JP3896918B2 - 鉛蓄電池用極板製造装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉛合金シートよりなる長尺のストリップにレシプロ方式でエキスパンド加工を施しした後、活物質を充填して鉛蓄電池用極板を製造する鉛蓄電池用極板製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の鉛蓄電池用極板製造装置は、図3(A)(B)に示すようにして鉛蓄電池用極板の製造を行っていた。
【0003】
即ち、この鉛蓄電池用極板製造装置では、ストリップフィーダー1から鉛合金シートよりなる長尺のストリップ2を繰り出し、このストリップ2をエキスパンド加工手段3に送り込む。エキスパンド加工手段3は、ローラからなる送り手段4でストリップ2を送りつつ、該ストリップ2の幅方向の左右の部分をレシプロ方式でエキスパンド加工して連続したエキスパンド格子体5を製造する。このエキスパンド格子体5は次に耳部打ち抜き手段6に送り込まれ、幅方向の左右のエキスパンド格子体5で挟まれた中央の非展開部7を加工して耳部8を形成する。エキスパンド格子体5は、次に充填機9に送り込まれて連続したエキスパンド格子体5にペースト10が充填される。ペースト10が充填されたエキスパンド格子体5は、次にデバイダ11に送り込まれて切断され、極板12を製造する。製造された極板12は、次に乾燥機13に送り込まれて1次乾燥される。乾燥された極板12は、スタッカ14に送り込まれて積み重ねられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこのような鉛蓄電池用極板製造装置では、加工時に送出されるストリップ2の脈動によって、該ストリップ2が装置内の接触抵抗によって折れ曲がり、極板12の生産できなくなる問題点があった。特に、エキスパンド格子体5を軽量化するためにストリップ2を薄型化すると、折れ曲がりの問題が多発する問題点があった。
【0005】
本発明の目的は、ストリップの折れ曲がりを防止しつつ極板が製造できる鉛蓄電池用極板製造装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、鉛合金シートのストリップの幅方向の両側にレシプロ方式のエキスパンド加工手段でエキスパンド加工を施して連続したエキスパンド格子体を形成し、次にストリップの幅方向の中央の非展開部にレシプロ方式の耳部打ち抜き手段で耳部を打ち抜き、次に連続したエキスパンド格子体にペースト状活物質を充填し、ペースト状活物質を充填したエキスパンド格子体を切断して鉛蓄電池用極板を製造する鉛蓄電池用極板製造装置を対象とする。
【0007】
本発明に係る鉛蓄電池用極板製造装置では、耳部打ち抜き手段の後に、該耳部打ち抜き手段から送り出される連続したエキスパンド格子体の送り方向の脈動を吸収する緩衝手段が設けられていることを特徴とする。
【0008】
このように連続したエキスパンド格子体の送り方向の脈動を吸収する緩衝手段を設けると、送り方向の脈動が吸収され、ストリップの折れ曲がりを防止することができる。このため、ストリップが薄くなったり、柔らかくなってもエキスパンド加工が可能となる。
【0009】
この場合、緩衝手段は、連続したエキスパンド格子体の面に当接されるローラと、エキスパンド格子体の脈動が伝わるローラの振動を吸収するエアーシリンダと有することが好ましい。このようにエアーシリンダがあると、その作動によりエキスパンド格子体の脈動が伝わるローラの振動を吸収し、エキスパンド格子体の脈動を吸収することができる。
【0010】
また、エアーシリンダは、弾性ばねを介してローラに連結されていることが好ましい。このように弾性ばねが介在されていると、エアーシリンダの動作の遅れを弾性ばねの動作で吸収することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る鉛蓄電池用極板製造装置の実施の形態の一例を示す要部側面図である。
【0012】
本例の鉛蓄電池用極板製造装置では、幅方向の両側にエキスパンド格子体5を形成したストリップ2は材料送りロール15で耳部打ち抜き手段6に送り込まれ、該ストリップ2の幅方向の中央の非展開部に耳部8が打ち抜かれるようになっている。この耳部打ち抜き手段6の後に、該耳部打ち抜き手段6から送り出される連続したエキスパンド格子体5の送り方向の脈動を吸収する緩衝手段16が設けられている。この緩衝手段16は、連続したエキスパンド格子体5の上面に当接されるローラ17と、このローラ17を回転自在に支持するアーム18と、このアーム18を上下に揺動自在に支持する支点19と、エキスパンド格子体5の脈動が伝わるローラ17の振動をアーム18を介して吸収するエアーシリンダ20と、ローラ17の振動が伝わるアーム18とエアーシリンダ20との間に介在された弾性ばね21とを備えて構成されている。即ち、アーム18の中間に、弾性ばね21を介してエアーシリンダ20が連結されている。
