JP3895043B2 - カテーテル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カテーテル、特に造影剤を注入する造影用カテーテルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、冠動脈造影用カテーテルとしては、ジャドキンス(Judkins )型、アンプラッツ(Anplatz )型等のカテーテルが用いられている。
【0003】
冠動脈の造影の際は、カテーテルを大腿動脈よりセルジンガー法あるいはシース法により導入し、カテーテル内に挿通されるガイドワイヤの操作と共に適宜進退、回転の操作を行って血管の分岐を選択し、カテーテルの先端部を冠動脈(血管の分岐部)に引っ掛ける。そして、この状態で、カテーテルの基端側から造影剤を供給し、該造影剤をカテーテルの先端部の先端開口および側孔から噴出して、冠動脈を造影する。
【0004】
従来のカテーテルでは、その先端開口や側孔から噴出された造影剤は、初めは、血管内を血管長手方向に直線的に流れる。そして、この後、前記造影剤は、血液と混合されて血管内を流れる。
【0005】
しかしながら、前述した従来のカテーテルでは、造影剤が血管の内壁全域に行き渡らず、このため、造影時の映像が鮮明にならない(造影性が悪い)という問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このような問題を解決するには、例えば、造影剤の注入量を増加すればよいが、一旦注入された造影剤は、容易に体外へ排出されず、副作用を生じることがある。
【0007】
また、造影剤の注入量を増加すると、造影剤の噴出圧が増大し、その反力によりカテーテルの先端部が冠動脈から外れるおそれがある。
【0008】
なお、前述した問題は、冠動脈の造影に限らず、他の部位(例えば、腹部の血管等)の造影等においても同様である。
【0009】
本発明の目的は、造影剤等の液体を容易かつ確実に目的部位全体に行き渡らせることができるカテーテル、特に、少量の造影剤で、より適正な造影を行うことができる造影用カテーテルを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このような目的は、下記(1)〜(9)の本発明により達成される。
【0011】
(1) 可撓性を有し、先端部に周方向に沿って複数の側孔が形成された管状のカテーテル本体を有するカテーテルであって、
前記各側孔は、その中心線が、該中心線と平行で、かつ、前記側孔の近傍において前記カテーテル本体の軸線と交わる直線から、前記カテーテル本体の径方向に所定距離離間していることを特徴とするカテーテル。
【0012】
(2) 前記カテーテル本体の内径をxとしたとき、前記側孔の中心線と前記直線との間の径方向の離間距離Lは、x/4〜x/2である上記(1)に記載のカテーテル。
【0013】
(3) 前記側孔の横断面における面積は、0.008〜1.9mm2 である上記(1)または(2)に記載のカテーテル。
【0014】
(4) 前記複数の側孔は、周方向に等間隔で形成されている上記(1)ないし(3)のいずれかに記載のカテーテル。
【0015】
(5) 前記側孔は、前記カテーテル本体の長手方向に沿って複数形成されている上記(1)ないし(4)のいずれかに記載のカテーテル。
【0016】
(6) 前記側孔は、前記カテーテル本体の周方向に沿って複数形成され、かつ、前記カテーテル本体の長手方向に沿って複数形成されており、前記カテーテル本体の長手方向に延びる複数の列のうちの隣接する列同士の前記側孔が前記カテーテル本体の長手方向にずれている上記(1)ないし(3)のいずれかに記載のカテーテル。
【0017】
(7) 前記側孔の中心線は、前記側孔の内面側から外面側にかけて前記カテーテル本体の先端に向って傾斜している上記(1)ないし(6)のいずれかに記載のカテーテル。
【0018】
(8) 前記側孔の中心線と、前記カテーテル本体の軸線とのなす角θは、20〜60°である上記(7)に記載のカテーテル。
【0019】
