JP3893663B2 - ドラム式洗濯機 - Google Patents
ドラム式洗濯機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3893663B2 JP3893663B2 JP07310897A JP7310897A JP3893663B2 JP 3893663 B2 JP3893663 B2 JP 3893663B2 JP 07310897 A JP07310897 A JP 07310897A JP 7310897 A JP7310897 A JP 7310897A JP 3893663 B2 JP3893663 B2 JP 3893663B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front plate
- outer tub
- outer tank
- drum
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、略水平方向の回転軸を中心に回転自在に配設したドラム内で洗濯物を洗濯、すすぎ、脱水するドラム式洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のドラム式洗濯機は図6および図7に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図6に示すように、回転ドラム1は、外周部に多数の通水孔2を全面に設け、外槽3内に回転自在に配設している。回転ドラム1の回転中心に回転軸4の一端を略水平方向に固定し、回転軸4の他端に従動プーリー5を固定している。第1のモータ6は、回転ドラム1を第1の回転数N1(たとえば、53rpm)で回転させて、洗濯またはすすぎをするものであり、第2のモータ7は、回転ドラム1を第2の回転数N2(たとえば、1000rpm)で回転させて脱水する。
【0004】
これら第1のモータ6および第2のモータ7は、それぞれベルト8、9を介して従動プーリー5に連結している。従動プーリー5は、2種の減速比を有しており、第1のモータ6をベルト8を介して減速比が大きい従動プーリー5aと連結し、第2のモータ7をベルト9を介して減速比が小さい従動プーリー5bと連結している。
【0005】
外槽3は、図7に示すように、外槽本体3aと外槽本体3aの開口部を覆う外槽前板3bとで構成し、外槽本体3aと外槽前板3bの周端面相互間にパッキン10を設け、それらの周端面の外側からく字状のバンド11により巻き込み、締め付けている。
【0006】
また、外槽3は、ボデー12よりばね体13で揺動可能に吊り下げ、防振ダンパー14により脱水起動時の振動が低減され、かつ定常脱水時の振動がボデー12に伝達されないように防振支持するとともに、脱水時の振動を低減する重り15を設けている。この外槽3の底部側にヒータ16を設けて外槽3内の洗濯水を加熱し、さらに排水用のホース17の一端を接続し、ホース15の他端を排水ポンプ18に接続して外槽3内の洗濯水を排水するようにしている。
【0007】
略筒状の蓋パッキング19は、回転ドラム1の前面開口部に対応する外槽3の開口部とボデー前面開口部との間を連結するもので、外槽側端部を外槽前板3bに固着している。ボデー前面開口部に蓋20を開閉自在に設けている。給水弁21は外槽3内に水を給水するものである。制御装置22は、第1のモータ6、第2のモータ7、ヒータ16、排水ポンプ18、給水弁21などの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水などの一連の行程を逐次制御する。
【0008】
上記構成において動作を説明すると、蓋20を開いて回転ドラム1内に洗濯物を投入し、電源スイッチ(図示せず)をオンした後、制御装置22に設けたスタートスイッチ(図示せず)を操作して運転を開始すると、給水弁21が動作して給水し、水位検知手段(図示せず)により所定の水位を検知すると給水を停止し、第1のモータ6を駆動する。洗濯行程では、洗濯物に水が含まれるため補給水しながら、回転ドラム1は第1のモータ6によって第1の回転数N1で回転駆動され、回転ドラム1内の洗濯物は持ち上げられて水面上に落下される。
【0009】
このとき、ヒータ16に通電して外槽3内の洗濯水をほぼ一定の温度に制御しながら加熱する。洗濯行程が終了すると、排水ポンプ18が動作して外槽3内の洗濯水を排水する。すすぎ行程においても洗濯行程と同様の動作を行う。
【0010】
脱水行程では、回転ドラム1は第2のモータ7によって第2の回転数N2で回転駆動され、洗濯物は遠心脱水される。このとき、回転ドラム1内の洗濯物の片寄り、すなわちアンバランスが生じると、回転ドラム1、外槽3などの揺動体は振動するが、脱水起動時は防振ダンパー14により揺動体の振動を減衰し、定常脱水時は防振ダンパー14の防振機構によりボデー12に伝達されることはない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の構成では、図7に示すように、外槽本体3aと外槽前板3bの周端面の外側からく字状のバンド11を締め付けた際に、外槽前板3bは矢印bのように外槽本体3aの外方に凸となり、一点鎖線で示すように、弓状となるため、c部において外槽前板3bとパッキン10との間に空間が発生し、パッキン10との接触部が減少し、そこから水漏れが発生する原因となっていた。
【0012】