【0013】
このように連続したエキスパンド格子体5の送り方向の脈動を吸収する緩衝手段16を設けると、エキスパンド加工時や耳部打ち抜き加工時の送り方向の脈動がエアーシリンダ20の作動で吸収され、ストリップ2の折れ曲がりを防止することができる。このため、ストリップ2が薄くなったり、柔らかくなってもエキスパンド加工が可能となる。このエアシリンダ20の応答速度には限界があるため、応答速度を上げるため、弾性ばね21を追加し、脈動緩衝効果を高めた。
【0014】
図2は従来装置と本発明装置で、ストリップ2の厚さを変えた場合、運転可能速度がどのように推移するかを示した比較図である。従来装置はストリップ2の厚さが0.8 mmよりも薄くなると、急激に運転可能速度が低下する。本発明装置では、ストリップ2の厚さが0.6 mmまで薄くなっても、高速で運転することが可能であることが判った。
【0015】
なお、ローラ17は、アーム18を省略して、該ローラ17の中心軸に弾性ばね21を介してエアーシリンダ20を連結することもできる。
【0016】
【発明の効果】
本発明に係る鉛蓄電池用極板製造装置では、耳部打ち抜き手段の後に、該耳部打ち抜き手段から送り出される連続したエキスパンド格子体の送り方向の脈動を吸収する緩衝手段が設けられているので、エキスパンド格子体の送り方向の脈動が吸収され、ストリップまたはエキスパンド格子体の折れ曲がりを防止することができる。このため、ストリップが薄くなったり、柔らかくなってもエキスパンド加工を行うことができる。
【0017】
この場合、緩衝手段が、連続したエキスパンド格子体の面に当接されるローラと、エキスパンド格子体の脈動が伝わるローラの振動を吸収するエアーシリンダと有して構成されていると、エアーシリンダの作動によりエキスパンド格子体の脈動が伝わるローラの振動を吸収し、エキスパンド格子体の脈動を吸収することができる。
【0018】
また、エアーシリンダが、弾性ばねを介してローラに連結されていると、エアーシリンダの動作の遅れを弾性ばねの動作で吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鉛蓄電池用極板製造装置の実施の形態の一例を示す要部側面図である。
【図2】従来装置と本発明装置で、ストリップの厚さを変えた場合の運転可能速度の推移を示す比較図である。
【図3】(A)は従来の鉛蓄電池用極板製造装置の側面図、(B)は(A)に示す装置で加工されるストリップの推移を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ストリップフィーダー
2 ストリップ
3 エキスパンド加工手段
4 送り手段
5 エキスパンド格子体
6 耳部打ち抜き手段
7 非展開部
8 耳部
9 充填機
10 ペースト
11 デバイダ
12 極板
13 乾燥機
14 スタッカ
15 材料送りロール
16 緩衝手段
17 ローラ
18 アーム
19 支点
20 エアーシリンダ
21 弾性ばね
Claims (3)
- 鉛合金シートのストリップの幅方向の両側にレシプロ方式のエキスパンド加工手段でエキスパンド加工を施して連続したエキスパンド格子体を形成し、次に前記ストリップの幅方向の中央の非展開部にレシプロ方式の耳部打ち抜き手段で耳部を打ち抜き、次に連続した前記エキスパンド格子体にペースト状活物質を充填し、前記ペースト状活物質を充填した前記エキスパンド格子体を切断して鉛蓄電池用極板を製造する鉛蓄電池用極板製造装置において、
前記耳部打ち抜き手段の後に、該耳部打ち抜き手段から送り出される連続した前記エキスパンド格子体の送り方向の脈動を吸収する緩衝手段が設けられていることを特徴とする鉛蓄電池用極板製造装置。 - 前記緩衝手段は、連続した前記エキスパンド格子体の面に当接されるローラと、前記エキスパンド格子体の脈動が伝わる前記ローラの振動を吸収するエアーシリンダと有することを特徴とする請求項1に記載の鉛蓄電池用極板製造装置。
- 前記エアーシリンダは弾性ばねを介して前記ローラに連結されていることを特徴とする請求項2に記載の鉛蓄電池用極板製造装置。
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