(9) 前記カテーテルは、造影剤を注入する造影用カテーテルである上記(1)ないし(8)のいずれかに記載のカテーテル。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のカテーテルを添付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0022】
図1は、本発明のカテーテルを造影用カテーテルに適用した場合の第1実施例を示す側面図、図2は、図1中のA−A線での断面図(横断面図)、図3は、図2中のB−B線での断面図(縦断面図)、図4は、図1に示すカテーテルの側孔(先端部)を示す斜視図である。
【0023】
これらの図に示す造影用カテーテル(以下、単に「カテーテル」と言う)1は、左冠動脈に造影剤を注入する左冠動脈造影用カテーテルである。
【0024】
カテーテル1は、可撓性を有するカテーテル本体1aと、該カテーテル本体1aの基端部に装着されたハブ10とで構成されている。このハブ10は、例えば、造影剤や薬液等の液体を注入するのに用いられる。
【0025】
カテーテル本体1aの外径(直径)は、特に限定されないが、通常、2.7mm以下程度が好ましく、2.0mm以下程度がより好ましい。
【0026】
また、カテーテル本体1aの内径(直径)xは、特に限定されないが、通常、0.9〜1.8mm程度が好ましく、1.0〜1.5mm程度がより好ましい。
【0027】
カテーテル本体1aは、略直線状の本体部2と、本体部2の先端側に続く変形部3とで構成されている。この変形部3は、外力を付与しない状態(自然状態)で図1に示す形状に変形している。
【0028】
このカテーテル本体1aの構成材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体などのポリオレフィン、ポリアミド系樹脂(例えばナイロン11、ナイロン12、ナイロン6)、ポリエステル系ポリアミド系樹脂(例えば、DIC社製の商品名:グリラックス)、ポリエーテル系ポリアミド樹脂(例えば、アトケム社製の商品名:ペバックス)、ポリウレタン、ABS樹脂、AS樹脂、フッ素系樹脂(PFA、PTFE、ETFE等)、ポリイミド、形状記憶樹脂、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリウレタン系等の熱可塑性エラストマー、またはこれらを含むポリマーブレンド、ポリマーアロイ等のような各種合成樹脂が挙げられる。
【0029】
なお、カテーテル1の生体への挿入は、X線透視下でその位置を確認しつつ行うため、カテーテル本体1aを構成する材料中には、例えば硫酸バリウム、酸化ビスマス、タングステンのようなX線不透過材料を配合しておくことが好ましい。
【0030】
このようなカテーテル本体1aのほぼ中心部には、ルーメン13が形成されている。このルーメン13は、カテーテル本体1aの基端および先端へそれぞれ開放している。
【0031】
そして、カテーテル本体1aの先端部(変形部3)の外周には、複数(本実施例では、12個)の側孔5が形成されており、ルーメン13は、各側孔5へも連通している。
【0032】
カテーテル1を目的部位である左冠動脈へ挿入していく際には、このルーメン13内に、図示しない治療用カテーテルまたはガイドワイヤー16が挿入される。また、造影剤の注入時には、このルーメン13を介してルーメン13の先端開口4および各側孔5より目的部位へ造影剤を注入する。
【0033】
また、カテーテル本体1aの変形部3の先端部には、ソフトチップ30が設けられている。
【0034】
次に、側孔5について説明する。
なお、本明細書において説明する側孔5の形状、寸法、位置、角度等は、カテーテル本体1aを直線状に延ばした状態のものとする。また、各側孔5の形状、寸法、位置、角度等は、同一であるので、代表的に、1つの側孔5を説明する。
【0035】
図2に示すように、側孔5は、その中心線6が、該中心線6と平行で、かつ、側孔5の近傍においてカテーテル本体1aの軸線7と交わる直線8から、カテーテル本体1aの径方向(以下、単に「径方向」と言う)に所定距離離間するように形成されている。
【0036】
図6に示すように、側孔5が、その中心線6が直線8から径方向に離間するように形成されていると、側孔5から噴出された造影剤31は、血管41(図8および図9に示す目的部位である左冠動脈22)の内壁42に、該内壁42に対して所定角度傾斜して当たり、図6中反時計回りに旋回する。