また、外槽本体3aと外槽前板3bとの周縁面部はパッキン10を介して、バンド11で締め付けているだけであるため、組み立て作業時に外槽本体3aと外槽前板3bの径方向の位置合わせが困難であった。また、パッキン10の取り付け作業性についても、パッキン10を外槽本体3aもしくは外槽前板3bに乗せるだけの構造であるため、作業性が悪い構造であるという問題を有していた。
【0013】
このパッキン10の作業性の問題の解決策として、外槽本体3aまたは外槽前板3bの外周端部を巻き込むように取り付けるようにしたものがある。しかし、この構成では、パッキン10と外槽本体3aもしくは外槽前板3bの外周端部に嵌め込む作業に時間がかかり、まだ作業性が悪いという問題は解決できないものであった。
【0014】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、外槽本体と外槽前板との嵌合を容易にして作業性を向上するとともに、嵌合部分の水密性を向上することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、略水平方向に回転軸を有する回転ドラムと、前記回転ドラムを内包し開口部を有する略円筒状の外槽本体と、前記開口部を覆う円形の外槽前板と、前記外槽本体と前記外槽前板とをパッキンを介して固定するリング状のバンドとを備え、前記外槽本体は、前記開口部の端部に外径方向に形設された第1のカール形状部を有し、前記外槽前板は、外周端部に第2のカール形状部を有するとともに前記第2のカール形状部の内径側に平坦部を有し、前記平坦部の内径側に前記外槽本体側へ向かって凹んだ略環状の周縁突出部を前記外槽本体の内壁に近接して設け、前記バンドは、断面をく字状とし、前記第1のカール形状部と前記第2のカール形状部とを外側から巻き込むように取り付けられ、円周方向に締め付けられることで、前記第2のカール形状部が後方と前記外槽前板の中心方向の合成である斜め方向へ押圧されるようにしたものである。
【0016】
これにより、外槽本体を外槽前板に取り付ける際の作業性、およびパッキンを外槽前板に取り付ける際の作業性を大幅に向上することができ、また、周端面である第2のカール形状部を回転ドラムの中心方向へ押圧する力により、外槽前板は、外槽本体の内側にたわもうとするため、水密性を向上させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、略水平方向に回転軸を有する回転ドラムと、前記回転ドラムを内包し開口部を有する略円筒状の外槽本体と、前記開口部を覆う円形の外槽前板と、前記外槽本体と前記外槽前板とをパッキンを介して固定するリング状のバンドとを備え、前記外槽本体は、前記開口部の端部に外径方向に形設された第1のカール形状部を有し、前記外槽前板は、外周端部に第2のカール形状部を有するとともに前記第2のカール形状部の内径側に平坦部を有し、前記平坦部の内径側に前記外槽本体側へ向かって凹んだ略環状の周縁突出部を前記外槽本体の内壁に近接して設け、前記バンドは、断面をく字状とし、前記第1のカール形状部と前記第2のカール形状部とを外側から巻き込むように取り付けられ、円周方向に締め付けられることで、前記第2のカール形状部が後方と前記外槽前板の中心方向の合成である斜め方向へ押圧されるようにしたものであり、外槽本体の開口部を外槽前板に仮付けしやすく、またパッキンを外槽前板に仮付けする際もパッキンを周縁突出部の外壁に沿って置くだけでよいため、外槽本体と外槽前板との嵌合が容易で、作業性を向上することができる。また、周端面である第2のカール形状部を回転ドラムの中心方向へ押圧する力により、外槽前板は、外槽本体の内側にたわもうとするため、嵌合部分の水密性を向上させることができる。
【0018】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、外槽前板の周縁突出部の外周面には、周方向に所定の間隔をおいて突起を複数個設け、前記外槽前板を外槽本体に装着したとき、前記突起の先端が前記外槽本体の内壁に当接または近接するようにしたものであり、これらの突起の高さのみを調整することにより、外槽前板の中心と外槽本体の中心を合わせることができ、それにより外槽前板の中心と回転ドラムの中心とを容易に合わせることができ、外槽前板の開口部に固着した略筒状のパッキング部材の外槽側端部と回転ドラムとが偏心することがなく、回転ドラムの回転により回転ドラムとパッキング部材とがこすれるのを防止することができ、また、パッキング部材の外槽側端部と回転ドラムの隙間を一定に保つことができるため、その隙間から異物が混入するのを防止することができる。
【0019】
請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2に記載の発明において、リング状のパッキンは、外槽前板の周縁突出部の外周面および平坦部に当接して設けられ、内径側を厚く、外径側を薄くしたものであり、組み立て時、パッキンを外槽前板に仮付けする際、パッキンが部分的に起き上がって、ねじれたりすることを防止することができるため、作業性の向上および水密性を向上することができる。
【0020】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図1から図3を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0021】
(実施例1)
