JP3898968B2 - 情報記録方法および情報記録システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気記録ディスク装置を使用した情報記録システムに関し、特に、複数の磁気記録ディスク装置を多次の記憶部として用いる情報記録システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ハードディスク装置等の複数の磁気記録ディスク装置(以下、ディスク装置と記載)を用いる情報記録システムは、従来から多数利用されており、例えば、ディスク装置を複数個使用することにより記憶容量を拡張するもの、同じ内容の情報を2個の異なるディスク装置に記録してバックアップするもの等がある。
【0003】
図11は、従来のディスク装置を使用した情報記録システムの概略の構成を示すブロック図である。
情報記録システム1は、使用者側の装置2と接続されており、制御部11で書き込み要求WRを受信して、記録情報を記憶部12内のディスク装置21に書き込んだり、読み出し要求RDを受信して、ディスク装置21から記録情報を読み出したりする。
【0004】
例えば、ディスク装置21に記録情報を書き込む場合には、制御部11で書き込み要求WR等の受信情報に含まれる書き込み制御情報が参照され、書き込み要求元(使用者側の装置2)が希望する形態に従ってディスク装置21に記録情報が書き込まれる。また、ディスク装置21から記録情報を読み出す場合には、制御部11で読み出し要求RD等の受信情報に含まれる読み出し制御情報が参照され、読み出し要求元(使用者側の装置2)が希望する記録情報が記憶部12内のディスク装置21から読み出され、読み出し要求元に向けて送出される。
【0005】
また、ディスク装置は、一般的に半導体メモリ等に比べて書き込みおよび読み出し速度が低速である。そのため、近年のディスク装置では、半導体のキャッシュメモリを入出力インターフェースに設け、最適なタイミングまで記録情報をキャッシュメモリ内に保持させておくことにより、可能な限りディスク装置を連続して書き込みあるいは読み出しができるようにしたり、ディスク装置側の待ち時間を減少させて高速に読み書きできるようにしている。
【0006】
また、RAID(Redundant Array of Inexpensive Disks 又は Redundant Array of Independent Disks)と称される複数のディスク装置を利用したシステムが知られている。RAIDの目的としては2つあり、1つ目の目的は、複数のディスク装置に分散させて冗長に情報を記録することにより、ディスク装置が故障した場合の記録情報の損失を減少させることである。もう1つの目的は、記録情報を分散させて記録することによってアクセス速度を向上させることである。なお、この場合のアクセス速度とは、単位時間あたりに読み書きするバイト数を増加させることと、応答速度を短縮させることの双方の意味を含んでいる。
【0007】
例えば、RAIDでN個のディスク装置を使用する場合には、まず記録情報をN個に分割し、1〜N番目のディスク装置に分割した各記録情報を順に割り振って、一斉に記録させることにより記録時間を短縮させることができる。この場合、N個のディスク装置は、全て同様の機能を有するものとして扱われ、記録情報の時系列と、1〜N番目のディスク装置の順番を合わせて循環的に記録を実施する。従って、RAIDを使用することにより、原理的には、アクセス速度はN倍に向上する可能性がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、一般的に、ディスク装置を長期間使用した場合には、使用開始当初よりも読み書きする際のアクセス速度が低下する。これは、長期間の使用によりディスク装置における使用可能な記録領域が不連続の虫食い状態になり、磁気記録/再生ヘッドを移動させるシーク時間が余分に必要になるためである。
【0009】
図12は、不連続になったディスクの記録領域の一例を示す図である。 矢印Bの方向に回転するディスク装置21には、同心円状に複数の記録トラックが設けられており、外周側から内周側に向かって順にトラックTR0,TR1,TR2,TR3,〜,TR7とする。最外周のトラックTR0は、例えば、ファイル等の記録情報を管理するためのオペレーションシステム(OS)が使用する領域である。次のトラックTR1は、例えば、MS−DOS(WINDOWS(登録商標))の場合、ファイルやディレクトリ等の記録情報を、ディスク内の物理的な配置(例えば、セクタ等)に対応させるための一覧表(ファイルアロケーションテーブル:FAT)が使用する領域である。トラックTR2は、例えば、MS−DOS(WINDOWS(登録商標))の場合、ファイルの名前、属性、最新更新日時、ファイルサイズ、階層構造等を示すディレクトリで使用する領域である。従って、トラックTR0〜TR2までは、記録情報の管理に使用されている。また、OSがMS−DOSではなく、例えば、UNIX(登録商標)系のLINUXの場合には、i−node方式と称されるファイルシステムを用いるが、この場合でも一部のトラックを管理に使用する点では同様である。
【0010】
トラックTR3〜TR7までが、データ領域であり、ここにファイル等の記録情報が書き込まれる。1トラック中の記録領域は、セクタと称される物理的な最小のアクセス単位に分割されている。また、数個のセクタで1つのクラスタ(CL)を形成しており、1つまたは複数のクラスタ(CL)で1つのファイルが形成される。
【0011】
ディスク装置21の使用初期には、例えば、トラックTR3内の隣接するクラスタに連続して書き込みできたものが、図12では、トラックTR3にクラスタCL1、トラックTR5にクラスタCL2、トラックTR4にクラスタCL3、および、トラックTR6にクラスタCL4が書き込まれている。このように、1つのファイルのクラスタがディスク装置21上で不連続に書き込まれる場合、同一トラックに連続して書き込む場合よりも磁気記録/再生ヘッドを移動させるシーク時間が余分に必要になるという問題を有している。
【0012】
このディスク装置を長期間使用していくうちにシーク時間が余分に必要になると言う問題は、上記した半導体のキャッシュメモリを使用することや、RAID等の複数のディスク装置を同様に扱うシステムでは解決できない問題である。
【0013】