【0037】
すなわち、血管41内に造影剤の旋回流が生じ、これにより、その造影剤が血管41の内壁42の全周、全域に行き渡る。
【0038】
カテーテル本体1aの内径(直径)をxとしたとき、側孔5の中心線6と直線8との間の径方向の離間距離Lは、x/4〜x/2程度であるのが好ましく、2x/7〜2x/5程度であるのがより好ましい。
【0039】
離間距離Lが前記上限を超えると、側孔5の加工の際、貫通してしまうことがあり、また、前記下限未満であると、造影剤の注入量が少ない場合等には、造影剤の旋回流が十分に形成されず、造影性が低下することがある。
【0040】
また、側孔5は、その中心線6が、内面側から外面側にかけて、カテーテル本体1aの先端(図3中右側)に向って所定角度傾斜するように形成されている。
【0041】
これにより、造影剤は、カテーテル1の先端開口4から噴出するとともに、その一部が側孔5から噴出するため、造影剤のジェットが弱まり、目的とする部位に流入させた造影剤の逆流が抑えられる一方、側孔5から出た造影剤はカテーテル1の先端方向に噴き出されるため、側孔5から出た造影剤も目的とする部位(血管分岐箇所等)に流入させることが可能となる。したがって、カテーテル1の基端側において高い圧力をかけて造影剤を目的とする部位に多量に流し込まなくても、カテーテル1の先端および側孔5の双方から十分な量の造影剤を注入でき、安定した造影性を得ることができる。また、造影剤が、側孔5から、先端側斜方(図3中矢印方向)に向って噴出されるので、造影剤の螺旋状の旋回流が生じ、造影剤が周方向のみならず、長手方向にも行き渡り、このため、より確実に、造影剤を血管41の内壁42の周方向および長手方向全域に行き渡らせることができる。
【0042】
側孔5の中心線6と、カテーテル本体1aの軸線7とのなす角をθとすると、θは、20〜60°程度であるのが好ましく、30〜45°程度であるのがより好ましい。
【0043】
θが前記上限を超えると、カテーテル先端部の目的血管部位への挿入長が短かすぎる場合に、側孔から出た造影剤が目的血管部位に十分に流れ込み難くなるおそれがあり、また前記下限を下回ると、カテーテル本体1aの材質、肉厚等によっては側孔5の形成方向がカテーテル本体1aの長手方向に近づきすぎるため側孔5の加工がしにくくなり、また造影剤の注入圧が低すぎる場合には、造影剤が側孔5から出にくくなるおそれがある。
【0044】
また、側孔5の幅(最大幅)aは、x/2以下であるのが好ましく、x/6〜x/3程度であるのがより好ましい(図2参照)。
【0045】
側孔5の横断面(中心線6に対して垂直な面)における面積は、0.008〜1.9mm2 程度であるのが好ましく、0.03〜0.9mm2 程度であるのがより好ましい。
【0046】
側孔5の横断面における面積が前記上限を超えると、側孔5から出た造影剤が血管内壁に当たる斜めの角度が小さくなり、旋回流が形成されにくくなる。また、前記下限未満であると、側孔5から出る造影剤量の比率が少なく、旋回流の効果が小さくなる。
【0047】
なお、本発明では、側孔5は、その横断面における面積が、中心線6の方向に一定であってもよく、また、異なっていてもよい。
【0048】
側孔5の横断面(中心線6に対して垂直な面)における形状は、本実施例では、楕円形である。
【0049】
なお、本発明では、側孔5の横断面における形状は、楕円に限定されず、この他、例えば、円形、半円、半楕円、矩形等であってもよい。
【0050】
図5は、図1に示すカテーテル1のカテーテル本体1aの展開図である。なお、図5中の上下方向は、カテーテル本体1aの周方向であり、図5中の左右方向は、カテーテル本体1aの長手方向である。
【0051】
図2、図3および図5に示すように、側孔5は、カテーテル本体1aの周方向(以下、単に「周方向」と言う)に沿って6個形成され、かつ、カテーテル本体1aの長手方向(以下、単に「長手方向」と言う)に沿って2個形成されている(合計で、12個形成されている)。
【0052】
