JP3900160B2 - リカバリデータ提供方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークを介してリカバリデータを提供する技術に関するものである。
従来、コンピュータを工場出荷時の初期状態に戻すリカバリ処理は、付属のリカバリCDにより行われている。リカバリCDには、オペレーティングシステム(以下、OSと呼ぶ)、アプリケーションが記録されており、コンピュータの機種、OSの種類・パッチ対応等によって記録内容が異なる。リカバリ対象コンピュータにおいて、リカバリCDを起動させることにより、ディスクの構成やシステム設定等を初期状態に戻すことが出来る。
大量のコンピュータを所有する企業などでは、管理者によりリカバリCDを一括管理する場合がある。かかる場合には、管理者は、リカバリが必要なコンピュータの機種・リカバリするOS等の情報を確認し、必要なリカバリCDを特定し、リカバリ対象コンピュータのユーザに送付するなどしている。
特開2003−87424号公報
しかしながら、コンピュータの機種の増大や、OSの種類の増加、OSのバージョンアップなどにともない、多種多様なリカバリCDの中から、リカバリ対象コンピュータに適合するリカバリCDを容易に判断することは困難であった。例えば、リカバリCDを、コンピュータごとに、シリアル番号などコンピュータを特定可能な情報と対応付けて管理することにより、コンピュータに適合するリカバリCDを特定することも可能であるが、登録作業が非常に煩雑で管理者に負荷がかかる。
また、リカバリCDは、機種および使用OSが同一である場合には、記録内容が同一であるため、同一内容のリカバリデータを記録しているリカバリCDは、1つ管理することとすれば重複管理を回避でき、管理上の観点からは効率的であるが、コンピュータに精通していないユーザは、リカバリ処理時に機種を正確に判別することが困難であった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、リカバリ対象機器の機種判別を容易にするとともに、リカバリCD等のメディアの管理負荷を軽減することを目的とする。
上述した課題の少なくとも一部を解決するために、本発明における第1の態様は、リカバリデータ提供装置が、複数のPCIバスおよび各前記PCIバスに接続されたデバイスであるPCIデバイスを有するリカバリ対象コンピュータに対して、前記リカバリ対象コンピュータを工場出荷時の状態に戻すリカバリ処理に利用されるリカバリデータを、ネットワークを介して提供するリカバリデータ提供方法を提供する。
第1の態様にかかるリカバリデータ提供方法は、
前記リカバリ対象コンピュータから、前記ネットワークを介して、前記リカバリ対象コンピュータの前記複数のPCIデバイスにそれぞれ記録されたデバイス情報の組み合わせを、前記リカバリ対象コンピュータの構成情報として取得し、
テンプレート記憶部に記憶されているコンピュータの機種ごとの構成情報が予め登録されたテンプレート、および、前記取得した構成情報に基づき、前記リカバリ対象コンピュータの機種を判別し、
前記判別した機種に基づき、前記リカバリデータ、もしくは、前記リカバリデータの格納装置を表す格納装置情報の少なくとも一方を格納する格納部から、前記判別した機種に対応する前記リカバリデータ、もしくは、前記格納装置情報のいずれかを、前記リカバリ対象コンピュータに送信することを要旨とする。
こうすることにより、PCIデバイスの情報に基づきコンピュータの機種を容易に判別することができ利便性が向上する。また、ネットワークを介してリカバリデータを提供するため、リカバリ処理を行う都度、リカバリCDなどのメディアを、郵送などの手段により配布する、メディアが他のユーザに貸し出し中である場合は返却を待って貸し出す等の時間を短縮することができ、リカバリ処理の効率化を図ることができる。また、管理者のメディアの管理負荷を軽減することができる。
本発明のリカバリデータ提供方法において、
前記取得した構成情報に、前記テンプレートに登録されている所定の機種の前記構成情報が全て含まれる場合に、前記リカバリ対象コンピュータを、前記所定の機種であると判別してもよい。
こうすれば、例えば、ユーザがPCIデバイスを増設した場合など、リカバリ対象コンピュータから取得する構成情報が増加しても、増加したデバイス情報が原因で誤判別されることを抑制し、機種の判別精度を向上することができる。
本発明のリカバリデータ提供方法において、
前記リカバリ対象コンピュータのシステム管理情報記憶部から、前記リカバリ対象コンピュータの製造情報を、前記構成情報として取得してもよい。
リカバリ対象コンピュータの製造情報とは、例えば、マザーボードのプロダクト名としてもよい。このような構成とすれば、PCIデバイス情報だけでは機種を一意に判別出来ない場合でも、かかる製造情報を抽出することにより、機種の誤検出を回避することができ、判別精度を向上することが可能となる。
本発明のリカバリデータ提供方法において、前記デバイス情報とは、少なくとも、ベンダID、デバイスID、および、リビジョン番号を含んでもよい。
本発明のリカバリデータ提供方法において、
前記送信に先立ち、前記リカバリのために提供されるソフトウェアのライセンスと、前記製造情報に含まれる前記リカバリ対象コンピュータに固有に付与されたシリアル番号とを関連付けて記憶するライセンス記憶部に、前記シリアル番号が含まれているかを判断し、
前記送信は、前記ライセンス記憶部に前記シリアル番号が含まれる場合に、前記送信を実行してもよい。
ライセンスとシリアル番号は、例えば、予め、管理者により入力され管理されていることとしてもよいし、インターネットを介して、ユーザに登録させることとしてもよい。また、コンピュータの初期起動時に、シリアル番号と使用するソフトウェアの情報とを、ネットワークを介して送信し、登録することとしてもよい。
ソフトウェアは、一般的に使用するための使用許諾契約としてライセンスに従う義務がある。ライセンスには、使用できるコンピュータやその台数、ユーザ数など様々な取り決めがあり、これに同意しない場合は、そのソフトウェアを使用できない。リカバリを行う場合も、そのコンピュータが、リカバリにより提供されるソフトウェアのライセンスを保持していなければならない。本発明によれば、リカバリ処理と併せソフトウェアのライセンスの管理を簡易に行うことができ、利便性が向上する。
第1の態様のリカバリデータ提供方法におけるリカバリ処理の対象のコンピュータがリカバリデータをコンピュータが取得するリカバリデータ取得方法において、リカバリ処理の対象のコンピュータが、
前記コンピュータの前記複数のPCIデバイスにそれぞれ記録されたデバイス情報の組み合わせを含む情報を、前記コンピュータの構成情報として抽出し、
前記サーバに対して、前記ネットワークを介して前記構成情報を送信し、
前記送信に対する応答として、前記サーバから、前記構成情報に対応する該コンピュータの機種に適合する前記リカバリデータ、もしくは、前記リカバリデータの格納装置を表す格納装置情報のいずれかを、前記ネットワークを介して受信してもよい。
こうすれば、ユーザは、リカバリ処理時に、リカバリ対象コンピュータの機種を容易に判別することができ、簡易にリカバリ処理を行うことができるため、利便性が向上する。
本発明は第2の態様として、ネットワークを介して、サーバから、複数のPCIバスおよび各前記PCIバスに接続されたデバイスであるPCIデバイスを有するコンピュータを工場出荷時の状態に戻すリカバリ処理に利用されるリカバリデータをコンピュータが取得するリカバリデータ取得方法を提供する。
本発明の第2の態様に係るリカバリデータ提供方法は、コンピュータが、
前記サーバから、前記ネットワークを介して、コンピュータの機種ごとの構成情報が予め管理されたテンプレート、および、前記テンプレートに基づいてコンピュータの機種を判別するための機種判別データを取得し、
前記コンピュータの前記複数のPCIデバイスにそれぞれ記録されたデバイス情報の組み合わせを含む情報を、前記コンピュータの構成情報として抽出し、
前記取得したテンプレート、および、前記抽出した構成情報に基づき、前記コンピュータの機種を判別し、
前記判別された機種に適合する前記リカバリデータ、もしくは、前記リカバリデータの格納装置を表す格納装置情報のいずれかを、前記ネットワークを介して前記サーバから受信することを要旨とする。
こうすれば、サーバからコンピュータの機種判別用のテンプレートと、機種判別データを取得し、リカバリ対象コンピュータが自装置において機種を判別してリカバリデータを取得することができるため、サーバの機種判別などの処理負荷を軽減することができる。
本発明において、上述した種々の態様は、適宜、組み合わせたり、一部を省略したりして適用することができる。例えば、リカバリデータを提供するサーバ、リカバリデータを取得するコンピュータ、リカバリデータをサーバに提供させるためのコンピュータプログラム、リカバリデータをコンピュータに取得させるためのコンピュータプログラム、かかるコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等としても構成できる。いずれの構成においても、上述した各態様を適宜、適用可能である。コンピュータが読み取り可能な記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ハードディスク等種々の媒体を利用することが可能である。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき、次の順序で説明する。
A.実施例:
A1.システム構成:
A2.機能ブロック:
A3.ライセンス登録処理:
A4.リカバリ処理:
A4−1.リカバリデータ提供処理:
A4−2.機種判別処理:
A4−3.ライセンス確認処理:
B.変形例:
A.実施例:
A1.システム構成
図1は、本実施例におけるリカバリデータ提供システム1000を例示する説明図である。リカバリデータ提供システム1000は、ローカルエリアネットワークLAN1が構築されている拠点Aと、ローカルエリアネットワークLAN2が構築されている拠点Bと、センタサーバ300とを含み、インターネットINTを介して接続されている。拠点Aには、ローカルエリアネットワークLAN1に、リカバリ対象コンピュータであるクライアント10と、リカバリデータが格納されているサイトサーバ100が接続されている。拠点Bも同様に、クライアント20と、サイトサーバ200が接続されている。本実施例では、クライアント10が、センタサーバ300と情報の授受を行いながら、自装置の機種、および、リカバリデータの取得先のサイトサーバ100に関する情報を取得し、かかる情報に基づいてサイトサーバ100からリカバリデータを取得してリカバリ処理を行うこととする。
