JP3897020B2 - メタクリル樹脂粒子の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、メタクリル樹脂粒子の製造方法に関する。
メチルメタクリレートを主成分とする単量体を水性媒体中に懸濁させた状態で重合させてメタクリル樹脂粒子を得る、いわゆる懸濁重合法は、メタクリル樹脂粒子の製造方法として広く用いられている方法である。懸濁重合による重合は通常、図1に示すような撹拌翼(1)を供えた重合容器(2)を用いて行なわれ、この重合容器(2)に単量体および水性媒体を導入し、場合によっては更に懸濁安定剤を導入して、攪拌翼(1)を回転させて、これら単量体および水性媒体(3)を撹拌翼(1)で撹拌することで、単量体を水性媒体中に懸濁させ、重合させている。
ここで、重合容器(2)としては、内径(D)が0.1m〜5m程度のものが一般的に使用される。また攪拌翼(1)としては通常、直径(d)が、重合容器の内径(D)に対して0.4倍〜0.8倍程度のものが用いられ、これ(1)をチップ速度(V)が4m/秒〜8m/秒程度となるように回転させたまま重合することによって、単量体および水性媒体(3)を攪拌することで、中心粒子径0.1〜0.5mm程度のメタクリル樹脂粒子が製造されている。高いチップ速度(V)で攪拌したり、懸濁安定剤の使用量を多くすると、得られるメタクリル樹脂粒子の粒子径は小さくなる。なお、チップ速度(V)〔m/秒〕は、攪拌翼の直径(D)〔m〕と回転数(n)〔秒-1〕とから式(1)
V = π × d × n (1)
により求められる。
しかし、より小さな粒子径、例えば50μm以下の粒子径のメタクリル樹脂粒子を得ようとして、チップ速度を大きくしたまま重合させたり、懸濁安定剤を大量に添加して重合させたのでは、生成したメタクリル樹脂粒子が激しく凝集してしまうという問題があった。
激しい凝集を招くことなく小粒子径の重合体粒子を製造する方法として、非特許文献1〔「乳化・分散プロセスの機能と応用技術」、(株)サイエンスフォーラム発行、1995年、第38頁〕には、ホモジナイザー、コロイドミルなどの乳化器により単量体を水性媒体中で1μm程度の微細な液滴として懸濁させたのち重合容器に移送し、重合開始剤を添加して重合させる方法が開示されているが、単量体および水性媒体の混合物は、懸濁したのちに重合容器に移送する必要があり、必ずしも効率的な製造方法ではない。
「乳化・分散プロセスの機能と応用技術」、(株)サイエンスフォーラム発行、1995年、第38頁
そこで本発明者は、激しい凝集を招くことなく、攪拌翼を備えた重合容器を用いて効率的に小粒子径のメタクリル樹脂粒子を製造し得る方法を開発するべく鋭意検討した結果、チップ速度が2.3m/秒以上となる条件で攪拌して単量体を懸濁させながら重合を開始したのち、重合率25%以下の間に所定の攪拌条件として攪拌しながら、重合を完結させれば、激しい凝集を招くことなく、小粒子径のメタクリル樹脂粒子を製造し得ることを見出し、本発明に至った。
すなわち本発明は、メチルメタクリレートを主成分とする単量体および水性媒体(3)を重合容器(2)内で攪拌翼(1)により攪拌し、前記単量体を水性媒体(3)中に懸濁させながら重合させて、メタクリル樹脂粒子を製造する方法であり、
式(1)
V = π × d × n (1)
〔式中、Vはチップ速度(単位はm/秒)を、dは攪拌翼の直径(単位はm)を、nは攪拌翼の回転数(単位は秒-1)をそれぞれ示す。〕
で示されるチップ速度(V)が2.3m/秒以上となるように攪拌しながら重合を開始させ、
次いで単量体の重合率が25%以下の間に、チップ速度(V)が式(2)
V ≦ 2.3 × D /10d × V0 (2)
〔式中、Dは重合容器の内径(m)を、V0は重合を開始させたときのチップ速度(単位はm/秒-1)をそれぞれ示し、dは攪拌翼の直径(単位はm)示す。〕
を満足する攪拌条件とし、
該攪拌条件で攪拌しながら重合を完結させることを特徴とするメタクリル樹脂粒子の製造方法を提供するものである。
図1および図2に、本発明の製造方法によるメタクリル樹脂粒子の製造に用いられる重合装置の一例を模式的に示す。図1は、重合装置の縦断面図であり、図2は、図1のA−A’断面における横断面図である。
本発明の製造方法によれば、別途に乳化器などを用いることなく、撹拌翼を備えた重合容器を用いて激しい凝集を招くことなく、効率よく、例えば50μm以下、好ましくは20μm以下という小粒子径のメタクリル樹脂粒子を製造することができる。