この場合、図5に示すように、長手方向に延びる複数の列のうちの隣接する列同士の側孔5が長手方向にずれている。すなわち、長手方向に沿って2個形成された側孔5の列5aと5bの側孔5、列5bと5cの側孔5、列5cと5dの側孔5、列5dと5eの側孔5、列5eと5fの側孔5は、それぞれ、長手方向に所定距離離間している。
【0053】
隣接する列同士の側孔5を長手方向に所定距離離間させることにより、カテーテル本体1aの強度を確保しつつ、側孔5を均一に配置させることができる。
【0054】
なお、本実施例では、隣接する列同士の側孔5の長手方向の離間距離cは、前記列の側孔5の長手方向の間隔bの1/2とされているが、本発明では、前記離間距離cがb/2に限定されないことは言うまでもない。
【0055】
側孔5の長手方向の間隔bは、特に限定されないが、0.2〜5mm程度が好ましく、0.5〜2.5mm程度がより好ましい。
【0056】
また、側孔5は、周方向に等間隔(等角度間隔)、すなわち、60°間隔で形成されている。
【0057】
側孔5を周方向に等間隔で形成することにより、造影剤の旋回流をより確実に形成することができる。
【0058】
以上のようなカテーテル1において、側孔5の形成方法は、特に限定されず、機械加工により側孔5を形成することもできるが、側孔5の形成の容易性、形状、寸法精度に優れる点から、レーザ加工により形成するのが好ましい。そして、レーザ加工のうちでも、特に、発振波長が紫外領域にあるレーザによる加工が好ましく、用いるレーザとしてはエキシマレーザが好適である。
【0059】
エキシマレーザは、紫外域で高ピークパワーの短パルス発振を行うレーザであり、希ガス(Ar、Kr、Xe等)と、ハロゲン(F、Cl、Br等)との組み合わせにより、例えば波長193〜351nmで発振する。このようなエキシマレーザを用いることにより、加工性が優れ、変質、溶融、バリ、スス等の加工不良の発生もなく、小径の側孔5を容易に、高い寸法精度で形成することができる。
【0060】
カテーテル1の構成材料等を考慮すると、エキシマレーザのなかでも、特に、発振波長が248nm以下のものが好ましく、発振波長248nmのKrFエキシマレーザまたは発振波長193nmのArFエキシマレーザが好ましい。このような波長のものは、特に加工性が優れている。
【0061】
なお、加工用レーザ光源としては、波長変換技術を用いた発振波長が紫外領域の固体レーザを用いることができることはいうまでもない。
【0062】
次に、カテーテル1の使用方法について、治療用カテーテルとともに用いるガイディングカテーテルとして使用する場合を例に説明する。
【0063】
図7は、カテーテル1の使用方法を示す説明図である。
同図に示すように、セルジンガー法によりカテーテルイントロデューサー14を、例えば大腿動脈である動脈17に穿刺し、該カテーテルイントロデューサー14のシース15内に、ルーメン13内にガイドワイヤー16を挿入した状態のカテーテル1を挿入し、ガイドワイヤー16を先行させ、カテーテル本体1aの先端を、シース15の先端開口部151から動脈17内へ挿入する。
【0064】
次に、カテーテル1およびガイドワイヤー16を、図7中矢印方向に徐々に送り、上行大動脈に挿入していく。
【0065】
このとき、X線透視下で、カテーテル本体1aの先端が、血管の屈曲部を通過し、また血管の分岐部を適正に選択するように、カテーテル本体1aに対するガイドワイヤー16の出し入れ、カテーテル1の進退および回転を適宜組み合わせた操作を行う。
【0066】
左冠動脈への挿入操作の具体例を図8および図9等に基づいて説明する。図8および図9は、それぞれ、カテーテル1の使用方法を模式的に示す説明図である。
【0067】
図8に示すように、大動脈弓20を経て上行大動脈21内へ導入されたカテーテル1は、左心室25方向へ導入される。そのまま、カテーテル1を進めて挿入すると、カテーテル1のルーメン13内に挿入されたガイドワイヤー16の剛性によって、カテーテル本体1aの変形部3は、略直線状または円弧状に伸ばされ、その先端がバルサルバ洞24に接近する。
【0068】
