JP2003130654A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JP2003130654A
JP2003130654A JP2001326171A JP2001326171A JP2003130654A JP 2003130654 A JP2003130654 A JP 2003130654A JP 2001326171 A JP2001326171 A JP 2001326171A JP 2001326171 A JP2001326171 A JP 2001326171A JP 2003130654 A JP2003130654 A JP 2003130654A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】テレビジョンチューナを組み込んだナビゲーシ
ョン装置において、テレビジョンチュ−ナの局部発振信
号によってGPSチューナ部が妨害を受けないようにす
る。 【解決手段】テレビジョンチューナ部21の受信チャン
ネルを記憶する受信チャンネル記憶手段32と、前記受
信チャンネルが予め定めた特定のチャンネルであるか否
かを判別するチャンネル比較手段33とを備え、映像選
択手段17が、選択する信号をテレビジョンチューナ部
の出力信号からナビ映像処理部の出力信号へ切り換えた
場合に、前記テレビジョンチューナ部の受信チャンネル
が前記特定のチャンネルである場合には、前記テレビジ
ョンチューナ部で受信するチャンネルを前記特定のチャ
ンネル以外のチャンネルへ変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受信
装置とカーナビゲーション装置とを備える電子装置に関
し、特に両者の相互干渉を防止した装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車載用のナビゲーション装置には、テレ
ビジョンチュ−ナが組み込まれ、ナビゲーション装置の
表示手段を用いてテレビジョン放送を視聴出来るように
なっているものがある。以下、従来のナビゲーション装
置の一例について図5と共に説明する。図5は従来例ナ
ビゲーション装置を示すブロック図である。図5におい
て、図示しないアンテナから入来したGPS(全地球測
位システム)信号はGPSチューナ部11で受信され、
該ナビゲーション装置がある現在の位置を表す座標デー
タ信号をナビゲータ処理部13に出力する。ナビゲータ
処理部13は前記座標データ信号に基づいて図示しない
記憶媒体から読み出した地図データ信号をナビ映像処理
部15に与える。ナビ映像処理部15は前記地図データ
信号を基に映像信号を生成して映像選択手段17に与え
る。映像選択手段17は通常はマイクロプロセッサ(M
PU)31bを用いて構成される。
【0003】一方、テレビジョンチューナ部21では、
図示しないアンテナから入来したテレビジョン放送信号
を高周波増幅器(RF Amp)41で増幅し、混合器
(Mixer)42で局部発振器43から出力される局
部発振信号を用いて中間周波信号(IF信号)を生成し
て中間周波増幅器(IF Amp)44に与える。IF
Amp44で増幅されたIF信号を復調器45で復調
し、得られる映像信号を映像選択手段17に与える。マ
イクロプロセッサ(MPU)31bは受信するテレビチ
ャンネルを指定する選局信号を局部発振器43に与え、
局部発振器はPLLを用いて前記選局信号で指定された
周波数の発振をし、テレビジョンチューナ部21では指
定されたチャンネルを選局することができる。RF A
mp41の入力端子には、約90MHzから220MH
zまでのVHF帯のテレビジョン信号が図示しない外部
アンテナから与えられるか、或いは、約470MHzか
ら770MHzまでのUHF帯のテレビジョン信号が図
示しない外部アンテナから与えられる。
【0004】映像選択手段17はナビ映像処理部15の
出力又は復調器45の出力をMPU31bから送出され
る映像切換信号に応じて選択し、選択した映像信号を表
示手段19に与える。表示手段19は例えば液晶表示装
置であり、映像選択手段17で選択された映像信号を表
示する。操作パネル23は操作者がナビゲーション装置
50を操作するための操作パネルであり、操作パネル2
3で操作されたキーに応じた信号がMPU31bに入力
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来例のテレ
ビジョンチューナ部21を自動車用ナビゲーション装置
