JP3894441B2 - ハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置 - Google Patents

ハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,ハードディスクドライブのアクチュエータをロックまたはロック解除するハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に,ハードディスクドライブには,図1に示されたように,ベース10上に回転自在に設けられて所定の情報を記録及び再生するハードディスク20と,情報の記録及び再生のために磁気ヘッド50をハードディスク20上の所望のトラックに移送する磁気ヘッド移送装置とが設けられている(例えば,特許文献1;特開平7−192410号公報参照)。
【0003】
ここで,ハードディスク20は,情報が記録される記録領域22と,このハードディスク20の回転が止まる時に磁気ヘッド50が位置するように内側に設けられたパーキング領域21とに区切られている。そして,磁気ヘッド移送装置は,磁気ヘッド50が取り付けられ,ベース10上に設けられた回動軸34を中心として回動自在に設けられるアクチュエータ30と,アクチュエータ30を電磁力により回動させるためのボイスコイルモータ(図示せず)と,磁気ヘッド50がパーキング領域21に位置されればアクチュエータ30をロックさせるラッチ装置と,を備える。
【0004】
まず,アクチュエータ30は,磁気ヘッド50を支持するサスペンション部31と,回動軸34に回動自在に結合されたアーム32と,後述するボイスコイルモータの可動コイル35が巻かれるボビン部33と,を備える。そして,ボイスコイルモータは,ボビン部33に巻かれた可動コイル35と,ベース10上に設けられたヨーク40に取り付けられて磁力線を発生させるマグネット41と,を備える。
【0005】
図に示されてはいないが,ヨーク40は,アクチュエータ30を挟んで上下に一対ずつ対向配置される。マグネット41により発生した磁力線及び可動コイル35を流れる電流との相互作用によって電磁力が発生することにより,フレミングの左手法則に従う方向にアクチュエータ30が回動する。
【0006】
このラッチ装置は,上述のように,磁気ヘッド50がパーキング領域21に位置すればこのアクチュエータ30を動かないようにロックする。そしてラッチ装置は,ヨーク40に設けられ,マグネット41により磁化する磁性部材43と,アクチュエータ30のボビン部33の終端に設けられた結合突起36に嵌合されるダンパー60と,ダンパー60の一端部と結合される鉄片61と,を備える。従って,アクチュエータ30が回動してサスペンション部31に取り付けられた磁気ヘッド50がハードディスク20のパーキング領域21に入れば,図1に示されたように,ボビン部33側に結合された鉄片61は磁性部材43につく。従って,アクチュエータ30を回動させるための電磁力が再び働くまで,このアクチュエータ30は鉄片61と磁性部材43との磁力結合によりロックされた状態を保持する。
【0007】
このようにアクチュエータ30をロックさせる理由は,次の通りである。まず,磁気ヘッド50を支持しているサスペンション部31は,その磁気ヘッド50がハードディスク20の水平面に密着される方向に弾性力を加えている。従って,外力が加えられない限り,磁気ヘッド50はハードディスク20の水平面に密着された状態を保持する。しかしながら,ハードディスク20が回転し始めれば,その回転により磁気ヘッド50の周りに空気の流動が生じ,この空気の流動は磁気ヘッド50をハードディスク20の水平面から浮かす揚力を発生させる。
【0008】
従って,ハードディスク20の記録領域22に情報を記録したり,そこから情報を再生したりする時には,ハードディスク20が回転しているために,磁気ヘッド50はハードディスク20の水平面から所定間隔だけ離れた非接触状態となる。このため,その記録領域には磁気ヘッド50との摩擦によるスクラッチなどは発生しない。しかしながら,例えば電源を切る時のように,ハードディスク20の回転が完全に止まる場合には,磁気ヘッド50を浮かしていた揚力も消えるため,その前に磁気ヘッド50がパーキング領域21上に位置するようにアクチュエータ30を回動させる。
【0009】
【特許文献1】
特開平7−192410号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで,従来のラッチ装置においては,鉄片61と磁性部材43とが磁力結合される力に依存してアクチュエータ30をロックさせるために,ロックされた状態でその磁力より強い衝撃が加えられればロックが解除されてしまうといった問題点がある。また,これとは逆に,ロックされているアクチュエータ30を再び回動させるためには,上記のように可動コイル35とマグネット41との相互作用により発生した電磁力が鉄片61及び磁性部材43間の磁力結合力より強くなってアクチュエータ30がロック解除されて動き始めるために,この鉄片61と磁性部材43との磁力結合力を一方的に大きくするわけにはいかない。
【0011】