本発明の製造方法では、撹拌翼(1)を備えた重合容器(2)を用いて単量体を重合する。撹拌翼(1)としては、撹拌軸(11)に取り付けられたものが使用される。かかる攪拌翼(1)は撹拌軸(11)を回転軸として回転することで、重合容器(2)内の重合混合物(3)を撹拌する。撹拌翼(1)の形状は、重合中の重合混合物(3)を十分に撹拌できるものであればよく、タービン翼、ファウドラー翼、プロペラ翼などのような、通常の懸濁重合法に用いられる撹拌翼を用いることができる。かかる撹拌翼(1)は、撹拌軸(11)を電動モーター(図示せず)などによって回転させることで回転し、重合混合物(3)を撹拌する。攪拌翼(1)の直径(d)は通常、0.04m〜4mの範囲である。
重合容器(2)としては、例えば内面(2a)が円筒形状をしている円筒状重合容器を用いることができる。重合容器の内径(D)は通常0.1m〜5m程度であり、通常は、攪拌翼の径(d)が重合容器の内径(D)に対して0.4倍〜0.8倍程度となる範囲である。かかる重合容器(2)には、重合中の重合混合物(3)が十分に混合されるように、バッフル(4)が備えられていてもよい。バッフル(4)の形状は、板状、棒状のものを用いることができる。バッフルを備える場合、その数は重合容器の容積に応じて適宜選択され、1個であってもよいが、十分な混合のために通常は2個以上が備えられ、また8個以下であることが好ましい。図1および図2に示す重合装置では、板状のバッフル(4)が6個、重合容器の内面に沿って設けられている。
単量体としては、メチルメタクリレートを主成分とする単量体が用いられ、単量体の全量、即ち100質量%がメチルメタクリレートであってもよいし、例えば50質量%以上がメチルメタクリレートであり、50質量%以下がメチルメタクリレートと共重合しうる単量体であってもよい。共重合しうる単量体は、分子内に重合性炭素−炭素二重結合を1個有する単官能単量体であってもよいし、2個以上有する多官能単量体であってもよい。
単官能単量体としては、例えばメチルアクリレート、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、ラウリルアクリレート、ベンジルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート、ヒドロキシブチルアクリレートなどのアクリル酸エステル、
エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート、ブチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、ラウリルメタクリレート、ベンジルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、ヒドロキシブチルメタクリレートなどのメタクリル酸エステル、
アクリルアミド、アクリロニトリルなどの窒素含有アクリル系単量体、
メタクリルアミド、メタクリロにトリルなどの窒素含有メタクリル系単量体、
グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレートなどのエポキシ基含有単量体、
スチレン、α−メチルスチレンなどの芳香族ビニル単量体、
アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸などの不飽和カルボン酸、
無水マレイン酸、無水イタコン酸などの不飽和カルボン酸無水物などが挙げられる。
多官能単量体としては、例えばエチレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリプロピレングリコールジアクリレート、1,3−ブチレングリコールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、テトラメチロールメタントリアクリレート、テトラメチロールメタントリアクリレート、テトラメチロールメタンテトラアクリレートなどの多価アルコールのアクリル酸エステル、
エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、ポリプロピレングリコールジメタクリレート、1,3−ブチレングリコールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、テトラメチロールメタントリメタクリレート、テトラメチロールメタントリメタクリレート、テトラメチロールメタンテトラメタクリレートなどの多価アルコールのメタクリル酸エステル、
アリルメタクリレート、ジビニルベンゼン、ジアリルフタレートなどが挙げられる。
かかる単官能単量体および多官能単量体はそれぞれ単独で、または2種以上を組み合わせて用いられる。
水性媒体としては通常は、水が用いられるが、単量体を懸濁して重合できるのであれば、有機溶媒を含んでいてもよい。水性媒体の使用量は単量体の使用量に対して1質量倍以上であり、容積効率の点で通常は10質量倍以下、好ましくは5質量倍以下である。
水性溶媒には通常、懸濁安定剤が含有されている。懸濁安定剤としては、例えばポリメタクリル酸ナトリウム、メチルセルロース、ポリビニルアルコールなどの高分子分散剤、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムなどの陰イオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンミリスチルエーテルなどのノニオン性界面活性剤、炭酸ナトリウム、リン酸水素2ナトリウム、リン酸2水素ナトリウム、硫酸ナトリウムなどの無機塩などが挙げられる。かかる懸濁安定剤の使用量は水100質量部あたり通常0.005質量部〜5質量部の範囲である。懸濁安定剤は、重合開始前に加えてもよいし、重合開始後に加えてもよい。
本発明の製造方法では、先ず重合容器(2)内で撹拌翼(1)によって単量体および水性媒体を攪拌しながら重合を開始させる。具体的には重合容器(2)に単量体および水性媒体を投入し、撹拌翼(1)を回転させて、撹拌すればよい。撹拌は上記式(1)で示されるチップ速度(V)が2.3m/秒以上、通常は8m/秒以下、好ましくは5m/秒以下で行われる。攪拌により単量体は水性媒体中に懸濁する。
上記のチップ速度で攪拌しながら重合を開始させるには、通常の撹拌重合と同様に、単量体および水性媒体に重合開始剤を添加し、重合温度に加熱すればよい。重合開始剤としては、通常の懸濁重合法と同様に、例えば2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、ジメチル−2,2’−アゾビスイソブチレートなどのアゾ系重合開始剤、
ベンゾイルパーオキシド、ラウリルパーオキシドなどの過酸化物系重合開始剤などを用いることができる。かかる重合開始剤はそれぞれ単独で、または2種以上を組み合わせて用いられる。重合開始剤の使用量は単量体の使用量100質量部あたり通常は0.01質量部〜2質量部の範囲である。
重合温度は、用いる重合開始剤の種類などによって異なるが、通常は60℃〜120℃の範囲である。
重合は、予め重合温度未満の温度で重合開始剤を単量体および水性媒体と混合しておいた後、重合温度まで昇温してもよいし、重合温度で攪拌されている状態の単量体および水性媒体の混合物に重合開始剤を投入してもよい。
重合を開始することで、単量体が重合してメタクリル樹脂粒子が生成すると共に単量体が減少するが、本発明の製造方法では、用いた単量体のうち重合された単量体の量を示す重合率が25%以下の間に、チップ速度(V)が上記式(2)を満足する攪拌条件とする。ここで、上記式(2)は本発明者が経験的に求めたものである。また上記のように懸濁重合に用いられる重合容器(2)は通常、内径(D)が0.1m〜5m程度であり、攪拌翼(1)が径(d)が0.04m〜4m程度であるので、上記式(2)を満足するチップ速度(V)は通常、重合を開始させたときのチップ速度(V0)よりも小さい。
上記の攪拌条件とするのは、重合率が25%以下の間であればよく、重合が開始さえしていれば、重合開始直後であってもよい。攪拌条件の変更は、例えば攪拌翼の回転数(n)を低くすればよい。
攪拌条件を変更した後、この攪拌条件のまま攪拌しながら重合を完結させる。重合を完結させるには、そのまま重合温度を保って、攪拌下に重合を進行させればよい。
重合完了後、通常と同様に冷却し、固液分離することで、目的のメタクリル樹脂粒子を取り出すことができる。取り出されたメタクリル樹脂粒子は、水などで洗浄してもよい。
以下、実施例によって本発明をより詳細に説明するが、本発明は、かかる実施例によって限定されるものではない。
