JP3893267B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン受信装置とカーナビゲーション装置とを備える電子装置に関し、特に両者の相互干渉を防止した装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車載用のナビゲーション装置には、テレビジョンチュ−ナが組み込まれ、ナビゲーション装置の表示手段を用いてテレビジョン放送を視聴出来るようになっているものがある。
以下、従来のナビゲーション装置の一例について図5と共に説明する。
図5は従来例ナビゲーション装置を示すブロック図である。図5において、図示しないアンテナから入来したGPS(全地球測位システム)信号はGPSチューナ部11で受信され、該ナビゲーション装置がある現在の位置を表す座標データ信号をナビゲータ処理部13に出力する。ナビゲータ処理部13は前記座標データ信号に基づいて図示しない記憶媒体から読み出した地図データ信号をナビ映像処理部15に与える。ナビ映像処理部15は前記地図データ信号を基に映像信号を生成して映像選択手段17に与える。映像選択手段17は通常はマイクロプロセッサ(MPU)31bを用いて構成される。
【0003】
一方、テレビジョンチューナ部21では、図示しないアンテナから入来したテレビジョン放送信号を高周波増幅器(RF Amp)41で増幅し、混合器(Mixer)42で局部発振器43から出力される局部発振信号を用いて中間周波信号(IF信号)を生成して中間周波増幅器(IF Amp)44に与える。IF Amp44で増幅されたIF信号を復調器45で復調し、得られる映像信号を映像選択手段17に与える。
マイクロプロセッサ(MPU)31bは受信するテレビチャンネルを指定する選局信号を局部発振器43に与え、局部発振器はPLLを用いて前記選局信号で指定された周波数の発振をし、テレビジョンチューナ部21では指定されたチャンネルを選局することができる。
RF Amp41の入力端子には、約90MHzから220MHzまでのVHF帯のテレビジョン信号が図示しない外部アンテナから与えられるか、或いは、約470MHzから770MHzまでのUHF帯のテレビジョン信号が図示しない外部アンテナから与えられる。
【0004】
映像選択手段17はナビ映像処理部15の出力又は復調器45の出力をMPU31bから送出される映像切換信号に応じて選択し、選択した映像信号を表示手段19に与える。表示手段19は例えば液晶表示装置であり、映像選択手段17で選択された映像信号を表示する。操作パネル23は操作者がナビゲーション装置50を操作するための操作パネルであり、操作パネル23で操作されたキーに応じた信号がMPU31bに入力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記した従来例のテレビジョンチューナ部21を自動車用ナビゲーション装置に組み込んだ場合、テレビジョンチューナ部21の局発振器43が出力する局部発振信号の高調波がGPSチューナ部11に混入して、ナビゲ−ション装置50が正常に動作しなくなるという問題が発生する。この問題はテレビジョンチューナ部21で日本におけるUHF帯の56CHを受信した場合に特に発生する。具体的には、GPSチューナ部11は、衛星から送信された1.575GHzのGPS信号を受信して現在位置を示す座標データを出力するのであるが、テレビジョンチューナ部21が日本におけるUHF帯の56チャンネルを受信している場合には、局部発振器43の発振周波数は788MHzである。
【0006】
そして、局部発振器43から出力される局部発振信号の第2次高調波(1.576GHz)は、GPSチューナ部11に混入する。前記局部発振信号の第2次高調波は、その周波数がGPS信号の周波数1.575GHzに近いために、GPSチューナ部11に混入すると、GPS受信性能に悪影響を与え、ナビゲーション装置は正常な動作を行なえなくなる。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、テレビジョンチューナを組み込んだナビゲーション装置において、テレビジョンチュ−ナの局部発振信号によってGPSチューナ部が妨害を受けないようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために次のような構成でなされたものである。