本発明は、上述した如き従来の問題を解決するためになされたものであって、ディスク装置を長期間使用してもシーク時間が余分に必要にならない情報記録方法および情報記録システムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明の複数の磁気記録ディスク装置を用いた多次情報記録方法は、少なくとも2個の磁気ディスク装置を1次および2次の記憶部として使用して情報を記録する情報記録方法であって、情報の書き込み要求を受信した場合に、1次記憶部には、受信情報に含まれる書き込み制御情報を無視して同一記憶トラック中の隣接する記録領域に順次書き込み、1個の記憶トラックの記録領域を全て使用した場合には、内周側あるいは外周側に隣接する記憶トラックの記録領域に継続して書き込みを実施し、2次記憶部には、1次記憶部が書き込み要求および読み出し要求による処理を実施していない場合に、該1次記憶部から前記制御情報を含む受信情報を読み出し、制御情報に基づいて書き込みを実施することを特徴とする。
【0015】
また、本発明によると、複数の磁気記録ディスク装置を用いた多次情報記録方法において、情報の書き込み要求を受信した場合に、1次記憶部への今回受信した情報の書き込みは、1次記憶部へ前回格納された書き込み情報の末尾に続く記録領域から開始することを特徴とする。
【0016】
また、本発明によると、複数の磁気記録ディスク装置を用いた多次情報記録方法において、1次記憶部に受信した情報の書き込みが終了した場合に、1次記憶部に今回格納した情報の末尾を、1次記憶部の書き込み情報の末尾として更新することを特徴とする。
【0017】
また、本発明によると、複数の磁気記録ディスク装置を用いた多次情報記録方法において、1次記憶部への受信した情報の書き込みが終了した場合に、書き込み要求の送信元に向けて書き込み終了を通知することを特徴とする。
【0018】
また、本発明によると、複数の磁気記録ディスク装置を用いた多次情報記録方法において、情報の書き込み要求を受信した場合に、1次記憶部の残り容量が書き込み情報容量以下で、かつ、1次記憶部には書き込み情報と重複する部分がない場合には、2次記憶部に書き込みを行い、重複する部分がある場合には、当該部分を上書きすることを特徴とする。
【0019】
また、本発明によると、複数の磁気記録ディスク装置を用いた多次情報記録方法において、情報の読み出し要求を受信した場合に、1次記憶部に要求された情報が書き込まれている場合には、受信情報に含まれる読み出し制御情報を無視して、該1次記憶部から情報を読み出し、1次記憶部に要求された情報が書き込まれていない場合には、2次記憶部から情報を読み出すことを特徴とする。
【0020】
また、本発明によると、複数の磁気記録ディスク装置を用いた多次情報記録方法において、2次記憶部から情報を読み出す場合で、先読み機能を有する場合には、読み出し要求された情報を読み出すと共に、1次記憶部に先読みした情報を転送して書き込むことを特徴とする。
【0021】
また、本発明によると、複数の磁気記録ディスク装置を用いた多次情報記録方法において、情報の読み出し要求により読み出される情報が、1次記憶部に書き込まれた先読み情報である場合、1次記憶部から情報を読み出すことを特徴とする。
【0022】
また、本発明によると、複数の磁気記録ディスク装置を用いた多次情報記録方法において、1次記憶部の各記憶領域毎の配置情報を格納する配置情報記憶部を設け、情報の書き込み要求を受信した場合、あるいは、情報の読み出し要求を受信した場合に、配置情報記憶部を参照して書き込み処理、あるいは、読み出し処理を実施することを特徴とする。
【0023】
また、本発明によると、複数の磁気記録ディスク装置を用いた多次情報記録方法において、情報の書き込み要求を受信した場合に、配置情報記憶部から、1次記憶部に前回格納された書き込み情報の末尾の位置情報を検出し、1次記憶部に格納された前回の書き込み情報の末尾に続く記録領域から、今回受信した情報の書き込みを開始することを特徴とする。
【0024】
また、本発明によると、複数の磁気記録ディスク装置を用いた多次情報記録方法において、1次記憶部に受信した情報の書き込みが終了した場合に、配置情報記憶部には、1次記憶部に今回格納した情報の末尾の位置を、1次記憶部の書き込み情報の末尾の位置情報として更新することを特徴とする。
【0025】
また、本発明によると、複数の磁気記録ディスク装置を用いた多次情報記録方法において、1次記憶部への受信した情報の書き込みが終了した場合に、書き込み要求の送信元に向けて書き込み終了を通知することを特徴とする。
【0026】
また、本発明によると、複数の磁気記録ディスク装置を用いた多次情報記録方法において、情報の書き込み要求を受信した場合に、配置情報記憶部から、1次記憶部の情報の配置情報を検出し、1次記憶部の残り容量が書き込み情報容量以下で、かつ、1次記憶部には書き込み情報と重複する部分がない場合には、2次記憶部に書き込みを行い、重複する部分がある場合には、当該部分を上書きすることを特徴とする。
【0027】
また、本発明によると、複数の磁気記録ディスク装置を用いた多次情報記録方法において、情報の読み出し要求を受信した場合に、配置情報記憶部から、読み出し要求された情報の配置情報を検出し、1次記憶部に要求された情報が書き込まれている場合には、該1次記憶部から情報を読み出し、1次記憶部に要求された情報が書き込まれていない場合には、2次記憶部から情報を読み出すことを特徴とする。
【0028】
また、本発明によると、複数の磁気記録ディスク装置を用いた多次情報記録方法において、2次記憶部から情報を読み出す場合で、先読み機能を有する場合には、配置情報記憶部から、読み出し要求された情報の配置情報を検出し、読み出し要求された情報を読み出すと共に、1次記憶部に先読みした情報を転送して書き込むことを特徴とする。
【0029】
また、本発明によると、複数の磁気記録ディスク装置を用いた多次情報記録方法において、配置情報記憶部から、読み出し要求された情報の配置情報を検出し、情報の読み出し要求により読み出される情報が、1次記憶部に書き込まれた先読み情報である場合、1次記憶部から情報を読み出すことを特徴とする。
【0030】
また、本発明によると、複数の磁気記録ディスク装置を用いた多次情報記録システムは、少なくとも2個の磁気ディスク装置を1次および2次の記憶部として使用し、前述の磁気記録ディスク装置を用いた多次情報記録方法を実施する制御部を備えることを特徴とする。
【0031】