図1に示すように、外槽23は、断面が回転軸4を中心とした略真円形状の外槽本体23aと外槽本体23aの開口部を覆う略円状の外槽前板23bとで構成して回転ドラム1を内包し、回転ドラム1と外槽23は、回転軸4と直行する方向の形状を回転軸4を中心として略同心円となるように構成し、底部側にヒータ24を収容する略凹状の加熱体収容室25を設けている。
【0022】
この外槽23は、ボデー12よりばね体13で揺動可能に吊り下げ、防振ダンパー12により脱水起動時の振動が低減され、かつ定常脱水時の振動がボデー12に伝達されないように防振支持するとともに、脱水時の振動を低減する重り15を設けている。
【0023】
外槽本体23aの開口部端部には、図2に示すように、外径方向に第1のカール形状部26を設け、外槽前板23bは、外周端部に第2のカール形状部27を設け、この第2のカール形状部27より内径方向に平坦部28を設け、さらに、平坦部28の内径側には外槽本体23aの内方に向けて略環状に突出した周縁突出部29を設け、その周縁突出部29を外包するように、外周円筒面30および外周平坦部28に当接するパッキン31を設けている。パッキン31は、リング状で、内径側を厚く、外径側を薄くしている。
【0024】
また、第1のカール形状部26と第2のカール形状部27の外側には、断面がく字状のバンド32を設けており、当接するそれぞれの端面を巻き込み、端面外周を締め付けている。
【0025】
バンド32の締め付け部分の構成は図3のようになっている。バンド32の円周方向の両端には略同一形状のU字型切り起こし部33を設けており、そのU字型切り起こし部33の一端よりボルト34を通し、他端にナット35を螺合し、ボルト34を締め付けることにより、外槽本体23aと外槽前板23bを締め付けている。他の構成は従来例と同じである。
【0026】
上記構成において、外槽23の組み立て作業の際の動作を図4を参照しながら説明する。
【0027】
まず、外槽前板23bをベース治具(図示せず)上にセットし、外槽前板23bの周縁突出部29にパッキン31をセットする。ついで、ドラム1を外槽前板23b上にセットし、外槽本体23aをその開口部が外槽前板23bの周縁突出部29に合うようにセットした後、バンド32を外周に巻き込み、締め付ける。
【0028】
このとき、外槽前板23bには、外槽本体23aの内方に向けて略環状に突出した周縁突出部29を設けているため、外槽前板23bに外槽本体23aをセットする際、外槽前板23bの周縁突出部29がガイドとなり、開口部を仮付けしやすく、作業性を向上することができる。また、パッキン31を外槽前板23bに仮付けする際もパッキン31を周縁突出部29の外壁に沿って置くだけでよいため、位置合わせの必要がなく、作業性を非常に向上させることができる。
【0029】
また、バンド32は、外槽本体23aと外槽前板23bの周端面相互間を固定すると同時に、この周端面を回転ドラム1の中心方向へ押圧する力を付与しており、外槽前板23bには、外槽本体23aの内方に向けて略環状に突出した周縁突出部29を設けているため、外槽前板23bは、図2の矢印aの方向にたわもうとする力が働き、パッキン31をさらに締め付ける方向に力がかかり、水密性をさらに向上させることができる。
【0030】
また、リング状のパッキン31は、内径側を厚く、外径側を薄くしているため、周縁突出部29を外包するように、外周円筒面30および外周平坦部28に当接するように仮付けする際も、パッキン31の内径側の厚みが突っ張りとなり、パッキン31が部分的に起き上がってねじれたりすることを防止することができ、確実にパッキン31をセットすることができるため、作業性の向上および水密性を向上することができる。
【0031】
なお、本実施例では、外槽前板23bを下に置き、その上に回転ドラム1、外槽本体23aを乗せていく手順であるが、逆に、外槽本体23aを下に置き、その上から回転ドラム1、外槽前板23bを乗せる手順、または、水平方向にセットし、組み立てていく手順でも上記効果は同様であることはいうまでもない。
【0032】
(実施例2)
図5(a)(b)に示すように、外槽前板23bの周縁突出部29の外周円筒面30に、周方向に所定の間隔をおいて、突起36を複数個設けている。この突起36は、外槽本体23aを外槽前板23bに装着したとき、その先端が外槽本体23aの内壁に当接または近接するように構成している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0033】
上記構成において作用を説明すると、外槽本体23aをその開口部が外槽前板23bの周縁突出部29に合うようにセッした後、バンド32を外周に巻き込み、締め付けるとき、これらの突起36の高さのみを調整することにより、外槽前板23bの中心と外槽本体23aの中心を合わせることができるため、外槽前板23bの中心と回転ドラム1の中心とを容易に合わせることができる。
【0034】
このため、外槽前板23bの開口部に固着した略筒状の蓋パッキング19の外槽前板23bの開口部側端部と回転ドラム1とが偏心することがなく、回転ドラム1の回転により回転ドラム1と蓋パッキング19とがこすれるのを防止することができる。また、蓋パッキング19の外槽前板23bの開口部側端部と回転ドラム1の隙間を一定に保つことができるため、その隙間から異物が外槽23と回転ドラムとの間に混入するのを防止することができる。
