JP3902763B2 - データビットストリームをデコード及び変換する方法及び装置並びに信号及びレコードキャリア - Google Patents

データビットストリームをデコード及び変換する方法及び装置並びに信号及びレコードキャリア Download PDF

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Description

本発明は、2進情報信号の連続的なユーザワードシーケンスのデータビットストリームを、拘束された2進チャネル信号の連続的なチャネルワードシーケンスのデータビットストリームに変換/エンコードするための方法及び装置に加えて、拘束された2進チャネル信号の連続的なチャネルワードシーケンスのデータビットストリームを、2進情報信号の連続的なユーザワードシーケンスのデータビットストリームにデコードするための方法及び装置にも関連する。更に、本発明は、そのような方法が実行された後に得られる拘束された2進チャネル信号のデータビットストリームより成る信号、更には、そのような信号が記録されるレコードキャリアにも関連する。
記憶チャネル(storage channel)用の従来の符号化手法では、誤り訂正符号化(ECC)及び変調符号化のブロックは、何ら共通する機能を有しない。変調符号又は変調コードは、典型的にはdk拘束(costraint)で特徴付けられる走行長制限又はランレングス制限(RLL:run−length limited)符号であり、過酷なシンボル間干渉環境下におけるビット検出特性を改善し、タイミング復元を可能にするように設定される。ECCコードは、典型的には、(バイト形式の)リードソロモン符号(Reed−Solomon code)であり、及びチャネルのエラー総て、即ちビット検出プロセスにおける不完全性に起因して生じるランダムエラーを取り扱う必要があり、それは、信号波形からのチャネルビットストリームを導出し、及びディスク表面における傷(scratch)、ゴミ等に起因するバーストエラーを導出する。
ランダムエラーは、多くの場合に、RLLチャネルビットストリームにおける1ビットの距離にわたる遷移シフトの形をとる。従って、そのようなエラーは、非常に局所的であり、復調後に、ECCデコーダによって訂正されるべきほんの1つの(又は2つの)エラーシンボル(バイト)を導く。ECCデコーダによる単一のエラーシンボル(バイト)の訂正は、2つのパリティシンボル(バイト)に関する冗長性(redundancy)を要する。一方、チャネルビットストリームの段階でパリティチェックを含めることは、非常に短いオーバーヘッドであるが、ランダムエラーに対して均等なエラー訂正特性を与える。
誤り訂正符号化及び変調符号化の組み合わせが、全体的な効率及び実効性の観点から非常に有利であることが知られており、それは符号化の文献にて非常に一般的になっている。その文献は例えば、Y.Saitoh,I.Ibe,H.Imai,“Peak−Shift and Bit Error−Correction with Channel Side Information in Runlength−Limited Sequence”,10th Int.Symp.Applied Algebra,Algebraic Algorithms and Error−Correcting Codes,vol.AAECC−10,pp.304−315,1993;及びP.Perry,M.−C.Lin,Z.Zhang,“Runlength−Limited Codes for Single Error−Detection with Mixed Type Errors”,IEEE Trans.Inform.Theory,vol.44,pp.1588−1592,July 1998である。
パリティチェック符号化は、ビット検出器によって残された最も顕著なエラーパターンに着目する。磁気記録チャネルについては、ペリー等(Perry,et al.)(上記参照)の報告のようにパリティチェック符号化は、dkビットストリームがディスクに記録される状況を想定している。dkビットストリームは、遷移の場所で‘1’ビットを有し、それ以外で‘0’ビットを有する。磁気記録チャネルに対するランダムエラーの最も顕著な形式は、ピークシフトエラーであり、‘1’ビットが(左に又は右に)シフトし、ドロップイン(drop−in)及びドロップアウト(drop−out)になり、そこでは‘0’が‘1’になり又はその逆になる。光記録チャネルでは、dkビットストリームは、モジュロ2積分器である1Tプレコーダ(precoder)を通じて伝搬し、ディスクに書き込まれるRLLビットストリームを生成する。その結果、RLLビットストリームは、マーク又はピット(mark,pit)にて‘1’を有し、非マーク又はランド(non−mark,land)にて‘0’を有する。光記録では、最も顕著なランダムエラーは遷移シフトであり、遷移の左側及び右側における走行長(ランレングス)を、1ビット(又はそれ以上)長く及び短くすることをそれぞれ引き起こす。dkビットストリーム及びRLLビットストリーム間の1Tプレコーダに起因して、RLLビットストリームにおける遷移エラーは、dkビットストリームにおけるピークシフトに一致する。
誤り検出又は誤り訂正機能と供にRLL符号化手法は、ペリー等の文献(上記参照)に開示されている:RLLエンコーダからのチャネルビットストリームは、固定長の情報セグメントに分解される。情報セグメントそれぞれの間に、パリティブロックが挿入される。後続のパリティブロックとの情報セグメントの結合は、コードセグメントと呼ばれる。この構造により、この符号化手法(以下、分解法(parsing scheme)と呼ぶ。)は、組織的なものになり、即ち、情報部がパリティ部から分離する。以下の条件が充足される必要がある:先行する及び後続の情報セグメントとのパリティブロックの連結は、RLL制限を侵さないこと;及びパリティブロックは、各コートセグメントについて所定値を有することを要するパリティチェック制約によりエラー制御を可能にすることである。
ペリー等(上記参照)は、磁気記録チャネルについての混合形式のエラーを考察しており、即ち、エラーはシングルビットシフトエラー、又はドロップアウト若しくはドロップインエラーであり得る。彼らは、単一の混合形式エラーの検出に関し、2d+3チャネルビット長を有するパリティブロックが必要とされることを示している。
分解法の主な利点は、簡易であること及び組織的な構造であることである。単独のエラーの検出について、ユーザビットの観点から計測したオーバーヘッドは、(2d+3)Rに等しく、ここで、RはRLLコードのレート(rate)である。エラーの発見は、サトシ等(上記参照)により開示されたチャネル側情報を利用して行われる。2パリティバイトに等しい、ECC規格によるランダムエラーの訂正に要するオーバーヘッドと比較すると、分解法は約4.5倍短いオーバーヘッドを要する。
連結パリティチェック符号化は、誤り検出又は誤り訂正能力を有する更なる他のRLL符号化である。それは次の文献に記載されている:S.Gopalaswarmy,J.Bergmans,“Modified Target and Concatenated Coding for d=1 Constrained Magnetic Recording Channels”,Proceedings of the IEEE International Conference on Communications,New Orleans,USA,June 18−22,2000,pp.89−93;H.Sawaguchi,M.Kondou,N.Kobayashi,S.Mita,“Contcatenated Error Correction Coding for High−Order PRML Channels”,Proceedings of Globecom 1998,Sidney,pp.2694−2699;及びH.Sawaguchi,S.Mita,“Soft−Output Decoding for Concatenated Error Correction in High−Order PRML Channels”,Proceedings of the IEEE International Conference on Communications,Vancouver,Canada,June 6−10,1999,pp.1632−1637。
この手法は、標準的なRLLエンコーダでエンコードされるユーザデータのセグメントを考察する。エンコードされた各セグメントについて、パリティチェック値が算出される。そのパリティチェックビットは個々にRLL符号化され、次のセグメントがエンコードされた後に、そのセグメントのRLLビットストリームに付加される。連結パリティチェック符号化法(以下、連結法という)の主な利点は、その効率にある:パリティチェックビットは、1/Cd,kチャネルビットを要し、Cd,kは(d,k)−拘束シーケンスの容量(capacity)である。例えば、レートRが
Figure 0003902763
であるd=2RLL符号に対して、ペリー等(上記参照)の分解法と比較して、パリティチェックビット当たり3.5倍の効率利得が実現される。