に組み込んだ場合、テレビジョンチューナ部21の局発
振器43が出力する局部発振信号の高調波がGPSチュ
ーナ部11に混入して、ナビゲ−ション装置50が正常
に動作しなくなるという問題が発生する。この問題はテ
レビジョンチューナ部21で日本におけるUHF帯の5
6CHを受信した場合に特に発生する。具体的には、G
PSチューナ部11は、衛星から送信された1.575
GHzのGPS信号を受信して現在位置を示す座標デー
タを出力するのであるが、テレビジョンチューナ部21
が日本におけるUHF帯の56チャンネルを受信してい
る場合には、局部発振器43の発振周波数は788MH
zである。
【0006】そして、局部発振器43から出力される局
部発振信号の第2次高調波(1.576GHz)は、G
PSチューナ部11に混入する。前記局部発振信号の第
2次高調波は、その周波数がGPS信号の周波数1.5
75GHzに近いために、GPSチューナ部11に混入
すると、GPS受信性能に悪影響を与え、ナビゲーショ
ン装置は正常な動作を行なえなくなる。本発明は前記問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、テレビ
ジョンチューナを組み込んだナビゲーション装置におい
て、テレビジョンチュ−ナの局部発振信号によってGP
Sチューナ部が妨害を受けないようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために次のような構成でなされたものである。第1
の発明は、GPS(全地球測位システム)信号を受信し
て現在地を表す座標データ信号を出力するGPS(全地
球測位システム)チューナ部と、前記座標データ信号に
基づいて記憶媒体から読み出した地図データ信号を出力
するナビデータ処理部と、前記地図データ信号を基に映
像信号を生成するナビ映像処理部と、テレビジョン放送
信号を受信して該受信信号を基にテレビジョン映像信号
を出力するテレビジョンチューナ部と、前記ナビ映像処
理部と前記テレビジョンチューナ部とのいずれか一方の
出力信号を選択して表示手段に与える映像選択手段とを
備えるナビゲーション装置において、前記テレビジョン
チューナ部の受信チャンネルを記憶する受信チャンネル
記憶手段と、前記受信チャンネルが予め定めた特定のチ
ャンネルであるか否かを判別するチャンネル比較手段と
を更に備え、前記映像選択手段が、選択する信号を前記
テレビジョンチューナ部の出力信号から前記ナビ映像処
理部の出力信号へ切り換えた場合に、前記テレビジョン
チューナ部の受信チャンネルが前記特定のチャンネルで
ある場合には、前記テレビジョンチューナ部で受信する
チャンネルを前記特定のチャンネル以外のチャンネルへ
変更するようにしたナビゲーション装置である。
【0008】第2の発明は、第1の発明のナビゲーショ
ン装置において、前記受信チャンネル記憶手段は、受信
するチャンネルが前記特定のチャンネル以外のチャンネ
ルへ変更された後も前記変更前の受信チャンネルを記憶
するようにしたナビゲーション装置である。
【0009】第3の発明は、第2の発明のナビゲーショ
ン装置において、前記映像選択手段が、選択する信号を
前記ナビ映像処理部の出力信号から前記テレビジョンチ
ューナ部の出力信号へ切り換えた場合に、受信チャンネ
ル記憶手段に記憶されている受信チャンネルが前記特定
のチャンネルであるときには、前記テレビジョンチュー
ナ部で受信するチャンネルを前記特定のチャンネルへ戻
すようにしたナビゲーション装置である。
【0010】第4の発明は、GPS(全地球測位システ
ム)信号を受信して現在地を表す座標データ信号を出力
するGPS(全地球測位システム)チューナ部と、前記
座標データ信号に基づいて記憶媒体から読み出した地図
データ信号を出力するナビデータ処理部と、前記地図デ
ータ信号を基に映像信号を生成するナビ映像処理部と、
テレビジョン放送信号を受信して該受信信号を基にテレ
ビジョン映像信号を出力するテレビジョンチューナ部
と、前記ナビ映像処理部と前記テレビジョンチューナ部
とのいずれか一方の出力信号を選択して表示手段に与え
る映像選択手段とを備えるナビゲーション装置におい
て、前記テレビジョンチューナ部の受信チャンネルを記
憶する受信チャンネル記憶手段と、前記受信チャンネル
が予め定めた特定のチャンネルであるか否かを判別する
チャンネル比較手段とを更に備え、前記映像選択手段
が、選択する信号を前記テレビジョンチューナ部の出力
信号から前記ナビ映像処理部の出力信号へ切り換えた場
合に、前記テレビジョンチューナ部の受信チャンネルが