第1の発明は、GPS(全地球測位システム)信号を受信して現在地を表す座標データ信号を出力するGPS(全地球測位システム)チューナ部と、前記座標データ信号に基づいて記憶媒体から読み出した地図データ信号を出力するナビデータ処理部と、前記地図データ信号を基に映像信号を生成するナビ映像処理部と、テレビジョン放送信号を受信して該受信信号を基にテレビジョン映像信号を出力するテレビジョンチューナ部と、前記ナビ映像処理部と前記テレビジョンチューナ部とのいずれか一方の出力信号を選択して表示手段に与える映像選択手段とを備えるナビゲーション装置において、前記テレビジョンチューナ部の受信チャンネルを記憶する受信チャンネル記憶手段と、前記受信チャンネルが予め定めた特定のチャンネルであるか否かを判別するチャンネル比較手段とを更に備え、前記映像選択手段が、選択する信号を前記テレビジョンチューナ部の出力信号から前記ナビ映像処理部の出力信号へ切り換えた場合に、前記テレビジョンチューナ部の受信チャンネルが前記特定のチャンネルである場合には、前記テレビジョンチューナ部で受信するチャンネルを前記特定のチャンネル以外のチャンネルへ変更するようにしたナビゲーション装置である。
【0008】
第2の発明は、第1の発明のナビゲーション装置において、前記受信チャンネル記憶手段は、受信するチャンネルが前記特定のチャンネル以外のチャンネルへ変更された後も前記変更前の受信チャンネルを記憶するようにしたナビゲーション装置である。
【0009】
第3の発明は、第2の発明のナビゲーション装置において、前記映像選択手段が、選択する信号を前記ナビ映像処理部の出力信号から前記テレビジョンチューナ部の出力信号へ切り換えた場合に、受信チャンネル記憶手段に記憶されている受信チャンネルが前記特定のチャンネルであるときには、前記テレビジョンチューナ部で受信するチャンネルを前記特定のチャンネルへ戻すようにしたナビゲーション装置である。
【0010】
第4の発明は、GPS(全地球測位システム)信号を受信して現在地を表す座標データ信号を出力するGPS(全地球測位システム)チューナ部と、前記座標データ信号に基づいて記憶媒体から読み出した地図データ信号を出力するナビデータ処理部と、前記地図データ信号を基に映像信号を生成するナビ映像処理部と、テレビジョン放送信号を受信して該受信信号を基にテレビジョン映像信号を出力するテレビジョンチューナ部と、前記ナビ映像処理部と前記テレビジョンチューナ部とのいずれか一方の出力信号を選択して表示手段に与える映像選択手段とを備えるナビゲーション装置において、前記テレビジョンチューナ部の受信チャンネルを記憶する受信チャンネル記憶手段と、前記受信チャンネルが予め定めた特定のチャンネルであるか否かを判別するチャンネル比較手段とを更に備え、前記映像選択手段が、選択する信号を前記テレビジョンチューナ部の出力信号から前記ナビ映像処理部の出力信号へ切り換えた場合に、前記テレビジョンチューナ部の受信チャンネルが前記特定のチャンネルである場合には、前記テレビジョンチューナ部の電源を切断するようにしたナビゲーション装置である。
【0011】
第5の発明は、第4の発明のナビゲーション装置において、前記映像選択手段が、選択する信号を前記ナビ映像処理部の出力信号から前記テレビジョンチューナ部の出力信号へ切り換えた場合に、前記受信チャンネル記憶手段に受信チャンネルとして前記特定のチャンネルが記憶されているときには、前記テレビジョンチューナ部の電源を投入するようにしたナビゲーション装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明のナビゲーション装置は、GPS(全地球測位システム)チューナ部と、地図データ信号を出力するナビデータ処理部と、前記地図データ信号を基に映像信号を生成するナビ映像処理部と、GPSに係る映像又はテレビジョンに係る映像から選択された映像を表示する表示手段とを備えるナビゲーション装置において、前記表示手段での表示がテレビジョンからナビゲーションに変更された場合に、その変更の直前まで視聴していたテレビジョンチャンネルが予め定めた特定のチャンネルである場合には、前記テレビジョンチューナ部で受信するチャンネルを前記特定のチャンネル以外のチャンネルへ変更するか、或いは、前記テレビジョンチューナ部の電源をOFFにすることにより、テレビジョンチューナの局部発振器から出力される局部発振信号の高調波が前記GPSチューナに与える妨害波の影響をなくすようにしたものである。
【0013】
また、前記表示手段での表示がナビゲーションからテレビジョンへ変更された場合には次のように制御する。すなわち、前回表示がテレビジョンからナビゲーションに切り換えられた時に、その直前に前記特定のテレビジョンチャンネルを視聴していたならば、前記テレビジョンチューナ部で受信するチャンネルを前記特定のチャンネルに戻すか、或いは、前記テレビジョンチューナ部の電源をONにして、前回テレビジョンを視聴していた状態に自動的に戻すようにする。
【0014】
以下、本発明ナビゲーション装置の実施の形態について図と共に説明する。
図1は本発明ナビゲーション装置の第1実施例を示すブロック図である。図1に示すナビゲーション装置10と図5に示すナビゲーション装置50とで、同一のブロックには同一の符号を付し、その説明を省略する。
図1のナビゲーション装置10と図5のナビゲーション装置50との主たる違いは、図1の装置では、制御部30がナビゲーション装置を総合的に制御し、制御部30は少なくともMPU31と、受信チャンネル記憶手段32と、チャンネル比較手段33と、受信チャンネル変更手段34とを有する点である。通常、前記受信チャンネル記憶手段32、チャンネル比較手段33、受信チャンネル変更手段34はMPU31と制御部30が内蔵するメモリとで構成される。
【0015】
MPU31には操作者が操作するための操作パネル23が接続され、表示手段19で表示する映像を操作者は操作パネル23を介して選択し、この選択のための映像切換信号がMPU31から受信チャンネル変更手段34と映像選択手段17とに与えられる。
テレビジョンチューナ部21で受信するチャンネルは、通常は操作パネル23からMPU31を介して操作者により指定され、該指定されたチャンネルの周波数がテレビジョンチューナ部21に与えられるが、これらは周知の事項であるからここでは図示と説明を省略する。
【0016】
一方テレビジョンチューナ部21で受信中のチャンネルとその周波数は、受信チャンネル変更手段34を介してMPU31から受信チャンネル記憶手段32に与えられ、受信チャンネル記憶手段32で記憶される。チャンネル比較手段33は受信チャンネル記憶手段32で記憶された受信チャンネルと予め定めた特定のチャンネル、例えば日本におけるUHF帯の56CHとを比較し、両者が一致するか否かを判別し、その判別結果を受信チャンネル変更手段34に与える。
【0017】
映像選択手段17が選択する信号がテレビジョンからナビゲーションに切り換えられた場合に、テレビジョンチューナ部21で例えばUHF帯の56CHを受信していたときは、受信チャンネル変更手段34はテレビジョンチューナ部21で受信するCHを56CH以外のチャンネルに変更し、変更後の周波数を選局信号としてテレビジョンチューナ部21に与える。この場合、受信チャンネル記憶手段32に記憶された56CHは更新されず、引き続きそのまま記憶される。
【0018】
ナビゲーションの表示が終了して、映像選択手段17が選択する信号がナビゲーションからテレビジョンへ切り換えられた場合には、受信チャンネル記憶手段32に56CHが記憶されているか否かによって、選択する信号がテレビジョンからナビゲーションへ切り換えられたときの直前に56CHが受信されていたか否かを調べる。そして、受信チャンネル記憶手段32に56CHが記憶されていれば、前回56CHが受信されていたと判別し、56CH以外が記憶されていれば、前回56CHが受信されていなかったと判別する。
前回56CHが受信されていた場合には、受信チャンネル変更手段34はテレビジョンチューナ部21で受信するチャンネルをUHF帯の56CHに戻し、その選局信号をテレビジョンチューナ部21に与える。
【0019】
こうしてナビゲーションの映像を表示手段19で表示している間は、テレビジョンチューナ部21での受信チャンネルが56CH以外になっているから、テレビジョンチューナ部21における局部発振周波数は788MHz以外となり、その第2次高調波の周波数は1.576GHz以外の、GPS信号の周波数1.575GHzから離れた周波数となる。したがって、テレビジョンチューナ部21の局部発振信号の高調波によってGPSチューナ部11が妨害を受けることがなくなる。また、操作者は妨害波を回避するための特別の操作をすることなく、ナビゲーションに切り換える前に受信していたテレビジョンの視聴を継続することが出来る。
【0020】
図2は本発明第1実施例に係る受信制御方法を示す図である。ステップS11では表示対象がテレビジョンからナビゲーションへ切り換えられたか否かを判別し、切り換えられた時にステップS13へ進む。ステップS13では受信中のテレビチャンネルを受信チャンネル記憶手段32のメモリから読み出してステップS15へ進み、ステップS15では前記メモリから読み出した受信チャンネルと予め定めた特定のチャンネルとを比較し、受信チャンネルが56CHであるか否かを判別し、肯定であればステップS17へ進み、否定であればステップS19へ進む。ステップS17では、受信チャンネルを56CH以外に変更してステップS19へ進む。この場合、受信チャンネル記憶手段32に記憶されていた更新前のチャンネル(56CH)は更新せずに、そのまま記憶を続ける。
【0021】