しかしながら、2つの欠点がある。第1に、チャネルビットストリームから直接的にパリティチェック拘束条件(constraint)を検査することが困難である;チャネルビットストリームのユーザデータ部分のパリティチェック拘束条件に関する何らかの違反が検査される前に、先ず、パリティチェックビットに対応するチャネルビットを復調する必要がある。第2に、パリティチェックビットに対応するチャネルビットストリームの部分は、パリティチェックによって保護されない。その部分にチャネルエラーが生じる場合に、誤りのあるパリティチェックビットが以後復調され、チャネルビットストリームのユーザデータ部分に望まれない訂正をするに至る。従って、パリティチェックビットがパリティチェックによって保護されないことに起因して、エラーが伝搬する可能性がある。
従って、本発明は、変調符号の誤り検出/訂正機能又は特性を改善することを目的とする。
本願課題は、2進情報信号の連続的なユーザワードシーケンスのデータビットストリームを、チャネルを通じて送信される拘束された2進チャネル信号の連続的なチャネルワードシーケンスのデータストリームに変換する方法により達成され、
a) 前記2進情報信号及び/又は前記拘束された2進チャネル信号が、パリティチェックセグメントと言及されるチャネルセグメントに分割され、前記パリティチェックセグメントの各々が第1部分及び第2部分に分割され、
b) 前記第1部分が、第1群の1つ又はそれ以上のチャネルコードからのコードを利用して取得され、前記第1群が第1形式のチャネルコードより成り、及び
c) 前記第2部分が、第2群の1つ又はそれ以上のチャネルコードからのコードを利用して取得され、前記第2群が、前記パリティチェックセグメントに課された所定のパリティチェック制約を満たすパリティチェックイネーブルコードとして設定された、少なくとも1つの第2形式のチャネルコードより成り、前記パリティチェック制約が前記チャネルの所定のエラーイベントに関連する。
「1組のコード又はコード群(set of codes)」なる用語は、最も広範な意味に使用され、即ちそのような群(集合)は、1つのコードのみから構成され得る、又は複数のコードから構成され得ることに、留意を要する。
本願課題は、そのような方法を実行する請求項14又は15による、2進情報信号の連続的なユーザワードシーケンスのデータビットストリームを、拘束された2進チャネル信号の連続的なチャネルワードシーケンスのデータビットストリームにエンコードする装置を利用することで、一層達成される。
本願課題は、そのような方法を実行した後に得られる、拘束された2進チャネル信号のデータビットストリームより成る信号を利用することで、一層達成される。
本願課題は、そのような信号がトラックに記録されるレコードキャリアを利用することで一層達成され、情報パターンが信号部分を表現し、情報パターンが前記トラックの方向を変更する、第1及び第2部分を有するところのレコードキャリアにより達成され、前記第1部分が検出可能な特性を与え、前記第2部分が第1の特性と区別され得る検出可能な特性を与え、それらの部分が、第1論理値を有する第1特性表現ビットセル及び第2論理値を有する第2特性表現ビットセルを有する。
本願課題は、拘束された2進チャネル信号の連続的なチャネルワードシーケンスのデータビットストリームを、2進情報信号の連続的なユーザワードシーケンスのデータビットストリームにデコードする方法によって達成され、そのような信号を、第1又は第2の値の一方を有するビットのビット列に変換するステップより成り、前記信号が、長さmのチャネルワードを包含し、mはm,m又はmに等しく、前記ビット列がnビット情報ワードを包含する。
本発明の最も一般的な形態では、異なるチャネルコードに使用される情報ワード長が互いに異なり得ることに留意を要する。
本願課題は、上述したエンコード/変換方法を採用する請求項20又は21による、拘束された2進チャネル信号のデータビットストリームを、2進情報信号のデータビットストリームにデコードする方法を利用することで、一層達成される。
本願課題は、請求項26又は27による、拘束された2進チャネル信号の連続的なチャネルワードシーケンスのデータビットストリームを、2進情報信号の連続的なユーザワードシーケンスのデータビットストリームにデコードする装置を利用することで、一層達成される。
本発明によれば、走行長制限(RLL)変調コードの組み合わせに基づく代替的なパリティチェック符号化手法が提案される。この符号化手法は、誤り制御をRLL変調コードと組み合わせる。そのような符号化手法は、「コンビ−コード(combi−code)」と呼ばれる。それはRLLコードの組み合わせを利用し、W.Coene,“Combi−Codes for DC−Free Runlength−Limited Coding”,IEEE Trans.Cons.Electr.,vol.46,pp.1082−1087,Nov.2000 におけるDCフリーRLL符号化の体系又はフレームワークに導入されたコンビコードに類似する。
本発明の主要な概念は、第1形式のチャネルコード、即ち標準的なコード、特にメインRLLコードを、第2形式のチャネルコード、特にパリティイチェックイネーブルコード(parity−check enabling code)として設定されたRLLコードと共に使用することであり、パリティチェックイネーブルコードは、チャネル信号に課された予め決定されたパリティチェック拘束条件を実現することを可能にする。これにより、その拘束条件は所定のエラーイベントを示す。
パリティチェックイネーブルコードは、所定の値に対するコードセグメントのパリティチェック拘束条件を設定するために使用される。
そして、パリティチェック拘束条件は、分解法及び連結法の様子とは異なり、統合されたパリティチェックコードを形成するチャネルコードに統合される。この統合化(integration)は、高い符号化効率を達成し、エラーの伝搬を回避し、従って誤り訂正/検出コードの特性を改善する。
好ましくは、DC制御用途に関し、第3コードである置換(substitution)コードが使用される。
そして、好ましいエンコード方法が提供され、そこでは、
a) 前記2進情報信号及び/又は前記拘束された2進チャネル信号が、第1分割手順に従って第1形式のチャネル信号セグメントに分割され、第2分割手順に従ってパリティチェックセグメントである第2形式のチャネル信号セグメントに分割され、両分割手順が、チャネルコードの反復法を形成し、
b) 前記第1形式のチャネル信号セグメントが、第1群のチャネルコードを利用して取得され、前記第1群が更に第3形式のチャネルコードより成り、
b1) 前記第1形式のチャネルコードが前記ユーザワードのデータビットを前記チャネルワードのデータビットに変換するために使用され、及び
b2) 前記第3形式のチャネルコードが、前記ユーザワードのデータビットを前記チャネルワードのデータビットに変換するために、及び前記拘束された2進チャネル信号におけるDC制御を行うように使用され、
c) 前記第2形式のチャネル信号セグメントが、前記第2群のチャネルコードを利用して取得され、前記第2群が、前記少なくとも1つの第2形式のチャネルコードに加えて前記第1群のチャネルコードより成り、及び
d) 前記第1形式のチャネル信号セグメントに関連する前記ユーザワードのデータビットが、前記反復法に従って第2形式のチャネルコードでエンコードされる。
更に、請求項16に関連する装置、請求項25に関連するデコード方法、更には請求項28に関連するデコード装置が提供される。
3つ総ての形式のコードが一体的に構成され、それらのコードのチャネルワードが自由に連結され得るようにする。反復法は、第2形式のチャネル信号セグメントの1つにおけるユーザワードの1つが、第2形式のチャネルコード(Cpc)の1つと供にエンコードされる必要があるか否かを示す。コンビコードによるパリティチェック符号化は、2つの他の手法に関する利点、即ち簡潔性、高い符号化効率及びエラー伝搬のないことを組み合わせる。
有利なことに、単一ビット遷移シフトエラー(SBTSE:single bit transition shift error)の場合に誤り訂正に要するオーバーヘッドは、本発明による手法により、単一ビットにまで低減され得る。
コンビコードを利用するパリティチェック符号化は、連結法と同様な高効率性を示すが、上述した欠点の総てを回避する。具体例としては、単一ビット遷移シフトエラーが支配的なエラーパターンであるところの光記録に関心が向けられる。
更なる有利な改善は従属項に規定される。本発明に関するこれら及び他の態様は、添付図面を参照しながら以下に説明される実施例を参照することで、明確且つ明瞭になるであろう。
以下、コンビコードを利用するパリティチェック符号化手法の概念が説明される。
本願の参考に供せられるペリー等(上記参照)の符号化法と同様に、本発明は、チャネルビットストリームにてコードセグメントを見分けることを提案するが、本発明におけるコードセグメントは、Mユーザワードのシーケンス(ECCがバイト形式ならば、通常はそれもバイト形式である)に対応するチャネルビットストリームの部分として規定される。各コードセグメントに関し、本発明は、そのコードセグメントのdk拘束チャネルビットストリームに適用される1つの又は一群のパリティチェック条件を満たすことを求める。
以下では、単一形式のビットエラーについてのパリティチェックに関心が向けられる。
図1は、パリティチェックセグメントと呼ばれるコードセグメント1の構造を示し、それは、2進情報信号BISの連続的なユーザワード2のシーケンスに関するデータビットストリームより成る。パリティチェックセグメント1は、第1部分S1及び第2部分S2に分割される。
