JP3896384B2 - 電気二重層キャパシタの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術】
本発明は、内部抵抗が低く、かつ電圧保持性を向上させた電気二重層キャパシタの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電気二重層キャパシタ(以下EDLCという)のセパレータとしては電解紙、ポリエチレン不織布、ポリプロピレン不織布、ポリエステル不織布、クラフト紙、マニラ麻シート、ガラス繊維シートが知られている(特開平1−283811号公報、特開平1−304719号公報等)。セパレータの役割は、分極性電極間を電気的に絶縁する一方、充放電に伴って起きる電解液中のイオンの移動を円滑化することにある。
【0003】
そして、最近では大電流充放電用のEDLCが注目されている。ところが、上記した公知のセパレータでは電解液の吸液性と保液性が低かった。その結果イオン伝導性が低くなって内部抵抗が大きくなりがちであった。そのため、EDLCの大きな特性の一つである瞬時の大電流放電を行うと電圧降下が大きく、実用的でなかった。
【0004】
一方、ガラス繊維シートを用いたセパレータは有機繊維に比べて一般には繊維径が細く、電解液に対する濡れ性に優れるため吸液性と保液性が高い。このようなガラス繊維シートのセパレータを用いると、イオン伝導性が大きいのでキャパシタの内部抵抗を低くできる。また、ガラス繊維は高温になっても合成繊維のように溶けないので、セパレータの融解による内部ショートが起こらないなどの利点を有する。
【0005】
しかしながら、ガラス繊維シートのセパレータを使用した場合には、原因は必ずしも明らかではないが、場合により、局所的な電極間のショートを引き起こすことがあった。このような微少なショート状態に陥ったEDLCは電圧保持性が低く、このようなEDLCを数十個直列に接続して充放電すると、EDLC間の電圧のばらつきが生じる。このような場合、いずれかのEDLCに耐電圧以上の過大な電圧が印加される状態となってしまい、重大な性能劣化を引き起こす。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、従来技術における上記問題点を解消しようとするものであり、内部抵抗が低く、かつ電圧保持性が大きいと同時に使用中にショートを起こさず長期にわたって安定的に作動するEDLCの製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載された発明は、電気二重層キャパシタの製造方法であって、繊維径1μm以下のガラス繊維を2〜45重量%含み、平均繊維径が0.5〜5μmであり、かつ最大繊維径が10μm以下であるガラス繊維シートを、電解液に対し不溶性の樹脂の溶液又は分散液に浸した後、乾燥させて結着させ、得られたシートをセパレータとして、一対の分極性電極の間に配置して素子とし、該素子に電解液を含浸させることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載された発明は、請求項1記載のEDLCの製造方法において、前記電解液に対し不溶性の樹脂が、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、テトラフルオロエチレンとパーフルオロアルキルビニルエーテルとの共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリビニルアルコール及びエチレンプロピレンジエンモノマー共重合体からなる群の中から選ばれた一種以上であることを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載された発明は、請求項1又は2記載のEDLCの製造方法において、前記ガラス繊維シートが、目付量10〜50g/m2 、空孔率70〜90%及び厚み30〜200μmを有することを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載された発明は、請求項1〜3のいずれかに記載のEDLCの製造方法において、前記ガラス繊維シートがガラス短繊維の抄造紙であることを特徴とする。
請求項5に記載された発明は、請求項1〜4のいずれかに記載のEDLCの製造方法において、前記セパレータには前記電解液に対し不溶性の樹脂が0.1〜50重量%含有されることを特徴とする。
【補正の内容】