クライアント10は、センタサーバ300と通信を行うためのソフトウェアがインストールされている。また、クライアント10は、自装置に備わっている複数のPCIデバイスの情報、および、SMBIOSに記録されている製造情報、シリアル番号を取得し、構成情報として、図に実線矢印で示すようにセンタサーバ300へ送信する。リカバリ処理が必要なコンピュータは、故障し、他の機器と通信を行う機能も動作しない場合が多いと考えられるため、本実施例では、クライアント10は、通信を行うためのソフトウェアや、PCIデバイス情報等を取得するための機能を、フレキシブルディスクから起動することとした。フレキシブルディスクには、センタサーバ300と通信を行うために必要最小限とされるプロトコルなどの設定や通信を行うためのソフトウェア、構成情報を抽出するためのソフトウェア等、リカバリ処理に必要な最小限の情報が記録されている。
センタサーバ300は、クライアント10から受信した構成情報に基づき、クライアント10の機種を判別する。また、センタサーバ300は、クライアント10のIPアドレスに基づき、リカバリデータ提供システム1000に接続されている複数のサイトサーバから、クライアント10とのネットワーク上の距離が最も近いサイトサーバ100に関する情報をクライアント10に送信するとともに、リカバリデータにより提供されるソフトウェアのライセンス管理を行う。本実施例において、ソフトウェアとは、例えば、Windows98(登録商標)や、WindowsXP(登録商標)等のオペレーティングシステムを示すこととする。
クライアント10は、センタサーバ300から受信したサイトサーバ情報に基づき、サイトサーバ100からリカバリデータを取得してリカバリ処理を実行する。
A2.機能ブロック:
図2は、本実施例におけるセンタサーバ300、および、クライアント10の機能ブロックを例示する説明図である。各機能ブロックは、ソフトウェア的に構成され、主制御部によって制御されている。各機能ブロックは、ハードウェア的に構成されていても構わない。
クライアント10は、主制御部11と、通信部12と、構成情報取得部13と、デバイス情報抽出部14と、SMBIOS参照部15と、リカバリデータ取得部16とから構成される。通信部12は、いわゆるネットワークデバイスのドライバであり、センタサーバ300など、他の機器と通信を行う機能を備える。
構成情報取得部13は、デバイス情報抽出部14と、SMBIOS参照部15とを備えており、各機能ブロックを制御して、クライアント10の構成情報を取得し、通信部12を介してセンタサーバ300へ送信する。
デバイス情報抽出部14は、構成情報取得部13の一部として構成されており、クライアント10の複数のPCIデバイスの情報を抽出する。PCIデバイス情報とは、具体的には、ベンダID、デバイスID、リビジョン番号である。PCIデバイス情報は、変化する場合もあるが、これら3つの情報は、変化しない情報であるためクライアント10の機種を特定するための構成情報として好適である。コンピュータの機種は、複数のPCIデバイス情報の組合せに基づき判別されるため、デバイス情報抽出部14は、複数のPCIデバイス情報を抽出する。
SMBIOS参照部15は、構成情報取得部13の一部として構成されており、SMBIOSに記録されているクライアント10の製造情報を取得する。製造情報とは、本実施例では、マザーボードのプロダクト名およびシリアル番号とした。コンピュータの機種を判別する際に、上述したPCIデバイス情報のみでは、同一のPCIデバイス情報の組合せが存在し、機種が判別出来ない場合がある。かかる場合に、更に、マザーボードのプロダクト名を使用すれば、機種を一意に判別することができる。また、シリアル番号は、センタサーバ300において、リカバリデータにより提供されるソフトウェアのライセンス管理に使用される。
リカバリデータ取得部16は、センタサーバ300からリカバリデータ格納装置としてサイトサーバ100の情報を受信し、サイトサーバ100からリカバリデータを取得してリカバリを実行する機能を備える。
センタサーバ300は、主制御部301と、通信部302と、ライセンス管理部303と、リカバリ指示部304と、機種判別部305と、リカバリデータ取得先指定部306と、ライセンス管理情報格納部307と、テンプレート格納部308と、サイトサーバ管理情報格納部309とから構成されている。通信部302は、いわゆるネットワークデバイスであり、他の機器との通信を行う機能を備える。
ライセンス管理部303は、リカバリデータによって提供されるソフトウェアのライセンスを管理する機能を備える。ライセンス管理部303は、ローカルエリアネットワークLAN1、LAN2に、新たにコンピュータが接続されたことを検出すると、かかるコンピュータから、搭載されているオペレーティングシステムの種別と、コンピュータのシリアル番号を取得し、それらを対応付けてライセンス管理情報格納部307に格納する。また、ライセンス管理部303は、リカバリ対象コンピュータから取得したシリアル番号が、ライセンス管理情報格納部307において、リカバリ対象コンピュータが所望するソフトウェアと対応付けられて登録されているか、すなわち、かかるコンピュータが、そのソフトウェアのライセンスを保持しているか否か、等の管理を行い、リカバリ処理の実行可否の判断を行う機能も備える。