前記特定のチャンネルである場合には、前記テレビジョ
ンチューナ部の電源を切断するようにしたナビゲーショ
ン装置である。
【0011】第5の発明は、第4の発明のナビゲーショ
ン装置において、前記映像選択手段が、選択する信号を
前記ナビ映像処理部の出力信号から前記テレビジョンチ
ューナ部の出力信号へ切り換えた場合に、前記受信チャ
ンネル記憶手段に受信チャンネルとして前記特定のチャ
ンネルが記憶されているときには、前記テレビジョンチ
ューナ部の電源を投入するようにしたナビゲーション装
置である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のナビゲーション装置は、
GPS(全地球測位システム)チューナ部と、地図デー
タ信号を出力するナビデータ処理部と、前記地図データ
信号を基に映像信号を生成するナビ映像処理部と、GP
Sに係る映像又はテレビジョンに係る映像から選択され
た映像を表示する表示手段とを備えるナビゲーション装
置において、前記表示手段での表示がテレビジョンから
ナビゲーションに変更された場合に、その変更の直前ま
で視聴していたテレビジョンチャンネルが予め定めた特
定のチャンネルである場合には、前記テレビジョンチュ
ーナ部で受信するチャンネルを前記特定のチャンネル以
外のチャンネルへ変更するか、或いは、前記テレビジョ
ンチューナ部の電源をOFFにすることにより、テレビ
ジョンチューナの局部発振器から出力される局部発振信
号の高調波が前記GPSチューナに与える妨害波の影響
をなくすようにしたものである。
【0013】また、前記表示手段での表示がナビゲーシ
ョンからテレビジョンへ変更された場合には次のように
制御する。すなわち、前回表示がテレビジョンからナビ
ゲーションに切り換えられた時に、その直前に前記特定
のテレビジョンチャンネルを視聴していたならば、前記
テレビジョンチューナ部で受信するチャンネルを前記特
定のチャンネルに戻すか、或いは、前記テレビジョンチ
ューナ部の電源をONにして、前回テレビジョンを視聴
していた状態に自動的に戻すようにする。
【0014】以下、本発明ナビゲーション装置の実施の
形態について図と共に説明する。図1は本発明ナビゲー
ション装置の第1実施例を示すブロック図である。図1
に示すナビゲーション装置10と図5に示すナビゲーシ
ョン装置50とで、同一のブロックには同一の符号を付
し、その説明を省略する。図1のナビゲーション装置1
0と図5のナビゲーション装置50との主たる違いは、
図1の装置では、制御部30がナビゲーション装置を総
合的に制御し、制御部30は少なくともMPU31と、
受信チャンネル記憶手段32と、チャンネル比較手段3
3と、受信チャンネル変更手段34とを有する点であ
る。通常、前記受信チャンネル記憶手段32、チャンネ
ル比較手段33、受信チャンネル変更手段34はMPU
31と制御部30が内蔵するメモリとで構成される。
【0015】MPU31には操作者が操作するための操
作パネル23が接続され、表示手段19で表示する映像
を操作者は操作パネル23を介して選択し、この選択の
ための映像切換信号がMPU31から受信チャンネル変
更手段34と映像選択手段17とに与えられる。テレビ
ジョンチューナ部21で受信するチャンネルは、通常は
操作パネル23からMPU31を介して操作者により指
定され、該指定されたチャンネルの周波数がテレビジョ
ンチューナ部21に与えられるが、これらは周知の事項
であるからここでは図示と説明を省略する。
【0016】一方テレビジョンチューナ部21で受信中
のチャンネルとその周波数は、受信チャンネル変更手段
34を介してMPU31から受信チャンネル記憶手段3
2に与えられ、受信チャンネル記憶手段32で記憶され
る。チャンネル比較手段33は受信チャンネル記憶手段
32で記憶された受信チャンネルと予め定めた特定のチ
ャンネル、例えば日本におけるUHF帯の56CHとを
比較し、両者が一致するか否かを判別し、その判別結果
を受信チャンネル変更手段34に与える。
【0017】映像選択手段17が選択する信号がテレビ
ジョンからナビゲーションに切り換えられた場合に、テ
レビジョンチューナ部21で例えばUHF帯の56CH
を受信していたときは、受信チャンネル変更手段34は
テレビジョンチューナ部21で受信するCHを56CH
以外のチャンネルに変更し、変更後の周波数を選局信号
としてテレビジョンチューナ部21に与える。この場
合、受信チャンネル記憶手段32に記憶された56CH
は更新されず、引き続きそのまま記憶される。