データビットストリームは、拘束された2進チャネル信号CBCSの連続的なチャネルワード3のシーケンスに関するデータビットストリームに変換される。本発明による手法は、少なくとも2つのチャネルコードCst,Cpcを含み、それら両者は、完全なユーザワード2を対応するチャネルワード3に対応付ける(マッピングする)。Cstで記される第1コードは、‘標準的な(standard)’RLLコードであり、高い符号化効率を有するように設定される。最後のものを除いてユーザワード2は、コードCstを利用して、Nstチャネルビット長のチャネルワード3にRLLエンコードされる。こうして、パリティチェックセグメント1の第1部分S1が得られる。パリティチェックセグメント1の第2部分S2は、特殊なコード、即ちCpcで記されるパリティチェックイネーブルコードによって得られる。このコードは、パリティチェックセグメント1の最後のユーザワード2に対してのみ使用される。従って、第2部分S2は1つのチャネルワードのみから成る。Cpcに関するチャネルワードは、Npcチャネルビット長を有する。
コードCpcは、ユーザワード2を、チャネルワード3の集合中の1つのワードであるチャネルワード3にマッピングする。チャネルワード3の集合は、各パリティチェック条件を満たす少なくとも2つのチャネルワード3より成る。エンコードされる実際のチャネルワードの選択は、完全なコードセグメントに対するパリティチェック条件を所定値に設定することを目指して行われる。
パリティチェック符号化についての階層化法(hierarchical scheme)が以下に説明され;それはビットエラーの単一以上の形式に使用される。
一般に、ビット検出で生じたビットエラーは、シングル形式のものではない。図1の手法は、最も顕著なビットエラーパターンのみを取り扱う。パリティチェック符号化の階層化法にて、本発明は、一群の支配的なエラーイベントを取り扱い、発生確率に従ってそれらを順序づける。例えば、d=2RLL符号化では、走行長プッシュバックビット検出器(例えば、EP0885499A2;及びT.Nakagawa,H.Ino and Y.Shimpuku,“A Simple Detection Method for RLL Codes(Run detector)”,IEEE Trans.on Magnetics,vol.33,no.5,pp.3262−3264,Sept.1997(これら両者は本願の参考に供される))によって後に残される最も顕著なエラーパターンは:
− シングルビット遷移シフトエラー;及び
− 3Tシフト(最小走行長)エラー
である。
図2は、階層化パリティチェック符号化法を示す。簡単のため、最高に及び次に確からしいエラーイベントについて考察される。両タイプのエラーイベントに関し、パリティチェック条件が設定されることが可能であり、関連するパリティチェックイネーブルコードCpc,1及びCpc,2それぞれが形成され得る。Cpc,1,Cpc,2は、最も顕著な及び次に顕著なエラーイベントの形式についてのパリティチェックイネーブルコードを表現する;コードの示されていないユーザワード2は、「標準的な」コードCstを利用してエンコードされる。2番目のエラーパターンの確率は、第1のエラーパターンのものよりも(充分に)小さくなり得るので、より長いセグメント5に適用されるパリティチェック条件(2)よりも短いセグメント4に、パリティチェック条件(1)を適用することが望ましい。こうして、パリティチェックセグメントの階層が規定され、1つのレベルはCpc,1により保護され、第2のレベルはCpc,2により保護される。そのような2段階の階層化が図2に示される。第2のパリティチェックコードCpc,2でエンコードされるバイトに関するチャネルコード3が連結された後の、レベル(2)のセグメント5は、レベル(1)の多数のセグメント4より成る。
pc,1,Cpc,2のパリティチェック条件に依存して、様々なデコード手法が行われる。2つのパリティチェック条件が直交(orthogonal)しているならば、デコードの順序は関係ない。(本発明で説明されるパリティチェックp,pのように)それらが直交していなければ、レベル(2)のセグメント5についてパリティチェックコードCpc,2をデコードするのに先立って、先ずレベル(1)の各セグメント4についてパリティチェックコードCpc,1をデコードすることが有利である。本発明の範疇で、より複雑なデコード手法を行うことも可能である。
シングルビット遷移シフトエラー(SBTSE)の検出に関するパリティチェックが、以下に説明される。DC制御なしの手法が最初に説明される。
先ず、簡単のためにDC制御なしの状況が説明される。次のセクションで、DC制御及びパリティチェック符号化の組み合わせが説明される。単一のシングルビット遷移シフトエラー(SBSTE)の検出に関し、パリティチェック条件として、Nチャネルビットbのコードセグメントにわたって規定される値pを利用することが提案される(dk記法では、‘1’は遷移を示す):
Figure 0003902763
は、奇数ビット位置での遷移数のモジュロ2に等しいことが、容易に理解されるであろう。慣例として、コードセグメントの第1ビットは、指標又はインデックス(index)‘0’を有するように規定される。エンコーダでは、pは、各コードセグメントについて例えばゼロである所定の値を有するように規定される。完全なコードセグメントについてのpの値は、最初のM−1個のチャネルワードについてのpへの寄与、プラス最後の(M番目の)チャネルワードについてのpへの寄与である。従って、完全なコードセグメントについてのpの値は、パリティチェックイネーブルコードCpc(即ち、最後のM番目のユーザワードに使用される)についてのチャネルワードを選択することで、ゼロに導くことが可能である。
以下、このパリティチェック条件のエラー検出機能が説明される。ビット検出プロセスにおいて、シングルビット遷移シフトエラーが、当初に(エンコーダ側で)奇数にインデックスされた遷移で生じ、偶数インデックスとして検出されるとする。そして、奇数インデックス遷移数(N)は1つだけ減少し、従って偶数インデックス遷移数(N)は1つだけ増加する。誤りのある遷移が当初に偶数の指標の付された(インデックスされた)ものであったならば、状況は逆転する。検出されたビットストリームについてのパリティチェック条件pの評価は、そのコードセグメントに対してp=1を与え、それはエラーフラグ(error−flag)であり、エラーが生じていることを示す。しかしながら、シフトした遷移の位置については何らの指標もない。エラーを見出すために、チャネル側情報(channel side information)を利用することが、以下に説明される。
また、ビット検出中に2つの遷移シフトエラーが生じた場合には、パリティチェックはp=0を出力し、何らのエラーも検出されないことにも留意を要する。しかしながら、そのようなエラーの出現確率は、単独のエラーイベントのものよりも非常に低い。
以下、パリティチェックセグメント中のCpcのチャネルワードの位置に関する影響が説明され、即ちそのワードの第1ビットが偶数指標場所(even−indexed position)又は奇数指標場所(odd−indexed position)であるかの影響が説明される。(SBTSEに関する)パリティチェックコードCpcは、各ユーザワードについて、W,Wで記される(少なくとも)2つのチャネルワード一組を有する。b ,b が、これら2つのワードのdkチャネルビットを表現するとする。ワード長は、Npcチャネルビットに等しい。これらのワードは、パリティチェック値に対して反対の寄与を有する必要がある。これらの寄与は、コードセグメントの中で、Cpcのチャネルワードが偶数指標場所から始まるか又は奇数指標場所から始まるかに依存し、それらは:
Figure 0003902763
及び
Figure 0003902763
で与えられる。
明らかに、偶数インデックス又は奇数インデックスのビット位置から始まるワードに関するパリティチェックの寄与は:
Figure 0003902763
で表され、pWjは、そのチャネルワードWのパリティであり:
Figure 0003902763
で表される。
フォーマットにおけるコードセグメントが固定長の場合には、単独のCpcコード(第1ビットが常に偶数又は奇数位置に位置付けられる。)で充分である。しかしながら、コードセグメントが可変長である場合には、コードCpcが偶数及び奇数両者の第1ビット位置に必要とされ得る。このため、2つの別々のコードが使用され、1つはp2,E wjであり、1つはp2,O Wjである。別の設定基準(extra design criterion)が含まれるならば、これら2つのコードは、単独のコードCpcに併合され得る。このようにして、コードCpcは、パリティチェックセグメント内のワードの第1ビットのインデックスに無関係になる。別の設定基準は、同一のユーザワードに所属するコードCpcに関するワード両者が、パリティチェック値への反対の寄与とは別に、同一のパリティ値を有することである。そのような場合には、コードセグメントにおけるチャネルワードWの第1ビットが、偶数又は奇数位置にあるか否かは無関係になる。コードCpcのワードペアのチャネルワードの特性は、奇数(n )及び偶数(n )位置にて、各ワードにおける遷移数で指定することが可能であり、それらは