機種判別部305は、リカバリ指示部304の一部として構成されており、リカバリ対象コンピュータから受信した情報、および、テンプレート格納部308に格納されているテンプレートに基づき、かかるコンピュータの機種・適用可能OSを判別する機能を備える。図3に、テンプレート格納部308の内容を示した。
図3は、本実施例におけるテンプレート格納部308の内容を例示する説明図である。テンプレート格納部308は、機種名と、PCIデバイス情報と、製造情報と、適用可能OSという項目から構成される。
「機種名」は、コンピュータの機種名を示している。「PCIデバイス情報」は、コンピュータに搭載されているPCIデバイスの「ベンダID」、「デバイスID」、「リビジョン番号」から構成されている。「ベンダID」とは、PCIデバイスの製造元を特定するIDを示しており、「デバイスID」とは、各デバイスに固有に付与されているIDを示しており、「リビジョン番号」とは、そのデバイスの改良により付与されるバージョン番号を示している。この3項目は、PCIデバイス情報において変化しない値であるため、機種判別に適している。複数のPCIデバイス情報の組み合わせから、ほぼ、そのコンピュータの機種を判別することができる。図示するように、機種名「RH387G」という機種には、ベンダID,デバイスID,リビジョン番号がそれぞれ「10b5,9050,2.0」、「1022,740c、1.0」、「1022,7408,2.1」であるPCIデバイスが搭載されている。
「製造情報」は、SMBIOSに記録されているマザーボードのプロダクト名を示しており、PCIデバイス情報のみで機種判別が不可能な機種について、製造情報が登録されている。図示するように、機種名「RH387G」、「PC−MV−JH1」という機種は、PCIデバイス情報のみで機種を判別することができるが、機種名「PCG−G03−XX1」と「PCG−G03−XX4」という機種は、破線で示すように、搭載されているPCIデバイス情報が同一であり、かかる情報のみでは機種判別を行うことができない。ここで、機種名「PCG−G03−XX1」の機種の製造情報は「ABC Inc.」であり、機種名「PCG−G03−XX1」の機種の製造情報は「XYZ Inc.」である。この情報により、PCIデバイス情報のみでは判別不可能な機種の判別を行うことができる。
「適用可能OS」は、コンピュータの機種別に、適用することができるオペレーティングシステムの種類を示している。図示するように、例えば、機種名「RH387G」の適用可能OSは、「Windows98 SE」と、「Windows2000 Professional」である。
図2に戻り説明を続ける。リカバリデータ取得先指定部306は、リカバリ指示部304の一部として構成されており、リカバリ対象コンピュータのIPアドレスと、サイトサーバ管理情報格納部309から、リカバリ対象コンピュータとネットワーク上の距離が最も近いサイトサーバを指定する機能を備える。図に併せてサイトサーバ管理情報格納部309の内容を例示した。
サイトサーバ管理情報格納部309は、サイトサーバ名と、IPアドレスから構成されている。図示するように、例えば、サイトサーバ100のIPアドレスは、「192.168.10.10」である。
リカバリ指示部304は、機種判別部305から機種、適用可能OSの情報、および、リカバリデータ取得先指定部306からリカバリデータ取得先のサイトサーバの情報を受け取り、通信部12を介して、クライアント10に送信する。
A3.ライセンス登録処理:
図4は、本実施例におけるライセンス登録処理を説明するフローチャートである。クライアント10とセンタサーバ300との間で行われる処理である。本実施例では、クライアント10は、初回起動時に、シリアル番号をセンタサーバ300に登録することとした。
クライアント10は、初回起動時に、ネットワークに接続を行う(ステップSa101)。センタサーバ300は、ネットワークに新規のコンピュータとして、クライアント10が接続されたことを検出し(ステップSa102)、クライアント10に対してシリアル番号とOS情報を要求する(ステップSa103)。クライアント10は、かかる要求に対して、自装置のシリアル番号とOS情報を送信する。
センタサーバ300は、クライアント10から受信した情報を、OSの種類別に対応付けてライセンス管理情報格納部307に登録する。図示するように、ライセンス管理情報格納部307は、「OS(ライセンス数)」と、「シリアル番号」とから構成されている。「OS(ライセンス数)」は、OSの名称と、かっこ内に契約ライセンス数が登録されている。例えば、「Windows98 SE」は、契約ライセンス数が「100」であることを示している。また、「Windows98 SE」を使用しているコンピュータのシリアル番号は、「555633−AFM−0011」、「DSC−00236−123」・・・であることを示している。クライアント10は、「Windoes2000 Professional」を搭載しており、シリアル番号は「4423−9569−123−523」であるため、図に破線で示すように登録される。