【0035】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、略水平方向に回転軸を有する回転ドラムと、前記回転ドラムを内包し開口部を有する略円筒状の外槽本体と、前記開口部を覆う円形の外槽前板と、前記外槽本体と前記外槽前板とをパッキンを介して固定するリング状のバンドとを備え、前記外槽本体は、前記開口部の端部に外径方向に形設された第1のカール形状部を有し、前記外槽前板は、外周端部に第2のカール形状部を有するとともに前記第2のカール形状部の内径側に平坦部を有し、前記平坦部の内径側に前記外槽本体側へ向かって凹んだ略環状の周縁突出部を前記外槽本体の内壁に近接して設け、前記バンドは、断面をく字状とし、前記第1のカール形状部と前記第2のカール形状部とを外側から巻き込むように取り付けられ、円周方向に締め付けられることで、前記第2のカール形状部が後方と前記外槽前板の中心方向の合成である斜め方向へ押圧されるようにしたから、外槽本体の開口部を外槽前板に仮付けしやすく、またパッキンを外槽前板に仮付けする際もパッキンを周縁突出部の外壁に沿って置くだけでよいため、外槽本体と外槽前板との嵌合が容易で、水密性、作業性を向上することができる。また、周端面である第2のカール形状部を回転ドラムの中心方向へ押圧する力により、外槽前板は、外槽本体の内側にたわもうとするため、さらに水密性を向上させることができる。
【0036】
また、請求項2に記載の発明によれば、外槽前板の周縁突出部の外周面には、周方向に所定の間隔をおいて突起を複数個設け、前記外槽前板を外槽本体に装着したとき、前記突起の先端が前記外槽本体の内壁に当接または近接するようにしたから、これらの突起の高さのみを調整することにより、外槽前板の中心と外槽本体の中心を合わせることができ、それにより外槽前板の中心と回転ドラムの中心とを容易に合わせることができ、外槽前板の開口部に固着した略筒状のパッキング部材の外槽側端部と回転ドラムとが偏心することがなく、回転ドラムの回転により回転ドラムとパッキング部材とがこすれるのを防止することができ、また、パッキング部材の外槽側端部と回転ドラムの隙間を一定に保つことができるため、その隙間から異物が混入するのを防止することができる。
【0037】
また、請求項3に記載の発明によれば、リング状のパッキンは、外槽前板の周縁突出部の外周面および平坦部に当接して設けられ、内径側を厚く、外径側を薄くしたから、組み立て時、パッキンを外槽前板に仮付けする際、パッキンが部分的に起き上がって、ねじれたりすることを防止することができるため、作業性の向上および水密性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例のドラム式洗濯機の断面図
【図2】 同ドラム式洗濯機の外槽の一部切欠した拡大断面図
【図3】 同ドラム式洗濯機の外槽の一部切欠した拡大斜視図
【図4】 同ドラム式洗濯機の外槽と回転ドラムの一部切欠した分解斜視図
【図5】 (a)本発明の第2の実施例のドラム式洗濯機の外槽の一部切欠した断面図
(b)同ドラム式洗濯機の外槽前板の一部切欠した斜視図
【図6】 従来のドラム式洗濯機の断面図
【図7】 同ドラム式洗濯機の外槽の一部切欠した拡大断面図
【符号の説明】
1 回転ドラム
4 回転軸
23 外槽
23a 外槽本体
23b 外槽前板
29 周縁突出部
31 パッキン
32 バンド
Claims (3)
- 略水平方向に回転軸を有する回転ドラムと、前記回転ドラムを内包し開口部を有する略円筒状の外槽本体と、前記開口部を覆う円形の外槽前板と、前記外槽本体と前記外槽前板とをパッキンを介して固定するリング状のバンドとを備え、前記外槽本体は、前記開口部の端部に外径方向に形設された第1のカール形状部を有し、前記外槽前板は、外周端部に第2のカール形状部を有するとともに前記第2のカール形状部の内径側に平坦部を有し、前記平坦部の内径側に前記外槽本体側へ向かって凹んだ略環状の周縁突出部を前記外槽本体の内壁に近接して設け、前記バンドは、断面をく字状とし、前記第1のカール形状部と前記第2のカール形状部とを外側から巻き込むように取り付けられ、円周方向に締め付けられることで、前記第2のカール形状部が後方と前記外槽前板の中心方向の合成である斜め方向へ押圧されるようにしたドラム式洗濯機。
- 外槽前板の周縁突出部の外周面には、周方向に所定の間隔をおいて突起を複数個設け、前記外槽前板を外槽本体に装着したとき、前記突起の先端が前記外槽本体の内壁に当接または近接するようにした請求項1記載のドラム式洗濯機。
- リング状のパッキンは、外槽前板の周縁突出部の外周面および平坦部に当接して設けられ、内径側を厚く、外径側を薄くした請求項1または2に記載のドラム式洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07310897A JP3893663B2 (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | ドラム式洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07310897A JP3893663B2 (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | ドラム式洗濯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10263268A JPH10263268A (ja) | 1998-10-06 |
JP3893663B2 true JP3893663B2 (ja) | 2007-03-14 |
Family