なお、重合中の重合率は、重合中の重合混合物から採取した試料を80℃で24時間乾燥させたときの重量変化から求めた。得られたメタクリル樹脂粒子中心粒子径(D50)は、メタクリル樹脂粒子を純水に分散させて、光散乱粒径測定装置〔Micro Track社製「FRA」〕を用いて測定し、メタクリル樹脂粒子が凝集している場合には、予め超音波を照射してから測定した。
実施例1
図1および図2に示すように、重合容器(2)として、内容積2dm3(2L)、内径(D)0.13mで円筒形状をした冷却器(図示せず)付きの容器を用いた。内部には、幅7mmで容器の内面(2a)に沿って底部(2b)から上方に至る板状のバッフル(4)を6個均等間隔で設けた。この重合容器(2)には、撹拌軸(11)に取り付けた撹拌翼(1)が備えられている。撹拌翼(1)としては、幅14mmの矩形状の平板を用い、図3に示すように撹拌軸(11)に対して45°の取付角度(θ)で取り付けたものを用いた。撹拌翼(1)の枚数は8枚とし、4枚ずつ2段で取り付けた。攪拌翼(1)の直径(d)は0.07mであった。また、2.3×D/10d(=α)は0.254である。
この重合容器(2)にイオン交換水946.9g、ポリメタクリル酸ナトリウム(懸濁安定剤)0.344g、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(懸濁安定剤)0.147g、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエーテル(懸濁安定剤)3.93gおよびヒドロキシポリプロピルセルロース0.079gを投入し、溶解させた。次いでメチルメタクリレート374.4g、メチルアクリレート(単官能単量体)15.7g、エチレングリコールジメタクリレート(多官能単量体)2.36g、ターピノレン(重合調整剤)0.059g、ラウロイルパーオキシド(重合開始剤)1.18gおよびベンゾイルパーオキシド0.52gを混合、溶解させた混合物を加え、流速0.2dm3/分の窒素ガス(5)流通下に、撹拌翼(1)を初期回転数(n0)685rpm(11.4秒-1)にて回転させて30分間撹拌した。このときのチップ速度(V0)は2.51m/秒である。このときの系内の単量体および水性媒体の混合物の界面張力は1.5×10-5/m、密度は0.98g/cm3であった。
その後、窒素ガス流通下、撹拌翼を同回転速度で回転させながら昇温し、重合を開始させた。内容物の温度が65℃となった時点で、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエーテル(懸濁安定剤)8.42gとイオン交換水25.25gとの混合物(溶液)を加え、さらに15分を経過した時点で撹拌翼(1)の回転数を減速した。減速後の回転数(n1)は150rpm(2.5秒-1)とした。このときのチップ速度(V1)は0.55m/秒であり、重合率は15.6%であった。
さらに3時間、窒素ガス流通下に同温度、同回転数で撹拌を続け、次いで窒素ガス流通下に同回転数で85℃に昇温し、同温度、同回転数を維持して重合を完結させた。重合直後の重合混合物中で、得られたメタクリル樹脂粒子は全く凝集しておらず、その中心粒子径(D50)は8.48μmであった。結果を第1表および第2表に示す。
実施例2
攪拌翼(1)として幅14mmの矩形状の平板を撹拌軸(11)に対して45°の取付角度(θ)で4枚ずつ2段で計8枚取り付けた、直径(d)0.06mのものを用い、初期回転数(n0)を800rpm(13.3秒-1)とし、減速後の回転数(n1)を190rpm(3.2秒-1)とした以外は実施例と同様に操作して、中心粒子径(D50)7.7μmのメタクリル樹脂粒子を得た。2.3×D/10d(=α)は0.260である。減速時の重合率は11.7%であった。重合直後の重合混合物中でメタクリル樹脂粒子は全く凝集していなかった。結果を第1表および第2表に示す。
比較例1
減速後の回転数を250rpm(4.2秒-1)とした以外は実施例2と同様に操作して、中心粒子径(D50)10.6μmのメタクリル樹脂粒子を得た。減速時の重合率は10.6%であった。重合直後の重合混合物中でメタクリル樹脂粒子のほとんどは凝集していた。結果を第1表および第2表に示す。
比較例2