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明にかかるEDLCは、一対の分極性電極の間にセパレータを配置した素子に電解液を含浸させてなるものである。分極性電極は、陽極、陰極とも従来用いられているものを採用することができる。すなわち、例えば活性炭、カーボンブラック及びバインダーからなるシート状の分極性電極を用いることができる。
【0012】
セパレータとしては、ガラス繊維シートを、電解液に不溶の樹脂で結着せしめたシートを用いる。ガラス繊維シートを構成するガラス繊維の繊維径は、通常10μm以下であるが、保液性の面から1μm以下のものを2〜45重量%含むガラス繊維シートを用いる。繊維径が大きいと抵抗が大きくなり、EDLCの特徴である高出力が保たれなくなる。ガラス繊維の平均繊維径としては、好ましくは0.5〜5μmが適当である。
【0013】
ガラス繊維シートの目付量は、通常200g/m2 以下であるが、内部抵抗を小さくするため好ましくは10〜50g/m2 のものが好ましい。50g/m2 より目付量が大きいとEDLCの内部抵抗が大きくなり、高出力が得られなくなる。
【0014】
セパレータの厚さは、通常1mm以下であるが、EDLCの内部抵抗を小さくするため好ましくは30〜200μmのものが好ましい。厚みが大きくなるとEDLCの内部抵抗が大きくなり、高出力が得られなくなる。空孔率は、好ましくは70〜90%が好ましい。
本発明で使用されるガラス繊維シートは、好ましくは既知の抄造法で製造される抄造紙が好ましい。ガラス繊維は、火災法、遠心法などで製造された比較的長さの短いガラス短繊維が使用される。ガラス繊維は、通常水溶液に必要に応じてバインダーを添加して分散させた状態で抄造紙に供給され、抄造される。
【0015】
EDLCに用いられる電解液には水系と、有機電解液などの非水系電解液とがあるが、耐電圧は前者で約0.8V、後者で約2.5Vである。EDLCの静電エネルギーは耐電圧の二乗に比例するので、水系と非水系電解液を比較すると後者の方が約9倍エネルギ密度を大きくでき、非水系電解液の使用が有利である。
【0016】
非水系電解液に使用される電解質としては、リチウム、ナトリウムなどのアルカリ金属カチオンやアルカリ土類カチオン、又はR1 R2 R3 R4 N+ 、R1 R2 R3 R4 P+ (R1 、R2 、R3 、R4 はCn H2n+1で表わされるアルキル基又はアリル基、R1 、R2 、R3 、R4 は同じであっても異なってもよい)などの第4級オニウムカチオンと、BF4 - 、PF6 - 、Cl- 、CF3 SO3 - 、AsF6 - 、N(SO2 CF3 )2 - 、NO3 - 、Br- 、SO4 2- 、ClO4 - 等のアニオンとの塩が好ましい。
【0017】
また、非水系電解液に使用される有機溶媒としては、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネートなどの環状カーボネート、ジメチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、ジエチルカーボネートなどの直鎖状カーボネート、スルホランもしくはスルホラン誘導体又はこれらの二種以上の混合溶媒が好適である。
【0018】
セパレータであるガラス繊維シートを電解液に不溶性の樹脂で結着せしめるのに使用される樹脂としては、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、テトラフルオロエチレンとパーフルオロアルキルビニルエーテルとの共重合体などのフッ素含有樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂又はエチレンプロピレンジエンモノマー共重合体樹脂が好適である。
【0019】
ガラス繊維シートに電解液に不溶性の樹脂を結着せしめる場合、上記樹脂のうちポリテトラエチレンなどの一般的に溶媒に難溶性の樹脂は、水又はアルコールに分散させる。そして、このようにして調製した分散液にガラス繊維シートを浸し、その後に乾燥させて水又はアルコールを蒸発させる。これによって、ガラス繊維シートは樹脂を含有し、粘着される。上記電解液に不溶性の樹脂のうちポリフッ化ビニリデンなど、一般的に溶媒に可溶性の樹脂は、例えばN−メチルピロリドンなどの溶媒に0.1〜12重量%溶かし、樹脂の溶液を調製する。この溶液にガラス繊維シートを浸し、その後に乾燥させて溶媒を蒸発させる。これによって、ガラス繊維シートを、樹脂により結着させることができる。ガラス繊維シートが、電解液に不溶性の樹脂により結着されるメカニズムは、ガラス繊維シートを構成するガラス繊維に樹脂が絡みつき、繊維と繊維の間を架橋したり、かつ、または繊維を覆うといった現象に基づくものと推定される。