ID=13508773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07310897A Expired - Fee Related JP3893663B2 (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | ドラム式洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3893663B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100457555B1 (ko) * | 2002-02-26 | 2004-11-17 | 엘지전자 주식회사 | 세탁기용 터브 시일 |
AU2004203022B2 (en) | 2003-07-08 | 2010-01-28 | Lg Electronics Inc. | Drum-type washing machine |
-
1997
- 1997-03-26 JP JP07310897A patent/JP3893663B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10263268A (ja) | 1998-10-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3774979B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
US6148647A (en) | Drum type washing machine | |
KR100489954B1 (ko) | 세탁드럼을가진전방투입식세탁기용구동장치 | |
KR20030036546A (ko) | 드럼식 세탁기 | |
JP4044602B1 (ja) | 洗濯機のモータの組み立て方法と洗濯機のモータ | |
JP3520221B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JPH10211393A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP3743146B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP3893663B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
TWI829087B (zh) | 衣物處理裝置 | |
JP4081850B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
US20050081573A1 (en) | Washing machine | |
JP3629868B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP3603532B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2003245493A (ja) | 洗濯機 | |
US20040103698A1 (en) | Drum assembly of washing machine | |
JP3774981B2 (ja) | ドラム式洗濯乾燥機 | |
JP3893728B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JPH067590A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2006006970A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2005143795A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP3774978B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP3516320B2 (ja) | 電気洗濯機の回転駆動機構 | |
JP2006055654A (ja) | ドラム式洗濯乾燥機 | |
US7178368B2 (en) | Rotating-drum washing machine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050406 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050623 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050802 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050929 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060404 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061121 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061204 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |