換えられるように構成されている。
【0042】
具体的には、第2のスプロケット45は、軸46に回動自在且つ図7中左右方向へ移動可能に取付けられており、第2のスプロケット45と軸受部材47との間に設けられたコイルばね70により、図7中右方向即ち第1のスプロケット44へ近接する方向へ付勢されている。第2のスプロケット45の図7中右側面には、図8に示すように、係合爪部45cが右方へ向けて複数突設されている。そして、第1のスプロケット44の図7中左側面には、上記係合爪部45cと係合する係合凹部(図示しない)が設けられている。
【0043】
上記第1のスプロケット44の係合凹部と、第2のスプロケット45の係合爪部45cとが係合することにより、両者が一体に回動するようになっている。そして、第2のスプロケット45が図7中左方へ移動して、第1のスプロケット44の係合凹部と、第2のスプロケット45の係合爪部45cとの係合が解除されると、第1のスプロケット44だけが回動するようになっている。
【0044】
ここで、第2のスプロケット45の図6中下端部には、係合溝45dが形成されており、この係合溝45dにレバー50の一端が係合している。レバー50は、軸51を支点としてその回りに回動可能に設けられており、他端がソレノイド52のプランジャ52aに連結されている。
【0045】
この場合、ソレノイド52が通電されると、レバー50が図6中左回り方向へ回動されて、第2のスプロケット45が図6中下方(図7中左方)へ移動して、第1のスプロケット44の係合凹部と、第2のスプロケット45の係合爪部45cとの係合が解除される、即ち、クラッチ機構部49の接続が解除されるように構成されている。
【0046】
また、ソレノイド52が断電されると、レバー50が図6中右回り方向へ回動されて、第2のスプロケット45が図6中上方(図7中右方)へ移動して、第1のスプロケット44の係合凹部と、第2のスプロケット45の係合爪部45cとが係合する、即ち、クラッチ機構部49が接続するようになっている。
【0047】
一方、上記軸46の図7中左端(図6中下端)は、駆動部である例えば1個の駆動モータ53の回転軸54の右端に、カップリング55を介して連結されている。これにより、第1のスプロケット44及び第2のスプロケット45は、クラッチ機構部49が接続状態にあるとき、駆動モータ53により回転軸54及び軸46を介して図5中左回り方向へ一体に回転駆動されるようになっている。また、クラッチ機構部49の接続が解除された状態にあるとき、第1のスプロケット44だけが駆動モータ53により軸46を介して図5中左回り方向へ回転駆動されるようになっている。
【0048】
上記駆動モータ53は、例えばステッピングモータにより構成されており、スプロケット44,45の回転角度を60度単位(1/6回転単位)で回転制御可能になっている。
【0049】
尚、第1のスプロケット44の図6中上面には、回転位置検出用の6個の鉄片17が配設されている(図5参照)。上記スプロケット44の鉄片17を検出するための反射形光センサ56が、図7に示すように、第1のスプロケット44の図7中右面近傍に配設されている。この反射形光センサ56によりスプロケット44の原点位置を検出できるように構成されている。
【0050】
また、第1のスプロケット44の図5中右側には、該スプロケット44の自由な回動を規制する規制部材57が軸58を支点としてその回りに回動可能に設けられている。規制部材57の上端には、第1のスプロケット44の歯部44bに掛合する掛合爪57aが突設されている。
【0051】
上記規制部材57の下端とケース41との間には、コイルばね59が設けられており、このコイルばね59のばね力により規制部材57が図5中左回り方向、即ち、規制部材57の掛合爪57aが第1のスプロケット44の歯部44bに掛合する方向へ回動付勢されている。
【0052】
この場合、上記コイルばね59のばね力は、駆動モータ53によりスプロケット44,45が回動駆動されるときには、規制部材57の掛合爪57aと第1のスプロケット44の歯部44bとの掛合が解除される程度の強さに設定されている。
【0053】
また、規制部材57の下端の図5中右側には、規制解除カム60が軸61を支点としてその回りに回動可能に設けられている。この規制解除カム60が軸61と一体に回動され
て、規制解除カム60のカム山60aが規制部材57の下端に当接すると、規制部材57が図5中右回り方向へ回動される。これにより、規制部材57の掛合爪57aと第1のスプロケット44の歯部44bとの掛合が解除されるようになっている。
【0054】
そして、軸61の図7中左端部は、ケース41の外側へ突設されており、該左端部に摘み62が取付けられている。この摘み62を手動によって回動操作することにより、軸61即ち規制解除カム60を回動操作可能になっている。
【0055】
また、第2のスプロケット45の図6中下面側近傍には、ブレーキ部材63が配設されている。この場合、第2のスプロケット45が図6中下方へ移動されて第2のスプロケット45の下面がブレーキ部材63に当接すると、両者の摩擦によって第2のスプロケット45の回動が阻止されるようになっている。
【0056】
尚、第1の球供給路42の湾曲部42bの外周上端には、パチンコ球2の有無を検出する上部球検出センサ64が配設され、下端には、湾曲部42b内を通過するパチンコ球2の有無を検出する下部球検出センサ65が配設されている。各球検出センサ64,65は、投光素子及びこれと湾曲部42bを挟んで対向する受光素子から構成されている。
【0057】
また、第2の球供給路43の湾曲部43bの外周上端には、パチンコ球2の有無を検出する上部球検出センサ66が配設され、下端には、湾曲部43b内を通過するパチンコ球2の有無を検出する下部球検出センサ67が配設されている。各球検出センサ66,67は、投光素子及びこれと湾曲部43bを挟んで対向する受光素子から構成されている。尚、第1の球供給路42及び第2の球供給路43の側壁には、上記投光素子及び受光素子に対応して光を透過させるための貫通孔(図示しない)が形成されている。