初期回転数(n0)を700rpm(11.7秒-1)とした以外は実施例2と同様に操作して、中心粒子径(D50)14.3μmのメタクリル樹脂粒子を得た。減速時の重合率は13.6%であった。重合直後の重合混合物中でメタクリル樹脂粒子のほとんどは凝集していた。結果を第1表および第2表に示す。
実施例3
初期回転数(n0)を750rpm(12.5秒-1)とし、減速後の回転数(n1)を110rpm(1.8秒-1)とした以外は実施例2と同様に操作して、中心粒子径(D50)11.6μmのメタクリル樹脂粒子を得た。減速時の重合率は16.7%であった。重合直後の重合混合物中でメタクリル樹脂粒子は全く凝集していなかった。結果を第1表および第2表に示す。
実施例4
減速後の回転数(n1)を90rpm(1.5秒-1)とした以外は実施例3と同様に操作して、中心粒子径(D50)10μmのメタクリル樹脂粒子を得た。減速時の重合率は15.9%であった。重合直後の重合混合物中でメタクリル樹脂粒子は全く凝集していなかった。結果を第1表および第2表に示す。
比較例3
減速することなく初期回転数(n0)750rpmのまま重合を続けた以外は実施例3と同様に操作したところ、重合後の重合混合物中ではメタクリル樹脂粒子が激しく凝集していて、中心粒子径を測定することができなかった。結果を第1表および第2表に示す。
比較例4
内容物の温度が65℃となった時点で、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエーテル(懸濁安定剤)8.42gとイオン交換水25.25gとの混合物(溶液)を加え、さらに67分を経過した時点で撹拌翼(1)の回転数を減速した以外は実施例3と同様に操作したところ、重合後の重合混合物中ではメタクリル樹脂粒子が激しく凝集していて、中心粒子径を測定することができなかった。減速時の重合率は27.5%であった。結果を第1表および第2表に示す。
実施例5
減速後の回転数(n1)を50rpm(0.83秒-1)とした以外は実施例3と同様に操作して、中心粒子径(D50)9.9μmのメタクリル樹脂粒子を得た。減速時の重合率は14.9%であった。重合直後の重合混合物中でメタクリル樹脂粒子は一部が沈殿していた。結果を第1表および第2表に示す。







第 1 表
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
攪拌翼 重合容器 重合開始時
直径 内径 ─────────
d D α n00 α×V0
(m) (m) (秒-1) (m/秒)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
実施例1 0.07 0.13 0.254 11.4 2.51 0.638
────────────────────────────────────
実施例2 0.06 0.13 0.260 13.3 2.51 0.653
比較例1 0.06 0.13 0.260 13.3 2.51 0.653
比較例2 0.06 0.13 0.260 11.7 2.20 0.572
────────────────────────────────────
実施例3 0.06 0.13 0.260 12.5 2.36 0.614
実施例4 0.06 0.13 0.260 12.5 2.36 0.614
比較例3 0.06 0.13 0.260 12.5 2.36 0.614
比較例4 0.06 0.13 0.260 12.5 2.36 0.614
────────────────────────────────────
実施例5 0.06 0.13 0.260 12.5 2.36 0.614
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
α=2.3×D/10d〔Dは重合容器の内径(単位m)、dは攪拌翼の直径(単位m)〕
第 2 表
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
減速時 減速後 凝集 D50
重合率 ────────── 有無
11
(%) (秒-1) (m/秒) (μm)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
実施例1 15.6 2.5 0.55 無し 8.48
──────────────────────────────