A4.リカバリ処理:
A4−1.リカバリデータ提供処理:
図5は、本実施例におけるリカバリ処理を説明するフローチャートである。本実施例では、クライアント10は、通信を行うためのソフトウェアや、PCIデバイス情報等を取得するための機能を、フレキシブルディスクからインストールすることとした。フレキシブルディスクには、センタサーバ300と通信を行うために必要最小限とされるプロトコルなどの設定や通信を行うためのソフトウェア、構成情報を抽出するためのソフトウェア等、リカバリ処理に必要な最小限の情報が記録されていることとする。
クライアント10は、リカバリ処理を行う場合、PCIデバイス情報、およびSMBIOSに記録されている製造情報、シリアル番号を取得し(ステップSa200)、ネットワークに接続するために、IPアドレスを入力し設定する(ステップSa201)。次に、クライアント10は、センタサーバ300に、PCIデバイス情報など取得した各情報を送信する(ステップSa202)。
センタサーバ300は、クライアント10から受信した情報に基づき、テンプレート格納部308を参照して、クライアント10の機種、適用可能OSを判別する(ステップSa203)。かかる処理については後述する。次に、センタサーバ300は、判別した機種をクライアント10に通知する(ステップSa204)。クライアント10は、通知された機種で処理を続行するための機種確認通知をセンタサーバ300に送信する(ステップSa205)。図6(a)に、機種が通知された際の、クライアント10の画面例を示した。
図6は、本実施例における機種判別処理時の画面の一例を示す説明図である。図6(a)は、センタサーバ300で判別されたクライアント10の機種が通知された際の、クライアント10の画面例を示している。画面例400は、通知メッセージ401と、選択メッセージ402とが表示されている。通知メッセージ401には、判別した機種名[RH387G]が表示され、選択メッセージ402には、かかる機種で処理を続行するか否かを選択させるためのメッセージが表示されている。ユーザは、中止する場合にはキーボードの「H」を、続行する場合には「C」を押下する。本実施例では、通知された機種で処理を続行するため、ユーザにより「C」が押下されたこととし、かかる押下により、図5のステップSa205に示す機種確認通知が送信される。
図5に戻り説明を続ける。センタサーバ300は、機種確認通知を受信すると、その機種に適用可能なOSを通知する(ステップSa206)。クライアント10は、通知されたOSから、所望するOSを選択する(ステップSa207)。図6(b)に、OSが通知された際の、クライアント10の画面例を示した。
図6(b)は、センタサーバ300から、クライアント10に適用可能なOSが通知された際の画面例を示している。画面例410は、通知メッセージ411と、選択メッセージ412とが表示されている。通知メッセージ401には、クライアント10に適用可能なOSが一覧表示されており、選択メッセージ402には、どのOSを使用するかを選択させるためのメッセージが表示されている。ユーザは、「1.Windows98 Second Edition版」を使用する場合には、キーボードの「1」を、「2.Windows2000 Professional」を使用する場合には「2」を押下する。本実施例では、本実施例では、「Windows2000 Professional」を使用するため、ユーザにより「2」が押下されたこととし、かかる押下により、図5のステップSa207に示すOS選択結果の送信が行われる。
図5に戻り説明を続ける。センタサーバ300は、クライアント10から使用するOSの選択を受信すると、ライセンス管理情報格納部307を参照して、クライアント10が、かかるOSを使用するライセンスを保持しているか否かを判断する(ステップSa208)。ライセンス管理に関しては、後述する。
次に、センタサーバ300は、クライアント10がライセンスを保持している場合には、クライアント10とサイトサーバとの間のネットワークの輻輳状態に基づき、リカバリデータ取得先のサイトサーバを決定し(ステップSa209)、クライアント10に、サイトサーバ名、IPアドレスなどのサイトサーバの情報を送信する(ステップSa210)。また、例えば、リカバリ対象コンピュータのIPアドレスに基づき、リカバリデータが格納されている装置とのネットワークホップ数に基づきサイトサーバを決定してもよい。
クライアント10は、センタサーバ300から受信したサイトサーバの情報に基づき、サイトサーバにアクセスしてリカバリデータをダウンロードし(ステップSa211)、リカバリを実行する(ステップSa212)。
A4−2.機種判別処理:
図7は、本実施例における機種判別処理を説明するフローチャートである。センタサーバ300が各機能ブロックを制御して行う処理であり、図5におけるステップSa203に相当する処理である。
センタサーバ300は、クライアント10からPCIデバイス情報などを受信すると、テンプレート格納部308を参照し(ステップS10)、PCIデバイス情報の組合せから機種の特定を行う(ステップS11)。PCIデバイス情報のみで機種が特定できた場合(ステップS11:'0')には、特定された機種において、適用可能なOSを確認する(ステップS13)。PCIデバイス情報の組合せから、1機種と特定できなかったが、複数機種の1つであると判断した場合(ステップS11:'1')には、更に、SMBIOSに記録されている製造情報を抽出して機種の特定を行う(ステップS12)。かかる処理により、機種が特定できた場合(ステップS12:YES)には、特定された機種において、適用可能なOSを確認する(ステップS13)。
PCIデバイス情報の組合せから、機種の候補が全く特定されない場合(ステップS11:'2')、および、複数機種の候補は特定された(ステップS11:'1')が、SMBIOSに記録されている製造情報を抽出しても、機種を一つに特定できない場合(ステップS12:NO)には、機種特定は不可能と判定する(ステップS14)。
本実施例では、ステップS12において「YES」である場合、すなわち、クライアント10の機種が特定できた場合に、図5のステップSa204へ処理が続行される。ステップS12において「NO」である場合には、機種が判別できず、リカバリ処理を行うことができないため、中止することとする。
A4−3.ライセンス確認処理:
図8は、本実施例におけるライセンス確認処理を説明するフローチャートである。かかる処理は、クライアント10からOS選択を受信した際に、センタサーバ300が行う処理であり、図5におけるステップSa208に相当する処理である。
センタサーバ300は、クライアント10からOSの選択を受信すると、ライセンス管理情報格納部307を参照し(ステップS20)、クライアント10のシリアル番号が、選択されたOSに対応付けて登録されているか否かを判断する(ステップS21)。登録されている場合(ステップS21:YES)には正当なライセンスを保持しているコンピュータであると判断して、ラインセンス確認処理を終了する。登録されていない場合(ステップS21:NO)には、ライセンス契約がされていないため、リカバリ処理不可通知を送信する(ステップS22)。
本実施例では、ステップS21において「YES」である場合、すなわち、クライアント10のシリアル番号を持つコンピュータが、選択したOSを使用するためのライセンスを保持していることが確認された場合に、図5のステップSa209へ処理が続行される。ステップS21において「NO」である場合には、クライアント10は、ライセンスを保持しておらず、リカバリ処理を行うことができないため、リカバリ処理を中止することとする。
以上説明した実施例のリカバリデータ提供システム1000によれば、センタサーバ300は、PCIデバイスの情報、SMBIOSに記録されているコンピュータの製造情報等に基づきコンピュータの機種を容易に判別することができ利便性が向上する。また、ネットワークを介してリカバリデータを提供するため、リカバリ処理を行う都度、リカバリCDなどのメディアを郵送などの手段により配布する、メディアが他のユーザに貸し出し中である場合は返却を待って貸し出す等の時間を短縮することができ、リカバリ処理の効率化を図ると共に、管理者の管理負荷を軽減することができる。また、ライセンス管理を行っているため、同一機種のコンピュータが不正にリカバリを行うことを抑制することができる。
B.変形例:
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこれらに限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の構成を採ることができることはいうまでもない。例えば、上述の実施例からライセンスに関する処理を省略することとしてもよい。
B1.変形例1:
上述した実施例では、機種・OS判別処理を、センタサーバ300が行うこととしたが、これに限られない。例えば、センタサーバ300は、リカバリ対象コンピュータ(実施例ではクライアント10を示す)から、リカバリ要求を受信すると、機種判別用のプログラム、およびテンプレート格納部308に格納されているテンプレートを、クライアント10に送信することとしてもよい。こうすれば、クライアント10が、自装置で機種・OSの判別を行うことができ、センタサーバ300の負荷を軽減することができる。かかる場合には、例えば、クライアント10は、選択したOSをセンタサーバ300に通知し、センタサーバ300は、リカバリデータ取得先のサイトサーバに関する情報を通知することとすれば、双方の装置の処理負荷を軽減することができるとともに、センタサーバ300はライセンス管理を効率的に行うことができ、好適である。
B2.変形例2:
上述した実施例では、ライセンスを管理する際に、クライアント10の初期起動時に
ネットワーク上の情報の授受により、ライセンスを管理することとしたが、ライセンス登録はがきなどにより、ユーザから送付された内容に基づき、別途、ライセンス情報を入力して管理することとしてもよい。
上述した実施例では、任意の機種に適用可能なOSが複数存在する場合には、ユーザに、使用するOSを選択させることとしたが、これに限られない。実施例のように、予め、使用OSとシリアル番号でライセンス管理を行っている場合には、ユーザに使用するOSを選択させることなく、シリアル番号から使用すべきOSを判断し、リカバリデータを提供することとしてもよい。