Figure 0003902763
により与えられる。
これらのパラメータを利用して、パリティ及びパリティチェック値は、
Figure 0003902763
のようになる。
コードCpcの併合された形式に関し、ワード対各々の2つのチャネルワードは、反対のパリティチェック値、及び数式(9),(10)によりn 及びn 両者の反対の値を有し、その結果それらは数式(8)により同一のパリティを有する。後者の性質は、次のセクションで説明されるように、DC制御に対して置換コードを利用するコンビコードの観点から有益である。
次に、DC制御に関する手法が説明され、図3が参照される。図3は2進情報信号BISの連続的なユーザワード2のシーケンスを示す。このシーケンスは、チャネルサイドの対応部又はカウンターパートとして、拘束された2進信号の連続的なチャネルワードシーケンスを有し、第1分割手順により第1形式のチャネル信号セグメント6に分割され、第2分割手順により第2形式のチャネル信号セグメント7、即ちパリティチェックセグメントに分割される。両分割手順は、Cst(図示せず)及びCsub,Cpcのチャネルコードの反復法を形成する。
DC制御は、本願の参考に供せられるコーエンによる“Combi−Codes for DC−Free Runlength−Limited Coding”(上記参照)に述べられているようなメインコード又は標準コードCst及び置換コードCsubと共にコンビコードを通じて実現される。pパリティチェック符号化に関し、コンビコードは、パリティチェックイネーブルコードCpcである第3タイプのコードを取り扱う必要がある。Csub及びCpcの反復は同一である必要はない:例えば、DC制御は、パリティチェック制御よりも頻繁に必要とされ得るし、その反復は周期的でなく不規則でさえあり得る。
sub及びCpcの反復頻度が異なる典型的な手法が図3に示される。DCセグメント6として言及される、DC制御に関する各セグメントは、置換コードCsubと共にエンコードされる正確に1つのユーザワード2と、置換コードCsubとは異なるコードでエンコードされる複数の(ゼロであり得る)ユーザワード2とを含む。DCセグメント6は、例えば、置換コードCsubでエンコードされるユーザワード2から始まる。パリティチェックセグメント7として言及される、パリティチェック特性を有する各セグメントは、パリティチェックイネーブルコードCpcでエンコードされる少なくとも1つのユーザワード2と、パリティチェックイネーブルコードCpcではエンコードされない複数の(ゼロであり得る)ユーザワード2とを含む。パリティチェックセグメント7は、例えば、パリティチェックイネーブルコードCpcでエンコードされるユーザワードで終了する。
に関するパリティチェックイネーブルコードCpcと組み合わせられる場合の、置換コードCsubに課せられる更なる条件が以下に説明される。コンビコードの従来の提案では、コーエンの“Combi−Codes for DC−Free Runlength−Limited Coding”(上記参照)にのみ説明されているようなDC制御のみに対して、各ユーザワード2について反対の特性を有し及びブロックコードをスライドする有限状態マシーン(FSM:finite−state machine)における同一の次の状態を有する少なくとも2つのチャネルワードが存在するという特性を、置換コードCsubが有する。
パリティチェックコードCpcと共に拡張されたコンビコードに関し、付加的な制約が課され、それは:Csubのコードワードが同一のパリティチェック値を有するべきことである。この余分な特性に関し、コンビコードに関するエンコード法は、以下のようにすることが可能である。
第1に、その反復法に従って、Csubに関するチャネルワードのパリティチェック値への寄与に関する知識(どの2つのワードがCsubに選択されるかによらず、それらは構造的に同一である)を利用しながら、Cpcのチャネルワードが選択される。
次に、決定ツリーにおける以後の将来的な決定の組み合わせを可能な限り利用しながら、Csubについてのチャネルワードの選択と共にDC制御が適用される。
チャネルワードのパリティチェック寄与は、その第1ビットのビット位置(偶数又は奇数の指標の付された場所)に依存することに留意を要する。一般的な反復法では、Csubのワードは双方の場所に設けられる。従って、Csubコードの2つの形式を構成することが必要である:
− 偶数位置に対して、Csub の各ワード対の2つのチャネルワードについて、n が固定され続けることを要し、及び
− Csub に対して、奇数位置で、n が固定され続けることを要する。
従って、SBTSEパリティチェック及びDC制御のコンビコードに関し、標準的なコードに加えて3つのコードが必要とされる。余分なコードの各々は、各ユーザワードについてのワードペアを有する。置換コードのワード対の2つのチャネルワードに関し、それらのワードは、パリティn +n の反対の値、及びCsub 及びCsub についてのn 又はn の何れかに一致する値を有する必要がある。(併合された形式の)パリティチェックコードCpcに対しては、パリティn +n に関して同一の値、及びn 及びn に関して反対の値であることが同時に求められる。
(d=2,k=10)RLL拘束に関するパリティチェックpのコード設定が次に説明される。
本願実施例によれば、EEM的なRLL拘束(d=2,k=10)についてのpパリティチェックに関するコードが設定される。ユーザワードは、8ビット長(バイト指向符号化(byte−oriented coding))、Cst,Csub E,O及びCpcについてのチャネルワードは、15,17,17チャネルビット長をそれぞれ有する。コードの構成に関し、同一の近似的な固有ベクトル(eigenvector)、及びEFMCCコンビコードに使用されるような6状態有限状態マシーン(FSM)が利用され、それはコーエンによる“Combi−Codes for DC−Free Runlength−Limited Coding”(上記参照)に報告されている。
原理的には、置換コードCsubに本質的な同一の次状態特性は、パリティチェックイネーブルコードCpcには必要とされない。しかしながら、その性質がCpcにも採用されているのは、ユーザワードの所与のシーケンスに対して決定性の(deterministic)符号化経路が導出されるからである。この付加的な特性により、パリティチェックイネーブルコードが、パリティチェックセグメントにおける最後のユーザワードとは別のワードで使用され得ることに、留意を要する。FSMの状態の説明は、各状態の許容出力数又はファンアウトと共に図4の図表に与えられる。そのファンアウトは、ある状態を去るワードの総数である。標準コードCstを除く総てのコードについて、ファンアウトはチャネルワードのペアに関連する。
(d=1,k=8)RLL拘束についてのパリティチェックpに関するコード設定が次に説明される。
のような2進パリティチェックを収容するのに必要なオーバーヘッドは、1ユーザビットであり、等価的には、
Figure 0003902763
チャネルビットがRLLコードの容量Cと供に必要とされる。d=2に対して、2つのチャネルビットのオーバーヘッドがpに必要とされる。d=1、Cd=1=0.6942に対して、
Figure 0003902763
であるため、同じオーバーヘッドが適用され得る。しかしながら、後者の関係式は、1.5チャネルビットの最小オーバーヘッドが適用可能であることも示す。そのようなオーバーヘッドは、以下の文献に記載されているような時変(time−varying)エンコーダを利用することで実現されることが可能であり、それは、DC制御のためのコンビコードの効率的な実現性の観点から、d=1についてのコーエン等の“Combi−Codes for DC−Free Runlength−Limited Coding”(上記参照)に適用されているような部分ビット(fractional bit)の仮想的な利用に等価的であり、その文献は:J.J.Ashley and B.H.Marcus,“Time−Varying Encoders for Constrained Systems:An Approach to Limiting Error Propagation”,IEEE Tras.Inform.Theory,vol.46,pp.1038−1043,May 2000である。
時変エンコーダの欠点は、エンコーダの各段階に、個別の符号が必要なことである。DC制御だけの場合に、4つのコード一式が必要とされ、パリティチェックpに対して、2つのコードの余分な組が設定されることを要する。代替例として、置換コードCsubのDC制御機能性及びpに対するパリティチェックイネーブルコードCpcの機能性を、Csub−pcで記される1つの単独の「結合(joint)」コードに結合することが可能であり、パリティ制御及びパリティチェック制御双方に対する最小オーバーヘッドにほとんど近い、3チャネルビットの結合オーバーヘッドを必要とする。各バイトについて、その結合コードは、一群の4チャネルワードを有し、2つずつ逆のパリティを有し、2つずつ逆のパリティチェックpへの寄与を有する。d=1,k=8に関し、8−12マッピングに関する標準コードCst、及び8−15マッピングに関する結合コードCsub−pcを利用して、コンビコードが設定される。そのコード設定で使用される近似的な固有ベクトルは:v(d=1,k=8)={2,3,3,3,2,2,2,2,1}である。状態の併合後に、図5によるテーブル2に示されるような、4状態FSMが得られる。