また、本発明によると、複数の磁気記録ディスク装置を用いた多次情報記録システムは、少なくとも2個の磁気ディスク装置を1次および2次の記憶部として使用すると共に、1次記憶部の各記録領域毎の配置情報を格納する配置情報記憶部を有し、前述の何れかの磁気記録ディスク装置を用いた多次情報記録方法を実施する制御部を備えることを特徴とする。
【0032】
また、本発明によると、複数の磁気記録ディスク装置を用いた多次情報記録システムにおいて、配置情報記憶部は、不揮発性の半導体素子により構成することを特徴とする。
【0033】
また、本発明によると、複数の磁気記録ディスク装置を用いた多次情報記録システムにおいて、2次記憶部は、複数の磁気記録ディスク装置により構成され、制御部は、2次記憶部の複数の磁気記録ディスク装置を順次循環的に使用することを特徴とする。
【0034】
また、本発明によると、複数の磁気記録ディスク装置を用いた多次情報記録システムにおいて、1次記憶部は、複数の磁気記録ディスク装置により構成され、制御部は、1次記憶部の複数の磁気記録ディスク装置を順次循環的に使用することを特徴とする。
【0035】
また、本発明によると、複数の磁気記録ディスク装置を用いた多次情報記録システムにおいて、1次記憶部には、固定サイズの記憶ブロックが配列され、各記憶ブロックに記録されるヘッダ情報には、2次記憶部に書き込み情報を格納するために必要となる情報を有し、前記配置情報記憶部が揮発性の半導体素子により構成されている場合で、多次情報システムの電源電圧が、突然に降下あるいは遮断され、その後電源電圧が復旧された場合には、制御部は、電源復旧時に、1次記憶部の各記録ブロックから読み出したヘッダ情報を用いて、配置情報記憶部の記憶内容を、少なくとも一部は復元させることを特徴とする。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示した実施形態に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の多次情報記録システムの構成を示すブロック図である。
尚、図1において、図11に示した従来の情報記録システム装置と同じ機能の部分については同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
【0037】
図1に示した本実施形態の情報処理システム装置31が図11に示した従来の情報記録システム装置1と異なる主な点は、従来は1段階であった記憶部が、ディスク装置51を備える1次記憶部42とディスク装置61を備える2次記憶部43の2段階になっている点と、1次記憶部42の各記録領域毎の配置情報を格納する配置情報記憶部44を有している点、および、上記変更点により制御部41の制御内容が変更される点である。なお、詳細については後述するが、配置情報記憶部44に格納されている配置位置は、1次記憶部42における配置情報と、2次記憶部43における本来の配置位置を含んでいる。
【0038】
他の構成は、従来の図11と同様であり、情報記録システム31は、使用者側の装置2と接続されており、制御部41で書き込み要求WRを受信して、記録情報を1次記憶部42内のディスク装置51に書き込んだり、読み出し要求RDを受信して、ディスク装置51から記録情報を読み出したりする。
【0039】
なお、使用者側の装置2とは、情報記録システム31に対して書き込み要求あるいは読み出し要求を送出する側の装置であり、1つの情報処理装置内の中央演算素子、あるいは、通信回線を介して接続されるネットワーク機器であっても良い。従って、情報記録システム31と使用者側の装置2との接続手段としては、内部バス等の内部配線、外部との接続ケーブル、通信回線等の何れであっても良い。
【0040】
また、1次記憶部42と2次記憶部43の2段階になっていることから、図1に磁気ディスク装置51、61として記載したように少なくとも2個の磁気ディスク装置を使用している。さらに、配置情報記憶部44は、事故等により電源供給が途絶えても記憶内容が消えないようにフラッシュROM等の不揮発性の半導体素子により構成する。
【0041】
なお、1次記憶部42と2次記憶部43の2段階という点は、上記したように従来の複数のディスク装置を同様に扱うRAID等のシステムとは異なり、特に1次記憶部42のディスク装置51の使用法が全く異なっている。
【0042】
以下、1次記憶部42のディスク装置51の使用法について説明する。
図2は、ハードディスク装置のディスクとヘッド周辺の概略構成を示す図である。
図2のハードディスク装置70において、71は、外周を覆って内部部品を保護する筐体である。80は、磁気ヘッド83(後述)を移動させるアーム82(後述)を駆動するためのアクチュエータである。81は、アーム82を回動させる際の軸部であり、82は、磁気ヘッド83を保持して移動させるアームであり、83は、記録媒体である磁気記録ディスクに記録情報(データ等)を書き込んだり読み出したりする磁気記録/再生ヘッド(以下、磁気ヘッドと記載)である。磁気ヘッド83は、アクチュエータ80がアーム82を駆動させることで、矢印Aの方向に移動する。
【0043】
90は、矢印Bの方向に回転して記録情報を記録する記録媒体となる磁気記録ディスク(以下、ディスクと記載)であり、91は、ディスク90の軸となるスピンドルである。ディスク90には、図12に示したように、同心円状に外周側から内周側に向かって順に複数の記録トラックTR0〜TR7が設けられている。
【0044】
一般的に、ハードディスク装置で情報を書き込みあるいは読み込む場合、最も時間がかかるのが、磁気ヘッド83を矢印Aの方向に移動させて目的の情報の記録箇所を探す動作、いわゆるシーク時間であり、ハードディスク装置で書き込みあるいは読み込みのスピードアップを考慮する場合、シーク時間の短縮が最も重要な課題となる。
【0045】
図3は、ディスク装置の磁気記録ディスクの記録面を示す図である。
図12および図1に示したように、矢印Bの方向に回転するディスク90には、同心円状に外周側から内周側に向かって順に複数の記録トラックTR0〜TR7が設けられており、最外周のトラックTR0の物理的な最小のアクセス単位であるセクタを、図2の最上部から時計回りに順にセクタSC0,SC1,SC2,SC3,〜とする。また、数個のセクタで1つのクラスタ(CL)を形成し、1つまたは複数のクラスタ(CL)で1つのファイルが形成されるわけであるが、図3には特に図示していない。
【0046】
図4は、図1の1次記憶部42のディスク装置51の使用法一例を示す図である。