実施例2 10.6 3.2 0.60 無し 7.70
比較例1 11.7 4.2 0.79 あり 10.6
比較例2 13.6 3.2 0.60 あり 14.3
──────────────────────────────
実施例3 16.7 3.2 0.60 無し 11.6
実施例4 15.9 1.5 0.28 無し 10.0
比較例3 − − − あり −
比較例4 27.5 3.2 0.60 あり −
──────────────────────────────
実施例5 14.9 0.83 0.16 無し 9.90
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
実施例2〜実施例5および比較例1〜比較例2について、重合開始時のチップ速度(V0)と減速後のチップ速度(V1)との関係を図4に示す。
実施例6
重合容器(2)として、内容積10L、内径(D)0.20mで密閉式の円筒形状の容器を用いた。内部には、幅10mmで容器の内面(2a)に沿って底部(2b)から上方に至る板状のバッフル(4)を6個均等間隔で設けた。この重合容器(2)には、撹拌軸(11)に取り付けた撹拌翼(1)が備えられている。撹拌翼(1)としては、幅22mmの矩形状の平板を用い、図3に示すように撹拌軸(11)に対して70°の角度(α)で取りつけたものを用いた。撹拌翼(1)の枚数は8枚とし、4枚ずつ2段で取り付けた。攪拌翼(1)の直径(d)は0.13mであった。2.3×D/10d(=α)は0.341である。
この重合容器(2)にイオン交換水5161.26g、ポリメタクリル酸ナトリウム(懸濁安定剤)1.88g、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(懸濁安定剤)0.81g、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエーテル(懸濁安定剤)21.43gおよびヒドロキシポリプロピルセルロース0.43gを投入し、溶解させた。次いでメチルメタクリレート2033g、メチルアクリレート(単官能単量体)85.7g、エチレングリコールジメタクリレート(多官能単量体)12.9g、ターピノレン(重合調整剤)0.32g、ラウロイルパーオキシド(重合開始剤)6.4gおよびベンゾイルパーオキシド2.1gを混合、溶解させた混合物を加え、内部を窒素ガス(5)で置換した後、密閉して、撹拌翼(1)を初期回転数(n0)453rpm(7.55秒-1)にて回転させて30分間撹拌した。このときのチップ速度(V0)は3.08m/秒である。
その後、撹拌翼を同回転速度で回転させながら昇温し、重合を開始させた。内容物の温度が65℃となった時点で、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエーテル(懸濁安定剤)42.85gとイオン交換水128.55gとの混合物(溶液)を加え、さらに15分を経過した時点で撹拌翼(1)の回転数を減速した。減速後の回転数(n1)は134rpm(2.23秒-1)とした。このときのチップ速度(V1)は0.91m/秒であった。このときの重合率は約15%である。
さらに3時間、同温度、同回転数で撹拌を続け、次いで同回転数で85℃に昇温し、同温度、同回転数を維持して重合を完結させた。重合直後の重合混合物中で、得られたメタクリル樹脂粒子は全く凝集しておらず、その中心粒子径(D50)は12.7μmであった。結果を第3表および第4表に示す。
実施例7
重合容器(2)として、内容積200L、内径(D)0.55mの円筒形状の容器を用いた。内部には、幅50mmで容器の内面(2a)に沿って底部(2b)から上方に至る板状のバッフル(4)を6個均等間隔で設けた。この重合容器(2)には、撹拌軸(11)に取り付けた撹拌翼(1)が備えられている。撹拌翼(1)としては、幅52mmの矩形状の平板を用い、図3に示すように撹拌軸(11)に対して70°の角度(α)で取りつけたものを用いた。撹拌翼(1)の枚数は16枚とし、8枚ずつ2段で取り付けた。攪拌翼(1)の直径(d)は0.25mであった。2.3×D/10d(=α)は0.711である。