同一方向にずれた(シフトした)、1つ又は2つのシングルビット遷移シフトエラー(SBTSE)の検出用のパリティチェックが、以下に説明される。DC制御なしの手法が最初に説明される。
他のパリティチェック条件のように、(dk記法における)Nチャネルビットbのコードセグメントにわたって規定される値pを利用することが提案される:
Figure 0003902763
パリティチェックは、2ユーザビットのオーバーヘッドを有する。パリティチェックイネーブルコードCpcが必要とされ、あるバイトが、チャネルワードの4ビットバイト又はカルテット(quartet)からのチャネルワードにマッピングされ得る。チャネルワードのカルテットからの各ワードは、パリティチェックpの値への異なる寄与を有する。パリティチェックコードセグメントでは、最後のユーザワードのみが、パリティチェックイネーブルコードCpcでエンコードされる。チャネルワードのカルテットからの、セグメントにおける最後のユーザワードに対するチャネルワードの適切な選択は、そのセグメントに関し、例えばゼロのような、パリティチェック条件pに対する所定値を実現する(満たす)ことを可能にする。
検出されたRLLビットストリームにおける異なる形式のエラーは、次のように、pに関する異なる値を導く:1つのシングルビット遷移シフトエラーは、その遷移が右に又は左にシフトしたか否かに依存して、p=1又はp=3(−1)の値をそれぞれ導く。p=2(−2)の検出値は、単一ビットの距離にわたって、同一方向に2つの遷移がシフトしていることを示す。d=2RLL符号化の場合には、後者のエラーイベントは、シフトした最小走行長(3T)にほぼ確実に関連している。
=2の場合に、2つの遷移のシフト方向は、パリティチェックの値からは決定できないことに留意を要する。p=±1のパリティチェック値は、理論的には、総て同一方向の3つの同時遷移シフトによって引き起こされるが、実際にそれが起こる確率は無視得る程度に小さい。
の場合と同様に、パリティチェックコードCpcが、どのようにして、パリティチェックセグメント内のワードの第1ビットのインデックスから無関係にされ得るかを説明する。所与のユーザワードについて許容される4つのチャネルワードの内のチャネルワードが、W,W,W,Wで記されるとする。b ,j=0,...,3 が、それら4つのワードのdkチャネルビットを表現するとする。これらのワード各々の長さは、Npcチャネルビットに等しい。カルテットの4ワードの順序は、常に、
Figure 0003902763
のように配列され得る。
の場合と同様に、パリティチェックセグメント長が固定されている場合には、単独のCpcコードで充分である(それは、一定の位相である位置に常に位置しているチャネルの第1ビットを有し、位置のインデックスにモジュロ4演算を施したものである。)。しかしながら、コードセグメントが可変長である場合には、第1ビット位置に関する0,π/2,π及び3π/2の総ての位相について、異なるコードCpcが必要とされ得る。
他の設定基準を利用することで、これら4つのコードは単一のコードCpcに併合され得る。チャネルワードW,W,W,Wの第1ビットにて、ある位相から可能な他の位相への変化は、数式(12)の総和に適用される引数に帰着し、そこでは因子iは、i+1,i+2,i+3又はiに等しい値に戻るよう変化する。(所与のユーザワードの4つのチャネルワードに関して)
Figure 0003902763
の条件の下では、各々の位相における変化は数式(12)の結果に何らの影響も与えない。このことは、
Figure 0003902763
の値が、ユーザワードに対応する、各ワードカルテット中のワードのワードインデックスlに無関係であることを示す。上述の条件を利用して、パリティチェックpに対する1つの単独の(併合された形式の)コードCpcが構成され得る。また、数式(13)に起因して、そのカルテットの4つのワードは同一のパリティを有することにも留意を要する。
次に、DC制御に関する手法を説明する。
DC制御に対するpパリティチェックに関して上述したように、標準コードCst、DC制御に関する置換コードCsub、及びパリティチェックpに関するパリティチェックイネーブルコードCpcの3つのコードを利用することを想定する。また、Cpc及びCsubの相違し得る反復頻度と共に、図3の規則的な反復法も想定される。置換コードの2つのチャネルワードは、両ワードが反対のパリティを有し、変調コードの有限状態マシーンにて同一の次の状態を導出することで特徴付けられる。
の場合と同様に、2つのコードワードCsubは、所与の位相j=0,...,3に対して、パリティチェック値pに同一の寄与を有するべきであり、その位相は、パリティチェックコードセグメントにおけるチャネルワードCsubの第1ビットの位相である。位相はモジュロ4で決定される。bi,j sub,1及びbi,j sub,2が、位相jで示される第1ビットと共に、置換コードのワード対Csubの2つのチャネルワードW sub,W subのi番目のチャネルビットを表現するならば、後者の条件は:
Figure 0003902763
のように書き表すことが可能である。
置換コードのワードは逆のパリティを有するので、この条件は、2つ又はそれ以上の位相で同時に満足され得ない。従って、置換コードのチャネルワードの第1ビットの総ての可能な位相jについて、各ユーザワードに関するチャネルワードW1,j sub及びW2,j subを有する別々のコードCsub が、設定される。
次に、(d=2,k=10)RLL拘束に対するパリティチェックpに関するコード設定を説明する。
本発明により、EFMのようなRLL制約(d=2,k=10)に関するpパリティチェックのコードが設定される。チャネルワードの第1ビット位置の可能な4つの位相に必要な置換コードの4つの変数を考察する。ユーザワードは8ビット長であり、Cst、Csub 0,1,2,3及びCpcに対するチャネルワードは、それぞれ15,17,19チャネルビット長を有する。
コードの構成に関し、pに関して使用されたような、同一の近似的な固有ベクトルが使用される;6状態有限状態マシーン(FSM)に関する状態記述は、図4の表1によるコード設定に使用されたものと若干相違し、それは、コーエン等の“Combi−Codes for DC−Free Runlength−Limited Coding”(上記参照)に報告されているEFMCCコンビコードのものに関連する。
原理的には、置換コードCsubに不可欠な同一の次状態特性は、パリティチェックイネーブルコードCpcに必要とされない。しかしながら、ユーザワードの所与のシーケンスに対してそれは決定性の符号化経路を導出するので、その特性はCpcにも採用される。FSMの状態記述は、各条対に関するファンアウトと共に、図6の表3に与えられる。標準コードCstに対してのみ、ファンアウトは単一のチャネルワードを示す。置換コードCsub 0,1,2,3に関し、ファンアウトはチャネルワード対を示し、パリティチェックイネーブルコードCpcに関し、ファンアウトはチャネルワードのカルテットを示す。置換コードの4変数に関し、単一の列にてj=0,...,3についての一連の数と共に、ファンアウトが列挙される。
同一方向にシフトした、n個までのシングルビット遷移シフトエラー(SBTSE)の検出についてのパリティチェック値が、以下に説明される。
先のセクションのp,pのようなパリティチェック制約形式の一般化は、
Figure 0003902763
のようにして容易に得られる。
パリティチェック条件p2nは、log(2n)のユーザビットのオーバーヘッドを有する。それは、n個までの同一方向の遷移に関する、及びp2n=nを除く総ての場合の共通方向のシフトに関するシングルビットシフトの検出を可能にする。そのようなパリティチェックは、チャネルの非対称インパルス応答に関する場合のような、ほとんど総ての遷移シフトエラーが同一方向である場合に関心を向けている。この状況は、接戦ディスク傾斜(tangential disk tilt)と供に読み出す際に、何らの適応等化も使用されない場合に生じ得る。
以下、チャネルサイド情報によるエラー特定手順が説明される。
ビット検出後に、パリティチェックセグメントの検出RLLビットストリームについてのパリティチェック制約を評価することは、(pの場合に関する)そのセグメントにおけるSBTSエラーの出現の検出を可能にする。そのエラーを特定するために、チャネルサイド情報は、本願の参考に供される例えばサイトウ等の文献(上記参照)に示唆されるように使用される。
チャネルサイド情報は、例えば局所的な尤度情報(local likelihood information)の形式で、信号波形から取得され別の情報から導出され得る。pの場合に関してこれを詳細に説明する。
パリティチェック制約の違反が検出されたパリティチェックセグメントを考察する。検出チャネルビットストリームで生じる個々の遷移の各々について、RLL拘束で許容されるならば、左及び/又は右へのシフトが考察される。シフトした遷移の各々の場合について、シフトした遷移近辺の、ローカルシーケンスビットの尤度が算出される。