【0058】
次に、上記実施例の作用を説明する。今、賞球排出装置40によりパチンコ球2の排出を行っていない場合には、第1及び第2のスプロケット44及び45が、図5に示す位置で停止しており、パチンコ球2がスプロケット44及び45の各2個所の球受凹部44a及び45a内にそれぞれ貯留された状態で停止している。このとき、第1の球供給路42の上部直線部42a及び第2の球供給路43の上部直線部43a内には、パチンコ球2が隙間なく貯留されている。この状態で、遊技部内へ打ち出したパチンコ球2が入賞すると、賞球排出装置40により賞球として例えば15個のパチンコ球2が排出される。
【0059】
具体的には、ソレノイド52を断電した状態で、即ち、クラッチ機構部49の接続状態で、駆動モータ53を通電駆動して、第1のスプロケット44及び第2のスプロケット45を一体に1/6回転ずつ7回即ち7/6回転させて、14個のパチンコ球2を第1の球供給路42及び第2の球供給路43内を通過させて球流下通路7側へ排出する。
【0060】
この後、ソレノイド52を通電して、クラッチ機構部49の接続を解除する。具体的には、ソレノイド52の通電駆動により、レバー50が図6中左回り方向へ回動されて、第2のスプロケット45が図7中左方へ移動して、第1のスプロケット44の係合凹部と、第2のスプロケット45の係合爪部45aとの係合が解除される。これにより、クラッチ機構部49の接続が解除される。
【0061】
この解除状態で、駆動モータ53を通電駆動して、第1のスプロケット44だけを1/6回転させて、さらに1個のパチンコ球2を第1の球供給路42内を通過させて球流下通路7側へ排出する。このとき、第2のスプロケット45は、図6中下方へ移動されてその下面がブレーキ部材63に当接し、その回動が阻止される。この結果、15個のパチンコ球2が賞球として排出される。
【0062】
尚、球タンク3内のパチンコ球2を全て排出する場合には、摘み62を手動によって回動操作することにより、規制解除カム60を回動させて、そのカム山60aを規制部材57の下端に当接させる。この結果、規制部材57が図5中右回り方向へ回動され、規制部材57の掛合爪57aと第1のスプロケット44の歯部44bとの掛合が解除され、スプロケット44及び45の回動が許容されるようになるから、球タンク3内のパチンコ球2が全て排出される。
【0063】
このような構成の第2の実施例によれば、第1の実施例とほぼ同様な効果を得ることができる。特に、第2の実施例によれば、第1及び第2のスプロケット44,45を一体に回動駆動する状態と、第1及び第2のスプロケット44,45の一方だけを回動駆動する状態とを、選択的に切換可能なクラッチ機構部49を備える構成としたので、1個の駆動モータ53によりクラッチ機構部49を介して第1及び第2のスプロケット44,45を一体に又は一方だけを回動駆動することが可能となる。これによって、駆動モータの数を少なくすることができ、全体の構成を簡素化できる。
【0064】
尚、上記各実施例では、賞球排出装置6,40に適用したが、これに限られるものではなく、例えば球貸機に適用しても良い。
【0065】
【発明の効果】
本発明のパチンコ球排出装置によれば、2列の球排出機構によりパチンコ球の排出を行う構成であるので、1列の球排出機構により排出を行う構成に比べて所望個数のパチンコ球の排出をすみやかに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す賞球排出装置の縦断背面図
【図2】賞球排出装置の横断面図
【図3】機本体の背面図
【図4】ブロック図
【図5】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図6】図2相当図
【図7】賞球排出装置の縦断側面図
【図8】第2のスプロケットの側面図
【符号の説明】
2はパチンコ球、8はケース、9aは上部直線部、9bは円弧部、9cは下部直線部、11は第1のスプロケット(スプロケット)、12は回動軸、13は第1の駆動モータ(ステッピングモータ)、29は下部球検出センサを示す。

Claims (1)

  1. 回動可能に設けられ、パチンコ球を受ける複数の球受凹部を有するものであって隣接する球受凹部相互間に歯部が形成された第1のスプロケットと、
    球タンクからのパチンコ球を前記第1のスプロケットに供給する第1の球供給路と、
    回動可能に設けられ、パチンコ球を受ける複数の球受凹部を有するものであって隣接する球受凹部相互間に歯部が形成された第2のスプロケットと、
    前記球タンクからのパチンコ球を前記第2のスプロケットに供給する第2の球供給路と、
    前記第1のスプロケットを回転操作する第1の駆動モータと、
    前記第2のスプロケットを回転操作する第2の駆動モータと、
    前記第1のスプロケットに設けられた複数の鉄片と、
    前記第2のスプロケットに設けられた複数の鉄片と、
    前記第1のスプロケットの複数の鉄片のそれぞれを検出することが可能な第1の反射形光センサと、
    前記第2のスプロケットの複数の鉄片のそれぞれを検出することが可能な第2の反射形光センサと、
    前記第1の反射形光センサの検出信号に基づいて前記第1のスプロケットの回転位置を検出しながら前記第1の駆動モータを制御し、前記第2の反射形光センサの検出信号に基づいて前記第2のスプロケットの回転位置を検出しながら前記第2の駆動モータを制御する制御回路を備え、
    前記第1のスプロケットおよび前記第2のスプロケットは、軸方向から見て相互に重ならないように縦方向および横方向のそれぞれに相互にずらして配置されていることを特徴とするパチンコ球排出装置。
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