この重合容器(2)にイオン交換水103261g、ポリメタクリル酸ナトリウム(懸濁安定剤)37.56g、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(懸濁安定剤)16g、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエーテル(懸濁安定剤)429gおよびヒドロキシポリプロピルセルロース8.58gを投入し、溶解させた。次いでメチルメタクリレート40700g、メチルアクリレート(単官能単量体)1710g、エチレングリコールジメタクリレート(多官能単量体)257g、ターピノレン(重合調整剤)6.4g、ラウロイルパーオキシド(重合開始剤)128.6gおよびベンゾイルパーオキシド42.9gを混合、溶解させた混合物を加え、内部を窒素ガス(5)で置換した後、密閉して、撹拌翼(1)を初期回転数(n0)253rpm(4.22秒-1)にて回転させて30分間撹拌した。このときのチップ速度(V0)は3.31m/秒である。
その後、窒素ガス流通下、撹拌翼を同回転速度で回転させながら昇温し、重合を開始させた。内容物の温度が65℃となった時点で、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエーテル(懸濁安定剤)857.5gとイオン交換水257.25gとの混合物(溶液)を加え、さらに15分を経過した時点で撹拌翼(1)の回転数を減速した。減速後の回転数(n1)は124rpm(2.07秒-1)とした。このときのチップ速度(V1)は1.62m/秒であった。このときの重合率は約15%である。
さらに3時間、同温度、同回転数で撹拌を続け、次いで同回転数で85℃に昇温し、同温度同回転数を維持して重合を完結させた。重合直後の重合混合物中で、得られたメタクリル樹脂粒子は全く凝集しておらず、その中心粒子径(D50)は13.6μmであった。結果を第3表および第4表に示す。
実施例8
重合容器(2)として、内容積1000L、内径(D)1.05mの円筒形状の容器を用いた。内部には、幅110mmで容器の内面(2a)に沿って底部(2b)から上方に至る板状のバッフル(4)を6個均等間隔で設けた。この重合容器(2)には、撹拌軸(11)に取り付けた撹拌翼(1)が備えられている。撹拌翼(1)としては、幅120mmの矩形状の平板を用い、図3に示すように撹拌軸(11)に対して70°の角度(α)で取りつけたものを用いた。撹拌翼(1)の枚数は16枚とし、8枚ずつ2段で取り付けた。攪拌翼(1)の直径(d)は0.5mであった。2.3×D/10d(=α)は0.764である。
この重合容器(2)にイオン交換水516098g、ポリメタクリル酸ナトリウム(懸濁安定剤)187.56g、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(懸濁安定剤)80.4g、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエーテル(懸濁安定剤)2143gおよびヒドロキシポリプロピルセルロース42.86gを投入し、溶解させた。次いでメチルメタクリレート203500g、メチルアクリレート(単官能単量体)8570g、エチレングリコールジメタクリレート(多官能単量体)1286g、ターピノレン(重合調整剤)32g、ラウロイルパーオキシド(重合開始剤)643gおよびベンゾイルパーオキシド214gを混合、溶解させた混合物を加え、、内部を窒素ガス(5)で置換した後、密閉して、撹拌翼(1)を初期回転数(n0)150rpm(2.50秒-1)にて回転させて30分間撹拌した。このときのチップ速度(V1)は3.93m/秒である。
その後、撹拌翼を同回転速度で回転させながら昇温し、重合を開始させた。内容物の温度が65℃となった時点で、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエーテル(懸濁安定剤)4285gとイオン交換水12855gとの混合物(溶液)を加え、さらに15分を経過した時点で撹拌翼(1)の回転数を減速した。減速後の回転数(n1)は68rpm(1.13秒-1)とした。このときのチップ速度(V1)は1.78m/秒であった。このときの重合率は約15%である。
さらに3時間、同温度、同回転数で撹拌を続け、次いで同回転数で85℃に昇温し、同温度同回転数を維持して重合を完結させた。重合直後の重合混合物中で、得られたメタクリル樹脂粒子は全く凝集しておらず、その中心粒子径(D50)は11.1μmであった。結果を第3表および第4表に示す。