ローカルシーケンスの範囲(extent)は、(ビタビデコーダで使用されるような)チャネル応答の範囲又はスパン(span)によって決定される。尤度は、ブランチメトリックの総和により導出され、ローカルシーケンス内の様々なチャネルビットについて算出される。誤りのあることが疑われ、再度シフトされて戻される必要のある遷移は、最高の尤度を与えるものである。
チャネルサイド情報を利用する第2の手法は、タイミング復元中に位相ロックループ(PLL)で検出されるような、(絶対値で)最大の位相エラーを有する遷移を探索することで、誤りのある遷移をピンポイント式に特定することである。検出RLLビットストリームにおけるランレングス違反を訂正するビット検出器の場合に、位相エラーからの情報を利用する同様な測定が、EP0885499A2に記載されており、これは本願の参考に供せられる。そのような検出器は、本願の参考に供せられる、T.Nakagawa,H.Ino and Y.Shimpuku,“A Simple Detection Method for RLL Codes(Run detector)”,IEEE Trans.on Magnetics,vol.33,no.5,pp.3262−3264,Sept.1997に記載されているように、ラン検出器(run detector)又は走行長プッシュバック検出器(RPD)として知られている。
本願の目的に即して、誤りのある遷移は、位相誤りの符号によって示されるので、その後にシフトバックされる。シフトされた遷移の訂正後に、エンコーダ側で設定されていたように、pの値は再びゼロに等しくなり、訂正されたチャネルビットストリームの復調に関する処理を進めることが可能になる。
パリティチェック符号化を行うことに起因するビットエラーレートにおける改善は、RLLビットストリームを生成するビット検出器の質に依存することは、明白である。明らかに、パリティチェックでコードが適用される前に、単独の閾値検出器の代りに、W.Coene,H.Pozidis,M.van Dijk,J.Kahlman,R.van Woudenberg,B.Stek,“Channel Coding and Signal Processing for Optical Recording Systems beyond DVD”,Proceedings of The Magnetic Recording Conference,TMRC 2000,San Jose,IEEE Trans.Magn.に記載されているようなPRML的な特性を有するRPD検出器を利用すること又は最適ではない検出器(suboptimal detector)でさえも利用することが、有利であり、その文献は本願の参考に供せられる。また、完全なビタビ検出器(full−fledged Viterbi detector)又は部分応答最尤(PRML:partial−response maximum−likelihood)ビット検出器の後に、パリティチェックでコードを適用することも可能である。以下、これらのいくつかの状況を取り扱う。
以下、提案されるパリティチェック手法の光記録手順における実効性が、特にシミュレーション結果によって説明される。この目的ためにシミュレーションされる再生信号は、
Figure 0003902763
の線型モデルに従って生成され、ここで、xは光学装置から到来する(シミュレーション対象の)信号のサンプルであり、aはディスクに格納済みのバイポーラRLLチャネルビットを示し、fは光記録チャネルのインパルス応答であり、nは加法性白色ガウス雑音(AWGN:additive white Gaussian noise)である。光読み出し信号は線形プロセスであることが、黙示的に仮定されている。
光チャネルインパルス応答fは、本願の参考に供せられる、G.Bouwhuis,J.Braat,A.Huijser,J.Pasman,G.van Rosmalen and K.Schouhamer Immink,Principles of Optical Disc Systems,Adam Hilger Ltd,Bristol,UK,1985に記載されているようなブラートホプキンスモデル(Braat−Hopkins model)に従って生成される。これは、fのフーリエ変換が、
Figure 0003902763
により与えられることを意味し、ここで、Ωは周波数の規格化因子であり(Ω=1はボーレート1/Tに対応する。)、Ωは(ローパス)光チャネル周波数応答の規格化されたカットオフ周波数を示す。F(Ω)に関する表現は、基本区間[−0.5,0.5]でのみ有効(valid)であり、それ以外は対称性が適用される。波長λのレーザダイオード及び開口数NAのレンズを利用する光記録システムでは、規格化された(空間)カットオフ周波数は、
Figure 0003902763
で与えられる。DVDシステムでは、λ=650nm、NA=0.6及びT=133nmの場合に、
Figure 0003902763
が得られる。
(d=2,k=10)最大エントロピ(maxentropic)RLLシーケンスのように生成されるチャネルビットストリームaが使用される。本願実施例で使用されるインパルス応答fは、F(Ω)の逆フーリエ変換を行い、その結果生じる応答を21タップで打ち切ることで算出される(最大振幅タップ近辺の10タップ)。
再生シーケンスxは、検出器に送信される前に等化される。等化器の出力におけるシーケンスは、
=(x*w)=(a*f*w)+(n*w)=(a*p)+U (18)
で表現され、ここで、wは等化器のインパルス応答であり、p=(f*w)は結合された(チャネル及び等化器)応答であり、Uはフィルタ通過後のノイズである。適切にエラー信号の二乗平均値を最小にするために、等化器タップは、LMSアルゴリズムに基づいて適応的に調整される。等化器による適応化は、チャネル応答fを、目標応答g=[0.29,0.5,0.58,0.5,0.29]に適合させることを目標とする。この応答のフーリエ変換は、光チャネルF(Ω)の周波数応答に非常に良く適合し、最小雑音対策に選択される。イコライザ出力におけるシーケンスyは、チャネルビットaの推定値を生成するために、閾値検出器(TD)に適用される。検出されたビットストリームにおけるRLLコード制約違反は、EP0855499A2及びナカガワ等の文献(上記参照)に記載されているような走行長プッシュバック微と検出器(PRD)を利用してその後に訂正される。
第1に、RPDとカスケード式に、pに関するパリティチェック符号化を利用して検出が行われる。パリティチェック値pは、N=100チャネルビットより成るコードセグメントにわたって規定される。セグメントにおける複数のSBTSEの確率を抑制するために、比較的低いNの値が選択される。p=1であるときは常にエラーフラグが立つ。
位相エラーによる又は上述の検出器による、チャネルサイド情報を利用する2つの手法が考察される。数式(18)の信号に、上述の検出器及びパリティチェック検出/訂正手法を適用した結果は、図7に示されている。図示されているものは、ここではSNR=E/O で定義されるチャネルSNR(dB)の関数として、各手法に関するビットエラーレート(BER)特性を示し、ここで、Eはチャネルfのエネルギであり、Oはノイズnの分散である。
また、図7には、部分応答最尤(PRML)検出を実行する、ビタビ検出器(VD)の特性も描かれている。チャネルサイド情報を利用することに関し、ローカルな尤度情報を利用することは、位相エラーを利用することよりも良好な実効性を奏することが分かる。更に、(200のエラー測定値に対応する)10−4のBERレベルに関し、パリティチェック法は、PRDより1.75dB少ないSNRを要し、2進スライサ(TD)より2.5dB少ないSNRを要する一方、それは約1dBだけVDより後に位置することも示されている。
第2に、ビタビ検出器とカスケード式にpに関するパリティチェック符号化を行う検出器が適用される。これらの結果は図8に示される。エラーを特定するために、ローカルな最尤情報のみが使用される。N=200チャネルビット(pに関するものと同じ相対的なオーバーヘッドが維持される)より成るコードにわたって規定される、パリティチェック条件pが考察される。10−4のBERレベルにて、p及びpパリティチェック法は、VDよりも約0.75dB及び1dB少ないSNRをそれぞれ必要とする。
及びpの複雑さはVDのそれと比較して小さいので、パリティチェック法は、RPD検出器とカスケード式に適用される場合に、有益な(attractive)実効性/複雑さのトレードオフを与えるために使用され得る。完全を期するために、RPD及びパリティチェック法の特性は、ターゲット応答gを適切に選択することで改善され得ることに留意を要する。
最後に、本発明によれば、RLLコードの組み合わせを利用するパリティチェックRLL符号化法が提案される。総てのコードはスライディングブロックコードであり、それは、エラー伝搬を減らす観点からは、固定長シンボルに適用されることが望ましい。標準的コードとは異なり、高い符号化率に設定されること、及びチャネルビットストリームのセグメントにおける所定のパリティチェック制約の実現を可能にするパリティチェックイネーブルコードが、提案される。この制約は、チャネルの特定の形式のランダムエラーと供に設定される。パリティチェック制約に違反することは、チャネルビットストリームのセグメントにおけるエラー検出を可能にする。