【0018】ナビゲーションの表示が終了して、映像選
択手段17が選択する信号がナビゲーションからテレビ
ジョンへ切り換えられた場合には、受信チャンネル記憶
手段32に56CHが記憶されているか否かによって、
選択する信号がテレビジョンからナビゲーションへ切り
換えられたときの直前に56CHが受信されていたか否
かを調べる。そして、受信チャンネル記憶手段32に5
6CHが記憶されていれば、前回56CHが受信されて
いたと判別し、56CH以外が記憶されていれば、前回
56CHが受信されていなかったと判別する。前回56
CHが受信されていた場合には、受信チャンネル変更手
段34はテレビジョンチューナ部21で受信するチャン
ネルをUHF帯の56CHに戻し、その選局信号をテレ
ビジョンチューナ部21に与える。
【0019】こうしてナビゲーションの映像を表示手段
19で表示している間は、テレビジョンチューナ部21
での受信チャンネルが56CH以外になっているから、
テレビジョンチューナ部21における局部発振周波数は
788MHz以外となり、その第2次高調波の周波数は
1.576GHz以外の、GPS信号の周波数1.57
5GHzから離れた周波数となる。したがって、テレビ
ジョンチューナ部21の局部発振信号の高調波によって
GPSチューナ部11が妨害を受けることがなくなる。
また、操作者は妨害波を回避するための特別の操作をす
ることなく、ナビゲーションに切り換える前に受信して
いたテレビジョンの視聴を継続することが出来る。
【0020】図2は本発明第1実施例に係る受信制御方
法を示す図である。ステップS11では表示対象がテレ
ビジョンからナビゲーションへ切り換えられたか否かを
判別し、切り換えられた時にステップS13へ進む。ス
テップS13では受信中のテレビチャンネルを受信チャ
ンネル記憶手段32のメモリから読み出してステップS
15へ進み、ステップS15では前記メモリから読み出
した受信チャンネルと予め定めた特定のチャンネルとを
比較し、受信チャンネルが56CHであるか否かを判別
し、肯定であればステップS17へ進み、否定であれば
ステップS19へ進む。ステップS17では、受信チャ
ンネルを56CH以外に変更してステップS19へ進
む。この場合、受信チャンネル記憶手段32に記憶され
ていた更新前のチャンネル(56CH)は更新せずに、
そのまま記憶を続ける。
【0021】ステップS19では表示手段19でナビゲ
ーションの映像を表示しステップS21に進む。ステッ
プS21では、表示対象がナビゲーションからテレビジ
ョンへ切り換えられたかを判別し、切り換えられた場合
はステップS23へ進み、切り換えられていない場合は
ステップS19へ進んでナビゲーション映像の表示を続
ける。ステップS23では受信チャンネル記憶手段32
のメモリから前回受信していたテレビチャンネルを読み
出してステップS25へ進む。
【0022】ステップS25では前回の受信チャンネル
が56であったか否かを判別し、肯定であればステップ
S27へ進み、否定であればステップS29へ進む。ス
テップS27では、テレビジョンチューナ部21で受信
するチャンネルを56CHに戻してステップS29へ進
む。ステップS29では表示手段19で表示する映像を
テレビジョンの映像に変更してこのフローを終了する。
【0023】図3は本発明ナビゲーション装置の第2実
施例を示すブロック図である。図3に示すナビゲーショ
ン装置20と図1に示すナビゲーション装置10との主
たる違いは、図3の装置では、制御部30bが受信チャ
ンネル変更手段34に代えて電源制御手段35が設けら
れている点である。図3において、テレビジョンチュー
ナ部21での受信チャンネルとその周波数はMPU31
から受信チャンネル記憶手段32に与えられ、受信チャ
ンネル記憶手段32で記憶される。電源制御手段35は
チャンネル比較手段33での判別結果と映像選択手段1
7を制御する映像切換信号とに応じてテレビジョンチュ
ーナ部21の電源を制御する。
【0024】映像選択手段17が選択する信号がテレビ
ジョンからナビゲーションに切り換えられた場合に、テ
レビジョンチューナ部21でUHF帯の56CHを受信
していたときは、電源制御手段35はテレビジョンチュ
ーナ部21の電源をOFFに変更するために電源制御信
号をテレビジョンチューナ部21に与える。この場合、
受信チャンネルの変更処理は行なわず、テレビジョンチ
ューナ部21の電源をOFFした後も記憶手段32に記
憶された56CHはそのまま記憶される。
【0025】なお、ナビゲーションの映像の表示が終了