この図4では、ディスク90の記録領域(クラスタ:CL1〜CL4)を連続して使用する場合を示している。なお、図12に示した従来のディスク装置21でも使用初期には図4のように記録情報が記録されるが、使用を継続すると、記録領域のうちの空き領域が虫食い状になり、図12に示したように記録情報は断続的に記録(書き込み)される。それに対して、1次記憶部42のディスク装置51では、常に図4に示したように外部から受信した記録情報を同一トラックの隣接する記録領域に順に記録していく。
【0047】
従来のディスクでは、受信情報に含まれる書き込み制御情報に基づき、MS−DOS系のOSではFAT等を利用してディスク中に情報を記録するが、本実施形態では、書き込み制御情報に関係なく、受信した情報を順番(シリアル)にトラックに書き込んでいく。そして、1個のトラックを全て書き込んだ場合には、ヘッドの移動距離が最も少ない隣接するトラックに移動して、シリアルに書き込みを続ける。隣接するトラックとは、外周側のトラックから順に書き込む場合には、1個内周側のトラックであり、内周側のトラックから書き込む場合には、1個外周側のトラックということである。
【0048】
言い換えれば、本実施形態の情報記録システムでは、情報の書き込み要求を受信した場合には、1次記憶部42のディスク装置51では、受信情報に含まれる書き込み制御情報を無視して、同一記憶トラック中の隣接する記録領域(クラスタ等)に順次書き込みを実施し、1個の記憶トラックの記録領域を全て使用した場合には、内周側あるいは外周側に隣接する記憶トラックの記録領域に継続して書き込みを実施する。
【0049】
上記した1次記憶部42では、同一トラック内に連続して書き込みし、その後も隣接するトラックに移動して書き込みを続けるため、ヘッドを移動させるシーク時間は最小となる。また、書き込み制御情報は無視するので、制御情報や管理情報を書き込んだトラックと実際の記録情報を書き込んだトラックとの間をヘッドが移動する回数も最小となる。つまり、従来のハードディスク装置のように、ディスク中に書き込まれた管理情報と実際の記録情報との間をヘッドが移動したり、異なるトラックに書き込まれた次の記録情報を読み出すためにヘッドを移動させるシーク時間が減少する。
【0050】
本実施形態の情報記録システムにおける2次記憶部43は、上記した1次記憶部42に比べて従来との相違はない。つまり、1次記憶部42に書き込まれた記録情報のうちの受信情報に含まれる書き込み制御情報に基づき、MS−DOS系のOSではFAT等を利用してディスク中に情報を記録(書き込み)する。しかし、その2次記憶部43の書き込み処理は、1次記憶部42が書き込み要求および読み出し要求による処理を実施していない場合に、その1次記憶部42から書き込み制御情報を含む受信情報を読み出し、書き込み制御情報に基づいて書き込みを実施される。言い換えれば、1次記憶部42が外部との書き込み処理や読み出し処理をしていない空き時間を利用して、1次記憶部42から2次記憶部43への記録情報の転送と記録を実施する。また、上記した1次記憶部42へ受信した記録情報をシリアルに書き込む処理と、1次記憶部42の記録内容を2次記憶部43へ転送して記録する処理は、制御部41により実施される。
【0051】
以下、本実施形態の処理を示す図5〜図7のフローチャートを用いて説明する。
図5は、本実施形態の情報記録システムに記録情報を書き込む場合のフローチャートである。
まず、制御部41では、情報の書き込み要求を受信したか否かを確認する(S1)。書き込み要求を受信しない場合(S1:NO)には、再度ステップS1を繰り返して待ち受ける。書き込み要求を受信した場合には(S1:YES)には、まず、1次記憶部42および配置情報記憶部44に格納された内容が他プロセスが割り込むことにより変更されることを禁止(ロック)する(S2)。
【0052】
次に、1次記憶部42の各記録領域毎の配置情報を格納する配置情報記憶部44を参照し、1次記憶部42に前回格納された書き込み情報の末尾の位置を検出する(S3)。この位置情報から1次記憶部42の残り容量が書き込み情報容量以下か否かを確認する(S4)。
【0053】
1次記憶部42の残り容量が書き込み情報容量以下の場合(S4:YES)には、次に、配置情報記憶部44に格納されている配置情報から、1次記憶部42に書き込み情報との重複部があるか否かを確認する(S5)。書き込み要求は、2次記憶部43における配置位置を指定する形で送られてくるが、前述のように、配置情報記憶部44には、1次記憶部42における配置位置と、2次記憶部43における本来の配置位置の両方が配置情報として記録されているので、これを参照することにより、1次記憶部42に、過去に書き込みがなされ、かつ、2次記憶部43に転送されていない情報があるかどうかを特定することができる。重複する部分がある場合(S5:YES)には、1次記憶部42に上書きしても良い記録領域があることになるので、制御部41は、配置情報に基づいて、書き込み情報を重複部分と未重複部分に分離し(S6)、重複部分を1次記憶部42に書き込み、未重複部分を2次記憶部に書き込む(S7)。
【0054】
配置情報記憶部44に書き込みによる配置変更内容を格納し(S8)、1次記憶部42および配置情報記憶部44に格納された内容が他プロセスが割り込むことにより変更されることの禁止を解除し(S9)、最後に、書き込みが終了したことの通知を、書き込みの要求元に送出する(S10)。
【0055】
また、配置情報から1次記憶部42の残り容量が書き込み情報容量以下でない場合(S4:NO)には、位置情報から、1次記憶部42に前回格納された書き込み情報の末尾の位置に続く次の書き込み位置を検出し(S12)、1次記憶部42における書き込み可能な残り容量の記憶位置に書き込み情報を追記書き込みする(S13)。
【0056】
配置情報記憶部44に書き込みによる配置変更内容を格納し(S14)、1次記憶部42および配置情報記憶部44に格納された内容が他プロセスが割り込むことにより変更されることの禁止を解除し(S15)てから、書き込みが終了したことの通知を、書き込みの要求元に送出する(S10)。
【0057】
配置情報から1次記憶部42に書き込み情報と重複する部分が無い場合(S5:NO)には、1次記憶部42にはこれ以上書き込みできないので、2次記憶部43に情報を書き込み(S11)、書き込みが終了したら、書き込みが終了したことの通知を、書き込みの要求元に送出する(S10)。
【0058】