実施例9
初期回転数(n0)を175rpm(2.92秒-1)とした以外は実施例8と同様に操作して、中心粒子径(D50)10.1μmのメタクリル樹脂粒子を得た。減速時の重合率は約15%である。重合直後の重合混合物中でメタクリル樹脂粒子の全く凝集していなかった。結果を第3表および第4表に示す。
実施例10
初期回転数(n0)を188rpm(3.13秒-1)とした以外は実施例8と同様に操作して、中心粒子径(D50)10.1μmのメタクリル樹脂粒子を得た。減速時の重合率は約15%である。重合直後の重合混合物中でメタクリル樹脂粒子の全く凝集していなかった。結果を第3表および第4表に示す。
第 3 表
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
攪拌翼 重合容器 重合開始時
直径 内径 ─────────
d D α n00 α×V0
(m) (m) (秒-1) (m/秒)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
実施例6 0.13 0.20 0.341 7.55 3.08 1.05
実施例7 0.25 0.55 0.711 4.22 3.31 2.36
実施例8 0.50 1.05 0.764 2.50 3.93 3.00
実施例9 0.50 1.05 0.764 2.92 4.59 3.51
実施例10 0.50 1.05 0.764 3.13 4.92 3.76
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
α=2.3×D/10d〔Dは重合容器の内径(単位m)、dは攪拌翼の直径(単位m)〕
第 4 表
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
減速時 減速後 凝集 D50
重合率 ────────── 有無
11
(%) (秒-1) (m/秒) (μm)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
実施例6 15 2.23 0.91 無し 11.1
実施例7 15 2.07 1.62 無し 13.6
実施例8 15 1.13 1.78 無し 11.1
実施例9 15 1.13 1.78 無し 10.1
実施例10 15 1.13 1.78 無し 10.1
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本発明の製造方法によるメタクリル樹脂粒子の製造に用いられる重合装置の一例の縦断面図である。 図1のA−A’断面における横断面図である。 攪拌軸に対する攪拌翼の取り付け角度を示す模式図である。 実施例2〜実施例5(図中、黒丸で示す)および比較例1〜比較例2(図中、白丸で示す)について、重合開始時のチップ速度(V0)と減速後のチップ速度(V1)との関係を示す図である。
符号の説明
1:攪拌翼 11:撹拌軸 d:直径 θ:取付角度
2:重合容器 2a:内面 2b:底面 D:内径
3:単量体および水性媒体
4:バッフル
5:窒素ガス

Claims (1)

  1. メチルメタクリレートを主成分とする単量体および水性媒体を重合容器内で攪拌翼により攪拌し、前記単量体を水性媒体中に懸濁させながら重合させて、メタクリル樹脂粒子を製造する方法であり、
    式(1)
    V = π × d × n (1)
    〔式中、Vはチップ速度(単位はm/秒)を、dは攪拌翼の直径(単位はm)を、nは攪拌翼の回転数(単位は秒-1)をそれぞれ示す。〕
    で示されるチップ速度(V)が2.3m/秒以上となるように攪拌しながら重合を開始させ、
    次いで単量体の重合率が25%以下の間に、チップ速度(V)が式(2)
    V ≦ 2.3 × D /10d × V0 (2)
    〔式中、Dは重合容器の内径(単位はm)を、V0は重合を開始させたときのチップ速度(単位はm/秒)をそれぞれ示し、dは前記と同じ意味を示す。〕
    を満足する攪拌条件とし、
    該攪拌条件で攪拌しながら重合を完結させることを特徴とするメタクリル樹脂粒子の製造方法。
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