して、映像選択手段17が選択する信号がナビゲーショ
ンからテレビジョンへ切り換えられた場合には、受信チ
ャンネル記憶手段32に56CHが記憶されているか否
かによって、表示する信号がテレビジョンからナビゲー
ションへ切り換えられる直前に56CHが受信されてい
たか否かを調べる。そして、受信チャンネル記憶手段3
2に56CHが記憶されていれば、前回56CHが受信
されていた判別し、56CH以外が記憶されていれば、
前回56CHが受信されていなかったと判別する。前回
56CHが受信されていた場合には、電源制御手段35
はテレビジョンチューナ部21の電源をONに戻し、5
6CHを受信してテレビジョンの映像を表示手段19で
表示する。
【0026】図4は本発明第2実施例に係る受信制御方
法を示す図である。図4に示すフローチャートと図2に
示すフローチャートで、同一の処理には同一の符号を付
して、その説明を省略する。図4のフローチャートと図
2のフローチャートとで異なる主要な点は、図4では、
ステップS17に代えてステップS18が設けられ、ス
テップS27に代えてステップS28が設けられている
点である。
【0027】図4に示すフローチャートにおいて、ステ
ップS18ではテレビジョンチューナ部21の電源をO
FFにし、ステップS28では、テレビジョンチューナ
部21の電源をONにする。こうしてナビゲーションの
映像を表示手段19で表示している間は、テレビジョン
チューナ部21の電源がOFFとなっているから、テレ
ビジョンチューナ部21の局部発振信号の高調波によっ
てGPSチューナ部11が妨害を受けることがなくな
る。また、操作者は妨害波を回避するための特別の操作
をすることなく、表示をナビゲーション映像に切り換え
る前に受信していたテレビジョンの視聴を継続すること
が出来る。
【0028】なお、本発明は、衛星から送信されるGP
S信号の周波数が1.575GHzで、且つテレビジョ
ンチューナ部で受信するUHF帯の放送が日本における
56チャンネルである場合に限定されるものではない。
すなわち、衛星から送信されるGPS信号の周波数と、
放送波の高調波の周波数とが近いチャンネルを受信可能
にした装置には、本発明を適用することが出来る。
【0029】以上詳細に述べた通り、本発明を適用した
実施の形態によれば、ナビゲーションの映像を表示手段
19で表示している間は、テレビジョンチューナ部21
での受信チャンネルが56CH以外のチャンネルになっ
ていて、局部発振信号の第2次高調波の周波数とGPS
信号の周波数とが離れたものとなり、テレビジョンチュ
ーナ部21の局部発振信号の高調波によってGPSチュ
ーナ部11が妨害を受けることがなくなる。また、ナビ
ゲーションの映像を表示手段19で表示している間は、
テレビジョンチューナ部21の電源をOFFにすること
により、テレビジョンチューナ部21の局部発振信号の
高調波によってGPSチューナ部11が妨害を受けるこ
とがなくなる。したがって、操作者は妨害波を回避する
ための特別の操作をすることなく、表示映像をナビゲー
ション映像に切り換える前に受信していたテレビジョン
の視聴を継続することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ナビゲーション装置の第1実施例を示す
ブロック図である。
【図2】本発明第1実施例に係る受信制御方法を示す図
である。
【図3】本発明ナビゲーション装置の第2実施例を示す
ブロック図である。
【図4】本発明第2実施例に係る受信制御方法を示す図
である。
【図5】従来例ナビゲーション装置を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
11 GPSチューナ部 13 ナビゲータ処理部 15 ナビ映像処理部 17 映像選択手段 19 表示手段 21 テレビジョンチューナ部 23 操作パネル 30、30b 制御部30b 31 マイクロプロセッサ(MPU) 32 受信チャンネル記憶手段 33 チャンネル比較手段 34 受信チャンネル設定手段 35 電源制御手段35
フロントページの続き Fターム(参考) 2F029 AA02 AB07 AC02 AC16 5C025 AA25 5H180 AA01 BB04 FF05 FF27 FF32 5K061 AA10 BB07 BB10 BB12 BB17 CC45 DD00 FF01 FF13 GG09 HH04 JJ07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】GPS(全地球測位システム)信号を受信