ステップS19では表示手段19でナビゲーションの映像を表示しステップS21に進む。ステップS21では、表示対象がナビゲーションからテレビジョンへ切り換えられたかを判別し、切り換えられた場合はステップS23へ進み、切り換えられていない場合はステップS19へ進んでナビゲーション映像の表示を続ける。ステップS23では受信チャンネル記憶手段32のメモリから前回受信していたテレビチャンネルを読み出してステップS25へ進む。
【0022】
ステップS25では前回の受信チャンネルが56であったか否かを判別し、肯定であればステップS27へ進み、否定であればステップS29へ進む。ステップS27では、テレビジョンチューナ部21で受信するチャンネルを56CHに戻してステップS29へ進む。ステップS29では表示手段19で表示する映像をテレビジョンの映像に変更してこのフローを終了する。
【0023】
図3は本発明ナビゲーション装置の第2実施例を示すブロック図である。図3に示すナビゲーション装置20と図1に示すナビゲーション装置10との主たる違いは、図3の装置では、制御部30bが受信チャンネル変更手段34に代えて電源制御手段35が設けられている点である。
図3において、テレビジョンチューナ部21での受信チャンネルとその周波数はMPU31から受信チャンネル記憶手段32に与えられ、受信チャンネル記憶手段32で記憶される。電源制御手段35はチャンネル比較手段33での判別結果と映像選択手段17を制御する映像切換信号とに応じてテレビジョンチューナ部21の電源を制御する。
【0024】
映像選択手段17が選択する信号がテレビジョンからナビゲーションに切り換えられた場合に、テレビジョンチューナ部21でUHF帯の56CHを受信していたときは、電源制御手段35はテレビジョンチューナ部21の電源をOFFに変更するために電源制御信号をテレビジョンチューナ部21に与える。この場合、受信チャンネルの変更処理は行なわず、テレビジョンチューナ部21の電源をOFFした後も記憶手段32に記憶された56CHはそのまま記憶される。
【0025】
なお、ナビゲーションの映像の表示が終了して、映像選択手段17が選択する信号がナビゲーションからテレビジョンへ切り換えられた場合には、受信チャンネル記憶手段32に56CHが記憶されているか否かによって、表示する信号がテレビジョンからナビゲーションへ切り換えられる直前に56CHが受信されていたか否かを調べる。そして、受信チャンネル記憶手段32に56CHが記憶されていれば、前回56CHが受信されていた判別し、56CH以外が記憶されていれば、前回56CHが受信されていなかったと判別する。
前回56CHが受信されていた場合には、電源制御手段35はテレビジョンチューナ部21の電源をONに戻し、56CHを受信してテレビジョンの映像を表示手段19で表示する。
【0026】
図4は本発明第2実施例に係る受信制御方法を示す図である。図4に示すフローチャートと図2に示すフローチャートで、同一の処理には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図4のフローチャートと図2のフローチャートとで異なる主要な点は、図4では、ステップS17に代えてステップS18が設けられ、ステップS27に代えてステップS28が設けられている点である。
【0027】
図4に示すフローチャートにおいて、ステップS18ではテレビジョンチューナ部21の電源をOFFにし、ステップS28では、テレビジョンチューナ部21の電源をONにする。
こうしてナビゲーションの映像を表示手段19で表示している間は、テレビジョンチューナ部21の電源がOFFとなっているから、テレビジョンチューナ部21の局部発振信号の高調波によってGPSチューナ部11が妨害を受けることがなくなる。また、操作者は妨害波を回避するための特別の操作をすることなく、表示をナビゲーション映像に切り換える前に受信していたテレビジョンの視聴を継続することが出来る。
【0028】
なお、本発明は、衛星から送信されるGPS信号の周波数が1.575GHzで、且つテレビジョンチューナ部で受信するUHF帯の放送が日本における56チャンネルである場合に限定されるものではない。すなわち、衛星から送信されるGPS信号の周波数と、放送波の高調波の周波数とが近いチャンネルを受信可能にした装置には、本発明を適用することが出来る。
【0029】
以上詳細に述べた通り、本発明を適用した実施の形態によれば、ナビゲーションの映像を表示手段19で表示している間は、テレビジョンチューナ部21での受信チャンネルが56CH以外のチャンネルになっていて、局部発振信号の第2次高調波の周波数とGPS信号の周波数とが離れたものとなり、テレビジョンチューナ部21の局部発振信号の高調波によってGPSチューナ部11が妨害を受けることがなくなる。
また、ナビゲーションの映像を表示手段19で表示している間は、テレビジョンチューナ部21の電源をOFFにすることにより、テレビジョンチューナ部21の局部発振信号の高調波によってGPSチューナ部11が妨害を受けることがなくなる。