その後、ガイドワイヤー16をルーメン13から引き抜くと、変形部3は、元の所定の変形状態(湾曲形状)に復帰する。この復元力により生じる反発力によって、図9に示すように、カテーテル1の先端が左冠動脈22の冠動脈口に向けられ、挿入される。このとき、左冠動脈22にカテーテル1の先端が挿入されていなければ、適宜カテーテル1の手元部に軽度の反時計回りの回転を与えることにより、カテーテル1の先端が左冠動脈22に容易に挿入される。
【0069】
以上のような操作により、カテーテル1の先端が左冠動脈22内に挿入された後は、ガイドワイヤー16をルーメン13から完全に抜去し、ハブ10の後方に装着されたYコネクター18に、図示しない造影剤注入器具のコネクタを接続し、造影剤を注入する。
【0070】
注入された造影剤は、Yコネクター18、ハブ10を経て、ルーメン13内を通り、先端開口4および側孔5からそれぞれ目的部位である左冠動脈22内に噴出される。この場合、図3に示すように、側孔5の中心線6が先端に向って傾斜しているので、造影剤は、側孔5から、先端側斜方(図3中矢印方向)に向って噴出される。
【0071】
図6に示すように、側孔5から噴出された造影剤31は、血管41(目的部位である左冠動脈22)の内壁42に、該内壁42に対して所定角度傾斜して当たり、図6中反時計回りに旋回する。すなわち、血管41(目的部位である左冠動脈22)内に造影剤の螺旋状の旋回流が生じる。
【0072】
この旋回流は、血管41(目的部位である左冠動脈22)の長手方向に対して消失しにくい性質を有しており、この造影剤の螺旋状の旋回流により、その造影剤が血管41(目的部位である左冠動脈22)の内壁42の周方向および長手方向全域に行き渡り、内壁42の全周をくまなくたどりながら末梢側に流れこむ。
【0073】
これにより、図9に示す左冠動脈22への挿入位置の確認および造影が可能となる。
【0074】
次に、コネクター18の後端部、ハブ10およびルーメン13を経由して、PTCAバルーンカテーテル等の治療用カテーテル(図示せず)を挿入する。
【0075】
以上説明したように、このカテーテル1によれば、側孔5の中心線6が直線8から径方向に離間距離L離間するように、該側孔5が配置されているので、造影剤の注入の際、血管41(目的部位である左冠動脈22)内に造影剤の旋回流が生じ、これにより、その造影剤が血管41の内壁42の全周、全域に行き渡る。
【0076】
これにより、血管41の内壁42の全域について造影時の映像が鮮明になる(造影性が良い)。
【0077】
特に、血管41内に造影剤の旋回流が生じるので、比較的少ない量の造影剤で、その造影剤を血管41の内壁42の全域に行き渡らせることができる。
【0078】
本来、造影剤は、生体機能を維持する上で不必要な物質であるため、生体のためには造影剤の注入量は少ない程よいが、このカテーテル1では、比較的少ない量の造影剤で、優れた造影性を得ることができる。
【0079】
また、比較的少ない量の造影剤で、優れた造影性を得ることができるので、側孔5からの造影剤の噴射圧を比較的低くすることができる。
【0080】
これにより、カテーテル1の先端が造影剤の噴射圧により暴れるのを防止または抑制することができ、カテーテル1の先端が左冠動脈22から離脱することが防止されるとともに、カテーテル1の先端が左冠動脈22内に過度に深く挿入されることもなく、患者の負担が軽減される。
【0081】
また、このカテーテル1では、側孔5の中心線6が内面側から外面側にかけて先端に向って傾斜しているので、造影剤は、側孔5から、先端側斜方(図3中矢印方向)に向って噴出され、これにより螺旋状の旋回流が形成される。このため、造影剤が周方向のみならず、長手方向にも行き渡り、より確実に、造影剤を血管41の内壁42の周方向および長手方向全域に行き渡らせることができ、より適正な造影を行うことができる。
【0082】
なお、本発明では、側孔5の形成個数は、12個に限定されず、11個以下または13個以上であってもよい。
【0083】
但し、側孔5の形成個数は、2〜100程度とするのが好ましく、4〜20程度とするのがより好ましい。
【0084】
側孔5の形成個数が前記上限を超えると、形成密度が大きい場合、側孔形成部分の強度不足を生じることがあり、また、前記下限未満であると、造影剤の旋回流の形成に不利である。
【0085】