    して現在地を表す座標データ信号を出力するGPS(全
    地球測位システム)チューナ部と、前記座標データ信号
    に基づいて記憶媒体から読み出した地図データ信号を出
    力するナビデータ処理部と、前記地図データ信号を基に
    映像信号を生成するナビ映像処理部と、テレビジョン放
    送信号を受信して該受信信号を基にテレビジョン映像信
    号を出力するテレビジョンチューナ部と、前記ナビ映像
    処理部と前記テレビジョンチューナ部とのいずれか一方
    の出力信号を選択して表示手段に与える映像選択手段と
    を備えるナビゲーション装置において、 前記テレビジョンチューナ部の受信チャンネルを記憶す
    る受信チャンネル記憶手段と、前記受信チャンネルが予
    め定めた特定のチャンネルであるか否かを判別するチャ
    ンネル比較手段とを更に備え、 前記映像選択手段が、選択する信号を前記テレビジョン
    チューナ部の出力信号から前記ナビ映像処理部の出力信
    号へ切り換えた場合に、前記テレビジョンチューナ部の
    受信チャンネルが前記特定のチャンネルである場合に
    は、前記テレビジョンチューナ部で受信するチャンネル
    を前記特定のチャンネル以外のチャンネルへ変更するこ
    とを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のナビゲーション装置におい
    て、前記受信チャンネル記憶手段は、受信するチャンネ
    ルが前記特定のチャンネル以外のチャンネルへ変更され
    た後も前記変更前の受信チャンネルを記憶することを特
    徴とするナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のナビゲーション装置におい
    て、前記映像選択手段が、選択する信号を前記ナビ映像
    処理部の出力信号から前記テレビジョンチューナ部の出
    力信号へ切り換えた場合に、受信チャンネル記憶手段に
    記憶されている受信チャンネルが前記特定のチャンネル
    であるときには、前記テレビジョンチューナ部で受信す
    るチャンネルを前記特定のチャンネルへ戻すことを特徴
    とするナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】GPS(全地球測位システム)信号を受信
    して現在地を表す座標データ信号を出力するGPS(全
    地球測位システム)チューナ部と、前記座標データ信号
    に基づいて記憶媒体から読み出した地図データ信号を出
    力するナビデータ処理部と、前記地図データ信号を基に
    映像信号を生成するナビ映像処理部と、テレビジョン放
    送信号を受信して該受信信号を基にテレビジョン映像信
    号を出力するテレビジョンチューナ部と、前記ナビ映像
    処理部と前記テレビジョンチューナ部とのいずれか一方
    の出力信号を選択して表示手段に与える映像選択手段と
    を備えるナビゲーション装置において、 前記テレビジョンチューナ部の受信チャンネルを記憶す
    る受信チャンネル記憶手段と、前記受信チャンネルが予
    め定めた特定のチャンネルであるか否かを判別するチャ
    ンネル比較手段とを更に備え、 前記映像選択手段が、選択する信号を前記テレビジョン
    チューナ部の出力信号から前記ナビ映像処理部の出力信
    号へ切り換えた場合に、前記テレビジョンチューナ部の
    受信チャンネルが前記特定のチャンネルである場合に
    は、前記テレビジョンチューナ部の電源を切断すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載のナビゲーション装置におい
    て、前記映像選択手段が、選択する信号を前記ナビ映像
    処理部の出力信号から前記テレビジョンチューナ部の出
    力信号へ切り換えた場合に、前記受信チャンネル記憶手
    段に受信チャンネルとして前記特定のチャンネルが記憶
    されているときには、前記テレビジョンチューナ部の電
    源を投入することを特徴とするナビゲーション装置。
JP2001326171A 2001-10-24 2001-10-24 ナビゲーション装置 Expired - Lifetime JP3893267B2 (ja)

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