実施例におけるリカバリデータ提供システムを例示する説明図である。 実施例におけるセンタサーバおよびクライアントの機能ブロックを例示する説明図である。 実施例におけるテンプレート格納部の内容を例示する説明図である。 実施例におけるライセンス登録処理を説明するフローチャートである。 実施例におけるリカバリ処理を説明するフローチャートである。 実施例におけるリカバリ処理時のクライアント画面の一例を示す説明図である。 実施例における機種判別処理を説明するフローチャートである。 実施例におけるライセンス確認処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
1000...リカバリデータ提供システム
10,20...クライアント
11...主制御部
12...通信部
13...構成情報取得部
14...デバイス情報抽出部
15...SMBIOS参照部
16...リカバリデータ取得部
100,200...サイトサーバ
300...センタサーバ
301...主制御部
302...通信部
303...ライセンス管理部
304...リカバリ指示部
305...機種判別部
306...リカバリデータ取得先指定部
307...ライセンス管理情報格納部
308...テンプレート格納部
309...サイトサーバ管理情報格納部
400,410...画面例
401,411...通知メッセージ
402,412...選択メッセージ

Claims (12)

  1. リカバリデータ提供装置が、複数のPCIバスおよび各前記PCIバスに接続されたデバイスであるPCIデバイスを有するリカバリ対象コンピュータに対して、前記リカバリ対象コンピュータを工場出荷時の状態に戻すリカバリ処理に利用されるリカバリデータを、ネットワークを介して提供するリカバリデータ提供方法であって、
    前記リカバリ対象コンピュータから、前記ネットワークを介して、前記リカバリ対象コンピュータの前記複数のPCIデバイスにそれぞれ記録されたデバイス情報の組み合わせを、前記リカバリ対象コンピュータの構成情報として取得し、
    テンプレート記憶部に記憶されているコンピュータの機種ごとの構成情報が予め登録されたテンプレート、および、前記取得した構成情報に基づき、前記リカバリ対象コンピュータの機種を判別し、
    前記判別した機種に基づき、前記リカバリデータ、もしくは、前記リカバリデータの格納装置を表す格納装置情報の少なくとも一方を格納する格納部から、前記判別した機種に対応する前記リカバリデータ、もしくは、前記格納装置情報のいずれかを、前記リカバリ対象コンピュータに送信する、リカバリデータ提供方法。
  2. 請求項1記載のリカバリデータ提供方法であって、
    前記取得した構成情報に、前記テンプレートに登録されている所定の機種の前記構成情報が全て含まれる場合に、前記リカバリ対象コンピュータを、前記所定の機種であると判別する、リカバリデータ提供方法。
  3. 請求項1記載のリカバリデータ提供方法であって、
    前記リカバリ対象コンピュータのシステム管理情報記憶部から、前記リカバリ対象コンピュータの製造情報を、前記構成情報として取得する、リカバリデータ提供方法。
  4. 請求項1記載のリカバリデータ提供方法であって、
    前記デバイス情報とは、少なくとも、ベンダID、デバイスID、および、リビジョン番号を含むリカバリデータ提供方法。
  5. 請求項3記載のリカバリデータ提供方法であって、更に、
    前記送信に先立ち、前記リカバリのために提供されるソフトウェアのライセンスと、前記製造情報に含まれる前記リカバリ対象コンピュータに固有に付与されたシリアル番号とを関連付けて記憶するライセンス記憶部に、前記シリアル番号が含まれているかを判断し、
    前記送信は、前記ライセンス記憶部に前記シリアル番号が含まれる場合に、前記送信を実行するリカバリデータ提供方法。
  6. 請求項1記載のリカバリデータ提供方法における前記リカバリ処理の対象のコンピュータが前記リカバリデータを取得するためのリカバリデータ取得方法であって、
    前記コンピュータは、
    前記コンピュータの前記複数のPCIデバイスにそれぞれ記録されたデバイス情報の組み合わせを含む情報を、前記コンピュータの構成情報として抽出し、
    前記サーバに対して、前記ネットワークを介して前記構成情報を送信し、
    前記送信に対する応答として、前記サーバから、前記構成情報に対応する該コンピュータの機種に適合する前記リカバリデータ、もしくは、前記リカバリデータの格納装置を表す格納装置情報のいずれかを、前記ネットワークを介して受信する、リカバリデータ取得方法。
  7. ネットワークを介して、サーバから、複数のPCIバスおよび各前記PCIバスに接続されたデバイスであるPCIデバイスを有するコンピュータを工場出荷時の状態に戻すリカバリ処理に利用されるリカバリデータを取得するリカバリデータ取得方法であって、
    前記コンピュータは、
    前記サーバから、前記ネットワークを介して、コンピュータの機種ごとの構成情報が予め管理されたテンプレート、および、前記テンプレートに基づいてコンピュータの機種を判別するための機種判別データを取得し、
    前記コンピュータの前記複数のPCIデバイスにそれぞれ記録されたデバイス情報の組み合わせを含む情報を、前記コンピュータの構成情報として抽出し、
