JP3900682B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用空調装置に関するもので、特にヒータユニットの性能アップに関する技術である。
【0002】
【従来の技術】
例えば、現行車両に搭載されているヒータユニットをキャリーオーバし、他車種(例えば、新車種等)に使用するという要望がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ヒータユニットを他車種に搭載する際に、現行のヒータユニットを性能アップする要求がある。
ヒータユニットを性能アップする1つの方法として、現行のヒータユニットを見直し、改良する方法がある。この改良の一例として、ヒータユニットのケースの形状を変更することによって、性能がアップする場合がある。例えば、ケース内の一部に空気流の流れの悪い部分が生じている場合は(ケースの窪みや淀み等による)、その部分の空気の流れを良くする形状に変更したり、各部材との隙間マージンが大きく、ケース内における不要な空気の流れが生じている場合は、隙間を減らす形状に変更することによって、性能がアップする。
このように、ケースの形状変更を行う場合、小規模の変更であれば、成形型内に配置する入子によって対応できる場合もあるが、ケースの内面形状の大規模変更の場合は、ケースの成形型を新規に作成して、新たなケースを成形する必要があり、結果的に現行車両に搭載されているヒータユニットを他車種にキャリーオーバできず、コストアップの要因になってしまう。
【0004】
【発明の目的】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、既存のヒータユニットのケースの内面形状を容易に変えることができ、既存のヒータユニットを性能アップして他車種にキャリーオーバできる車両用空調装置の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の車両用空調装置は、次の技術的手段を採用した。
〔請求項1の手段〕
ヒータユニットのケース内に、別体プレートを固着手段を用いて固着することで、ヒータユニットのケースの内面形状を、小規模でも大規模でも容易に変更できる。
このため、既存のヒータユニットのケースの内面形状を変更してヒータユニットを性能アップし、他車種にキャリーオーバすることができる。
【0006】
ータユニットのケース内面に固着した別体プレートによって、エアミックスドアがヒータコアをバイパスするバイパス路を全閉する際におけるエアミックスドアとケースとの隙間を減らすことができるため、マックスホット時のヒータ性能が向上する。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図1および図2を用いて説明する。
車両用の空調ユニットは、送風機ユニット、クーラユニット、ヒータユニットを組み合わせたもので、ヒータユニットでは車室内に吹き出される空気の加熱量を可変する周知のものである。
ヒータユニットは、クーラユニットの下流側に接続されるケースを備える。このケースは、空気加熱用のヒータコア(図示しない)、およびこのヒータコアを通過する温風流量とバイパス路を通過する冷風流量との割合を調節するエアミックスドア(図示しない)を収納するものである。
【0008】
ケースは、上ケース1と下ケース2とを組み合わせたもので、現行車両に搭載された既存のものである。この上ケース1と下ケース2は、キャリーオーバによって新車種等への搭載が求められるものであり、その際に性能アップすることが要求される。
既存の上ケース1および下ケース2は、内部に収容される部材との干渉等を避けるための余裕度合が大きく設計されていた。このため、エアミックスドアが内部のバイパス路を全閉する際(マックスホット時)に、エアミックスドアとケースとの隙間に余裕度合による隙間が生じていた。
【0009】
そこで、この実施形態では、上ケース1と下ケース2のそれぞれの内面に別体プレート3、4を取り付けることによって、ケースの内面形状を変更し、上記の隙間を低減したものである。
この別体プレート3、4は、タッピングスクリュウ6(固着手段に相当する)によって、上ケース1および下ケース2の内面に固着されるもので、上ケース1の上面および下ケース2の下面は、タッピングボス(図示しない)が設けられている。
【0010】
また、既存の上ケース1には、空気流の流れの悪い部分が生じていた。
そこで、この実施形態では、上ケース1の内面に別体プレート5をタッピングスクリュウ6によって取り付けることによって上ケース1の内面形状を変更し、ヒータユニット内における流れの悪い部分を低減している。
【0011】
この実施形態で示すように、上ケース1および下ケース2の内面に固着した別体プレート3、4によってケース内の内面形状が変更されて、エアミックスドアがバイパス路を全閉する際におけるエアミックスドアとケースとの隙間が低減されるため、マックスホット時のヒータ性能が向上する。
また、上ケース1の内面に固着した別体プレート5によって上ケース1の内面形状が変更されて、ヒータユニット内における流れの悪い部分を低減しているため、ヒータユニット内の通風抵抗を下げることができる。
【0012】
このように、上ケース1および下ケース2の内面に別体プレート3、4、5を固着することで、ヒータユニットのケースの内面形状を容易に変更できる。このため、既存のヒータユニットのケースの内面形状を変更してヒータユニットを性能アップし、他車種にキャリーオーバすることができる。
また、既存のヒータユニットのケースを用いてヒータユニットを性能アップできるため、ケースの成形型を新規投資する必要がなく、コストの増加を抑えることができる。
【0013】
なお、上記実施形態では、固着手段の一例として、タッピングスクリュウ6を例に示したが、接着剤や溶着など他の固着手段によって別体プレート3、4、5をケースの内面に固着しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】上ケースの分解斜視図である。
【図2】下ケースの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 上ケース
2 下ケース
3、4、5 別体プレート
6 タッピングスクリュウ(固着手段)

Claims (1)

  1. 空気加熱用のヒータコア、およびこのヒータコアを通過する空気流量と前記ヒータコアをバイパスする空気流量との割合を調節するエアミックスドアを収納するヒータユニットのケースと、
    このケースとは別に設けられ、固着手段によって前記ケース内に固着される別体プレートと、を備え
    前記別体プレートは、前記エアミックスドアが前記ヒータコアをバイパスするバイパス路を全閉する際に生じる前記エアミックスドアと前記ケースとの隙間を減らすものであることを特徴とする車両用空調装置。
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