すなわち,鉄片61と磁性部材43との磁力結合力を弱め過ぎると外部からの僅かな衝撃にもロックが解除され易くなり,その一方,強め過ぎると必要な時に電磁力を最大に発生させてアクチュエータ30を回動させようとしてもロックが解除されなくなるおそれがある。そして,このような構造では,磁力結合力を克服してロックが解除される瞬間,慣性によりアクチュエータ30が急速にはじけるために,結合突起36が磁性部材43の反対側に設けられたストッパー42に強く突き当たる可能性がある。
【0012】
もし,アクチュエータ30とストッパー42とが衝突すれば,衝撃によりヘッドスラップが発生するおそれがある。これを抑えるためには,ロック解除と同時にアクチュエータ30に制動力がかかるように可動コイル35に流れる電流を制御しなければならないが,そのタイミングを正確に合わせなければならないため,制御システムの構成が極めてやっかいであるという短所がある。また,反復的なロック及びロック解除作動によりダンパー60に持続的な応力が加えられて,ダンパー60の破壊が発生する可能性がある。
【0013】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,アクチュエータのロック状態を堅く維持しつつも,ロック及びロック解除の動作がスムーズに行えるように構造が改善されたハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために,本発明は,ベースに回動自在に設けられたアクチュエータの磁気ヘッドがパーキング領域に位置する時にそのアクチュエータを回動不能にロックするハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置である。そして,アクチュエータの一側に設けられたロック突起と,ベースに回動自在に設けられ,磁気ヘッドがパーキング領域に位置すれば,その一側に設けられたフック部がロック突起を拘束するように付勢されたラッチレバーと,ハードディスクが回転すれば,フック部によるロック突起の拘束が解除されるようにラッチレバーを回動させるものであり,ベースにベンチュリ管状に設けられ,その内部に形成された空気チャンネルに沿って流動する空気と大気との圧力差によりラッチレバーに駆動トルクを生じる空気流動管と,を備えることを特徴とする。
【0015】
さらに,空気流動管のネック部には,大気が流入する通路であるスロットが形成されることが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下,添付した図面に基づき,本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
【0017】
図2を参照すれば,本発明によるハードディスクドライブは,ベース100上に回転自在に設けられ,所定の情報を記録及び再生するハードディスク200と,情報の記録及び再生のために磁気ヘッド500をハードディスク200上の所望のトラックに移送させる磁気ヘッド移送装置と,を備える。
【0018】
この磁気ヘッド移送装置は,ベース100上に回動自在に設けられ,一側に磁気ヘッド500が取り付けられたアクチュエータ300と,磁気ヘッド500がハードディスク200に形成されたパーキング領域210と記録領域220とを横切るようにアクチュエータ300を回動させるためのボイスコイルモータ(図示せず)と,磁気ヘッド500がハードディスク200のパーキング領域210に位置されれば,アクチュエータ300をロックさせるラッチ装置と,を備える。
【0019】
このアクチュエータ300は,磁気ヘッド500を支持するサスペンション部310と,ベース100上に設けられた回動軸340に回転自在に結合されたアーム320と,ボイスコイルモータの可動コイル350が巻かれるためのボビン部330と,を備える。そして,ボイスコイルモータは,可動コイル350と,ベース100上に設けられたヨーク400に設けられて磁力線を発生させるマグネット410と,を備える。ヨーク400及びマグネット410は,アクチュエータ300を挟んで上下に一対ずつ対向配置される。従って,上下ヨーク400の間には,上下マグネット410による垂直方向の磁場が形成される。
【0020】
ラッチ装置は,図3に示されたように,アクチュエータ300の一側に設けられたロック突起321と,ベース100上に設けられた所定の回動軸610を中心として回動自在に設けられたラッチレバー620と,ベンチュリ管の形状に設けられ,その内部に形成された空気チャンネル631に沿って流動する空気と大気との圧力差によりラッチレバー620に駆動トルクを発生させる空気流動管630と,を備えている。ここで,空気流動管630の入り口部631aには空気チャンネル631に沿って流動する空気が完全に発達した流動になれるように,十分の長さの流動通路が形成されなければならない。
【0021】
ラッチレバー620は,磁気ヘッド500がパーキング領域210(図2参照)に位置するようにアクチュエータ300が回転すれば,その一側に設けられたフック部621がロック突起321を拘束するように付勢されている。
【0022】
また,空気流動管630の最小断面部であるネック部631bには,空気流動管630の内部に形成された空気チャンネル631に沿って流動する空気と大気との圧力差により大気が流入する通路であるスロット632が形成されている。ここで,スロット632に流入する大気の流動をラッチレバー620が妨げないように,フック部621が設けられたラッチレバー620の一側に対する他側は,空気流動管630側と反対となる方向に折り曲げられた形状を有する。