    前記取得したテンプレート、および、前記抽出した構成情報に基づき、前記コンピュータの機種を判別し、
    前記判別された機種に適合する前記リカバリデータ、もしくは、前記リカバリデータの格納装置を表す格納装置情報のいずれかを、前記ネットワークを介して前記サーバから受信する、リカバリデータ取得方法。
  8. ネットワークを介して、複数のPCIバスおよび各前記PCIバスに接続されたデバイスであるPCIデバイスを有するリカバリ対象コンピュータに対して、前記リカバリ対象コンピュータを工場出荷時の状態に戻すリカバリ処理に利用されるリカバリデータを提供するリカバリデータ提供装置であって、
    前記リカバリ対象コンピュータから、前記ネットワークを介して、前記リカバリ対象コンピュータの前記複数のPCIデバイスにそれぞれ記録されたデバイス情報の組み合わせを、前記リカバリ対象コンピュータの構成情報として取得する構成情報取得部と、
    コンピュータの機種ごとの構成情報が予め登録されたテンプレートをするテンプレート記憶部と、
    テンプレート記憶部に記憶されている前記テンプレート、および、前記取得した構成情報に基づき、前記リカバリ対象コンピュータの機種を判別する機種判別部と、
    前記判別した機種に基づき、前記判別した機種に対応する前記リカバリデータ、もしくは、前記リカバリデータの格納装置を表す格納装置情報のいずれかを、前記リカバリ対象コンピュータに送信する送信部と、を備えるリカバリデータ提供装置。
  9. ネットワークを介して、複数のPCIバスおよび各前記PCIバスに接続されたデバイスであるPCIデバイスを有するリカバリ対象コンピュータを工場出荷時の状態に戻すリカバリ処理に利用されるリカバリデータの提供をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記リカバリ対象コンピュータから、前記ネットワークを介して、前記リカバリ対象コンピュータの前記複数のPCIデバイスにそれぞれ記録されたデバイス情報の組み合わせを、前記リカバリ対象コンピュータの構成情報として取得する機能と、
    テンプレート記憶部に記憶されているコンピュータの機種ごとの構成情報が予め登録されたテンプレート、および、前記取得した構成情報に基づき、前記リカバリ対象コンピュータの機種を判別する機能と、
    前記判別した機種に基づき、前記リカバリデータ、もしくは、前記リカバリデータの格納装置を表す格納装置情報の少なくとも一方を格納する格納部から、前記判別した機種に対応する前記リカバリデータ、もしくは、前記格納装置情報のいずれかを、前記リカバリ対象コンピュータに送信する機能と、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  10. 請求項9記載のコンピュータプログラムにより実現される前記リカバリ処理の対象のコンピュータに、前記リカバリデータを取得させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータの前記複数のPCIデバイスにそれぞれ記録されたデバイス情報の組み合わせを含む情報を、前記コンピュータの構成情報として抽出する機能と、
    前記サーバに対して、前記ネットワークを介して前記構成情報を送信する機能と、
    前記送信に対する応答として、前記サーバから、前記構成情報に対応する該コンピュータの機種に適合する前記リカバリデータ、もしくは、前記リカバリデータの格納装置を表す格納装置情報のいずれかを、前記ネットワークを介して受信するする機能と、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  11. 同一ネットワークに接続されたサーバから、複数のPCIバスおよび各前記PCIバスに接続されたデバイスであるPCIデバイスを有するコンピュータを工場出荷時の状態に戻すリカバリ処理に利用されるリカバリデータの取得をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記サーバから、前記ネットワークを介して、コンピュータの機種ごとの構成情報が予め管理されたテンプレート、および、前記テンプレートに基づいてコンピュータの機種を判別するための機種判別データを取得する機能と、
    前記コンピュータの前記複数のPCIデバイスにそれぞれ記録されたデバイス情報の組み合わせを含む情報を、前記コンピュータの構成情報として抽出する機能と、
    前記取得したテンプレート、および、前記抽出した構成情報に基づき、前記コンピュータの機種を判別する機能と、
    前記判別された機種に対応する前記リカバリデータ、もしくは、前記リカバリデータの格納装置を表す格納装置情報のいずれかを、前記ネットワークを介して前記サーバから受信する機能と、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  12. 請求項9〜請求項11いずれか記載のコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録した記録媒体。
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