誤り訂正に関し、好ましくはチャネルサイド情報が利用される。シングルビット遷移シフトエラーの訂正に関し、コンビコードによるパリティチェック符号化は、2つの他の既存の手法の利点を組み合わせ、それらは、本願の参考に供されるペリー等による分解法と、ゴパラスワーミー等(Gopalaswamy et al.)との連結法(上記参照)であり:簡単に言えば、高い符号化効率とエラーの伝搬しないこととを組み合わせるものである。
異なるパリティチェック制約に関し、いくつかの実用的なd=2,d=1RLL符号が提案される。DC制御が必要とされる場合に、コンビコード法における個々のコード数は、パリティチェック制約に、及び置換コードとパリティチェックイネーブルコートの反復頻度に依存する。例えば、DC制御も含めて、2つまでの同一方向における遷移シフトエラーの検出を可能にするpパリティチェック制約に関し、最大6つの別個のコードが必要とされる。
M個のユーザワードより成るコードセグメント構造を示し、ここで、ユーザワードに関する「標準的な」チャネルコードCstは1からM−1までであり、ユーザワードMに関して「パリティチェックイネーブル」コードCpcがある。 (2段階の)階層的パリティチェック符号化手法を示す。 置換コードCsub及びパリティチェックイネーブルコードCpcの反復法を示す。 (d=2,k=10)パリティチェックpについてのチャネルワードのファンアウトを示す第1テーブルを示す。 (d=1,k=8)パリティチェックpについてのチャネルワードのファンアウトを示す第2テーブルを示す。 (d=2,k=10)パリティチェックpについてのチャネルワードのファンアウトを示す第3テーブルを示す。 d=2,k=10の符号化についての様々な検出器のビットエラーレート特性を示し;走行長プッシュバック検出(RPD)ビット検出器とカスケード式に、p法がSBTSE検出に使用され;位相エラー(p−P)及び局所的な確からしさ(p−L)がチャネル側情報として使用される。 d=2,k=10の符号化についての様々な検出器のビットエラーレート特性を示し;ビタビビット検出器とカスケード式に、p法及びp法がパリティチェックデコードに使用され;局所的な確からしさがチャネル側情報として使用される。

Claims (28)

  1. 2進情報信号の連続的なユーザワードシーケンスのデータビットストリームを、チャネルを通じて送信される拘束された2進チャネル信号の連続的なチャネルワードシーケンスのデータストリームに変換する方法であって、
    a) 前記2進情報信号及び/又は前記拘束された2進チャネル信号が、パリティチェックセグメントと言及されるチャネルセグメントに分割され、前記パリティチェックセグメントの各々が第1部分及び第2部分に分割され、
    b) 前記第1部分が、第1群の1つ又はそれ以上のチャネルコードからのコードを利用して取得され、前記第1群が第1形式のチャネルコードより成り、及び
    c) 前記第2部分が、第2群の1つ又はそれ以上のチャネルコードからのコードを利用して取得され、前記第2群が、前記パリティチェックセグメントに課された所定のパリティチェック制約を満たすパリティチェックイネーブルコードとして設定された、少なくとも1つの第2形式のチャネルコードより成り、前記パリティチェック制約が前記チャネルの所定のエラーイベントに関連する
    ことを特徴とする方法。
  2. いくつかのパリティチェックセグメントが、他のパリティチェックセグメントとは異なる長さを有することを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記第1形式のチャネルコードが、第1走行長制限コードであることを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 前記第2形式のチャネルコードが、第2走行長制限コードであることを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 前記第2群が、前記パリティチェックセグメントの前記拘束された2進チャネル信号に使用される複数のパリティチェックイネーブルコードより成り、前記パリティチェックイネーブルコードの各々が、前記拘束された2進チャネル信号に課された異なる所定のパリティチェック制約を満たし、前記パリティチェックイネーブルコードの使用量が、各パリティチェックイネーブルコードが充足し得るパリティチェック制約に関連するエラーイベントの出現確率に依存することを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 前記第2群が、前記パリティチェックセグメントの前記拘束された2進チャネル信号を得るために使用される複数のパリティチェックイネーブルコードより成り、前記パリティチェックイネーブルコードの各々が、前記拘束された2進チャネル信号に課された異なる所定のパリティチェック制約を満たし、前記パリティチェックイネーブルコード各々の使用量が、チャネルの所定のエラーイベントから復元する必要性に依存することを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 前記チャネルの所定のエラーイベントが、シングルビット遷移シフトエラーであることを特徴とする請求項1記載の方法。
  8. 前記チャネルの所定のエラーイベントが、n個までの同一方向にずれたシングルビット遷移シフトエラーの集合であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  9. 前記チャネルの所定のエラーイベントが、単一のビットにわたる単一の最小ランシフト(minimum−run shift)エラーであることを特徴とする請求項1記載の方法。
  10. a) 前記2進情報信号及び/又は前記拘束された2進チャネル信号が、第1分割手順に従って第1形式のチャネル信号セグメントに分割され、第2分割手順に従ってパリティチェックセグメントである第2形式のチャネル信号セグメントに分割され、両分割手順が、チャネルコードの反復法を形成し、
    b) 前記第1形式のチャネル信号セグメントが、第1群のチャネルコードを利用して取得され、前記第1群が更に第3形式のチャネルコードより成り、
    i) 前記第1形式のチャネルコードが前記ユーザワードのデータビットを前記チャネルワードのデータビットに変換するために使用され、及び
    ii) 前記第3形式のチャネルコードが、前記ユーザワードのデータビットを前記チャネルワードのデータビットに変換するために、及び前記拘束された2進チャネル信号におけるDC制御を行うために使用され、
    c) 前記第2形式のチャネル信号セグメントが、前記第2群のチャネルコードを利用して取得され、前記第2群が、前記少なくとも1つの第2形式のチャネルコードに加えて前記第1群のチャネルコードより成り、及び
    d) 前記第1形式のチャネル信号セグメントに関連する前記ユーザワードのデータビットが、前記反復法に従って第2形式のチャネルコードでエンコードされることを特徴とする請求項1記載の方法。
  11. 前記第1形式のチャネル信号セグメントの各々が、第1形式セグメント長と言及される同一の長さを有し、及び/又は前記第2形式のチャネル信号セグメントの各々が第2形式セグメント長と言及される同一の長さを有することを特徴とする請求項10記載の方法。
  12. 前記第1形式セグメント長及び前記第2形式セグメント長が、一致することを特徴とする請求項11記載の方法。
  13. 前記パリティチェックイネーブルコードが、DC制御を行うように設定され、前記第1群のチャネルコードが、前記ユーザワードのデータビットを前記チャネルワードのデータビットに変換するためにのみ使用されることを特徴とする請求項10記載の方法。
  14. 2進情報信号の連続的なユーザワードシーケンスのデータビットストリームを、拘束された2進チャネル信号の連続的なチャネルワードシーケンスのデータビットシーケンスに変換し、請求項1乃至13の何れか1項に記載の方法を実行することを特徴とする装置。
  15. 2進情報信号の連続的なユーザワードシーケンスのデータビットストリームを、チャネルを通じて送信される拘束された2進チャネル信号の連続的なチャネルワードシーケンスのデータビットストリームに変換する請求項14記載の装置であって、
    a) 前記2進情報信号及び/又は前記拘束されたチャネル信号を、パリティチェックセグメントと言及されるチャネル信号セグメントに分割する分割手段であって、前記パリティチェックセグメントの各々が第1部分及び第2部分に分割されるところの分割手段、
    b) 前記ユーザワードのデータビットを、第1群の1つ又はそれ以上のチャネルコードからのコードを利用して、前記第1部分の前記チャネルワードのデータビットにエンコードする第1チャネルコードエンコード手段、及び
    c) 前記ユーザワードのデータビットを、第2群の1つ又はそれ以上のチャネルコードからのコードを利用して、前記第2部分の前記チャネルワードのデータビットにエンコードする第2チャネルコードエンコード手段であって、前記第2群が、前記パリティチェックセグメントに課された所定のパリティチェック制約を満たすパリティチェックイネーブルコードとして設定される少なくとも1つの第2形式のチャネルコードより成り、前記パリティチェック制約が、前記チャネルの所定のエラーイベントに関連付けられるところの第2チャネルコードエンコード手段
    より成ることを特徴とする装置。