【0023】
さらに,空気流動管630には,スロット632から延びて形成されたものであって,ハードディスク200が回転すればラッチレバー620が当接してその回動範囲を制限する安着面634が形成されている。そして,ラッチレバー620は,その一側から延び,ハードディスク200が回転すれば安着面634に安着する安着突起622を備えている。ここで,安着突起622は,図3に示されたように,略球形状に膨らんで形成されてもよく,略半球形状に膨らんで形成されてもよい。ここで,安着面634は,安着突起622と相補的に,略半球形状にへこんで形成される。また,この安着面633には,好ましくは,スロット632に流入する大気の流れを妨害しないように,その安着面633に安着する安着突起622を離隔するように支持する複数の離隔突起635が形成されている。
【0024】
さらに,スロット632に多量の大気を導くために,ハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置は,ラッチレバー620がその内部に位置するようにベース100上に設けられ,スロット632に大気を導く空気誘導通路700aを形成するラッチハウジング700をさらに備えてもよい。ここで,ラッチハウジング700は,空気流動管630から延びてその空気流動管630と一体に形成できる。また,空間を最大限に活用するために,ラッチハウジング700は,ベース100上に空気流動管630と同じ高さに設けてもよい。
【0025】
以下,図2,図3,及び図4に基づき,上記のように構成された本発明の実施の形態によるアクチュエータラッチ装置の作用について詳細に説明する。
【0026】
まず,図3を参照すれば,例えば電源が切れるなどしてハードディスク200の回転が止まる。そして,アクチュエータ300の磁気ヘッド500がパーキング領域210に位置した場合には,下記のような過程によりアクチュエータ300がロックされる。
【0027】
ラッチレバー620はベース100上に所定の回動軸610を中心として回動自在に設けられ,引っ張りスプリング611により矢印Aの方向に付勢されている。このため,ハードディスク200の回転が止まっている場合には,ラッチレバー620のフック部621が弾性力によりアクチュエータ300の一側に設けられたロック突起321と結合する。これにより,アクチュエータ300が回動不能に拘束される。
【0028】
次に,ハードディスク200の使用を再開しようとする場合には,次のような過程によりアクチュエータ300のロックが解除される。
【0029】
図4に示されたように,ハードディスク200が回転を始めれば,その回転によりハードディスク200の上下面に空気の流動が生じる。そして,この流動された空気は,ベース100上に設けられた空気流動管630に形成された空気チャンネル631の入り口部631aに流入して十分に発達する。ところで,空気チャンネル631は,その入り口部631aからネック部631bへ進むほどその断面積が狭まるベンチュリ管の形状をしているために,入り口部631aにおける空気圧は流入した空気の圧縮により高圧となるが,空気チャンネル631に沿って狭い断面積のところへ流れるほどベルヌーイの定理により圧力が次第に下がり,ネック部631bにおいて最小となる。
【0030】
従って,スロット632が設けられているネック部630bの空気圧Pは大気圧Patmより低いため,スロット632を介して大気が空気チャンネル631内に流入する。空気チャンネル631のネック部631bを流動する空気圧Pと大気圧Patmとの大小関係を数式で表わせば,Patm>Pとなる。従って,スロット632を介して空気チャンネル631の内部の空気より高圧である大気が空気チャンネル631の内部に流入するため,ラッチレバー620にB方向の力が加えられる。このB方向の力により,ラッチレバー620には回動軸610を中心とするC方向の駆動トルクが発生する。この駆動トルクがトーションスプリング611の弾性力を克服してラッチレバー630がC方向に回動すれば,ラッチレバー630のフック部621がアクチュエータ300のロック突起321との結合を解放してアクチュエータ300のロックが解除される。そして,ラッチレバー630がC方向に回動する時,安着突起622が空気流動管630に形成された安着面634に当接して,ラッチレバー630が回転し過ぎないように規制される。
【0031】
次に,ハードディスク200が再び回転を止めれば,図3に示されたように,空気の流動が発生せずに空気チャンネル631の内部の空気と大気との間に圧力差が生じないために,トーションスプリング611の弾性力によりラッチレバー620がAの方向に回動してアクチュエータ300を再び拘束する。
【0032】
本実施の形態によるアクチュエータラッチ装置では,ラッチレバー620のフック部621がアクチュエータ300のロック突起321を拘束または解放する位置に動きつつロック及びロック解除の動作が行われるために,従来の磁力結合によるラッチ装置に比べて動作が極めてスムーズになる。すなわち,従来のラッチ装置に要されていた,ロック解除と同時に制動力をかける高難度の制御を本実施の形態ではそれ以上必要としない。また,ロックされてからには,ロックレバー620がロック解除の位置に回転しない限り,アクチュエータ300は全く動けないために,堅いロック状態を維持できる。