1次記憶部42は、上記したように、受信した情報を書き込み制御情報に関係なく、シリアルにトラックに書き込んでいき、1個のトラックを全て書き込んだ場合には、ヘッドの移動距離が最も少ない隣接するトラックに移動して、シリアルに書き込みを続けるので、ディスク装置51に可能な最短時間での書き込みが可能になる。また、本実施形態では、情報記録システムの使用を長期間続けた後でも1次記憶部42はシリアルに書き込みを続けるため、ディスク装置51に可能な最短時間での書き込みがいつでも可能になる。
【0059】
図6は、本実施形態の情報記録システムから記録情報を読み出す場合のフローチャートである。
まず、制御部41では、情報の読み出し要求を受信したか否かを確認する(S21)。読み出し要求を受信しない場合(S21:NO)には、再度ステップS21を繰り返して待ち受ける。読み出し要求を受信した場合には(S21:YES)には、まず、1次記憶部42および配置情報記憶部44に格納された内容が他プロセスが割り込むことにより変更されることを禁止(ロック)する(S22)。
【0060】
次に、1次記憶部42の各記録領域毎の配置情報を格納する配置情報記憶部44を参照し、1次記憶部42に格納された書き込み情報の配置情報を検出する(S23)。配置情報から1次記憶部42に読み出す情報が存在しているか否かを確認する(S24)。
【0061】
配置情報から1次記憶部42に読み出す情報が存在している場合(S24:YES)には、次に、配置情報に基づいて1次記憶部42から今回受信した読み出し要求の情報の読み出しを開始し(S25)、ステップS42でロックした1次記憶部42および配置情報記憶部44に格納された内容の他プロセスが割り込むことによる変更禁止を解除し(S26)、読み出した情報を読み出し要求の送信元に向けて送出し(S27)、処理を終了する。
【0062】
一方、1次記憶部42に存在していない場合(S24:NO)には、ステップS22でロックした1次記憶部42および配置情報記憶部44に格納された内容の他プロセスが割り込むことによる変更禁止を解除し(S28)、2次記憶部43に格納された書き込み情報から、配置情報に基づいて今回受信した読み出し要求の情報を読み出し(S29)、読み出した情報を読み出し要求の送信元に向けて送出する(S30)。
【0063】
ところで、ステップS29のところで記載したように、2次記憶部43に格納された書き込み情報から、配置情報に基づいて今回受信した読み出し要求の情報の読み出しを開始した場合には、従来の情報記録システムから情報を読み出す場合と同様になるが、従来の情報記録システムの中には先読み設定のできるものがある。
【0064】
先読み設定とは、例えば、読み出し要求された記憶領域を読み出す時に、物理的にその領域の次の領域、論理的にその領域の次の領域、あるいは、何らかの情報や論理により次に読み出されると予想される領域を読み出してしまい、キャッシュメモリやバッファメモリ等にその領域の情報を予め格納しておき、その予め格納された領域の読み出し要求を受信した時には実際に読み出すよりも早く送出することができる設定である。
【0065】
本実施形態では、この先読み設定がある場合には、2次記憶部43に格納された書き込み情報を1次記憶部42に格納させることにより、先読み設定による読み出し時間の短縮をさらに短縮させることができる。
【0066】
ステップS31では、上記した先読み機能が設定されているか否かを確認する。先読み機能が設定されている場合(S31:YES)には、1次記憶部42および配置情報記憶部44に格納された内容が他プロセスが割り込むことにより変更されることを禁止(ロック)し(S32)、2次記憶部43から読み出した先読み情報を、余分に1次記憶部42に転送して格納して(書き込んで)おき(S33)、1次記憶部42へ先読み情報の書き込みが終了したら、1次記憶部42に今回格納した先読み情報の配置情報の内容を配置情報記憶部44に格納し(S34)、ステップS32でロックした1次記憶部42および配置情報記憶部44に格納された内容の他プロセスが割り込むことによる変更禁止を解除し(S35)、ステップS23に戻って、次に読み出す情報の配置を検出する。
【0067】
上記のS32〜S35の処理により、次に読み出す情報は、今度はシリアルに書き込まれている1次記憶部42から読み出されるので、前回2次記憶部43から読み出された情報よりも早く読み出すことが可能となる。
【0068】
一方、先読み機能が設定されていない場合(S31:NO)には、先読みした情報を1次記憶部42に転送することはないので処理を終了する。
【0069】
図7は、本実施形態の情報記録システムで1次記憶部から2次記憶部に記録情報を転送して格納させる場合のフローチャートである。
まず、制御部41では、情報処理システム31が情報の書き込み要求による処理あるいは読み出し要求による処理を実施していないか否かを確認する(S41)。書き込み要求あるいは読み出し要求による処理を実施している場合(S41:NO)には、再度ステップS41を繰り返して待ち受ける。書き込み要求および読み出し要求による処理を実施していない場合には(S41:YES)には、まず、1次記憶部42および配置情報記憶部44に格納された内容が他プロセスが割り込むことにより変更されることを禁止(ロック)する(S42)。
【0070】
次に、1次記憶部42の各記録領域毎の配置情報を格納する配置情報記憶部44を参照し、1次記憶部42に格納された書き込み情報の配置情報から2次記憶部43にまだ転送されていない情報(未転送情報)の先頭を検出する(S43)。そして、配置情報に基づいて、1次記憶部42から未転送情報を読み出す(S44)。
【0071】
1次記憶部42では、受信データをそのままシリアルに格納するので、従来のディスク装置で実施されているように、受信情報に含まれる書き込み制御情報に基づいてディスク中に情報を記録していない。従って、1次記憶部42から読み出された未転送情報も、受信データと同様な形態であり、受信情報に含まれる書き込み制御情報を含んでいる。
【0072】
制御部41では、1次記憶部42から読み出された未転送情報から、元の書き込み要求に含まれる書き込み制御情報を検出し、その書き込み制御情報に基づいて2次記憶部43に未転送情報を書き込む(S45)。
【0073】
そして、2次記憶部43への未転送情報の書き込みが終了したら、2次記憶部43に今回格納した情報の配置と、1次記憶部42の未転送情報の先頭の配置情報の内容を配置情報記憶部44に格納し(S46)、ステップS42でロックした1次記憶部42および配置情報記憶部44に格納された内容の他プロセスが割り込むことによる変更禁止を解除する(S47)。