また、本発明では、側孔5の長手方向の形成個数は、2個に限定されず、1個または3個以上でもよい。
【0086】
また、本発明では、側孔5の長手方向の間隔は、一定であってもよく、また、異なっていてもよい。
【0087】
また、本発明では、側孔5の周方向の形成個数は、6個に限定されず、5個以下または7個以上でもよい。
【0088】
また、本発明では、側孔5の周方向の間隔は、異なっていてもよい。
また、本発明では、長手方向に延びる複数の列のうちの隣接する列同士の側孔5が、長手方向に一致していてもよい(長手方向にずれていなくてもよい)。
【0089】
また、本発明では、各側孔5の中心線6と直線8との間の径方向の離間距離Lは、等しくてもよく、また、異なっていてもよい。
【0090】
また、本発明では、複数の側孔5のうちの少なくとも1つが、その中心線6がカテーテル本体1aの先端(図3中右側)に向って所定角度傾斜するように形成されていればよい。
【0091】
また、本発明では、各側孔5における角θは、等しくてもよく、また、異なっていてもよい。
【0092】
また、本発明では、各側孔5の長さaは、等しくてもよく、また、異なっていてもよい。
【0093】
また、本発明では、各側孔5の横断面における面積は、等しくてもよく、また、異なっていてもよい。
【0094】
次に、本発明のカテーテルの第2実施例を説明する。
図10は、本発明のカテーテルを造影用カテーテルに適用した場合の第2実施例を示す側面図、図11は、図10に示すカテーテルを示す縦断面図、図12は、図10に示すカテーテルの側孔(先端部)を示す斜視図である。なお、前述した第1実施例との共通点については、説明を省略し、主な相違点を説明する。
【0095】
これらの図に示す造影用カテーテル(以下、単に「カテーテル」と言う)1は、腹部の血管に造影剤を注入する腹部造影用カテーテルである。
【0096】
カテーテル1は、可撓性を有するカテーテル本体1aと、該カテーテル本体1aの基端部に装着された二方活栓11とで構成されている。この二方活栓11は、例えば、造影剤や薬液等の液体を注入するのに用いられる。
【0097】
カテーテル本体1aは、略直線状の本体部2と、本体部2の先端側に続く変形部3とで構成されている。この変形部3は、外力を付与しない状態(自然状態)で図10に示す形状に変形している。
【0098】
図11および図12に示すように、側孔5は、その中心線6がカテーテル本体1aの軸線7に対して垂直となるように形成されている。
【0099】
このカテーテル1でも前述した第1実施例のカテーテル1と同様の効果が得られる。
【0100】
なお、造影剤の代わりに薬液等を注入してもよく、この場合も旋回流となることで血管壁を良好にたどって治療効果を高めることができる。
【0101】
【実施例】
次に、本発明のカテーテルの具体的実施例について説明する。
【0102】
(実施例1)
図1〜図5に示す下記仕様のカテーテルを作製した。
【0103】
側孔の形成は、発振波長248nmのKrFエキシマレーザ(被加工物表面でのパワー密度0.5kW/cm2、1側孔当たり照射時間2.3sec )を用いてレーザ加工により行った。
【0104】
カテーテル本体の構成材料:ポリアミドエラストマーとポリウレタンとのポリマーアロイに、硫酸バリウム(X線不透過材料)を配合
【0105】
カテーテル本体の全長:1000mm
カテーテル本体の外径(平均値):1.4mm
カテーテル本体の内径(ルーメン径)(平均値)x:1.0mm
カテーテル本体の先端開口の直径:1.0mm
【0106】
側孔の横断面における形状:楕円形
側孔の横断面における面積:0.08mm2 (短軸の長さ:0.25mm、長軸の長さ:0.4mm)
側孔の中心線と直線8との離間距離L:0.30mm
側孔の中心線と軸線7とのなす角θ:60°
側孔5の幅a:0.25mm
側孔の配置:2個×6列(=12個)
最も先端側の側孔の位置:カテーテル本体の先端から2.5mmの位置
側孔の長手方向の間隔b:1.0mm
隣接する列同士の側孔の離間距離c:0.5mm
側孔の周方向の角度間隔:60°(等角度間隔)
【0107】
(比較例1)
側孔の中心線と直線8との離間距離Lを0とした他は、実施例1と同様のカテーテルを作製した。