【0033】
以上,添付図面を参照しながら本発明のハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置の好適な実施形態について説明したが,本発明はこの例に限定されない。いわゆる当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0034】
【発明の効果】
上述したように,本発明によるハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置は,アクチュエータに設けられたロック突起を選択的に拘束しつつロック及びロック解除を行うので,ロック状態は堅く維持しつつ,ロック解除は何らの衝撃無しにスムーズに行える。また,ラッチレバーがハードディスクの回転により駆動されることから,従来のマグネチック方式のラッチ装置で要されていた電流のさらなる供給が不要になり,電流の消耗量を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は,従来のアクチュエータラッチ装置付きハードディスクドライブの平面図である。
【図2】図2は,本発明の実施の形態によるアクチュエータラッチ装置付きハードディスクドライブの斜視図である。
【図3】図3は,図2のアクチュエータラッチ装置の抜粋平面図である。
【図4】図4は,図2のアクチュエータラッチ装置のロック解除の状態を示す平面図である。
【符号の説明】
100 ベース
200 ハードディスク
210 パーキング領域
220 記録領域
300 アクチュエータ
310 サスペンション部
320 アーム
321 ロック突起
330 ボビン部
340 回動軸
350 可動コイル
400 ヨーク
500 磁気ヘッド
610 回動軸
611 引っ張りスプリング
620 ラッチレバー
621 フック部
622 安着突起
630 空気流動管
631 空気チャンネル
631a 入り口部
631b ネック部
632 スロット
634 安着面
635 離隔突起
700 ラッチハウジング
700a 空気誘導通路

Claims (7)

  1. ベース上に設けられたアクチュエータを回動不能にロックするアクチュエータラッチ装置であって,
    前記アクチュエータの一側に設けられたロック突起と,
    前記ベース上に回動自在に設けられ,その一側に設けられたフック部が前記ロック突起を拘束するように付勢されたラッチレバーと,
    前記ベース上に設けられ,その内部に形成された空気チャンネルに沿って流動する空気と大気との圧力差により前記ラッチレバーに駆動トルクを発生させる空気流動管と,
    前記空気流動管のネック部に形成され,前記圧力差により前記空気チャンネルに大気を流入させるための通路であるスロットと,
    前記スロットから延び,前記ハードディスクが回転すると,前記空気チャンネルの内部の空気より高圧である大気が前記空気チャンネルの内部に流入し,前記スロットに流入する空気と大気との圧力差により,前記スロットに安着する安着突起と,
    を備えることを特徴とする,ハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置。
  2. 前記空気流動管には,前記スロットから延び,前記ハードディスクが回転すれば前記ラッチレバーの安着突起が安着されて前記ラッチレバーの回動範囲を制限する安着面が形成されることを特徴とする,請求項1に記載のハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置。
  3. 前記安着突起は,略球形または略半球形に膨らんで形成され,
    前記安着面は,略半球形状にへこんで形成されることを特徴とする,請求項2に記載のハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置。
  4. 前記安着面には,その安着面に安着する安着突起を離隔するように支持する複数の離隔突起が形成されたことを特徴とする,請求項2または3に記載のハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置。
  5. 前記ラッチレバーがその内部に位置するように前記ベース上に設けられ,前記スロットに大気を導く空気誘導通路を形成するラッチハウジングをさらに備えることを特徴とする,請求項1,2,3,または4のうちのいずれか1項に記載のハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置。
  6. 前記ラッチハウジングは,前記空気流動管から延びて前記空気流動管と一体に形成されることを特徴とする,請求項5に記載のハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置。
  7. 前記ラッチハウジングは,前記ベース上に前記空気流動管と同じ高さに設けられることを特徴とする,請求項5または6に記載のハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置。
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