【0074】
従って、本実施形態の情報記録システムでは、書き込み要求による処理あるいは読み出し要求による処理を実施していない空き時間を利用して、1次記憶部42から2次記憶部43への書き込み情報の転送を実施するので、長期間使用した後でも1次記憶部42には、受信した情報をシリアルに書き込むことが可能となる。
【0075】
このように、上記した本実施形態の情報処理システムでは、複数のディスク装置を使用して1次記憶部42と2次記憶部43の2段階で記憶できるようにし、1次記憶部42は長期間使用後もシリアルに書き込みおよび読み出しができるようにしたので、ディスク装置を長期間使用してもシーク時間が余分に必要にならないようにすることができる。
【0076】
図8は、本発明の第2の実施形態の多次情報記録システムの構成を示すブロック図である。
図8に示した本実施形態の情報処理システム装置31aが図1に示した第1の実施形態の情報記録システム装置31と異なる主な点は、2次記憶部43aのディスク装置の数が、第1の実施形態ではディスク装置61の1個のみであったものが、本実施形態ではディスク装置61〜64の4個に増加している点、2次記憶部43a内のディスク装置の増加により配置情報記憶部44aに格納される配置情報が変更される点、および、上記変更点により制御部41aの制御内容が変更される点である。他の構成は、第1の実施形態と同様である。
【0077】
また、本実施形態の動作としては、2次記憶部43aが従来のRAIDの構成となることで、図7のステップS45に示した1次記憶部42から2次記憶部43への未転送情報の書き込みで、書き込み先を分散させて同時に複数のディスク装置に書き込むことができる。
【0078】
このように、上記した本実施形態の情報処理システムでは、2次記憶部43aに複数のディスク装置を設けてRAIDの構成として複数のディスク装置を順次循環的に使用することで、RAIDの構成が本来有している書き込み時間や読み出し時間を短縮できることに加えて、1次記憶部42から2次記憶部43aへの未転送情報の転送時間を短縮することができる。
【0079】
図9は、本発明の第3の実施形態の多次情報記録システムの構成を示すブロック図である。
図9に示した本実施形態の情報処理システム装置31bが図8に示した第2の実施形態の情報記録システム装置31aと異なる主な点は、1次記憶部42aのディスク装置の数が、第2の実施形態ではディスク装置51の1個のみであったものが、本実施形態ではディスク装置51、52の2個に増加している点、1次記憶部42a内のディスク装置の増加により配置情報記憶部44bに格納される配置情報が変更される点、および、上記変更点により制御部41bの制御内容が変更される点である。他の構成は、第2の実施形態と同様である。
【0080】
また、本実施形態の動作としては、1次記憶部42aのディスク装置が並列構成となることで、図5のステップS3〜7に示した1次記憶部42に書き込み要求のあった情報を書き込む処理、および、図6のステップS25、S31の読み出し処理を並列処理することができる。
【0081】
このように、上記した本実施形態の情報処理システムでは、1次記憶部42aに複数のディスク装置を設けて並列構成として複数のディスク装置を順次循環的に使用することで、情報の書き込みおよび読み出しの時間を短縮でき、大量の情報の書き込みや読み出しに対応できることに加えて、2次記憶部43aから先読みする場合に1次記憶部42aへ一旦先読み情報を転送させることで、先読み情報の読み出し時間をさらに短縮することができる。
【0082】
次に、例えば、上記した各実施形態の配置情報記憶部44〜44bが揮発性の半導体素子により構成されている場合で、電源電圧が送電系統の異常により突然に遮断される場合や低下する場合、あるいは、他の装置との電源系統の並列接続等による、電源電圧の瞬間的な低下や瞬間的な遮断が起きた場合の復旧について説明する。
【0083】
図10は、図3あるいは図4に示した各トラックの内容を示す図である。
図10(a)に示した各トラックには、例えば、図3に示したようにセクタ(SC0〜SC3等)、あるいは、図4に示したように所定数の複数のセクタからなるクラスタ(CL1〜CL4等)が、固定サイズのブロック71〜74として示されている。
【0084】
図10(b)には、図10(a)の各ブロック内のさらに詳しい内容が示されており、ヘッダ部80には、2次記憶部43を1次記憶部42と識別する情報を示す2次記憶部識別子81と、2次記憶部43内の各ファイルを識別する情報を示すファイル識別子82と、各ファイルのオフセットされたアドレス情報を示すオフセット・アドレス83と、各ファイルのデータ長を示す長さ情報84を有している。データ部80aには、ヘッダ部80の各データにより書き込みや読み出しが実施される書き込みデータ85〜87と、未使用領域88を有している。
【0085】
例えば、図1の第1の実施形態の場合で、瞬間的な電源電圧の低下により、揮発性の半導体素子からなる配置情報記憶部44の格納内容が紛失してしまうと、上記した各実施形態は実行が不可能になってしまう。
【0086】
そこで、第1の実施形態の場合で、電源電圧が復旧した際には、制御部41が、まず、1次記憶部42から、図10(a)に示した固定サイズに配列された記憶ブロック中からヘッダ部80のヘッダ情報を読み出し、そのヘッダ情報を用いて、配置情報記憶部44の記憶内容を、少なくとも一部は復元させる。
【0087】
但し、1次記憶部42の記憶ブロックは図10(a)に示したように固定サイズに配置されており、ヘッダ情報中には、2次記憶部に書き込み情報を格納するために必要となる図10(b)のヘッダ部80に示した如き情報を有していることとし、さらに、例えば、図1の制御部41には、電源電圧の復旧時に、揮発性の半導体素子からなる配置情報記憶部44の格納内容が紛失してしまっているか否かを確認し、紛失している場合、上記した復元処理を実施するプログラムを有していることとする。
【0088】
また、少なくとも一部は復元させると言うことは、1次記憶部42のヘッダ情報中に格納されていた情報に基づいて配置情報記憶部44の記憶内容を復元させることはできても、通常動作時に1次記憶部42から2次記憶部43に情報を転送する際に、新たに追加される情報までは復元できないためである。
【0089】
また、上記した第2の実施形態、第3の実施形態でも、電源電圧の復旧時には、同様にして、制御部41a〜41bを用いて、1次記憶部42〜42aのヘッダ情報中に格納されていた情報に基づいて配置情報記憶部44a〜44bの記憶内容を復元させることができる。
【0090】
このように、本発明では、例えば、配置情報記憶部が揮発性の半導体素子から構成され、電源電圧が事故等により突然に降下あるいは遮断し、配置情報記憶部の格納内容が紛失してしまっても、復旧させることができるので、配置情報記憶部に安価な揮発性の半導体素子を用いてコストダウンさせることができ、さらに、その場合に電源電圧が突然低下した場合でも配置情報記憶部の記憶内容を復旧させることができる。
【0091】
【発明の効果】
上記のように本発明の情報処理システムでは、複数のディスク装置を使用して1次記憶部と2次記憶部の2段階で記憶できるようにし、1次記憶部は長期間使用後もシリアルに書き込みおよび読み出しができるようにしたので、ディスク装置を長期間使用してもシーク時間が余分に必要にならないようにすることができる。
【0092】
また、本発明の情報処理システムでは、1次記憶部に、受信した情報を書き込み制御情報に関係なく、シリアルにトラックに書き込んでいき、1個のトラックを全て書き込んだ場合には、ヘッドの移動距離が最も少ない隣接するトラックに移動して、シリアルに書き込みを続けるので、ディスク装置に可能な最短時間での書き込みが可能になる。
【0093】
また、本発明の情報処理システムでは、情報記録システムの使用を長期間続けた後でも1次記憶部はシリアルに書き込みを続けるため、ディスク装置に可能な最短時間での書き込みが使用初期に限らずいつでも可能になる。
【0094】
また、先読み設定機能を有する本発明の情報処理システムでは、2次記憶部から情報を読み出す場合でも、先読みされた情報は、シリアルに書き込まれている1次記憶部から読み出すことができるので、全ての情報を2次記憶部から読み出す場合よりも早く読み出すことが可能となる。
【0095】
また、本発明の情報記録システムでは、書き込み要求による処理あるいは読み出し要求による処理を実施していない空き時間を利用して、1次記憶部から2次記憶部への書き込み情報の転送を実施するので、長期間使用した後でも1次記憶部には、受信した情報をシリアルに書き込むことが可能となる。
【0096】
また、2次記憶部に複数のディスク装置を設けた本発明の情報処理システムでは、RAIDの構成として複数のディスク装置を順次循環的に使用することで、RAIDの構成が本来有している書き込み時間や読み出し時間を短縮できることに加えて、1次記憶部から2次記憶部への未転送情報の転送時間を短縮することができる。
【0097】
また、1次記憶部に複数のディスク装置を設けた本発明の情報処理システムでは、ディスク装置を並列構成として複数のディスク装置を順次循環的に使用することで、情報の書き込みおよび読み出しの時間を短縮でき、大量の情報の書き込みや読み出しに対応できることに加えて、2次記憶部から先読みする場合に1次記憶部へ一旦先読み情報を転送させることで、先読み情報の読み出し時間をさらに短縮することができる。
【0098】
また、配置情報記憶部を揮発性の半導体素子で構成し、制御部に電源電圧の復旧時の復元処理を実施するプログラムを有する本発明では、電源電圧が事故等により突然に降下あるいは遮断し、配置情報記憶部の格納内容が紛失してしまっても、復旧させることができるので、配置情報記憶部に安価な揮発性の半導体素子を用いてコストダウンさせることができ、電源電圧が突然低下した場合でも配置情報記憶部の記憶内容を復旧させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の多次情報記録システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 ハードディスク装置のディスクとヘッド周辺の概略構成を示す図である。
【図3】 ディスク装置の磁気記録ディスクの記録面を示す図である。
【図4】 図1の1次記憶部のディスク装置の使用法一例を示す図である。
【図5】 本実施形態の情報記録システムに記録情報を書き込む場合のフローチャートである。
【図6】 本実施形態の情報記録システムから記録情報を読み出す場合のフローチャートである。
【図7】 本実施形態の情報記録システムで1次記憶部から2次記憶部に記録情報を転送して格納させる場合のフローチャートである。
【図8】 本発明の第2の実施形態の多次情報記録システムの構成を示すブロック図である。
【図9】 本発明の第3の実施形態の多次情報記録システムの構成を示すブロック図である。
【図10】 (a)、(b)は図3あるいは図4に示した各トラックの内容を示す図である。
【図11】 従来のディスク装置を使用した情報記録システムの概略の構成を示すブロック図である。
【図12】 不連続になったディスクの記録領域の一例を示す図である。
【符号の説明】
1,31,31a,31b 情報処理システム、 2 使用者側の装置、 11,41,41a,41b 制御部、 12 記憶部、 21,51,52,61〜64 ディスク装置、 42,42a 1次記憶部、 43,43a 2次記憶部、 44 配置情報記憶部、 71〜74 固定サイズのブロック、 80 ヘッダ部、 80a データ部、 81 2次記憶部識別子、 82 ファイル識別子、 83 オフセット・アドレス、 84 長さ情報、 85〜87 書き込みデータ、 88 未使用領域。

Claims (12)

  1. 1次記憶部として働く磁気ディスク装置及び2次記憶部として働く磁気ディスク装置を有し、書き込み制御情報及びデータを有する書き込み情報を受信する毎に、該受信した書き込み情報書き込み制御情報を無視して前記1次記憶部の同一記憶トラック中の隣接する記録領域に前記受信した書き込み情報を順次書き込み、1個の記憶トラックの記録領域を全て使用した場合には、内周側あるいは外周側に隣接する記憶トラックの記録領域に継続して書き込みを行い、前記1次記憶部が情報の書き込み要求又は読み出し要求による処理を行っていないときに、前記1次記憶部から前記書き込み情報を読出し、該書き込み情報書き込み制御情報に基づいて前記2次記憶部に書き込みを行う情報記録方法であって、
    (a)前記情報の書き込み要求を受信するステップと、
    (b)前記1次記憶部の残り容量が、受信した複数の書き込み情報の容量以下であるか否かを調べるステップと、
    (c)前記1次記憶部の残り容量が、前記受信した複数の書き込み情報の容量以下であることが判明したことに応答して、前記1次記憶部に、前記受信した書き込み情報と書き込み制御情報が重複し且つまだ前記2次記憶部に転送されていない重複する部分があるか否かを調べるステップと、
    (d)前記1次記憶部に、前記受信した書き込み情報と書き込み制御情報が重複し且つまだ前記2次記憶部に転送されていない重複する部分があることが判明したことに応答して、前記受信した複数の書き込み情報を、重複部分と未重複部分に分離するステップと、
    (e)前記受信した複数の書き込み情報のうち前記分離された重複部分を前記1次記憶部の前記重複する部分に上書きし、前記未重複部分を前記2次記憶部に書き込むステップとをこの順番で含む、情報記録方法。
  2. 前記重複部分を前記1次記憶部の前記重複する部分に上書きし、前記未重複部分を前記2次記憶部に書き込むステップの後に、前記書き込み要求の送信元に向けて書き込み終了を通知するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の情報記録方法。
  3. 前記1次記憶部の残り容量が、前記受信した複数の書き込み情報の容量以下でないことが判明したことに応答して、前記受信した書き込み情報を前記1次記憶部に格納されている前回の書き込み情報の末尾に続く記録領域から書き込むステップと、
    前記書き込み要求の送信元に向けて書き込み終了を通知するステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載の情報記録方法。
  4. 前記1次記憶部に、前記受信した書き込み情報と書き込み制御情報が重複し且つまだ前記2次記憶部に転送されていない重複する部分がないことが判明したことに応答して、前記受信した書き込み情報を前記2次記憶部に書き込むステップと、
    前記書き込み要求の送信元に向けて書き込み終了を通知するステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載の情報記録方法。
  5. 前記情報の読み出し要求を受信するステップと、
    読み出す情報が前記1次記憶部に存在するか否かを調べるステップと、
    読み出す情報が前記1次記憶部に存在することが判明したことに応答して、読み出し制御情報を無視して前記1次記憶部から情報を読出し、該読み出した情報を要求元に送付するステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載の情報記録方法。
  6. 読み出す情報が前記1次記憶部に存在しないことが判明したことに応答して、前記2次記憶部から情報を読出し、該読み出した情報を要求元に送付するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の情報記録方法。
  7. 1次記憶部として働く磁気ディスク装置及び2次記憶部として働く磁気ディスク装置を有し、書き込み制御情報及びデータを有する書き込み情報を受信する毎に、該受信した書き込み情報書き込み制御情報を無視して前記1次記憶部の同一記憶トラック中の隣接する記録領域に前記受信した書き込み情報を順次書き込み、1個の記憶トラックの記録領域を全て使用した場合には、内周側あるいは外周側に隣接する記憶トラックの記録領域に継続して書き込みを行い、前記1次記憶部が情報の書き込み要求又は読み出し要求による処理を行っていないときに、前記1次記憶部から前記書き込み情報を読出し、該書き込み情報書き込み制御情報に基づいて前記2次記憶部に書き込みを行う情報記録システムであって、
    (a)前記情報の書き込み要求を受信する手段と、
    (b)前記1次記憶部の残り容量が、受信した複数の書き込み情報の容量以下であるか否かを調べる手段と、
    (c)前記1次記憶部の残り容量が、前記受信した複数の書き込み情報の容量以下であることが判明したことに応答して、前記1次記憶部に、前記受信した書き込み情報と書き込み制御情報が重複し且つまだ前記2次記憶部に転送されていない重複する部分があるか否かを調べる手段と、
    (d)前記1次記憶部に、前記受信した書き込み情報と書き込み制御情報が重複し且つまだ前記2次記憶部に転送されていない重複する部分があることが判明したことに応答して、前記受信した複数の書き込み情報を、重複部分と未重複部分に分離する手段と、
    (e)前記受信した複数の書き込み情報のうち前記分離された重複部分を前記1次記憶部の前記重複する部分に上書きし、前記未重複部分を前記2次記憶部に書き込む手段とを含む、情報記録システム。
  8. 前記重複部分を前記1次記憶部の前記重複する部分に上書きし、前記未重複部分を前記2次記憶部に書き込んだ後に、前記書き込み要求の送信元に向けて書き込み終了を通知する手段を含むことを特徴とする請求項7に記載の情報記録システム。
  9. 前記1次記憶部の残り容量が、前記受信した複数の書き込み情報の容量以下でないことが判明したことに応答して、前記受信した書き込み情報を前記1次記憶部に格納されている前回の書き込み情報の末尾に続く記録領域から書き込む手段と、
    前記書き込み要求の送信元に向けて書き込み終了を通知する手段とを含むことを特徴とする請求項7に記載の情報記録システム。
  10. 前記1次記憶部に、前記受信した書き込み情報と書き込み制御情報が重複し且つまだ前記2次記憶部に転送されていない重複する部分がないことが判明したことに応答して、前記受信した書き込み情報を前記2次記憶部に書き込む手段と、
    前記書き込み要求の送信元に向けて書き込み終了を通知する手段とを含むことを特徴とする請求項7に記載の情報記録システム。
  11. 前記情報の読み出し要求を受信する手段と、
    読み出す情報が前記1次記憶部に存在するか否かを調べる手段と、
    前記読み出す情報が前記1次記憶部に存在することが判明したことに応答して、読み出し制御情報を無視して前記1次記憶部から情報を読出し、該読み出した情報を要求元に送付する手段とを含むことを特徴とする請求項7に記載の情報記録システム。
  12. 読み出す情報が前記1次記憶部に存在しないことが判明したことに応答して、前記2次記憶部から情報を読出し、該読み出した情報を要求元に送付する手段を含むことを特徴とする請求項7に記載の情報記録システム。
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