【0108】
得られた実施例1および比較例1をそれぞれ下記のようにして評価した。
作製した各カテーテルを使用して、実験動物(豚)に対し、X線透視下で、常法に従い左冠動脈に造影剤(商品名:イオメロン350、エーザイ(株)製、ヨード量350mg/ml )7mlを100psi、フローレート2.0ml/secの圧力をかけて注入した。そして、左冠動脈の像を観察した。
【0109】
造影された左冠動脈全体の血管の末端までが実施例1の方が比較例1よりも太く鮮明に見えた。
【0110】
(実施例2)
図10〜図12に示す下記仕様のカテーテル(側孔の中心線がカテーテル本体の軸線に対して垂直)を作製した。
【0111】
側孔の形成は、発振波長248nmのKrFエキシマレーザ(被加工物表面でのパワー密度0.5kW/cm2、1側孔当たり照射時間2.3sec )を用いてレーザ加工により行った。
【0112】
カテーテル本体の構成材料:ポリアミドエラストマーとポリウレタンとのポリマーアロイに、硫酸バリウム(X線不透過材料)を配合
【0113】
カテーテル本体の全長:700mm
カテーテル本体の外径(平均値):1.4mm
カテーテル本体の内径(ルーメン径)(平均値)x:1.0mm
カテーテル本体の先端開口の直径:1.0mm
【0114】
側孔の横断面における形状:楕円形
側孔の横断面における面積:0.08mm2 (短軸の長さ:0.25mm、長軸の長さ:0.4mm)
側孔の中心線と直線8との離間距離L:0.30mm
側孔5の幅a:0.25mm
側孔の配置:2個×6列(=12個)
最も先端側の側孔の位置:カテーテル本体の先端から2.5mmの位置
側孔の長手方向の間隔b:1.0mm
隣接する列同士の側孔の離間距離c:0.5mm
側孔の周方向の角度間隔:60°(等角度間隔)
【0115】
(比較例2)
側孔の中心線と直線8との離間距離Lを0とした他は、実施例2と同様のカテーテルを作製した。
【0116】
得られた実施例2および比較例2をそれぞれ下記のようにして評価した。
作製した各カテーテルを使用して、実験動物(豚)に対し、X線透視下で、常法に従い、肝動脈に造影剤(商品名:イオメロン350、エーザイ(株)製、ヨード量350mg/ml )5mlを150psi、フローレート3.0ml/secの圧力をかけて注入した。そして肝動脈の像を観察した。
【0117】
造影された肝動脈全体の血管の末端部まで実施例2の方が比較例2よりも太く鮮明に見えた。
【0118】
以上、本発明のカテーテルを、図示の各実施例に基づいて説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。
【0119】
例えば、本発明では、前述した各実施例の特徴を適宜組み合わせてもよい。
また、本発明では、複数の側孔のうちの少なくとも1つが、その中心線6が直線8から径方向に所定距離離間していればよい。
【0120】
この場合、例えば、図5に示す列5a〜5fのうちの任意の列(1列以上)について、側孔5の中心線6を直線8から径方向に所定距離離間させてもよい。
【0121】
また、例えば、周方向に沿って複数形成されている側孔5の複数の行のうちの任意の行(1行以上)について、側孔5の中心線6を直線8から径方向に所定距離離間させてもよい。
【0122】
また、本発明のカテーテルは、左冠動脈造影用カテーテルや、腹部造影用カテーテルに限定されない。
【0123】
また、本発明のカテーテルは、造影剤を注入する造影用カテーテルに限定されない。例えば、抗ガン剤のような薬液の場合、管腔全域にムラなく薬効が得られる。特に、少ない薬液量でかかる効果が得られ、副作用を抑制することができる。
【0124】
また、本発明のカテーテルは、図示の形状(種類)のカテーテルに限定されない。
【0125】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のカテーテルによれば、造影剤等の液体を血管等の管腔(体腔)内に注入する際、管腔内に前記液体の旋回流が生じ、これにより、その液体が目的の管腔内の全域に行き渡る。
【0126】