【0020】
こうして得られるセパレータに含有される樹脂の量は好ましくは0.1〜50重量%である。樹脂の量が少ないとガラス繊維が結着されず、多過ぎると内部抵抗が高くなってしまう。なかでも樹脂の含有量は、0.5〜40重量%が特に好ましい。
【0021】
【実施例】
つぎに、実施例と比較例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれら実施例により限定されるものではない。
【0022】
実施例1
実施例1(以下の実施例2から8及び比較例1、2も同様)は、図1に示す試験用EDLCセルを用いて行った。このEDLCセルでは、一対の分極性電極1、1′の間にセパレータ2を配置している。さらに、分極性電極1、1′を挟持板3、3′で挟持することによって素子を構成し、この素子をEDLCセル本体5内の電解液4に浸している。
なお、実施例1から8はこのような試験用EDLCセルについて行ったが、本発明はこのような試験用EDLCセルに限定されず、種々の形態のEDLCについて広く適用することができる。
【0023】
本実施例1では、セパレータ2のガラス繊維シートとして、ガラス短繊維の抄造紙を用いた。かかる、ガラス短繊維抄造紙は、SiO2 65重量%:Na2 O16重量%、B2 O3 6重量%、CaO6重量%、Al2 O3 4重量%、MgO3重量%の組成を有するガラスを火災吹飛ばし法で繊維化した短繊維を、水中に分散させ、抄造法で抄紙したものである。このガラス繊維シートは、繊維径1μm以下のガラス繊維が4重量%、平均繊維径約1μm、最大繊維径5μm、厚さ約160μm、目付量30g/m2 、空孔率77%であった。このガラス繊維シートをポリフッ化ビニリデンが0.1重量%のN−メチルピロリドン溶液に5秒間浸し、その後160℃で1時間乾燥させた。これによって、ポリフッ化ビニリデン樹脂で結着したガラス繊維シート(厚さ165μm、樹脂量1.5重量%)のセパレータを得た。分極性電極は陽極、陰極とも活性炭80重量%、カーボンブラック10重量%、ポリテトラフルオロエチレン10重量%の組成のシート成形電極(活性炭の比表面積1500m2 /g、電極面積24cm2 、電極厚さ0.4mm)を用いた。電解液としてプロピレンカーボネートに1.0モル/リットルのテトラエチルアンモニウムテトラフルオロボレートを溶解した溶液を用いた。このEDLCセルの等価直列抵抗(ESR)と、2.5Vに30分かけて充電後、開回路にして50時間後の電圧とを測定した。
【0024】
実施例2
本実施例2では、ガラス繊維シートとして、実施例1と同じガラス短繊維の抄造紙を用いた。このガラス繊維シートをポリフッ化ビニリデンが1wt%のN−メチルピロリドン溶液に5秒間浸し、その後160℃で1時間乾燥させた。これによって、ポリフッ化ビニリデン樹脂で強化したガラス繊維シート(厚さ165μm、樹脂量12.3重量%)のセパレータを得た。本実施例の分極性電極及び電解液は、実施例1と同様のものを使用した。そして、実施例1と同様の測定を行った。
【0025】
実施例3
本実施例3では、ガラス繊維シートとして、実施例1と同じガラス短繊維の抄造紙を用いた。このガラス繊維シートをポリフッ化ビニリデンが5重量%のN−メチルピロリドン溶液に5秒間浸し、その後160℃で1時間乾燥させた。これによって、ポリフッ化ビニリデン樹脂で強化したガラス繊維シート(厚さ165μm、樹脂量38.9重量%)のセパレータを得た。本実施例の分極性電極及び電解液は、実施例1と同様のものを使用した。そして、実施例1と同様の測定を行った。
【0026】
実施例4
本実施例4では、ガラス繊維シートとして、実施例1と同じガラス短繊維の抄造紙を用いた。このガラス繊維シートをポリフッ化ビニリデンが10重量%のN−メチルピロリドン溶液に5秒間浸し、その後160℃で1時間乾燥させた。これによって、ポリフッ化ビニリデン樹脂で強化したガラス繊維シート(厚さ165μm、樹脂量48.6重量%)のセパレータを得た。本実施例の分極性電極及び電解液は、実施例1と同様のものを使用した。そして、実施例1と同様の測定を行った。
【0027】
実施例5
本実施例5では、ガラス繊維シートとして、実施例1と同じガラス短繊維の抄造紙を用いた。このガラス繊維シートをポリテトラフルオロエチレンが水に0.1重量%分散した分散液に5秒間浸し、その後120℃で1時間乾燥させた。これによって、ポリテトラフルオロエチレンで強化したガラス繊維シート(厚さ160μm、樹脂量1.8重量%)のセパレータを得た。本実施例の分極性電極及び電解液は、実施例1と同様のものを使用した。そして、実施例1と同様の測定を行った。
【0028】
実施例6