したがって、操作者は妨害波を回避するための特別の操作をすることなく、表示映像をナビゲーション映像に切り換える前に受信していたテレビジョンの視聴を継続することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ナビゲーション装置の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明第1実施例に係る受信制御方法を示す図である。
【図3】本発明ナビゲーション装置の第2実施例を示すブロック図である。
【図4】本発明第2実施例に係る受信制御方法を示す図である。
【図5】従来例ナビゲーション装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 GPSチューナ部
13 ナビゲータ処理部
15 ナビ映像処理部
17 映像選択手段
19 表示手段
21 テレビジョンチューナ部
23 操作パネル
30、30b 制御部30b
31 マイクロプロセッサ(MPU)
32 受信チャンネル記憶手段
33 チャンネル比較手段
34 受信チャンネル設定手段
35 電源制御手段35

Claims (2)

  1. GPS(全地球測位システム)信号を受信して現在地を表す座標データ信号を出力するGPS(全地球測位システム)チューナ部と、前記座標データ信号に基づいて記憶媒体から読み出した地図データ信号を出力するナビデータ処理部と、前記地図データ信号を基に映像信号を生成するナビ映像処理部と、テレビジョン放送信号を受信して該受信信号を基にテレビジョン映像信号を出力するテレビジョンチューナ部と、前記ナビ映像処理部と前記テレビジョンチューナ部とのいずれか一方の出力信号を選択して表示手段に与える映像選択手段とを備えるナビゲーション装置において、
    前記テレビジョンチューナ部の受信チャンネルを記憶する受信チャンネル記憶手段と、前記受信チャンネルが予め定めた特定のチャンネルであるか否かを判別するチャンネル比較手段とを更に備え、
    前記映像選択手段が、選択する信号を前記テレビジョンチューナ部の出力信号から前記ナビ映像処理部の出力信号へ切り換えた場合に、前記テレビジョンチューナ部の受信チャンネルが前記特定のチャンネルである場合には、前記テレビジョンチューナ部で受信するチャンネルを前記特定のチャンネル以外のチャンネルへ変更し、
    このチャンネル変更としての前記特定のチャンネルからそれ以外のチャンネルへのチャンネル変更に対しては、前記受信チャンネル記憶手段は、該チャンネル変更の後も該チャンネル変更前の受信チャンネルである前記特定のチャンネルを受信チャンネルとして記憶し、
    前記映像選択手段が、選択する信号を前記ナビ映像処理部の出力信号から前記テレビジョンチューナ部の出力信号へ切り換えた場合に、受信チャンネル記憶手段に記憶されている受信チャンネルが前記特定のチャンネルであるときには、前記テレビジョンチューナ部で受信するチャンネルを前記特定のチャンネルへ戻すことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. GPS(全地球測位システム)信号を受信して現在地を表す座標データ信号を出力するGPS(全地球測位システム)チューナ部と、前記座標データ信号に基づいて記憶媒体から読み出した地図データ信号を出力するナビデータ処理部と、前記地図データ信号を基に映像信号を生成するナビ映像処理部と、テレビジョン放送信号を受信して該受信信号を基にテレビジョン映像信号を出力するテレビジョンチューナ部と、前記ナビ映像処理部と前記テレビジョンチューナ部とのいずれか一方の出力信号を選択して表示手段に与える映像選択手段とを備えるナビゲーション装置において、
    前記テレビジョンチューナ部の受信チャンネルを記憶する受信チャンネル記憶手段と、前記受信チャンネルが予め定めた特定のチャンネルであるか否かを判別するチャンネル比較手段とを更に備え、
    前記映像選択手段が、選択する信号を前記テレビジョンチューナ部の出力信号から前記ナビ映像処理部の出力信号へ切り換えた場合に、前記テレビジョンチューナ部の受信チャンネルが前記特定のチャンネルである場合には、前記テレビジョンチューナ部の電源を切断し、
    前記映像選択手段が、選択する信号を前記ナビ映像処理部の出力信号から前記テレビジョンチューナ部の出力信号へ切り換えた場合に、前記受信チャンネル記憶手段に受信チャンネルとして前記特定のチャンネルが記憶されているときには、前記テレビジョンチューナ部の電源を投入することを特徴とするナビゲーション装置。
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