  16. a) 更に、前記2進情報信号及び/又は前記拘束された2進チャネル信号を、第1分割手順に従って第1形式のチャネル信号セグメントに分割し、第2分割手順に従ってパリティチェックセグメントである第2形式のチャネル信号セグメントに分割し、両分割手順が、チャネルコードの反復法を形成するところの分割手段より成り、
    b) 第1チャネルコードエンコード手段が、第1群のチャネルコードを利用して、前記第1形式のチャネル信号セグメントを取得するように設定され、前記第1群が更に第3形式のチャネルコードより成り、
    i) 前記第1形式のチャネルコードが前記ユーザワードのデータビットを前記チャネルワードのデータビットに変換するために使用され、及び
    ii) 前記第3形式のチャネルコードが、前記ユーザワードのデータビットを前記チャネルワードのデータビットに変換するために、及び前記拘束された2進チャネル信号におけるDC制御を行うために使用され、
    c) 第2チャネルコードエンコード手段が、第2群のチャネルコードを利用して、前記第2形式のチャネル信号セグメントを取得するように設定され、前記第2群が、前記少なくとも1つの第2形式のチャネルコードに加えて前記第1群のチャネルコードより成り、及び
    d) 前記第1及び/又は第2チャネルコードエンコード手段が、前記第1形式のチャネル信号セグメントに関連する前記ユーザワードのデータビットを、前記反復法に従って第2形式のチャネルコードでエンコードするように設定されることを特徴とする請求項15記載の装置。
  17. 前記拘束された2進チャネル信号を形成するために、エンコードされたセグメントを結合する結合手段より成ることを特徴とする請求項15又は16に記載の装置。
  18. 請求項1乃至13の何れか1項に記載の方法を実行した後に得られる、拘束された2進チャネル信号のデータビットストリームより成る信号。
  19. 請求項18記載の信号がトラックに記録され、情報パターンが信号部分を表現し、情報パターンが前記トラックの方向を変更する第1及び第2部分を有するところのレコードキャリアであって、前記第1部分が検出可能な特性を与え、前記第2部分が第1の特性と区別され得る検出可能な特性を与え、それらの部分が、第1論理値を有する第1特性表現ビットセル及び第2論理値を有する第2特性表現ビットセルを有することを特徴とするレコードキャリア。
  20. 拘束された2進チャネル信号の連続的なチャネルワードシーケンスのデータビットストリームを、2進情報信号の連続的なユーザワードシーケンスのデータビットストリームにデコードする方法であって、請求項18記載の信号を、第1又は第2の値の一方を有するビットのビット列に変換するステップより成り、前記信号が、長さmのチャネルワードを包含し、mはmに等しく、mはmに等しく、又はmはmに等しく、前記ビット列がnビット情報ワードを包含することを特徴とする方法。
  21. 拘束された2進チャネル信号の連続的なチャネルワードシーケンスのデータビットストリームを、2進情報信号の連続的なユーザワードシーケンスのデータストリームにデコードする請求項20記載の方法であって、
    a) 前記拘束された2進チャネル信号が、パリティチェックセグメントと言及されるチャネル信号セグメントより成り、前記パリティチェックセグメントの各々が第1部分及び第2部分より成り、
    b) 前記第1部分が、第1群の1つ又はそれ以上のチャネルコードからのコードを利用してデコードされ、前記第1群が第1形式のチャネルコードより成り、
    c) 前記第2部分が、前記パリティチェックセグメントに課される所定のパリティチェック制約を満たすパリティチェックイネーブルセグメントとして設定される少なくとも1つの第2形式のチャネルコードより成る第2群の1つ又はそれ以上のチャネルコードからのコードを利用してデコードされ、前記パリティチェック制約は、前記チャネルの所定のエラーイベントに関連付けられることを特徴とする方法。
  22. a) 前記パリティチェックセグメントのパリティチェック制約の値が、前記パリティチェックセグメントの拘束された2進チャネル信号から検出されたビットによる算出され、エンコード動作中に前記パリティチェックセグメントに課されたパリティチェック制約の値と比較され、及び
    b) パリティチェック制約の検出された値が、パリティチェック制約に課された値と異なる場合には、前記パリティチェックセグメントにてチャネルエラーイベントの最も起こり得るものが訂正されることを特徴とする請求項21記載の方法。
  23. 前記パリティチェックセグメントにおけるチャネルエラーイベントの最も起こり得る場所が、ビット同期チャネル信号波形のローカルな尤度情報の形式におけるチャネルサイド情報を利用して決定されることを特徴とする請求項22記載の方法。
  24. 前記パリティチェックセグメントにおけるチャネルエラーイベントの最も起こり得る場所が、タイミング復元用の位相ロックループで評価されるビット同期チャネル信号波形の信号遷移の位相エラーの形式におけるチャネルサイド情報を利用して決定されることを特徴とする請求項22記載の方法。
  25. 前記第1形式のチャネル信号セグメント及び前記第2形式のチャネル信号セグメントで、チャネルコードの反復を形成し、
    a) 前記第1形式のチャネル信号セグメントが、第1群のチャネルコードを利用してデコードされ、前記第1群が更に第3形式のチャネルコードより成り、
    i) 前記第1形式のチャネルコードが、前記チャネルワードのデータビットを前記ユーザワードのデータビットにデコードするために使用され、及び
    ii) 前記第3形式のチャネルコードが、前記チャネルワードのデータビットを前記ユーザワードのデータビットにデコードするために、及び前記拘束された2進チャネル信号にてDC制御情報を可能な限り検出するために使用され、
    b) 前記第2形式のチャネル信号セグメントが、前記第2群のチャネルコードを利用してデコードされ、前記第2群が、少なくとも1つの第2形式のチャネルコードに加えて前記第1群のチャネルコードより成り、及び
    c) 前記第1形式のチャネル信号セグメントに関連する前記チャネルワードのデータビットが、前記反復法に従って前記第2形式のチャネルコードでデコードされることを特徴とする請求項21又は22に記載の方法。
  26. 拘束された2進チャネル信号の連続的なチャネルワードシーケンスのデータビットストリームを、2進情報信号の連続的なユーザワードシーケンスのデータビットストリームにデコードする装置であって、請求項18記載の信号を、第1又は第2の値を有するビットのビット列に変換する変換手段より成り、前記信号が、mビットチャネルワードを包含し、前記ビット列がnビット情報ワードを包含することを特徴とする装置。
  27. 拘束された2進チャネル信号の連続的なチャネルワードシーケンスのデータビットストリームを、2進情報信号の連続的なユーザワードシーケンスのデータビットストリームにデコードする請求項26記載の装置であって、
    a) 前記拘束された2進チャネル信号が、パリティチェックセグメントと言及されるチャネル信号セグメントより成り、前記パリティチェックセグメントの各々が第1部分及び第2部分より成り、
    b) 第1群の1つ又はそれ以上のチャネルコードからのコードを利用することで前記第1部分をデコードする第1チャネルコードデコード手段であって、前記第1群が第1形式のチャネルコードより成るところの第1チャネルコードデコード手段と、
    c) 第2群の1つ又はそれ以上のチャネルコードからのコードを利用することで前記第2部分をデコードする第2チャネルコードデコード手段であって、前記第2群が、前記パリティチェックセグメントに課された所定のパリティチェック制約を満たすパリティチェックイネーブルコードとして設定される少なくとも1つの第2形式のチャネルコードより成り、前記パリティチェック制約が、前記チャネルの所定のエラーイベントに関連付けられるところの第2チャネルコードでコード手段と
    を有することを特徴とする装置。
  28. 前記第1形式のチャネル信号セグメント及び前記第2形式のチャネル信号セグメントで、チャネルコードの反復を形成し、
    a) 第1チャネルコードデコード手段が、第1群のチャネルコードを利用して、前記第1形式のチャネル信号セグメントをデコードし、前記第1群が更に第3形式のチャネルコードより成り、
    i) 前記第1形式のチャネルコードが、前記チャネルワードのデータビットを前記ユーザワードのデータビットにデコードするために使用され、及び
    ii) 前記第3形式のチャネルコードが、前記チャネルワードのデータビットを前記ユーザワードのデータビットにデコードするために、及び前記拘束された2進チャネル信号におけるDC制御情報を可能な限り検出するために使用され、
    b) 第2チャネルコードデコード手段が、前記第2群のチャネルコードを利用することで前記第2形式のチャネル信号セグメントをデコードし、前記第2群が、少なくとも1つの第2形式のチャネルコードに加えて前記第1群のチャネルコードより成り、及び
    c) 前記第1及び/又は第2チェネルコードデコード手段が、前記第1形式のチャネル信号セグメントに関連する前記チャネルワードのデータビットを、前記反復法に従って前記第2形式のチャネルコードでデコードするように設定されることを特徴とする請求項27記載の方法。
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