そして、造影剤を注入する造影用カテーテルの場合には、造影剤を血管等の管腔(体腔)内に注入する際、管腔内に造影剤の旋回流が生じ、これにより、その造影剤が目的の管腔における内壁の全域に行き渡り、管腔の内壁全周をくまなくたどりながら末梢側へ流れこむ。
【0127】
これにより、目的の管腔における内壁の全域について造影時の映像が鮮明になる(造影性が良い)。
【0128】
特に、管腔内に造影剤の旋回流が生じるので、比較的少ない量の造影剤で、その造影剤を目的の管腔における内壁の全域に行き渡らせることができる。
【0129】
また、側孔がレーザ加工(特にエキシマレーザによるレーザ加工)により形成されたものである場合には、側孔の加工性が優れ、変質、溶融、バリ、スス等の加工不良の発生もなく、寸法精度が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカテーテルを造影用カテーテルに適用した場合の第1実施例を示す側面図である。
【図2】図1中のA−A線での断面図(横断面図)である。
【図3】図2中のB−B線での断面図(縦断面図)である。
【図4】図1に示すカテーテルの側孔(先端部)を示す斜視図である。
【図5】図1に示すカテーテルのカテーテル本体の展開図である。
【図6】図1に示すカテーテルにより造影剤を血管内に注入している状態を模式的に示す図である。
【図7】図1に示すカテーテルの使用方法を示す説明図である。
【図8】図1に示すカテーテルの使用方法を模式的に示す説明図である。
【図9】図1に示すカテーテルの使用方法を模式的に示す説明図である。
【図10】本発明のカテーテルを造影用カテーテルに適用した場合の第2実施例を示す側面図である。
【図11】図10に示すカテーテルを示す縦断面図である。
【図12】図10に示すカテーテルの側孔(先端部)を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 カテーテル
1a カテーテル本体
2 本体部
3 変形部
30 ソフトチップ
4 先端開口
5 側孔
5a〜5f 列
6 中心線
7 軸線
8 直線
10 ハブ
11 二方活栓
13 ルーメン
14 カテーテルイントロデューサー
15 シース
151 先端開口部
16 ガイドワイヤー
17 動脈
18 Yコネクター
20 大動脈弓
21 上行大動脈
22 左冠動脈
24 バルサルバ洞
25 左心室
31 造影剤
41 血管
42 内壁

Claims (9)

  1. 可撓性を有し、先端部に周方向に沿って複数の側孔が形成された管状のカテーテル本体を有するカテーテルであって、
    前記各側孔は、その中心線が、該中心線と平行で、かつ、前記側孔の近傍において前記カテーテル本体の軸線と交わる直線から、前記カテーテル本体の径方向に所定距離離間していることを特徴とするカテーテル。
  2. 前記カテーテル本体の内径をxとしたとき、前記側孔の中心線と前記直線との間の径方向の離間距離Lは、x/4〜x/2である請求項1に記載のカテーテル。
  3. 前記側孔の横断面における面積は、0.008〜1.9mm2である請求項1または2に記載のカテーテル。
  4. 前記複数の側孔は、周方向に等間隔で形成されている請求項1ないし3のいずれかに記載のカテーテル。
  5. 前記側孔は、前記カテーテル本体の長手方向に沿って複数形成されている請求項1ないし4のいずれかに記載のカテーテル。
  6. 前記側孔は、前記カテーテル本体の周方向に沿って複数形成され、かつ、前記カテーテル本体の長手方向に沿って複数形成されており、前記カテーテル本体の長手方向に延びる複数の列のうちの隣接する列同士の前記側孔が前記カテーテル本体の長手方向にずれている請求項1ないし3のいずれかに記載のカテーテル。
  7. 前記側孔の中心線は、前記側孔の内面側から外面側にかけて前記カテーテル本体の先端に向って傾斜している請求項1ないし6のいずれかに記載のカテーテル。
  8. 前記側孔の中心線と、前記カテーテル本体の軸線とのなす角θは、20〜60°である請求項7に記載のカテーテル。
  9. 前記カテーテルは、造影剤を注入する造影用カテーテルである請求項1ないし8のいずれかに記載のカテーテル。
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