本実施例6では、ガラス繊維シートとして、実施例1と同じガラス短繊維の抄造紙を用いた。このガラス繊維シートをポリテトラフルオロエチレンが水に1重量%分散した分散液に5秒間浸し、その後120℃で1時間乾燥させた。これによって、ポリテトラフルオロエチレンで強化したガラス繊維シート(厚さ160μm、樹脂量8.6重量%)のセパレータを得た。本実施例の分極性電極及び電解液は、実施例1と同様のものを使用した。そして、実施例1と同様の測定を行った。
【0029】
実施例7
本実施例7では、ガラス繊維シートとして、実施例1と同じガラス短繊維の抄造紙を用いた。このガラス繊維シートをポリテトラフルオロエチレンが水に5重量%分散した分散液に5秒間浸し、その後120℃で1時間乾燥させた。これによって、ポリテトラフルオロエチレンで強化したガラス繊維シート(厚さ160μm、樹脂量29.7重量%)のセパレータを得た。本実施例の分極性電極及び電解液は、実施例1と同様のものを使用した。そして、実施例1と同様の測定を行った。
【0030】
実施例8
本実施例7では、ガラス繊維シートとして、実施例1と同じガラス短繊維の抄造紙を用いた。このガラス繊維シートをポリテトラフルオロエチレンが水に10重量%分散した分散液に5秒間浸し、その後120℃で1時間乾燥させた。これによって、ポリテトラフルオロエチレンで強化したガラス繊維シート(厚さ160μm、樹脂量47.2重量%)のセパレータを得た。本実施例の分極性電極及び電解液は、実施例1と同様のものを使用した。そして、実施例1と同様の測定を行った。
【0031】
比較例1
本比較例1では、ガラス繊維シートとして、実施例1と同じガラス短繊維の抄造紙を使用したが、樹脂による結着をしないものを用いた。本比較例の分極性電極及び電解液は、実施例1と同様のものを使用した。そして、実施例1と同様の測定を行った。
【0032】
比較例2
本比較例2では、日本高度紙社製ポリプロピレン不織布(厚さ160μm、目付量52g/m2 )のセパレータを用いた。試験用EDLCセルの分極性電極及び電解液は、実施例1と同様のものを使用した。そして、実施例1と同様の測定を行った。
【0033】
実施例1から8及び比較例1、2のESRと、2.5Vに30分かけて充電後、開回路にして50時間後の電圧とを表1に示す。表1より内部抵抗及び電圧保持性の点で本発明にかかるEDLCが優れていることが了解される。
【0034】
【表1】
【0035】
【発明の効果】
上記から明らかなように、本発明によれば、内部抵抗が低く、電圧保持性及び作動安定性の向上したEDLCが提供される。本発明にかかるEDLCは、コイン型EDLCのような比較的小さなサイズから、放電容量が50〜20000F、又は放電電流が1A〜1000Aの超大容量、大電流向けのEDLCに好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例及び比較例で用いた試験用EDLCセルを概念的に示す斜視図である。
【符号の説明】
1 分極性電極
2 セパレータ
3 挟持板
4 電解液
5 EDLCセル本体
Claims (5)
- 繊維径1μm以下のガラス繊維を2〜45重量%含み、平均繊維径が0.5〜5μmであり、かつ最大繊維径が10μm以下であるガラス繊維シートを、電解液に対し不溶性の樹脂の溶液又は分散液に浸した後、乾燥させて結着させ、得られたシートをセパレータとして、一対の分極性電極の間に配置して素子とし、該素子に電解液を含浸させることを特徴とする電気二重層キャパシタの製造方法。
- 前記電解液に対し不溶性の樹脂が、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、テトラフルオロエチレンとパーフルオロアルキルビニルエーテルとの共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリビニルアルコール及びエチレンプロピレンジエンモノマー共重合体からなる群の中から選ばれた一種以上である請求項1に記載の電気二重層キャパシタの製造方法。
- 前記ガラス繊維シートが、目付量10〜50g/m2、空孔率70〜90%及び厚み30〜200μmを有する請求項1又は2に記載の電気二重層キャパシタの製造方法。
- 前記ガラス繊維シートが、ガラス短繊維の抄造紙である請求項1〜3のいずれかに記載の電気二重層キャパシタの製造方法。
- 前記セパレータには、前記電解液に対し不溶性の樹脂が0.1〜50重量%含有される請求項1〜4のいずれかに記載の電気二重層キャパシタの製造方法。
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